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【11月最新】住宅ローンおすすめランキング|金利比較シミュレーション付き

最終更新日:

おすすめ住宅ローン
専門家:

千日太郎

イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧

当記事のランキングは、住宅ローン専門家協力のもと、住宅ローンを客観的かつ公平に比較・評価し作成しています。
(詳細は「ランキングの算定基準」で公開中)

住宅ローン選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

千日太郎
千日太郎

オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士
公認会計士中村岳広事務所

SNS

公認会計士として、本名である中村岳広の名を掲げた公認会計士 中村岳広事務所を設立・運営。
独自のノウハウと公認会計士としての金融商品の分析力を生かし、
2014年から「千日太郎」として住宅ローンの情報をブログ「千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える」で発信。
千日の住宅ローン無料相談ドットコム」では一般の人からの匿名相談に無料で乗り、コンサル内容をネットに公開している。
住宅ローンの金利動向やリスク対策について著した『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』など、複数の著書を出版。

▼書籍一覧
住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本
家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本
初めて買う人・住み替える人 独身からファミリーまで 50歳からの賢い住宅購入
住宅破産

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住宅ローンのおすすめランキング(TOP10)

2023年11月1日時点の情報をもとに評価した結果、最新のおすすめ住宅ローンは下記となりました。

低金利かつ充実した団信を備えた「ネット銀行」がランキング上位を占め、低金利状態が続いている「変動金利タイプ」が高い評価となっています。

※評価の結果、auじぶん銀行・住信SBI銀行は同列1位、PayPay銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行は同列5位となりました(2023年11月)。

金融機関名

1


auじぶん銀行

1


住信SBIネット銀行

3


イオン銀行

4


ソニー銀行

5


PayPay銀行

5


三菱UFJ銀行

5


みずほ銀行

8


SBIマネープラザ

9


りそな銀行

10


横浜銀行
金利タイプ変動金利変動金利変動金利変動金利変動金利変動金利変動金利変動金利変動金利変動金利
総合評価★4.33★4.33★4.29★4.26★4.17★4.17★4.17★4.04★3.98★3.94
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
経済性★4.65★4.55★4.70★4.80★4.65★4.50★4.50★4.55★4.50★4.50
リスク回避性★2.80★3.20★2.80★2.40★2.40★3.40★3.40★3.20★3.20★3.00
利便性★4.80★4.80★5.00★4.80★4.80★4.75★4.75★4.50★3.65★3.95
人気度★4.00★4.00★3.00★3.00★3.00★2.50★2.50★1.50★2.50★2.00
金利
事務手数料借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)借入金額×2.2%(税込)
一般団信可
無料
可
無料
可
無料
可
無料
可
無料
可
無料
可
無料
可
無料
可
無料
可
無料
がん50%
保障特約
可
無料
(満50歳まで)
可
40歳未満:無料
40歳以上:年+0.25%
不可可
無料
(満50歳未満)
可
無料
(51歳未満)
不可不可可
40歳未満:無料
40歳以上:年+0.25%
不可不可
がん100%
保障特約
可
年+0.05%
(満50歳まで)
可
40歳未満:年+0.20%
40歳以上:年+0.40%
可
年+0.1%
(満50歳未満)
可
年+0.1%
(満50歳未満)
可
年+0.1%
(51歳未満)
可
年+0.3%
(満50歳の誕生日当日迄)
可
年+0.1%
(46歳未満)
可
40歳未満:年+0.20%
40歳以上:年+0.40%
可
40歳未満:年+0.1%
50歳未満:年+0.2%
可
年+0.2%
(満51歳未満)
ワイド団信可
年+0.3%
可
年+0.3%
可
年+0.3%
可
年+0.2%
可
年+0.3%
可
年+0.3%
可
年+0.3%
可
年+0.3%
可
年+0.3%
可
年+0.3%
おすすめポイントがん50%保障団信に、4疾病保障と全疾病長期入院保障が付いてくる。40歳未満なら3大疾病50%保障が無料付帯で、全疾病保障も付いてくる。がん50%保障はないが、全疾病保障団信が無料。また、完済までイオングループでの買い物が毎日5%オフ。がん50%保障が無料付帯。ワイド団信も上乗せ金利が安い。がん50%保障に先進医療特約が付くプランも無料。7大疾病保障の補償適用条件が優れている。メガバンクとしては、がん100%保障の上乗せ金利が低い。AI事前診断が便利で使いやすい。ネット銀行住宅ローンだが店舗で相談でき、対面で手厚いサポートを受けられる。団信革命の保障が手厚い。一時的な収入の減少や支出の増加があった場合、返済額を相談できる。

