ソニー銀行住宅ローンの口コミ・評判を公開!借り入れ前に知っておくべき3つのデメリットも解説
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- 変動金利
- 変動セレクト住宅ローン
- 年
0.597
%
金利についての注意事項をみる
- ※2024年10月適用金利
- ※新規購入の場合
おすすめポイント
- 01がん団信50が金利上乗せなしで付帯
- がんと診断確定時に住宅ローン残高の50%が保障される「がん団信50」が金利上乗せなしで付帯できます。
- 02がん団信100の上乗せ金利が割安&充実の保障
- 年+0.1%の金利上乗せで、がん診断確定時に住宅ローン残高0円+100万円が保障され、さらにがん先進医療給付金(通算1,000万円)がついて保障充実。
- 03事務手数料を抑えられる金利プランが選べる
- すべての金利タイプで事務手数料が4.4万円(税込)の金利プランが選べるため、諸費用を抑えたいかたにも向いています。
- 04ワイド団信の上乗せ金利が割安
- 一般的なワイド団信の上乗せ金利は年+0.3%。ソニー銀行のワイド団信なら年+0.2%の上乗せ金利で加入できるため他行に比べ割安です。
ソニー銀行は、ソニーグループ(株)傘下のソニーフィナンシャルグループ(株)の完全子会社であるネット銀行。
ソニー銀行住宅ローンは、金利の低さと充実した保障のバランスの良さが特徴です。
とはいえ、借りる前に知っておくべきデメリットも存在します。
借り入れ前にチェックしておくべき3つのデメリット
これらが問題にならない人は、ソニー銀行住宅ローンの借り入れを検討してみてください。
この記事では、ソニー銀行のリアルな口コミ・評判から、詳細な金利まで解説しています。
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ソニー銀行住宅ローンの口コミ・評判
ソニー銀行住宅ローンの口コミを調査すると、「金利が低い」「団信が充実している」など、金利や団信についてメリットを感じている人の口コミが多くありました。
ソニー銀行の口コミ・評判
- とにかく金利が低い
- 団信が充実している
- 契約時も来店不要で電話とネットで完結できる
- 審査に時間がかかる
- 対面相談は一部の店舗のみ
ソニー銀行住宅ローンは、ネット銀行の強みである金利の低さに魅力を感じて利用しているという人が多いようです。
また、「繰り上げ返済手数料がかからなかったり、他口座からの自動振り込みができたり返済していく上で便利さがある」といった声も。
総じてデメリットを感じている人は少なく、金利の低い住宅ローンと評価している人が多い結果となりました。
ソニー銀行住宅ローンは3種類ある
ソニー銀行の住宅ローンには、
- 変動セレクト住宅ローン
(変動金利) - 固定セレクト住宅ローン
(固定金利) - 住宅ローン
(変動金利・固定金利)
の3種類があります。
それぞれの住宅ローンがおすすめなのは、以下の人です。
- 変動金利を低金利で借りたい人:
変動セレクト住宅ローン - 固定金利を低金利で借りたい人:
固定セレクト住宅ローン - 諸費用をおさえたい人:
住宅ローン
同じ借入条件の場合、
住宅ローン
(変動金利・固定金利)
よりも
- 変動セレクト住宅ローン
(変動金利) - 固定セレクト住宅ローン
(固定金利)
の方が金利が低くなります。
「住宅ローン」は諸費用が他の2つと比較して低くなりますが、金利がやや高い分、総支払額としては高くなってしまいます。
そのため、希望の金利タイプに合わせて、
- 「変動セレクト住宅ローン」
- 「固定セレクト住宅ローン」
のいずれかを選ぶのがおすすめです。
ソニー銀行住宅ローンの金利
新規 | 借り換え | |
---|---|---|
変動 セレクト | 年0.597%
| 年0.597%
|
固定 セレクト (10年) | 年1.344%
| 年1.344%
|
固定 セレクト (20年) | 年1.886%
