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カードローンの借り換えでおすすめ低金利銀行!絶対に損をしない選び方【2023年11月】

最終更新日:

カードローンの借り換え
カードローンの借り換え

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「カードローンの利息が高くて、返済がきつい。毎月の返済額を少なくするのに、借り換えローンって効果あるのかな?」と、疑問を持っている人もいるでしょう。

今より低金利なカードローンに借り換えることができれば、毎月の返済額を抑えることは可能です!

ただし、借り換えることのメリットとデメリットをしっかり検討しないと後悔することにもなりかねません。

毎月の返済額は減ったけど、合計すると総利息が前よりも増えてしまった」というデメリットがあるのもご存知の人は非常に少ないのです。

そこで借り換えについてしっかり理解した上で後悔のない決断をしたい人へ、借金についての借り換えの基本から、専門家が選ぶおすすめの借り換えローンまで、さまざまな角度から借り換えを解説したいと思います。

カードローン借り換え先ランキング【2023年11月】

1位:みずほ銀行カードローン

年2.0%~14.0%※1

2位:auじぶん銀行カードローン

年1.38%~17.4%※2

3位:楽天銀行スーパーローン

年1.9%~14.5%(通常金利)

※1.住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
※2.表示金利は、「au限定割 誰でもコース」です。通常金利(年1.48%~年17.5%)、au限定割 誰でもコース(年1.38%~年17.4%)、au限定割 借り換えコース(年0.98%~年12.5%)

※当記事のランキングは本記事の最後にある「ランキングの算定基準」をもとに作成しています。

1級ファイナンシャルプランニング技能士・CFP®・社会保険労務士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
カードローンの借り換えは、支払利息を減らすために実施するのですが、もう一度申し込みをしなければならず、時間と労力が必要です。
事前にどの会社のカードローンに借り換えるか、慎重に検討してから実施してください。
同時に、生活費の見直しをして、余裕資金を捻出し、どんどん繰り上げ返済をすることも検討してください。

塚越さん

塚越さん

塚越一央さん
塚越一央さん

ファイナンシャルプランナー
塚越FP社労士事務所

SNS

東京都立大学法学部を卒業後、大手都市銀行および銀行系のシンクタンクに41年間勤務。
定年退職を機に1級ファイナンシャル・プランニング技能士および社会保険労務士のダブルライセンスで「塚越FP社労士事務所」を立ち上げ、現在に至る。
日本FP協会東京支部主催の「神保町FPフォーラム」に参加し、相続のセミナー講師および相談員を務める。
また、外部メディアへの記事執筆や監修、コンサルティング業務を手掛ける。

経営理念「お客様に喜んでいただき、信頼される仕事を目指します」

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銀行カードローン借り換え低金利比較ランキング

  • 審査に時間がかかる場合があるので、お早めに審査することをオススメします。
    ※低金利=消費者金融と比べた場合

【第1位】みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンで借り換えをした場合の返済シミュレーション

借り換え額返済期間金利毎月返済額総支払額
100万円3年(36カ月)年14.0%34,177円1,230,377円
150万円3年(36カ月)年14.0%51,266円1,845,577円
200万円3年(36カ月)年14.0%68,355円2,460,770円

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴

  • 短期間に複数のカードローンに申し込み、「申込ブラック状態」になっている人
  • 他社からの借入額や借入件数がすでに多すぎる人
  • 保証会社である㈱オリエントコーポレーションの保証を受けられない人
  • 過去5年以内に金融商品での長期滞納履歴がある・延滞したことがある人
  • 過去5年~10年以内に債務整理が適用されている人
  • 本人に収入がない人

【第2位】auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行カードローン「au限定割 借り換えコース」を利用した場合の返済シミュレーション

借り換え額返済期間金利毎月返済額総支払額
100万円3年(36カ月)年12.5%33,453円1,204,314円
150万円50,180円1,806,481円
200万円66,907円2,408,640円

