アイフルのおまとめローンの審査は厳しい?申し込みの流れや体験談を解説
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アイフルのおまとめローンには「おまとめMAX」「かりかえMAX」の2種類があります。
名前も商品内容も似ているため、戸惑ってしまう人も多いかとは思いますが、違いは単純で以下の通りです。
- おまとめMAX:アイフル利用経験のある人
- かりかえMAX:アイフルを初めて利用する人
この記事では、アイフルのおまとめローンの審査情報やメリット・デメリット、申し込みの流れなどについて紹介します。
ぜひ最後まで読んでいただき、アイフルのおまとめローンを申し込むべきかどうかの判断材料にしてください。
また、アイフルのおまとめローン以外のサービスが適している場合もあります。
詳しくはこちらで紹介しているので、参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス
監修者武藤 英次
成蹊大学経済学部経営学科卒。地方銀行勤務中にカードローンを含む個人・法人の融資業務などを幅広く担当。
2016年3月に美樹ライティングオフィスを開業し代表を務める。
趣味は一眼レフでの写真撮影、5人家族でのおでかけ、ピアノ演奏、甲子園を目指す長男の高校野球応援など。
カナヘイのピスケ&うさぎグッズを大量コレクト中。株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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アイフルのおまとめローンの審査は厳しい?
アイフルのおまとめローンの審査は、甘くありません。
信用情報や借入状況、収入証明など、さまざまな要素を総合的に評価して、審査が行われるからです。
おまとめローンの審査が甘いと謳うサービスは、違法業者の可能性が高いです。
審査の甘さを売りにして、高金利で貸し付けることで利益を得ようとする悪質な業者だからです。
違法な業者から借り入れすると、法外な金利や違法な取り立てにより、後悔する羽目になります。
そのため、審査の甘さで利用するサービスを選ばず、信用できる金融機関を選ぶことが重要です。
ここまでのポイント
アイフルのおまとめローンの審査は甘くないものの、その分安心できるサービスを提供しています。申込者が返済できる金額を適切に評価して、無理のない範囲で貸し付けを行なっていることから、安心できるサービスと言えます。
アイフルのおまとめローンの審査に関する口コミ
アイフルのおまとめローンの審査に関する口コミを紹介します。
アイフルおまとめローンの口コミ
引用元:みん評
他者に借入が3件で合計約140万円ありました。何社かおまとめローンの申し込みをしましたが審査にとおりませんでした。しかし、最後にネットで見つけたアイフルのおまとめローンに申し込んだところ、3日ほどで審査通過の電話を頂きました。
勤務先への在籍確認をしてほしくなかったので、相談したところ、給与明細と保険証の確認で対応してくださいました。金利の方も3社平均で18.0%が13.5%とかなり下がりました。月々の返済金額も1万円ほど下がりました。
上記の口コミによると、アイフルのおまとめローンを利用することによって、月々の返済額を1万円ほどで節約できたようです。
また、電話による在籍確認なしを希望の場合に確認方法を変更するなど、柔軟に対応してくれた点も高く評価されています。
なお、現在アイフルでは電話による在籍確認を実施していません。
原則、書類提出による在籍確認方法を採用しており、電話確認が必要になった場合には、申込者の同意を得た上で実施しています。
ここまでのポイント
金融会社ごとに設けている審査基準は異なっており、他社のおまとめローンの審査に落ちても、アイフルの審査に通る場合があります。
大幅に金利を下げられる場合もあるため、複数社から借り入れている場合は一度利用を検討してみるとよいでしょう。
そもそもおまとめローンとは?
