SBI新生銀行住宅ローンの口コミまとめ!知っておきたいデメリット・メリットを解説
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- 変動金利
- 住宅ローン(定率型)
- 年
0.410
%
金利についての注意事項をみる
- ※2025年1月適用金利
おすすめポイント
- 01ガン団信の上乗せ金利が低い
- 所定のがんと診断された場合に住宅ローン残高が0円になるガン団信の一般的な上乗せ金利は年+0.2%。新生銀行の「ガン団信」なら上乗せ金利が年+0.1%で加入できます。
- 02転職直後でも柔軟に審査してもらえる
- 転職歴の確認や年収見込証明書の提出などの対応をすることで、転職直後でも柔軟に審査してもらえる
- 03つなぎ融資に対応
- つなぎ融資が利用できるので注文住宅にも対応
- 04ペアローンの取り扱いもあり
- ペアローンが可能なため、夫婦で住宅購入資金を出し合いたい共働き世帯にもおすすめ。
「SBI新生銀行住宅ローン」は、ネット銀行の中でも低い金利と柔軟な審査が特徴です。
SBI新生銀行住宅ローンは金利や審査面でのメリットが魅力的ですが、実際に借りてから後悔しないように、デメリットも含めて解説していきます。
SBI新生銀行住宅ローンのデメリット
SBI新生銀行住宅ローンのメリット
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SBI新生銀行住宅ローンの口コミ
SBI新生銀行住宅ローンの口コミを調査したところ、「金利が低い」「繰り上げ返済がしやすく手数料がかからない」など、金利の低さや繰り上げ返済時にメリットを感じている人が多いようです。
SBI新生銀行の口コミ・評判
- 金利が低い
- 繰り上げ返済がしやすく手数料がかからない
- 諸費用が抑えられた
- 支店が多く安心できた
- 審査スピードが遅い
SBI新生銀行住宅ローンの特徴として、金利の低さがあります。実際に利用されている人も、金利を重視して借り入れたことがよく分かる口コミ結果になりました。
また、大手の銀行ということで支店も多く対応もよいため、対面相談で安心して返済プランを考えられることも高評価につながっているようです。
SBI新生銀行住宅ローンの金利
金利タイプ | 適用金利 |
---|---|
変動金利(半年型)タイプ | 年0.410%
|
当初固定金利10年 | 年0.950%
|
当初固定金利20年 | 年1.450%
|
長期固定金利35年 | 年1.650%
|
SBI新生銀行住宅ローンでは、変動金利・当初固定金利・長期固定金利のラインナップがあり、目的にあった金利タイプを選べます。
上記のうち、当初固定金利・長期固定金利は自己資金10%以上を用意できる場合の優遇金利です。
頭金を用意できない場合は、上記よりもそれぞれ年0.05%高い金利になってしまいますが、頭金を1割用意できるなら優遇された金利を利用できるというメリットは大きいでしょう。
ステップダウン金利タイプの取り扱いもある
SBI新生銀行住宅ローンでは「ステップダウン金利タイプ」という、少し珍しい商品も取り扱われています。
ステップダウン金利タイプの特徴は、契約から10年後以降、5年ごとに金利が下がっていくことです。
借り入れからの年数 | 適用金利 |
---|---|
1~10年目 | スタート金利 |
11~15年目 | スタート金利×90% |
16~20年目 | スタート金利×80% |
21~25年目 | スタート金利×70% |
26~30年目 | スタート金利×60% |
31~35年目 | スタート金利×50% |
珍しい特徴的な金利タイプで、
- 固定金利で借りたいけど、将来金利が上がらなかったら損をする気がする人
- 将来の出費に向けて、月々の返済額を確実に抑えておきたい人
などに向いています。
ただし、ステップダウン金利を選ぶとガン団信へ加入できない点に注意が必要です。
SBI新生銀行住宅ローンのデメリットと対策
SBI新生銀行住宅ローンで借りる前に知っておくべきデメリットは下記です。
SBI新生銀行住宅ローンのデメリット
SBI新生銀行住宅ローンを「変動金利」で借り入れるなら、5年ルール・125%ルールが適用されない点も注意しましょう。
