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住宅ローンの三大疾病にかかる人はどれくらい?加入する際の注意点を紹介

住宅ローンの三大疾病保障をつける人はどれくらい?必要かどうかの判断ポイントとは

最終更新日:

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三大疾病(がん・心筋梗塞・脳血管疾患)は日本人の三大死因と言われていますが、住宅ローンに三大疾病保障特約を付けると金利が上がるのがネックです。

住宅ローンの金利を上げてまで三大疾病をつけるべきか悩む人もいるでしょう。

結論からいうと、三大疾病保障は付けたほうがいい人と、付けなくていい人がいます。

なぜなら人によって病気にかかるリスクと、月々支払っていく保険料のバランスは異なるからです。

たとえば40歳で住宅ローンを借り入れる人なら、住宅ローン返済中に三大疾病にかかる可能性は高まります(※)
(※)三大疾病の総患者数:「表平番号61:総患者数,性・年齢階級 × 傷病分類別表」を参照

その場合、三大疾病保障に加入するのは良い選択肢と言えるでしょう。

当記事では三大疾病保障の必要性を判断する方法や、注意点について詳しく解説しています。

三大疾病保障特約を付帯できるおすすめの住宅ローンも紹介していますので、三大疾病保障について悩んでいる人は参考にしてくださいね。

保障の手厚い
\お得な住宅ローン3選/
金融機関名

1


三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行住宅ローン

3


auじぶん銀行
auじぶん銀行住宅ローン

2


ソニー銀行
ソニー銀行住宅ローン
金利

0.345%

  • 2024年12月適用金利
  • 住宅ローン
  • 適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

0.479%

  • 2024年12月適用金利
  • 全期間引下げプラン
  • 新規借入の場合
  • 物件価格の80%超で借入れの場合
  • 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

0.647%

  • 2024年12月適用金利
  • 変動セレクト住宅ローン
  • 新規購入の場合
三大疾病に備える団信

7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉(3大疾病保障充実タイプ)
(年+0.3%)

4疾病付がん100%保障団信プレミアム
(年0.15%)

3大疾病団信
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保障内容

7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉(3大疾病保障充実タイプ)
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がん100%保障、急性心筋梗塞・脳卒中:

おすすめポイント3大疾病と4つの生活習慣病で所定の条件を満たせば、住宅ローン残高が0円(100%保障)!上乗せ金利が年0.3%と高く見えますが、その分、住宅ローン残高が0円となる条件がやさしい!詳しくは解説へ。がん診断保障・4疾病保障で住宅ローン残高50%を保障してくれる「4疾病付がん50%保障団信」なら、上乗せ金利は無料!100%保障でなくても十分であれば、auじぶん銀行がおすすめがん50%保障が無料付帯。ワイド団信も上乗せ金利が安い。
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住宅ローンに付帯できる「三大疾病保障」とは

三大疾病とは「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」の3つの病気を指します。

そして三大疾病保障とは、がん、急性心筋梗塞、脳卒中が原因で所定の状態になったとき、住宅ローンの残高が0円になる保障のことです。

保障が適用される所定の状態の例を紹介します。

一般的な三大疾病保障が適用される所定の状態
がん所定のがん(悪性新生物)と初めて診断確定されたとき
※上皮内がんや、皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんは除外
急性
心筋梗塞
急性心筋梗塞を発病し、60日以上労働の制限を必要とする状態が継続したとき
※労働の制限を必要とする状態とは、軽い家事や事務などの座業はできるが、それ以上の活動では制限を必要とする状態のこと
脳卒中脳卒中を発病し、60日以上マヒや言語障害など他覚的な神経学的後遺症が継続したとき

通常、住宅ローンの契約時に加入する「団体信用生命保険(通称『団信』)」に年0.2~0.3%程度の金利を上乗せすることで、三大疾病の保障を付けられます。

三大疾病保険の平均加入率は36.1%

生命保険文化センターの調査(※)によると、三大疾病保険の平均加入率は令和元年時点で36.1%、30代~50代だと平均で40%以上

平成22年以降の加入率は増加傾向でもあり、亡くなったときの備えだけでなく、治療のために保険で備える人が増えているのでしょう。
(※)生命保険文化センター 令和元年度 生活保障に関する調査

