どうしてもおまとめローンの審査に通らない!落ちる原因と対策
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「おまとめローンの審査に落ちてしまった…」と絶望の淵に立っている方、「おまとめローンの審査に落ちる場合ってあるのかな?」と不安を抱えている方がいるのではないでしょうか。
確かに、おまとめローンの審査は「通常のキャッシングやカードローンと比較して厳しい」という見解が一般的であり、実際にそう感じている方も多いことでしょう。
そこで、1つのおまとめローンの審査に通過できなかった人は、どの商品でも審査に落ちてしまうのか。
また、おまとめローンの審査が厳しいとされる理由には、どのようなものがあるのか。
この記事ではそんな疑問について、以下の内容を中心にご説明していきます。
現在おまとめローンの審査に関する疑問をお持ちの方にとっては参考になるかと思いますので、よろしければ読んでみてくださいね。
飯田さん
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 飯田道子さんからのコメント
おまとめローンは、複数から借り入れしている人にとって、救世主のような存在。とはいえ、簡単に審査に通ることはありません。どのようなケースだと審査に通らないのか、その場合、どのようなアクションを取れば良いのか、この記事を熟読して欲しいと思います。
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おまとめローンの審査に通らない
冒頭でも触れたように、おまとめローンの審査に通過できなくて困っている方もたくさんいらっしゃると思います。
おまとめローン商品は返済に困っている方にとって救世主的な存在でもありますから、審査に落ちてしまうと「これからどうしよう…」と大きな不安に駆られているケースもあるでしょう。
しかしながら、おまとめローンの審査に落ちてしまう場合には、必ず何らかの理由があります。
もちろん、その理由の1つにおまとめローンの審査基準が影響している場合もあるのですが、申し込み者側の理由によって審査落ちしてしまう場合も非常に多いのです。
まずは、おまとめローンの審査が厳しい理由、おまとめローンの審査に落ちてしまう具体的な理由について触れていきましょう。
新井さん
おまとめローンを利用するメリットは、現在複数社に返済する管理を楽にできることや、今よりも低い金利が適用される可能性があることです。ただし、借入金額が高額になることから、審査は必然と厳しくなります。そのためにも、おまとめローンの審査に通らない理由を理解し、当てはまる場合はまずその理由を解消してから申し込むことが大切です。
おまとめローンの審査が厳しい理由
借り換えローンと同様に、おまとめローンの審査がなぜ厳しいのかというと、1つの大きな理由があります。
それは、通常のキャッシングやカードローンに比べて、「既に多額の借入残高を抱えている人の申込割合が大きい」というものです。通常、金融商品の審査で最重要とされるのは、利用者の「返済能力」です。
返済能力とは、返済に充てられる資金力の大きさのことを指します。例えば、年収1,000万円の高収入者であったとしても、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカード等の借金によって、返済に充てられる資金がほとんどないような状態では、「返済能力が低い」と判断されます。
対して、年収200万円の方であったとしても、他の借入が無く返済に充てられる資金に余裕があるのであれば、「返済能力が高い」と判断されることになります。このように、金融商品の審査と返済能力は非常に重要な関係にあるということです。
ではなぜ金融商品で返済能力が重視されるのかというと、滞納に繋がるリスクを回避するためです。
金融業者としては、「滞納に繋がるリスクの低い利用者」に資金を貸付しなければ、余計な回収費用がかさんでしまうため、事業としても重要なポイントになるわけです。
このような観点から見ると、おまとめローンは既に借入残高のある利用者が多いことから、「返済能力の低い利用者の申込割合が大きい」ということになります。
返済能力の低い利用者の割合が大きいということはすなわち、他の金融商品と同様の基準で審査を行っていたとしても、審査に落ちてしまう人が多くなるということです。
つまりおまとめローンの審査に関しては、金融業者側の審査基準が高い問題があるというよりも、利用者の返済能力に理由があるのです。