評価点や金利だけでなく、事務手数料や保障も比べてみましょう。少しずつ内容が異なっていると思います。

1位:auじぶん銀行

専門家

auじぶん銀行住宅ローンは、変動金利では国内トップクラスの低金利。加えて無料で付帯する団信の疾病保障特約の厚さでもトップクラスであるため、経済性の評価基準に特化したネット銀行と言えるでしょう。

auじぶん銀行 住宅ローンの口コミ

利用者の口コミによると、auじぶん銀行住宅ローンは、ネットで手続きができることや、団信保障が充実していることが評価されています。また、携帯電話やじぶんでんきを利用している場合は金利が優遇されるキャンペーンがあるという点も良いとされています。

一方で、対面での相談ができないことや、東京都内以外では相談会が行われていないため不安があるという声もありました。

イーデス編集部

編集部

現在では、札幌・新宿・池袋・上野・横浜みなとみらい・所沢・大宮・大阪心斎橋・広島・福岡にある店舗で相談会を開催しています。そのほか、オンライン(zoom使用)でも相談会が開催されており、住んでいる場所を問わず相談できるようになりました。

(2023年11月現在)

総じて、auじぶん銀行住宅ローンは、ネットで手続きができることや団信保障が充実しているため、忙しい人や安心したい人におすすめと言えます。

1位:住信SBIネット銀行

※評価の結果、auじぶん銀行と住信SBI銀行は同列1位となりました(2023年11月)。

専門家

住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)は、変動金利では国内トップクラスの低金利で経済性を高く評価しており、上場している信頼度からメガバンククラスのリスク回避性を評価しています。ほぼ全ての評価基準で高スコアをマークするお勧めのネット銀行です。

住信SBIネット銀行 住宅ローンの口コミ

住信SBIネット銀行住宅ローンは、口コミによると金利が低く、ネット銀行なので手続きがスムーズで便利だと評価されています。また、専用アプリを使うことで審査状況や不足書類の有無が随時確認できるため、利用者からは非常に便利だとの声が多く寄せられています。

ただし、変動金利型を選んでいる場合は、今後の景気変動によって金利が上昇する可能性があるため、不安を感じる人もいるようです。

総じて、住信SBIネット銀行住宅ローンは金利が低く手続きがスムーズなため、ネット銀行に抵抗のない人におすすめできます。将来的な金利上昇に不安を感じる人は、固定金利型を検討してみると良いかもしれません。

3位:イオン銀行

専門家

イオン銀行住宅ローンは、金利水準がネット銀行としては平凡。それなのに経済性を高く評価している理由は、完済までイオングループでの買い物が毎日5%オフとなるためです。イオン経済圏で生活する人にとって、経済面でベストチョイスとなるでしょう。

イオン銀行 住宅ローンの口コミ

利用者の口コミによると、イオン銀行住宅ローンは特にイオンでの買い物が5%割引になる特典が評価されています。また、アプリから返済金額やローン残高が確認できることや、実店舗があるため相談に乗ってもらえることも魅力的です。

一方で、融資事務手数料が少し高いと感じる人もいるようです。

編集部

イオン銀行住宅ローンの融資手数料は、借入金額の2.20%(税込)です。3,000万円借りた場合は66万円になるため、確かに高く感じるでしょう。

でも、大手含む多くの銀行で同じ計算式を採用しており、イオン銀行が特別高いわけではありません。

総じて、イオン銀行住宅ローンは買い物でイオンをよく利用する人や、アプリでの確認が重視する人におすすめと言えるでしょう。また、実店舗があるため相談に乗ってもらいたい人にも向いています。

