デポジット型クレジットカードならあなたも持てる!審査の不安を解消
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クレジットカードを保有する時には、必ず審査があります。初めての方は審査に通るか不安です。安定した収入がないと審査ではねられることも。
また、過去に支払いの遅延や延滞経験があると、審査に通るのが難しくなります。だからといって、クレジットカードがないと不便です。
これからの世の中、クレジットカードがないと生きていけなくなるというのも大袈裟ではありません。このような不安を抱えている方におすすめなのが、デポジット型のクレジットカード。
これまで審査に通らなかった方でも、デポジット型クレジットカードなら審査に通ります。デポジット型のクレジットカードとはどのようなカードなのかこの記事で詳しく説明します。ぜひ最後まで読んで、あなたの不安を解消してみてはいかがでしょうか。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
▼書籍
7日でマスターNISA&iDeCoがおもしろいくらいわかる本
図解即戦力 金融のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書
ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート
株で勝ち続けるための 上がる銘柄選び黄金ルール87
など株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。
■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
■保有資格
KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)
■許認可
有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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- デポジット型の比較おすすめクレジットカード【3選】
- 汎用性の高いポイントが貯まる!「Nexus Card」
- 海外利用のサポートが充実!ライフカード「デポジット」
- 原則保証人不要!特典も充実しているライフカードビジネスデポジット
- デポジット型クレジットカードとは?
- 事前にデポジット(保証金)を預ける
- 限度額は保証金と同じ金額
- プリペイドカードとの違い
- デビットカードとの違い
- チャージしなくてもいい
- 利用額は口座からの引き落とし
- デポジット型クレジットカードの知っておくべき5つのポイント
- 年会費
- カードのランクや年会費によって異なる付帯サービス
- 対象であればポイント付与される
- 保証金は戻ってくる?
- 支払方法はカードや契約により異なる
デポジット型の比較おすすめクレジットカード【3選】
デポジット型クレジットカードはまだ数が少ないのが現状です。
その中でもおすすめのカードを3選ピックアップしてみました。
カード名 | ライフカード「デポジット」 | ライフカードビジネスデポジット | |
---|---|---|---|
用途 | 個人向け | 個人向け | ビジネス向け |
年会費 | 1,375円(税込) ※初年度は発行手数料550円(税込)が必要 | ①16,500円(税込) ②22,000円(税込) ③33,000円(税込) | ①11,000円(税込) ②22,000円(税込) ③44,000円(税込) ④66,000(税込) ⑤88,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5%〜1.5% | 0.5~1.5% |
国際ブランド | |||
限度額 | 5万円~200万円 | ① 10万円 ②20万円~90万円 ③100万円~190万円 | ①30万~100万円 ②110万~200万円 ③210万~500万円 ④510万~1000万円 ⑤1010万円~ |
おすすめポイント | 汎用性の高いポイントが貯まり、多彩な支払い方法に対応 | 旅行やレジャーに関するさまざまな特典あり | 原則保証人や決算書不要で、ETCカードや従業員カードの発行も可能 |
ぜひ、自分に合ったカードを見つけてください。
プリペイドのETCカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
汎用性の高いポイントが貯まる!「Nexus Card」
年会費 | 初年度:1,375円(税込)(※) 2年目以降:1,375円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 約2週間 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | 2~3週間 |