三大疾病保険は実は加入率が高い保険でもあることが分かります。

編集部のアドバイス

三大疾病保障を付帯するべきか決めるポイント

住宅ローンに三大疾病保障を三大疾病保障を付帯するべきか、年齢などの住宅ローンを借り入れる人によって異なりますが、決めるポイントは以下の2つです。

  • 返済中に三大疾病にかかる可能性
  • 月々の返済負担額の増加

予想するのではなく、「自分にとって必要だと感じるかどうか」で判断してくださいね。

次項で、ご自身が三大疾病にかかる可能性を考えてみましょう。

返済中に三大疾病になるリスクはどれだけあるか

そもそも、住宅ローンの契約期間中に、三大疾病になるリスクがどれくらいあるのかを考えてみましょう。

住宅ローンの契約期間は最長でも35年ですが、多くの方は繰り上げ返済などを活用して、年金生活に入る60歳~65歳までに完済を目指します。

そう考えると、住宅ローンの契約期間は30歳~65歳ごろまでが多く、特に保障が必要なのは残高の大きい30歳~60歳ごろでしょう。

厚生労働省の「平成29年(2017)患者調査」を参考に、三大疾病になる確率はどれくらいか見てみましょう。

三大疾病の患者割合と平均入院日数
全体30~39歳40~49歳50~59歳65歳以上
がん
(悪性新生物)
178万2,000人1.7%
(12.15日)
5.8%
(12.1日)
10.5%
(12.9日)
71.9%
(18.6日)
心疾患
※高血圧性のものを除く
173万2,000人0.9%
(9.65日)
2.8%
(8.8日)
6.4%
(8.95日)
83.4%
(22.2日)
脳血管疾患111万5,000人0.5%
(31.1日)
2.7%
(34.15日)
6.2%
(47.65日)
83.7%
(86.7日)
総人口1億2,670万6,000人11.8%14.9%12.4%27.7%

上記の調査では、どの病気でも65歳以上で病気になる確率が圧倒的に高いですね。

したがって、住宅ローンの返済期間中、特に保障が必要になる30歳~60歳時に三大疾病になる確率は、それほど高くないことがわかります。

もちろん、少数とはいえ一定の患者数がいるのは事実ですし、がんも40歳ごろから患者数が増加しています。

ご自身が住宅ローン返済中に三大疾病になるリスクをふまえて加入するかどうか決めましょう。 

月々の返済負担額の増加

もうひとつの指標として、三大疾病をつけるかどうかは、月々の返済負担額によっても影響されます。

三大疾病保障特約の多くは、住宅ローン金利に年0.2%~0.3%の上乗せ費用が必要です。

金利が高くなればローン返済の負担額も大きくなるので、負担と保障のバランスを考えましょう。

ひとつの例として、三大疾病保障特約を付けると月々の返済負担は約4,000円増加(※)します

※適用金利0.5%と0.8%で借り入れ、金利変動がなかった場合の比較。
※借り入れ金額3000万円、返済期間35年、元利均等返済の場合。
住宅保証機構株式会社の住宅ローンシミュレーションを使用して算出。

35年間ずっと毎月の返済負担が増加しても、三大疾病保障を利用するべきか考えましょう。

月々4,000円程度の返済負担が厳しいというのであれば、三大疾病保障をつけないという選択肢も視野に入れてみてください。

三大疾病特約を利用する前に知っておくべき注意点

実は、三大疾病特約には以下4つの注意点があります

三大疾病特約には以下4つの注意点

これらは非常に大切なポイントなので、必ず理解しておきましょう。

一つずつ説明していきますね。

注意点①毎月の返済負担は大きくなる

三大疾病保障特約を付帯すれば、住宅ローンの金利が年0.2%~0.3%ほど高くなります

したがって、毎月の返済額も大きくなります。

特に、住宅ローンの借入額が大きい人や返済期間が長い人ほど、金利上乗せによる返済負担も重くなりますので、注意が必要です。

金利上乗せによる返済負担例
適用金利毎月の
返済額
総返済額
(諸費用は含めない)
三大疾病保障特約を
付帯
0.8%8万1,9183,4405,447
通常の団信契約のみ
加入
0.5%7万7,8753,2707,560
差額4,043円169万7,887円

※借り入れ金額3000万円、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス払い無しの場合。
住宅保証機構株式会社の住宅ローンシミュレーションを使用して算出。