| 年1.886%
|
住宅ローン (固定35年) | 年2.479%
| 年2.479%
|
フラット35 | 取扱なし | 取扱なし |
ソニー銀行の住宅ローンは、他の金融機関と比較して、以下の金利が低くなっています。
- 変動金利
- 固定10年
- 固定20年
特に、固定10年は他の銀行と比べてもトップクラスの低金利です。
もし固定期間選択型の住宅ローンを検討しているなら、ソニー銀行の住宅ローンを検討してみてください。
35年固定の場合、「固定セレクト住宅ローン」では固定期間20年までしか選ぶことができず、「住宅ローン」で借りることになるため金利がやや高くなってしまう点にはご注意ください。
ソニー銀行住宅ローンの3つのデメリット
ソニー銀行住宅ローンを利用する前に、知っておくべき注意点は下記の3つです。
ソニー銀行のデメリットと対策
それぞれ詳しく見ていきましょう。
デメリット①利用条件に「年収400万円以上」がある
住宅ローンの借り入れ条件として、年収条件を設定しているケースがあります。ソニー銀行では「前年度の年収が400万円以上あること」が条件のひとつになっており、満たせなければ申し込むことができません。
収入が足りない場合は「収入合算」という方法もありますが、ソニー銀行では取り扱っていない形式です。
したがって、前年度年収が400万円を下回る場合は、他金融機関の住宅ローンを検討するしかないでしょう。
ソニー銀行と同じくらい低金利かつ団信が充実した住宅ローンならば、下記がおすすめです。
金融機関名 | 年収条件 | 金利 (変動金利の場合) |
---|---|---|
ソニー銀行 | 400万円以上 | 年0.597%
|
auじぶん銀行 (詳細解説) | 200万円以上 | 年0.479%
|
住信SBIネット銀行 (詳細解説) | 年収条件なし | 年0.448%
|
デメリット②対面相談ができる店舗は限られている
ソニー銀行は、全国の銀行代理店で住宅ローンについて相談ができます。
ただし全国とはいっても取り扱われている店舗数が限られていて、比較的店舗が多いゆうちょ銀行でも、41店舗しかありません。
※最新の店舗数に関しては金融機関のサイトをご確認ください。
全国に数百店舗を構えるメガバンクと比べると、少し相談しづらい点には注意しましょう。
デメリット③20年超は金利が高め
ソニー銀行住宅ローンでは、20年超の固定金利は高めに設定されています。
固定30年や固定35年など、長期固定金利での住宅ローンを検討している人にとっては、注意が必要です。
例えば、全期間固定であるフラット35と比べると、下記のように金利の差があります。
金融機関 | 適用金利 |
---|---|
ソニー銀行 固定35年 | 年2.479%
|
住信SBIネット銀行 フラット35(保証型) | 年1.810%
|
ARUHI スーパーフラット | 年1.810%
|
もし長期固定の住宅ローンを検討しているなら、
- 住信SBIネット銀行のフラット35
(保証型) - ARUHIのスーパーフラット
などが長期固定の住宅ローンでは低金利のため、あわせて検討してみましょう。
ソニー銀行住宅ローンの5つのメリット
ソニー銀行住宅ローンのメリットは、下記の5つです。
ソニー銀行住宅ローンのメリット
メリット①がん団信50が無料で付帯
ソニー銀行住宅ローンには、「がん団信50」という団体信用生命保険(団信)が無料で付帯します。
※1上皮がん・皮膚がんの場合は50万円
参考:ソニー銀行住宅ローン(https://moneykit.net/visitor/hl/hl05.html)
がん団信50は、住宅ローンの返済中にがんと診断された場合に、ローン残高の50%が保障される団信です。
がんに対しての保障が無料で付帯できる団信は、他の金融機関でも珍しいため、ソニー銀行住宅ローンの大きなメリットのひとつとなっています。
もちろん一般的な団信の内容である、
- 死亡・所定の高度障害状態
- 余命6ヶ月以内と診断
