Operated by Ateam Inc.

クレジットカードに保証人は必要ない!作るうえで気になる情報を紹介

最終更新日:

クレジットカード作成やキャッシング利用時は保証人不要!
クレジットカードの基礎知識

イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧

お金が絡む取引は「保証人」が必要…というイメージがあるかもしれませんが、

  • クレジットカードを作るとき
  • クレジットカードのキャッシングでお金を借りるとき

は、保証人をたてる必要はありません。

申込者本人が審査に通りさえすれば、クレジットカードもキャッシングも利用可能です。

この記事では、「保証人」がどういう意味をもつのか、成人年齢の引き下げにより18歳・19歳の方や、専業主婦の場合も「保証人」は不要なのか等、クレジットカードを作るうえで気になる情報を紹介します。

気になる内容をタップ

クレジットカードには保証人は必要ありません

結論から先に言えば、クレジットカードを作る際にも、クレジットカードでお金を借りる際にも保証人は必要ありません。

この章では、クレジットカードの申し込みから利用開始までの仕組みや流れを詳しく見ていきましょう。

また、10代の人や主婦の方が申し込む際に必要なものについても解説していきます。

伊藤亮太

伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー

皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。

【専門家の解説】

クレジットカードの作成には、保証人は必要ありません。
必要なのは、安定的な収入、勤続年数など個人の属性です。
そうした審査時にチェックされる部分に特に問題がなければ作成できます。
なお、未成年者の方の場合には、原則として親権者の同意が必要となります。
未成年者でも既に働いている場合などではクレジットカードを持ちたいという意向はあることでしょう。
また、海外留学などでもクレジットカードを持ちたいというケースはあると思います。
その場合には、親権者の同意があれば作成できますので、必要に応じて親権者の同意を得るようにしましょう。

※2022年4月1日より、成人年齢の引き下げに伴い、18歳・19歳の方は親の同意なしでクレジットカードを申し込めるようになりました。

クレジットカードはカード会社の審査によって発行可能

クレジットカードは申し込んだ人の属性を各カード会社が審査して、審査に通った場合に利用することができます。

属性は年齢や性別といった基本情報の他に、以下のような情報のことを言います。

  • 職業
  • 就業形態(正社員、自営業、派遣社員、パート・アルバイトなど)
  • 収入
  • 勤務先の規模(従業員数、上場企業、未上場企業など)
  • 居住年数
  • 居住する家の種類(持ち家、賃貸マンション、賃貸アパートなど)
  • 配偶者の有無
  • 同居している家族の人数

これ以外にもさまざまなものがありますが、代表的なものはこちらになります。

これらの情報を複合的に審査して、クレジットカードを発行するかどうかを判断します。

成人年齢の引き下げで親権者の同意が不要に

2022年4月1日より前は、18歳・19歳の方はクレジットカードを作る場合、保証人ではなく親権者の同意が必須でした。

しかし2022年4月以降は、成人年齢が引き下げられたので、18歳以上は親(保護者)の同意なくクレジットカードの契約ができるようになりました。

ただし、18歳・19歳の方が2022年4月1日より前に親権者の同意なしで契約したものは、民法上「保護者の同意なしに未成年者が契約した場合、その契約を取り消すことができる」で取り消すことができますが、2022年4月1日以降に契約したものは、これに該当しませんので契約した相手の了解が必要となります。