4位:ソニー銀行

専門家

ソニー銀行住宅ローンは、多くの金利タイプで低金利を提供し24時間リアルタイムに金利タイプを変更可能、無料の疾病保障特約の厚さでもトップクラスです。リスク回避性では変動金利の5年ルールと125%ルールが適用されない点に注意が必要です。

ソニー銀行 住宅ローンの口コミ

5位:PayPay銀行

※評価の結果、PayPay銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行は同列5位となりました(2023年11月)。

専門家

PayPay銀行住宅ローンは、変動金利では国内トップクラスの低金利で、加えて無料で付帯する団信の疾病保障特約の厚さでもトップクラスです。リスク回避性では変動金利の5年ルールと125%ルールが適用されない点に注意が必要です。

PayPay銀行 住宅ローンの口コミ

5位:三菱UFJ銀行

※評価の結果、PayPay銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行は同列5位となりました(2023年11月)。

専門家

三菱UFJ銀行住宅ローンは、メガバンクでありながらネット銀行クラスの低金利で、1日の入院でもローンがゼロ円になる疾病保障団信で高い経済性を評価しました。これが住宅ローン取扱残高1位(国内の民間の金融機関)たるゆえんでしょう。

三菱UFJ銀行 住宅ローンの口コミ

5位:みずほ銀行

※評価の結果、PayPay銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行は同列5位となりました(2023年11月)。

専門家

みずほ銀行のみずほネット住宅ローンは、メガバンクでありながら変動金利ではネット銀行クラスの低金利で、35年の全期間固定も低金利であるため選択肢の多さが魅力です。3大メガバンクの信頼性にネット銀行の低金利を併せ持った銀行です。

みずほ銀行 住宅ローンの口コミ

8位:SBIマネープラザ(住信SBIネット銀行)

専門家

SBIマネープラザは、住信SBIネット銀行の住宅ローンを銀行代理業として取り扱うリアル窓口の会社です。経済性をはじめ幅広い評価基準でランキング上位の住宅ローンを専門スタッフと相談しながら選べる点が魅力です。

SBIマネープラザの口コミ

9位:りそな銀行

専門家

りそな銀行住宅ローンは、メガバンクでありながら変動金利ではネット銀行クラスの低金利で、35年の全期間固定もトップクラスの低金利です。無料で付帯する疾病保障団信はありませんが、メガバンクから選ぶなら必ず検討すべき銀行です。