そもそもおまとめローンとは、複数の金融機関からの借入を一つにまとめる商品です。
借入をまとめることで、月々の返済額や利率が見直されて、返済負担を軽減できる場合があります。
例えば、A社から金利16%で30万円、B社から金利16%で130万円、C社から金利16%で40万円、合計で100万円を借り入れているとします。
A社、B社、C社の借入を完済するために、D社でまとめて100万円を借り入れる商品がおまとめローンです。
D社の借入が15%の場合、A社、B社、C社よりも金利が低いことから、おまとめローンを借り入れる前よりも返済額を軽減できます。
ここまでのポイント
おまとめローンは、複数の借入をまとめられる商品です。おまとめ後の金利が元々の借入金利より低い場合は、返済負担を軽減できます。
アイフルのおまとめローンは2種類
アイフルには「おまとめMAX」と「かりかえMAX」という2種類のおまとめローンあります。
どちらも利用限度額が最大800万円で、違いがわからずとまどう人も多いのではないでしょうか。
実はこの2つの商品の違いは、わかってしまえば実に単純です。
その違いはズバリ「アイフルの利用経験があるかないか」となります。
簡単にそれぞれを説明すると以下になります。
種類 | 対象者 |
---|---|
おまとめMAX | アイフル利用経験のある人 |
かりかえMAX | アイフルを始めて利用する人 |
要するに「かりかえ」という名前がついていても、借り換えローンではなくてどちらもおまとめなのです。
過去に一度でもアイフルを利用したことがあれば、現在の契約の有り無しは関係なく「おまとめMAX」を利用することになります。
利用限度額 | 最大800万円 |
---|---|
融資スピード | 最短即日 |
実質年率 | 年3.0%~年17.5% |
審査時間 | 最短即日 |
無利息期間 | - |
在籍確認 | 書類提出 |
申し込み年齢 | 満20歳以上 |
保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 年20.0% |
ここまでのポイント
アイフル利用経験があれば「おまとめMAX」、アイフルの利用が初めてなら「かりかえMAX」が適用される
アイフルおまとめローンは総量規制の対象外
アイフルのおまとめローンは、通常のカードローンとは違い、いわゆる「総量規制」の例外となります。
総量規制は「借りすぎから利用者を守るための法律」で、「年収の3分の1を超える金額の借入はできない」という決まりごとになっています。
しかしアイフルのおまとめローンは例外的に総量規制の対象外とされています※。
※貸金業法施行規則第十条の二十三第一項第1号「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等」に該当。
おまとめローンは利用者が一方的に有利になる、いわば「救済商品」の性格を持っているためです。
つまり、おまとめローンについては現在の借入が年収の3分の1を超えていても審査可能となっています。
そのため、仮にアイフルの審査に落ちたとしても、総量規制が原因ではないということになります。
おまとめローンの対象となる借入(債務)
- 消費者金融からの借入(アイフルの借入を含む)
- 銀行からの借入(カードローン、フリーローンなど)
- クレジットカードのショッピング残高(ショッピングリボ債務)
▼アイフルの返済について詳しく知りたい人は、
を参考にしてみてください。
アイフルのおまとめローンのメリット
アイフルのおまとめローンを利用するメリットには、以下のようなものがあります。
アイフルおまとめローンのメリット
- 金利が下がる
- 月々の返済額が減る
- 返済日をまとめられる
アイフルのおまとめローンを利用することで金利が下がり、返済利息の減少により、返済総額が減少します。
そして、月々の返済額が減ることで、返済負担の軽減が可能です。
また、返済日が一日にまとまるため、「A社は○日、B社は○日」と別々で返済する必要はありません。
返済の管理が容易になることにより、返済し忘れを防ぎ、ATM手数料を節約できる点も大きなメリットです。
ここまでのポイント
