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【実画面あり】SBI証券でミニ株(S株)買い方を解説!安定配当の銘柄も紹介

SBI証券のミニ株の買い方を解説!S株にデメリットはある?

最終更新日:

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SBI証券では1株から株が買えるミニ株サービスの「S株」を取り扱っています。

SBI証券のミニ株(S株)の買い方

S株は売買手数料無料で1株から株が購入できるため、これから投資を始める初心者におすすめです。

この記事ではS株の概要や、買い方・売り方を解説します。

ミニ株の売買手数料0円・スプレッドなし

SBI証券の
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【掲載情報について】
2023年6月15日時点の情報を掲載しています。

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SBI証券のミニ株・単元未満株(S株)とは?

ミニ株(単元未満株)とは、1株単位から株が購入できるサービスです。

SBI証券では『S株』という名称で、ミニ株(単元未満株)を提供しています。

通常、株の取引は1単元(=100株単位)で取引しますが、銘柄によっては取引にあたり多額の資金が必要になってしまいます。

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編集部

例えば、株価が2,000円の銘柄を購入しようと思うと、2,000円×100株=200,000円の購入資金が必要になります。

その点、ミニ株(単元未満株)であれば1株単位で取引可能なので、資金が少ない人でも売買できるという点がメリットです。

株価2,000円の銘柄でも2,000円から購入できるということですね!

SBI証券のミニ株(S株)にかかる手数料

通常、ミニ株を取引する際は、約定金額や売買差額に応じて手数料がかかることが一般的です。

しかし、SBI証券のS株は売買手数料が0円で、スプレッドもかからないため、コストなしでミニ株取引が行えます。

大手ネット証券のミニ株手数料
売買手数料スプレッド
SBI証券0円なし
楽天証券0円

寄付取引:スプレッドなし

リアルタイム取引:0.22%

マネックス証券

買付:0円

売却:約定金額×0.55%※1

なし
auカブコム証券約定金額×0.55%※1なし

※松井証券はミニ株の取扱がありません。

※1:最低手数料52円

コストをかけずにミニ株取引が行えるのはSBI証券楽天証券(寄付取引の場合)だけですね!

イーデス
編集部

課税口座の場合はそうですね!

NISA口座を使えばどの証券会社でも売買手数料は0円になるので、NISA口座をうまく利用しましょう。

SBI証券のミニ株(S株)の買付・発注タイミングについて

SBI証券のS株は、24時間365日、いつでも注文することができます。

イーデス
編集部

ただし、いつでも発注が行われるわけではない点に注意が必要です。

単元株の売買の場合、市場が開いていれば、証券会社を通じて自分の好きなタイミングで市場に発注することができます。

しかし、S株の場合、市場が開いている時間に注文しても、即座に市場に発注されるわけではありません。

なぜなら、市場への発注は1日3回のみと決まっているからです。

S株では、東証上場銘柄とそれ以外の市場とで、下記のとおり時間ごとに発注タイミングと約定価格とを設定しています。

【東証(プライム・スタンダード・グロース)上場銘柄】
取引:買付・売却
発注時間市場への発注内容
0:00~7:00当日前場始値
7:00~10:30当日後場始値
10:30~13:30当日後場引け(終値)
13:30~24:00翌営業日前場始値
【名証(プレミア・メイン・ネクスト)・福証(Q-Board含む)・札証(アンビシャス含む)上場銘柄】
取引:売却のみ
発注時間市場への発注内容
0:00~7:00当日前場始値
7:00~10:30当日後場始値
13:30~24:00翌営業日前場始値

上表から分かるように、東証に上場している銘柄であれば、例えば朝の7時~10時30分までに発注した場合、実際に市場に発注されるのは後場が開始した時で、始値で約定することになります。

また、東証以外の市場に上場している銘柄については売却しかできません。

東証上場銘柄とは異なり、売却の発注ができない時間帯があることに注意が必要です。

イーデス
編集部

当日中に約定させたい場合には、東証上場銘柄の場合はその日の0時~13時30分まで、それ以外の市場に上場している銘柄の場合にはその日の0時~10時30分までに発注を行う必要があることに留意しましょう。

