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アメックスの法人カードとは?3種類の違いやメリット・デメリットを解説

最終更新日:

ポイントが付きやすく付帯サービスが多い。アメックスの法人カード
アメックスビジネスカード
専門家:

菊地崇仁

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法人向けクレジットカードを検討していると、必ず候補に上がるのがアメリカン・エキスプレス🄬ブランド(以下、アメックス)のクレジットカード。

付帯サービスが充実しているだけでなく、カードのステータスも高いため、これからビジネスをガンガン進めていきたい方におすすめのカードです

アメックスの法人カードがおすすめな人

  • ステータスが高いカードが欲しい人
  • 設立1年目でも事業用クレカが欲しい人
  • 出張が多い人
  • 経費を削減したい人
  • シェアオフィスやコワーキングスペースを活用したい人

しかし一方で、他社のクレジットカードと比べると年会費が高いため、カード発行に踏み切れない方も多いかと思います

そこでこの記事では、アメックスの法人カード(ビジネスカード)について、種類やメリットデメリットなどを詳しく解説していきます。

他の法人カードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

菊地崇仁
菊地崇仁

株式会社ポイ探 代表取締役

SNSXSNS

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。

2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。

約100枚のクレジットカードを保有、年間約150万円の年会費を支払っている、まさにクレジットカードの専門家。
一般カードからプラチナカードまで幅広い層のカードを実際に保有・利用し、日々様々なメディアにて、使った人にしか分からない信用できる情報提供を行っています。所有されているすべてのカードを月に1度は必ず利用しながら、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。

三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。

【主な著書】
新かんたんポイント&カード生活 (自由国民ムック)

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アメックスの法人カードとは?

アメックスの法人カードとは、アメリカに本社を置くクレジットカードの発行元企業です。正式名称なアメリカン・エキスプレス🄬と言い、国際ブランドとしても有名です。

アメックスは個人用のクレジットカードのほか、法人用クレジットカードの発行も行っています。現在、世界140ヶ国、会員数7800万人以上の規模です。アメックスの法人カードは、別名ビジネスカードと呼ばれています。

法人カードとコーポレートカードの違い

法人カードとよく似たものに、コーポレートカードがあります。

いずれも法人口座を支払い用の口座として設定することが可能ですが、大きな違いは対象となる人物です。

法人カードは「法人」とついていることからもわかる通り法人経営者が対象ですが、法人の中でも中小企業向けです。また、個人事業主も対象となっているため、幅広い層が申し込みできるという特徴があります。

一方のコーポレートカードは、従業員20名以上の大企業向けと言われています。

ほかにも利用限度額がコーポレートカードのほうが大きいなどの違いがあるのも特徴です。ただし、どちらにも明確な定義があるわけではなく、細かな定義はクレジットカード会社が定めています。

法人カードと個人向けのアメックス発行カードとの違い

アメックス発行のカードには、個人用のカードもあります。

用途が違うことはもちろんですが、法人向けカードがビジネスに特化したサービスが付帯していることに対して、個人向けカードは旅行やエンタメ向けのサービスが付帯しています

法人向けカード個人向けカード
ビジネスグリーンビジネスゴールドグリーンゴールド
本会員年会費(税込)

13,200円

36,300円

13,200円

(月会費1,100円)

31,900円
海外旅行傷害保険最高補償額 (本会員本人)5,000万円利用付帯1億円利用付帯5,000万円利用付帯1億円利用付帯
空港ラウンジ

〇同伴者1名無料

〇同伴者1名無料(※)

〇同伴者1名無料

プライオリティパス××
その他ビジネス・セービングや出張に役立つサービスなど、ビジネス関連の付帯サービスが充実個人旅行やエンターテイメントのためのサービスが充実

※ 2023年3月1日の利用から「同伴者はすべて有料」に変更。

「アメックス発行」の法人カードは3種類

アメックスが発行しているアメックスの一般的な法人カードには、下記の3種類があります。

カード

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・グリーン・カード

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・プラチナ・カード
年会費
(税込)
初年度:13,200円
2年目以降:13,200円
初年度:36,300円
2年目以降:36,300円
初年度:165,000円
2年目以降:165,000円
ポイント
還元率
発行スピード
利用限度額
ETC年会費
電子マネー
旅行傷害保険(補償額)国内旅行保険:最高5,000万円
海外旅行保険:最高1億円
国内旅行保険:最高5,000万円
海外旅行保険:最高1億円

