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【初心者向け】SBI証券の手数料プラン「スタンダード」と「アクティブ」はどっちを選ぶべき?手数料無料の条件も徹底解説

最終更新日:

監修者

伊藤亮太

編集者

下平 瑞貴

【初心者向け】SBI証券の手数料プラン「スタンダード」と「アクティブ」はどっちを選ぶべき?手数料無料の条件も徹底解説
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  • スタンダードプランとアクティブプランはどう違うの?
  • どっちがお得なのかを知りたい

SBI証券の手数料プランには、スタンダードプランとアクティブプランの2種類があります。

1日の取引額が非常に多い人はスタンダードプランがおすすめです。 少額取引が多い人や売買回数が少ない人にはアクティブプランがおすすめです。

しかし、2つのプランの違いを理解していないと、手数料が高くなってしまうリスクもあります。

下記の記事では、2つのプランの違いや具体的な手数料の額、プランの変更について解説します。 最後まで記事を読んで、お得な手数料で取引をしましょう。

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2023年3月27日時点の情報を掲載しています。

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SBI証券の手数料プランは「スタンダード」と「アクティブ」どっちがおすすめか徹底比較

SBI証券の手数料プランには、「スタンダード」と「アクティブ」があります。

「スタンダード」は、1回の取引ごとに約定代金によって定められた取引手数料を支払うプランです。

「アクティブ」は、1日の約定代金の合計金額額によって定められた取引手数料を支払うプランです。

約定代金とは

株の取引で、売買する際の代金となる株価×株数の金額

プランによる違いスタンダードアクティブ
手数料無料なし1日の約定代金合計が
100万円まで0円
現物取引で約定代金が
100万円を超えた場合の手数料
640円~1,238円~
現物取引で約定代金が
300万円を超えた場合の手数料
1,013円~1,986円~
信用取引で約定代金が
100万円を超えた場合の手数料
385円880円~
信用取引で約定代金が
100万円を超えた場合の手数料
385円1,760円~

NISAについては、スタンダードプランとアクティブプランのいずれも、買付、売却ともに無料です。

取引の金額が少ない人は、アクティブプランのほうが手数料は安くなります。

取引資金が大きい場合は、スタンダードプランのほうがおすすめです。

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詳しいプランの内容については、下記で解説します。

【アクティブプラン】取引額が小さい初心者や売買回数が少ない人におすすめ

アクティブプランの手数料は、下表のとおりです。

1日の約定代金現物取引手数料(税込)信用取引手数料(税込)
100万円まで0円0円
200万円まで1,238円880円
300万円まで1,691円1,320円
以降、100万円ごと295円ずつ加算440円ずつ加算

アクティブプランは、1日の約定代金が100万円を超えなければ手数料は無料です。

投資する金額が少ない初心者や、売買を頻繁に行うことがない長期投資家向けのプランと言えます。

しかし、1日に100万円以上の約定代金の取引をする人は、手数料が高くなります。

取引回数が少なくても大きな取引をする人や、1株の株価が高い銘柄を狙う人も手数料が高くなる可能性があるので注意が必要です。

上記のケースに当てはまる人は、スタンダードプランの方が向いています。

【スタンダードプラン】は1日の取引額が100万円をよく超える人におすすめ

スタンダードプランの手数料は、下表のとおりです。

1注文の約定代金現物取引手数料(税込)信用取引手数料(税込)
5万円まで55円99円
10万円まで99円99円
20万円まで115円148円
50万円まで275円198円
100万円まで535円385円
150万円まで640円385円
3,000万円まで1,013円385円
3,000万円超1,070円385円

スタンダードプランは、取引手数料が無料になることはありません。

しかし、1度に100万円を超える取引をする場合は、アクティブプランより手数料が安く抑えられます。

また、スタンダードプランでは手数料の1.1%分のポイントが貯まります

貯めるポイントはVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントから選択可能です。

なお、下記のような条件に合致する人は、アクティブプランのほうが向いています。

  • 少額投資を行いたい人
  • 1日100万円以上取引する予定がない人
  • 少額投資を何度も繰り返したい人

【初心者にもわかりやすい】「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の取引額と取引数ごとの手数料比較一覧

SBI証券の「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」それぞれの取引額と手数料は、下の表の通りです。

スタンダードプランの取引額と取引数別の手数料まとめ

スタンダードプラン
1日の合計約定金額/1日の取引回数1回2回3回
100万円535円550円825円
200万円1,013円1,070円1,605円
300万円1,013円1,280円1,605円

アクティブプランの取引額と取引数別の手数料まとめ

アクティブプラン
1日の合計約定金額/1日の取引回数1回2回3回
100万円0円0円0円
200万円1,238円1,238円1,238円
300万円1,691円1,691円1,691円

手数料プランの確認・変更方法

SBI証券の手数料プランは、以下の手順で変更可能です。

  1. SBI証券にログインして画面右上の項目から「口座管理」をクリック
  2. 開いたメニューから「お客様情報設定・変更」を選択して「お取引関連・口座情報」を開く
  3. 「国内株式手数料プラン」を選んで、「変更」をクリック
  4. 現在のプランと変更後のプランが表示されるので、間違いがないか確認
  5. 「変更する」をクリックした後、表示される確認画面で「確認して申し込む」をクリック
  6. 最後に、赤字で変更したことが表示されたら、手続きは完了