ポイント名 | Nexusポイント |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15・支払日:翌月6日 |
申し込み条件 | 18才以上の方(高校生は申込できません) |
必要書類 | 免許証や保険証などのご本人内容(お名前・生年月日・ご住所)が確認できる公的書類 |
注目ポイント
- デポジットなので使いすぎることがなく安心
- 通常のお買い物でポイントがたまる
- 公共料金や通信料のお支払でもポイントがたまる
- ポイントをデジタルギフトに交換できる
- カード紛失・盗難補償あり
補足事項
- ※1 別途、発行手数料が550円(税込)かかります。
Nexus Card(ネクサスカード)は、国内・海外のMastercard®の加盟店舗で幅広く利用できます。
クレジットカードのようにポイントサービスがあり、カード決済200円ごとにNexusポイントが1ポイント付与されます。
貯まったポイントは、1ポイント=1円で500ポイントからデジコのデジタルギフトに交換が可能です。
さらに、Amazonギフト券やPayPayポイントなど6,000種以上の各社マイル、電子マネーなどにも交換することができ便利です。
年会費1,375円(税込)と発行費用が550円(税込)かかり、保証金=ショッピング利用可能額(5万円~200万円)となっています。
支払方法では、1回払い・2回払い・分割払い・リボ払い・ボーナス一括払いに対応しており、分割払い・リボ払いでは手数料がかかります。
海外利用のサポートが充実!ライフカード「デポジット」
年会費 | 初年度:5,500円(税込)※初年度は代金引換 2年目以降:5,500円(税込)※2年目以降は口座振替 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%〜1.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 最短3営業日 |
追加カード | ETCカード |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
申し込み条件 | 日本国内にお住いの18歳以上で、電話連絡が可能な方 |
注目ポイント
- 審査が不安な方でも申込可能!
- 弁護士無料相談サービスあり!
- 国内・海外旅行傷害保険あり!
- 会員限定の各種優待割引サービスあり
- ETCカードは年会費無料で発行できる!
ライフカード「デポジット」には、一般カードとゴールドカードがあり、一般カードは年会費5,500円(税込)、限度額は3~10万円、ゴールドカードは年会費11,000~22,000円(税込)で限度額20~190万円です。
国内・海外旅行傷害保険、シートベルト傷害保険など旅行やレジャーに関するサービスが充実しています。ゴールドカードでは空港ラウンジの利用もできます。
ETCカードの無料発行も可能です(限度額50,000円以下のカードは不可)。手数料はかかってしまいますが、リボ払いにも対応しています。
ライフカード「デポジット」について、もっと詳しく知りたい方はこちら!
原則保証人不要!特典も充実しているライフカードビジネスデポジット
ライフカードビジネスデポジット
年会費 | ①11,000円(税込) ②22,000円(税込) ③44,000円(税込) ④66,000(税込) ⑤88,000円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 最短6営業日 |
限度額 | ①30万~100万円 ②110万~200万円 ③210万~500万円 ④510万~1000万円 ⑤1010万円~ |
ETC年会費 | 無料 |
追加カード | ETCカード |
旅行保険 | 国内旅行傷害保険(利用付帯) 海外旅行傷害保険 |
ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
注目ポイント
- 原則保証人や決算書不要で開業直後でも持てる
- ETCカードや従業員カードの発行も可能
- 誕生日月の利用でポイント3倍
- 出張が多い人にもうれしいサービスが多数
ライフカードビジネスデポジットは、原則保証人や決算書不要で、開業直後でも持てるデポジット型クレジットカードです。年会費は5種類あり、それによって限度額も異なります。
年会費は11,000円(税込)、22,000円(税込)、44,000円(税込)、66,000(税込)、88,000円(税込)の5種類で、限度額はそれぞれ、30万~100万円、110万~200万円、210万~500万円、510万~1000万円、1010万円~です。
さまざまなサービスを付帯しており、ETCカードや従業員カードの発行も可能です。
付帯サービスには、国内傷害保険が利用付帯、海外傷害保険が自動付帯、弁護士無料相談サービス、誕生日月の利用でポイント3倍等があります。
ポイントは1,000円で1ポイントの「LIFEサンクスポイント」が貯まり、「LIFEサンクスポイント」は1ポイント=5円で使用可能です。手数料はかかってしまいますが、リボ払いにも対応しています。
デポジット型クレジットカードとは?
