
Nexus Cardは使いすぎを防止できるデポジットカード!基本情報やメリット・デメリットを紹介
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Nexus Cardはデポジット型のJトラストマスターカードが新しく生まれ変わったクレジットカードです。
旅行傷害保険など付帯サービスがないシンプルなショッピング専用カードで、ポイントサービスも付いています。
Nexus Cardの大きな特徴は、デポジット型であることとデポジットの入金による信用が審査に大きく影響していると思われる点です。
審査が不安でクレジットカードを諦めている方などには注目のカードだといえるでしょう。
この記事ではNexus Cardについて、基本情報やメリット・デメリット、おすすめできる方を中心に解説します。
Nexus Card

年会費 | 初年度:1,375円(税込)(※) 2年目以降:1,375円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 約2週間 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | 2~3週間 |
ポイント名 | Nexusポイント |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15・支払日:翌月6日 |
申し込み条件 | 18才以上の方(高校生は申込できません) |
必要書類 | 免許証や保険証などのご本人内容(お名前・生年月日・ご住所)が確認できる公的書類 |
- デポジットなので使いすぎることがなく安心
- 通常のお買い物でポイントがたまる
- 公共料金や通信料のお支払でもポイントがたまる
- ポイントをデジタルギフトに交換できる
- カード紛失・盗難補償あり
補足事項
- ※1 別途、発行手数料が550円(税込)かかります。
消費生活ジャーナリスト / 株式会社岩田昭男事務所
監修者岩田昭男さん
1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。
主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。
主な著書としては、
「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)
「「信用力」格差社会」(東洋経済新報社)
「信用偏差値」(文春新書)
「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)
「ドコモが銀行になる日」(PHP)
「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)
また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。
2021年からYouTubeチャンネル「岩田昭男のキャッシュレス道場」オープン。
趣味は「猫」と「キートン」
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- Nexus Cardの6つのメリット
- デポジットで利用可能枠を増やせる
- 使いすぎによるピンチを防止できる
- 他のカードと同様にショッピングを楽しめる
- 公共料金の支払いに使える
- 審査難易度が比較的易しいので作りやすい
- クレヒスを作れる
- Nexus Cardの6つのデメリット
- 発行手数料と年会費がかかる
- 付帯サービスがない
- デポジットを超える利用はできない
- デポジットは毎月の支払いに使えない
- キャッシング機能がない
- デポジットの返戻に時間がかかる場合がある
Nexus Cardはデポジット型クレジットカード
Nexus Cardは、デポジット型という特徴的な性質をもったショッピング専用のクレジットカードです。
と、一口にいってもデポジットという言葉自体なじみがないと思いますので、まずはデポジットそのものについて簡単に触れましょう。

岩田昭男/ 消費生活ジャーナリスト
日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
【専門家の解説】
これまで日本では見かけなかった新しいタイプのクレジットカードが登場しました。
それが「Nexus Card」です。
このカードは、クレジットカードの審査に落ちてしまったという人でも持てる可能性のある貴重なカードです。
なぜ、持てるかというと、一般的な後払いのクレジットカードとは異なり、「デポジット」タイプだからです。
「デポジット」とは、いわゆる保証金のことで、使う前に必ず一定の金額を預け入れる必要があります。
このお金は預けるだけで使われることはなく、退会時には戻ってくるので心配はいりません。
例えば、100万円を預け入れれば、カードの利用限度額が100万円となり、100万円まで決済できます。
預け入れるということでは、プリペイドカードに似ています。
ただ、プリペイドカードは預けた金額で決済しますが、Nexus Cardは預けた金額が使われることはなく保証金になるということです。