おまとめローンの審査に通らない人の具体的な理由
おまとめローンに通過できない方の具体的な理由としては、下記のようなものがあります。
おまとめローンの審査に通らない具体的な理由
- 返済能力を超えた借入残高があり、滞納リスクが高い
- 過去に滞納の履歴がある
- 直近10年以内に債務整理の履歴がある
- 借入件数が多すぎる(5件以上など)
- 収入が少なすぎる
- 安定した収入が見込めず、継続返済に不安がある(転職直後など)
上記の理由は、全て「利用者の返済能力」に関するものです。通常のキャッシング・カードローンでも利用者の返済能力は非常に重要なポイントになっていますが、借入残高の面ではおまとめローンのほうが高額になりやすいため、審査の際もより重視されることになります。
新井さん
おまとめローンの審査に通らない理由として、他社からの借り入れ件数が上げられます。3社程度までであれば審査への影響は少ないといわれますが、5社以上ともなると審査に通らない可能性が高くなります。そのため、借入残高の少ないところから完済しておくなどといった対策をとり、借り入れ件数をできるだけ減らしてから申し込むことを考えてみましょう。同じ借入残高なら、金利の高いところから返済することがポイントです。
このような背景があるにもかかわらず、過去に返済を滞納していたり、今後の継続的な返済を見込めなかったりと、利用者の信用に問題がある場合、おまとめローンの審査に通らない可能性が高いです。
飯田さん
おまとめローンに通らない理由としては、いくつかあります。このなかで収入が少なすぎるという理由であるならば、収入を増やす努力をすれば、借り入れできる可能性がでてきます。さらに収入が増えることで、おまとめせずに返済し続けることもできますよ。諦めることは簡単ですが、できることを考える習慣を身に付けて下さい。
おまとめローンの審査に通るための方法
必ずおまとめローンの審査に通過できるという方法はありませんが、通過するために工夫することは可能です。誰にでもできる、おまとめローンの審査に通過するための工夫でいえば、以下の3つがあります。
- おまとめローンの審査を無事通過できるまで、滞納は絶対にしない
- 借入件数をできるかぎりまとめておく(件数を絞る)
- 複数の商品を同時に利用しない
これらの方法を押さえておけば、審査結果に影響する可能性もあります。おまとめローンを検討中の方は、必ず覚えておいてくださいね。
おまとめローンの審査に通らないときにすべきこと
「どうしてもおまとめローンの審査が不安だ…」「おまとめローンの審査に落ちてしまった」というような場合、それぞれやるべきことは異なります。場合によっては、別の対処を検討する必要が出る場合もあるでしょう。
ここでは以下のケースに分けて、すべきことをご説明します。
- 既におまとめローンの審査に落ちてしまった方
- おまとめローンの審査が不安な方
既におまとめローンの審査に落ちた人へ
既におまとめローンの審査に落ちてしまった方は、残念ながら今の状態のまま審査に通過するのは非常に難しいです。
したがって、以下どちらかの対策を検討する必要があります。
- 状況を改善した上で再チャレンジ
- 別の方法を探す
再チャレンジを希望する方の具体的な対策として、「借入先をまとめて件数を減らす」「出来る限り残高を返済する」というようなものがありますが、現状お金に困っているケースがほとんどかと思いますので、借入件数の整理が良いでしょう。
別の方法を探す場合には、債務整理を検討する形になりますね。
おまとめローンは複数のローンをまとめることによって返済を効率化するものです。したがって、別のローンで対応することは難しく、また、同じような目的の金融商品も限られています。
加えて、一度審査に落ちてしまっているという事情を踏まえると、審査を要するような金融商品で返済を効率化するのは難しいでしょう。
対して債務整理は、法的手段を使って返済による負担を軽減する手段です。もちろんデメリットもありますが、「どうしても返済することができない…」というような場合には、最後の手段として検討するのも1つの選択肢でしょう。
ご自身の状況に合わせて、適した対策を取りましょう。
おまとめローンの審査が不安な人へ
おまとめローンの審査が不安な方は、以下3つの対策を行ってみましょう。
- 現在の借入件数をできる限りまとめる
- 可能な範囲で返済を行ってから申込する
- 先に信用情報の開示申請を行い、審査に通るかどうかをチェックしておく