デポジットというのは「保証金」のことです。デポジット型クレジットカードとは保証金型のクレジットカードのこと。
一般のクレジットカードと何が違うのか。その仕組みと特徴について、わかりやすく説明します。
伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
デポジット型のクレジットカードがあることをご存じない方も多いように思います。
デポジット型は、最初に保証金が必要ではあるものの、それ以外は基本的に通常のクレジットカードと同じように利用できます。
事前にデポジット(保証金)を預ける
デポジット型クレジットカードの場合は、事前にカード会社に保証金を預ける仕組みになっています。
一般のクレジットカードは本人確認書類を添付して申し込むだけで、お金は必要ありません。
この点がデポジット型クレジットカードの最大の特徴です。
限度額は保証金と同じ金額
クレジットカードには限度額があります。その限度額内でショッピングしたり、緊急にお金が必要になったりした時にキャッシングできる仕組みです。
一般のクレジットカードの限度額は年収や職業などで決まりますが、デポジット型クレジットカードは預ける保証金の額が限度額になります。
カードをあまり使わない方なら数万円程度を、頻繁に使う方なら数十万円をデポジットする必要があります。
プリペイドカードとの違い
プリペイドカードはあらかじめ購入した金額を使い切ったら、新たに買い直すかチャージする必要があります。
デポジット型クレジットカードは初回に保証金を入れれば、チャージは必要ありません。
使った分は口座から引き落とされるので、その都度、自動的にデポジットの枠が回復するからです。
デビットカードとの違い
デビットカードはカードを利用すると、即座に口座から引き落としになります。
デポジット型クレジットカードは、口座から引き落とされるのがカード利用後の1カ月~2カ月後になります。
チャージしなくてもいい
デポジット型クレジットカードはチャージしなくてよいので、プリペイドカードのような面倒さがありません。
プリペイドカードを使っていてチャージが面倒な方は、デポジット型クレジットカードに変えた方が便利になります。
利用額は口座からの引き落とし
デポジット型クレジットカードは利用した金額が口座引き落としになった時点で、自動的に利用枠が回復されます。
毎月ある程度決まった金額を利用する方は、限度額の心配をする必要がありません。
デポジット型クレジットカードの仕組みと特徴がわかったら、次に法人についてはどうなのかについて触れましょう。
デポジット型クレジットカードは法人でも申し込み可能
一般のクレジットカードには個人用と法人用がありますが、デポジット型クレジットカードも同じです。
法人でもデポジット型クレジットカードが申し込めます。しかも経営状態によって審査が通りにくいということもありません。
それぞれの経営状況の場合について説明します。
赤字決算の会社
一般の法人用クレジットカードでは会社の実績が審査の基準になります。赤字決算だと新たなカードを申し込んでも審査が通らなかったり、限度額が引き下げられたりすることも。
法人用のデポジット型クレジットカードなら、保証金さえ預ければ赤字決算でも審査が通ります。
起業して間もない会社
事業運営には法人用カードが必要ですが、起業して間もない会社は営業実績がないので審査で落とされる可能性があります。
デポジット型クレジットカードなら保証金さえあれば、起業して間もない会社でも法人カードを手にできます。
税金が未納の会社
会社の中には、事業収入の減収などで税金が未払いだったり、滞納してしまったりするケースもあります。
このような状況では一般の法人カードを申し込めませんが、デポジット型クレジットカードなら保証金があれば税金が未納でも申し込めます。
ここまででデポジット型クレジットカードは個人でも法人でも申し込めることがわかりました。
しかし、まだまだデポジット型クレジットカードについて知りたいことがあるのではないかと思います。次は、デポジット型クレジットカードの知っておくべき5つのポイントについて説明します。
デポジット型クレジットカードの知っておくべき5つのポイント
デポジット型クレジットカードについて知っておきたいポイントは5つあります。
年会費、付帯サービス、ポイント、保証金、支払方法についてです。それぞれ詳しく説明していきますね。
年会費
一般のクレジットカードの中には年会費無料のカードもありますが、デポジット型クレジットカードは年会費が必要です。
一般のカードに比べて特別に高いということはなく、カードによっては利用限度額によって年会費が異なる場合もあります。
カードのランクや年会費によって異なる付帯サービス
クレジットカードの魅力の1つが付帯サービスです。一般のカードにはもちろん付いていますが、デポジット型クレジットカードにも付帯サービスがあります。
カードによってサービスの内容は異なりますが、国内・海外旅行傷害保険が付いていたり、各種優待割引があったりするものも。
一般のクレジットカードに比べれば内容の充実度は下がりますが、ゴールドなどランクによってかなりの付帯サービスが付いているデポジット型もあります。
対象であればポイント付与される
デポジット型クレジットカードにもポイント制度があります。1,000円の支払いごとに1ポイント付与が一般的ですが、カードによっては入会後1年間1.5倍だったり、誕生月には3倍だったりといった特典も。
溜まったポイントは商品交換や他社ポイントへの移行も可能です。
保証金は戻ってくる?
