デビットカードを海外で使用したい人必見!デビットカード情報まとめ

デビットカードの海外使用。手数料や注意点も解説!
クレジットカード

2022-07-01

デビットカードは即時決済、口座残高の範囲内での利用という「使いすぎ防止」の性格をもつため、子供の海外留学時に持たせるケースが増えています。

海外でデビットカードを使う方法としては次の2通り。

  • 店頭レジでクレジットカードのように支払える
  • 現金が必要になったとき、現地のATMで現地通貨を引き出せる

現金を持ち歩きたくないときにも、現金が必要なときにも役立ちます。

ただ、すべてのデビットカードでいつでもどこでも使えるわけではありません。

そこで本記事では、デビットカードを海外で使用する際に知っておくべき方法や注意点を紹介します。


くれじい

海外での決済なら、ポイント還元や海外旅行保険付帯の観点から「クレジットカード」のほうが向いている場合もあるんじゃよ。
【必読】海外旅行でおすすめなクレジットカード11選!海外でクレカが必要な理由と注意点も要チェック!

海外利用におすすめのデビットカード

 Sony Bank WALLET
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
ポイント還元率0.5~2.0%
国際ブランド
    visa
電子マネー
    visaTouch
発行スピード約1週間

注目ポイント

  • いつものお買い物で最大2%キャッシュバック!
  • 専用アプリで支出管理ができる
公式サイトへ
菊地崇仁さん
菊地崇仁さん

株式会社ポイ探 代表取締役

2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。
約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払われている、まさにクレジットカードの専門家。
一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行われています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究されているそうです。

新井智美さん
新井智美さん

トータルマネーコンサルタント

福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。

コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,000本以上におよぶ。

目次

前提知識:デビットカードとクレジットカードの違い

デビットカードとクレジットカードの支払いから引き落としまでの仕組みの違い

デビットカードは、クレジットカードのように買い物などの支払いに使用できるカードです。

クレジットカードとの大きな違いは次の2点。

  • デビットカードで支払うと、即時で口座から引き落としされる
  • デビットカードで支払える金額は、口座残高の範囲内

つまり、デビットカードの良さは、キャッシング分割払いが可能なクレジットカードでよく起こる「使いすぎ」を防止できることにあります。

デビットカードは口座残高の範囲内でしか利用できないので、現金感覚で持ち歩くことができます。デビットカードを利用すれば、ATMへ行く手間も減りますから、忙しいビジネスマンや働く主婦にとってもたいへん便利です。

また、クレジットカードのように決済日にまとめて口座から引き落としが行われるわけではありません。都度決済なので、買い物の度に通帳への記入もされます。

このように使用した額を買い物毎に把握しやすいこともデビットカードの利点で、通帳や利用明細を家計簿代わりに利用することもできます。

そのため、クレジットカードと併用しながら、普段の買い物用にデビットカードを別に持つ方もいます。

新井智美

新井智美 / トータルマネーコンサルタント

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。
【専門家の解説】

海外旅行でもデビットカードはクレジットカードと遜色なく使うことができます。現にアメリカでは2018年の消費者が使った支払い方法では、デビットカードが77.1%と高い水準を誇っています(※)。

海外で使えるデビットカードはいろいろありますが、楽天銀行デビットカードでは、海外で利用できるように事前にオンラインで設定しておく必要がありますし、デビットカードによっては、海外ATM出金の初期設定が0円になっている場合もあることから、海外で利用する際には、必ず事前に自分の持っているデビットカードの状況を確認しておくようにしてください。

また、海外ではホテルやレンタカーの利用に使えない可能性があることや、クレジットカードより手数料が高いという、デビットカードならではのデメリットが存在することにも注意が必要です。

使いすぎを防ぐという意味では非常に使いやすいデビットカードですが、口座残高が予定外に少なくなってしまうケースも想定し、予備のクレジットカードの他、現金やクレジットブランドのプリペイドカードなどを用意しておくとよいでしょう。海外では、お金を準備する手段をたくさん用意しておくほうが安心です。
(※参照:Nilson Report Archive of Charts & Graphs