アイフルのおまとめローンを利用すると、返済負担を軽減できます。返済日を一日にまとめられるため、毎月の返済をうっかり忘れてしまう人におすすめのサービスです。
武藤さん
アイフル公式サイトの商品情報においては、おまとめMAXとかりかえMAXの差は一切ありません。
またどちらの商品を選んだとしても、結局は同じ申込ページにたどり付くようになっています。
アイフル利用者にとっては「既に利用しているのだから少し優遇してほしい」という気持ちはあるかもしれません。
しかし残念ながら表立った優遇プランは特に用意されていないのです。
ただし今まで順調にアイフルを利用していた実績があるのなら、審査で優位に立てるのは間違いありません。
逆に言うとアイフルが初めての方でも、表立って不利な条件は無いとも言えます。
アイフルのおまとめローンのデメリット
アイフルのおまとめローンに限らず、おまとめローンでは原則として追加の借り入れができません。
これは、おまとめローンが借金の完済を目的としているためです。
また、借入金額に上限が設定されており、最大800万円までしか借り入れできない点もデメリットと言えます。
他社の借入金額の合計が800万円を超えている場合、アイフルのおまとめローン1本にまとめられません。
ここまでのポイント
アイフルのおまとめローンには、追加の借り入れができない、借入金額に上限が設定されているというデメリットがあります。
メリット・デメリットを総合的に考慮して、自分に合っているか判断しましょう。
アイフルのおまとめローン申し込みの流れ
アイフルのおまとめローン申し込みの流れは、以下の通りです。
アイフルのおまとめローンで契約手続きが完了したら、他社の借入金を返済し、最終的にアイフルに対して返済を行います。
先に他社へ返済する点が一般的なカードローンと異なる部分です。
①申し込み
おまとめMAXの申し込みは「Web(インターネット)」「電話」のいずれかで行います。
受付時間 | 概要 | |
---|---|---|
Web | 24時間 | おまとめローンオンライン申込フォーム |
電話 | 平日10:00~18:00 | 0120-008-127 |
おまとめローンは、通常のカードローンとは申込みページが異なります。
公式サイトのトップページの「借りるとき」をクリックして、表示されるメニューの中から「商品案内」を選択します。
「おまとめMAX」または「かりかえMAX」をクリックして、「今すぐお申し込み」ボタンをクリックすることにより、Webからの申し込みが可能です。
また、電話申し込みは「お申し込み専用ダイヤル(0120-008-127)」へ申込本人から電話をかけてください。平日の10:00~18:00が受付時間となっています。
ここまでのポイント
おまとめMAXの申し込みは「Web(インターネット)」か「電話」のいずれかで行う。
申し込みに必要な書類
アイフルのおまとめローンを利用するためには、顔写真付きの本人確認書類と収入証明書の提出が求められます。
顔写真付きの本人確認書類
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 公的証明書(氏名・住所・生年月日あり)
- 個人番号カード
収入証明書は以下の通りです。
必要書類 | 取得場所 | 取得方法 |
---|---|---|
源泉徴収票 | 勤務先 | 12月~1月に勤務先から交付される |
住民税決定通知書 | 勤務先 | 12月~1月に勤務先から交付される |
給料明細書 | 勤務先 | 給与の支払い時に勤務先から交付される |
確定申告書 | 税務署 | 確定申告時に控えが税務署から交付される |
所得証明書 | 市区町村役場 | 5月~6月頃に市区町村役場で発行する |
②審査
おまとめローンの申込入力項目は、実は一般申し込みよりもかなり簡略化されています。
初めて利用する人は「たったこれだけで良いのか」と拍子抜けしてしまうかもしれません。
ただし入力項目が少ないからといって、審査が甘いなどということは決してありません。
むしろ自動スコアリング審査ではなく、担当者による厳しいチェックが行われることを覚悟しなければならないでしょう。
審査でチェックされるポイント