※返済シミュレーションは「カードローンau限定割 借り換えコース」の上限金利を適用しています。
・限度額:110万円~200万円 金利:年8.5%~12.5%
・金利が年12.5%となるのは100万円借りた場合のみ

【第3位】楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンで借り換えをした場合の返済シミュレーション(通常金利)

借り換え額返済期間金利毎月返済額総支払額
100万円3年(36カ月)年14.5%34,420円1,239,144円
150万円51,631円1,858,717円
200万円68,841円2,478,295円
300万円年12.5%100,360円3,612,979円

※通常金利の場合

カードローンの借り換えとは何か?

カードローンの借り換えとは

金利が高めの消費者金融から「借り換えしてみようかな」と、考えたことのある人は多いでしょう。

カードローンの借り換えとは、現在利用しているカードローンよりも、さらにメリットのあるカードローンに乗り換えすることを指します。

借り換えの認知度が高い理由は、住宅ローンの借り換えを想像する人が非常に多いからです。

しかし、何千万円というお金を借りる住宅ローンとは違い、カードローンの借り換えは非常にわかりやすいものです。

今のカードローンよりも金利を下げる目的で借り換えることを指します。そうなると必然的に消費者金融よりも金利の低い銀行カードローンへの借り換えが一般的となります。

1級ファイナンシャルプランニング技能士・CFP®・社会保険労務士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
カードローンの借り換えを行う目的は、支払利息を減らすためです。それには、1%でも低い金利のカードローンに換えることです。
しかし、借り換えたために返済手数料がかかるなど、余計なコストが発生したのでは意味がありません。
総合的に考えて借り換えたほうが得であると納得してから、借り換えの手続きを始めてください。

塚越さん

塚越さん

カードローン借り換えのメリット・デメリット

カードローンの借り換えのメリット・デメリットを簡単にまとめると以下の通りです。

メリットデメリット
利息を少なくすることができる再度審査を受ける必要がある
利便性の良いカードローンを選べる新規申し込み時よりも審査通過率が低い
月々の返済額を減らすことができる選択ミスをすると、返済合計額が増える場合もある
合計返済金額を少なくすることができるカードローンを選ぶ手間がかかる

上記をご覧いただくとわかりやすいのですが、借り換えのメリット・デメリットは、「自分に合った借り換え先を上手く見つけることができるかどうか」にすべてかかっているのです。

借り換えるメリット

「カードローンの借り換え」を簡単に言うと、「より条件の良いカードローンに乗り換えること」です。
例えば、金利年18.0%のカードローンから金利年10.0%のカードローンへ借り換えを行った場合、金利差である年8.0%分の利息が不要になります。

このように、より金利の低いカードローンへ借り換えを行うことで、利息を削減することができます。

他にも、カードローンの借り換えには、以下のようにさまざまなメリットがあります。

  • 毎月の返済額が少ないカードローンへ借り換えることで、毎月の負担が少なくなる
  • 普段利用するATMと提携しているカードローンへ借り換えることで、利便性が向上する
  • 提携ATM手数料無料のカードローンに借り換えて、返済コストを削減する

借り換えのメリットとは、簡単に言えば、ご自身が現状のカードローンに感じている不満を解決できる手段なのです。

借り換えるデメリット

「返済がつらい方はカードローンの借り換えがおすすめ!」というようなインターネット上の記事をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

大手銀行の公式ホームページにも大々的に書かれているように、カードローンの借り換えをうまく活用することができれば、利息の削減、毎月の返済額の減少、利便性の向上など、利用者は大きなメリットを得ることができます。

しかし、そんなカードローンの借り換えにも、軽視できないデメリットがあります。

カードローンを借り換えする上でのデメリットを下記にまとめましたのでご覧ください。

カードローン借り換えのデメリット

  • 借り換え先選びに失敗すると、利息が増えてしまう可能性がある
  • もとのカードローンよりも利便性が悪くなる場合がある
  • 貸金業法対象の借り換えローンを利用すると追加融資を受けられなくなる場合がある
  • 審査が比較的厳しい
  • 一度借り換えするとしばらく借り換えしづらくなる
  • 毎月の約定返済額が減ると、返済期間が長期化してしまうこともある

