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クレジットカードの色には意味がある! 色とランクの関係を徹底解説

最終更新日:

クレジットカードの色はランクが上がると変わり利用限度額等も変わる
クレジットカードの基礎知識

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クレジットカードにはさまざまな色がありますが、どのような意味があるのかよくわからない人も多いかと思います。
カードのランクが上がるにつれて、券面の色はカードのランクにふさわしい色になるのが一般的です。

ずっと付き合っていくカードを決める前に、クレジットカードの色とランクの関係性について、きちんと知っておきたいとは思いませんか。

この記事では、クレジットカードの色とランクの関係について分かりやすく解説していきます。

記事を読むことでクレジットカードのランクと色について理解し、好みの色やランクのカードを申し込めるようになります。

また、番外編として一般ランクのカードの中でも「お好みの色」のカードを探していただけるように各色のカードをピックアップしてみましたので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

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クレジットカードの色の種類とランクの違い

一般的なクレジットカードは色やデザインはさまざまですが、カードのランクが上がるにつれて、共通の色になるのが一般的です。

この章では、クレジットカードの色の種類とランクの違いを紹介していきます。

詳しく見ていきましょう。

伊藤亮太

伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー

皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。

【専門家の解説】

一般カードには様々な色のカードが存在します。黒くてシャープな感じのものもあれば、ピンクなど女性向けの色のカードなど様々です。

ゴールドカードは、その名の通り、金色であるケースが多いです。しかしながら、昨今では黒など他の色である場合もあります。
その場合には、カードの数字番号が金色など、明らかにプレミアム感があるよなカードとなっていることが多いです。

プラチナカードは、プラチナやシルバーのような色合いや、ダークグレーを基調としたものが多いです。
ただし、楽天プレアミアムカードはゴールドの上ですが、金色っぽい色をしています。

ブラックカードは、その名の通りブラックが多いように感じます。

必ずしも色だけで判断するものではありませんが、参考にしてください。

クレジットカードのランクが上がると、利用限度額があがるほか、提供されるサービスが異なる場合があります。
例えば、還元率をとってみると、ランクが上がるにつれて還元率が高くなる仕組みを採用しているものがあります。
また、ポイントをもとに受け取ることができる商品などにも違いがある場合があります。

一方、デメリットとしては、年会費が高くなることが一般的あること。
中にはゴールドカードでも年会費無料というケースもありますが、通常はランクが上がると年会費も上がっていきます。コストに見合ったカードなのかは検証する必要がありますね。

一般カード

クレジットカードの中でも一番ランクが低い一般カードは、色やデザインはさまざまです。

  • 企業イメージに合う独自のデザイン
  • ディズニーなどのキャラクター
  • スポーツチームや企業サービスとのコラボ

など自由にデザインされています。

ただし、ゴールド系の色合いはランクが上のゴールドカードと誤認されることがあるので一般カードとしてはあまり作られない傾向があります。

金色は避ける場合は多いものの、一般カードの色に共通するルールはなく自由に決められています。

ゴールドカード

ゴールドカードとは一般カードよりランクが高いクレジットカードで、カードの券面は金色なのが一般的です。

富の象徴である金やお金などをイメージする色のカードとだけあって、一般カードより限度額が高く付帯サービスも充実しています。

ゴールドカードは大きく分けて下記の種類に分類できるので、違いを見ていきましょう。

格安ゴールドカード

ゴールドカードと言えば高額な年会費が必要なイメージがありますが、格安で持てるカードも増えています。

一般的なゴールドカードの年会費は1万円を超えますが、格安ゴールドカードの年会費は2,000円程度です。

例えば、以下でご紹介するオリコカード THE POINT PREMIUM GOLDの年会費は1,986円(税込)となっています。

付帯サービスやステータスはやや劣るものの、維持コストを抑えられる点は大きなメリットです。

おすすめ格安ゴールドカード:Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドは、信販会社であるオリコが発行する格安ゴールドカードです。
年会費が安くポイントが貯まりやすいことで人気を集めています。

オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドの概要は下記の通りです。

年会費
本会員1,985円(税込)
家族カード無料(3枚まで申込可能)

主な付帯サービス

  • ポイント還元率が高い(通常1.0%、電子マネーやオリコモール利用での加算、入会後6カ月間2.0%)
  • 海外旅行傷害保険最高2,000万円自動付帯、国内旅行傷害保険最高1,000万円利用付帯
  • 国内外宿泊施設・飲食店優待

付帯サービスは限られているものの、ポイントの貯まりやすさでは群を抜いており、ポイント重視でクレジットカードを選びたい人におすすめです。

銀行系・国際ブランド系ゴールドカード

銀行が発行しているクレジットカードや、国際ブランドが発行しているプロパーカードの場合、年会費は1万円を超えるのが一般的です。

年会費が高額な分付帯サービスも充実しており、持つことでステータスの高さも表せます。

例えば三井住友カード ゴールドの場合、年会費は11,000円(税込)です。

格安ゴールドカードに比べて維持コストがかかる分、付帯サービスの充実など得られるメリットも充実しています。

おすすめ銀行系・国際ブランド系ゴールドカード①:三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールドは、三井住友カードが発行する銀行系ゴールドカードです。
30歳以上で、本人に安定継続収入さえあれば申し込みできます。

三井住友カード ゴールドの概要は下記の通りです。

年会費
本会員11,000円(税込)
家族カード1人目:年会費無料
2人目:1,100円(税込)

主な付帯サービス

  • 国内外旅行傷害保険最高5,000万円付帯
  • 国際ブランドVisaとMastercard®から選択可能
  • 空港ラウンジサービス
  • 年間300万円までのお買物安心保険

 旅や買物に便利な付帯サービスが充実しており、旅行やショッピングが好きな人におすすめです。

おすすめ銀行系・国際ブランド系ゴールドカード②:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、クレジットカードの国際ブランドとしても知られているアメリカン・エキスプレスが発行しているゴールドカードです。

ステータスの高いカードとしても知られています。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの概要は下記の通りです。

年会費
本会員31,900円(税込)
家族カード 1枚目:無料
2枚目以降:13,200円(税込)

主な付帯サービス

  • 空港ラウンジ同伴者1名無料
  • 手荷物無料宅配サービス
  • プライオリティ・パス無料
  • 海外旅行傷害保険最高1億円、国内旅行傷害保険最高5,000万円補償
  • レストランやホテルなどの優待
    など

とにかくサービスの充実度では群を抜いており、ステータスの高さと付帯サービスの充実両方を求める人におすすめです。

プラチナカード

一部のクレジットカードでは、ゴールドカードよりランクが高いプラチナカードを発行しています。

券面の色はプラチナの色に近いシルバーやダークグレーを基調とした色のデザインになっているカードが多いですが、楽天プレミアムカードなど一部例外もあります。

ステータスが高いカードではありますが、申込可能なカードも多いです。

付帯サービスも手厚く申し込みも可能なので、会社経営者や将来的にブラックカードを持ちたい人は申し込んでみるのといいでしょう。

おすすめプラチナカード:JCBプラチナカード

JCBプラチナカードは、日本の国際ブランドであるJCBが発行しているプラチナカードです。

高いステータスを誇るクレジットカードながら年会費が他社と比べて低く抑えられていることで人気があります。

JCBプラチナカードの概要は下記の通りです。

年会費
本会員 27,500円(税込)
家族カード1人目:無料
2人目以降:3,300円(税込)/人

主な付帯サービス

  • プラチナ・コンシェルジュデスク
  • グルメ・ベネフィット
  • プライオリティ・パス
  • JCBスマートフォン保険(※1)
  • 国内外旅行傷害保険最高1億円(利用付帯)
  • 国内・海外航空機遅延保険(利用付帯)
    など
    ※1 補償の適用条件:事故発生の時点で補償対象スマートフォンの通信料をJCBプラチナで直近3ヵ月以上連続で支払っていること(購入後24ヵ月以内のスマートフォンが補償対象。年間補償限度額:50,000円/自己負担額:10,000円)。