デポジットできる金額は5万円から200万円までで、途中で増額も可能です。
デポジットとは保証金のこと
デポジットには預金など複数の意味がありますが、Nexus Cardにおけるデポジットは「保証金」を意味しています。
Nexus Cardでは入金する保証金の額が、そのままカードの利用可能枠として設定される仕組みです。
したがって、毎月の利用金額が少なければ保証金の入金額も少なくて済みます。逆に多くの利用額を見込む場合は、それに見合った保証金の用意が必要です。
一般的なクレジットカードの利用可能枠は審査の結果によってカード会社が設定します。
一方でデポジット型のNexus Cardは本人がデポジット額、つまりは利用可能枠を設定できる点が大きな特徴のひとつです。
設定できるデポジット額は5万円~200万円となっています。
また、30万円までは5万円単位で、50万円からは10万円単位の設定です。
Nexus Cardの基本情報
国際ブランド | Mastercard® |
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% (利用額200円で1ポイント) |
ポイント交換 | ・1ポイント1円換算で500ポイントから交換可能 ・ポイント有効期限は獲得日から2年間 ・デジコのデジタルギフトに交換 (Amazonギフト券、電子マネー、マイルなど6,000種以上) |
入会資格 | 高校生を除く18歳以上で安定した収入のある方 |
利用可能枠 (デポジット額) | 5万円~200万円 |
デポジット返還 | カード解約の申し出から約2カ月後に登録口座に返金 |
Web会員サービス | 確定利用明細の照会とダウンロード、未確定分の明細照会、会員情報の変更、支払い方法の変更、ポイント照会と交換の申込 |
その他 | 在留外国人向けのNexus Global Cardがある |
デポジットそのものの意味が分かったので、次はNexus Cardそのものについて触れていきましょう。
まず、Nexus Cardの6つのメリットについて解説します。
Nexus Card

年会費 | 初年度:1,375円(税込)(※) 2年目以降:1,375円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 約2週間 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | 2~3週間 |
ポイント名 | Nexusポイント |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15・支払日:翌月6日 |
申し込み条件 | 18才以上の方(高校生は申込できません) |
必要書類 | 免許証や保険証などのご本人内容(お名前・生年月日・ご住所)が確認できる公的書類 |
- デポジットなので使いすぎることがなく安心
- 通常のお買い物でポイントがたまる
- 公共料金や通信料のお支払でもポイントがたまる
- ポイントをデジタルギフトに交換できる
- カード紛失・盗難補償あり
補足事項
- ※1 別途、発行手数料が550円(税込)かかります。
Nexus Cardの6つのメリット
Nexus Cardには主に以下6つのメリットがあります。
メリット
一つ一つ、具体的に確認していきましょう。

岩田昭男/ 消費生活ジャーナリスト
日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
【専門家の解説】
カードの券面には、Mastercardのブランドマークが印字されていているので、見た目は普通のクレジットカードと同じで、コンビニやスーパー、公共料金の支払い、ネット通販など、Mastercardが利用できるところなら、普通のクレジットカードのように利用できます。
年会費1,375円(税込)と発行手数料550円(税込)がかかりますが、使い続けていけば、クレジットカードの利用実績、いわゆるクレジットヒストリーも増えていくので、徐々に一般的なクレジットカードの審査にもよい影響を与えることになり、審査が通る可能性が高くなっていくでしょう。
デポジットで利用可能枠を増やせる
Nexus Cardには利用可能枠の増額がしやすいというメリットがあります。
一般的な無担保・無保証のクレジットカードでは、カードスペックとしての利用可能枠がいくらであっても、個別のカードで設定される利用可能枠は審査次第です。
また、利用可能枠を増やしたい場合も都度申請して審査を受ける必要があります。
Nexus Cardにも審査はありますが、利用可能枠がデポジット額とイコールとなっているため、追加のデポジットによる利用可能枠の増額を行いやすいカードです。
使いすぎによるピンチを防止できる
クレジットカードの利用可能枠が支払い能力を上回るのはよくある問題の1つです。
それに対し、Nexus Cardは200万円以内で自分が担保として入金できる範囲での利用となるため、デポジット額を少なくすることで、使いすぎによるピンチを予防することができます。
もちろん、無理して多めのデポジットをしてしまうと、毎月の支払い能力を超える恐れがあります。