りそな銀行 住宅ローンの口コミ

10位:横浜銀行

【特徴別】おすすめ住宅ローン比較表

住宅ローンに関して悩みがあり、その不安を解消したい人向けに「特徴別の住宅ローン比較表」を用意しました。

ランキングでは不安を解消できない場合は、いま一番悩んでいる部分を解消できる住宅ローンを検討してみましょう

特徴別におすすめ住宅ローンを比較できるカオスマップ

※上記画像はタップしても公式サイトに遷移できません。

【変動金利】住宅ローンのおすすめランキングTOP3

順位金融機関名評価点金利
1位auじぶん銀行4.33点
1位住信SBIネット銀行4.33点
3位イオン銀行4.29点

1位:auじぶん銀行

1位:住信SBIネット銀行

3位:イオン銀行

【当初10年固定】住宅ローンのおすすめランキングTOP3

順位金融機関名評価点金利
1位三菱UFJ銀行3.27点
2位みずほ銀行3.17点
3位横浜銀行2.94点

1位:三菱UFJ銀行

2位:みずほ銀行

3位:横浜銀行

【全期間固定35年】住宅ローンのおすすめランキングTOP3

順位金融機関名評価点金利
1位みずほ銀行3.78点
2位三菱UFJ銀行3.78点
3位りそな銀行3.66点

1位:みずほ銀行

2位:三菱UFJ銀行

3位:りそな銀行

【フラット35】住宅ローンのおすすめランキングTOP3

順位金融機関名評価点金利
1位住信SBIネット銀行3.92点
2位ARUHI3.88点
3位イオン銀行3.34点

1位:住信SBIネット銀行「フラット35S(保証型)」

2位:ARUHI「ARUHI スーパーフラット」

3位:イオン銀行「フラット35」

イオン銀行が取り扱っているフラット35は、ランキング3位の評価結果となりました。

残念ながら、オンライン申込は対応していません。申し込む場合は、イオン銀行の店舗窓口に行く必要があります。検討する人は、近場に窓口があるか確認しましょう。

なお、イオン銀行のフラット35は買取型と呼ばれるタイプですが、1位の住信SBIネット銀行と2位のARUHIはいずれも保証型と呼ばれるタイプのフラット35。

傾向として、買取型よりも保証型のほうが金利が低めであるため、金利を重視するなら保証型がおすすめです。

住宅ローンの選び方

ここでは、初めて住宅ローンを利用する人向けに、住宅ローンの選び方を解説します。

住宅ローンを選ぶ際は、少なくとも下記3点は比較しましょう。

金利の低さや金利タイプはとても重要。

しかし、契約後に後悔しないためにも、万が一に備える「保障」は見ておくべきですし、出費を抑えるなら「事務手数料」もチェックすべきです。

ポイント1:金利タイプ

金利を見る際は、「金利タイプ」も一緒に考える必要があります。


金利タイプ特徴
変動金利

もっとも低金利。低いものでは年0.2%~年0.3%台の住宅ローンがある。
その名のとおり借入後も金利が変動するため、将来的に金利が上昇する可能性あり。

住宅ローン利用者の7割が変動金利タイプを選んでいる(※1)。

当初固定金利

借り入れ当初から数年間、低めの金利で固定される。変動金利よりは高いが、全期間固定金利よりも低く、一定期間だけでも低い金利で固定したい人向け。
固定期間が終了すると金利が高くなるため、そのタイミングで借り換えることが多い。

固定期間と金利のバランスが良いのは「当初10年固定」。

全期間固定金利・フラット35

変動金利タイプ・当初固定金利タイプより金利が高めだが、借入期間中ずっと同じ金利で固定できる。金利上昇リスクのない安心感があり、毎月の返済額が固定であるため家計管理もしやすい。

※1. 情報元:住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査(2023年4月調査)

将来的な金利上昇リスクを取れるかどうか、家計管理のしやすさをとるかどうか等、ご自身の考え方やライフスタイルに照らし合わせながら比較し選びましょう。

自分で選べない場合は、「変動金利タイプ」が無難でおすすめ

金利上昇リスクはあるものの、ここ20年ほど変動金利は変わっていないためです。

なお、各金融機関の金利引下げ幅は異なるため、同じ変動金利でも金融機関によって金利差が出ます。なかでも、ネット銀行住宅ローンの金利引下げ幅は大きいため、金利重視派ならネット銀行を検討してみましょう。

まとめ

金利の低さを優先するなら「ネット銀行住宅ローン」、金利がずっと変わらない安心を優先するなら「全期間固定金利・フラット35」がおすすめ。

ポイント2:団信の保障内容

団信(団体信用生命保険)とは、住宅ローン契約者が死亡または高度障害になったときに、住宅ローン残高を保険金で完済できる保険のことです。

多くの金融機関では「団信」への加入を必須としており、団信の保障内容は金融機関によって異なります。

また、同じような保障内容でも、金融機関によって無料だったり、金利の上乗せが必要だったりするため、必ず比較しましょう。

傾向として、ネット銀行の住宅ローンは団信に力を入れているところが多く、無料付帯の団信でも内容が充実しています。

ポイント3:事務手数料

住宅ローンを借りるには諸費用がかかります。

諸費用のひとつである「事務手数料(融資手数料)」は金融機関によって異なり、借入先によっては数十万円の差が生じます

借入額の2.2%としている金融機関が多く、借入額が大きいほど事務手数料の額が高くなります。(借入額3,000万円なら、66万円の手数料がかかる)

ただ、各金融機関で統一されているものではないため、不要なコストを負わないよう必ずチェックしましょう。

住宅ローンの選び方について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

おさらい

住宅ローン選びで何を比べるべきか分からない場合は、最低限、次の3つを確認しましょう。

住宅ローンに関するよくある質問

Q1.住宅ローンのおすすめランキング1位は?