国内旅行保険:最高5,000万円

海外旅行保険:最高1億円

いずれも比較的高めの年会費が設定されていますが、その分できることが多く、保障や優待も充実しています。

ビジネスプラチナはもともとインビテーション(招待制)でしたが、2019年4月以降は不要になりました。

そのため、現在はビジネスグリーン・ビジネスゴールド・ビジネスプラチナの3種類全てが招待なしで申し込み可能です

当然ではありますが、カードランクが上がるごとにステータスが高くなり、それに伴いサービス内容も充実していきます。

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・グリーン・カード

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・グリーン・カードがおすすめの人

  • 年会費を抑えつつゴールドカード並みの特典やサービスを受けたい人
  • 国内外への出張・旅行が多い人
  • 個人事業主や起業直後の人

グリーンカード最大の特徴は、後述するゴールドカードよりも年会費は安いにもかかわらず、優待やサービスは同レベルになっている点です。

豊富なプロテクションサービスはもちろんのこと、ポイントアッププログラム利用によるANAマイルの還元、経営コンサルタントによるアドバイスが付帯しています。

限度額は個人の信用をもとに決定されるため決まっていませんが、個人の信用情報がきれいであればあるほど限度額は高くできるでしょう。

これだけの役割を持っていながら、法人だけではなく設立直後の経営者や個人事業主も所有することができるのが最大の特徴です。

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードがおすすめの人

  • 年間利用額が200万円以上の人
  • 経費処理を楽にしたいと考えている人
  • 高額決済をする可能性がある人

ゴールドカードはその名の通り、アメックスの法人カードの中でも上位に相当する法人カードです。グリーンカードも同じような優待やサービスが付帯されていますが、ゴールドカードはグリーンカードではできない福利厚生としての使い方ができます。

追加カードを発行して社員に持たせることで、追加料金なしで福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員制度を年会費無料で利用可能です。

グリーンカードであれば会員価格が発生しますが、ゴールドカードは付帯であるため、追加料金なしで利用できるようになります。

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス🄬・ビジネス・プラチナ・カードがおすすめの人

  • 日本最高峰のステータスを持つ法人カードの所有を考えている人
  • 優待のステータスを高めたい人
  • 海外への旅行や出張が頻繁にある人

プラチナカードはもともと招待制カードでしたが、現在は申込制に変更されているため興味があれば誰でも申込むことができます。年会費は驚異の10万円越えですが、その分ゴールドカードよりも充実した優待やサービスが付帯しているのが特徴です。

何よりも大きな特徴として、プラスチック製ではなくメタル製カードである点です。本会員のみメタル製になりますが、ステータスを示すには十分過ぎる存在感を放っています。

また、付帯するサービスもゴールドカードよりもワンランク上になっているため、年会費以上の楽しみ方・使い方ができるのも大きな特徴です。

アメックスの法人カードの年会費

アメックス発行の法人カードには、年会費が発生します。

金額はカードランクごとに異なっていて、それぞれの年会費は次の表の通りです。

年会費(税込)追加カード年会費(税込)
ビジネスグリーン13,200円6,600円
ビジネスゴールド36,300円13,200円
ビジネスプラチナ165,000円追加カードは4枚まで無料、
5枚目以降は1枚につき13,200円(※)