預けた保証金がどうなるのか不安になる方も多いでしょう。保証金については、カードを退会した時に戻ってきます。
ただし、未入金の利用明細などがある場合は除きます。
支払方法はカードや契約により異なる
デポジット型クレジットカードでは支払方法も確認しておきましょう。
通常のクレジットカードは、分割払いやリボ払いが可能ですが、デポジット型クレジットカードは、カードや契約によってはリボ払いや分割払いには対応していないこともあり、対応していても手数料が必要な場合もあります。
次は、デポジット型クレジットカードのメリットについて見ていきましょう。
デポジット型クレジットカードの3つのメリット
デポジット型クレジットカードの基本的な事柄について説明してきましたが、ここではメリットについて取り上げます。
一般のカードと同じようなメリットもありますが、デポジット型クレジットカードならではのメリットも。
では、主に下記の3つのメリットを紹介しましょう。
メリット
伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
大きなメリットとして、審査が通常のクレジットカードよりは通りやすいことです。
そのため、クレジットカードの審査が厳しくても、デポジット型であれば審査に通る可能性はありますので、諦めずにチャレンジしてみるとよいでしょう。
審査に通りやすい
デポジット型クレジットカードならではのメリットは、審査に通りやすいという点です。クレジットカードの審査は厳しいものがあり、フリーターで収入が不安定な方や過去に滞納したことがある方には、ハードルが高いです。
このような方が審査に通りにくいのは、クレジットカード会社にとって信用度が低くなるから。デポジット型クレジットカードの場合ははじめに保証金を預けてしまうため、その時点で信用度が確定されます。
審査に不安を持っている方にとって、審査に通りやすいのは最大のメリットといえるでしょう。
経費がわかりやすい
法人の場合は経費に関する業務がかなりの負担になります。現金払いや銀行振込など支払い方法が複数の場合、経費計算が大変です。
一般カードにも共通することですが、デポジット型クレジットカードでの支払いに一本化すれば、利用明細で経費がわかりやすくなります。
経費はすべてデポジット型クレジットカードにまとめることで、経理業務の負担を減らせます。
普通のクレジットカードと同じように使える
デポジットと聞くと特殊なクレジットカードのようなイメージがありますが、実態は普通のクレジットカードと同じです。違いは保証金を預ける点だけ。
審査に通りやすいにもかかわらず普通のカードと同じように使えるというのは、やはり大きなメリットでしょう。
ショッピング
普通のカードと同じようにショッピングができます。
限度額(保証金の額)を越える買い物はできませんが、提携のお店でショッピングすれば付帯サービスも受けられますし、購入額によってポイントも付きます。
固定費
ショッピングだけでなく、デポジット型クレジットカードで固定費などの支払いもできます。
光熱水費、保険料などの支払いも可能です。もちろん、メリットがあればデメリットもあるはず。
次は、デポジット型クレジットカードのデメリットも触れておきます。
デポジット型クレジットカードの3つのデメリット
デポジット型クレジットカードにデメリットがあるとすれば、保証金にかかわることです。
主に下記の3つがありますが、クレジットカードを保有したい方にとってはデメリットとは感じられないでしょう。
デメリット
伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
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【専門家の解説】
なお、注意点として、保証金をいくらいれるかでカードの限度額が決まることがあげられます。
保証金が少ないとどうしても限度額も小さくなります。
