ポイント還元率の高いクレジットカードランキング16選!【2023年版】
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高還元率クレジットカードランキングTOP3
クレジットカードを利用する1番大きいメリットと言えば、ポイントが貯まることですよね。
すでに何枚かクレジットカードを持っている方の中にも、以下のように考えている方が多いのではないでしょうか。
- 自分にとって1番ポイントを貯めやすい・使いやすいクレジットカードを見つけたい
- 今よりもっと高還元率のクレジットカードを知りたい
そこでイーデス編集部では、クレジットカード68枚を5つ評価観点で徹底的に比較・評価しました。
その中でもおすすめの16枚をランキング形式で紹介します。ぜひ、自分にあったクレジットカード選びの参考にしてみてください。
当記事のランキングは「クレジットカードランキングの評価プロセスと根拠」を元に作成しています。
クレジットカード評価の監修
株式会社ポイ探 代表取締役
監修者菊地崇仁
1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。
2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。
約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払っている、まさにクレジットカードの専門家。
一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行っています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。
【主な著書】
新かんたんポイント&カード生活 (自由国民ムック)
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5つのカード評価観点と評価ポイント
本ランキングでは専門家と相談のもと、クレジットカードを選ぶ際に重要な5つの評価観点を設定し、徹底的に評価しました。
詳しく紹介していきます。
①ポイントの使いやすさ
「貯まるポイント・マイルの有効期限の長さ」「交換・チャージをせずにポイント使用可能か」「利用に必要な最低ポイントの少なさ」の3点でポイントの使いやすさを評価しています。
いつの間にか有効期限が切れてしまう、ポイントが使いづらいということがないように、ポイントの使い方が自分に合っているかを事前にチェックしておきましょう。
②基本還元率の高さ
基本還元率(※)の高いカードを高く評価しています。 クレジットカードの還元率は0.5%が標準、それを超えると高還元率と言われています。
カードを利用するシーンに偏りがない人はどこで使ってもポイントが貯まりやすい基本還元率の高いカードを選ぶことをおすすめします。
※一般的に使用されるシーンでのポイント還元率を基本還元率としています。期間限定や特定店舗、条件達成でのポイントアップは加味されていません。
③特定店舗での還元率の高さ
特定店舗でのクレジットカードの還元率(※)が高いカードを高く評価しています。
よく利用する場所で還元率が高いカードを選ぶことで効率的にポイントを貯めることができます。
※コンビニ、ネットショップ、スーパー、ドラックストアでの最大還元率を特定店舗での還元率としています。
④年会費の安さ
年会費が安いカードを高く評価しています。
年会費無料のカードは年会費有料のカードと比較すると特典やサービスの豊富さは劣ります。しかし、年会費無料のカードでも利用できる店舗はもちろん、ポイント還元率やポイントの使いやすさ、セキュリティ機能の面ではほとんど変わりません。
できるだけコストをかけたくない人やクレジットカード初心者は年会費永年無料の中からクレジットカードを選ぶことがおすすめです。
⑤年間ボーナスポイントの有無
年間ボーナスポイント(※)の有無で評価しています。 ポイントが一気に貯まるタイミングになるため、利用額が大きい人やポイントの貯まりやすさ重視の人にとっては年間ボーナスポイントの有無は重要な項目です。 ※年間ボーナスポイントとは年間の利用額に応じて1年にー度もらえるポイントのことです。
高還元率のクレジットカードおすすめランキングTOP16
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 7位 Tカード Prime | 7位 ファミマTカード | 8位 Tカード プラス(SMBCモビット next) | 12位 SAISON CARD Digital | 12位 セゾンカード インターナショナル | 12位 三井住友カード(NL) | 12位 三井住友カード(CL) | 13位 セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 14位 エポスカード | 15位 ライフカード「年会費無料」 | 16位 イオンカード(ミニオンズ) | |
カード | ||||||||||||||||
総合評価 | 4.30点 | 4.25点 | 4.23点 | 4.20点 | 4.17点 | 3.85点 | 3.85点 | 3.83点 | 3.82点 | 3.82点 | 3.82点 | 3.82点 | 3.67点 | 3.64点 | 3.58点 | 3.51点 |
