Operated by Ateam Inc.

プラチナカードのおすすめ5選!究極の1枚はどれ?目的別のおすすめカードを紹介

最終更新日:

プラチナカード

イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧

おすすめのプラチナカード5選


カード

オリコカード THE PLATINUM

楽天プレミアムカード

JCBプラチナ

TRUST CLUB プラチナマスターカード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費初年度:20,370円(税込)
2年目以降:20,370円(税込)
初年度:11,000円(税込)
2年目以降:11,000円(税込)
初年度:27,500円(税込)
2年目以降:27,500円(税込)
初年度:3,300円(税込)
2年目以降:3,300円(税込)
初年度:22,000円(税込)
2年目以降:22,000円(税込)
ポイント
還元率
国際ブランド
発行スピード
利用限度額
ETC年会費
電子マネー
旅行傷害保険(補償額)国内旅行保険・海外旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険海外旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険

※1 最大還元率はJCB PREMOもしくはnanacoポイントに交換した場合

クレジットカードの中でもステータスの高さで知られているのがプラチナカード。

一般のカードと違って、誰もが簡単に持つことはできないため、手にすることで喜びと誇らしさを感じられるカードです。

プラチナカードは各カード会社で発行されていますが、特典や特徴がそれぞれ異なります。
どのプラチナカードを選べばいいのか迷う方もいることでしょう。

最適な1枚を選ぶためには、自分に必要な付帯サービスがあり、それに見合った年会費かどうかを見極めることが重要となります。

イーデス編集部

今回は満足度が高く、人気のあるおすすめのプラチナカードをご紹介します。

また、プラチナカードは審査に通るのがむずかしいともいわれていますが、その審査の内容についても取り上げているので、自分がプラチナカードを持てるのかを判断する際の参考にしてください。

菊地崇仁

菊地崇仁 / クレジットカード専門家

約100枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
【専門家の解説】

「プラチナカード」というと以前はベールに包まれて、詳細がわからないようなカードでしたが、最近は特典などもオープンになってきています。
それに伴い、以前はインビテーションでの申し込みに限定していましたが、自分から申し込めるプラチナカードも増えています

プラチナカードの年会費は2万円から10万円超のカードもありますが、感覚的には5万円までのプラチナカードであれば特典を駆使すると十分元は取れます

コンシェルジュデスク、国際線の空港ラウンジを利用できるプラオリティ・パス、2名以上でコース料理を予約すると1名分が無料になるレストラン特典、ホテル・旅館での優遇などが基本サービスとなります。

プラチナカードの優待で一番使うのがコンシェルジュデスクです。

「こんなことを聞いて良いのかな?」
「こんなこと頼んでも良いのかな?」

と思わず、どんどん電話するようにしましょう。

飲み会幹事で「居酒屋を予約したい」、「出張のビジネスホテルを予約して欲しい」など、金額にかかわらず依頼することが可能です。

会社の重役が持つイメージの強いプラチナカードですが、実際は役職のないサラリーマンが持った方が使い勝手が良いカードとなっています。

どのクレジットカードを選べば良いか迷っている人へ

専門家監修の評価方法をもとにイーデスクレカ編集部でクレジットカードを徹底的に評価しました!

63枚のクレジットカードのなかで一番おすすめは?上位にランクインしたカードをチェックする

クレジットカード会社やブランドに迷っている人はぜひ参考に!