上記をご覧いただくとわかるように、借り換えのデメリットはカードローンの選び方によるものが大半を占めています。

したがって、まずはご自身の現在利用しているカードローンの利用条件がどのようになっているのか、しっかりと把握しておきましょう。
そのうえで、次章の内容を実践することで、より上手く借り換えを活用することができます。

疑問や不安を解消するオススメ記事

カードローンを借り換えるときの注意点

先述したように、カードローンの借り換えにはデメリットが存在しています。

しかし、それらはポイントを押さえることで回避することも可能です。

それぞれのデメリットの回避方法に触れていきましょう。

1.借り換え先選びに失敗すると、利息が増えてしまう可能性がある

これは、カードローンの利息シミュレーションをせずに借り換えてしまった場合によく生じるケースです。

カードローンは通常、審査の結果によって適用金利が決定します。

したがって、審査の結果によってはもとのカードローンよりも金利が高くなる可能性もあるということです。

このデメリットを回避するには、

  • 融資枠によって適用金利があらかじめ規定されているカードローンを利用すること
  • 必ず利息シミュレーションを行ったうえで借り換えすること

という2つの方法があります。

どちらも重要なポイントですので、必ず覚えておきましょう。

2.貸金業法対象の借り換えローンを利用すると追加融資を受けられなくなる場合がある

借り換えする際に利用するカードローンは大きく分けて、消費者金融の取り扱うものと銀行の取り扱うものがあります。

そのうち、消費者金融が取り扱う借り換えローンは総量規制の例外となる関係から、返済専用になっているものがほとんどです。
したがって、一度借り換えを行ってしまうと、追加融資を受けることができなくなってしまいます。

このような事態を避けるために、消費者金融の取り扱っている借り換えローンは避けておくほうが無難だと言えるでしょう。

3.一度借り換えするとしばらくは借り換えしづらくなる

先述したように、借り換えローンはお金を借り直しするものです。
したがって、新規申し込み時よりも融資金額が大きくなる傾向があり、その分信用情報に与える印象も強いのです。

信用情報に与える印象が強い分、頻繁に借り換えするのは難しいと言えるでしょう。
借り換えする際にカードローンをしっかりと比較検討し何度も借り換えする必要性を無くすことで、このデメリットを回避することができます。

4.もとのカードローンよりも利便性が悪くなる場合がある

借り換えに利用できるカードローンの中には、利便性がいいものもあれば、利便性が悪いものもあります。
もし、もとのカードローンよりも利便性が悪くなってしまえば、利用する際に不便さを感じてしまいます。

したがって、カードローンを借り換えする際には金利だけでなく、利便性もしっかりチェックしておきましょう。

5.審査が比較的厳しい

借り換え時の審査は残高も加味して行われるため、比較的厳しい基準となっています。

ただし、カードローンによって審査基準に差があるため、審査に比較的通りやすいものを選択することでデメリットを回避することができます。

借り換え審査については、「カードローン借り換え審査を通しやすくする方法を徹底解説!」も参考にしてみてください。

6.約定返済額が減り返済期間が長期化してしまうことも

借り換えに利用できるカードローンの中には、毎月の返済額が少ないものがあります。

利用者からすれば一見メリットのように感じるかもしれませんが、返済額が少なくなることで、返済期間の長期化につながってしまうケースもあるのです。

対策として、毎月の返済額が少ない場合は追加で返済を行いましょう。

カードローンで借り換えするべき人としないほうが良い人はどんな人?