上記のとおり、借入金額3,000万円の場合、0.3%の金利が上乗せされれば月々の負担は約4,000円ほど増加します。

住宅ローン完済までの何十年間も、月4,000円多くローンを支払うのは大きな負担ですよね。

三大疾病保障を付けるときは、金利上乗せ分の月々負担額がいくらぐらいなのか、確認しておきましょう。

編集部のアドバイス

注意点②三大疾病特約の途中解約はできない

一般的に、住宅ローンの返済中での三大疾病保障特約の解約は認められていません

住宅ローンの返済途中で「団信の主契約部分だけ残して、特約部分だけ外したい」と思っても解約できず、金利が上乗せされた返済額を支払い続けることになります。

したがって三大疾病保障を付ける際は、負担額がアップしても無理なく返済していける計画を立てることが、非常に大切だといえますね。

とはいえ、住宅ローンを借り換えする際に三大疾病を付帯しなければ、実質的には解約と同じようなものです。

どうしても契約したくなったときは、借り換えという選択肢もあることを覚えておきましょう。

注意点③生命保険・医療保険の見直しが必要

住宅ローンで三大疾病保障特約付きの団信に加入する場合は、生命保険と医療保険の見直しが必要です。

なぜかというと、生命保険や医療保険の保障と三大疾病保障特約の保障が重複してしまい、家計に占める固定費の支払いが多くなってしまうからです。

三大疾病保障特約付きの団信には、

  • 死亡したとき
  • 高度障害状態になったとき
  • 三大疾病で所定の状態になったとき

という保障があるので、すでに加入している保険はどんなものか確認しておきましょう。

さらに金融機関によっては、三大疾病以外の病気やケガを保障する団信もあります。

すでに加入している生命保険や医療保険と重複するなら、既存の保険を解約するのか団信の保障を薄くするのかどちらかを選んでください。

見落としがちなポイントについてはイーデス保険の「生命保険の見直しポイントとは? 見直し手順と注意点を把握して家計を節約しよう」で詳しく解説しています。

注意点④がん以外の保障条件は厳しい

三大疾病保障は、一般的にがん以外の保障条件は厳しめになっています

保障条件は下記の通りです。

一般的な三大疾病保障の条件

  • 急性心筋梗塞:
    急性心筋梗塞を発病し、60日以上労働の制限を必要とする状態が継続したとき
  • 脳卒中:
    脳卒中を発病し、60日以上マヒや言語障害など他覚的な神経学的後遺症が継続したとき

つまり発病し60日以内に治ったり、60日経過後も障害が残るような重症でなかったりした場合は、保障が適用されないということですね。

がん以外の保障は必要ないと感じるのであれば、わずか年+0.1%でがん団信が付帯するソニー銀行などを検討するのも一つの選択肢ですよ。

三大疾病保障特約を取り扱っている銀行

ここでは、三大疾病保障特約を取り扱っている金融機関を比較しやすいように、一覧表にまとめています。

比較する際は、

  • 上乗せ金利の利率
  • 急性心筋梗塞と脳卒中の保障条件
  • 三大疾病保障以外の保障の有無

のポイントを重視して比較してください。

三大疾病保障特約を取り扱っている金融機関一覧
金融機関保障内容上乗せ金利
【三大疾病】下記のいずれかに該当で 住宅ローン残金0円その他の 疾病保障
がん急性心筋梗塞脳卒中
三菱UFJ銀行診断確定※1入院開始※2入院開始※24つの生活習慣病に対する月額保障など年0.3%
三井住友銀行診断確定※1所定の状態が60日間継続※3所定の状態が60日間継続※3すべての病気やケガに対する入院保障など年0.3%
三井住友信託銀行診断確定※1所定の状態が60日間継続※3所定の状態が60日間継続※3すべての病気やケガに対する入院保障など年0.3%
りそな銀行診断確定※1所定の状態が60日間継続※3
もしくは、 所定の手術※4を受けたとき
所定の状態が60日間継続※3
もしくは、 所定の手術※4を受けたとき
年0.25%
イオン銀行診断確定※1所定の状態が60日間継続※3所定の状態が60日間継続※35つの病気に対する長期就業不能不能状態の保障など年0.3%
ソニー銀行診断確定※1所定の状態が60日間継続※3
もしくは 、所定の手術※4を受けたとき
所定の状態が60日間継続※3
もしくは、 所定の手術※4を受けたとき
がんと診断時、給付金100万円
※上皮内がんは給付金50万円
年0.2%