ポイントの使いやすさ | 5.00点 | 4.00点 | 5.00点 | 4.83点 | 4.83点 | 4.83点 | 4.83点 | 4.83点 | 4.90点 | 4.90点 | 4.30点 | 4.30点 | 4.90点 | 4.30点 | 4.10点 | 3.60点 |
基本還元率の高さ | 4.00点 | 4.00点 | 4.00点 | 4.00点 | 4.00点 | 4.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.00点 |
特定店舗での還元率の高さ | 4.00点 | 4.00点 | 3.63点 | 3.75点 | 3.63点 | 4.00点 | 3.25点 | 3.13点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.88点 | 3.88点 | 4.25点 | 3.00点 | 3.00点 | 3.38点 |
年会費の安さ | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 3.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 3.00点 | 5.00点 | 5.00点 | 5.00点 |
年会費 (初年度) | ||||||||||||||||
年会費 (次年度以降) | ||||||||||||||||
ポイント還元率 | ||||||||||||||||
交換・チャージをせずにポイント使用可能か | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
基本還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.2% | 1.0% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
還元率アップ店 | ネットショップ | ネットショップ | なし | なし | なし(日・時間限定でコンビニあり) | ネットショップ | コンビニ | ドラッグストア | なし | なし | コンビニ/ドラッグストア/スーパー | コンビニ/ドラッグストア/スーパー | コンビニ/ドラックストア/スーパー | なし | なし | なし |
※1 Tカード Prime 次年度以降年会費:次年度以降年1回以上利用がない場合は年会費1,375円(税込)
※2 セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 次年度以降年会費:年1回以上利用で翌年度無料。利用のない場合は1,100円(税込)かかります。
※1 三井住友カード(NL)三井住友カード(CL)最大7%ポイント還元:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。ポイント還元率は通常のポイント分を含みます。スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外となります。商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いただく場合があります。 その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。
※1 イオンカード(ミニオンズ)ポイント還元率:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®内の利用でWAON POINTが基本の10倍
1位:PayPayカード 総合点:4.30点
PayPay利用者なら必携!常に還元率1%のカード

年会費(初年度) | |
---|---|
年会費(2年度以降) | |
ポイント還元率 | |
基本還元率 | 1.00% |
交換・チャージをせずに ポイント使用可能か | ◯ |
ポイント有効期限 | 無期限 |
還元率アップ店 | Yahoo!ショッピング |
年間ボーナスポイント | × |
PayPayカードはPayPay残高にチャージできる唯一のカードであることからPayPayユーザーに特にお得なカードです。
また、基本還元率は常に1.0%です。
さらに、Yahoo!ショッピングではポイント還元率が最大5.0%になります。
ポイントの有効期限もなしかつPayPay加盟店では1ポイント1円で利用できるため、ポイントの使いやすさの点での評価も高いカードです。
PayPayカードの特長
- 常にポイント還元率1.0%。「PayPayあと払い」設定で最大1.5%。
- PayPay残高に直接チャージできる唯一のカード
- Yahoo!ショッピング・LOHACO利用でポイント還元率最大5.0%
- 貯まったポイントは全国のPayPay加盟店で利用可能
PayPayカードはいつでもどこでも還元率1%(200円(税込)の利用で2円相当貯まる)です。
さらに「PayPayあと払い」設定+「30回&10万円以上」を前月に利用することで最大1.5%還元になります。
Yahoo!ショッピング・LOHACOの利用では最大5%と還元になります。

PayPayカードの通常還元率:1%
Yahoo!ショッピング・LOHACOでの指定支払い:3%
ストアポイント・LOHACOポイント:1%
の合計で5%です!
