クレジットカード作成時フリーランスは「勤務先欄」にどこを記入すれば良いかを解説!

フリーランスがクレカを作るときに記入する「勤務先」とは
おすすめ法人カード

2022-08-05

フリーランスとして事業を運営していくにあたり、必要経費の引き落としのためクレジットカードを使用したいと考える方もいるでしょう。

しかし、いざクレジットカードを作ろうと思ったとき、申込画面(用紙)の「勤務先」という言葉を見て疑問を抱く人もいるかと思います。

フリーランスの方の勤務先は、仕事を行っている形態によってそれぞれ異なってきます。

フリーランスが記入する「勤務先」

  • 自宅の場合
    →自宅の住所
  • フリーランスと会社員を兼務している場合
    →会社の住所
  • 契約先の会社に出向している場合
    →出向先の住所
  • 自宅以外に事務所を持っている場合
    →事務所の住所

そこで今回は、フリーランスとして仕事をしている方がぶつかりやすい「勤務先」の記入方法の解説から、おすすめのクレジットカードまでご紹介します。

この記事を読んでいただくことで、安心してクレジットカードを申し込むことができるようになります。

新井智美さん
新井智美さん

トータルマネーコンサルタント

福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。

コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,000本以上におよぶ。

目次

フリーランスの人が記入するべき勤務先

同じフリーランスの方でも、自宅で仕事をする方や作業場などで仕事をする方など、仕事を行う場所はそれぞれ違います。

そこで、それぞれのタイプ別に分けて、勤務先の記載方法などを詳しく解説しましょう。

新井智美

新井智美 / トータルマネーコンサルタント

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。

【専門家の解説】

フリーランスにはさまざまな働き方があり、仕事を行う場所もその働き方によって異なります。
もし、自宅外に事務所を構え、そこで仕事を行っているならば、固定電話を引いておくことで審査における信用度を高めることができるといわれています。

最近は携帯電話があればどこでも仕事ができるため、固定電話の利用については関心が薄れていますが、審査の際に役立つ一面があることを知っておきましょう。
また、自宅以外に事務所を構えており、その住所を開業届の際に申告した場合は、その事務所を管轄する税務署に確定申告を提出する必要があります。
自分の自宅を管轄する税務署とは異なる点に注意しておきましょう。

フリーランスの人が法人用のクレジットカードを申し込む際には、審査に通るか不安に感じる人も多いと思います。
記入する勤務先が自宅の場合、どうしてもそれ以外のケースに比べ、審査上の信用度が下がってしまう点は否めません。
そのため、屋号を作るのはもちろんのこと、業務実績が分かるものを提出するなど、信用度を高める工夫を行うことが大切です。