A.当サイトのおすすめ住宅ローン1位は「auじぶん銀行」「住信SBIネット銀行」です。auじぶん銀行は、50%保障団信<4疾病保障+全疾病長期入院保障付き>が無料付帯(※)で、金利低さと無料付帯の保障が手厚いことが魅力です。住信SBIネット銀行は、40歳未満なら「3大疾病50プラン」に金利上乗せなしで加入できます。

住宅ローン比較シミュレーションを利用して月々の返済額を確認してみましょう。

Q2.低金利でおすすめの住宅ローンは?

A.金利の低さが業界トップクラスの「auじぶん銀行」「住信SBIネット銀行」「SBI新生銀行」がおすすめです。

各社の金利は以下のとおりです。

Q3.安定した返済を希望する人におすすめの住宅ローンは?

A.全期間固定型の住宅ローンを選択すれば、月々の返済額が一定になり、安定した返済ができます。おすすめの全期間固定型住宅ローンは、「りそな銀行」「みずほ銀行」「ARUHI」です。

それぞれの金利は以下のとおりです。

金融機関全期間固定35年・フラット35
りそな銀行
みずほ銀行
ARUHI

Q4.団信の審査が不安な人におすすめの住宅ローンは?

A.auじぶん銀行、ソニー銀行がおすすめです。

団信の審査が不安なら、要件が緩やかなワイド団信か、団信なしで借りられるフラット35がおすすめです。

auじぶん銀行の住宅ローンは、トップクラスの低金利となっています。そのため、ワイド団信の加入により年0.3%の金利が上乗せされても、総支払額は他の金融機関より低くなります。

ワイド団信への加入により上乗せされる金利は、年0.3%が平均です。それに比べて、ソニー銀行は、ワイド団信の上乗せ金利が年0.2%と低く設定されています。

※スマホの場合、表を左にスワイプできます

金融機関変動金利ワイド団信上乗せ金利
auじぶん銀行
+年0.3%
ソニー銀行
+年0.2%

団信への加入が任意の住宅ローンを借りたい人は、団信不加入なら金利を年-0.28%引き下げられる「ARUHI」のスーパーフラットがおすすめです。

※スマホの場合、表を左にスワイプできます

ARUHI団信加入する場合団信不加入時の引き下げ幅
ARUHI(スーパーフラット9)
年-0.28%
ARUHI(スーパーフラット8)
年-0.28%

Q5.事前審査の期間が短い住宅ローンは?

A.事前審査にかかる時間が短い住宅ローンとしては、「auじぶん銀行」「ARUHI」「住信SBIネット銀行」がおすすめです。

一般的に、事前審査は2~3日ほどかかります。長ければ1週間かかる住宅ローンもあります。

そのような住宅ローンの中でも、事前審査結果が比較的早く分かり、なおかつスペック面でもおすすめできるのが以下3社となっています。

金融機関事前審査にかかる期間
auじぶん銀行最短当日
ARUHI最短即日
住信SBIネット銀行最短即日(営業日)

Q6.無料付帯の団信保障が手厚い住宅ローンは?

A.手厚い保障を無料で受けられるおすすめ住宅ローンは、「住信SBIネット銀行」「auじぶん銀行」「PayPay銀行」です。

住信SBIネット銀行は40歳未満なら「3大疾病50%保障+全疾病保障」が無料で付帯します。

auじぶん銀行は「がん50%保障団信<4疾病保障+全疾病長期入院保障付き>」が無料で付帯します。

PayPay銀行は「がん50%保障団信」が無料で付帯します。

Q7.住宅ローンの諸費用はいくら?

A.住宅ローンの諸費用は、中古物件で物件購入価格の6~10%、新築物件での3~7%程度が目安になります。

3,000万円の家を新築の場合には、90万円~210万円程度の諸費用がかかることになります。

Q8.諸費用が安い住宅ローンは?