大きな買い物などでは利用できないといったこともありえます。
そのため、ある程度保証金が準備できるのが前提となります。
これは個人の信用力を高めるといった点でも必要な措置です。
そして、キャッシングも利用できません。
お金を借りるためにカードをつくるわけではないでしょうから、問題はないとは言えるものの、いざというときにキャッシングを利用したいと考えてもできませんので注意してください。
保証金を用意しなくてはならない
デポジット型クレジットカードを申し込むには保証金が必要です。この保証金を用意するのが難しい方にとっては、デメリットになります。
ただし保証金といっても数万円~100万円以上までの幅があり、自分の裁量で決めることができます。
保証金の額で限度額が決まる
クレジットカードには限度額という便利な仕組みがありますが、デポジット型クレジットカードの場合は保証金と限度額が同じです。
つまり、保証金が少ない場合は限度額も少なくなります。少ない保証金しか預けられない方にとっては、デメリットになるでしょう。
急に大きな買い物ができない
少ない保証金で限度額も少なくなった場合、大きな買い物をする必要が出た時にカード利用ができません。
簡単に限度額を増額できない
限度額は保証金の額で決まるため、簡単に限度額の増額ができません。
キャッシングが使えない
急な出費などでお金が必要になった時に便利なのが、クレジットカードのキャッシングです。しかし、デポジット型クレジットカードではキャッシングが利用できません。
デポジット型のクレジットカードは、ショッピングだけに利用する方に向いています。次は、一体どのような方にデポジット型クレジットカードが向いているのか、それを探ってみましょう。
デポジット型クレジットカードはこんな方におすすめ
果たして自分にデポジット型クレジットカードは向いているのか、判断できない方もいるでしょう。
ここでは、デポジット型がふさわしい方について説明します。
詳しく見ていきましょう。
伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
クレジットカードが作成できない場合などにデポジット型のクレジットカードを検討するとよいでしょう。
なかなか審査に通らない
デポジット型クレジットカードの最大の特徴が、審査に通りやすい点です。一般カードで審査に通らないのは理由があるからですが、そのような方にはデポジット型クレジットカードがおすすめ。
それぞれの該当するケースについて紹介します。
過去に延滞がある
一般カードでは過去に1度でも滞納したことがあると、審査が通りにくくなります。このような方にはデポジット型がおすすめ。
収入が不安定
フリーターやアルバイトで生計を立てている方は、毎月の収入が不安定です。このような方も一般カードでは審査に通りにくいので、デポジット型がおすすめ。
2枚以上のカードを申し込んでいる
一般のクレジットカードを複数枚同時に申し込むと審査に引っかかりやすくなります。2枚以上のカードが欲しい方は、1枚をデポジット型にしましょう。
債務整理中
借金の支払いができなくなった場合、債務整理といって返済額の減額などの手続きをします。このような方はクレジットカードの審査に通りません。
債務整理中の方でもデポジット型クレジットカードなら審査に通る可能性があります。
自己破産してしまった
債務整理では追いつかないほど借金が大きい場合、自己破産をすることになります。当然、このような方は審査に通りません。
自己破産した方にはデポジット型がおすすめです。
初めて申し込む
クレジットカードを初めて申し込む方で審査に通るかどうか不安な方は、デポジット型クレジットカードを申し込むというのも1つの方法です。
デポジット型クレジットカードなら審査に通るからです。
勤続年数が短い
初めての方が審査に通りにくい要素の1つが、勤続年数が短いという点です。
デポジット型なら勤続年数に関係なく審査に通ります。
仕事が安定していない
フリーターやアルバイトで働いている方も、仕事と収入が不安定なので審査に通りにくいです。