「デビットカードよりも、まずはクレジットカードについて詳しく知りたい」という方は、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね。

海外で使えるデビットカードは決まっている

空港と男性

デビットカードには海外で使えるものと使えないものがあり、大きく分けると下記の2種類になります。

  • J-Debitのデビットカード→海外で使えない
  • VISAまたはJCBのデビットカード→海外で使える

キャッシュカードのJ-Debit機能は海外で使えない

J-Debitのデビットカードは、銀行のキャッシュカードがそのままデビットカードとなっているものです。

ジェイデビットマーク

約1,100の金融機関のキャッシュカードにはJ-Debit機能が付いており、例えばゆうちょ銀行なども含まれます。

キャッシュカードがそのままデビットカードとして使えるので便利なのですが、使えるのは国内のみで、 海外では使えないというデメリットがあります。

VISA/JCBのデビットカードは海外で使える

一方、VISA/JCBブランドのつくタイプのデビットカードもあります。

jcbvisa

扱っている金融機関は限られていますが、 海外で使えることが最大のメリットと言えるでしょう。

VISAデビットを発行している銀行

VISAデビットを発行している金融機関は下記です。(2022年7月現在)

VISAデビットを発行している金融機関一覧

  • 伊予銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • りそな銀行
  • ソニー銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • あおぞらネット銀行
  • GMOあおぞらネット銀
  • 北國銀行
  • PayPay銀行
  • 関西みらい銀行
  • 常陽銀行
  • 北陸銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • スルガ銀行
  • 琉球銀行
  • 池田泉州銀行
  • 北海道銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 愛知銀行
  • 千葉銀行
  • 大光銀行
  • 広島銀行
  • 中京銀行
  • 山梨中央銀行
  • 福井銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 滋賀銀行
  • 楽天銀行
  • SMBC信託銀行
  • イオン銀行

※参照:Visaデビット公式 金融機関一覧

Sony Bank WALLET

ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」さらに優遇プログラム 「Club S」 のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。

入会・年会費は無料です。

 Sony Bank WALLET
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
ポイント還元率0.5~2.0%
国際ブランド
    visa
電子マネー
    visaTouch
発行スピード約1週間

注目ポイント

  • いつものお買い物で最大2%キャッシュバック!
  • 専用アプリで支出管理ができる
公式サイトへ

PayPay銀行 Visaデビットカード

PayPay銀行のデビットカード「PayPay銀行 Visaデビットカード」は、発行手数料も年会費も無料。

基本的には、0.2%の還元率でキャッシュバック還元されます。

PayPay銀行 Visaデビットカード
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
ポイント還元率0.2%
国際ブランド
    visa
電子マネー
    visaTouch
発行スピード5営業日

注目ポイント

  • キャッシュバックによる還元!
  • 15歳以上から申請可能
  • Visaのタッチ決済搭載!
  • 年会費無料!
公式サイトへ

GMOあおぞらネット銀行デビット

GMOあおぞらネット銀行のデビットカード「GMOあおぞらネット銀行デビット」は、ご利用状況によって優遇されるカスタマーステージで0.6%~最大1.2%がキャッシュバックされます。

入会・年会費は無料です。

GMOあおぞらネット銀行デビット
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
ポイント還元率0.6%~1.2%
国際ブランド
    visa
電子マネー
    visaTouch
発行スピード約2週間

注目ポイント

  • ご利用額の最大1.2%をキャッシュバック!
  • 発行手数料無料、年会費無料!
  • Visaのタッチ決済に対応

JCBデビットを発行している銀行

同じく、 JCBデビットを発行している金融機関はこちらです。(2022年7月現在)

JCBデビットを発行している金融機関一覧

  • 北陸銀行
  • みんなの銀行
  • 阿波銀行
  • 七十七銀行
  • 八十二銀行
  • 大垣共立銀行
  • みずほ銀行
  • 千葉銀行
  • 山形銀行
  • 栃木銀行
  • 広島銀行
  • 名古屋銀行
  • もみじ銀行
  • 北九州銀行
  • 佐賀銀行
  • 十六銀行
  • 中国銀行
  • 京都銀行
  • 熊本銀行
  • 紀陽銀行
  • 池田泉州銀行
  • 福岡銀行
  • 沖縄銀行
  • 鹿児島銀行
  • 愛媛銀行
  • イオン銀行
  • 北洋銀行
  • 秋田銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 肥後銀行
  • 十八親和銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 山口銀行
  • 東邦銀行
  • じぶん銀行
  • 楽天銀行
  • セブン銀行