気になる内容をタップ

プラチナカードを選ぶ際のポイント

プラチナカードを選択する場合、次の5つのポイントに注意しましょう。

  • 国際ブランドで選ぶ
  • 特典や保険・保障の内容が充分か
  • 還元率はできるだけ高いものを
  • 自分の求めるステータス性があるか
  • 得られるメリットに対し納得のいく年会費であるか

何を重視するかによって見るべきポイントは異なります。それぞれのポイントの詳細を見てみましょう。

国際ブランドで選ぶ

国際ブランドとは、VISAやJCBなどの世界中の国・地域で利用できるクレジットカードのブランドのことです。クレジットカード会社と混同されますが、国際ブランドとは別物です。

国際ブランドごとに独自の決済システムを持っており、どの国際ブランドを採用している店舗によって決済できるかどうかが異なります。自身がよく利用する店舗やサービスがどの国際ブランドに対応しているかを検討してから選ぶようにしてください。

特典や保険・保障の内容が充分か

選ぶ時には付帯されている特典内容を比較検討することが大事です。

特に海外へ出かける機会が多い方は、旅行傷害保険の補償額や補償条件をチェックしてください。

国内・海外ともに出かけることが少ない方は、ホテルやレストランの優待サービスなどをメインに特典内容を比較しましょう。

還元率はできるだけ高いものを

ポイントがためやすいかどうかも選ぶ時の基準です。

一般カードの平均ポイント還元率は0.5%ですが、プラチナカードの場合は還元率1%以上が基準になります。

また1%であっても、限定利用で加算されたり、年会費が安かったりといった点も含めての判断が必要です。

できるだけ還元率の高いプラチナカードを選ぶのは当然ですが、それ以外にも景品交換、ポイントでのショッピング、マイル交換など目的にあったポイント利用ができるかどうかを見極めましょう。

自分の求めるステータス性があるか

ビジネスの商談などでホテルやレストランを利用する場合、プラチナカードのステータスは効果的です。 ビジネスやプライベートによって、自分に適したステータスのカードを選びます。

例えば国内外へ出かけることが多い場合は旅行傷害保険の充実、空港ラウンジサービスの無料利用、24時間対応のコンシェルジュサービスなどの有無が判断基準になります。

得られるメリットに対し納得のいく年会費であるか

プラチナカードどれも年会費が必要です。

ご紹介した5つのカードそれぞれに年会費が異なります。

プラチナカードを選ぶ時は年会費で選ぶよりも、自分が必要とするサービスやメリットがあるかどうかで決めてください。

高い年会費であっても、サービスで満足が得られれば納得できるものです。

特にビジネスの場合、商談などで高級レストランを使用する際のステータス性は何ものにも代えがたいメリットです。

また、キャンペーンや無料サービス、ホテルや航空券のランクアップサービスなどを考えれば、高い年会費を支払うだけの価値はあります。

プラチナカードのおすすめ5選!

いろいろなプラチナカードが発行されていますが、その中でも人気でおすすめのカードばかりです。

実際に利用している方の満足度や評判などを元に、それぞれのおすすめポイントや特典、スペックを比較しています。


カード

オリコカード THE PLATINUM

楽天プレミアムカード

JCBプラチナ

TRUST CLUB プラチナマスターカード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費初年度:20,370円(税込)
2年目以降:20,370円(税込)
初年度:11,000円(税込)
2年目以降:11,000円(税込)
初年度:27,500円(税込)
2年目以降:27,500円(税込)
初年度:3,300円(税込)
2年目以降:3,300円(税込)
初年度:22,000円(税込)
2年目以降:22,000円(税込)
ポイント
還元率
国際ブランド
発行スピード
利用限度額
ETC年会費
電子マネー
旅行傷害保険(補償額)国内旅行保険・海外旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険海外旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険

※1 最大還元率はJCB PREMOもしくはnanacoポイントに交換した場合

プラチナカードは補償内容が充実している反面、年会費がやや高めに設定されています。また、どのクレジットカードも共通して海外旅行保険は付帯されているなどの特徴があります。では、それぞれのプラチナカードの特徴を見ていきましょう。

オリコカード THE PLATINUM

オリコカード THE PLATINUMがおすすめの人

  • 海外や国内への出張・旅行が多い人
  • ポイントを貯めて商品券や景品に交換したい人
  • コンシェルジュサポートを時間に関係なく受けたい人

オリコカード THE PLATINUMは多くのシーンでポイントが加算される仕組みになっていますが、特に海外での利用が還元率+0.5%される対象になっているのが特徴です。空港ラウンジサービスや旅行傷害保険なども充実しているため、海外旅行や出張が多いビジネスマンや旅行好きの人に特におすすめできるカードと言えます。