これらの対策を行えば、審査に対する不安を多少なりとも軽減することができます。
おまとめローンの審査は落ちてしまう人も多いので不安に感じてしまうかもしれませんが、逆に言えば、落ちてしまっても特別なことではありませんので、気張らず落ち着いて申込してみるのが良いでしょう。
万が一審査に落ちてしまった場合は、別の対処を検討しましょうね。
おまとめローン以外の方法はないのか
おまとめローン以外に、フリーローンを使って契約をまとめるという方法もありますが、残念ながらおまとめローンの審査に落ちてしまった方が通過するのは非常に難しいです。
したがって、金融商品以外で対処するのが現実的でしょう。具体的な方法でいえば、先述したような「債務整理」ですね。法的手段にはなってしまいますが、借りたお金をどうしても返済できないような場合、有効な対策となります。
債務整理を検討する際は、債務整理を専門とする弁護士に相談するようにしてください。
おまとめローンの申込時の注意点
おまとめローンは、通常のキャッシング・カードローンと同じような手順で申込することができます。
しかしながら、おまとめローンの場合は通常商品とは異なり、既存の借入契約も関係することになります。したがって、おまとめローン特有の注意点もいくつか存在します。おまとめローン申込時の注意点を挙げると、下記のようなものがあります。
おまとめローン申込時4つの注意点
それぞれのポイントに分けて解説していきます。
1. 複数の商品を同時に申込しない
おまとめローンは、複数の契約を1つにまとめるための商品です。
したがって、おまとめローン商品を複数同時に申込するのは、商品の特性上避けたほうが良いでしょう。
複数商品を同時に申込した場合、ケースによっては、業者から「この利用者は金策に走っている」と判断されてしまい、審査に落ちる可能性があります。
また、商品の申込情報は信用情報に記載されます。複数商品を同時に申込すると履歴が多くなってしまうことにより、審査結果に悪影響をおよぼしてしまう可能性もあります。
おまとめローンを申込する場合は、必ず1社に絞って申込するようにしましょう。
2. 借入残高、借入件数を偽らない
おまとめローンの審査には、当然ながら信用情報が照会されることになります。
つまり、「少しでも審査に通りやすくするため…」と出来心で借入残高や借入件数を偽って申込したとしても、信用情報の照会ですぐにバレてしまいます。
場合によっては、申込情報を偽ってしまったことにより、「この利用者は信用できない」と判断され、審査に落ちてしまう可能性もあります。
おまとめローンを申込する際は、絶対に借入残高や借入件数を偽らないようにしましょう。
飯田さん
おまとめローンに限らず、質問された項目には、正直に答えるようにして下さい。ただ、おまとめローンの審査に通ったら、今後は安心という訳ではありません。基本的に返済のみとなるため、新たな借り入れができなくなります。便利なおまとめローンではありますが、日々のお金の使い方を、今以上に律していく必要がありそうです。
3. 基本的に返済のみになる
おまとめローンを申込する際は、以下のどちらかになると思います。
- 消費者金融が取扱う商品
- 銀行が取扱うカードローンをおまとめローンとして利用する
しかしながら、「今後も資金を借入する必要があるかもしれない」という場合は、気を付けなくてはいけない点があります。
それはどちらの商品を利用したとしても、おまとめローンは返済専用です。
たとえば、アイフルのおまとめローンでは以下のように記載されています。
※本商品は、貸金業法に規定される「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等」に該当し、貸金業法施行規則第10条の23第1項第1号または第1号の2に基づく商品です。 (現在のお借入れが年収の1/3を超えている場合でも審査可能です。)
※同規則第10条の23第1項第1号に基づき借換えする場合は、以下の条件を満たす契約となります。
1.借換えの対象となる債務は、銀行や貸金業者からの借入債務のほか、クレジットカードのショッピング債務等です。 (当社では、銀行の消費性ローン債務やショッピングリボ債務などを対象として審査いたします。)
2.既存のお借入れからの月額返済金額および総返済額を軽減します。
※同規則第10条の23第1項第1号の2に基づき借換えする場合は、以下の条件を満たす契約となります。
1.借換えの対象となる債務は、貸金業者 (みなし貸金業者含む) からの借入債務に限ります。 (銀行、クレジットカードのショッピング等は対象外。)