※参照:JCBデビット 金融機関一覧

なかでも楽天銀行のデビットカード「楽天銀行デビットカード(JCB)」は、100円ごとに1ポイント付与される高い還元率を誇り、年会費も無料で持てる、非常にお得なデビットカードです

楽天銀行デビットカード(JCB)
名称楽天銀行デビットカード(JCB)
年会費無料
還元率1.0%

※楽天銀行デビットカード(Visa)とは特典内容が異なります。

VISA/JCBデビットの年齢条件

VISA/JCBの年齢条件は、それぞれの金融機関によって異なります。下記にまとめて整理しました。

年齢が若い順に紹介します。

VISAデビットの場合

12歳以上伊予銀行
15歳以上住信SBIネット銀行
りそな銀行
ソニー銀行
埼玉りそな銀行
あおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行
北國銀行
PayPay銀行
関西みらい銀行
常陽銀行
北陸銀行
15歳以上(中学生除く)三菱UFJ銀行
三井住友銀行
スルガ銀行
琉球銀行
池田泉州銀行
北海道銀行
ゆうちょ銀行
愛知銀行
千葉銀行
大光銀行
広島銀行
中京銀行
山梨中央銀行
福井銀行
西日本シティ銀行
滋賀銀行
16歳以上楽天銀行
SMBC信託銀行※家族カードの場合
18歳以上(高校生不可)イオン銀行

JCBデビットの場合

JCBデビットの年齢条件は楽天銀行とセブン銀行じぶん銀行が16歳以上、他の銀行は15歳以上となっています。

15歳以上

北陸銀行

みんなの銀行

阿波銀行

七十七銀行

八十二銀行

大垣共立銀行

15歳以上(中学生除く)

みずほ銀行

千葉銀行

山形銀行

栃木銀行

広島銀行

名古屋銀行

もみじ銀行

北九州銀行

佐賀銀行

十六銀行

中国銀行

京都銀行

熊本銀行

紀陽銀行

池田泉州銀行

福岡銀行

沖縄銀行

鹿児島銀行

愛媛銀行

イオン銀行

北洋銀行

秋田銀行

西日本シティ銀行

肥後銀行

十八親和銀行

三菱UFJ銀行

山口銀行

東邦銀行

16歳以上

じぶん銀行

楽天銀行

セブン銀行

岩田昭男

岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト

日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
【専門家の解説】

海外でショッピング利用するなら、「Sony Bank WALLET」や「住信SBIネット銀行デビットカード」がおすすめです。
外貨口座残高を決済に利用するため、利用手数料は格安です。外貨口座への預入時に為替手数料がかかりますが、「Sony Bank WALLET」の場合それ以外の手数料はかかりません。

一方「住信SBIネット銀行デビットカード」の場合、2.5%の手数料がかかりますが、年30回まで手数料相当分がポイントバック(米国のみ)され、取り戻すことができます。
これ以外であれば「イオンデビットカード(VISA)」もおすすめです。手数料は1.6%。
しかも外貨口座をつくる必要はなく、わずらわしさはありません。

VISA/JCBデビットのメリット

加盟店手数料

VISA/JCBデビットのメリットをまとめると、下記の通りとなります。

便利

  • 使う度に口座から引き落とされるため現金感覚で使える
  • 国内外のVISAあるいはJCBマークのついたお店で使用可能
  • 海外のATMで現地通貨を引き出すことができる

どなたでも比較的作りやすい

  • クレジットカードに比べ年齢制限が厳しくない(高校生でも持てることが多い)
  • クレジットカードに比べ審査難易度が厳しくない(あるいは審査がない)