PayPayカードの注意点
- 海外旅行保険・ショッピング保険がない
- ヤフーカードを持っている人や持っていた人は新規入会特典が受けられない
PayPayカードには海外旅行保険やショッピング保険がなく、付帯特典が物足りないカードです。
また、ヤフーカードからの切り替えや以前ヤフーカードを利用していた方は新規入会特典が受けられない点も注意です。
PayPayカードについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
ユーザーの口コミ
2位:楽天カード 総合点:4.25点
楽天経済圏生活者は絶対にお得!

年会費(初年度) | |
---|---|
年会費(2年度以降) | |
ポイント還元率 | |
基本還元率 | 1.00% |
交換・チャージをせずに ポイント使用可能か | ◯ |
ポイント有効期限 | 最終にポイント加算した日から11か月後の月末まで(自動延長) |
還元率アップ店 | 楽天市場 |
年間ボーナスポイント | × |
楽天市場カードは楽天経済圏で生活している人にとってはポイントがザクザク貯まるカードです。
ポイントも使いやすく、初めてクレジットカードを作る人にとってもおすすめのカードです。
楽天カードの特長
- 常にポイント還元率1.0%。楽天市場や楽天トラベルの利用で最大5%還元。
- 楽天市場での支払いで常にポイント3%(基本ポイント:1.0%+楽天カード特典:2.0%)
- 楽天スーパーポイントアッププログラムの利用で最大ポイント16倍
- ポイントカードとポイント二重取りが可能
楽天のポイント制度についての詳細はこちらの記事をご覧ください。
楽天カードの注意点
楽天市場でポイントがザクザク貯まる楽天カードですが、2点事前に確認したい注意点があります。
公共料金の支払いで還元率が低い
- 基本還元率は1%だが、公共料金の支払いでは0.2%とかなり還元率が低い(500円につき1ポイント)
Amazonでのポイント還元率が低い(国際ブランドMastercardを選択した場合)
- 0.2%還元とかなり還元率が低い(500円ご利用につき1ポイント)
- Mastercard以外を選べば基本還元率と同様1%還元(100円につき1ポイント)
特に注意したいのが公共料金の支払いで還元率が0.2%と、一般的な還元率(0.5%)より低いことです。
電気・ガス・水道・税金・国民年金保険などの公共料金は毎月かかかるもので支払総額が大きいため、正直に言うと楽天カードで支払うのはもったいないです。
楽天カードは普段使いには優秀なカードなためメインカードとして持ち、公共料金用でも1%還元以上のカードをサブカードとして持つのが良いでしょう。
楽天カードについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
ユーザーの口コミ
3位 P-oneカード 総合点:4.23点
いつでも1%自動キャッシュバック

年会費(初年度) | |
---|---|
年会費(2年度以降) | |
ポイント還元率 | |
基本還元率 | 1.00% |
交換・チャージをせずに ポイント使用可能か | ◯ |
ポイント有効期限 | 無期限 |
還元率アップ店 | なし |
年間ボーナスポイント | ✕ |
P-oneカードは、支払額が自動で1%OFFされる珍しタイプのクレジットカードです。
利用額に応じてポイントが貯まるクレジットカードが主流ですが、こちらのカードは支払額が割引となるため、ポイントの有効期限切れの心配や、ポイント使う手間が省け使いやすさ抜群です。
P-oneカードの特長
- ポイントの管理が不要で使いやすさ抜群
- 公共料金や国民年金といった毎月の固定費も1%OFFの対象
- 多くの支払いで基本還元率が1%と高還元
一般的に、クレジットカードで貯まるポイントは使える場所が限られているため、使うのを面倒に感じたり、いつの間にか有効期限が切れてしまった…ということが起こりえます。
P-oneカードは自動で支払額から1%OFFされるため、ポイントの管理が一切不要。お得に手間なく使いたい人にぴったりのクレジットカードです。
また、公共料金の支払いだとポイント還元率が下がってしまうクレジットカードもある中、P-oneカードは1%還元なのもお得に使える特長です。
P-oneカードについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
P-oneカードの注意点
手間がかからなくお得なP-oneカードですが、事前に知っておくべき注意点が3つあります。