上記の事例をもとに、借り換えするべき人としないほうがいい人の事例を挙げていきます。

借り換えするべき人

  • 1社の消費者金融を利用していて、カードローンの金利が高く利息額も高いと感じている
  • 現在利用しているカードローンの提携先が少なく、利便性が良くない
  • 毎月の約定返済金額が高く、支払いの負担が大きい

借り換えしないほうが良い人

  • 現在消費者金融を利用しているが、過去5年以内に延滞、自己破産している
  • 長期返済を考えているが、特典だけを利用するために消費者金融へ借り換え

借り換えを上手く利用することで返済を効率化することができますが、どれほどのメリットがあるのか、事前に把握しておく必要があります。

カードローンの借り換えとおまとめの違いとは

借り換えとおまとめの違い

ここで、よく混同されやすい「借り換え」と「おまとめ」の違いについて、触れておきたいと思います。

借り換えとおまとめの違いは、対象となる貸金契約の数が異なることです。

対象となる貸金契約が1社だけの場合は「借り換え」、複数の貸金契約を1社にまとめる場合は「おまとめ」、というように分類されます。

  • 複数の機関からお金を借りている→おまとめ
  • 金利が高いローンを利用している→借り換え

詳しくは下記の事例をご覧ください。

借り換え事例

金利年18.0%の消費者金融カードローン1社から、低金利な銀行カードローン1社に乗り換えた場合

おまとめ事例

3社の消費者金融を利用していたが返済を効率化するため、低金利な銀行カードローン1社に契約をまとめた場合

おまとめローンについてはこちらの記事も参考にしてください。

1級ファイナンシャルプランニング技能士・CFP®・社会保険労務士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
借り換えの目的は支払利息を減らすこと、おまとめの目的は効率的に返済をすることです。
3社からお金を借りた場合、3社に返済をしなければなりませんが、返済の管理など大変手間がかかります。
また、3社の最低返済額以上の資金を用意する必要があり、毎月の返済負担が大きいです。このような場合に、おまとめは大変有効です。

塚越さん

塚越さん

カードローン借り換えの審査は甘い?通りやすくする条件とは

実は、借り換えローンの審査は新規の申し込みに比べると厳しい場合が多いです。

なぜなら、借り入れを既に行っている状態で新たに審査を受ける必要があるからです。

借り換えの審査に通りやすくするには、既存のカードローン残高をできる限り減らしておくことです。

なぜかというと、借り換えの審査を行う際に、既存のカードローン残高が大きく審査結果に影響するからです。

銀行カードローンの審査については、こちらの記事をご参考にしてください。

借り換えローン審査を分かりやすく解説

ここで、借り換えの審査のポイントをまとめましたので、下記を参考にしてください。

借り換えの審査を受ける際のポイント
ポイント解説
審査時間最短30分から1週間程度まで、カードローンによりさまざまです。
書類や手続き新規申込時と同様、
・本人確認書類
・収入証明書類(必要なケースのみ)
が必要となります。
その他必要なもの借り換え後、銀行引き落としで返済を行うカードローンは、銀行口座のわかる物と銀行印が必要です。

