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ファクタリングとは何?仕組みを図解でわかりやすく解説

最終更新日:

監修者

田尻 宏子

ファクタリングとは何?仕組みを図解でわかりやすく解説
ファクタリングとは
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ファクタリングの意味

(英語名:Factoring)

  • ファクタリングとは、企業から売掛債権を買い取り、売掛債権の管理や回収を行う金融サービスのこと。

    売掛債権の早期現金化が可能となる、比較的新しい資金調達方法である。

ファクタリングは、赤字や、負債が返済できない状況でも利用できるので、資金繰りに悩んでいる会社の経営者にとって魅力的なサービスです。

イーデス

編集部

しかし、難しい言葉で説明されても「なんだかよく分からない…」という方は多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では、ファクタリングとは何かを簡単に分かりやすく説明します。

「ポイントだけ理解して、あとはファクタリング会社に相談したい」という方は、次の3点だけ確認しておきましょう。

ポイント

  • ファクタリングは、入金待ちの請求書(売掛債権)を買取ってもらうサービス
  • 手数料が高く、単発利用向け
  • 悪徳業者に注意し、優良なファクタリング会社に相談する
  • 当サイトでは、個人向け給与ファクタリングは掲載しておりません

仕組みが複雑で、信頼できる情報も少ないファクタリングですが、この記事を最後まで読めば、利用すべきかどうかの判断ができるようになります。

少し長くなりますが、ぜひ最後までお読みください。

こんな疑問を解消します!

  • ファクタリングはどんなサービスなのか?
  • 資金繰りがうまくいかない状況をファクタリングで改善できる?
  • ファクタリングに興味はあるけど、利用するべきかわからない…
田尻さん

田尻 宏子 /2級ファイナンシャル・プランニング技能士

【専門家の解説】

会社の資金繰りが厳しい時、売掛債権をファクタリング業者に買い取ってもらう「ファクタリング」の利用を検討する人もいるのではないでしょうか。民法では債権の譲渡は違法ではないとされており、事業者向けのファクタリング自体は違法ではありません。しかし、仕組みを十分に理解しておかないと、思わぬ失敗をする可能性もあります。 まずはファクタリングの特徴と注意点を押さえましょう。

即日対応のファクタリング業者については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

  • ファイナンシャルプランナー

    監修者田尻 宏子

    証券会社営業、生命保険会社営業サポート、銀行コールセンターなど複数の金融機関で勤務した後、2016年末からライターとして活動開始。 現在は、主に投資・保険・不動産・ローンなどのジャンルを中心に金融系サイトで執筆中。

    気になる内容をタップ

    ファクタリングとは売掛債権を売却し現金化すること

    ファクタリングは、入金待ちの請求書(売掛債権)を買取ってもらうことで、決済日よりも早く現金を受け取るサービスです。

    売掛債権の買取金額は、「手数料」を割り引いた金額になるため、本来取引先から入金される金額(売掛金)よりも少なくなります。

    ファクタリングの特徴

    • 最短即日で現金化できる
    • 信用情報に悪影響がない
    • 銀行融資よりもファクタリング審査がやさしい
    • 取引先が倒産しても回収義務がない
    • 担保・保証人なしで利用可能

    以上のようなメリットがあるので、急ぎで現金が必要な時や融資が受けられない企業にとって、心強い資金調達手段になっています。

    補足:なぜファクタリングは普及したのか

    ファクタリングが普及し始めたのは、最近のことです。ファクタリングが普及する前は、日本では長い間「手形」が掛取引の主流でした。

    しかし、「手形」はピークの10分の1以下に減少し、「現金の後払い」がメインに変化しています。

    そのため、「手形割引」や「裏書譲渡」による資金調達も激減しているという事情があるのです。

    手形の裏書譲渡については、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

    ファクタリングの仕組み【図解】

    ファクタリングで登場するのは、「自社」「取引先」「ファクタリング会社」の3社です。

    ファクタリングは、「取引先」の関わり方によって次の2つに分類できます。

    ここでは、「2社間」と「3社間」の仕組みの違いを理解しましょう。

    2社間ファクタリング

    2社間ファクタリング

    2社間ファクタリングの「2社」とは

    • 自社(あなたの会社)
    • ファクタリング会社

    基本的に自社&ファクタリング会社の2社間で手続きを行うため「2社間ファクタリング」と呼びます。

    2社間ファクタリングの仕組みは、以下の4STEPです。

    1. STEP.1

      「自社」が「ファクタリング会社」に売掛債権を譲渡する

    2. STEP.2

      「ファクタリング会社」が「自社」に売掛金の相当額を支払う

    3. STEP.3

      「取引先」が「自社」に売掛金を支払う

    4. STEP.4

      「自社」が「ファクタリング会社」に売掛金を支払う

    売掛金の支払い(STEP3)で「取引先」が入っていますが、ファクタリング契約時に何か手続きをお願いする必要はありません。(原則)