計画的で無理のないデポジット額を設定しておけば問題ないでしょう。
他のカードと同様にショッピングを楽しめる
デポジット型のクレジットカードであるNexus Cardは、ショッピング利用において他の一般的な無担保・無保証のカードと変わるところはありません。
Mastercard®が使えるお店であれば、同じようにショッピングを楽しめます。
もっとも、自分のお金が裏付けとなっている点ではデビットカードと同様に感じるかもしれません。
ただ、デビットカードでは利用できないサブスクリプションのサービス決済なども問題なく行えます。
支払方法は1回払いと2回払い、分割払いに加えてボーナス一括払いとリボ払いにも対応しているので不便はないでしょう。
毎月の利用料金の支払いには、口座振替かコンビニ払いを利用できます。
公共料金の支払いに使える
Nexus Cardは電気やガスなど公共料金の支払いにも使えます。
Mastercard®に対応している公共料金であれば、他のカードと同じように利用可能です。
ポイントもショッピングと同様のポイント還元率で貯まります。
審査難易度が比較的易しいので作りやすい
Nexus Cardの大きなメリットだと考えられるのが、審査難易度が比較的易しい点です。
Nexus Cardの公式サイトがおすすめとしている方に、「カード審査が不安な方」が含まれていることから作りやすいカードだといえます。
審査の詳細については、後述の「Nexus Cardの審査基準」を参考にしてください。
クレヒスを作れる
審査難易度が比較的易しく作りやすい点に関連して、クレジットヒストリー作りに活用できる点もメリットとなります。
クレジットヒストリー(クレヒス)とは、信用情報機関の登録情報を指す言葉です。
一般的にはクレヒスがない、つまり信用情報機関にカードの取引情報が何も登録されていないと審査落ちの可能性が高くなるといわれています。
ある程度の年齢の社会人ならカードを一度も使っていないとは考えにくいので、延滞などの事故があった情報がクリアになったのではないかと推察され、敬遠されがちです。
また、カード自体を作ったことが無かったとしても、返済実績がなければ回収可否の判断が厳しくなり、その分作成難易度があがります。
したがって、初めてクレジットカードを申し込む場合は審査難易度が比較的易しいカードを選択して審査落ちを回避し、クレヒスを積み上げるとよいでしょう。Nexus Cardはその有力な候補のひとつになりえます。
ここまでNexus Cardのメリットについて6つご紹介しましたが、メリットだけではなく、デメリットも知っておけばより便利に利用可能です。
合わせて知りたい、Nexus Cardの6つのデメリットについても解説します。
Nexus Card

年会費 | 初年度:1,375円(税込)(※) 2年目以降:1,375円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 約2週間 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | 2~3週間 |
ポイント名 | Nexusポイント |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15・支払日:翌月6日 |
申し込み条件 | 18才以上の方(高校生は申込できません) |
必要書類 | 免許証や保険証などのご本人内容(お名前・生年月日・ご住所)が確認できる公的書類 |
- デポジットなので使いすぎることがなく安心
- 通常のお買い物でポイントがたまる
- 公共料金や通信料のお支払でもポイントがたまる
- ポイントをデジタルギフトに交換できる
- カード紛失・盗難補償あり
補足事項
- ※1 別途、発行手数料が550円(税込)かかります。
Nexus Cardの6つのデメリット
Nexus Cardにはメリットだけでなくデメリットもあります。主に上げられるのが以下6点です。
デメリット
こちらも順に見ていきましょう。
発行手数料と年会費がかかる
年会費無料のクレジットカードが少なくない中で、Nexus Cardには1,375円(税込)の年会費がかかります。
この年会費は毎年発生するもので、初年度無料といった優遇措置はありません。
また、カードの利用開始にあたって550円(税込)のカード発行手数料も必要となります。
カード発行手数料は発行時のみの費用であることから、大きな負担にはならないでしょう。
一方で年会費は継続負担となるので、少し重く感じる方もいるのではないでしょうか。
付帯サービスがない
旅行傷害保険、優待サービスなどの付帯サービスで差別化を図っているカードは多く存在します。
しかし、Nexus Cardには旅行傷害保険などの付帯サービスはありません。
ただし、カードの盗難などの補填には対応しています。
対象となるのは、盗難や紛失をNexus Cardに届け出た日からさかのぼって60日前までの損害です(※)。
警察への届出も必要となります。補填される額は、Nexus Cardの基準に照らして損害金の全額または一部です。
※警察への届け出の日が前後した場合でも、カード会社への届け出から60日前が対象期間です。
デポジットを超える利用はできない