※ 5枚目以降はビジネス・ゴールド・カードの発行になります。

他社の法人カードは年会費が数千円~1万円程度である場合が多いので、アメックスの年会費は高額な法人カードに含まれます

ただし「年会費が高いアメックスのカードを持っている=ステータスの高さをアピールできる」と考えれば、メリットであるとも言えます

また、年会費は経費として計上することができるため、税理士等に相談してみると良いでしょう。

法人カードの会員費については、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

アメックスの法人カードの利用限度額

金額の範囲に制限は定められていませんが、限度額に制限がないという意味ではありません

申込者それぞれの上限額が定められるということなので、必ず希望の限度額となるわけではないことに気を付けましょう。

限度額に影響しやすい要素

  • 年収
  • 過去の支払い実績
  • クレジットカードの利用頻度

アメックスの法人カードの締め日と支払い日

アメックスの法人カードの締め日は18日~21日です。

より正確に知りたいという方は、WEB上で会員専用ページにログインすれば、とても簡単に確認できます。

STEP.1

会員専用ページにログイン

STEP.2

「ご利用金額」が表示されるページで締め日を確認

テキストまた他にも、より早くより確実に確認する方法として、電話でのお問い合わせがあります

音声ガイダンスに従って進めるとオペレーターにつながるので、そこで締め日について質問しましょう。

注意点としては、カードの種類によってカスタマーセンターがの電話番号が異なる点です。お持ちのカードに対応しているカスタマーセンターの電話番号にかけるようにしましょう。

アメックスの法人カードの問い合わせ先

紛失や盗難、不正利用などでアメックスの法人カードの問い合わせ先に連絡しなければならない時があるでしょう。その際は以下の問い合わせ先に連絡をし、早急に対処してもらう必要があります。

問い合わせ内容問い合わせ先
カードの紛失・盗難・不正利用(一時利用停止)アメックス公式アプリ
電話
グリーンカード:0120-941760
ゴールドカード:0120-941780
プラチナカード:0120-376156
ショッピング・プロテクション0120-234586
※土日祝を除く9:00~17:00
リターン・プロテクション0120-090151
※土日祝を除く9:00~17:00
オンライン・プロテクション0120-010120
※土日祝を除く9:00~17:00
キャンセル・プロテクション0120-860420
※土日祝を除く9:00~17:00
保険ホットライン0120-234586
※土日祝を除く9:00~17:00
旅行傷害保険オーバーシーズ・アシスト
※地域によって異なる

所有している法人カードによって、電話番号が異なる場合があります。特に不正利用や盗難・紛失の連絡先は、カードの種類で細かく分かれている点に注意が必要です。

また、旅行傷害保険については今いる国や地域によって連絡先が異なるため、合わせて注意しなければなりません。土日祝日は電話対応していない窓口もあります。十分注意しましょう。

アメックス発行の法人カードを持つ5つのメリット

一般的な法人カードでも、交通費・接待費などの事業経費支払いを集約すれば経費の管理が楽になります。

これらはアメックスも同様ですが、アメックスのビジネスカードでは、さらに多種多様な優待特典があり、ビジネスをサポートしてくれる付帯サービスの充実が大きな魅力です

どのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

メリット

ポイントが付きやすい

VisaやJCBなど、他社の法人カードは1,000円ごとにポイントが付くケースが一般的です。

一方でアメックスの法人カードは、毎月の支払い額100円ごとにメンバーシップ・リワードが1ポイント付きます(※)
※①ポイントの加算対象外の加盟店、②100円=1ポイントとして換算されない加盟店、③ポイント加算対象外となる利用内容も一部あります。