一部1%OFF対象外の支払いがある(一部抜粋)
- ETCカード利用分
- 電子マネーのチャージ(Edyやnanacoなど)
- サンリブ・マルショク(九州のスーパー)での利用
特定店舗・サービスでの還元率UPがない
- クレジットカードによっては特定店舗の利用で2~5%等に還元率UPすることがある
- 基本還元率が1%と高いため、クレジットカードの利用店舗に偏りが少ない方におすすめ
付帯保険が最低限のみ
- 海外旅行保険やショッピング保険が付帯していない
ETCカードをよく使う方は、別のクレジットカードのETCカードを発行することをおすすめします。
電子マネーのチャージに関しては、他のクレジットカードもポイント対象外のことが多いです。
海外旅行保険に関しては予定のない方、別で保険付帯のクレジットカードを持っている方、旅行会社で海外旅行保険を申し込む方など、特段デメリットにならない方も多いためそこまで気にする必要はありません。
4位 リクルートカード 総合点:4.20点
圧倒的基本還元率の高さ!
どこで使っても1.2%

年会費(初年度) | |
---|---|
年会費(2年度以降) | |
ポイント還元率 | |
基本還元率 | 1.20% |
交換・チャージをせずに ポイント使用可能か | ◯ |
ポイント有効期限 | 最終のポイント加算日から12ヵ月後の月末まで |
還元率アップ店 | なし |
年間ボーナスポイント | ✕ |
リクルートカードはどこで使っても1.2%ポイントが貯まる圧倒的に還元率の高いクレジットカードです。
カード利用で貯まるリクルートポイントは、交換・チャージ不要で特定のサービスで使うことができます。
さらにPontaポイントやdポイントに交換するとコンビニや飲食店など使えるお店の幅がぐんと広がるため、使いやすいポイントと言えます。
ポイントの有効期限も、新たにポイントが加算されれば1年の延長となるため、実質無期限。慌ててポイントを使い必要がありません。
リクルートカードの特長
どこで使っても1.2%!カードの使い分けをしなくてもお得感を感じられる
ポイントの汎用性が高く使いやすい
公共料金でも1.2%貯まる
特定のお店での還元率UPはありませんが、基本還元率が他になかなか見ない1.2%と高還元率のため、いつでもどこでもお得感を感じられます。
公共料金の支払も同様で、電気やガス、水道の支払いに設定すれば毎月自動で1.2%ポイントが貯まります。1%以上の高還元率カードの中で、公共料金は還元率が落ちてしまうカードもある中、1.2%は嬉しい特長です。
カードの使い分けや管理が面倒な方はメインカードはリクルートカード1枚としても問題ないでしょう。
ポイントの交換が不要で使えるサービスは以下です。普段使うサービスがあれば交換の手間なしで利用できます。
ポイント交換せずに使えるサービス
- ホテル予約サイト「じゃらん」
- ショッピング「ポンパレモール」
- 美容「ホットペッパービューティー」
- グルメ「ホットペッパーグルメ」
- ゴルフ「じゃらんゴルフ」
- 有機野菜宅配「Oisix」
コンビニや飲食店など、使えるお店が多いPontaポイントとdポイントに簡単に交換ができるため、上記サービスをあまり使わない方はポイント交換することで使う幅が広がります。
リクルートカードについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
リクルートカードの注意点
どこでも1.2%高還元のリクルートカードですが、事前に確認すべき注意点が2つあります。
ポイント交換せずに使いたい方は普段自分が使えるサービスかを確認
特定店舗・サービスでの還元率UPがない
- リクルート系のサービスでリクルートカードを使ってもポイント還元率UPはない
せっかく高還元率でポイントが貯まっても、ポイントを使えなければ意味がありません。ポイント交換の手間なくクレジットカードを使いたい場合は、普段から使えるサービスか事前に確認しましょう。
簡単にPontaポイントやdポイントに交換もできるため、交換の手間が気にならなければ使えるお店の幅は大きく広がります。
特定店舗で還元率UPはないですが、基本還元率が1.2%とかなり高還元なためポイントは貯まりやすいです。特にこのお店を使うと決まっている方は、そのお店で還元率UPするクレジットカードをサブカードとして持つ選択肢もあります。
ユーザーの口コミ
5位:ローソンPontaプラス 総合点:4.17点
ローソン利用でポイント最大6倍!