※金融機関の三大疾病保障特約情報は、2020年11月13日現在のものを元に作成
※1 上皮内がんを除く
※2「入院開始」とは、・脳卒中の発病により言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的症状が急激に発生し治療を目的として入院を開始した場合・急性心筋梗塞を発病し、冠動脈に狭窄あるいは閉塞があることがわかり、その治療を直接の目的として入院を開始した場合
※3 「所定の状態」とは・急性心筋梗塞を発病し、初診日から60日以上労働の制限を必要とする状態が続いたと診断されたとき・脳卒中を発病し、初診日から60日以上マヒや言語障害など他覚的な神経学的後遺症が継続したと診断されたとき
※4「手術とは」・急性心筋梗塞を発病し、その急性心筋梗塞の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受けたとき・脳卒中を発病し、その脳卒中の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受けたとき・上記の手術とは、治療を直接の目的として、器具を用い、生体に切断、摘除などの操作を加えるもの。開頭術、開胸術、ファイバースコープ手術、血管・バスケットカテーテル手術のいずれかを指す
※各金融機関の三大疾病保障が付帯するプランは以下のとおり。
三菱UFJ銀行 「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉 3大疾病保障充実タイプ (金利上乗せ型)」、三井住友銀行 「8大疾病保障付住宅ローン」、三井住友信託銀行 「全入院保障付八大疾病保障 (充実プラン)」、りそな銀行 「3大疾病保障特約付住宅ローン」、イオン銀行 「8疾病保障プラス付住宅ローン」、ソニー銀行 「3大疾病保障特約付き団信」

上記表を見比べると、金融機関ごとにさまざまな三大疾病保障特約を提供していることがわかりますね。

三大疾病保障が手厚くコスパも良し!おすすめの銀行住宅ローン

これらの中でも特におすすめな住宅ローンは、三菱UFJ銀行・auじぶん銀行・ソニー銀行です。

ひとつずつ紹介していきます。

保障の手厚い
\お得な住宅ローン3選/
金融機関名

1


三菱UFJ銀行

3


auじぶん銀行

2


ソニー銀行
金利

0.345%

  • 2024年12月適用金利
  • 住宅ローン
  • 適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

0.479%

  • 2024年12月適用金利
  • 全期間引下げプラン
  • 新規借入の場合
  • 物件価格の80%超で借入れの場合
  • 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

0.647%

  • 2024年12月適用金利
  • 変動セレクト住宅ローン
  • 新規購入の場合
三大疾病に備える団信

7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉(3大疾病保障充実タイプ)
(年+0.3%)

4疾病付がん100%保障団信プレミアム
(年0.15%)

3大疾病団信
(年0.2%)

保障内容

7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉(3大疾病保障充実タイプ)
(年+0.3%)

4疾病付がん100%保障団信プレミアム
(年0.15%)

がん100%保障、急性心筋梗塞・脳卒中:

おすすめポイント3大疾病と4つの生活習慣病で所定の条件を満たせば、住宅ローン残高が0円(100%保障)!上乗せ金利が年0.3%と高く見えますが、その分、住宅ローン残高が0円となる条件がやさしい!詳しくは解説へ。がん診断保障・4疾病保障で住宅ローン残高50%を保障してくれる「4疾病付がん50%保障団信」なら、上乗せ金利は無料!100%保障でなくても十分であれば、auじぶん銀行がおすすめがん50%保障が無料付帯。ワイド団信も上乗せ金利が安い。
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る
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三菱UFJ銀行(7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉)

三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴紹介

三菱UFJ銀行の「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」は、三大疾病保障の適用条件が他の金融機関より幅広くなっています。

団信プラン名団信特約上乗せ金利
7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉
3大疾病保障充実タイプ (金利上乗せ型)
年0.3%

「保障が充実していて安心できる住宅ローンを探している」という方にピッタリですよ。

具体的な保障内容としては、急性心筋梗塞・脳卒中の適用条件が「入院を開始したとき」となっており、保障のハードルがかなり低くなっています

他金融機関の場合は「入院日数60日以上」などなかなか厳しい条件があるため、「入院したら」が条件の三菱UFJ銀行はとても良心的と言えます。

また三大疾病以外の4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)の補償内容も充実しています。

4つの生活習慣病の補償内容

  1. 働けない状態が30日を超えて継続した場合、毎月の返済負担を最長1年補償
  2. 働けない状態が1年30日を超えて継続した場合、住宅ローン残金が0円

糖尿病や高血圧性疾患など、日本人が年間100万人以上かかる生活習慣病※も保障されるので安心感がありますね。
※厚生労働省 平成29年患者調査

このような保障の幅広さは、7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉の大きなメリットでしょう。