ショッピングでの基本還元率は1.0%で、100円につき1ポイント付与されます。

国内での利用でも、オリコモール経由でネットショッピングすると、カードで付与されるポイントにオリコモール利用分のポイント(+0.5%以上)がプラスされるのが特徴です。THE PLATINUMには5つのポイント加算特典が用意されており、使えば使うほどポイントがたまるようになっています。

  • オリコモール利用:+1.0%
  • iD、QUICPayの利用:+0.5%
  • ショッピングのリボ払い:+0.5%
  • 海外での利用:+0.5%
  • 誕生月の利用:+1.0%

なお、誕生月には利用金額の1.0%が特別加算されるので、その際の還元率は2%です。


オリコカード THE PLATINUMの主な付帯サービス・特典
付帯サービス・特典概要
空港ラウンジサービス世界1,000ヵ所以上の海外・国内主要空港のラウンジサービスが利用可能
Wi-Fiサービス世界のWi-Fiスポットが無料利用できる「Boingo(ボインゴ)」が付帯
旅行傷害保険最高1億円、家族特約付き国内外旅行傷害保険が付帯
ショッピングガードオリコカードで購入した商品が破損・盗難・火災などの事故にあった場合の補償が付帯
コンシェルジュレストランやホテルの予約、日常の情報収集などあらゆる要望に電話一本で24時間365日対応するサービスが付帯

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードがおすすめの人

  • 楽天経済圏で買い物や予約をする機会が多い人
  • 海外旅行に慣れていない人
  • 自分に適した国際ブランドを選びたい人

楽天カードのプラチナカードであり、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。特に楽天市場や楽天トラベルなどを良く活用する人は非常に相性がいいと言えるでしょう。楽天ポイントは1ポイントにつき1円として、楽天グループの多彩なジャンルのサービス内で利用できる使い勝手のいいポイントです。

楽天市場で通常のショッピングをすると100円で1ポイントですが、プレミアムカードで決済するとさらに4ポイントがプラスされ、合計で5ポイント(5倍)になります。

その他に、お誕生日月サービスや選べるサービスなどを利用するとさらに1ポイント増えて合計6ポイントに。
この2つのサービスを併用すると7ポイントと大幅アップします。

楽天モバイル、楽天でんき、楽天ガスなどの毎月の支払いに充てたり、楽天市場でのショッピングや楽天証券でのポイント運用などのマネーサービスにも活用できたりして、便利です。また、本記事で紹介するプラチナカードの中では唯一複数の国際ブランドから適したものを選択できるため、国際ブランドにこだわりがある人も選びやすいカードと言えます。


楽天プレミアムカードの主な付帯サービス・特典
付帯サービス・特典概要
プライオリティ・パス世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるだけでなく、プライオリティ・パス会員カードが無料で申し込めます。
また、ランクの高いプレステージ会員と同等のサービスが受けられます。
国内空港ラウンジサービス国内の主な空港ラウンジを無料で利用可能。
また、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港や韓国の仁川空港もこのサービスの対象に含まれます。
トラベルデスクニューヨーク、パリ、ミラノなど世界38拠点にトラベルデスクがあり、現地情報の提供や各種ご予約・手配などをサポートします。
旅行傷害保険国内・海外の傷害保険が最高5,000万円まで付帯。
動産総合保険プレミアムカードで購入した商品が破損・盗難した場合、最高300万円まで補償される保険が付帯。

JCBプラチナ

JCBプラチナがおすすめの人

  • 充実した特典を受けたい人
  • すぐにカードを利用したい人
  • スマートフォン保険が欲しい人

JCBプラチナは、ほかのプラチナカードよりも特典が充実しており、特に優待サービスが豊富なのが特徴です。普段はなかなか手が出ないようなものでもお得に楽しめることが多いため、日常のちょっとした贅沢をするのに適しているカードと言えるでしょう。

