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「ビュー・スイカ」カードのメリットとデメリット、定期やチャージでお得な方法を徹底解説!

最終更新日:

「ビュー・スイカ」カードは定期券やチャージでお得
「ビュー・スイカ」カード

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Suica機能付きクレジットカード「ビュー・スイカ」カードは、Suica・定期券・クレジットカード・JRE POINTカードの機能を兼ね備えた、便利でお得な1枚。

「ビュー・スイカ」カードには4つの魅力的な特徴があります。

特に首都圏にお住まいでJRでの移動や買い物でSuicaをよく利用する人には、間違いなく「ビュー・スイカ」カードがおすすめです。

今回の記事では「ビュー・スイカ」カードの4大メリットを詳しくご紹介。作ろうかどうか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

田中裕晃

田中裕晃 / 大峰FP事務所

住宅の購入・売却・買換え、不動産投資、相続など、不動産を中心としたライフプランニングの相談業務、執筆業務を得意とする。お金の相談はもちろんのこと、不動産実務にも精通しているため、取引の流れや注意点、トラブル回避のアドバイスも組み込んだ総合的なプランニングの提供が可能。
【専門家の解説】

「ビュー・スイカ」カードはJR東日本のエリア内にお住まいの方には非常に便利なカードです。

記事内で紹介されているとおり、デメリットは524円(税込)の年会費負担と利用エリアに関する制限ですので、エリア内の方にとっては年会費負担のみが問題となります。

良い点は、利用者の口コミにあるように、多くの方がオートチャージ機能に魅力を感じています

通勤などで定期券を利用される方、電車を頻繁に利用される方、スイカでの買い物が多い方などにとって、「ビュー・スイカ」カードはポイント還元のみならず、利用シーンでの利便性向上にも大きく貢献します。

お得なカードは他にも様々な種類がありますが、選択する基準はご自身の生活スタイルにとってどのカードが一番便利で、かつポイントが貯めやすく使いやすいか、という観点が重要です。

この記事を見て自分も「ビュー・スイカ」カードを発行すべき人に該当するなと思ったら、是非利用をご検討ください。

田中裕晃さん
田中裕晃さん

ファイナンシャルプランナー
株式会社大峰

SNS

京都市出身。
京都府立大学・文学部史学科卒業、京都府立大学大学院・文学研究科史学専攻・博士前期課程修了(文学修士(歴史学))。

大手賃貸仲介業者に就職し、新人賞を獲得。店長職を経験した後、売買仲介業者として独立。その後、株式会社大峰の代表取締役に就任。大峰FP事務所を開設し、現在に至る。

▼保有資格
ファイナンシャルプランナー(CFP®)
公認不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
マンション管理士
住宅ローンアドバイザー
賃貸不動産経営管理士
不動産キャリアパーソン

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「ビュー・スイカ」カードの基本情報

この章では「ビュー・スイカ」カードの

  • 年会費
  • ポイント制度
  • 付帯されている旅行保険

について解説していきます。

「ビュー・スイカ」カードの年会費

「ビュー・スイカ」カードの年会費は524円(税込)です。

また家族カードとETCカードの追加発行が可能で、いずれも年会費524円(税込)かかります。

しかしETCカードは年会費無料で発行できるクレジットカードも多いので、ETCをわざわざ「ビュー・スイカ」カードで発行することは、あまりおすすめできません。

また「ビュー・スイカ」カードの会員は、モバイルSuicaを年会費当面無料で利用することができます。

モバイルSuicaとはケータイ電話をかざすことによってSuicaと同じように電車や新幹線、Suica加盟店を利用できるサービスです。

「ビュー・スイカ」カードのポイント制度

「ビュー・スイカ」カードは1,000円の利用につきJREポイントが5ポイント(5円相当)付与されます。

それだけだと一般的な還元率ですが、オートチャージの利用をすると、1.5%分のポイントが貯まります。ここが大きなポイントです。

貯めたポイントはSuicaや電子マネー、商品券、グリーン車利用券など多様な商品に交換できます。

「ビュー・スイカ」カードに付帯されている旅行保険

「ビュー・スイカ」カードは海外旅行保険・国内旅行保険がいずれも付帯されます。

海外旅行保険は自動付帯となっていますので、利用しなくても持っているだけで保険の対象となります。

補償内容は下記のとおりです。

  • 死亡・後遺障害保険金 最高 500万円
  • 傷害治療保険金 50万円限度
  • 疾病治療保険金 50万円限度
  • 個人賠償責任 3,000万円限度

ただし補償の金額が少なめなので、不安な方は横浜インビテーションカードなど海外旅行保険が自動付帯され、なおかつ年会費無料のカードを合わせもつことをおすすめします。

また国内旅行保険は利用付帯となっています。補償内容は下記の通りです。

  • 死亡・後遺障害保険金 最高 1,000万円
  • 入院保険金 日額 3,000円
  • 手術保険金 入院保険金日額の10 倍(入院中の手術)または5 倍(入院中以外の手術)
  • 通院保険金 日額 2,000円