1,000円未満の端数まで細かくポイントが付くため、効率的にポイントを貯められるでしょう。

公共料金の支払いに対応していることも、嬉しいポイントですね。

また、「メンバーシップ・リワード」対象のアメックスのカードを複数持っている方は、カードの名義さえ一緒であれば、ポイントを合算して使えるので便利ですよ

ポイントを500以上の「アイテム」などに交換

貯まったポイントは、メンバーシップ・リワード カタログサイトのアイテムリスト(※)から選べるほか、商品券やE-クーポンへも交換することができます

お客様の幅広いニーズに応えるため、500種類以上のバラエティ豊かなアイテムが揃えられているため、カタログサイトを眺めているだけでも楽しめるでしょう。

カタログサイトのアイテム例

  • 季節やトレンドに合わせたアイテム
  • 日々の生活に役立つアイテム
  • 記憶の1ページを刻む体験型のアイテム など

(※)ご利用時は、オンライン・サービスへの登録・サービスログインが必要となります。

ポイントをマイル等へ移行可能

アメックスのビジネスカードは、貯まったポイントを航空会社のマイルへ移行可能です。

手数料は必要ですが、他社に比べてマイレージ還元率が高いため、高額な支払いが多い法人カードなら、経費の支払いで効率的にマイルを貯められます

航空会社マイレージ還元率
アメックス15社(ANA含む)
ANAマイルへの移行には「メンバーシップ・リワード ANAコース」への参加費5,500円(税込/年間)が別途必要
0.5%または1.0%
マイル還元率1.0%とするには「メンバーシップ・リワード・プラス(※)」年会費3,300円(税込/年間)への加入が必要(ANAのみ可能)
VISA3社(ANA含む)0.30%
JCB3社(ANA、JAL含む)0.30%

(※)他にも、ポイントの有効期限が無期限になったり、特定利⽤分ボーナスポイントプログラムへの申し込みもできるようになったりするうえ、提携各社へのポイント移⾏、お⽀払いにポイントを利⽤する際のレートアップなど、「貯まる・使う」が楽しめるプログラムです。

貯まったマイルは特典航空券に交換すれば、出張費の削減に繋げられます

また提携航空パートナーのマイルの他にも、ホテルグループへの提携ポイントに移行できるので、宿泊費の削減にも利用可能です。

出張や旅行で使える付帯サービスが多い

アメックスのビジネスカードには、以下のような出張や旅の手配から旅行期間中、帰国後も快適になる付帯サービスが充実しています

ビジネスグリーンビジネスゴールド
手荷物無料配送(羽田(第3ターミナル)・成田・中部・関空)
空港クロークサービス(中部)
無料ポーター(第1/第2共通)
エアポート送迎サービス×
手荷物ホテル当日宅配サービス(東京駅、新宿駅、博多駅)×
アメリカン・エキスプレスJALオンライン(国内線の優待)
空港パーキング料金割引・優待
海外用レンタル携帯電話優待
オンライントラベル予約
(ホテル、レンタカー、国際線航空券のオンライン予約に対応)
JR東海エクスプレス予約サービス
オーバーシーズ・アシスト
(海外出張先での24時間日本語サポートサービス)

他にも、ビジネスプラチナ会員には、世界屈指の高級ホテルチェーンMarriott Bonvoyに与えられる無料宿泊特典もあります。

また、ビジネスプラチナの豪華な特典についてはこちらの記事もぜひご覧ください。

全国300カ所以上のシェアオフィスが使える!「OFFICE PASS」

「OFFICE PASS」は、全国300カ所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースの自由席が利用できるサービス。

通常は月額料金15,258円(税込)ですが、アメックスのビジネスカード会員は最大10%オフ(※)で利用できます

  • 通常契約(1ヶ月単位)…5%オフ
  • 3ヶ月契約…7%オフ
  • 6ヶ月契約…10%オフ

シェアオフィスやコーワキングスペースは事前予約なしで利用できるため、出張先や移動中などでちょっと作業をしたいときに、とても便利に活用できます。

なお「OFFICE PASS」への申込みは、Webサイトからのみ受け付けています。

一般カードでもラウンジを使える

アメックスのビジネスカードは、ビジネスグリーンでも国内外29空港のラウンジを使えます

利用当日の搭乗券を持っている本人だけでなく、同伴者1名も利用可能ということも嬉しいポイントです。

待ち時間が多くなりがちな空港でも、静かなラウンジのなかで作業ができますし、ゆったりと時間を過ごすことも可能です。

旅行保険サービスが充実している

アメックスのビジネスカードは、保障が充実しているのも特長です。

ビジネスグリーン

ビジネスゴールド

基本カード会員

追加カード・家族カード会員

基本カード会員

追加カード・家族カード会員

付帯旅行傷害保険(国内)(※)