特にパートナー企業を利用すると還元率が高く、スターバックスはポイント10倍、セブン-イレブンとAmazonは3倍です。JCB海外加盟店で利用すると、自動的にポイントが2倍になるのも特徴のひとつと言えます。

また、モバイル即時入会サービスを利用すれば、オンラインショッピングなどでの決済がプラスチックカードなしで決済できるようになるのもポイントです。


JCBプラチナの主な付帯サービス・特典
付帯サービス・特典概要
コンシェルジュデスク旅行の手配やレストランの予約など手間のかかる手続きを、24時間365日利用できるコンシェルジュデスクがサポート。
グルメサービス国内厳選レストランで2名以上予約すると1名無料になるグルメ・ベネフィット、全国の対象店で割引やサービスが受けられるグルメ優待サービスなどを利用可能。
プレミアムステイプラン国内人気ホテルや旅館をお得に利用可能。
旅行傷害保険国内外の旅行傷害保険が最高1億円付帯(利用付帯)。
ショッピングガード保険国内外でショッピングした商品の破損・盗難などの損害を最高500万円まで補償。
JCBスマートフォン保険スマートフォン通信料の支払いにJCBプラチナを指定すると年間補償限度額5万円が適用。

TRUST CLUB プラチナマスターカード

TRUST CLUB プラチナマスターカードがおすすめの人

  • ステータスのあるカードを持ちたい若い人
  • プラチナカードは欲しいが年会費は抑えたい人
  • 優待サービスでグルメやエンタテイメントを楽しみたい人

TRUST CLUB プラチナマスターカードは、プラチナカードとしては安い年会費である3,300円となっています。旅行傷害保険の最高額は控えめなものの、ステータスの高いカードを年間3,300円で持てるのは非常に魅力的です。特典や優待サービスも充実しているため、生活にちょっとした贅沢を取り入れたい人にはおすすめです。

特に注目なのは、ポイントに有効期限がないこと。好きなタイミングで景品と交換できます。JTBの旅行券やギフトカード、びゅう商品券、スターバックスカードなどのギフト券への交換や、TポイントやAmazonギフト券への移行、キャッシュバックなどお好みの景品を選べます。なお、ポイント還元率などが低いというデメリットがある点に注意しましょう。


TRUST CLUB プラチナマスターカードの主な付帯サービス・特典
付帯サービス・特典概要
トラベルデスクサービス国内・海外旅行のホテル予約、旅行中の情報や手配などのアシスタンスサービス、海外パッケージツアー割引などが付帯。
空港ラウンジサービス国内の主要空港ラウンジを無料利用でき、ソフトドリンクやFAX・コピーなどを利用可能。ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港も対象に含まれます。
旅行傷害保険国内・海外での最高3,000万円の旅行傷害保険が付帯。
バイヤーズプロテクションカードで購入した商品の破損・盗難などで損害が出た場合に、最高50万円までの補償が付帯。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめな人

  • 国内や海外への出張が多いビジネスマン
  • 飛行機をよく利用する人
  • 充実したサポート体制の整っているカードを持ちたい人

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、ショッピング利用でのポイント還元率が高く、JALマイレージバンクのマイルがたまりやすいのが特徴です。また、国内・海外旅行でのさまざまな特別対応が用意されており、専用コンシェルジュによるサポートなども充実しています。


セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの主な付帯サービス・特典
付帯サービス・特典概要
会員限定サービスコンシェルジュのサポートが24時間365日受けられ、セゾンプレミアムセレクションの無料登録、国内のプレミアムホテルを優待料金で利用可能。
アメックス・エキスプレス・コネクトアメリカン・エキスプレスの優待特典などが利用可能。
空港ラウンジ国内の主要空港と海外600以上の都市で、1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能。
ビジネスサービス話題のビジネス書が10分で読める要約サイトや、ビジネス情報サービスを無料で利用可能。
各種サービスグルメ、レジャー、ファイナンス、イベントチケット、スポーツなどさまざまなジャンルの特典が付帯。