された場合は住宅ローン残高の100%が保障されますので、もしもの時に備えられる住宅ローン商品です。
がん団信100も金利の上乗せ年0.1%で付帯できる
ソニー銀行では、「がん団信100」という団信も取り扱っています。
「がん団信100」では、がんと診断された場合にローン残高の100%が保障されます。
がん団信100を付帯させるには金利に年0.1%の上乗せが必要にはなりますが、他の銀行と比べても上乗せ金利が低めに設定されています。
金融機関 | 上乗せ金利 |
---|---|
ソニー銀行 | 年0.1% |
イオン銀行 | 年0.1% |
auじぶん銀行 | 年0.05% |
三菱UFJ銀行 (3大疾病保障充実タイプ) | 年0.3% |
ソニー銀行のがん団信100なら、もしものケースに備えられる充実の保障を、低金利でつけられますよ。
メリット②「部分固定金利特約」で金利変動リスクを分散できる
ソニー銀行住宅ローンには、「部分固定金利特約」という珍しいサービスがあります。
部分固定金利特約とは、1つの住宅ローンの契約の中で、「変動金利と固定金利を組み合わせられる」サービスです。
変動金利・固定金利の割合は、それぞれ5%刻みで自由に変更できるため、
- 住宅ローンの30%は変動金利
- 残りの70%は固定金利
などのように固定金利の比率を大きくすることで、金利が上昇した時のリスクに備えておくことができます。
- 変動金利で借りたいけど、金利が上がりそうで怖い……
- 固定金利で借りたいけど、金利が変動しなかったら損をする気がする……
という人にとって、使い勝手の良いサービスとなっています。
メリット③ワイド団信の上乗せ金利が安い
ソニー銀行住宅ローンでは、ワイド団信に必要な上乗せ金利が低めに設定されています。
ワイド団信とは、健康上の理由などで一般の団信に加入できない場合に利用する団信で、糖尿病や高血圧などでも団信を利用できる可能性があります。
このワイド団信を、ソニー銀行住宅ローンでは年0.2%の上乗せで利用できます。
その他の金融機関でワイド団信を利用するためには、年0.3%の金利上乗せが必要な商品がほとんどです。
ソニー銀行 | +年0.2% |
---|---|
auじぶん銀行 | +年0.3% |
三菱UFJ銀行 | +年0.3% |
ワイド団信を利用しようと考えている方にとって、ソニー銀行住宅ローンは有力な選択肢になりますね。
メリット④「住宅ローン」は取扱手数料が安い
ソニー銀行住宅ローンには、下記3種類の住宅ローン商品があります。
- 変動セレクト住宅ローン
- 固定セレクト住宅ローン
- 住宅ローン
このうち「住宅ローン」では取扱手数料が「一律4.4万円」と、かなり安く設定されています。
費用(税込) | |
---|---|
住宅ローン | 一律4.4万円 |
変動セレクト 住宅ローン | 借入金額×2.20% |
固定セレクト 住宅ローン | 借入金額×2.20% |
取扱手数料(金融機関によっては保証料)の金額が諸費用の中で最も大きく、多くのネット銀行では
借入金額×2.20%(税込)
で設定されています。
借入金額が3,000万円の場合には66万円かかりますので、ソニー銀行の一律4.4万円はかなり安いと言えます。
メリット⑤諸費用の一部を住宅ローンに含めて借り入れできる
ソニー銀行住宅ローンでは、諸費用も含めて借り入れが可能です。
「物件購入価格+300万円」が上限となっていて、「300万円」の部分を諸費用の支払いに利用できます。
住宅ローンに含められる諸費用の一覧
- 取扱手数料
- 登録免許税
- 司法書士手数料
- 火災保険料
- 仲介手数料
- (借り換えの場合)
既存ローンの経過利息、違約金
他の銀行で諸費用ローンを利用する際は、かなり高めの金利が設定されていることがほとんどです。
住宅ローンの低金利で諸費用を借り入れられることはソニー銀行の大きなメリットでしょう。
ソニー銀行住宅ローンが向いている人・向いていない人
ここまで紹介してきたメリット・デメリットを踏まえたうえで、ソニー銀行住宅ローンに向いているのは下記のような人です。