本人

最高5,000万円利用付帯

最高5,000万円利用付帯

家族

最高1,000万円利用付帯

最高1,000万円利用付帯

付帯旅行傷害保険(海外)(※)

本人

最高5,000万円利用付帯

最高1億円利用付帯

最高5,000万円利用付帯

家族

最高1,000万円利用付帯

最高1,000万円利用付帯

最高1,000万円利用付帯

国内航空機遅延費用保障

×

最高40,000円まで

キャンセルプロテクション
本カード決済による、旅行等で急なキャンセルになった場合、理由によりキャンセル費用を負担

×

年間10万円まで

オンラインプロテクション
本カードの不正使用による損害を全額補償

リターンプロテクション
本カードでの購入品で、損傷のない未使用品に限り、購入日から90日以内にアメリカン・エキスプレスへ返却の場合に払い戻し

年間最高15万円相当額まで

ショッピングプロテクション
本カードでの購入品で、破損・盗難などの損害をご購入日から90 日間補償

年間最高500万円まで

※1 海外・国内旅行の旅行代金等を本カードで支払った場合の利用付帯に限ります。
【参考】アメックス公式サイト

他にもカード紛失・盗難の際には、メンバーシップ・サービス・センター(電話:0120-941760/03-3220-6745)に連絡をすれば、必要に応じて至急の再発行(無料)の案内もしてくれます。

また、団体保険制度など保険商品ラインアップも豊富で、日常から旅先まで保障が充実しているうえ、もしもの時にも迅速に対応してくれるため、心強いカードといえます。

関心のある方は、下記の保険案内について確認してみてください。

【参考】アメックス公式サイト「保険商品一覧」

ビジネスで役立つ特典が充実

アメックスのビジネスカードには、ビジネスシーンで役立つサービスが多数付帯されています。

特にレストラン探しの代行や、従業員への福利厚生を簡単に導入できることも、経営者としては魅力的なサービスになります

ビジネスグリーン

ビジネスゴールド

ビジネス・ダイニング by ぐるなび(※)

×

ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン

×

法人会員制クラブ「クラブオフ」

VIP会員年間登録料が無料

ヘルスケア無料電話相談

×

ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」

無料

「クラウド会計ソフト freee」へのデータ連携

ビジネス・セービング

※2021年5月31日(月)に終了予定。
 新たに「ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン」という新特典が開始中。

またアメリカン・エキスプレス発行の「百貨店ギフトカード」も、10,000円以上の券種が特別優待価格になります
※会員専用サイトの「百貨店ギフトカードウェブサイト注文申し込み」から、サービスログインして申し込む必要があります

もちろんポイントも100円=1ポイント貯まるなど、ビジネスにうれしい特典が充実しています。

ステータスが高く経営者におすすめ

アメックスは、ステータスが高いカードとして知られています。

もともとが富裕層向けに発行していた会員カードであること、飛行機も購入できるといわれるブラックカードを発行していることが大きな理由といえます。

持っていることでビジネスカード会員限定イベントなど、経営者同士の交流も測れるメリットもあります。ステータスが高く付帯サービスが充実しているカードなので、経営者におすすめです

この章では、アメックスのビジネスカードのメリットについて解説してきました。次の章では、デメリットを解説していきます。

アメックス発行の法人カードの2つのデメリット

メリットの多いアメックスのビジネスカードですが、申し込みをする前にデメリットも確認しておきたいものです。

この章では、アメックス発行のビジネスカードのデメリットを解説していきます。

デメリット

年会費が高い

アメックスのビジネスカードは、他社に比べて年会費が高額です

他社のビジネスゴールドカードと比較すると、倍以上の年会費がかかります。

年会費(税込)追加カード会員
(税込)
アメックス・ビジネスゴールド36,300円13,200円
オリコビジネスカードGold初年度:無料
2年目以降:2,200円
三井住友ビジネスゴールドカード11,000円2,200円
JCBカードBiz(一般カード)初年度:無料
2年目以降:1,375円