年会費(初年度) | |
---|---|
年会費(2年度以降) | |
ポイント還元率 | |
基本還元率 | 1.00% |
交換・チャージをせずに ポイント使用可能か | ◯ |
ポイント有効期限 | 最後にポイント加算・利用した日から1年間(自動延長) |
還元率アップ店 | ローソン(日にち・時間帯限定) |
年間ボーナスポイント | × |
ローソンPontaプラスは年会費永年無料で、基本還元率が1%のカードです。基本還元率も高いカードですが、ローソンで利用するとさらに高いポイントを得ることができます。
また、Pontaポイントが貯まるため、Pontaポイントが使えるお店ではポイント交換なしでポイントが利用できます。
Pontaポイントを使えるサービスやお店の例
- ローソン
- じゃらん
- au
- ホットペッパービューティー/グルメ
ローソンPontaプラスの特長
- ローソンでのポイント還元率が高い
- ローソンウチカフェスイーツが10%オフ
ローソンPontaプラスの一番の特長はローソンで還元率が高いことです。ポイント還元率は日や時間によって違います。
0:00~15:59 | 16:00~23:59 | |
いつでも | 1%(2ポイント) | 2%(4ポイント) |
毎月10日・20日 | 2%(4ポイント) | 4%(8ポイント) |
毎月10日・20日 かつ ローソンアプリでエントリー | 3%(6ポイント) | 6%(12ポイント) |
最大ポイント還元率の6%を得るためにはローソンアプリでエントリーすることが必要です。
また、人気のロールケーキをはじめとするウチカフェスイーツが10%オフになるため、ローソンヘビーユーザーには持っておいて損のないカードです。
ローソンPontaプラスの注意点
- ウチカフェスイーツ10%オフの上限は1,000Pontaポイント/月まで
- 電子マネーチャージでポイントが付かない
- 国際ブランドがマスターカードのみ
ウチカフェスイーツの上限還元ポイントは月に1,000ポイントです。最大ポイント還元率時(6%)に利用したとしたら6,250円/月までポイントが還元される計算になります。
さらに注意していただきたいのが、「モバイルSuica」「楽天Edy」「auPAY残高チャージ」といった電子マネーへのチャージでポイントが付かない点です。
また、「PASMO」や「WAON」とは紐づけもできません。
最後に国際ブランドがマスターカードしか選べない点も、国際ブランドにこだわりがある人にとっては懸念点となります。
ポイント還元率の高いお得なカードを選ぶための4つのチェック項目
そもそもポイント還元率とは、「クレジットカードの利用金額に対して得たポイントをお金(キャッシュバックや金券など)にすると何円相当か」という比率を表したものです。
この、ポイント還元率の高いカードを選ぶために意識したいのが以下の3つの点になります。
また、クレジットカードを本当にお得に使うためには、以下も意識すべき要素の一つです。
ポイントの使いやすいクレジットカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
高還元率と呼ばれるカードはポイント還元率1%以上!
一般的にポイント還元率が高いか低いかは以下の基準でレベル分けすることが出来ます。
ポイント還元率 | レベル |
---|---|
0.5% | 普通 |
0.75% | やや高め |
1.0% | 高め |
1.2%~1.5% | かなり高め |
特定の条件下での還元率の上下を含まない「標準還元率」が1.0%以上であれば、高還元率カードといえるでしょう。
日常的に利用する特定店舗で還元率の上がるカードは更にお得!