ソニー銀行住宅ローンが向いている人
- 前年度の年収が400万円以上ある人
- 金利変動リスクに備えておきたい人
- ワイド団信を利用したい人
- 諸費用も含めて借りたい人
ソニー銀行住宅ローンがおすすめできない人
- 前年度の年収が400万円未満の人
- 20年超の固定金利を考えている人
- 融資実行までの日数が短い人
- 対面相談をうけたい人
ソニー銀行住宅ローンの審査について
ここではソニー銀行住宅ローンの審査の厳しさと、審査期間について解説します。
審査の厳しさ
ソニー銀行住宅ローンの借入要件は以下の通りです。
- ソニー銀行に円普通預金口座をお持ちの人
- 申し込み時の年齢が満20歳以上、借り入れ時満65歳未満で、完済時満85歳未満(ワイド団信の場合は満81歳未満)の人
- 前年度の年収(自営業のかたは申告所得)が400万円以上の人
- ソニー銀行指定保険会社の団体信用生命保険に加入が認められる人
(保険料はソニー銀行負担) - 日本国籍、または永住権のある人
- 資金使途の対象物件にソニー銀行第一順位の抵当権を設定できる人
住宅ローンの審査では、一般的に金利が低ければ低いほど、基準も厳しくなる傾向にあります。
ソニー銀行も低金利の住宅ローンなので、比較的審査は厳しめである可能性が高いでしょう。
ただ厳しいと言っても、収入が安定していて、無理な借入でなければ十分借り入れることはできると考えられます。
審査のスピード
ソニー銀行の審査期間は「仮審査最短60分」と記載されていて、遅くとも3日以内に審査結果が通知されます。
また本審査の期間は「5日~10日」となっており、仮審査と本審査のどちらもネット銀行らしいスピーディーな審査が特徴です。
審査結果を早く知りたい人にとっては、嬉しいポイントですね。
もちろん申し込み内容や申し込み時間、混雑状況によっては最短での審査結果が出ない場合もあるため、最低でも2週間ほど余裕を見ておくと良いでしょう。
ソニー銀行住宅ローンの申し込みの流れ
ソニー銀行で住宅ローンを申し込む際の方法を詳しく紹介します。
住宅ローンの借り入れを申し込む際は、まずは下記の書類を用意しましょう。
本人確認資料 |
---|
●住民票の写し ●健康保険証 |
年収証明資料 |
【給与所得者】 ●源泉徴収票 ●住民税課税決定通知書、 または住民税課税証明書 【給与所得者で事業所得・不動産所得のある人】 ●確定申告書 ●納税証明書 (その1、その2) 【会社役員(経営者)】 ●源泉徴収票 ●住民税課税決定通知書、 または住民税課税証明書 ●法人決算書 【個人事業主】 ●確定申告書 ●納税証明書 (その1、その2) |
資金使途別の提出資料 |
【借り換え】 ●現在のローンの返済予定表 ●返済が確認できる通帳(写)、 またはローンの残高証明書 ●建物の間取り図 【新築マンション購入】 ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建物の間取り図 【中古物件購入】 ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建物の間取り図 ●不動産登記簿謄本(登記事項証明書) ●固定資産評価証明書 【新築一戸建購入・建物建築 】 ●不動産売買契約書 ●重要事項説明書 ●建築工事請負契約書 ●建築工事見積もり書 ●不動産登記簿謄本(登記事項証明書) ●公図 ●地積測量図 ●物件案内図 ●建築確認申請書、配置図 ●建築確認済証 ●建物図面(間取り図・平面図、立面図) |
その他の提出資料 |
【オートローン・教育ローンなどのその他借り入れがある人 】 ●返済予定表等 |
Web契約で住宅ローンを申し込む場合
ソニー銀行住宅ローンはWebでの申し込みのみ対応しています。申し込みの流れは次のようになります。
ステップ1
仮審査の申し込み
ステップ2
仮審査結果の確認 (最短60分〜3日)
メールにて仮審査完了の通知が届くので、仮審査結果を確認する
ステップ3
本審査の申し込み