審査に対して不安のある方は、クレジットカードの中で審査の甘いものをご紹介した記事もございますので、ぜひ伏せて読んでみて下さい。

利用によって特典がある

  • 利用金額に応じてキャッシュバックやポイント等をもらえる(金融機関により内容は異なる)
  • 金融機関によっては、旅行代金をデビットカード支払いにすることで旅行傷害保険の付帯サービスがつく

安心

  • 支払いの都度、利用通知メールが送られてくる
  • 不正利用の補償もある(金融機関毎に補償のための条件は異なる)

これらのメリットを考えてみても、デビットカードはクレジットカードとはまた別の魅力がありますよね。

海外でデビットカードを使う方法

クレジットカードでキャッシング

JCB/VISAデビットカードは、レジでの支払いのほか、海外のATMで現地通貨を引き出すこともできるのが大きな特徴です。

方法1.現地のお店でデビットカードで支払う

VISAマークもしくはJCBマークのあるお店であれば、デビットカードでレジ支払いが可能です。

デビットカードで支払いたい場合は、店員さんにVISA(またはJCB)で払いたいことを伝えます。

英語では、こんな風に言えば相手に伝わるはずです。

  • I will pay by credit card.(クレジットカードで支払います)
  • Do you accept VISA card?(VISAカードは使えますか?)

クレジットカードではないのですが、「クレジットカードで支払いたい」と伝えることがポイントです。

あとは、カードを端末に差し込み、デビットカードの暗証番号を入力すれば支払い完了です。

方法2.海外のATMで現地通貨を引き出して現金を使う

デビットカードがあれば、ATMで現地通貨を引き出すことが可能です(口座残高の範囲で)。アメリカ現地のATMなら、アメリカドルを引き出せるのです。

まずは、ATMにどのマークが記載されているのかをチェックしましょう。

VISAデビットが使えるATM

「VISA」「PLUS」マークのどちらかがあればOK

visaplus
JCBデビットが使えるATM

「JCB」「Cirrus」マークのどちらかがあればOK

jcbcirrus

いずれの場合も暗証番号の入力が必要です。

暗証番号を一定回数以上間違えるとロックがかかり、カードの再発行が必要となる場合もありますのでご注意ください。

カードの挿入方法などの操作方法は、国や金融機関によって異なる場合があります。

例えばカード挿入方法だと次のようなパターンがあります。

  • カードを上から下にスライドさせる
  • カード表面を上にし、水平にスライド後すぐに抜き取る
  • カード表面を手前側に向け、縦方向に入れてすぐに抜き取る

また、デビットカードを使ってATMから現地通貨を引き出す際、ATMの画面は基本的に英語での操作になります。

現地通貨の引き出しを予定している人は、下記英単語をメモしておくと役立つかもしれません。

  • ACCOUNT(口座)
  • SAVINGS(普通預金)
  • PIN(暗証番号)
  • WITHDRAW(引き出し、引き出し額)
  • AMOUNT(金額)
  • RECEIPT(レシート、明細書)