保証人の正しい意味

それでは、保証人とは一体どういった存在なのでしょうか。

保証人は、同意人とは異なり契約者が滞納したり、返済ができないという状況に陥った場合、本人に代わって返済しなければなりません。

クレジットカードには保証人は必要ありませんが、大きな金額を借り入れる際には保証人が必要になる場合がほとんどです。

友だちだから、お世話になったからと安易に保証人になると後々大変なことになってしまう恐れもあります。

もしあなたが保証人を頼まれた場合には、慎重に判断してください。

  • 同意=同意するだけで、返済の義務は生じない
  • 保証=本人に代わって、返済の義務が生じる

似たような言葉ですが、返済の義務で大きく異なるためしっかり認識しておきましょう。

専業主婦の場合、配偶者の年収なども申告する

専業主婦の場合にも、基本的には配偶者の同意なしにクレジットカードを申込むことはできません。

キャッシングの金利が比較的低いとされている銀行系クレジットカードや大手クレジットカード会社の中には、主婦の申し込みは不可とされている場合も少なくありません。

また、主婦の申し込みを受付けているクレジットカードでも、配偶者の同意と配偶者の勤務先、年収、勤続年数などを申告する必要があります。

ここまでで、保証人について整理ができたのではないでしょうか。

次からは、収入がない学生や専業主婦でも作りやすいクレジットカードを紹介していきます。

学生や専業主婦でも作りやすいクレジットカード

この章では、学生や専業主婦でも比較的審査が通りやすいクレジットカードを3つ紹介していきます。

過去にほかのクレジットカードを申し込んで審査に落ちてしまったという人はぜひ参考にしてください。

伊藤亮太

伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー

皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。

【専門家の解説】

また、学生や専業主婦でもクレジットカードは作成可能です。
ある程度のアルバイトやパート収入がある場合や、配偶者の収入をもとに作成ができます。
私も大学生の時にはじめてクレジットカードを作成しましたが、意外にすんなり作成できましたので、つくれる可能性があることは知っておきましょう。

楽天カード

楽天カードは、年会費永年無料で、日本版顧客満足度指数(JCSI)調査では14年連続で顧客満足度調査がNo.1というクレジットカードです。

「主婦でも作れるカード」をウリのひとつにしていて、専業主婦も歓迎しています。

楽天での買い物はもちろん、コンビニやデパート、飲食店、ガソリンスタンドでもポイントが貯まります。

ポイント重視でクレジットカードを選びたい人には、楽天カードは最適なクレジットカードのひとつです。

また楽天トラベルは還元率が4%となり、楽天をよく利用する人には特に向いているカードです。

エポスカード

エポスカードは、年会費無料で最短即日発行即日融資も可能で、主に学生に人気のクレジットカードです。

学生や若い世代に特に人気な、ファッションビルの「マルイ」と提携していることでも知られています。

年に何度かマルイの商品が10%オフになる、エポスカード限定の期間が設定されています。

全国に7,000以上の店舗で優待や割引があるので、持っているだけでもオトクなクレジットカードと言えるでしょう。

なお即日発行してもらいたい場合には、マルイの店頭まで出向く必要があります。

エポスカードはマルイをよく利用する学生や、若い世代に特に向いているクレジットカードと言えるでしょう。

イオンカード

イオンカードは大手スーパーマーケット「イオン」が発行するクレジットカードです。

毎月20日、30日はイオンでの買い物代金5%オフ、イオンでのショッピング200円につき1ポイント貯まるなど、普段イオンでの買い物が多い方はぜひ持っておきたいカードです。