    そのため、「取引先」にファクタリングを利用していることを知られる可能性は低いといえます。

    2社間ファクタリングのメリット

    取引先の承諾を得る必要がない

    • 基本的に取引先への通知や、承諾を得る必要がなく、経営状況悪化を悟られる心配が少なくなります。

    資金化がスピーディー

    • 基本的に自社とファクタリング会社の2社間で契約が成立するため、取引先との交渉や事務手続きの時間が短縮できます。

    利用のハードルが比較的低め

    • 中小ファクタリング会社が幅広く参入しているため、比較的審査に通過しやすいと言えます。

    2社間ファクタリングのデメリット

    手数料が比較的高め

    • 3社間ファクタリングと比較すると、手数料相場が5倍以上と高めです。

    大手では基本的に利用できない

    • 大手ファクタリング会社では2社間ファクタリングを提供していないため、中小零細業者から選択する必要があります。

    取引先にファクタリング利用が伝わる心配はゼロではない

    • 取引先にファクタリング利用を通知する必要はありませんが、万が一利用情報が伝わった場合、重大な信用失墜となる心配があります。

    2級ファイナンシャルプランニング技能士
    監修者 田尻 宏子の一言コメント!
    ファクタリングには自社とファクタリング会社の2社間で行う「2社間ファクタリング」と自社、ファクタリング会社、取引先の3社で行う「3社間ファクタリング」があります。 ファクタリング会社によって2社間、3社間どちらを扱っているかは異なります。 取引先にファクタリング利用を知られたくないのであれば、2社間ファクタリングを扱う会社を選びましょう。 ただし、2社間であっても取引先に絶対に知られないとは限りません。その点は留意しておく必要があります。