借り換えの審査は、新規申し込み時と同様の内容で行われる場合がほとんどです。

ただし、カードローンによっては審査時間の長いものや、収入証明書が必要なものもありますので、事前に借り換え先カードローンの詳細情報に必ず目を通しておきましょう。

即日融資について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

借り換え審査を通りやすくする手順・方法

述したように、借り換えの審査は新規申し込み時と同様の手順・内容で行われることがほとんどです。

ただし、既に借り入れしている状態で再度審査を受けるということは、新規申し込み時よりも審査通過率が低くなるということです。

したがって、既存のカードローンの借り入れ金額を減らした状態で審査を受けることができるかどうかが非常に重要です。

つまり、借り換えの審査に通りやすくするには、既存の契約をできる限り削減しておくことがポイントです。

また、注意点として、総量規制枠のギリギリまで既存の契約で借り入れしている場合、借り換えの審査に通る確率は非常に低いです。

なぜかというと、借り換え専用商品以外の消費者金融カードローンを借り換え先として利用する場合、総量規制の対象となるからです。

総量規制について

さらに詳しく借り換えローンの審査に通りやすくする方法について知りたい人は、「カードローン借り換え審査を通しやすくする方法を徹底解説!」参考にしてみてください。

低金利おすすめ借り換え先銀行カードローン

借り換えを検討している多くの人は、今より低金利なカードローンを選び、総返済額を減らしたいと思っていると思います。

そこで、おすすめなのが「みずほ銀行カードローン」になります。

みずほ銀行カードローンの場合、利用限度額に応じて金利が優遇されるため消費者金融に比べると低金利で借りることができます。

実際に、金利年15.0%の消費者金融と利用限度額ごとのみずほ銀行カードローンから借入した場合の、総支払額の違いをシミュレーションしてみます。

100万円を借り換える場合

返済期間:3年

金利毎月返済額総支払額
年15.0%35,000円1,244,875円
年12.0%33,214円1,195,696円

※実際の金利は審査によって決まります。上記は想定金利でのシミュレーションとなります。

みずほ銀行カードローンであれば毎月の支払額は、差額1,786円ほど楽になり、総返済額では差額49,179円も浮きます

150万円を借り換える場合

返済期間:3年

金利毎月返済額総支払額
年15.0%51,997円1,871,894円
年12.0%49,821円1,793,556円

※実際の金利は審査によって決まります。上記は想定金利でのシミュレーションとなります。

みずほ銀行カードローンであれば毎月の支払額は、差額2,176円ほど楽になり、総返済額では差額78,338円も浮きます

200万円を借り換える場合

返済期間:3年

金利毎月返済額総支払額
年15.0%69,330円2,495,864円
年9.0%63,599円2,289,556円

※実際の金利は審査によって決まります。上記は想定金利でのシミュレーションとなります。

みずほ銀行カードローンであれば毎月の支払額は、差額5,731円ほど楽になり、総返済額では差額206,308円も浮きます

300万円を借り換える場合

返済期間:3年

金利毎月返済額総支払額
年15.0%103,995円3,743,821円
年7.0%92,631円3,334,698円

※実際の金利は審査によって決まります。上記は想定金利でのシミュレーションとなります。

みずほ銀行カードローンであれば毎月の支払額は、差額11,364円ほど楽になり、総返済額では差額409,123円も浮きます

「みずほ銀行カードローン」に乗り換えることで毎月の返済額と同時に、最終的に支払う利息も減らすことが実現します。

こちらで銀行カードローンの金利について詳しく紹介しているので、ご参考にしてください。

FPがおすすめするカードローン借り換え先の選び方

借り換え先を選ぶ際、選び方に注意点があります。

借り換えを考えている人の借入状況として以下の2つが想定できます。

  • 総量規制枠ギリギリまで既に借り入れしていて、返済が厳しい
  • 総量規制枠内で借り入れしていて融資枠には余裕があるが、より条件の良いカードローンに借り換えしたい

1.に該当する人

総量規制枠ギリギリであれば、借り換え向きのカードローンを選びましょう。
なぜかというと、通常のカードローンを選ぶと借入額が大きいことにより、審査に落ちてしまう可能性が高くなるからです。
その点、借り換え向きのカードローンであれば、あらかじめある程度金額が大きいであろうことを想定しています。
審査に通過できないと、借り換え自体が実現しませんので慎重に借入先を検討したいところです。

2.に該当する人

既存のカードローンと同様、自由にカードローンを選択することができます。
今よりも少しでも低金利で利便性の良いカードローンを選ぶことができます。

カードローンの借り換え・おまとめの相談については「専門家が教える!おまとめローン・借金一本化の適切な相談先」の記事でも紹介しているので参考にしてください。

1級ファイナンシャルプランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
総量規制とは、貸金業者からお金を借りる場合、年収の3分の1までしか借りられないという制度です。
貸金業者には、消費者金融の他にクレジットカード会社、信販会社などがあります。銀行は対象外です。
総量規制の枠まで借りている人は、借り換え向きのカードローンを検討しましょう。

塚越さん

塚越さん

カードローンの借り換え以外にお金を借りる方法はないのか?