自分で事前に用意できるお金、つまりデポジットの額を超える利用はできません。
もっとも、ここは使いすぎのピンチを防ぐメリットともとれるでしょう。
自己資金が無くても後払いでショッピングできるという、従来のクレジットカードのイメージと大きく異なるのがNexus Cardです。
デポジットは毎月の支払いに使えない
Nexus Cardで勘違いしてしまいそうな点に、デポジットの取り崩しがあります。
結論として、Nexus Cardのデポジットは毎月の支払いに充当できません。取り崩してしまうとデポジットが無くなってしまいます。
毎月の支払いができなかった場合でも、デポジット型ではないカードと同様に改めて支払いが必要です。
ちなみに、Nexus Cardは前月16日〜当月15日の利用分を翌月6日(土日祝日にあたる場合は翌営業日)に支払うサイクルになっています。
キャッシング機能がない
Nexus Cardのデメリットのひとつにキャッシング機能がない点があげられます。
現金の持ち合わせがなく困っているときに、普段はショッピングに使っているクレジットカードでキャッシングするといった使い方は珍しくありません。
しかし、キャッシング機能がないNexus Cardではこうした二刀流の利用ができません。
とはいえ実際は、キャッシング機能があるカードでもキャッシング枠を希望しないケースが少なくないことから、あまり大きなデメリットとはいえないでしょう。
デポジットの返戻に時間がかかる場合がある
Nexus Cardのデポジットはカードの解約時に戻ってきます。
解約時に利用残高がある場合は、その分を差し引いた残額が返戻されます。
ただし、その期間は約2ヶ月後とかなり長くなります。解約の際は返戻までに時間がかかることを念頭に置いておきましょう。
ここまでNexus Cardの詳細やメリット・デメリットについて触れてきました。ただ実際にNexus Cardを所持するためには必ず審査を通過しなければなりません。
次はどのクレジットカードでも重要なポイントとなる、Nexus Cardの審査基準について解説します。
Nexus Cardの審査基準
Nexus Cardも含めて、クレジットカードにはカード会社による与信判断(カードを発行するかしないか・利用可能枠をいくらにするか)のための審査がつきものです。
申込資格の基準は一般的で審査基準は非公開
Nexus Cardを利用するためには、申込資格とその後の審査をクリアする必要があります。
申込資格は18歳以上の安定した収入がある方で高校生を除くとなっており、この条件自体は一般カードと呼ばれるランクのクレジットカードとしてはごく一般的なものです。
申込資格に続く審査については、法律に規定がある審査と各クレジットカード会社が独自に行う審査があります。
独自審査の基準については、通常は社外秘で外部に公開されるものではありません。
Nexus Cardにおいても、他社カードと同様に審査基準の公開情報は見当たらないようです。そのため、さまざまな情報を参考に推測することになります。
公式サイトにヒントあり!
具体的な審査基準を知ることはできませんが、公式サイトの記載が申し込み判断のヒントになります。
Nexus Cardの公式サイトでは、おすすめする方の特徴について書かれており、その中にはカードの審査が不安だったり、カード審査で嫌な思いをしたりした方が含まれている点が特徴的です。
審査絡みでおすすめの方を例示するケースはまず見かけないといっても過言ではありません。
つまり、他社に比べて審査基準が易しいと判断できる大きな材料だといえるでしょう。
次の章では、Nexus Cardを利用する流れについて解説します。
Nexus Cardを利用する流れ
Nexus Cardはデポジットがあることにより、他の多くのカードとは利用する流れが異なっています。
申し込み~カード発行
まず、申し込みページの画面の案内を見ながら必要事項を入力します。
完了後に送られてくる申込受付完了メールを確認して保存しておきましょう。その後、審査が行われます。
審査中、必要に応じて自宅や勤務先、携帯電話への確認電話が入ることがあります。審査をパスすれば無事カード発行です。
申し込みから2週間程度で自宅にカードが届きます。
デポジットの入金
この段階でデポジットを入金する必要があるので、5万円~200万円の範囲で決めた金額を入れてください。
なお下限が5万円となっており、5万円に満たない額を入金してもカードは利用できません。
カード利用開始
デポジットの入金が確認されればカードの利用が可能となります。
カード利用開始のタイミングはケースバイケースですが、通常はデポジットの入金確認に2〜3営業日必要です。
デポジットの増額
利用開始後に利用可能枠が不足する場合には、デポジットの増額で対処できます。
デポジットを増額する際は問い合わせフォームからの申し込みが必要です。増額する金額の単位は1万円となっています。
解約時の流れ
解約を申し出た後、送られてくる所定の書類とカードを返送します。その後新規利用分や未払い分の確認・清算が行われ、残ったデポジットが口座に返還される、という流れです。
最後に補足として、Nexus Cardをおすすめしたい方の特徴について解説します。
Nexus Cardはこのような方におすすめ