おまとめローンの審査で重視されるポイントは以下のようなものです。
- 十分な返済能力があるか
- アイフルを順調に利用していたか
- 他社借入に延滞がないか(信用情報にキズがないか)
- おまとめする他社借入の件数と金額
おまとめローンは総量規制の対象外ではあるのですが、いくらでもおまとめできるわけではありません。
おまとめで融資金額が大きくなりますし、きちんと返済してもらえないとアイフルは大損害です。そのため返済能力は厳しくチェックされるのはまちがいありません。
アイフルや他社の利用実績もチェックされます。信用情報は必ず照会しますから他社の利用状況もアイフルにも手に取るようにわかるのです。
おまとめする他社の借入件数と金額も審査を左右する重要ポイントです。他社の借入がいくつかある場合、どの借入をおまとめしたいのか申込時に申告するようになっています。
件数と金額が多すぎる場合は、欲張らずにいくつかの借入に絞ると、審査通過の確率が高まります。
ここまでのポイント
- おまとめローンの申込時の入力項目はとても少ない
- 入力項目の少なさは、審査の甘さを示しているわけではない
- 返済能力は最も重視されるポイントのひとつ
- アイフルや他社の順調な利用実績も重視される
- おまとめの件数や金額はあまり欲張らない方が審査通過の可能性が高くなる
審査時間と融資時間
▼審査時間
おまとめローンの審査時間は最短で即日審査となっています。
なお、一般的なカードローン審査の「最短18分※」というのはおまとめローンMAXにはあてはまりません。
融資金は全額返済に回ることになるため、特に慌てる必要はないでしょう。
ただし、審査にある程度時間がかかる場合があることは、知っておいたほうがよいかもしれません。
※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
▼融資時間
おまとめローンは、一般的なカードローンとは違って「郵送契約」か「来店契約(無人店舗)」が必須です。
そのため、即日でおまとめするには営業時間内の来店が必要です。(郵送では日数がかかるため、即日のおまとめは不可能です。)
おまとめローン利用時に在籍確認は行われるか
おまとめMAXでは「アイフルを利用中」もしくは「アイフルの利用経験がある」という方が対象となる商品です。
そのため、一度はアイフルによる在籍確認は行われていることになるでしょう。
おまとめMAX利用時に「再度」在籍確認が行われるかどうかは、アイフルの判断次第です。
前回利用時から相当期間が過ぎている場合や、審査の過程で在籍確認の必要ありと判断された場合など在籍確認が行われる可能性があります。
一方、かりかえMAXは「アイフルを初めて利用する」という方を対象とした商品であり、必ず在籍確認は実施されます。
武藤さん
アイフルを含めた「おまとめローン」は、多重債務状態を脱するための武器となり得ます。
しかしながらすべての状況に対処できる「必殺技」とまでは言えない部分があります。
現状をしっかりと分析して、おまとめローンで何が改善できるのかを把握しなければなりません。
ただし一人で考えてみても、必ずしも正解を見つけられるわけではないのも事実です。
そんな時には国が設立した「法テラス」などの無料相談を利用してみるのがおすすめです。
専門知識や豊富な経験を持ったプロフェッショナルが、最適な解決プランを一緒に考えてくれます。
③契約手続き
審査に通過したら、Webまたはアプリから会員ログインして、契約手続きを行います。
「契約締結(おまとめローン)」のアイコンから手続きを行い、カードレス・口座振替登録を選択することにより、郵送物は自宅に届きません。
Webまたはアプリで必要情報の登録が完了したら、他社借入を返済して、その後はアイフルに返済します。
ここまでのポイント
カードレス・口座振替登録を選択することにより、自宅へカードは送られてきません。家族に利用がバレたくない方でも安心して利用できます。
アイフルのおまとめローン利用時の注意点
おまとめローンに申込む前に、気をつけなければならない点をまとめました。
あわてて申し込みをして「こんなはずではなかった」と後悔しないために、必ずチェックするようにしてくださいね。