また、S株は単元株とは異なり、成行注文による発注しかできません。

指値注文をはじめとしたさまざまな種類の注文はできない点にも注意しましょう。

SBI証券のミニ株(S株)の買い方・注文方法【スマホアプリの場合】

SBI証券のS株でミニ株(単元未満株)を取引する場合、スマートフォンまたはパソコンで取引が可能です。

スマートフォンで取引する場合には専用のアプリをダウンロードする必要があります。

専用アプリをダウンロードする方法はもとより、取引画面へのログイン、銘柄選択、発注までの一連の流れについて、詳細を説明します。

  1. SBI証券のアプリを開いてログイン
  2. 銘柄検索画面に、銘柄名・銘柄コードを入力
  3. S株・預かり区分・注文株数を選択

STEP1:SBI証券のアプリを開いてログイン

まずはSBI証券の公式ホームページから『SBI証券 株アプリ』をダウンロードする必要があります。

使用しているスマートフォンから『SBI証券 株アプリ』ページにアクセスしてください。

『SBI証券 株アプリ』をタップし、アプリをインストールしましょう。

ダウンロードしたら、『SBI証券 株アプリ』を開きます。

ログイン画面が表示されるので、ユーザーネームとパスワードを入力して「ログイン」ボタンをタップしてください。

STEP2:銘柄検索画面に、銘柄名・銘柄コードを入力

ログインするとマーケット画面が表示されるので、画面下部のアイコンの中から虫眼鏡のアイコンの「銘柄検索」ボタンをタップしましょう。

銘柄検索画面が表示されるので、虫眼鏡マークの横のボックスに銘柄コードや企業名を入力し、検索ボタンをタップします。

検索した銘柄の取引画面が表示されたら、右上の赤い「取引」ボタンをタップしてください。

取引の種類を選ぶ画面が前面に表示されるので、「現物取引」の中から「現物買」をタップします。

STEP3:S株・預かり区分・注文株数を選択

発注画面が表示されるので、銘柄名の下にある『S株』の右のボックスにチェックを入れます。

S株用の発注画面が表示されるので、区分は特定口座を選択し、株数は「+」ボタンをタップして1株以上を選択しましょう。

その後、取引パスワードを入力したら「『S株取引ルール(基準となる市場及び取引時間等)を確認してください。

確認したら、「単元未満株(S株)取引ルール(基準となる市場及び取引時間等)に同意する」の右横のボックスにチェックを入れ、「発注」ボタンをタップしてください。

SBI証券のミニ株(S株)の買い方・注文方法【パソコンの場合】

パソコンを使用して、SBI証券のミニ株(単元未満株)取引であるS株を取引する際は、どのように行えばいいのでしょうか。

パソコンを使用した場合の、S株の買い方や注文方法について説明します。

  1. ログインして国内株式を選択
  2. 画面上部の株価検索で銘柄名か証券コードを入力
  3. 銘柄詳細画面から単元未満株の注文を選択
  4. 株数・預かり区分・確認事項に同意する
  5. 注文内容を確認し発注

STEP1:ログインして国内株式を選択

まずはSBI証券の公式ホームページにアクセスし、画面右上のログインボタンの上にあるボックスにユーザーネームおよびパスワードを入力したら、ログインボタンをクリックしてください。