専任スタッフが24時間365日電話で対応してくれるので、快適な付帯サービスを求める人におすすめです。

ブラックカード

国際ブランドや銀行系などごく一部のカードでは、プラチナカードよりさらに上のブラックカードを発行しています。

券面は黒を基調とした高級感あるデザインです。

ブラックカードには、下記のようなカードがあります。

  • アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
  • JCBザ・クラス
  • Visa Infinite
  • 楽天ブラックカード

ブラックカードは招待制で申し込みはできず、招待されるのは同じカードの下位のカードを持っている人なので、ブラックカードを持ちたければ、ゴールドカードやプラチナカードを持って、利用を重ねていきましょう。

クレジットカードの色には例外もある

クレジットカードの色はランクが上がるにつれて、ゴールド、ダークグレー、ブラックと変化していくのが一般的です。

しかし、一部のカードは色の変化がこのような順番にはなりません。
例えばラグジュアリーカードの場合、ランクが低い順にチタン(シルバー色)、ブラック、ゴールドの券面です。

カードの種類によっては一般的な色の法則に当てはまらないこともある点を押さえておきましょう。

この章では、クレジットカードの色の種類とランクの違いを紹介してきました。

次の章では、カードのランクが上がるとどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。

カードのランクが上がることによる5つのメリット

クレジットカードのランクが上がると、カードの券面の色が高級感ある色合いに変わるだけでなく、実用面におけるいくつかのメリットがあります。

この章では、カードのランクが上がるとどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。

メリット

詳しく見ていきましょう。

利用限度枠が上がる

クレジットカードのランクが上がることで、サービス内容もより充実します。

利用限度枠もそのひとつで、高額になるのが一般的です。

例えば三井住友カードの場合、一般カードとゴールドカードの利用限度枠に下記のような違いがあります。

利用限度枠
三井住友カード10〜100万円
三井住友カード ゴールド50〜200万円

個別の利用限度枠は審査によって決まるものの、カードランクが上がるとよりたくさん支払いに使えるようになります。

付帯サービスが充実する

クレジットカードのランクが上がることで年会費が高額になる分、充実した付帯サービスを受けられます。

一般カード、ゴールドカード、プラチナカードと、カードランクが高い方が付帯サービスはより充実するのが一般的です。

例えば、三井住友カードでは空港ラウンジは利用できませんが、三井住友カード ゴールドなら利用できます。

サービス内容はカードの種類によって差はあるものの、充実した付帯サービスを利用できるのはカードランクが上がることによるメリットです。

ポイント付与率が上がるカードもある

クレジットカードのポイント付与率は、カードの種類によって決まるのが一般的です。

クレジットカードの種類によってはカードのランクが上がることでポイント付与率が上がります

例えば、JCB発行のクレジットカードなら、ゴールドカード以上なら条件付きでボーナスポイントが付与されます。

年間利用額によってポイントアップ率が異なるなど条件はあるものの、一定額以上カードを使う人にとってメリットが大きいです。

ステータスの高さの象徴

クレジットカードはランクが上がるごとにカードの色が変わります。

一般カードにはゴールド、ダークグレー、ブラックの色合いの券面はほとんどなく、上位のカードだけです。

上位のカードは、審査に通過した限られた人しか持てません。

誰もが持てないカードであることから、ステータスの象徴とされています。

年会費無料のカードもある

プラチナカードやブラックカードの年会費は数万円から数十万円かかるのが一般的です。

ゴールドカードも1万円程度は年会費がかかるのが一般的ですが、カードの種類によっては無料で持てる場合もあります。

例えば、イオンゴールドカードなら、条件なく年会費無料です。

持つには審査が必要なので誰でもが持てるわけではないものの、コストをかけずにゴールドカードのサービスを利用できるのは大きなメリットです。

この章では、カードのランクが上がるとどのようなメリットがあるのかを紹介してきました。

次の章では、デメリットを紹介していきます。

カードのランクが上がることによる2つのデメリット

クレジットカードのランクが上がることでカードの券面の色が高級感ある色合いに変わるものの、いくつかデメリットもあるので押さえておきましょう。

この章では、カードのランクが上がるとどのようなデメリットがあるのかを紹介していきます。

デメリット

詳しく見ていきましょう。

年会費が上がる

クレジットカードのランクが上がることで、サービス内容は充実しますが、年会費も高額になります。

一部無料で持てるゴールドカードはありますが、数えるほどしかありません。

例えば楽天カードのランクごとの年会費の違いは下記の通りです。

年会費
楽天カード永年無料
楽天ゴールドカード2,200円(税込)