もちろん、年会費は無料です。

特にイオンを毎日利用する、または食料品や日用品の購入はほとんどイオンという主婦の方はとてもポイントが貯まりやすいので、おすすめです。

ここまで、収入がない専業主婦や学生でも審査に通りやすいクレジットカードについて見てきました。

次は、買い物にカードを使うというよりは、カードでお金を借りたいという人向けにカードローンの情報をまとめました。

早速見ていきましょう。

カードローンの場合も保証人はいらない

クレジットカードは、買い物や飲食代などで現金を持たなくとも支払うことができるカードです。

一方カードローンは、現金が必要な際にお金を貸し付けてくれるというカードです。

この章では、カードローンに保証人が必要かどうかを中心に、カードローンとはどういった特徴を持つサービスなのかについて詳しく見ていきます。

カードローンも基本的に保証人なしで借りられる

カードローンもクレジットカードと同様に、基本的には保証人が必要ありません。

カードローン各社のホームページやパンフレットなどを見ても、「保証人必要」というカードローンを見つけるのは非常に難しいです。

ほぼすべてのカードローンで保証人が必要ないと考えておいて問題ないでしょう。

カードローンで保証人が必要なのは非常に稀

ただし、非常に稀ではありますが、保証人が必要なケースもあります。

「保証人なし」では審査に通過できないのは、多くの場合以下のいずれかがその理由になります。

  • 返済能力に不安がある
  • 過去に延滞や遅延などの金融事故を起こしている

上記のような場合にはカードローンの審査自体が通らないことがほとんどですが、保証人を付けるという条件付きで審査が通る場合もあります。

クレジットカードでもキャッシングは可能

この章ではここまで、「カードローンでお金を借りる」ということを中心にお話ししてきましたが、クレジットカードでもお金を借りることができます。

クレジットカードには買い物代や飲食代が支払える「ショッピング枠」のほかに、現金を借りることができる「キャッシング枠」がついています。

キャッシングとは、限度額内であれば自由にお金を借りたり返済したりできるシステムです。

初回の申し込みでのキャッシング枠は各社によってバラつきがありますが、10万円までというところが多いといった印象です。

「10万円では足りない」、あるいは「10万円もあると簡単に借り入れてしまいそうで怖い」といった人は、キャッシング枠の増減もできるので各クレジットカード会社に問い合わせてみてください。

さて、ここまでカードローンでお金を借りる際に保証人は必要なのかということとクレジットカードでの現金の借り入れについて見てきました。

次は、クレジットカードで支払いをすることのメリットについてお話ししていきます。

クレジットカードは保証になるメリットもある

クレジットカードでの支払いには「現金が必要ない」「支払いが分割できる」「実際の支払いを遅らせることができる」「ポイントが貯まる」「保険が付帯される」などといったたくさんのメリットがあります。

ですが、実はそれ以外にもあまり知られていないメリットがあります。

この章では、そういったあまり知られていないクレジットカードを使うことのメリットをお話ししてきます。

家賃支払など、クレジットカードが保証人代わりになる

クレジットカードで家賃支払いをすると、カード会社が保証人になってくれるというサービスがあります。新しいアパートやマンションに引っ越す際、必要となるのが保証人です。

「引っ越したい場所は決まったけれど保証人を頼める人がいない」といった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

オリコカードやエポスカードでは、クレジットカードで月々の家賃支払いをする人を対象に保証人を代行してくれるというサービスを提供しています。

保証人探しが困難な人にとってとてもうれしいサービスです。

ただし保証人代行サービスを利用するには、各カード会社と提携している不動産会社で契約する必要があるため注意が必要です。

ホテルなどでは保証金代わりになる

ホテル代金をクレジットカードで支払うと、クレジットカードが保証金代わりになります。

日本ではあまり馴染みのないホテルの保証金ですが、海外では約90%の宿泊施設で、デポジットと呼ばれる保証金を支払う必要があります。

現金で保証金を支払う場合、宿泊費と同等か、場合によってはそれ以上の現金を支払う必要があるケースがあります。

もちろん部屋の破損や鍵の紛失などなく、きちんと宿泊して精算をした場合には、その差額分は返金されます。しかし、海外で多額の現金を用意して持ち歩くのは大変危険です。

クレジットカードで保証金を支払う場合、まずチェックイン時にクレジットカードを提出して保証金を支払います。

その後チェックアウトの際にもう一度クレジットカードを提出して、保証金をキャンセルして宿泊代金を支払うという流れになります。

保証金の額も現金で支払う場合よりも安い金額です。

ただし、精算の際に保証金がきちんとキャンセルされているかをきちんと確認することは忘れてはいけません。

これを怠ると悪質なホテルなどで二重取りの被害にあう可能性もありますので、注意しましょう。

まとめ

この記事では、クレジットカードを作る際に保証人が必要なのかどうかを知りたい人に向けて、クレジットカードの仕組みから、カードローンにも保証人は必要ないということを詳しくお話ししてきました。

また、審査が通りにくいとされている収入のない学生や専業主婦の方も、比較的審査が通りやすいクレジットカードについても解説してきました。

今やクレジットカードは数え切れないほどの種類が発行され、それぞれに特徴やメリットがあります。

それだけにクレジットカードを申込む際には、自分に一番ピッタリなものを選びたいところです。

この記事を参考に、あなたに最適で後悔のないクレジットカード選びをしてください。

本記事の編集者について

イーデス編集部

イーデス編集部

専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。

クレジットカードの基礎知識の関連記事

  • Facebook
  • x
  • LINE
クレカ診断はコチラ

© 2022 Ateam LifeDesign Inc.