クレジットカードには、特定のお店やサービスで標準還元率より更に高いポイント還元を受けることが出来るものがたくさんあります。
したがって、自分の利用しない店舗でのみ還元率が高いカードを選んでしまうと、他のカードを選ぶより損をする可能性があるのです。

上の例でいくと、Aさんは楽天系のサービスで還元率が高い楽天カードよりも、Amazonで還元率がアップするJCB CARD Wを作ったほうが、たくさんポイントを貯められそうですよね。
現在、以下のお得なキャンペーンを実施中です。ぜひこの機会に活用してみてください。
先程ご紹介した標準還元率に加えて、「どこで使うとお得なカードなのか?」は確認するようにしましょう。

菊地崇仁/ クレジットカード専門家
約100枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
クレジットカードを選ぶ上で重要なのが還元率です。
還元率とは使った金額に対するリターンのことで、例えば200円につき1ポイント獲得でき、1ポイント=1円として利用できる場合は還元率0.5%です。
1000円につき1ポイント付与で、1ポイント=5円として利用できる場合も同じく還元率0.5%となります。
後者の方が貯まるポイント自体は少ないですが、実際の価値を考えなければ比較できないので注意してください。また、還元率で重要なのが、特定の店舗のみ高い事が強調されている場合です。
例えば「タカシマヤカード」は高島屋での買い物では8%(対象外商品もある)還元ですが、高島屋以外では一般カードで0.5%還元、ゴールドカードで1%です。
クレジットカードは、様々な店舗で利用することが多く、特定の店舗だけが高くても、トータルで見ると、どこで使っても還元率が高いカードを使い続けた方がお得になるケースもあります。
特定店舗での還元率だけでなく、一般的な加盟店での還元率を確認し、それぞれのカードを比較するようにしましょう。
最低ポイント付与額は100円以下が貯めやすい
クレジットカードでポイントを貯める際に、意外と重要な項目が以下になります。
- 最低いくらでポイントが付与されるのか
例えば、
- 1000円につき10円分のポイント付与のカード
- 100円につき1円分のポイント付与のカード
があったとします。
例えば「1,500円」の買い物をしたとして、①のカードでは「10円分」のポイント、②のカードでは「15円分」のポイントが貯まります。
たった5円分といえど、回数を重ねれば大きな違いになりますよね。
ポイントを上手に貯めたい方は、最低ポイント付与額は100円以下のカードを選ぶことをおすすめします。
ポイントが活用出来てこそお得な高還元率クレジットカード!
せっかく高還元率のクレジットカードを作ってたくさんポイントを貯めたとしても、そのポイントが使い辛くては意味がありませんよね。
そこで、本当にお得なカードを作りたい方はそのカードで貯めたポイントが、どこで何に使えるのかまで注目すると良いでしょう。
おすすめは、
- ポイントをカード利用額に充当(キャッシュバック)できるクレジットカード
- 1ポイント=1円として買い物に利用できるクレジットカード
など、誰にでも活用できる方法で還元されるクレジットカードです。
ポイントの使い方に関しては、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
こちらでは還元率の高いカードの選び方について解説してきました。
次に、高還元率カードの注意点について説明します。
高還元率カードを利用する際の4つの注意点

高還元率のカードを作るときは、年会費や交換レート、交換できる商品やサービスについて確認しておくことが大切です。
年会費無料の場合、条件なしで無料になるカードと、〇円以上の利用で無料になるといった条件付きのカードがあります。そうした利用規定をチェックしておきましょう。
また、還元率や交換レートが期間限定のものではないか、交換できる商品やサービスが自分の暮らしになじみのあるものかどうかも重要です。
面倒でも加入前にチェックしておけば、後から不満を感じることもありません。
年会費を無料でおさえるための条件をチェック
高還元率のカードを狙ったものの、年会費が高くて十分なメリットが受けられないようでは意味がありません。
クレジットカードによっては、利用金額にかかわらず年会費が無料になるものもあれば、利用金額に応じて年会費が無料になるものもあります。