年会費が高いぶん、サービス内容は群を抜いて充実しています。

しかし、費用を抑えたい経営者にとっては、アメックスのビジネスカードの年会費はデメリットとなるでしょう

プライオリティ・パスがビジネスプラチナにしか付帯していない

プライオリティ・パスとは、国内外1,400カ所以上の空港ラウンジで搭乗までの時間を快適に過ごすことのできる会員サービスです。

空港ラウンジでは、軽食やアルコール類を含むドリンクを楽しめたり、無料Wi-Fiや貸し会議室などを利用できたりなど、搭乗までの待ち時間をより快適に、より有効に活用できるサービスが充実しています。

アメックスでは、個人カードはグリーン・ゴールド・プラチナすべてにプライオリティ・パスが付帯していますが、ビジネスカードはビジネスプラチナにしかプライオリティ・パスが付帯していません

海外出張が多い人にとっては、ビジネスグリーンとビジネスゴールドにプライオリティ・パスが付帯されていないことは、デメリットと感じることでしょう。

法人カードと個人カードの2枚持ちも可能

アメックスは、法人カードと個人カードの2枚持ちが可能です。

経費の支払いに使用する法人カードと、個人支出に使用する個人カードをサブカードとして持つことで、カードごとの充実した付帯サービスを享受できます

また付与ポイントについても、個人用のカード分と事業用のカード分を合算することができるため、効率的に貯められます。

詳しくは下記記事で紹介していますので、ぜひご一読ください。

この章では、法人向けアメックスと個人向けのアメックスとの違いを簡単に紹介しました。

次の章では、アメックスの法人カードをどう選べばいいのかを解説します。

自分にピッタリのアメックス法人カードの選び方

アメックスの法人カードは、法人カードに何を求めるのかによって適するカードが異なります。

この章では、アメックスの法人カードをどう選んでいけばいいのかについて解説します。

アメックスの法人カードの選び方

ステータスと充実のサービスを求めるならビジネスゴールド

アメックスのゴールドといえば、ステータスを象徴するカードとしても知られています。また、他社のゴールドカードと比べても充実したサービスも魅力です。

経営者などの富裕層や、将来的にビジネスプラチナの取得を考えている人なら持ちたい人も多いといわれています。

ステータスとサービスを求める人なら、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードがおすすめです。

ビジネスゴールドよりもさらに上を目指すならビジネスプラチナ

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カードは、ビジネスゴールドよりもさらにランクアップしたステータス重視のカードです。

付帯特典の1つである「プラチナ・セクレタリー・サービス」では、出張や接待の計画をコンシェルジェにお任せすることが可能。手厚いフォローで、ビジネスシーンをより快適にしてくれます。

さらには、追加カードの年会費が4枚まで無料になります

国内外問わず出張する機会が多く、よりステータスを重視したい人にはおすすめの1枚です。>

ラウンジ利用できるカードが欲しいならビジネスグリーンでもOK

ビジネスカードを持ちたい人の中には、出張が多く空港でラウンジを使いたい人も多くいるでしょう。

アメックスは、ビジネスグリーンでも国内外の空港ラウンジを利用できます

さらに本人と同伴者がラウンジを利用できるので、複数人での出張にも役立ちます。

「他のサービスはあまり使わないけど、空港での待ち時間を有効に使いたい……」という方には、ビジネスグリーンがおすすめです。

他の人がスマホで時間を潰している間にも、ラウンジの快適な環境でビジネスを推進させることができますよ

費用を抑えてプラチナビジネスカードを持ちたいなら他社発行カードがおすすめ

アメックスのビジネスカードを作る人の中には、プロパーカードにこだわりがない人も多くいます。他社発行カードであれば、プロパーカード以下の年会費でプラチナビジネスカードを持てます

例えばクレディ・セゾン発行のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなら、プライオリティ・パスへも無料登録できます。