    究極の1枚はどれ?目的別におすすめプラチナカードを紹介

    何をもって究極の1枚と言うのかは人によって違いますが、目的別で見るとおすすめできるプラチナカードがはっきりします。先に紹介した5枚のプラチナカードの中から、3つの目的別に見ていきましょう。

    年会費を抑えたい人におすすめのプラチナカード

    年会費を抑えたい人におすすめのプラチナカードは、年会費3,300円のTRUST CLUB プラチナマスターカードです。

    年会費では、TRUST CLUB プラチナマスターカードの右に出る存在はいないでしょう。本記事で紹介していないプラチナカードと比較しても圧倒的に安く、それでいて充実した特典や補償内容となっています。反面、ポイント還元率や旅行保険の内容がほかのプラチナカードよりは劣る面もあるため、一長一短の部分があることは否めません。

    マイルを貯めたい人におすすめのプラチナカード

    マイルを貯めたいのであれば、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。

    セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、JALマイレージバンクのマイルが貯まりやすいという特徴を持っています。ポイント還元率が高いため、日常生活での買い物だけではなく税金の支払いでもポイントが貯まりやすいのが特徴です。また、SAISON MILE CLUBへの加入でJALマイルが多く加算されたり、家族カードを使ってマイルを貯めやすくなっていたりする特徴があるのもポイントです。

    付帯サービスや特典を使いたい人におすすめのプラチナカード

    やレストランでの1名無料優待など、とにかく特典や優待でお得に日常生活を過ごしたい人におすすめなのがJCBプラチナです。海外旅行保険などの保険も手厚く設定されているため、旅行や出張の回数が多い人にもおすすめの1枚と言えるでしょう。

    そもそもプラチナカードとは?

    クレジットカードはシルバー(一般)、ゴールド、プラチナ、ブラックの順にランクが高くなっています。


    一般的な各ランクカードのスペック
    シルバー(一般)ゴールドプラチナ
    年会費無料のものもある普通高い
    還元率低い普通高い
    特典空港ラウンジサービスがない国内の空港ラウンジが使える国内外の空港ラウンジが使える
    申込基準満18歳以上(高校生を除く学生)、パート・アルバイト可満20歳以上、
    安定継続収入
    満25歳(30歳)以上、
    年収、正社員か個人事業主
    ステータス

    ブラックカードを扱っているクレジットカード会社は少ないので、実質的な最高ランクのカードプラチナということになります。

    プラチナカードは誰が持てる?必要な年収は?

    プラチナカードを持てる人の年収や審査基準は、残念ながら明確にされていません。クレジットカードを発行する会社によって基準が異なる場合もあるため、一概に言えない側面もあるでしょう。

    年収に関しても、カードによっては1,000万円以上が必須と言われているものもあれば、400万円程度で審査を通過できると言われているものもあります。近年は、年収よりも職業や勤続年数も重視されるようになっているため、明確にこの基準をクリアしていればプラチナカードが持てるとは言えないのが現状です。

    ただし、信用情報(クレヒス)はほかのカードと同様確認されます。滞納歴があったり、総量規制に引っかかったりすると審査に落ちてしまう可能性があることを覚えておきましょう。

    岩田昭男

    岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト

    日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
    【専門家の解説】

    プラチナカードのメリットは、付帯サービスにあると思います。
    グルメ特典を利用すれば高級レストランがリーズナブルに利用できるほか、空港ラウンジは海外のラウンジが使えます。

    これに加え、最近のプラチナカードは日常で使えるサービスが増えている点にも注目です。
    三井住友カードの「プラチナプリファード」はコンビニやファストフードを含めた特約店で買い物をするとポイントアップします。
    またアメックスの、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」はスマホ補償がつくようになりました。

    プラチナカード審査は厳しい?