注意点 | ワンポイント解説 |
---|---|
他社の借入審査も厳しくなる | 特におまとめ、借り換えの直後は、新規借入の難易度が高まる |
返済期間を長くしすぎると負担額が増える場合もある | 返済期限を伸ばすことで毎月の返済額は少なくなるが、あまり長いと利息負担が大きくなる |
銀行のおまとめローンより高金利 | 基本的に銀行のおまとめローンの方が低めの金利設定となっていることが多い |
元の借入に過払い金がある場合 | ●おまとめ前の借入に過払い金がある場合、おまとめ前に過払い金請求を行ったほうがベター ●おまとめを利用して完済してしまうと、過払い金請求に応じてもらいにくくなる場合も |
元の借入は自分で返済が原則 | おまとめ対象となる元の借入については、自分自身で返済することになっている※ |
※他社への返済はアイフルから直接振り込む場合もあります。
おまとめローンは返済専用のローンのため、カードローンのように追加借入はできません。
その分、着実に返済が進みますが、不意の出費への備えを別に考えておく必要があります。
また、おまとめローンで借りたお金は全部を返済に回さなければなりません。契約の条件として決められているので、他に使ってはいけないのです。
ちなみに元の借入の返済はアイフルから直接振込と説明しているサイトを多く見かけます。
ところがアイフルの公式サイトでは、他社の返済は利用者本人が行なうとされているのです。
例外としてアイフルが直接振り込む場合もありますが、おまとめローンは「自分で他社借入の返済が原則」ということを意識しておきましょう。
【参考情報】 アコムやプロミスのおまとめローンは直接振込で返済が原則
アコムやプロミスでは直接振込による返済が原則となっています。例外的に利用者自身での返済となった場合は、精算書類の提出を求められる事になっています。
アイフルのおまとめローン契約後の他社の借入について
おまとめローンで融資されたお金は、他社の借入を完済するに全部当てるのがお約束です。
ただし他社の契約の解約までは求められてはいません。
すると契約が生きていれば、また他社で借入できてしまいそうです。
この他社の再借入の取扱は非常に微妙でグレーゾーンと言えます。
返済で空いた枠で再度借入してしまうと、総量規制を超えてしまう可能性が大きくなります。
アイフルや元の借入先からペナルティーがあるのかは、各社の判断になりますのでその時が来るまではわかりません。
悪質と判断されれば利用停止や一括返済などのペナルティが課される可能性もあるでしょう。
そもそもおまとめローンの目的は借金を完済することです。
契約違反となりかねない借入利用はしないようにしてくださいね。
ここまでのポイント
- おまとめローンは返済専用のため追加借入はできないことに注意
- アイフルは他社返済を自分で行なうのが原則(アコムやプロミスは直接振込が原則)
- 他社の再借り入れは、悪質と判断されるとペナルティーの可能性あり
武藤さん
おまとめローンは借金完済が最終目的の商品です。
「必ず借金を完済してみせる」という強い意志を持って申込される方が多いことでしょう。
しかしながら「張り切りすぎ」はむしろ返済トラブルを招きかねないので注意が必要です。
誰しもが少しでも早く完済して借金生活から解放されたいという願いを持っています。
そこで毎月の返済額を限界ギリギリまで高く設定してしまいがちなのです。
最初は良いかもしれませんが、不意の出費等で返済が厳しくなる局面は意外と多くあります。
おまとめローンでは追加の借入はできませんから、ある程度は余裕を持った返済プランを考えておく必要があるのです。
アイフルのおまとめローンの審査に通るための対策
アイフルのおまとめローンの審査に通るために対策には、以下のようなものがあります。
借入件数を少なくすること
おまとめローンは複数の借り入れを一本化できる便利な商品ですが、借入件数が多すぎると審査に通る可能性が低くなります。
借入件数が多すぎると、貸し倒れのリスクが高まると判断されるためです。
アイフルのおまとめローンの審査に通りやすくするためには、借入件数を3社以内に抑えることが望ましいです。
すでに借入件数が3社を超えている場合は、高金利のローンを優先して返済し、借入件数を減らすとよいでしょう。