費用を抑えてプラチナビジネスカードを持ちたい人や、海外出張が多くプライオリティ・パスが必要な人は他社のプラチナビジネスカードも検討してみましょう。

他社発行のAmexブランドのビジネスカード

アメックスのブランドを冠したビジネスカードには、アメックス以外が発行しているカードもあります。詳しく見ていきましょう。

他社発行のAmexブランドビジネスカード一覧


カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費初年度:無料
2年目以降:無料
初年度:無料
2年目以降:無料
初年度:22,000円(税込)
2年目以降:22,000円(税込)
初年度:2,095円(税込)
2年目以降:2,095円(税込)
初年度:11,000円(税込)
2年目以降:11,000円(税込)
初年度:22,000円(税込)
2年目以降:22,000円(税込)
ポイント
還元率
0.1%
発行スピード
1週間程度
利用限度額
50~200万円
ETC年会費
無料
電子マネー
-
旅行傷害保険(補償額)--国内旅行保険:最高5,000万円
海外旅行保険:最高1億円
国内旅行保険:最高2,000万円
海外旅行保険:最高2,000万円
国内旅行保険:最高5,000万円
海外旅行保険:最高5,000万円
国内旅行保険:最高5,000万円
海外旅行保険:最高1億円
菊地崇仁

菊地崇仁 / クレジットカード専門家

約100枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
【専門家の解説】

アメックスの法人カードは同じアメリカン・エキスプレスのブランドであってもセゾン発行と三菱UFJニコス発行、アメリカン・エキスプレス発行で審査方式も異なりますし、利用できる特典も違います。審査方式が違うため、三菱UFJニコスでは審査が通らなかったとしても、セゾンでは審査が通る可能性もあるわけです。

ただし、発行会社が違っても国際ブランドのアメックスとして提供しているサービスはどのカードでも利用する事が可能です。エクスペディアで10%割引になるような特典などを利用できるアメリカン・エキスプレス・コネクトは、アメリカン・エキスプレスが発行しているカードだけでなく、アメックスブランドカードであればどのカードでも利用できます。

しかし、国際ブランドが提供するサービス以外はそれぞれカードによって特典が異なります。

例えば、三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードとセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費は22,000円(税込)と同等ですが、コンシェルジュデスクもポイントプログラムも異なります。

セゾンカード

アメックスブランドの他社発行ビジネスカードのひとつに、セゾンカード発行のビジネスカードがあります。

発行会社は「クレディ・セゾン」で、国際ブランドはアメリカン・エキスプレスです。

セゾンカード発行のアメックスブランドのビジネスカードは種類が少ないですが、プロパーカードに比べると安い年会費でアメックスが保有できます

  • セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    →年会費永年無料
  • セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
    →初年度年会費無料、2年目以降1,100円(税込)
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    →年会費22,000円(税込)

中でも、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費が永年無料追加カードも9枚まで発行できるので、持っておいて損はないカードといえるでしょう。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめの人

  • 開業前・開業直後に法人カードを申込みたい人
  • コストパフォーマンスが高い法人カードを探している人
  • ポイントを効率よく貯めたい人

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、開業前や法人設立前でも申込みができる、コストパフォーマンスに優れた法人カードです。永久不滅ポイントが貯まるセゾンカード系のアメックスの法人カードで、一部のサービスを利用することで高いポイント還元を受けることもできます。

初めて法人カードを所有する人や、コストパフォーマンスを重視する人にはおすすめの1枚です。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめの人

  • 1年に1回以上は法人カードでの決済を行う人
  • デジタルカードでの発行を希望している人
  • 国内外への旅行や出張をあまりしない人

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、法人カードではないものの、アメックスのプロパーカードとして高い人気を誇っています。2年目以降は1,100円(税込)の年会費がかかりますが、1年に1回でも決済で利用すれば年会費が無料になります。

また、最短5分で発行できるデジタルカードにも対応。一般カードではあるものの、優待などの手厚さから法人用としておも利用できるでしょう。ただし、旅行保険が付帯されていないため、国内外問わず旅行や出張で使うには適していない側面もあります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめの人

  • JALでの移動が多い人
  • 追加カードのサービスの質を落としたくない人
  • クラウド経費精算システムと連携させたい人

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、JALマイルの還元率が最大1.125%と高く、JALカード会社が発行する法人カードで加算されないショッピングマイルについても対象となります。