一般的に住宅ローンの変動金利には、以下の2つのルールがあります。
- 5年ルール:
金利が変動しても、5年間は毎月の返済額が変わらない - 125%ルール:
金利が大きく上昇しても、毎月の返済額は直前の125%までしか上がらない
つまり、住宅ローンの金利がもし大きく変動しても、返済の負担が上がりすぎない仕組みになっているのです。
しかしSBI新生銀行の変動金利には、これら2つのルールが適用されません。
もし金利が大きく上昇すれば、毎月の返済額も増えてしまう可能性があります。
対策:無理のない金額で借り入れる
5年ルール、125%ルールが適用されないため、もし金利が上昇しても無理なく返済できる金額を借り入れることが大切です。
借り入れ当初から家計に占める返済額が大きいと、少し金利が上昇しただけで支払いが滞りかねません。
- もし金利が1%上昇した時はどれくらいの返済額になるのか
- 何%の金利上昇までなら、無理なく返済を続けられるのか
などを事前にしっかりとシミュレーションしておきましょう。
SBI新生銀行住宅ローンを利用する4つのメリット
ここからは、SBI新生銀行住宅ローンを利用する4つのメリットを解説していきます。
他の銀行にはない特徴がありますので、しっかり確認しておいてくださいね。
SBI新生銀行住宅ローンのメリット
メリット①物件金額10%以上の頭金を用意すると金利が優遇される
SBI新生銀行住宅ローンで当初固定金利タイプを利用する際、物件金額の10%以上の頭金(自己資金)を用意することで、金利が0.05%優遇されます。
優遇を受けることによって、当初固定10年・当初固定20年の金利が他銀行(メガバンク・ネット銀行j)と比べてもトップクラスの金利の低さになります。
当初固定金利タイプを検討している方にとって、SBI新生銀行は有力な候補になるでしょう。
メリット②柔軟な個別審査でサポート
SBI新生銀行の住宅ローンは、審査の柔軟さが特徴でありメリットです。
一般的に、低金利を提供する銀行や金融機関では、ローン審査が厳しい傾向にあります。
でもSBI新生銀行では個々の事情に合わせて柔軟に審査をしてくれるため、他行では取り扱ってもらえないようなケースでも借り入れできることがあります。(※注:審査が甘いということではありません)
例えば、転職したてで収入の安定性を証明しにくい時期は審査に通りにくいとされています。住宅ローン申込条件に「勤続年数◯年以上」と記載されているのはよくあること。
しかし、後述もしますが、SBI新生銀行の申込条件には「勤続年数」の指定がありません。転職歴の確認や年収見込証明書の提出などの対応をすることで、転職直後でも柔軟に審査してもらえるのです。
こういった審査の柔軟性は、SBI新生銀行ならではの大きなメリットと言えるでしょう。
メリット③安心保証付団信を金利上乗せなしで利用できる
SBI新生銀行では「一般団信」に加入することで、「安心保証付団信」を付帯できます。
安心保障付団信では、特定の症状によらず、所定の要介護状態が180日以上継続した場合、もしくは要介護3以上に認定された場合に、住宅ローン残高が保障されます。
所定の要介護状態とは次に記載した5項目のうち、
- 1項目が全部介助、かつ他の1項目が全部介助または一部介助の状態
- もしくは5項目中3項目以上が一部介助の状態
となっている状態のことを指します。
要介護状態に関わる項目
- 歩行
- 衣服の着脱
- 入浴
- 食物の摂取
- 排泄
適用される条件はやや厳しめではありますが、不慮の事故などで働けなくなった時に備えておけるのは嬉しいですね。
メリット④契約日の金利が適用される
SBI新生銀行では、住宅ローンの契約日時点の金利が適用されます。
SBI新生銀行以外の銀行で住宅ローンを借りる場合、一般的には契約日ではなく、融資実行日の金利が適用されます。
つまり契約から融資実行までの期間が長い人の場合、「想定していた金利から変動してしまい、実際に適用される金利が高くなってしまった……」ということが起こりえます。
それに対してSBI新生銀行では、契約日時点の金利が適用されるため、計画通りに返済しやすくなっています。
SBI新生銀行住宅ローンで借りた場合の返済シミュレーション
「実際にSBI新生銀行で借りたら、どれくらいの返済額になるの?」ということも気になりますよね。