子供の海外留学にはデビットカードがおすすめ

勉強する高校生

大人でも海外滞在時のお金の管理は大変です。

ましてや子供のホームステイや海外留学時に、「どのようにお金を持たせるか」について悩む親御さんも多いようです。

デビットカードならもしものときに安心

欧米では現金で大金を持ち歩く習慣がなく、基本的にカード社会です。

「大金を現金で持たせるのは心配だけれど、現地で必要なものを購入できなくなったら困る」

「クレジットカードはまだ持たせていないから(持てないから)、カード支払いの必要な場所で困るのではないだろうか」など、心配はつきません。

現金は盗まれたら終わりですが、カードは万が一のときにもすぐに停止してもらう処置をすることで、大きな被害を防ぐこともできます。

デビットカードならお金の管理がしやすい

デビットカードは口座残高の範囲内でしか使えないため、必要に応じて国内から親が口座に追加入金する方法をとることで、お金の管理の精神的負担を減らすことができます。

ただし、「デビットカードの手数料を気にして一度にまとまった金額を引き出してしまい、そのお金を盗まれてしまった」という事例もあります。

手数料を気にせず、こまめに出金するように伝えて送り出してあげると良いですね。

海外でのデビットカード利用時の注意点

迷う女性

海外でデビットカードを利用する際の注意点をお知らせします。

1. デビットカードが使えない場所もある

  • ギャンブル目的のとき
  • ガソリンスタンドや券売機で、郵便番号認証など利用国独自の個人認証がある場合
  • 高速道路料金や機内販売の一部

上記の場合、デビットカードが使えません。

2. デポジット(ホテル等の保証金)に注意が必要

海外でホテルやレンタカーを利用するときには、「デポジット」と呼ばれる保証金を支払うケースが多くあります。

支払い方法はホテルやレンタカー会社によって異なるのですが、デポジット支払いにデビットカードを使用すると一旦引き落としがされます。

その後、チェックアウト等の後に宿泊料や利用料との差額が返金されるのですが、その返金タイミングが遅く数日から2週間程度かかることもあります。
そのため、差額分のことを忘れて口座残高を管理していると残高不足になる可能性がありますから、注意が必要です。

また、デビットカードをデポジット支払いに使用できない場合も多くありますので、クレジットカードを合わせて持って行くなど対策しておく必要があるでしょう。

デポジット型にクレジットカードについてさらに知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

3. ATMでのトラブル

万が一、海外のATMにカードが吸い込まれたままになってしまった、あるいは現金が回収されるような事態に遭遇してしまった場合は、金融機関の係員に説明しカードの返還や現金の返金をしてもらいましょう。

そのまま放置して帰国してしまうと、解決が難しくなってしまうためです。

4. 利用は出金のみ

海外では入金や残高照会ができません。

岩田昭男

岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト

日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
【専門家の解説】

デビットカードを海外で使う時は、いくつか注意点があります。
一つは海外利用時の手数料がおおむね3%かかること。
クレジットカード(1.6%-2.2%)と比べても高めです。
ただし、ネット銀行の中にはごくわずかですが、手数料が安いデビットカードはあります。

もう一つは、不正利用時の補償が年間100万円ぐらいと少なめであること(カードによって異なる)。クレジットカードのように全額が補償対象とならないことがあります。
普通預金残高が100万円を優に超える人は、利用限度額を補償額以下に設定し、大きな買い物をする時に上げるなど工夫が必要です。
海外ではホテルやレンタカーのデポジットとして、クレジットカードを求められることがあります。
クレジットカードも忘れず持って出かけましょう。

海外でのデビットカード使用でかかる手数料

請求書を計算する男性

海外でデビットカードを使用する際にかかる、手数料をご説明します。

1. ATMでの現地通貨引き出しにかかる手数料

カード発行金融機関によって異なるのですが、例えば三菱UFJ銀行の場合で1回につき110円、イオン銀行の場合で1回につき220円、楽天銀行は無料です。

また、VISAで定める為替レートに、海外事務手数料として三菱UFJ銀行の場合は3.05%、イオン銀行の場合は1.6%、楽天銀行の場合は3.080%が上乗せされます。

さらに、現地ATM設置会社がATM利用料を請求する場合もあります。

2. 海外での買い物やレストラン利用等にかかる手数料

VISAが定める為替レートに、金融機関毎に決められた手数料が上乗せされます。また、ATM引き出しにかかる手数料と同じ額がかかります。

※デビットカードでは、利用時の為替レートで引き落としがされます。

しかし、利用店舗からの売り上げデータが届くタイミングとの間で為替変動のある場合があります。この場合は差額が引き落としされる、あるいは入金されるという処理が後で行われることになります。

デビットカードには、クレジットカードにはない安心感などの利点があり、海外での利用でもたいへん便利です。

ただし、使えない場所や手数料がかかるケースがある等の注意点もありますから、よく理解してから利用しましょう。

海外でお得なクレジットカードも合わせてチェック

ハワイのビーチ

これまでデビットカードの説明をしてきましたが、ポイント還元率や旅行保険、優待などのサービス面を考えると、クレジットカードのほうがお得といえます。

海外でお得なクレジットカード

例えばセゾンカードの発行するアメリカン・エキスプレスブランドの場合、通常のポイント還元率が海外では2倍となります。

アメックスブランドでも年会費無料で持てるセゾンパール・アメリカン・エキスプレスがあります。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費初年度:無料
2年目以降:実質無料※1
ポイント還元率0.5~2.0%
国際ブランド
    american_express
電子マネー
    applePaygooglePayidquicpay
発行スピード最短3営業日
限度額公式サイト参照
ETC年会費無料
追加カード