【三菱UFJ銀行】【新規】住宅ローン
変動金利
住宅ローン

0.345

%
3大疾病保障充実タイプは保障充実!
金利についての注意事項をみる
  • 2024年12月適用金利
  • 適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

おすすめポイント

013大疾病保障充実タイプは保障充実
「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉3大疾病保障充実タイプ」は他行より保障充実。
02各提携会社の特典が利用できる
ビックカメラやコジマでの家電購入特典やホームセキュリティなどの特典利用ができます。(※1)
03毎月Pontaポイントがたまる
完済まで毎月50ポイントのPontaポイントが貯まります。(※2)
  • 1. 各提携会社の特典:特典の利用には条件があるため、詳細は三菱UFJ銀行の公式HPをご確認ください。
  • 2. Pontaポイント:月末時点でお借入残高がある場合が対象。勤務先を通じてお借入れされたローン等、優遇適用の対象外となるケースもあるため、詳細はお取引店に確認ください。
  • 2. Pontaポイント:Pontaポイントをためるには、「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」のご利用・「三菱UFJダイレクト」のご利用(ログインパスワード・Eメールアドレス登録)・「ポイントサービスのお申し込み」が必要です。詳細は、三菱UFJ銀行の公式HPをご確認ください。

【無料で全疾病保障が付帯】auじぶん銀行住宅ローン

auじぶん銀行の住宅ローンの特徴紹介

三大疾病保障を付けるかどうか迷っている場合は、無料で「全疾病保障」が付帯するがん50%保障団信を選ぶのも一つの方法です。

auじぶん銀行のがん50%保障団信の特徴

  • がんと診断された場合、住宅ローン残高の50%が保険金として支払われる
  • 急性心筋梗塞または脳卒中を発病し所定の状態に該当または所定の手術を受けた場合、住宅ローン残高の50%が保険金として支払われる
  • 肝疾患または腎疾患を発病し60日以上継続入院した場合、住宅ローン残高の50%が保険金として支払われる
  • すべてのけが・病気で入院が継続180日以上となった場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる
  • すべてのけが・病気で入院が連続して31日以上になった場合または、以降入院が継続して30日に達するごとに毎月の住宅ローン返済額が給付金として支払われる

「全疾病保障」とは、精神障害を除くすべての病気やケガをカバーできる保障です。

auじぶん銀行のがん50%保障団信なら、金利はそのままで保障を充実させることができます。つまり返済負担を変えることなく、万一の病気やケガに備えることができるということですね

全疾病保障は金融機関によって保障条件が異なりますが、auじぶん銀行は低金利でお得な住宅ローンを提供しているため、コストが気になる人は選択肢に入れてみましょう。

【auじぶん銀行】【新規】全期間引下げプラン
変動金利
全期間引下げプラン

0.479

%
金利が低く、無料で付帯する団信保障が充実!
金利についての注意事項をみる
  • 2024年12月適用金利
  • 新規借入の場合
  • 物件価格の80%超で借入れの場合
  • 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

おすすめポイント

01がん50%保障団信+4疾病保障+全疾病長期入院保障が無料付帯
がんと診断、または4疾病(急性心筋梗塞、脳卒中、肝疾患、腎疾患)が所定の状態に該当・所定の手術を受けた場合、住宅ローン残高が半分になります。さらに全疾病長期入院保障も無料で付帯されます。
02がん100%保障の上乗せ金利が低い
がん100%保障は上乗せ金利年0.2%一般的。auじぶん銀行では100%保障が+年0.05%で付帯できるのでお得。さらに全疾病長期入院保障も無料で付帯されます。
03定額自動入金サービスが無料
メインバンクからauじぶん銀行の口座に毎月自動で入金できるので、返済額を入金する手間がなく、手数料無料でとても便利。
04月次返済保障が無料で付帯
すべてのけが・病気で連続して31日以上入院した場合、住宅ローンの月々の返済が保障される「月次返済保障」も無料付帯。

ソニー銀行(3大疾病団信)