いいサービスを受けられるものの、支払うべきコストが大きくなってしまう点はデメリットです。

限度額が上がるので使いすぎるリスクがある

カードのランクが上がると、利用限度枠が上がるのが一般的です。

高額な支払いにも利用できて便利な反面、つい使いすぎてしまうこともあります

例えば三井住友カードの場合、一般カードの利用限度額は最高で100万円ですが、ゴールドカードなら最高で200万円です。

毎月の収入より限度額が高額に設定されていることもよくあるので、使いすぎないよう注意しておきましょう。

この章では、カードのランクが上がるとどのようなデメリットがあるのかを紹介してきました。

次の章では、色別のおすすめカードを紹介していきます。

番外編:色別おすすめカード3選

一般カードの場合、色やデザインが自由に設定されていることも多く、ステータス性をあまり求めないなら色で選ぶのもおすすめです。

この章では、色別におすすめのカードを紹介していきます。

詳しく見ていきましょう。

赤のおすすめカード:エポスカード

エポスカードは、大手百貨店であるマルイ系列のクレジットカードです。

シルバー・レッドの券面とキャラクターなどとのコラボデザインがあります。

エポスカードの概要は下記の通りです。

年会費
本会員永年無料
家族カードなし

主な付帯サービス

  • マルイでの優待
  • 提携店での優待
  • 海外旅行傷害保険最高3,000万円利用付帯

審査も比較的スムーズに通過しやすいため、学生や主婦にもおすすめです。

青のおすすめカード:ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)

ANA To Me CARD PASMO JCB(以下、ソラチカ一般カード)は、JCBが発行している一般カードで、ブルーのグラデーションがかった券面です。

ANAと東京メトロと提携しており、交通系ICカードのPASMOも搭載しています。

ソラチカ一般カード の概要は下記の通りです。

年会費
本会員初年度:年会費無料
2年目以降:2,200円(税込)
家族カード2年目以降:2,200円(税込)
本会員と同時入会のみ:初年度無料

主な付帯サービス

  • PASMO搭載
  • ANAカード機能
  • 海外旅行傷害保険最高1,000万円利用付帯
  • 継続ボーナスマイル

公共交通機関の利用で便利かつお得なので、ANAや東京メトロをよく利用する人におすすめです。

黄のおすすめカード:サンエックスカード(リラックマ)

サンエックスカード(リラックマ)はイオンカードのひとつで、サンリオを運営しているサンエックスと提携しています。

券面は黄色が基調のリラックマデザインです。

サンエックスカード(リラックマ)の概要は下記の通りです。

年会費
本会員無料
家族カード無料

主な付帯サービス

  • サンエックスネットショップ5%OFF
  • イオングループ優待
  • 電子マネーWAON搭載

イオンでの買物でお得なクレジットカードなので、生活圏内にイオンがありよく買物をする人におすすめです。

この章では、色別におすすめのカードを紹介してきました。クレジットカード選びの参考にしてください。

まとめ

この記事では、クレジットカードの色とランクの関係について解説してきました。

クレジットカードの一般カードは多彩なデザインがありますが、ゴールドカードやプラチナカードなどカードのランクが上がっていくと、ゴールドやダークグレーなど高級感ある色合いになるのが一般的です。

クレジットカードのランクが上がると券面の色は限られてきますが、利用限度枠が上がったり付帯サービスが上がったりなどのメリットもあります。

サービス内容だけでなく、色やデザインなども参考にしながら、自分にぴったりなクレジットカードを選んでくださいね。

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