2.既存のお借入れからの月額返済金額および金利負担を軽減します。
3.約定に基づく返済により、段階的に残高を減らしていきます。
※同規則第10条の23第1項第1号および1号の2のいずれにおいても、計画的なご返済を支援することを目的とした商品であり、ご融資金は既存のお借入れのご返済のみに充てられる (借換え) ことが契約条件となります。
※カードローンではなく、ご返済のみの商品です。
※既存のお借入れ状況を把握させていただくために、例えば契約書・ATMで取引した際の明細・ご利用代金明細書等を、提出していただく必要があります。
※ご融資にあたり、ご返済能力の調査等を含めた審査を行います。
※お申込み後に当社よりご説明させていただく商品内容等にご理解ご承諾いただけた方のみご契約いただけます。引用元アイフル おまとめMAX
もちろんどの商品であっても相談にのってはくれますが、基本的に追加の借入はできずに返済だけを繰り返すことになります。
4. おまとめできない借金が各おまとめローンにはある
おまとめローンであれば、どんな借金でもまとめることできるかといえば、そうではありません。
さきほどのアイフルのおまとめローンをもう一度見てみましょう。
※本商品は、貸金業法に規定される「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等」に該当し、貸金業法施行規則第10条の23第1項第1号または第1号の2に基づく商品です。 (現在のお借入れが年収の1/3を超えている場合でも審査可能です。)
※同規則第10条の23第1項第1号に基づき借換えする場合は、以下の条件を満たす契約となります。
1.借換えの対象となる債務は、銀行や貸金業者からの借入債務のほか、クレジットカードのショッピング債務等です。 (当社では、銀行の消費性ローン債務やショッピングリボ債務などを対象として審査いたします。)
2.既存のお借入れからの月額返済金額および総返済額を軽減します。
※同規則第10条の23第1項第1号の2に基づき借換えする場合は、以下の条件を満たす契約となります。
1.借換えの対象となる債務は、貸金業者 (みなし貸金業者含む) からの借入債務に限ります。 (銀行、クレジットカードのショッピング等は対象外。)
2.既存のお借入れからの月額返済金額および金利負担を軽減します。
3.約定に基づく返済により、段階的に残高を減らしていきます。
※同規則第10条の23第1項第1号および1号の2のいずれにおいても、計画的なご返済を支援することを目的とした商品であり、ご融資金は既存のお借入れのご返済のみに充てられる (借換え) ことが契約条件となります。
※カードローンではなく、ご返済のみの商品です。
※既存のお借入れ状況を把握させていただくために、例えば契約書・ATMで取引した際の明細・ご利用代金明細書等を、提出していただく必要があります。
※ご融資にあたり、ご返済能力の調査等を含めた審査を行います。
※お申込み後に当社よりご説明させていただく商品内容等にご理解ご承諾いただけた方のみご契約いただけます。引用元アイフル おまとめMAX
アイフルの場合では、銀行カードローンで抱える借金はおまとめの対象となります。しかし、アイフルに限らず、クレジットカードのショッピング利用による借金はおまとめローン対象外になることがほとんどです。
このように、希望の借入先で何がおまとめローンの対象としているか確認してから申し込みをしましょう。
おまとめローンの審査基準
おまとめローンの審査基準を簡単にいえば、「ちゃんと返済してくれそうな、信用できる人かどうか」というものです。
これを判断するために、いくつかのポイントをもとに審査が行われます。ここでは、おまとめローンの審査基準について触れていきましょう。
審査でチェックされる項目
おまとめローンの審査でチェックされる項目は、下記のポイントです。
おまとめローンでチェックされる項目
- 基本情報
(年齢、本人確認書類と住所等が一致しているか、電話番号の記載は間違いないか、など) - 生活状況、返済能力
(独身既婚、子どもがいるかどうか、住宅ローンの有無、年収、勤続年数など) - 信用情報
(現在の契約状況、他社の借入残高、借入件数、滞納の有無、債務整理歴の有無など)
上記の中でも特に重要視されやすい項目が、「信用情報」になっています。では、おまとめローンの審査を受ける際に信用情報が重要視されるのには、どのような理由があるのでしょうか。
信用情報が重要!