数あるクレジットカードの中からNexus Cardがおすすめといえる方は、主に以下の条件に合致する方です。

岩田昭男/ 消費生活ジャーナリスト
日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
【専門家の解説】
このように変わったカードですから、おすすめできる人もかなり限られます。
●このような人に向いている
・カードを作ったことがない人
クレジットカードを作ったことがない人には信用情報データはありません。
そのためカード会社は不審に思って、その人を落とすことがあります。
Nexus Cardなら最初からデポジットで信用を作れますからすんなりOKが出ます。
・収入面等で審査が不安な人
高収入を得ていても、毎月定期的に入ってくるわけではなく、不定期に入って来るという人もいます。
そうなると、従来の信用という点では満点とは行きません。
信用偏差値からいえばかなり下がります。
そういう人にはNexus Cardはおすすめです。
デポジットを多少多めに入れておけば信用を押し上げてくれますから何の心配もありません。
・自分で限度額を決めたい人
普通のクレジットカードは限度額の設定はカード会社が行うために、高額な買い物ができないといった苦情をよく聞きます。
そうした制限を避けるには、Nexus Cardがいいでしょう。
このカードなら自分に適した限度額を自分で決めることができるからです。
あらかじめ決めたデポジット額がそのまま利用可能枠になるので最高200万円までの利用可能枠を作ることができます。
・払えない事態を招きたくない人
一方浪費したくない人にもNexus Cardはおすすめ。
夢中で買い物をしていたら利用額が増えて支払いに困ったと言う経験をした人は多い。
そうした失敗をしないためにも、例えばデポジット額を上限5〜10万円に設定して毎月払える金額を減らすことも可能です。
カードを作ったことがない方
メリットで述べたように、クレジットカードを作ったことがない方には信用情報のデータがありません。
一般にスーパーホワイトと呼ばれる状況であり、この状態では気になるカードがあったとしても、審査基準が厳しめのカードの場合、審査落ちする可能性があります。
その点、Nexus Cardならスーパーホワイトでもカードを作れる可能性が大きいといえるでしょう。
気になるカードにチャレンジしたい方のクレヒス作りにおすすめです。
収入面などで審査が不安な方
収入がそれほど多くないことで審査落ちした方や、収入面に不安があり申し込んでも審査落ちするだろうと諦めている方に、デポジットが信用を押し上げてくれるNexus Cardはおすすめできます。
自分で限度額を決めたい方
一般的なクレジットカードではある程度の希望を申告できるものの、利用可能枠、限度額の設定はカード会社が行います。
そのため、結果的に使い勝手が悪いカードになってしまうケースも。
自分に適した限度額を自分で決めたい方には、自分で決めたデポジット額がそのまま利用可能枠になるNexus Cardがフィットするでしょう。
払えない事態を招きたくない方
まだカードが使えるからと利用していたら利用額が大きくなって支払いに困った経験がある方、そのような思いをしたくない方には、デポジット額を毎月払える範囲の金額に調整できるNexus Cardがセーフティネットになってくれるでしょう。
シンプルなショッピングカードを利用したい方
旅行傷害保険、電子マネーなど付加価値が盛りだくさんとなっているクレジットカードは珍しくありません。
しかし、そういったサービスを使わない方にとってはあまりメリットにならないのも事実です。
キャッシングも不要で、シンプルなショッピングカードが欲しい方にNexus Cardは選択肢の1つとなりえます。
Nexus Card

年会費 | 初年度:1,375円(税込)(※) 2年目以降:1,375円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
発行スピード | 約2週間 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行期間 | 2~3週間 |
ポイント名 | Nexusポイント |
締め日・支払日 | 締め日:毎月15・支払日:翌月6日 |
申し込み条件 | 18才以上の方(高校生は申込できません) |
必要書類 | 免許証や保険証などのご本人内容(お名前・生年月日・ご住所)が確認できる公的書類 |
- デポジットなので使いすぎることがなく安心
- 通常のお買い物でポイントがたまる
- 公共料金や通信料のお支払でもポイントがたまる
- ポイントをデジタルギフトに交換できる
- カード紛失・盗難補償あり
補足事項
- ※1 別途、発行手数料が550円(税込)かかります。
まとめ
Nexus Cardはデポジットを入金することで、信用を大きく補強できるクレジットカードです。
そのため、無担保・無保証の他社カードを断られた方でも作れる可能性が高いといえます。
キャッシング機能も付帯サービスもありませんが、自分が決めた金額の範囲内でショッピングに使えるカードを作りたい方にとっては使いやすいカードとなるでしょう。