借り換え以外の方法として、資金の利用目的が「教育費用」「自動車購入費用」などの場合は目的限定型ローンを利用することで、低い金利でお金を借りることができます。

しかし、「資金の利用目的が限定されると困る」「好きなときにお金を借りたい」という人は、より条件の良いカードローンを借り換え先として検討しましょう。

カードローン借り換えのよくある疑問

今回の記事を踏まえ、カードローンの借り換えに関する「よくある疑問」をまとめてみました。

借り換えに関するちょっとした疑問や質問もすっきり解消して、自分にぴったりのカードローンを選んでください。

Q:カードローンの借り換えとは?

A:現在利用しているカードローンよりも、さらにメリットのあるカードローンに乗り換えることを指します。


Q:カードローンの借り換えメリットは?

A:借り換え後は金利が下がることが多いので、支払利息が少なくなります。また、月々の返済額を減らすことができるので、返済額の総合計も少なくすることができます。

Q:カードローンを借り換えるデメリットは?

A:違うカードローンに入りなおすことになるので、審査を通過する必要があります。また、借り換え時にカードローンの借入残高が残っていると、審査に落ちることや、希望金額を借りられないということもあります。

Q:借り換えをしたほうがいいのはどんな人?

A:現在利用しているカードローンの利便性が悪い、毎月の約定返済額が高く負担が大きいと感じている人は、借り換えを検討しましょう。

Q:借り換えに向かない人もいる?

A:現在利用しているカードローンと、検討しているカードローンで条件がほぼ変わらない、過去5年以内に延滞や自己破産をしている人は、やめておいたほうが無難です。

ランキングの算定基準

カードローンの借り換え先としておすすめランキングを作成するにあたり、上限金利を最重視するロジックを構築しました。

その理由は、カードローンの金利は、借り入れ金額や借り入れ期間によって変動しますが、上限金利は金融機関によって決まっています。

そのため、上限金利が低い金融機関を選ぶことで、借り換え後の金利を抑え、利息を節約できる可能性が高くなります。

また、カードローンの借り換えは、既存の借入金の返済を新しい借入金でまとめるものです。そのため、借り換え後の金利が低ければ、毎月の返済額や返済総額を減らすことができます。

なお、上限金利はあくまでも目安であり、実際の適用金利は借り入れ金額や借り入れ期間、信用情報などの審査状況によって異なります。そのため、借り換えを検討する際には、各金融機関の公式サイトで最新の金利情報を確認することをおすすめします。

評価項目内容調査方法
上限金利上限金利が低いカードローンを高く評価。各カードローンの公式サイト
融資までにかかる時間申込から融資までにかかる時間が短いカードローンを高く評価。各カードローンの公式サイト
利用限度額利用限度額が高く設定されているカードローンを高く評価。各カードローンの公式サイト
返済方法の豊富さ返済方法が多いカードローンを高く評価。各カードローンの公式サイト
特定条件による金利の引き下げ特定の条件による金利の引き下げがあるカードローンを高く評価。各カードローンの公式サイト
口座開設数口座開設数が多いカードローンを高く評価。各カードローンの公式サイト

上限金利

カードローンの金利は、年13.0%以下を5点、年13.1%~14.0%を4点、年14.1%~14.5%を3点、年14.6%~14.9%を2点、年15.0%以上を1点としています。

カードローン上限金利点数
みずほ銀行カードローン年14.0%※14
auじぶん銀行カードローン年12.5%※25
りそな銀行カードローン年13.5%※34
楽天銀行スーパーローン年14.5%※43
福岡銀行カードローン(FFGカードローン)年14.5%3