おまとめローンは他の融資商品とは異なり、「複数の債務(※お金を返す義務のこと)をまとめる」という特徴を持っています。
したがって、返済期間も長期化しやすく、滞納に繋がってしまうリスクも高いといえます。このような背景から、おまとめローンの審査では信用情報が特に重視されるのです。
さらに詳しくいうと、おまとめローンの審査で重要になる信用情報は、以下の3つです。
- 現在の借入残高、件数と申込の内容が一致しているかどうか
- 滞納の履歴がないか
- 金融事故(債務整理歴の有無)
これらの情報に問題があれば、おまとめローンの審査に落ちてしまう可能性が高くなります。逆に言えば、信用情報に問題さえなければ、審査に通過しやすいということですね。
はたして審査に通りやすいおまとめローンは存在するのか
当記事を読んでいる方の中には、「審査が不安だから、通過しやすい商品を探そう」と考える人もいらっしゃると思います。
しかし結論から言えば、残念ながら「審査に通りやすいおまとめローン」は存在していません。
なぜかというと、おまとめのために資金を貸付するということ自体、業者にとってはリスクの大きい行為に当たるからです。
このような背景がある以上、審査を通りやすくしてしまえば、業者側にとってのリスクが大きくなりますから、審査に通過しやすいおまとめローン商品はまず存在していないのです。
新井さん
審査に通りやすいおまとめローンは存在しません。ただし、事前に属性を上げることや、申し込みまでに借り入れ件数や借入額をできるだけ少なくするなどの対策を行うことで審査に通る可能性は高くなります。信用情報に問題がないのであれば、おまとめローンを専門に取り扱っている金融機関を利用することも考えてみましょう。他者からの借り入れ件数が多くても、審査に通るケースがあります。
飯田さん
カードローンやおまとめローンを検索するとき、「審査 甘い」「審査 通りやすい」などの文言を入れて検索する人は少なくありません。みんな不安を抱えているため、できるだけ審査に通る可能性が高いところに申し込みたいと思っているようですね。ただ、そのような会社はどこにもありません。もし、確実に借りられるような文言がある会社を見つけたら、違法な会社である可能性大です。近づかない、利用しないようにして下さい。
銀行?消費者金融?おまとめ専用ローン?どれがいいのか
では、おまとめローンはどのような商品が良いのでしょうか。そもそも、おまとめローンは、以下2つのメリットを得るために利用するケースが大半です。
おまとめローン2つのメリット
- 毎月の返済負担の軽減
- 利息削減による返済の効率化
これら2つのメリットは、「元契約との金利差」によって生じます。
したがって、消費者金融が取り扱うおまとめ専用ローンよりも、銀行が取り扱う低金利なカードローンをおまとめローンとして利用するほうが、より大きなメリット得やすいといえます。
つまり、消費者金融商品よりもおまとめ専用ローンよりも、銀行カードローンのほうが多くの方にとって良い選択肢になるでしょう。
おまとめローンのおすすめサービス!
ここまでの内容をまとめると、以下3つのポイントを覚えておく必要があります。
- おまとめローンの審査は総合的に厳しめ
- 申込前に自分の状況をチェックしておくと良い
- 消費者金融の商品よりも銀行の商品のほうがメリットは大きい
しかしながら、これらの条件を満たすおまとめローンを探すのは、非常に骨が折れるのも事実なのです。
なので、ここではおすすめのおまとめローンを1つピックアップしてご紹介しておこうと思います。「おまとめローンを検討している」という方は、参考になさってくださいね。
当記事のおすすめおまとめローンは、下記です。
おすすめ おまとめローン
ご説明していきますね。
横浜銀行カードローン
横浜銀行カードローンは、地方銀行である「横浜銀行」が取り扱うカードローンですが、おまとめローンとしても利用できます。
金利は年1.5%~14.6%(変動金利)で、低めに設定されています。
また、横浜銀行カードローンは審査が非常に早く、最短即日の融資も可能です。この点は、他社のおまとめローンにはない大きなメリットでしょう。
例えば、「もう限界だ…次の返済までにおまとめローンで契約をまとめて楽になりたい」というような場合、他社のおまとめローンではおまとめが間に合わない可能性があります。
対して横浜銀行カードローンは、審査から融資決定までの手続きが非常にスピーディなので、お急ぎの場合でも選択しやすいと思います。
もちろんおまとめローンの利用目的は返済の効率化ですから、元契約との金利差に注意する必要はあるものの、比較した上でメリットがあるのであれば、横浜銀行カードローンを選択するというのも悪くはない選択肢でしょう。
おまとめローンの審査に関する【Q&A】
何度も言及したように、おまとめローンの審査は結構厳しめです。したがって、「こういう場合は審査面でどうなんだろう?」というような疑問をお持ちの方も多いと思います。
ここでは、おまとめローンの審査に関する疑問をQA方式で解決していきます。
- 借入件数に制限はありますか?