    田尻さん

    田尻さん

    契約までの流れ

    1. STEP.1

      申込

      インターネット、電話、来店、郵送などで申し込み、必要書類を提出します。



      必要書類の例

      「決算書」「売掛金を証明できる書類」「納税証明書」など

    2. STEP.2

      審査

      基本的に以下のような項目が確認されます。



      審査のチェック項目例

      ・法人登記情報

      ・債権譲渡登記情報

      ・帝国データーバンクのデーターベース照会 など

    3. STEP.3

      契約

      審査に通過できれば、契約手続きに進みます。

    4. STEP.4

      入金

      契約完了後、手数料などを割り引いた金額が指定口座に振込まれます。

    5. STEP.5

      回収

      自社で売掛金を回収し、指定期日までに速やかにファクタリング会社に送金します。

    3社間ファクタリング

    3社間ファクタリング

    3社間ファクタリングの「3社」とは

    • 自社(あなたの会社)
    • ファクタリング会社
    • 取引先

    2社間ファクタリングでは「取引先」が直接契約手続きに関わりませんが、3社間ファクタリングでは必ず「取引先」が関わってきます。

    3社間ファクタリングの仕組みは、以下の6STEPです。

    1. STEP.1

      「自社」と「ファクタリング会社」がファクタリングの契約&承諾をする

    2. STEP.2

      「自社」と「取引先」がファクタリングの契約&承諾をする

    3. STEP.3

      「自社」が「取引先」に支払金額の確認をする

    4. STEP.4

      「ファクタリング会社」が「自社」に売掛金の相当額を支払う

    5. STEP.5

      「ファクタリング会社」が「取引先」に請求金額の確認をする

    6. STEP.6

      「取引先」が「ファクタリング会社」に売掛金を支払う

    上記の通り、3社間ファクタリングでは、ファクタリング利用による債権譲渡を「取引先」に承諾してもらう必要があります。

    また、売掛金の支払い(STEP6)も、「取引先」が直接「ファクタリング会社」に行います。

    利用のハードルが高くなるのは否めませんが、2社間ファクタリングよりも手数料は大幅に低くなるのが特徴です。

    2社間よりも圧倒的有利な条件で利用可能なのは3社間の大きな魅力といえるでしょう。

    3社間ファクタリングのメリット

    手数料が比較的低め

    • 2社間ファクタリングと比較すると、大幅に低い手数料で利用でき、手形割引に近い金利で利用できることもあります。

    大手業者もサービス提供している

    • 大手ファクタリング会社の選択が可能となるため、悪徳業者とのトラブルを回避できます。

    取引先との取引の透明性確保

    • 取引先の承諾を得るため、内緒で売掛債権を売却するという後ろめたさを感じる必要がありません。

    売掛金回収の手間がなくなる

    • 基本的に売掛金は売掛先から直接ファクタリング会社に支払われます。

    3社間ファクタリングのデメリット

    取引先の承諾を得る必要がある

    • ファクタリングの利用を取引先に説明し、承諾を得ないといけないため、不安を与えてしまう可能性があります。

    資金化に時間がかかることも

    • 取引先への通知や承諾が必要なため、現金化されるまでに時間がかかる場合があります。

    利用のハードルがやや高い

    • 審査がやや厳しくなる傾向があります。

    契約までの流れ

    1. STEP.1

      取引先への打診

      ファクタリングを利用したいことを相談し、承諾を得ます。

    2. STEP.2

      申込

      インターネット、電話、来店、郵送などで申し込み、必要書類を提出します。



      必要書類の例

      「決算書」「売掛金を証明できる書類」「納税証明書」など

    3. STEP.3

      審査

      基本的に以下のような項目が確認されます。



      審査のチェック項目例

      ・法人登記情報
      ・債権譲渡登記情報
      ・帝国データーバンクのデーターベース照会 など

    4. STEP.4

      契約

      審査に通過できれば、契約手続きに進みます。
      取引先の印鑑が必要です。

    5. STEP.5

      入金

      契約完了後、手数料などを割り引いた金額が指定口座に振込まれます。

    6. STEP.6

      回収

      ファクタリング会社が売掛金を回収します。

    2級ファイナンシャルプランニング技能士
    監修者 田尻 宏子の一言コメント!
    3社間ファクタリングは売掛債権を譲渡することを取引先にも知らせる必要があります。承諾されなければファクタリングの利用はできませんので気を付けてください。特に取引先に経営状態を不安に思われると困る、という場合は要注意です。 また、審査後の契約では取引先の承諾を得たという証明のためにも取引先の印鑑も必要です。 ただ、このような手間がかかるため、2社間ファクタリングに比べ3社間ファクタリングは手数料が低めに設定されています。

    田尻さん

    田尻さん

    ファクタリングの種類は5つ

    ファクタリングにはさまざまな種類があり、大きく分けると次の5つがあります。

    これらは、売掛債権や決済手段の種類、ファクタリングの利用目的などで分類されているので、違いを簡単に解説します。

    買取ファクタリング

    本記事で説明しているファクタリングは、すべて買取ファクタリングです。

    • 売掛債権の回収リスクの低減
    • 売掛債権の早期資金化
    • 債権のオフバランス化


    以上のような目的で利用するファクタリングです。

    保障ファクタリング

    保証ファクタリングとは、売掛金の支払いをファクタリング会社が保証してくれる、保険のようなサービスです。

    買取ファクタリングの目的が「資金調達」なのに対し、保証ファクタリングは「倒産などで売掛債権が回収できなくなるリスクを回避する」ことを目的としています。

    また、与信調査をファクタリング会社が行ってくれるのも保障ファクタリングの魅力です。

    一括ファクタリング

    一括ファクタリングとは、支払手形の代わりとして導入された決済手段です。

    支払手形の発行にかかる事務作業や印紙税などの負担を軽減できるため、取引先にとってメリットが大きいのが特徴です。

    一括ファクタリングを利用するときは、3社間での取引になります。

    国際ファクタリング

    国際ファクタリングとは、海外企業との輸出取引に対して発生した売掛金をキッチリと回収するために利用されるサービスです。

    通常のファクタリングと違い、次の4社が介在するのが特徴です。

    • 輸出業者(ファクタリング利用者)
    • 海外の業者(支払いを行う)
    • 日本国内のファクタリング会社
    • 海外のファクタリング会社

    国際ファクタリングは、未払いの発生・与信(支払い能力)の調査などの不安を解消して海外と取引ができるように生まれました。

    医療ファクタリング(診療報酬債券ファクタリング)