ソニー銀行の住宅ローンの特徴紹介

ソニー銀行住宅ローンは上乗せ金利年0.2%という安さで、がん保障に特化した団信特約を付帯できる商品内容になっています。

団信プラン名団信特約上乗せ金利
3大疾病団信
(3大疾病保障特約付き団信)
年0.2%

ソニー銀行の三大疾病保障は、がんに関わる補償が充実しています。

ソニー銀行の3大疾病団信の特徴

  • がんと診断されたら給付金を100万円(上皮内がんは50万円)支給
  • がん先進医療で通算1,000万円まで保障

また脳卒中・急性心筋梗塞の保障条件も、「手術を受けたとき」が含まれているので、一般的な保障条件より使いやすい内容になっていますよ。

ソニー銀行の保障例

  • 急性心筋梗塞
    「急性心筋梗塞を発病し、その急性心筋梗塞の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受けたとき」
  • 脳卒中
    「脳卒中を発病し、その脳卒中の治療を直接の目的として、病院または診療所において手術を受けたとき」

「コストと保障を両立させたい」という方におすすめの住宅ローンです。

【ソニー銀行】【新規】変動セレクト住宅ローン
変動金利
変動セレクト住宅ローン

0.647

%
がん団信50が無料で付帯!充実のサポート
金利についての注意事項をみる
  • 2024年12月適用金利
  • 新規購入の場合

おすすめポイント

01がん団信50が金利上乗せなしで付帯
がんと診断確定時に住宅ローン残高の50%が保障される「がん団信50」が金利上乗せなしで付帯できます。
02がん団信100の上乗せ金利が割安&充実の保障
年+0.1%の金利上乗せで、がん診断確定時に住宅ローン残高0円+100万円が保障され、さらにがん先進医療給付金(通算1,000万円)がついて保障充実。
03事務手数料を抑えられる金利プランが選べる
すべての金利タイプで事務手数料が4.4万円(税込)の金利プランが選べるため、諸費用を抑えたいかたにも向いています。
04ワイド団信の上乗せ金利が割安
一般的なワイド団信の上乗せ金利は年+0.3%。ソニー銀行のワイド団信なら年+0.2%の上乗せ金利で加入できるため他行に比べ割安です。

まとめ

住宅ローンの三大疾病保障は、がん以外は適用条件が厳しく、保障も一生涯ではありません。

しかしながら適用条件に該当すれば、住宅ローン残高が100%保障されるので、備えとしては非常に心強いですよ。

当記事の重要ポイントは以下の3つです。

  • 三大疾病保障の必要性は、「住宅ローン返済期間中に、三大疾病になるリスクと金利と保障のバランス」をよく考えて判断することが大切
  • 三大疾病保障を付帯する場合は、「三菱UFJ銀行」と「ソニー銀行」の住宅ローンがおすすめ
  • 三大疾病保障を付帯しない場合は、金利上乗せなしで全疾病保障が付帯できる「auじぶん銀行」がおすすめ

三大疾病保障は途中で解約することができないため、慎重に考えて選択してくださいね。

各金融機関の適用条件を比較しながら、ご自身なりの必要性を考えてみましょう。

【専門家の監修コメント】千日太郎/公認会計士・住宅ローンブロガー

住宅ローンで家を買うときは数千万もの負債を負うため誰しも不安になり、保険が魅力的に感じるタイミングです。

さらに、3大疾病という現代人にとって罹患リスクの高い病気になって所定の状態となったときに数千万もの保険金がおりるような保険は、住宅ローンの団信以外ではまずありません。

そのため、3大疾病団信を非常に魅力的に感じる人が多いと思います。

しかし、良いものはそれだけ高価であるということでもありです。団信の保険料は借入金利に上乗せとなるので、保障される金額が大きければ大きいほど毎月の返済額に反映されます。

保険のコストが家計を圧迫してしまい、それによって本来必要な貯蓄ができなくなってしまったのでは本末転倒です。

私がご相談者にいつもお勧めしているのは、住宅ローンと生命保険とは区別して考えることです。

まず何よりも優先すべきは毎月の返済額を無理なく続けられることであり、その上にオプションとして、高スペックの生命保険に加入するか否かを決める…という考え方をお勧めしています。

住宅ローンを組むことによって病気にかかるリスクが上がるということはありません。

一家の大黒柱が病気に倒れることで、家族が受けるダメージは住宅ローンを借りる前と後で何ら変わらないのですよ。

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