そこで、SBI新生銀行住宅ローンの変動フォーカスで借りた場合の返済額を、借入金額ごとにシミュレーションしてみましょう。
SBI新生銀行の月々の支払額を確認
返済年数 | 毎月の返済額 | 諸費用(概算) | 総支払額(総返済額+諸費用) |
---|
- ※金額のない返済年数は非対応の商材金利です
- ※シミュレーション結果は新規借入時の内容です
SBI新生銀行住宅ローンの審査について
ここではSBI新生銀行住宅ローンの審査について解説していきます。
審査の厳しさは、借入条件や人によって大きく異なってきますので、あくまで目安としてお考えください。
借入要件から考える審査の厳しさ
SBI新生銀行の住宅ローンの借入要件は以下の通りです。
- 新生総合口座パワーフレックス※を開設している人、または申込と同時に新生総合口座パワーフレックスを開設する人
- 借入申込時の年齢が20歳以上65歳以下で、かつ、完済時年齢が80歳未満の人
- 団体信用生命保険への加入資格を有している人
- 連続した就業2年以上、かつ前年度税込年収が300万円以上の正社員または契約社員
- 自営業の方については業歴2年以上、かつ2年平均300万円以上の所得(経費控除後の金額)の人
- 日本国籍または永住許可を有する人
- 永住許可を有しない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人である人
- その他当行所定の資格・要件を満たしている人
※新生総合口座パワーフレックス:SBI新生銀行の総合口座の名称。SBI新生銀行で開設した口座はすべて「新生総合口座パワーフレックス」となります。
転職後でも申込み可能
一般的な銀行では「勤続年数1年以上」や「勤続年数3年以上」というように条件が定められていて、転職してから間もない時期では申込みできないケースが多くあります。
しかしSBI新生銀行住宅ローンでは、「勤続年数が◯年以上必要」というような条件を設けていません。
そのためSBI新生銀行では、転職してから間もない方でも住宅ローンに申込み可能です。
「転職してしばらくは住宅ローンを組めない」と耳にしたことがあるかも知れませんが、SBI新生銀行では問題なく申込みできますよ。
審査のスピード
SBI新生銀行には事前審査がありません。
また本審査から融資実行までに1か月半以上かかることもあるため、「物件を抑えるために、すぐに事前審査を通さないといけない」という人にとっては、やや不向きです。
SBI新生銀行住宅ローンの申込みの流れ
SBI新生銀行で住宅ローンを申し込む際の方法を詳しく紹介します。
住宅ローンの借り入れを申し込む場合は、下記の書類を用意しましょう。
必ず必要な書類 | ●健康保険証 ●本人確認できる資料 |
---|---|
収入の審査に必要な書類 | ●住民税の課税証明書または住民税課税決定通知書 ●確定申告書の控え ●所得税の納税証明書 |
返済中の借り入れに関する書類 | ●返済予定表 ●返済用口座の通帳または給与・賞与明細 |
物件に審査に必要な書類 | ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建築工事請負契約書 ●建築確認申請書 ●建築確認済証または建築確認通知書 ●物件パンフレット |
借り換えの場合 | ●借り入れ中の返済予定表 ●返済用口座の通帳または給与・賞与明細 |
対面相談で住宅ローンを申し込む場合
STEP1
請求した資料を郵送し、審査の申し込みをする
STEP2
審査に必要な書類が発送されるので、必要事項を記入し提出する
STEP3
審査結果が案内され、契約内容が確定する
STEP4
来店し契約する
STEP5
融資実行
Web契約で住宅ローンを申し込む場合
STEP1
Web上から審査の申し込みをする
STEP2
審査に必要な書類をWEBより確認し、必要書類をアップロードする
STEP3
郵送または電話にて、本審査の結果を受ける
STEP4
必要書類を用意し、契約内容の確認、手続きを行う
STEP5
来店または電話にて契約する
STEP6
融資実行
SBI新生銀行住宅ローンについて相談できる場所
SBI新生銀行住宅ローンについて、質問や相談があるときは、
で、相談が可能となっています。