    医療ファクタリングとは、診療報酬債権を利用したファクタリングのことで、受け取りまでに通常2~3カ月かかる診療報酬を早く受け取ることができるサービスです。

    医療ファクタリングは「医療」にまつわるファクタリングの総称で、次の3つにわけることができます。

    • 診療報酬ファクタリング
    • 介護報酬ファクタリング
    • 調剤報酬ファクタリング

    医療ファクタリングの利用は、一般的には3社間の取引になります。

    【初めて利用する方向け】ファクタリングの注意点3つ

    ファクタリングを初めて検討されるなど、ファクタリングの仕組みがよくわかっていない方は、次の3つに注意しましょう。

    • 銀行融資に比べて手数料が高い
    • 債権譲渡登記によって取引先にバレる場合がある
    • 買取ファクタリングは闇金業者が存在する

    ファクタリングは、売掛債権の現金化によって当面の資金繰りのピンチに役立つ可能性があります。

    しかし、通常の銀行融資などに比べると注意点が多くあります。

    こちらの項目では、ファクタリングで特に気をつけるべきポイントを3点に絞って解説します。

    銀行融資に比べて手数料が高い

    ファクタリングは、銀行融資よりも審査が柔軟&スピーディーである反面、手数料はかなり高額となる場合があります。

    買取ファクタリングは「売掛債権の譲渡」なので、利息制限法が適応されず、金利(年率)に換算すると桁違いの超高金利に相当します。

    仮に優良企業であれば年1.0%前後での銀行融資もありうるわけですが、ファクタリングの手数料がそこまで低くなることはありえません。

    以下は、2社間ファクタリングの手数料相場と、金利(年率)に換算した場合の例です。

    ※売掛金の1カ月入金早期化と仮定した場合

    2社間ファクタリングの手数料相場:5.0%~40.0%前後

    → 金利(年率)に換算すると「60%~500%」

    闇金の世界では「トイチ(10日で1割)」なんて言葉がありますが、月30.0%の手数料では「トイチ」に相当してしまいます。

    仮に買取ファクタリングを繰り返し利用した場合、短期間のうちに破綻に至るのは火を見るよりも明らかです。

    以上のことから、買取ファクタリングはやむを得ない緊急時の単発利用以外はおすすめできません。

    ファクタリングを利用するのならば自分が「1度の利用で留められる」という見通しがあるときだけにしましょう。

    ファクタリングの手数料について詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。

    ファクタリングの手数料について詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。

    債権譲渡登記によって取引先にバレる場合がある

    買取ファクタリングのなかでも2社間ファクタリングでは、基本的には売掛先への通知は行わずにファクタリング会社だけとのやり取りだけで契約可能です。

    ただし2社間ファクタリングにおいて「債権譲渡登記」を実施する場合、売掛先が登記情報を確認することによってファクタリングが判明してしまうリスクも存在します。

    通常であれば売掛先が債権譲渡登記をわざわざ確認することは極めてまれと考えられますが、取引先にバレるリスクがあることは予備知識として把握しておきましょう。

    こういった債権譲渡登記などの「ファクタリングの契約」に関することは、ファクタリング会社と契約する書面に記載されていることがほとんどです。

    ファクタリング会社との契約に不安な方は下記の記事をご覧ください。

    闇金業者が存在する

    買取ファクタリングは、法整備が十分に行き届いていないため、闇金業者がファクタリングに目につけている現状があります。

    「今どき闇金なんて…」と思うかもしれませんが、実際にファクタリング会社を装った闇金業者が摘発された事例もあります。

    参考記事:日本経済新聞|ファクタリング、ヤミ金が装う 違法貸し付け、大阪などで摘発 法規制求める声

    銀行等の金融機関と同じような感覚でファクタリングに申し込むのは危険です。

    誰しもが安心して買取ファクタリングを利用できる環境整備は、今後の大きな課題の一つと言えるでしょう。

    なお、買取ファクタリングをさも政府が推奨しているかのように騙るネット情報を見かけますが、政府サイドで買取ファクタリングを直接的に推奨している事実はありません。

    参考記事:ABL(動産・売掛金担保融資)の積極的活用について

    金融庁では「売掛債権担保融資」推進のプレスリリースを行っていますが、これは買取ファクタリングとは全くの別物です。

    利用者を騙すようなネット情報に踊らされないように注意しましょう。

    ファクタリングを検討すべき会社とは?