A.住宅ローンの諸費用は、SBI新生銀行、ソニー銀行、楽天銀行がおすすめです。

金融機関事務手数料
SBI新生銀行定額55,000円(税込) ※変動フォーカス以外の場合
かつ、保証料が無料。
ソニー銀行定額44,000円(税込)
楽天銀行33万円(税込)

Q9.住宅ローンでおすすめの地方銀行は?

A.お住まいの地域によって、おすすめの地方銀行は異なります。

下記記事にて、各地域でおすすめの地方銀行と取り扱い住宅ローンを紹介しています。

該当地域の情報をチェックしてみてください。

ランキングの算定基準

住宅ローンにはさまざまな特徴があり、人によって最適な住宅ローンが異なります。しかし、数ある住宅ローンの中から自分に最適なものを選択することは面倒で難しいことです。

当記事では誰もがかんたんに自分に最適な住宅ローンを選べるように、以下の5点に基づいた独自のアルゴリズムを設定しランキングを作成しております。

  • 各金融機関公式サイトの掲載情報
  • 各金融機関へのヒアリングで得た情報
  • 住宅ローン専門家によるアドバイス
  • 住宅ローンアドバイザー資格を持つイーデス編集部員によるアドバイス
  • 住宅ローン利用者アンケート調査結果
ランキング算定基準を定めるための議論をしている様子

専門家とイーデス編集部が住宅ローンの客観的評価方法を議論している様子

具体的なランキング算定基準は以下に記載のとおりです。

住宅ローン商品の評価軸

当記事では、ランキングを作成するにあたり、以下4つの軸で住宅ローン商品を評価しています。

  • 経済性の高さ
  • リスク回避性の高さ
  • 利便性の高さ
  • 人気度の高さ

住宅ローンを選ぶ際はどうしても金利に目が行きがちですが、金利だけで判断するのはおすすめできません。団信のスペックや事務手数料、審査スピードなど比較するべきものは多々あります。

家計にできるだけ負担をかけないという観点で「経済性の高さ」を評価するほか、多額のローンを組むことによる不安という観点で「リスク回避性の高さ」なども評価するべきであろうという結論に至りました。

具体的な評価基準

評価軸評価項目評価基準
経済性の高さ金利の低さ
(変動金利の場合)

5点:0.7%以下

4点:-

3点:-

2点:-

1点:-

0点:0.7%超え

金利の低さ
(当初10年固定金利の場合)

当初10年の金利と優遇期間終了後の引下げ幅の両面で評価し、合計点で評価。

<当初10年の適用金利>

5点:-

4点:-

3点:0.7%未満

2点:0.7%以上 1.23%未満

1点:1.23%以上 1.73%以下

0点:1.73%超え

<優遇期間終了後の引下げ幅>

5点:-

4点:-

3点:-

2点:2.0%以上

1点:1.0%超え 2.0%未満

0点:1.0%以下

金利の低さ
(全期間固定35年/フラット35の場合)

5点:1.23%未満

4点:1.23%以上 1.73%未満

3点:1.73%以上 2.00%未満

2点:2.00%以上 2.50%未満

1点:2.50%以上 3.00%未満

0点:3.0%以上

事務手数料の安さ

5点:無料

4点:料金固定タイプ 

3点:2.2%(税込)以下

2点:-

1点:-

0点:2.2%(税込)超え

団信の安さ

5点:一般団信+がん50%保障(無料)+がん100%保障(+0.1%以下)

4点:一般団信+がん50%保障(無料)

3点:一般団信+疾病保障(無料)

2点:一般団信のみ

1点:-

0点:-

付帯サービスの有無

5点:キャッシュバックあり

4点:-

3点:割引サービスあり

2点:-

1点:-

0点:付帯サービスなし

リスク回避性の高さ金利上昇リスクの低さ

5点:全期間固定35年・フラット35

4点:-

3点:当初10年固定金利

2点:変動金利(5年ルールあり)

1点:変動金利(5年ルールなし)