クレジットカードを作るときに、年会費が無料になる条件は必ずチェックしておきましょう。
年会費が安いカードでも、数年保有すると結構な金額となってしまいます。
例えば・・・

たった1,250円と思って年会費を払っていても、チリが積もって25,000円もの支払いになっていると考えたら痛手ですよね。
まずは年会費無料のカードから探してみましょう。
還元率や交換レートが変わらないかチェック
クレジットカードによっては、還元率や交換レートが変わってしまうものもあります。
例えば
オリコカード THE POINTは入会直後の還元率が2.0%
→ 半年後には標準の還元率である1.0%に・・・
高還元率のカードを見つけたら、その還元率が期間限定のものなのか、それとも永続的なものなのかを確認するようにしましょう。
そして、貯めたポイントを交換するときの交換レートにも着目してください。
交換レートが期間によって変わることがないかをチェックしたうえで、お得かどうかを判断するようにしましょう。
何に交換できるかを確認する
還元率の高いカードでポイントを貯めても、最終的に自分に合った商品やサービスに変換できなければメリットがありません。
例えば
- ポイントの交換先がマイルしかないカードの場合
→飛行機に乗らない人がマイルを貯めても使い勝手がありません。 - ポイントの交換が2,000ポイント以上というカードの場合
→少額の買い物ばかりする方には向きません。
還元率の高いカードを選んだら、どのような商品・サービスに変換できるのかを確認しておきましょう。
そのなかからよく使うサービスに特化しているクレジットカードを選べば、お得に買い物ができるでしょう。
リボ払いの条件は利用金額の管理に注意
クレジットカードでリボ払いを利用するときは、利用金額の上限をできるだけ上げておきましょう。
リボ払いは、月々の支払額は少なくなるというメリットがありますが、手数料として利子を取られてしまいます。
月々の返済額を低く設定しておくと、その分支払い期間が長くなり、結果として多くの利息を払ってしまうことになります。
リボ払いはできるだけ高めに設定しておくことで、少ない利息で買い物をすることができます。
FAQ(よくある質問)
クレジットカードについてよくある質問をまとめています。
ポイント還元率が高いのは何%から?
特定の条件下での還元率を含まない、基本の還元率が1.0%以上であればポイント還元率が高いと言えるでしょう。
ポイント還元率の高さは以下のようにレベル分けができ、0.5%が普通レベルです。
ポイント還元率 | レベル |
---|---|
0.5% | 普通 |
0.75% | やや高め |
1.0% | 高め |
1.2%~1.5% | かなり高め |
基本の還元率が1.0%以上のクレジットカードはこちらを参考にしてください。
貯まったポイントは何に使えるの?
クレジットカード会社によって様々ですが、ポイントの使い道には以下のようなものがあります。
- nanacoポイントやTポイントなど他のポイント・マイルに交換
- Amazonギフト券や店舗で使える商品券に交換
- 街でのキャッシュレス決済にそのままポイントを使う
- 家電やオリジナルグッズなど商品に交換
記事内で紹介しているクレジットカードにポイント交換の事例を載せているので参考にしてみてください。
ポイント還元率が上がることはあるの?
あります。
クレジットカードによって異なりますが、期間限定の新規入会キャンペーン、特定のお店でのカード利用、前月のカード利用額に応じたポイントアップ制度などでポイント還元率が上がることがあります。
まとめ
クレジットカードのなかには、年会費が永年無料あるいはカード利用額に応じて無料になる高還元率のカードがあります。
お得にポイントを貯めるために、まずは年会費が無料のクレジットカードから探して、交換できる商品やポイントがプラスで加算される店舗などをチェックして、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを作成しましょう。
還元率の高いカードを集中的に利用すれば、1年であっという間に数万円分のお得を手に入れられるでしょう。
本記事の編集者について

イーデス編集部
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菊地崇仁
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