ETCカード

家族カード

マイレージ還元率(最大)1.8%
旅行保険
ポイント名永久不滅ポイント

注目ポイント

  • QUICPay2%還元!
  • 初年度年会費無料、翌年以降も年1回以上の利用で年会費無料
  • 永久不滅ポイントだから有効期限なし!
  • 最短5分でアプリ上にカード発行!
  • 安心のナンバーレスカード!
公式サイトへ

※年1回以上利用で翌年度無料

また海外からの帰宅時に空港から自宅までスーツケース1つを無料で、年間何度でも宅配してくれるセゾンブルー・アメリカン・エキスプレスも海外でお得なカードといえるでしょう。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費初年度:無料
2年目以降:3,300円(税込)※1
ポイント還元率0.5~1.0%
国際ブランド
    american_express
電子マネー
    applePayidquicpay
発行スピード最短3営業日
限度額30〜150万円
ETC年会費無料
追加カード

ETCカード

家族カード

マイレージ還元率(最大)0.30%
旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険
ポイント名永久不滅ポイント

注目ポイント

  • ゴールドカード並みの旅行保険付き!
  • 25歳以下は年会費無料!学生におすすめ!
  • ポイント有効期限なし!
  • 海外での利用でポイント2倍
  • 空港から自宅までの手荷物配送1個無料!
公式サイトへ

※1 25歳以下無料!

さらにこのセゾンブルー・アメリカン・エキスプレスは海外旅行保険が付帯されています。

予期せぬ事態が起こることを考えると、保険付きのクレジットカードは海外で1枚は持っておくと安心といえます。

FAQ(よくある質問)

デビットカードの海外利用についてよくある質問をまとめています。

デビットカードとクレジットカードの違いは何?

クレジットカードとの大きな違いは下記2点です。

  • 即時引き落としされる
  • 使えるのは口座残高の範囲内

デビットカードのメリットとしては、キャッシングや分割払いが可能なクレジットカードのように使いすぎる心配がない一方で、 現金を持ち歩かずに買い物できるという点です。

詳しくはこちらで解説しています。

海外で使えるデビットカードと使えないデビットカードの違いは何?

デビットカードには海外で使えるものと使えないものがあり、大きく分けると下記の2種類になります。

  • J-Debitのデビットカード→海外で使えない
  • VISA/JCBのデビットカード→海外で使える

詳しくはこちらで解説しています。

海外でのデビットカード利用時の注意点は何?

海外でデビットカードを利用する際の注意点は下記4点です。

  • デビットカードが使えない場所もある
  • デポジット(ホテル等の保証金)に注意が必要
  • ATMでのトラブル
  • 利用は出金のみ

詳しくはこちらで解説しています。

海外でのデビットカード使用でかかる手数料はいくら?

ATMでの現地通貨引き出しや海外での買い物、レストラン利用等にかかる手数料はカード発行金融機関によって異なりますが、すべて同額です。

例えば三菱UFJ銀行の場合で1回につき110円、イオン銀行の場合で1回につき220円、楽天銀行は無料です。
さらに、現地ATM設置会社がATM利用料を請求する場合もあります。

詳しくはこちらで解説しています。

まとめ

VISA/JCBブランドのつくデビットカードは、国内利用に限られているJ-Debitとは違い海外でも使え、さらにATMで現地通貨を引き出すのにも利用できます。

デビットカードなら口座残高の範囲内でしか使えないため、使い過ぎの心配がありません。

必要に応じて国内から親が口座に追加入金する方法で利用できるので、子供の海外留学時のお金の管理をスムーズにすることができます。

海外利用で便利なデビットカードですが、海外のATMでの引き出しの手数料や為替による事務手数料等がかかりますので、事前に確認しておきましょう。

デビットカード以外に「クレジットカードのことを知りたい!」という方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。

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