短期間にいくつものローンに申込まないこと
カードローンへ申し込みした記録は、信用情報機関に6ヶ月間保管されます。
短期間でいくつものカードローンに申し込んだ場合、審査時に信用情報機関の情報を確認されて、貸し倒れリスクのリスクが高いと判断されるでしょう。
多重申込みによって返済能力を疑われないために、短期間での複数のローンへの申し込みは避けましょう。
虚偽の申告をしないこと
お金が必要な人の中には、年収や職場などに関する虚偽の申告を行う人もいるでしょう。
しかし、虚偽の申告は審査時に高い確率でバレるため、かえって審査に落ちやすくなります。
更には、審査時にバレなくても、融資後に発覚することで一括請求を求められる可能性も。
通常、審査に落ちた場合でも、状況が変わった際に再度申し込むと審査に通過することがあります。
しかし、虚偽の申告を行なってバレた場合は、その後のサービス利用が困難になることも考えられます。
そのため、正確な情報を提出することが、おまとめローンの審査に通りやすくするコツです。
ここまでのポイント
アイフルのおまとめローンの審査に通過しやすくするためには、借入件数や申込件数に注意が必要です。
また、虚偽の申告をすると審査時に高確率でバレるため、正しい情報を提出しましょう。
アイフルでおまとめ・借り換えに向いている人
おまとめローンの利用を検討する場合、きちんとメリットが有るかをチェックしましょう。
おまとめしたのに、何も得られなかったのではせっかくの苦労もムダになってしまいますね。
おまとめローンがピッタリ合う方であれば、かなりのメリットを得られる可能性があります。
おまとめの目的 | おまとめの効果 |
---|---|
毎月の返済額を減らしたい | 返済期限を伸ばす(あるいは金利が下がる)ことで、毎月支払額を低く抑えることが可能 |
借入をまとめて金利を下げたい | 100万円未満の借入をまとめた結果100万円を超える場合、金利負担が減る可能性が高い |
確実に借金の完済を目指したい | 返済専用ローンのため、計画的に完済を目指すことが可能 |
バラバラになっている返済日をそろえたい | おまとめによって返済日を一本化可能 |
おまとめローンを検討する方は「返済が苦しくて毎月の負担を減らしたい」という人も多いのではないでしょうか。
おまとめローンでは最長10年まで返済期間を設定可能で、毎月返済額を抑えることができます。
また、おまとめによって借入額が100万円を超えると、上限金利が自動的に15%まで下がります。
元の借入の金利がそれよりも高かった場合、支払金利を少なくできるのです。
ここまでのポイント
- おまとめMAX利用で毎月支払額を抑えることも可能
- おまとめによって100万円を超えた場合、金利が下がる可能性がある
アイフルでおまとめ・借り換えに向いていない人
アイフルのおまとめローンには多くのメリットがある一方で、デメリットも存在しており、向いている人と向いていない人がいます。
アイフルのおまとめローンは、原則として追加の借り入れができないため、今後も追加で借り入れる予定がある人には向いていません。
このように、自分のニーズに照らし合わせて、利用するかどうか慎重に検討する必要があります。
アイフルのおまとめローン以外も比較して決めよう
おまとめローンを検討する際には、複数のサービスを比較したうえで自分に合ったサービスはどれか検討することがおすすめです。
以下のような場合には、アイフルのおまとめローンよりも他の選択肢が適している可能性があります。
- 毎月の返済額を減らしたい
- 金利を下げたい
- 借金を完済したい
- 返済日の管理を簡単に行いたい
アイフルのおまとめローン以外でおすすめのサービスは以下で紹介しています。
カード | 東京スター銀行「おまとめローン」 | 横浜銀行「カードローン」 | プロミス おまとめローン | アコム借換え専用ローン | |
---|---|---|---|---|---|
借入金利 | 年1.7%~14.0%※1 | 年9.8%、年12.5%、年14.6%※2 | 年1.5%~14.6%(変動金利) | 年6.3%~年17.8% | 年7.7%~年18.0% |