    プラチナカードは最高位のステータスがあるだけに、審査が厳しいといわれます。

    一般カードやゴールドカードに比べればハードルが高いのは確かです。 ではプラチナカードの審査では何が重要視されるのか、3つのポイントで説明します。

    年収

    カード会社によって判断基準となる年収額はまちまちですが、一般的には400万円以上、もしくは500万円以上となっています。

    勤続年数

    職業を重視するカード会社もありますが、大事なのは勤続年数です。
    勤続年数が長いほど信用度が高くなり、審査のハードルが低くなります。

    信用情報

    クレジットやローンを利用すると、信用情報機関に登録されます。
    過去に支払いの延滞や未払いなどの履歴がないことが審査の条件となります。

    岩田昭男

    岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト

    日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
    【専門家の解説】

    プラチナカードには審査があります。
    カードによって審査基準は異なるので、公式サイト、またはカード会員規約(Web上で閲覧可)で申し込み資格や条件を確認しましょう。

    一般的にプラチナカードは年収500万円以上と言われていますが、目安となる年齢が20歳以上(若年層も対象)だったり、アルバイト・パート不可の記載がなかったり、条件が緩やかそうであれば500万円以下でも可能性はあります

    たとえ否決されても、6ヶ月後に申し込み記録は消えるので心配いりません。
    また、再度チャレンジすることもできます。

    プラチナカードの審査に通過するためにできること

    自分でプラチナカードを申し込む場合、すでに説明した年収・勤続年数・信用情報をクリアしておく必要があります。

    特に大切なのは、一般カードゴールドカードある程度の利用実績を積み上げておくことです。

    利用実績によって信用度が向上するので、審査においての大きなポイントになります。

    良い利用実績を作るためは、次の5つの基準を参考にしてください。

    1. 同じ会社のクレジットカードを使うこと
    2. 定期的に利用すること
    3. リボ払いや分割払いを避けて一括支払いにすること
    4. 使わないクレジットカードは解約しておくこと
    5. クレジットカード以外の借り入れはゼロにしておくこと

    インビテーション(招待制)のプラチナカードなら審査は不要

    プラチナカードは自分で申し込むだけでなく、インビテーション(招待)が届く場合があります。

    インビテーションを利用したい場合は、インビテーション制のクレジットカード会社かどうかをチェックする必要があります。

    インビテーション条件を非公開にしているケースもありますが、インビテーション制を採用していないカード会社からは、いくら利用実績を積み上げても招待は届きません

    インビテーションが届く条件は優良な利用実績です。

    一般的には年間100万円以上のクレジット払いを1~3年行うこと、その間に延滞などがないこと、などの実績づくりが必要です。

    新入社員のうちは収入が低めですが、20代のうちからコツコツとカード実績を積み上げていくことが大切です。

    たくさんのクレジットカードを申し込むのではなく、インビテーションを狙うのなら本命を絞って利用してください。

    例えば「JCBザ・クラス」への登竜門である「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーション条件は、JCBゴールドを2年連続100万円以上使用するというのが基準になっています。

    まとめ

    プラチナカードは、クレジットカードの中でもハイクラスな1枚であり、さまざまな優待や特典が受けられるのが特徴です。一般的に年会費は高めに設定されているものの、目的が明確なのであれば持っていて損はないでしょう。

    審査に関しては明確な答えはなく、審査に出してみなければプラチナカードが発行できるかどうかがわかりません。しかし、クレヒスや滞納歴などがないことが審査で重視される点はほかのクレジットカードと同じです。ステータスが欲しいだけで作れるクレジットカードではないことを覚えておくといいでしょう。

    本記事の編集者について

    イーデス編集部

    イーデス編集部

    専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。

    プラチナカードの関連記事

    • Facebook
    • x
    • LINE
    クレカ診断はコチラ

    © 2022 Ateam LifeDesign Inc.