このような方もデポジット型に向いています。
審査に通るか不安
勤続年数や仕事・収入が不安定な方は、審査に通るかどうか常に不安な状態に置かれます。
このような不安に耐えられない方は、簡単に審査が通るデポジット型クレジットカードがおすすめです。
デポジット型クレジットカードがおすすめできない人
デポジット型クレジットカードがおすすめできない人は、下記の条件をすべて満たす人です。
- 良好なクレヒスを維持している
- 収入が安定している
- 金銭管理がしっかりできる
- 他にカードを申し込んでいない
このような人であれば、通常のクレジットカードを持てる可能性が高いため、そちらの方がおすすめです。
通常のクレジットカードの方が年会費に対して付帯サービスが充実していたり、ポイントが貯まりやすかったりします。また、多彩な支払い方法に対応しており、リボや分割の場合も手数料不要です。
デポジット型クレジットカードについてよくある質問
デポジット型クレジットカードについてよくある質問をまとめています。
デポジット型クレジットカードと一般のクレジットカードの違いは?
デポジット型クレジットカードは、デポジット(保証金)を預ける必要があり、このデポジット(保証金)の額で限度額が決まります。利用金額は口座からの引き落としです。
利用金額が口座引き落としになった時点で、自動的に利用枠が回復されます。これらの点が一般のクレジットカードとの大きな違いです。
また、キャッシングが利用できず、分割払いやリボ払いには対応していなかったり、対応していても手数料が必要になったりする場合もあります。他は通常のクレジットカードと同じように使用できます。
詳しくはこちらで解説しています。
預けた保証金は戻ってくる?
未入金の利用明細などがある場合を除き、預けた保証金はカード退会時に戻ってきます。
詳しくはこちらで解説しています。
デポジット型クレジットカードがおすすめなのはどんな人?
デポジット型クレジットカードがおすすめなのは、下記のような人です。
- なかなか審査に通らない
- 債務整理中
- 自己破産してしまった
- クレジットカードを初めて申し込む
過去に延滞歴があったり、収入が不安定だったり、2枚以上のカードを申し込んだりしている場合は、通常のクレジットカードで審査を通過するのは困難です。また、債務整理中や自己破産してしまい、情報信用機関に記録が残っている(ブラックリスト入りしている)場合は、通常のクレジットカードは作成できません。
クレジットカードを初めて申し込む人で、勤続年数が短かったり、起業直後やアルバイト・フリーターとして働いているなどで収入が安定していなかったりする場合も、審査通過に不安を感じることでしょう。
このような人にはデポジット型のクレジットカードがおすすめです。通常のクレジットカードで審査を通過できなかったとしても、審査に通過できる可能性があります。
詳しくはこちらで解説しています。
限度額はどのようにして決まる?
デポジット(保証金)の額で限度額が決まります。一般のクレジットカードの限度額は年収や職業などで決まりますが、デポジット型クレジットカードは預けるデポジット(保証金)の金額が限度額になります。
予想される自分の利用金額に合わせて、デポジット(保証金)の金額を選びましょう。
詳しくはこちらで解説しています。
まとめ
デポジット型クレジットカードについて紹介しました。審査に不安がある方にとってはありがたい仕組みのカードです。個人だけでなく法人用のデポジット型もあるという点は、個人事業主にとっても貴重なカードでしょう。
保証金と限度額が同一金額という点とキャッシングができない点は、デポジット型の限界かもしれません。
しかし審査が通らずにクレジットカードを持てない不利な状況を考えたら、デポジット型クレジットカードの存在は大いに歓迎すべきです。色々な事情でクレジットカードが持てない方にとって、デポジット型クレジットカードは申し込んでみる価値のあるカードです。