利用限度額 | 10万円~1,000万円 | 1,000万円※3 | 10万円~1,000万円(10万円単位) | 300万円 | 300万円 |
最低返済額(/月) | - | - | 2,000円 | 2,000円 | - |
追加借入可否 | ◯ | ✕ | ◯ | - | ✕ |
融資時間※ | - | - | 最短即日 | - | 数日~2週間程度 |
土日の借入※ | - | - | - | ◯ | - |
申し込み先 | - | - |
※1.金利:通常金利の場合。住宅ローン利用ユーザーは通常金利から年0.5%引き下げられます。
※1.金利引き下げ条件:本ローンを申込んだ時点で、りそな銀行所定の住宅ローンを利用中、かつ、住宅ローンの取引口座での申込みの場合に限ります。(独立行政法人住宅金融支援機構またはりそな住宅ローン【フラット35】のみをご利用されている方は、金利特典のお取扱いはできません。)
※2.東京スター銀行所定の審査により決定します。
※3.申し込み時の借り換え対象ローン残高の範囲内に限ります。
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合があります。
※審査通過後であれば、土日祝でも借入可能です。
おまとめローンと借り換え専用ローンの違い
おまとめローン以外に、借り換え専用ローンというサービスもあります。
様々なサービスがあって混乱する人もいるかと思うので、ここでは、そもそもの「借り換え」の意味も含めて紹介します。
まず、借り換えとは「既存の借入金を、新たな金融機関やローン商品に移すこと」です。
そのため、おまとめローンと借り換え専用ローンには以下の違いがあります。
おまとめローン | ●複数の借入金を1つにまとめるローン ●返済の簡素化や、金利負担を軽減するために利用される |
---|---|
借り換え専用ローン | ●既存の借入金を新たな金融機関やローン商品に借り換えるための専用ローン ●返済の簡素化や、金利負担を軽減するために利用される ●借り換え対象となる既存の借入金が必要 |
アイフルのおまとめローンに関するよくある質問
アイフルのおまとめローンは他社解約が必要?
アイフルのおまとめローンでは、他社の解約は自由となっています。
アイフルのおまとめローンを利用するとクレジットカードが使えなくなる?
おまとめ対象に含んでいないクレジットカードは、利用できます。
アイフルのおまとめローンで一括請求されるのは本当?
支払い遅延や滞納が続いた場合、一括請求される場合があります。
まとめ
アイフルのおまとめローンを利用すると、返済額を減らせたり、毎月の返済日の管理が容易になったりします。
「毎月の返済額を減らしたい」「返済日をまとめたい」という人にアイフルのおまとめローンはおすすめのサービスです。
しかし、誰にでもアイフルのおまとめローンの利用が向いているわけではありません。
アイフルのおまとめローンでは追加での借り入れができないため、追加で借り入れたい方は他のサービスを検討するとよいでしょう。
本記事では、アイフルのおまとめローンの概要やメリット・デメリットなどを解説しました。
ぜひ、自分に合っているサービスなのか判断する際の参考にしてください。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
- ※アイフル:※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
武藤さん
ファイナンシャルプランナー
武藤英次さんからのコメント
アイフルの「おまとめMAX」と「かりかえMAX」は、いずれもおまとめローンの一種です。
銀行や信用金庫などでも、おまとめローンの取扱いがありますが、基本的にどのおまとめローンであっても利用目的は以下のポイントに集約されます。
・バラバラの借入を一本化して多重債務状態を解消し、返済管理をしやすくする
・小額の借入をまとめることなどにより、金利を引き下げる
・毎月の返済額を調整して、返済計画を立て直す
・返済に徹して、借金への依存を断ち切る
現時点で複数の借入があって、返済に何らかの不都合や障害が生じているなら、おまとめローン利用の検討の余地があります。