※1.住宅ローンの利用で、みずほ銀行カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
※2.表示金利は、「au限定割 借り換えコース」です。通常金利(1.48%~17.5%)、au限定割 誰でもコース(1.38%~17.4%)、au限定割 借り換えコース(0.98%~12.5%)
※3.金利は8種類(変動金利)。利用限度額によって異なります。りそな銀行所定の住宅ローンを利用中、かつ、住宅ローンの取引口座で本カードローンを申込みの場合は年▲0.5%の金利特典があり、適用金利は年1.49%~13.0%の8種類となります。
※4.通常金利の場合

融資までにかかる時間

融資までにかかる時間が、最短20分以内を5点、最短21分~1時間以内を4点、最短1時間超~即日を3点、最短1日~2日を2点、最短3日以上を1点としています。

カードローン融資までにかかる時間点数
みずほ銀行カードローン-※14
auじぶん銀行カードローン最短即日5
りそな銀行カードローンWEB契約で最短1週間程度※24
楽天銀行スーパーローン最短翌日3
福岡銀行カードローン(FFGカードローン)通常1週間~10日程度3

※1.審査時間・融資時間:みずほ銀行の口座を持っている場合は最短当日~1週間程度、持っていない場合は2~3週間程度かかります。
※2.審査・利用開始までの時間:審査・手続きの状況等により異なります。

利用限度額

カードローンの限度額は、800万円超を5点、501万円~800万円を4点、301万円~500万円を3点、101万円300万円を2点、100万円以下を1点としています。

カードローン利用限度額点数
みずほ銀行カードローン最大800万円4
auじぶん銀行カードローン最大800万円4
りそな銀行カードローン10万円~800万円4
楽天銀行スーパーローン最大800万円4
福岡銀行カードローン(FFGカードローン)10万円~1,000万円5

返済方法の豊富さ

返済方法が5種類以上を5点、4種類を4点、3種類を3点、2種類を2点、1種類を1点としています。

カードローン返済方法の豊富さ点数
みずほ銀行カードローン5種類5
auじぶん銀行カードローン2種類2
りそな銀行カードローン3種類3
楽天銀行スーパーローン4種類4
福岡銀行カードローン(FFGカードローン)5種類5

特定条件による金利の引き下げ

カードローンの金利は、年13.0%以下を5点、年13.1%~14.0%を4点、年14.1%~14.5%を3点、年14.6%~14.9%を2点、年15.0%以上を1点としています。

カードローン引き下げ後の上限金利点数
みずほ銀行カードローン年13.5%4
auじぶん銀行カードローン年12.5%5
りそな銀行カードローン年13.0%5
楽天銀行スーパーローン年14.5%3
福岡銀行カードローン(FFGカードローン)年14.5%3

口座開設数

カードローンの口座開設数は、1,501万口座以上を5点、1,001万口座~1,500万口座を4点、501万口座~1,000万口座を3点、101万口座~500万口座を2点、100万口座以下を1点としています。

カードローン口座開設数点数
みずほ銀行カードローン2,400万口座5
auじぶん銀行カードローン530万口座3
りそな銀行カードローン98万口座1
楽天銀行スーパーローン1,400万口座4
福岡銀行カードローン(FFGカードローン)71万口座1

レーティング方法

当記事では各項目の評価で出た評価点に対してウェイトを付けて総合点を出しています。

総合点の計算方法

上限金利:点数×ウェイト

融資までにかかる時間:点数×ウェイト

利用限度額:点数×ウェイト

返済方法の豊富さ:点数×ウェイト

特定条件による金利の引き下げ:点数×ウェイト

口座開設数:点数×ウェイト
=総合点

ランキングに使用しているウェイト
評価項目ウェイト
上限金利35%
融資までにかかる時間15%
利用限度額10%
返済方法の豊富さ15%
特定条件による金利の引き下げ10%
口座開設数15%

公式サイト

本記事の編集者について

イーデス編集部

イーデス編集部

専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。

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