    買取ファクタリングの利用を検討すべきなのは、次の場合に限られます。

    • 深刻なキャッシュ不足時
    • ファクタリング以外の有効な資金調達手段が見つからない

    買取ファクタリングは、手数料の高さが最大のネックで、資金調達手段としては決して優先順位の高いものではありません。

    銀行融資やビジネスローンなどが利用できるなら、そちらを利用したいという方も多いでしょう。

    しかし、キャッシュフローに問題を抱えた状態に対して、一度だけファクタリングでピンチを切り抜けておくという方法はアリなのかもしれません。

    ファクタリングで一時しのぎをすると同時に、キャッシュフロー改善を地道に行うことで真の経営を立て直しにつながります。

    キャッシュフローを改善する方法を、以下に簡単に紹介しておきます。

    • 支払いをできる限り遅いタイミングで行うように交渉する
    • 売掛金の回収はできる限り早いタイミングで行うように交渉する

      • 即金払いには割引対応するなど
    • 売掛金の回収強化

      • 取引先の信用調査の実施なども長期的効果あり
    • 可能であれば一括前払いの契約を検討してもらう
    • 地道な経費削減
    • 不要資産の売却 or 担保提供、在庫の圧縮、不採算事業売却
    • 法人カード(クレジットカード)を上手に活用して、支払いを先延ばしする

    こうした改善にはある程度の時間が必要な場合もあり、今日明日の資金調達には結びつきにくい面もあります。

    買取ファクタリングで一息ついたとしてもキャッシュフローに問題を抱えたままでは、再びすぐにキャッシュ不足に陥ってしまうので注意しましょう。

    2級ファイナンシャルプランニング技能士
    監修者 田尻 宏子の一言コメント!
    ファクタリングを利用することで、当面の資金繰りはできるでしょう。しかし、ファクタリングは経営やキャッシュフローの立て直しという本来の問題の解決にはつながりません。 もし、資金繰りが厳しい状態が続くのであれば、取引先との関係の見直しや資産の売却等を検討した方がよいでしょう。 ファクタリングは日常の資金調達手段ではなく、非常時の手段として考えておいてください。

    田尻さん

    田尻さん

    こうした改善にはある程度の時間が必要な場合もあり、今日明日の資金調達には結びつきにくい面もあります。

    ファクタリング会社の選び方【悪質業者に騙されないために】

    悪徳業者を避けるためにも、慎重にファクタリング会社を選ぶ必要があります。

    ファクタリング会社は、一部の大手業者以外、名前も聞いたことがないような中小零細業者が大半を占めます。

    そのため、悪質な業者を正確に見分けるのは、よほどファクタリング業界に精通していなければ困難です。

    ファクタリング会社を選ぶときは、以下の点を必ずチェックしましょう。

    • 手数料など、契約条件がはっきりしているか
    • 面談をせずにファクタリングOKと勧誘しないか(面談を避ける)
    • ファクタリング会社の所在地や代表者などの情報が明示されているか
    • 極端に甘い条件で勧誘しないか
    • 保証人や担保を要求しないか

    悪徳業者へ騙されるのも「気持ちが焦っている」ことが非常に多いものです。ぜひ、数分程度でも冷静になって、上記のような注意事項をチェックする余裕を持つように努めてみて下さい。

    またひとりで抱え込まずに、できる限り周囲や相談機関に声を掛けてみることも大切です。思いがけないアドバイスが得られる場合もあることでしょう。

    ここからは、上記の項目について、簡単にポイントを解説します。

    手数料など、契約条件がはっきりしているか

    優良業者ほど、きめ細やかな条件がサイトに掲載されている傾向にあります。

    面談をせずにファクタリングOKと勧誘しないか(面談を避ける)

    面談は、きちんとした審査をするのに大切なポイントです。

    面談せずに債権買取というのは、まともな審査をしない悪徳業者のリスクが高くなります。

    ファクタリング審査については、こちらを参考にしてください。

    ファクタリング会社の所在地や代表者などの情報が明示されているか

    優良業者であれば住所や代表者の氏名はもちろん、資本金や会社の沿革等まできちんと開示しています。

    架空の住所でないか、グーグルマップ等で確認しておくと安心です。

    極端に甘い条件で勧誘しないか

    いかにも得な条件で買取可能と見せかけて勧誘し、後から法外な手数料を請求するなど、さまざまな手口があります。

    保証人や担保を要求しないか

    真っ当なファクタリング業者が保証人や担保を条件にすることはありません。

    闇金の関与が強く疑われるため、絶対に利用は避けるようにしてください。

    編集部おすすめ優良ファクタリング3選

    編集部が行った調査の結果、おすすめの優良ファクタリングは次の3つです。

    即日対応の優良ファクタリング3選

    QuQuMo

    QuQuMo

    オンライン完結でスピーディに現金化!