ログイン後の画面上部に表示されているメニューの中から「国内株式」をクリックします。

STEP2:画面上部の株価検索で銘柄名か証券コードを入力

国内株式画面が表示されたら、画面上部の検索ボックスに銘柄名や銘柄コードを入力してください。

銘柄候補一覧が下に帯状に表示されるので、その中から該当する銘柄を選びます。

STEP3:銘柄詳細画面から単元未満株の注文を選択

選んだ銘柄の詳細情報が表示されるので「現物買」をクリックしてください。

注文画面が表示されるので、取引欄の中に表示されている「単元未満株注文」をクリックします。

STEP4:株数・預かり区分・確認事項に同意する

S株用の注文画面が表示されるので、株数欄に購入する株数を入力してください。

なお、S株用の注文画面では、価格欄には入力できず、あらかじめ「成行」と記載されています。

なぜなら、S株は成行注文でしか発注できないからです。

成行注文とは

「どんな価格でも買います・売ります」という価格を指定しない注文方法で、指値注文など他の注文よりも優先される。

約定を優先したい時などに使用する。

預かり区分欄の下に表示される「単元未満株(S株)取引ルール(基準となる市場及び取引時間等)に同意する」をクリックして内容を確認しましょう。

確認後、「単元未満株(S株)取引ルール(基準となる市場及び取引時間等)に同意する」の右横のチェックボックスにチェックを入れます。

STEP5:注文内容を確認し発注

画面下に表示される取引パスワードの入力欄に取引パスワードを入力したら、「注文確認画面へ」ボタンをクリックしてください。

注文確認画面が表示されますので、注文内容を確認し、『注文発注』ボタンをクリックすると注文は完了です。

SBI証券のミニ株(S株)のメリット

SBI証券のS株のメリットとして下記の3点が挙げられます。

SBI証券のミニ株(S株)のメリット

  • 少額で投資ができる
  • 分散投資をしやすい
  • ミニ株・単元未満株でも配当金を受け取れる

S株はミニ株(単元未満株)であるため、1株から購入が可能です。

よって、1単元で購入した場合と比べて少ない資金で購入できます。

1単元で購入する場合、分散投資を行うためには多額の資金が必要になります。

その点、S株は1株から購入でき、1銘柄あたりの金額を抑えて取引できることから、少ない資金で分散投資を行うことが可能です。

さらに、S株には配当金を受け取ることができるというメリットもあります。

配当金は1株しか保有していなくてももらえるため、資金が少なくてもインカムゲイン目的で投資できます。

SBI証券の
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SBI証券のミニ株(S株)のデメリット

S株のデメリットは下記の2点です。

SBI証券のミニ株(S株)のデメリット

  • リアルタイムで取引ができない

既述したとおり、単元株の取引のようにリアルタイムで取引することができません。

S株は24時間365日注文を受け付けていますが、実際に市場に発注されるのは、東証上場銘柄の場合には1日3回、それ以外の市場に上場している銘柄の場合には1日2回です。

そのため「買いたい(売りたい)と思っていた価格よりも高い(安い)価格で約定した」という可能性があることがデメリットです。

どうしてもこのタイミングで買いたい(売りたい)という場合は、単元株での取引を行うようにしましょう。

イーデス
編集部

リアルタイムでミニ株行いたい人には楽天証券がおすすめです!

業界で唯一、リアルタイムのミニ株取引に対応しているため、買い時を逃さず購入・売却ができます。
※0.22%のスプレッドがかかります

安定配当で長期保有向きのミニ株おすすめ銘柄10選

ミニ株取引に向いている銘柄ってどんな銘柄なんだろう?

イーデス
編集部

少額からの購入になるので、基本的には配当・長期保有に向いた銘柄がおすすめです!

ここでは安定配当で長期保有に向いた銘柄を紹介します。

銘柄名業種配当利回り
KDDI(9433)情報・通信業3.10%
日本たばこ産業(2914)食料品5.85%
東京日産コンピュータシステム(3316)商社・卸売業3.07%
三菱HCキャピタル(8593)その他金融業(リース・レンタル)4.61%
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)銀行業4.14%
伊藤忠商事(8001)商社・卸売業2.85%
花王(4452)化学2.93%
上新電機(8173)小売業3.87%
武田薬品工業(4502)医薬品4.14%
三菱商事(8058)商社・卸売業2.94%

よくある質問

S株でも株主優待はもらえる?

S株を保有していても、株主優待がもらえるケースがあります。

なぜなら、銘柄によっては1単元に満たない株数しか保有していなくても、株主優待がもらえるものがあるからです。

例えば、上表で挙げた東京日産コンピュータシステム(3316)は、1株の保有で500円相当のQUOカードPayを贈呈しています。

1単元に満たない株数しか保有していなくても株主優待を実施している会社は他にもあるので、S株で株主優待をもらいたい場合には、そのような会社の銘柄を保有するといいでしょう。

なお、株主優待を1単元以上保有する株主だけに実施している会社の場合には、単元未満株をコツコツと買い続け、100株に達すると株主優待が実施されます。

ただし、会社によっては2単元(200株)以上保有していないと株主優待を実施しない、などというケースもあるため、株主優待の実施条件をよく確認しましょう。

SBI証券のNISA口座でS株は買える?

SBI証券では、一般NISA口座でS株の買付が可能です。

毎年120万円まで非課税枠が利用できるので、その範囲内でS株の投資を行いましょう。

2024年1月からは新NISAになり、年間非課税投資枠360万円のうち240万円、非課税保有限度額1,200万円まで成長投資枠として株などの購入に使用できます。

なお、つみたてNISA口座ではS株の購入はできないので、注意しましょう。

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まとめ

SBI証券ではミニ株(単元未満株)取引として「S株」を提供しています。

1株から売買できるため、資金の少ない人でも取引できることがメリットです。

また、売買手数料やスプレッドがかからないため、他のネット証券と比較しても、コストを抑えてミニ株取引が行えます。

本記事で紹介した内容を参考に、SBI証券のミニ株取引で少額から投資を始めてみましょう。

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