国内旅行保険は付帯している一般カードは少ないため、付帯していることはメリットの一つといえます。

ここまでは「ビュー・スイカ」カードの概要について説明してきました。基本的な特徴については把握していただけたかと思います。

それでは次の章からは、具体的な「ビュー・スイカ」カードのメリットについて解説していきます。

「ビュー・スイカ」カードの魅力的な4大メリット

「ビュー・スイカ」カードを持つメリットはこちらの4つ。

首都圏のSuicaエリアで電車に乗ったり駅ビルでショッピングしたりする人は、「ビュー・スイカ」カードがあれば毎日の移動・生活が便利になってちょっと幸せになれるはず。

それぞれのメリットを詳しく説明しましょう。

Suicaのオートチャージ機能付き

「ビュー・スイカ」カードはSuicaとクレジットカードが一体化しており、Suicaへのオートチャージが可能です。

Suicaの残額が設定金額以下になると、自動改札機にタッチしたときに自動でSuicaへチャージされる仕組みです。

「ビュー・スイカ」カードがあれば、毎回Suicaの残額を気にする必要がありません。

なお、オートチャージは、首都圏Suica・PASMOエリア、仙台エリア、新潟エリア限定です。関西圏ではSuicaオートチャージ機能を使えませんのでご注意ください。

Suica定期券として使える

「ビュー・スイカ」カードはJR線と他の鉄道会社にまたがる定期券(連絡定期券)またはバス定期券としても利用することができます。

連絡定期券は券売機にて発行することができます。バス定期券は一部の事業者のみが対応しており、中には対応してない場合もあります。

定期券付き「ビュー・スイカ」カードは補償もついており、紛失しても定期券およびSuicaの残額について保障してくれます。

Suicaを付帯しているクレジットカードは数多くありますが、定期券で利用できないクレジットカードも多いので、定期券として使えるというのは大きなメリットの一つです。

電車利用や駅ビルのお買い物などでJRE POINTが貯まる

「ビュー・スイカ」カードで支払うと、支払額の最大3%がJRE POINTとして還元されます。

ポイントが貯まるシーンや還元率は次のとおりです。

利用シーン還元率貯まるポイント
買い物・食事・公共料金などの支払い0.5%1,000円につき5ポイント
駅ビルなどJRE POINT加盟店での買い物で「ビュー・スイカ」カードを提示1.0%100円につき1ポイント
オートチャージ・モバイルSuicaへのチャージ1.5%1,000円につき15ポイント
モバイルSuicaで定期券購入3%1,000円につき30ポイント
JR東日本運営の通販サイト「JRE MALL」での支払い最大3.5%100円につき3ポイント+利用月中に1,000円につき5ポイント

通常は0.5%と標準的な還元率です。

しかし、オートチャージなど特定のシーンで利用した場合はポイント還元率1.5%になります。これは、一般的なクレジットカードと比べると高還元。

さらに、モバイルSuicaでの定期券購入なら通常の6倍である3%還元!

定期券は高額ですので、この還元率はかなりお得でしょう。仮にひと月の定期券代が16,000円なら、480ポイントも還元されることになります。

※JR東日本のみどりの窓口や券売機で定期券を購入した場合、還元率は通常の0.5%となります。3%還元は「モバイルSuica」で定期券を購入した場合に限ります。

貯まったJRE POINTはSuicaにチャージできる

貯まったJRE POINTは1ポイント=1円相当として利用できます。

ポイントの使い方ポイントの価値備考
Suicaカード・モバイルSuicaにチャージ1ポイント=1円1円単位でSuicaにチャージ可能。
JRE POINT加盟店での支払いで利用1ポイント=1円1ポイント単位でポイントを利用可能。

なお、貯まったポイントのSuicaへのチャージは自動ではありません。

JRE POINT WEBサイトまたはアプリでの手続きが必要です。

ここまで「ビュー・スイカ」カードのメリットについて解説していきました。

次の章からは「ビュー・スイカ」カードの注意点について解説していきます。

「ビュー・スイカ」カードを使う上での注意点

「ビュー・スイカ」カードには下記のような注意点があります。

  • オートチャージはJR東日本沿線のみ

具体的に見ていきましょう。

オートチャージはJR東日本沿線のみ

オートチャージは便利ですが、「ビュー・スイカ」カードでSuicaにオートチャージできるのはJR東日本沿線のみです。

具体的には首都圏・新潟・仙台の各SuicaエリアとPASMOエリアのみがオートチャージの対象となっています。

JR西日本の沿線などのその他の地域ではオートチャージできません。また上記の対象地域であっても仙台市地下鉄のicscaエリアではオートチャージできませんので、ご注意ください。

ATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)でチャージ可能

チャージする場合には、「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)というATMが必要ですが、主にJR東日本エリアに存在しています。

JR東日本エリア外だと、下記の地域に設置されている機械があり、その機械でSuicaへのオートチャージ設定(ポイント還元率1.5%)することができます。

  • 札幌駅 東コンコース南口
  • 札幌駅 西改札外
  • 新千歳空港駅改札外
  • 函館駅西口
  • ビックカメラ赤坂見附駅店
  • ビックカメラ名古屋駅西店
  • ビックカメラ天神 2号館
  • 紀ノ国屋インターナショナル(表参道駅B2出口徒歩1分 AoビルB1F)