    ※1.個人向け給与ファクタリングではありません
    ※2.遅延債権は申し込めません

    これらの3つについて、おすすめポイントやメリット・デメリットをさらに詳しくご紹介します。

    ビートレーディング

    【法人/個人事業主】専用

    ビートレーディングのメリット

    • 急いで資金調達したい人におすすめ
    • 15時までに契約完了の場合は、即時入金!
    • 書類資料提出~査定結果の報告は最短30分以内
    • 東京・大阪・福岡・仙台の4店舗展開!全国各地で無料査定に対応

    ビートレーディングのデメリット

    • 最低買取額は3万円~
    • 手数料は標準的な設定

    ビートレーディングは、2013年に設立されたファクタリング会社で、累計取扱件数は1万6千社超、累計取扱高は約409億円と業界トップレベルの実績があります。

    ファクタリング以外にも、「買掛金先払いサービス」を提供しているのが特徴的です。

    東京・大阪・福岡・仙台に店舗を展開していて、無料の出張査定にも対応しています。

    関東だけでなく、関西にある企業も利用しやすい体制が整っていると言えるでしょう。

    ビートレーディング
    対応エリア資金化スピード買取可能額
    全国最短2時間下限・上限なし
    2社間3社間個人事業主

    おすすめポイント

    • 申し込みから入金まで最短2時間!
    • 非対面契約が可能
    • 提出する必要書類は2点だけ

    QuQuMo

    【法人/個人事業主】専用

    QuQuMoのメリット

    • 最短2時間なため、急ぎの資金調達が可能
    • 手数料が低く、安心の2社間ファクタリングに特化
    • 必要書類が請求書・通帳の2点のみ

    QuQuMoのデメリット

    • 最大の手数料14.8%は平均より若干高め
    • 2社間ファクタリングに特化しているため、審査基準が厳しい傾向

    QuQuMoは、株式会社アクティブサポートが運営する、オンライン完結型のファクタリングサービスです。

    2018年7月にサービスを開始し、2023年1月時点で累計取引額100億円を突破しています。

    2社間ファクタリングに特化しているため、3社間ファクタリングに比べて手数料が低く、資金調達コストを抑えられるでしょう。

    QuQuMo
    対応エリア資金化スピード買取可能額
    全国最短2時間最高1億円
    2社間3社間個人事業主
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    おすすめポイント

    • 取引先に通知なしで安心の2社間ファクタリングに特化
    • 必要書類は請求書・通帳の2点のみ
    • 手数料1%から

    一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

    【法人/個人事業主】専用

    一般社団法人日本中小企業金融サポート機構のメリット

    • 審査結果が30分でわかる
    • 契約方法を2社間または3社間から選べる
    • 赤字や税金・社会保険滞納での利用可能

    一般社団法人日本中小企業金融サポート機構のデメリット

    • 個人事業主が利用する場合、売掛先が法人のみ対象

    一般社団法人日本中小企業金融サポート機構は、関東財務局長および関東経済産業局長が認定する経営革新等支援機関となっています。

    そのため、非営利団体である一般社団法人運営ですので、営利企業のファクタリング会社よりも手数料が低い傾向。

    2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに対応し、オンライン完結型のサービスを提供しています。

    一般社団法人日本中小企業金融サポート機構
    対応エリア資金化スピード買取可能額
    全国最短即日下限・上限なし
    2社間3社間個人事業主

    おすすめポイント

    • 非営利団体の一般社団法人運営で手数料が低い傾向
    • 最短即日で資金調達可能
    • 関東財務局長及び関東経済産業局長が認定

    まとめ

    こちらの記事ではファクタリングについて詳しく解説しました。

    最後に大切なポイントを振り返ります。

    ポイント

    • ファクタリングは売掛債権を買取ってもらうことで、現金化を早めるサービス(買取ファクタリング)
    • 買取ファクタリングは金利換算するとたいへんな高金利のため、緊急の単発利用にしか適さない
    • ファクタリング業界は法整備が追いついていない状況で、悪徳業者に気をつける必要がある

    以上を理解していただいたことで、ファクタリングに関する疑問や不安点をある程度解消できたのではないでしょうか。

    ファクタリングを利用する際のヒントとして、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

    おすすめのファクタリングについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

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