特にテレビ電話であれば自宅からでも相談ができるので、返済計画や審査に不安がある方はぜひ利用してみてください。
相談①電話(新生パワーコール)
住宅ローン専用の「新生パワーコール(0120-456-515)」で相談が可能です。
住宅ローンの知識が豊富なスタッフが対応してくれるため、相談したいことがある場合には新生パワーコールがおすすめです。
新生パワーコール:0120-456-515
【受付時間】
平日:9:00 ~19:00
土曜日:9:00 ~17:00
相談②店頭(SBI新生銀行住宅ローンセンター)
SBI新生銀行の住宅ローンセンターでの相談です。
電話とは違って、直接顔を合わせられるのがメリットです。
受付時間
平日:9:00~17:00
土日:開催店舗による
相談③テレビ電話(場所はどこでもOK)
WEBから事前予約をすることで、場所を問わずに相談が可能です。
最短1時間後からの相談が可能で、PCやスマホの画面上で資料やシミュレーションを見ながら相談ができます。
受付時間:10:00~18:00
土日祝:対応可能(年末年始を除く)
まとめ
この記事ではSBI新生銀行住宅ローンについて解説してきました。
SBI新生銀行住宅ローンのメリット・注意点をまとめると下記の通りとなります。
SBI新生銀行住宅ローンのデメリット
- 変動金利の5年ルール、125%ルールが適用されない
SBI新生銀行住宅ローンのメリット
- 物件金額10%以上の頭金を用意すると金利が優遇される
- 柔軟な個別審査でサポート
- 安心保証付団信を金利上乗せなしで利用できる
- 契約日の金利が適用される
SBI新生銀行の住宅ローンは、他の銀行にはないメリットの多い、特徴的な商品です。
メリットと注意点の両方をしっかりと押さえた上で、利用するかどうかを検討してくださいね。
千日さん
変動金利は5年ルールと125%ルールの適用が無いものの、固定金利ならばそのデメリットはありません。固定金利でも低金利商品が揃っており見極めて選ぶ人にお勧めです。
- 当初10年固定
- 住宅ローン(定率型)
- 年
0.950
%
金利についての注意事項をみる
- ※2025年1月適用金利
- ※自己資金10%以上
おすすめポイント
- 01ガン団信の上乗せ金利が低い
- 所定のがんと診断された場合に住宅ローン残高が0円になるガン団信の一般的な上乗せ金利は年+0.2%。新生銀行の「ガン団信」なら上乗せ金利が年+0.1%で加入できます。
- 02転職直後でも柔軟に審査してもらえる
- 転職歴の確認や年収見込証明書の提出などの対応をすることで、転職直後でも柔軟に審査してもらえる
- 03つなぎ融資に対応
- つなぎ融資が利用できるので注文住宅にも対応
- 04ペアローンの取り扱いもあり
- ペアローンが可能なため、夫婦で住宅購入資金を出し合いたい共働き世帯にもおすすめ。
千日さん
クレジットカード専門家
千日太郎さんからのコメント
SBI新生銀行の変動金利に5年ルールと125%ルールが適用されないというのは、重要なポイントですね。特に最近は6割以上の人が変動金利を選んでいるので、案外こうしたデメリットを知らずに手数料の低さや金利の低さだけで住宅ローンを選んでいる人がいるかもしれません。
SBI新生銀行の場合は、固定金利を選べばこのデメリットを回避することができます。
ただし、当初固定金利タイプですと、当初期間が終了したところで変動金利が固定金利かを選ぶことになります。そして変動金利を選ぶとその時点から5年ルールと125%ルールの適用されない変動金利で借りることになります。
しかし、当初期間が終了した将来において、SBI新生銀行が変動金利に5年ルールと125%ルールを適用している可能性はゼロではありません。
また、20年以上の当初固定金利タイプであれば、当初固定期間が終わった時点の住宅ローン残高はかなり小さくなっているでしょう。ローン残高が十分に小さければ、金利の面でリスクが高くてもそれほど恐れることはありませんね。
当初固定金利を選ぶ場合は当初期間が終わった時点のローン残高を把握しておき、その時にどんな金利になっても対応できるように積立貯金をしておくことをお勧めします。
イーデス
編集部
シミュレーションの「借入希望額」を変更すると、かんたんに返済額がわかりますよ。