大阪や京都には設置されていないため、注意が必要です。

「ビュー・スイカ」カードはこのような人におすすめ

「ビュー・スイカ」カードは

  • JR東日本沿線に住んでいる方
  • JR東日本の定期券を使っている方
  • Suicaを電車以外でもよく利用する方

におすすめできるカードです。

またSuica付帯のクレジットカードとして

  • ルミネカード
  • ビックカメラSuicaカード

もおすすめできるカードとしてご紹介していきます。

JR東日本沿線に住んでいる人

「ビュー・スイカ」カードはSuicaを利用する機会が多いJR東日本沿線に住んでいる人におすすめです。

「ビュー・スイカ」カードをJR東日本沿線に住んでいる人が利用することによって

  • ポイントを貯める機会が多くなる
  • オートチャージが利用でき、チャージという手間が省ける
  • Suicaとクレジットカードと定期券を1枚にできる

などのメリットが受けられます。

JR東日本沿線に住んでいる方はSuicaをすでに持っている方も多いかと思いますが、「ビュー・スイカ」カードを持つことによって圧倒的に利便性が高まりますので、保有することをおすすめします。

Suicaを電車以外でもよく利用する人

Suicaを電車で利用し、なおかつショッピングなどの電車以外のシーンでもよく利用する方に「ビュー・スイカ」カードはおすすめです。

「ビュー・スイカ」カードでSuicaにチャージし、Suicaを利用して決済するとポイントが貯まりやすいためです。

SuicaはJR東日本のみならず、ショッピングでも利用できる店舗が増えてきています。

コンビニエンスストア、スーパー、飲食店などの加盟店があり、詳しくはこちらに記載されています。

Suicaの利用でポイント還元率0.5%以上、「ビュー・スイカ」カードのオートチャージまたは、モバイルSuicaでのチャージでポイント還元率1.5%となっています。

そのため「ビュー・スイカ」カードでチャージしたSuicaで決済することによって、ポイント還元率が実質2.0%以上となり、他のクレジットカードと比較しても高いポイント還元率となっています。

電車以外のシーンでもSuicaを利用する方にとって、持っておくべきカードです。

ルミネをよく利用するならルミネカードもおすすめ

ルミネやNEWoManをよく利用する方にはルミネカードもおすすめできます。

ルミネカードには

  • ルミネやNEWoManで常時5%OFF
  • 年に数回ルミネやNEWoManで10%OFFキャンペーンを行っている。
  • 年間の利用金額に応じてルミネの商品券がプレゼントされる

というメリットがあります。

年会費がやや高めで、初年度は無料ですが、次年度以降1,048円(税込)かかります。

しかしながらルミネを利用する方にとっては、メリットの大きいカードでしょう。

ビックカメラをよく利用するならビックカメラSuicaもおすすめ

ビックカメラ、コジマをよく利用する方なら、ビックカメラSuicaカードもおすすめできます。

ビックカメラSuicaカードは

  • ビックカメラ、コジマでチャージしたSuicaで決済するとポイント還元率最大11.5%
  • 年に1回以上の利用で次年度年会費が無料

というメリットがあります。

しかしながら、ビックカメラSuicaカードは定期券を付帯させることができないので、注意しましょう。

まとめ

今回は「ビュー・スイカ」カードの特徴およびメリット、デメリットについてまとめてきました。

要点をまとめますと

▼ メリット

  • 定期券としても利用することができる
  • Suicaのチャージに利用すると1.5%のポイントがつく
  • 海外旅行保険、国内旅行保険両方が付帯している

▼ デメリット

  • オートチャージはJR東日本沿線でしか利用することができず、他の地域では利用できない

▼「 ビュー・スイカ」カードを発行すべき人

  • JR東日本沿線にお住まいの方
  • SuicaをJRはもちろん、ショッピングなどその他のシーンでも利用する方

ということになります。

この記事を参考にご自身の「ビュー・スイカ」カードを発行すべきかどうかの判断基準にしてみてください。

本記事の編集者について

イーデス編集部

イーデス編集部

専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。

「ビュー・スイカ」カードの評判

「ビュー・スイカ」カードの評判としては、定期購入をはじめ特急券、新幹線のチケットの購入時、また交通費のチャージなどでポイント還元率が高いことや、貯まったポイントもSuicaにチャージできて利用しやすいことなど、交通機関での利用で好評のようです。

一方でユーザーの要望としては、年会費の無料化や利用店舗の拡大といったことが複数あがっています。

ユーザーから好評な点

  • 定期購入や特急券を購入する時に利用すればポイント還元率がアップ(42歳男性/自営業)
  • 貯まったポイントはSuicaにチャージできるので効率的にポイントが利用できる(45歳男性/会社員)
  • 交通費のチャージや新幹線のチケット購入などでたくさんポイントが貯まるところです(35歳性/自由業)

ユーザーが気になっている点

  • 年会費が無料だと嬉しい(45歳男性/会社員)
  • 使える店舗が増えてほしい(27歳男性/介護職)

「ビュー・スイカ」カードの口コミ (10件)

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