さらに、消費税・法人税などの高額な税金支払いにも対応できるように、利用可能枠の個別設定ができ便利です。

クラウド型経費精算システムである「Staple」とも連携可能で、かつ6ヶ月間の無料クーポンが付いてきます。

JALマイルを貯めている方は、下記記事もぜひ参考にしてみてください。

【参考記事】
JALマイルが貯まるクレジットカードのJALカードを解説

三菱UFJニコス

三菱UFJニコスも、国際ブランドがアメックスのビジネスカードを発行しています。

年会費は、セゾンカード発行のアメックスカードとほぼ同程度。

国内主要空港や海外一部空港のラウンジが利用できて、国内外の旅行傷害保険利用が付帯するなど、本家アメックスにはやや劣るものの、充実のサービスが魅力です

三菱UFJニコス発行のアメックスビジネスカードは下記の通りです。

  • 三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    (年会費:税込2,095円)
  • 三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    (年会費:税込11,000円)
  • 三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    (年会費:税込22,000円)

三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費1枚目:2,095円(税込)
2枚目以降:1,100円(税込)
ポイント還元率0.5%〜0.75%
国際ブランド
  • american_express
電子マネー
  • id
  • applePay
  • googlePay
  • suica
発行スピード最短3営業日
限度額50万円〜200万円
ETC年会費無料
追加カード

ETCカード

マイレージ還元率(最大)-
旅行保険国内旅行保険
海外旅行保険
ポイント名グローバルポイント

※画像引用元:三菱UFJニコス

三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめの人

  • 少ない年会費で旅行傷害保険を付けたい人
  • タッチ決済機能が付いている法人カードが欲しい人
  • ビジネスで使える優待を受けたい人

三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費がかかるもののリーズナブルで、そのうえ旅行傷害保険が国内外それぞれでついてきます。空港ラウンジサービスも利用できるほか、ビジネスサポートも充実しているのが特徴です。

カードの申し込みにあたっては、原則、黒字決算の法人もしくは個人事業主となっています。開業直後の場合は作成できない可能性もある点に注意しましょう。

三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめの人

  • POINT名人.comを利用する人
  • 海外への旅行・出張の回数が多い人
  • 家族カードを発行して経費精算の手間を削減したい人

三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードよりもワンランク上の法人カードで、特に旅行傷害保険が充実しているのが特徴です。最高5,000万円までの補償が受けられるほか、そのほかの保険に関しても充実しています。

初年度の身ですが、国内でのショッピング時のポイント還元率が1.5倍、海外では2倍になるのがうれしいポイント。もともとの付帯もあるため、主に海外への旅行や出張によく行く人に適しています。

三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスがおすすめの人

  • 年会費を抑えつつプラチナカードを持ちたい人
  • ハイクラスな付帯や優待を受けたい人
  • 国内だけではなく海外の空港ラウンジでサービスを受けたい人

三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、プラチナカードの中では年会費が非常にリーズナブルであるにもかかわらず、付帯や優待が優れているという特徴があります。特に海外への旅行や出張が多い人には最適な1枚で、確かな安心が手に入るクレジットカードと言えます。

申込みには原則3年以上の事業年数と、2期連続の黒字決算が求められるカードです。この条件さえクリアしていれば法人だけではなく個人事業主も申込みできます。

三菱UFJニコスの法人カードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

まとめ

アメックスの法人カードは、一般的には年会費が高い分、付帯や優待が充実していると思われています。しかし、プロパーカードの場合はその限りではなく、お得にサービスを受けられるかもしれません。国内の一般的なクレジットカード会社と異なるため、興味があれば一度申込んでみてもいいでしょう。

特性上、海外での利用に強いアメックスの法人カードですが、国内でも十分すぎるほどのサービスが受けられます。アメックスの法人カードに憧れている人や興味がある人は、申込みの条件を確認して申込んでみてはいかがでしょうか。

法人カードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

本記事の編集者について

イーデス編集部

イーデス編集部

専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。

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