自宅で働いている方の場合

フリーランスが仕事をしている場所として、一番多いところが自宅です。

個人事業主や自営業など自宅を職場として働いている場合、勤務先は自宅として記載します。

ただし、クレジットカードを申請する際に、自宅と勤務先に同じ住所を記入していると信用度が下がってしまうことがあります。

フリーランスは一般的な企業と比較して、廃業になる可能性が高いことや、安定した収入が得られない場合があること等が理由です。

そんなときは、仕事で得た報酬などがわかるものや、確定申告などの公的な書類も一緒に提出すると、信用度を高めることができます。

また、自宅を勤務先として記載しなければならない方の場合でも、フリーランスとして仕事の実績が3年以上あると、実績が高くなるため信用度がより高くなることもあります。

このほかに、同居家族の中に信用度が高い人物がいる場合、さらに信用度が高くなることがあります。

なぜなら、万が一返済が滞ったときは、代理で返済してもらえることが期待できるからです。

これらを総合すると、フリーランスとして自宅が勤務先であっても、公的書類や仕事の実績年数、同居家族の有無によっては、審査時高い信用を得ることができます。

フリーランスと会社員を兼務している方の場合

次に、フリーランスで仕事をしながら会社員としても仕事をしている場合について解説しましょう。

このように、二足の草鞋のような働き方を行っている場合、勤務先は会社員として働いている企業を記載します。

クレジットカードの審査を行う場合、会社の資本金なども確認でき、フリーランスよりも安定した収入が確保できる企業の方が信用度しては高くなります。

よって、フリーランスとして仕事をしていたとしても、会社員として働いているなら、企業の情報を記載しましょう。

また、会社などから貰う源泉徴収票や、市区町村の税務課課などで発行してもらえる税証明書など、収入がわかる書類もあるとより信用を高めることができます。

これらの書類は、しっかりとした収入があることの証明になるので、準備しておくと良いでしょう。     

契約先の会社に出向している方の場合

今度は、フリーランスとして契約先の会社に出向し、仕事をしてている人の場合について説明しましょう。

先にも説明したように、フリーランスとして仕事を得る場合は、雇用契約ではなく業務委託契約です。契約先で仕事をしている場合、勤務先は契約先の会社を記載します。

クレジットカードを申し込んだときには審査があります。この審査にて、クレジットカード会社は申し込み者の会社に在籍確認の電話を行うことがあります。

この在籍確認の際、雇用されている場合ならその会社の社員なので問題はありませんが、契約の場合社員でないため、「そんな人はいない」と返答される可能性があります。

そうなってしまうと、申込書の信用性が下がってしまうので、あらかじめ契約先の会社に、在籍確認の電話があることを話をしておくようにしましょう。    

自宅以外に事務所を持っている方の場合

最後は、自宅以外に事務所を持っている人の場合について解説します。

フリーランスとして仕事をしている方でも、自宅ではなく作業を行うため事務所などを使用している人もいるでしょう。

この場合、事務所がある場所を勤務先として記載します。

自宅で働いてる人の項目でも解説しましたが、この場合も同等に会社などに雇用されていないため、信用度が低くなってしまいます。

よって、信用度を高めるために、確定申告などの公的な書類や信用度の高い同居家族の有無など、申込書にはしっかり記載したり書類を準備したりするようにしましょう。

フリーランスは屋号を持っておくほうが良い

ここまで、フリーランスの人がクレジットカードを作成する場合、勤務先はどのように記入すれば良いのかということについて解説してきました。

それぞれの状況によって記載方法に違いはありますが、自宅や事務所などで作業を行っている人の場合は審査時の信用度が低くなりやすいということは理解していただけたでしょう。

この信用度ですが、実はちょっとした手続きを踏むだけで、より高めることが可能なのです。それは「屋号」を申請しておくことです。

新井智美

新井智美 / トータルマネーコンサルタント

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。

【専門家の解説】

フリーランスが開業届を行う際に迷うのは「屋号の作成」ではないでしょうか。
とりあえず決めたものの、今後変わる可能性があるという不安を持つ人もいるでしょう。


ただ、開業届を提出した際に記載した屋号がその後変わったからといって、税務署にその旨を申請する必要はありません。
屋号が変わった年の確定申告書に、新しい屋号を書けばいいことになっています。

「屋号」とは

「屋号」とは、企業の場合「会社名」にあたるものです。

必ず付けなければならないものではありませんが、フリーランスあるいは個人事業主として仕事をしている方は、この屋号を申請しておくことで、とても便利になります。

たとえば、青色申告などの確定申告を行う際、経費の支払い時に個人名の口座や領収書を使用していたのでは、支払いや収入があいまいになってしまいます。

これでは、仕事とプライベートの区別がつきにくくなり混乱を招く場合があります。

しかし、屋号を取得し口座名や領収書の名前を屋号にすることで、プライベートではなく仕事用だということが明確になります。

そのほかに、法人相手に仕事などの取引を行う場合は、人名より屋号を使用していると、仕事の受・発注で使用される請求書には屋号が記載されるので、事業であることを明確にすることができます。

屋号は、市区町村にある税務署にて即日申請することが可能です。

「開業申請」の書類に、希望する屋号をを記載すれば手続きは完了です。

ただしこの際、会社ではなく個人事業主となるので「××会社」という企業名は使用不可となるため、申請時は注意しましょう。

屋号があることで高まる信用

フリーランスとして働く場合、屋号を作っておくことで、仕事とプライベートの区別がしやすくなり、青色申告などの確定申告が便利になる事は理解していただけたでしょう。

このほかに、屋号を持っていることで、クレジットカードの作成にもとても有利になってきます。

なぜなら、屋号の申請は税務署などの公的機関にて、個人事業主として登録を行うこととなります。

よって、屋号を申請することで、公的機関に個人事業主としての登録が行われていると認められ、社会的信用が獲得できます。

屋号を持っていると審査での信用度も高くなり、クレジットカードを申し込む際にとても良い印象を与えます。  

カードの申し込み以外でも訪れる勤務先を申告する場面

フリーランスにとって、屋号を持つことはとても大切だと言うことは理解できたでしょう。

また、フリーランスはクレジットカードの申し込み以外にも、屋号や勤務先を記載しなければならないことがあります。

例えば、確定申告などの公的書類や各種申請用紙、インターネットなどでの品物購入、医療機関への受診、物件の賃貸契約などです。

このように、さまざまな場面で勤務先を記載しなければならないことがあります。

この勤務先の記載ひとつで、その人個人としてのイメージや信用性が変わってくることもあるので、勤務先や屋号記載することはとても大切になるでしょう。

フリーランスにおすすめのクレジットカード4選

ここまで、フリーランスや個人事業主の人がクレジットカードを作成する際、申込用紙に記載する勤務先のことや、屋号について説明しました。

たくさんあるクレジットカード会社の中には、フリーランスや個人事業主の人でも、申し込みがしやすいところがあります

ここでは、フリーランスや個人事業主の人でも比較的申し込みしやすいクレジットカードを、4種類紹介します。

  1. NTTファイナンス Bizカード
  2. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
  3. セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
  4. ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード

NTTファイナンス Bizカード

まず紹介するのは「NTTファイナンス Bizカード」です。

このカードは、法人用と個人事業主用があり申込条件がそれぞれ違いますが、20歳以上の個人事業主であれば、決算書や登記簿謄本も不要なため、起業1年未満の方も作成しやすいカードです。

年会費が永年無料なうえ、ポイント還元率が最低でも1.0%と高いのが特長です。

支払い方法も個人カードのように一括払いをはじめ、2回払い・分割払い・リボ払い・ボーナス一括払いから選ぶことができます。

他にも、国内・海外旅行傷害保険や、経費管理に便利なWeb明細編集サービス、福利厚生優待サービスなどビジネスシーンで役に立つ様々な付帯サービスが充実しています。

NTTファイナンス Bizカード
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
ポイント還元率1.0%
国際ブランド
    visa
電子マネー
-
発行スピード約2~3週間
限度額個別設定
ETC年会費550円(税込)
追加カード

ETCカード

マイレージ還元率(最大)
旅行保険
ポイント名ポイント

注目ポイント

  • 年会費無料でポイント還元率1%!
  • Web明細編集サービスで経理処理が簡単に!
  • Amazon Businessが使用できる!
  • 充実の国内外傷害保険!
  • ポイントモール利用で最大ポイントが26%に!
公式サイトへ

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
年会費初年度:13,200円(税込)
2年目以降:13,200円(税込)
ポイント還元率0.3~1.0%
国際ブランド
    american_express
電子マネー
    quicpay
発行スピード2~3週間程度
限度額審査基準による
ETC年会費550円(税込)
追加カード

ETCカード

家族カード

マイレージ還元率(最大)0.5%
旅行保険国内旅行保険・海外旅行保険
ポイント名メンバーシップリワード

注目ポイント

  • 国内外29空港ラウンジが同伴者1名まで無料で利用可能!
  • 国内外20万ヶ所以上の施設が特別優待料金で利用可能!
  • 「クラウド会計ソフト freee会計」へのデータ連携あり!
  • メンバーシップ・リワード・プラス登録で還元率アップ!
  • ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」が月会費無料!
当サイトからのお申込みで初年度年会費無料!
公式サイトへ

t次に紹介するのは「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」です。

一般的にクレジットカードを申し込む場合、起業してから申し込みまでの年数が審査の対象となるため起業から申し込みまでの期間が短いと審査には不利となります。

しかし、この「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」は、起業した直後でも申し込むことができます

このほかに、ポイント還元などの付帯サービスやビジネスカードだからこそ受けられる特別なサービスなど、たくさんのメリットがあります。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費初年度:無料
2年目以降:実質無料※1
ポイント還元率0.5~2.0%
国際ブランド
    american_express
電子マネー
    applePaygooglePayidquicpay
発行スピード最短3営業日
限度額公式サイト参照
ETC年会費無料
追加カード

ETCカード

家族カード

マイレージ還元率(最大)1.8%
旅行保険
ポイント名永久不滅ポイント

注目ポイント

  • QUICPay2%還元!
  • 初年度年会費無料、翌年以降も年1回以上の利用で年会費無料
  • 永久不滅ポイントだから有効期限なし!
  • 最短5分でアプリ上にカード発行!
  • 安心のナンバーレスカード!
公式サイトへ

※年1回以上利用で翌年度無料

最後に紹介するのは「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

このカードは、先に紹介した「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」と同じアメックスではありますが、セゾンカードから発行されているクレジットカードです。

このカードは、クレジットカードの作成時に必要な決算書などの公的書類は不要なうえ、前年度に1度でもカードを使用すれば、翌年の年会費が無料になるとてもお得なカードです。

起業からあまり期間が経っていないため、申し込みに悩んでいる方にはとてもおすすめです。

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード

最後に紹介するのは「ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード」です。

一般的に法人用と呼ばれるビジネスカードは、キャッシング機能を利用することができません

しかし、このカードは、申し込み時にあらかじめ使用申請をしておけば、キャッシング機能を付加することができます

急な出張などで現金が必要になったときに、キャッシングが利用できるととても便利なクレジットカードです。

まとめ

フリーランスの方が、クレジットカードを申し込むとき、勤務先の記入に悩むことがあります。

しかし、自分の働き方をしっかり理解していればあまり迷わずにすみます。

また、申し込みの前に収入などがわかる公的書類や、開業申請を行い屋号を決めておくことで社会的信用も高くなり、クレジットカードが申し込みやすくなります。

今回例を挙げながらご紹介したことをしっかり理解しておけば、フリーランスの方も安心してクレジットカードが申し込めます。

ぜひ参考にして、自分が納得できるクレジットカードを手にしてください。

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