必要書類を準備し、ソニー銀行へ提出する。到着後、ソニー銀行より申し込み内容の確認で電話がかかってくる
※以降は担当のローンアドバイザーがサポートステップ4
本審査結果の確認 (5〜10日)
メールにて本審査完了の通知が届くので、本審査結果を確認し、契約手続きを開始する
ステップ5
契約のお手続き
電子契約で契約する
ステップ6
借り入れ(5日程度)
借り入れ金が自分名義のソニー銀行口座に入金され、確認した振り込み先に振り込みされる。この段階で契約が成立となる
目安となる期間を記載していますが、前の章でも触れたように借り入れ内容によって前後する可能性はあります。
仮審査から契約締結までをスムーズに進めるためには、書類を不備なく準備することが大切です。
提出する前にもう一度見直し、誤りや漏れがないかチェックしましょう。
まとめ
この記事ではソニー銀行住宅ローンについて詳しく解説してきました。
ソニー銀行住宅ローンの特徴をまとめると、下記の通りとなります。
ソニー銀行住宅ローンのデメリット
- 利用条件に「年収400万円以上」がある
- 対面相談ができる店舗が限られている
- 20年超の金利は高め
ソニー銀行住宅ローンのメリット
- がん団信50が無料で付帯
- 「部分固定金利特約」で金利変動リスクを分散できる
- ワイド団信の上乗せ金利が安い
- 「住宅ローン」は取扱手数料が安い
- 諸費用の一部を住宅ローンに含められる
- 変動金利
- 変動セレクト住宅ローン
- 年
0.597
%
金利についての注意事項をみる
- ※2024年10月適用金利
- ※新規購入の場合
おすすめポイント
- 01がん団信50が金利上乗せなしで付帯
- がんと診断確定時に住宅ローン残高の50%が保障される「がん団信50」が金利上乗せなしで付帯できます。
- 02がん団信100の上乗せ金利が割安&充実の保障
- 年+0.1%の金利上乗せで、がん診断確定時に住宅ローン残高0円+100万円が保障され、さらにがん先進医療給付金(通算1,000万円)がついて保障充実。
- 03事務手数料を抑えられる金利プランが選べる
- すべての金利タイプで事務手数料が4.4万円(税込)の金利プランが選べるため、諸費用を抑えたいかたにも向いています。
- 04ワイド団信の上乗せ金利が割安
- 一般的なワイド団信の上乗せ金利は年+0.3%。ソニー銀行のワイド団信なら年+0.2%の上乗せ金利で加入できるため他行に比べ割安です。
千日太郎 / オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士
【専門家の解説】
ソニー銀行の変動金利には5年ルールと125%ルールの適用が無いということも、おさえておいた方が良いでしょう。
これは、変動金利適用時でも5年間の返済額は一定とし、5年経過時に返済額を見直す場合でも前回返済額の125%を上限とするルールです。
「ルール」という言葉から、なんとなく適用があるのが普通であると思われる人が多いのですが、そういうことではありませんので注意してください。
そこで当初固定金利で借りれば少なくとも当初期間は金利が固定されます。
ソニー銀行の当初固定金利タイプでは「固定セレクト住宅ローン」が低金利ですが、固定期間が終わった後は基準金利からの引下げ幅が大幅に減ってしまうため、その分割高な固定金利になってしまうので注意が必要です。
この記事の執筆時点において当初期間は1.3%の引下げですが、当初期間期間の終了後は0.6%の引下げとなります。
つまり基準金利が変わらなければ、単純計算で当初期間よりも0.7%高い金利になるということですね。
そこで変動金利を選ぶと比較的低金利を維持できます。
そうなると、結局のところ変動金利を選択した場合は5年ルールと125%ルールの適用が無い変動金利で借りることになるのです。
低金利であるうえ、ガン50%保障が金利上乗せなしで付帯し、ネットで24時間リアルタイムで金利タイプを変動から固定、固定から変動に変更できるのは魅力です。
専門家の
アドバイス