0点:-

団信の充実度

5点:疾病保障特約を選べる+安さ以外の特色がある

4点:疾病保障特約を選べる(51歳未満の年齢制限)

3点:疾病保障特約を選べるが、ワイド団信がない

2点:一般団信しかない

1点:-

0点:-

金融機関の安全性

5点:公的機関

4点:上場している民間企業・4大メガバンク

3点:非上場の民間企業

2点:破綻リスクがある

1点:-

0点:-

借入後の条件変更のしやすさ

5点:条件変更が可能+返済額増減を審査なしで利用できる

4点:条件変更が可能+返済額増減の独自サービスがある

3点:条件変更が可能

2点:-

1点:-

0点:-

利便性の高さ提出書類の少なさ

5点:源泉徴収票 / 確定申告書類は1年分必要

4点:源泉徴収票 / 確定申告書類は2年分必要

3点:源泉徴収票 / 確定申告書類は3年分以上必要

2点:-

1点:-

0点:-

事前審査スピード

5点:最短即日~1日

4点:3営業日以内

3点:1週間以内

2点:1週間超 または 本審査のみ

1点:-

0点:-

相談サポート体制

5点:電話・窓口・オンラインで可能

4点:上記のうち2つに対応

3点:上記のうち1つに対応

2点:-

1点:-

0点:-

引き落とし口座の融通性

5点:どの口座でもOK または 自動入金サービスがある

4点:その金融機関の口座のみOK

3点:-

2点:-

1点:-

0点:-

人気度の高さ利用者の満足度

利用者に対し住宅ローン満足度調査を実施し、「不満」「やや不満」「どちらでもない」「やや満足」「満足」のうち、「やや満足」「満足」のいずれかを回答した割合で評価。

5点:「やや満足」「満足」の回答割合が90%以上

4点:「やや満足」「満足」の回答割合が70%以上

3点:「やや満足」「満足」の回答割合が50%以上

2点:「やや満足」「満足」の回答割合が30%以上

1点:「やや満足」「満足」の回答割合が30%以上

0点:-

実際の申込数

前月の申込数をもとに、もっとも申込数の多かった商品を5点、もっとも申込数の少なかった商品を1点とし、申込数に応じて評価。申込数は毎月変動するため、「申込数が◯件なら△点とする」のような基準設定はなし。

レーティング方法

当記事では、評価基準に基づく評価結果に対し、各項目の重要度に応じて重みづけ(ウェイト付与)をおこない総合点を算出しています。

重みづけにより、重視すべき項目の評価が高い商品ほど総合点が高くなり、評価の高い項目は多いけれど重要な項目の評価が低い場合は、総合点が低く算出されるようになります。

つまり、重みづけがあることで、住宅ローンをより適切に評価できます。

評価軸軸のウェイト評価項目項目のウェイト
経済性の高さ60%金利の低さ80%
事務手数料の安さ5%
団信の安さ10%
付帯サービスの有無5%
リスク回避性の高さ15%金利上昇リスクの低さ40%
団信の充実度20%
金融機関の安全性20%
借入後の条件変更のしやすさ20%
利便性の高さ15%提出書類の少なさ25%
事前審査スピード30%
相談サポート体制20%
引き落とし口座の融通性25%
人気度の高さ10%利用者の満足度50%
実際の申込数50%

たとえば、「経済性の高さ」の軸で住宅ローンを評価する場合、下記計算式で算出しています。

評価軸「経済性の高さ」の評価点の算出方法

経済性の高さ=「金利の低さ」の評価点×80% + 「事務手数料の安さ」の評価点×5% + 「団信の安さ」の評価点×10% + 「付帯サービスの有無」の評価点×5%

4軸の評価結果から総合点を算出する際も、上記と同様の方法です。

総合点の算出方法

総合点=「経済性の高さ」の評価点×60% + 「リスク回避性の高さ」の評価点×15% + 「利便性の高さ」の評価点×15% + 「人気度の高さ」の評価点×10%

協力いただいた専門家について

客観的かつ公平なランキング算定基準を策定するにあたり、外部からのアドバイスが必要と考え、金利情勢や住宅ローンに詳しい千日太郎氏に協力していただきました。

プロフィール:千日 太郎(オフィス千日合同会社 代表)