おまとめローンの借入件数に制限はありません。しかしながら、あまりに借入件数が多すぎると、業者側に「この利用者は相当返済に困っている」と判断されやすくなり、審査に落ちる可能性は高くなります。
したがって、借入はできるかぎり3~4件にまとめた上で申込するのが得策だといえます。限度額に余裕がある場合は、借入先をまとめておきましょう。- 転職っておまとめローンの審査に影響しますか?
結論からいうと影響します。しかし重要なポイントでいうと、転職回数や転職した事実が影響するのではなく、転職によって勤続年数が短くなるという点が影響します。
したがって、転職後2年以上勤めている方であれば、大きな影響は少ないでしょう。勤続年数に関しては、長ければ長いほど「この利用者は収入が安定している」と判断されやすくなり、審査においても有利になる可能性があります。- 無職の人や専業主婦でもおまとめローンを利用できますか?
原則として利用できません。専業主婦に関しては、専業主婦でも借入可能な銀行カードローンを利用する方法もありますが、「おまとめ」として審査を受けた場合、審査に落ちてしまう可能性は非常に高いでしょう。
無職の方に関しては、業者としても貸付リスクが非常に高いため、おまとめローンを利用することはできません。- 公的援助や年金を受けていたら、審査に通らないですか?
「本人に安定した収入がある」と認識されれば審査に通過できます。もちろん、生活状況や信用情報も含めて総合的に判断されますので、返済能力がないと判断された場合は通過できません。
銀行カードローンの中には、年金受給者でも融資を受けられるようなサービスが存在していますので、年金受給者の方はそちらを優先的にチェックしたほうが良いでしょう。- おまとめローンの審査において、返済実績や事故情報の有無ってどれぐらい大事ですか?
非常に大事なポイントになります。返済実績に関しては、その点だけで審査に落ちるわけではありませんが、事故情報が記載されていれば、その時点で審査に通過することはできません。したがって、どちらも審査結果に大きく影響します。
まとめ
おまとめローンの審査内容は事業者によって異なるため、完全非公開になっています。
しかしながら融資商品であることに違いはなく、審査に利用される情報も他の融資商品とほぼ同様です。
したがって、非公開だからといって不安になる必要はありません。当記事のポイントをまとめると、
ここまでのおさらい
- おまとめローンの審査が厳しいのは、返済能力の小さい申込者の割合が多いから
- おまとめローンの審査に落ちる場合、基本的に「利用者の返済能力」に要因がある
- おまとめローンを申込する前に覚えておくべき注意点が3つある
- おまとめローンの審査では、「基本情報」「生活状況」「信用情報」の3つをチェックされる
- メリットを求めるなら、銀行の取り扱う商品がおすすめ
- おまとめローンの審査にどうしても通らないなら、債務整理も検討する
の6つです。
それぞれ非常に重要なポイントになっていますので、おまとめローンの利用を検討中の方は必ずチェックしましょう。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
- ※アイフル:※申込の状況によっては、希望に沿えない場合があります。
新井さん
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 さんからのコメント
おまとめローンとは、現在借り入れている複数社からの借り入れを一つのローンにまとめ、返済先を1本化するローンです。そのため、カードローンとは異なり、最初にまとまった金額を借り入れて現在の借入先に返済し、その後はおまとめローンの借入先に返済を行う仕組みになっています。そのため、追加の借り入れなどは原則としてできない点に注意しておきましょう。