公認会計士として、本名である中村岳広の名を掲げた公認会計士 中村岳広事務所を設立・運営。独自のノウハウと公認会計士としての金融商品の分析力を生かし、2014年から「千日太郎」として住宅ローンの情報をブログ「千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える」で発信。

千日の住宅ローン無料相談ドットコム」では一般の人からの匿名相談に無料で乗り、コンサル内容をネットに公開している。

住宅ローンの金利動向やリスク対策について著した『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』など、複数の著書を出版。

【主な著書】
住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本(日本実業出版社 / 2020)
家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本(日本実業出版社 / 2018)
初めて買う人・住み替える人 独身からファミリーまで 50歳からの賢い住宅購入(同文舘出版 / 2022)
住宅破産(エムディエヌコーポレーション / 2021)

千日氏

住宅ローン専門家
千日太郎からのコメント

住宅ローンのランキングサイトは数多ありますが、その多くは表面的な金利の低さを基準としたものです。

正直なところ、住宅ローンの専門家としてはこうした金利の低さだけを基準に順位付けすることについては、大きな問題があると思っています。

金利が低くても融資手数料が高い銀行があり、その逆もあります。また、金利上乗せにならない団信の疾病保障が充実している銀行もあるからです。住宅ローンという商品の良し悪しを測る基準は金利だけでなく「融資手数料」と「疾病保障」があります。

しかし「ランキング」という形式を採る以上は、どれか一つの基準にならざるを得ず、無難な基準として金利の順番になることが多いのです。

そこで、イーデスのランキングでは「経済性」「リスク回避性」「利便性」「人気度」という4つの評価軸を設け、合計スコアリング方式とすることで複数の要素を集約して順位付けしています。

4つの評価軸のうち「経済性」については多くの住宅ローンユーザーが重視する要素であり、わたしも最重要視しています。

そこでスコアに対して最もウェイトを乗せて60%とし、それに次ぐ「リスク回避性」と「利便性」はそれぞれ15%、客観的評価の困難な「人気度」はさらに下げて10%としました。つまり最重要視すべき「経済性」以外の評価軸の合計は40% となっており「経済性」の60%を上回らないようにしています。

他のランキングが基準としている金利は「経済性」という大きな評価軸の中の重要な一要素という位置づけになります。そのため、低金利な住宅ローンはランキングでも上位になりやすいのですが、他の評価が標準レベルよりも劣っている場合には、ランキングが逆転することもあるのです。

そのため、イーデスのランキングは表面的な「金利を0.001%でも低くすればトップになる」ような、小手先の販売戦略が通用するものではなく、総合的にユーザーにとってメリットの高い住宅ローンが浮き彫りになるランキングになったと自負しています。

ぜひ住宅ローン選びの参考にしてください。

住宅ローン利用者のアンケート調査について

各住宅ローン商品を評価するにあたり、実際の住宅ローン利用者を対象にしたアンケート調査の結果も採用しています。

基本は「住宅ローンの専門家から見てどのような住宅ローンがおすすめか」に重点を置いていますが、「実際に利用してみてどうなのか」という観点も無視できないと考えました。いくら専門家が「良い住宅ローン」と判断しても、実情が異なるケースがないとは言い切れません。

採用した調査の概要は下記のとおりです。

調査概要
調査方法インターネットによる調査
調査対象全国にお住まいの20歳以上60歳未満で住宅ローン契約後5年以内の男女
調査期間2023年6月22日~6月24日
調査エリア全国
サンプル数1,886名
(有効回答数1,866名)
調査機関Fastask
調査結果住宅ローンの借り入れ状況・利用満足度調査(2023年上半期)

各金融機関の公式サイト

※五十音順で掲載

吉兼一弥

吉兼一弥 / イーデス 住宅ローン担当

イーデス編集部で住宅ローンを担当しています。
読者が自分に合った住宅ローンを選べるように、できるだけわかりやすい情報発信を心掛けています。

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