なお、手続き後、即座に変更されるわけではありません。

取引時間中は変更されず、23時29分までに申し込んだ場合は翌営業日の0時00分から適用されます。

また、土曜日、日曜日の申し込みは、月曜日の申し込みと同じく火曜日の0時00分から適用となることに注意が必要です。

【必見】SBI証券の取引手数料が無料になる5つのケース

SBI証券の取引手数料は、以下の5つのケースで無料になります。

25歳以下での国内株式の現物取引

SBI証券は、25歳以下の方であれば取引の際、国内株式現物手数料が0円になります。

エントリーは不要で、26歳の誕生日を迎える前日まで適用されます。

25歳以下であれば何歳でも対象なので、未成年口座の取引も対象に含まれます。

ただし、信用取引や単元未満株(S株)は無料にはならないので、注意してください。

一般NISA・つみたてNISA口座での国内株式・投資信託の取引

一般NISAでは、国内株式の買付・売却とも手数料は無料です。

ただし、単元未満株は手数料無料の対象外です。

また、一般NISAでは信用取引ができないので、現引きや現渡しも対象に含まれません。

海外ETFに関しては、買付手数料に限り無料ですが、対象となるのは米国、中国、韓国に限られます。

また、売却手数料は無料にはなりません。

外国株式取引も、通常時の委託手数料が適用されます。

投資信託であれば、一般NISAとつみたてNISAのどちらでも買付・売却ともに手数料は無料です。

ただし、信託報酬は別途必要となるので、それぞれの銘柄の詳細ページから確認してください。

S株(単元未満株)での国内株式買付

S株(単元未満株)は、国内株式を1株単位で取引できるサービスです。

通常、国内株式は、100株を1単元として取引しますが、S株は1株単位なので少額での取引が可能です。

投資を始めたばかりの初心者や、少額で投資をしたい人に向いています。

なお、S株は、買付手数料が無料です。

しかし、売却時は約定金額の0.55%(最低手数料55円)の手数料がかかります。

期間限定キャンペーン実施時

SBI証券では、1年に何度かキャンペーンを行っています。

キャンペーンの中には、条件を満たすと株式取引の手数料が無料になるものがあるのです。

例えば、2023年3月には「国内株式タイムセール」を実施し、取引ツールの「HYPER SBI2」から発注した国内株式の売買手数料を実質無料にしていました。

事前にエントリーすれば参加することができ、現物取引だけではなく信用取引も対象で、取引金額の上限もなく、手数料はいったん支払う必要があるものの4月末にキャッシュバックされる予定という、非常に参加しやすい内容のキャンペーンでした。

現在は、S株の売却手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを開催しています。

他にも、様々なキャンペーンを不定期に開始しているため、欠かさずチェックしましょう。

「SBI ETFセレクション」銘柄の買付(米国株)

SBI証券では、「SBI ETFセレクション」として長期投資に向いた米国ETF10銘柄を指定しています。

対象の米国ETFは、買付手数料が無料です。

対象の銘柄には、例えば「バンガード トータルワールドストックETF」が含まれています。

米国だけではなく、アジアや欧州等全世界の株式に幅広く分散投資できる銘柄です。

また、「インベスコ QQQトラストシリーズ1ETF」は、NASDAQに上場する時価総額上位100社で構成された指数「NASDAQ100」をベンチマークするファンドで、最もパフォーマンスが良い大型成長株ファンドと評価されています。

以上のとおり、「SBI ETFセレクション」では優良な米国ETFをラインナップしています。

買付手数料が無料であるだけでなく、信託報酬などのコストについても安い銘柄を選定しているので、おすすめです。

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SBI証券の手数料プランに関するよくある質問

SBI証券の取引手数料は他の証券会社と比べてお得?

株式の取引手数料は、証券会社によって異なります。

SBI証券の取引手数料は、アクティブプラン・スタンダードプランともに業界内で最安水準です。

現物取引手数料を、主要な証券会社と比較してみました。

現物取引 スタンダードプラン
約定代金SBI証券楽天証券(※)auカブコム証券マネックス証券
スタンダードプランポイント超割コースポイント
5万円まで55 円手数料の1.1%55円手数料の1%55円55円
10万円まで99 円99円99円99円
20万円まで115 円115円115円115円
50万円まで275 円275円275円275円
100万円まで535 円535円535円535円
150万円まで640 円640円約定金額×0.099%(税込)+99円
【上限4,059円】
640円
3,000万円まで1,013 円1,013円1,013円
3,000万円超1,070 円1,070円1,070円
現物取引 アクティブプラン
1日の約定代金合計SBI
アクティブプラン
楽天(※)
いちにち定額コース
auカブコム
一日定額手数料
松井
ボックスレート
手数料
マネックス
1日定額
手数料コース

50万円まで

0 円0円0円0円550円
100万円まで1,100円
200万円まで1,238円2,200円2,200円2,200円2,750円
300万円まで1,691円3,300円3,300円3,300円
以降100万円
増加ごと
+295円+1,100円

+1,100円

+1,100円+2,750円

※ 楽天証券:2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料。

アクティブプランとスタンダードプランは取引毎に変更できる?

SBI証券の取引手数料プランは、取引ごとに変更することはできません。

しかし、1日1回プラン変更することは可能です。

月曜から金曜までは、23時29分までに手続きをすれば日付が変わるタイミングでプランが変更されます。

ただし、土日に手続きをした場合は月曜の手続きと同じく、火曜日に変更されます。

アクティブプランで手数料無料なのに手数料が記載されているが問題ない?

アクティブプランで取引した場合は、たとえ手数料無料であっても手数料が記載されます。

約定日当日に、見積もりでの約定代金に応じた手数料金額の1段階上の金額が拘束されるのです。

1日の約定代金金額が100万円以下の場合は、本来は手数料無料ですが、一時的に1,238円が拘束されます。

拘束された手数料は、翌日の朝に買付余力へと戻されます。

注文履歴画面に記載される手数料金額は修正されないので、約定履歴画面で正しい金額を確認してください。

まとめ

SBI証券の手数料には、2つのプランがあります。

「スタンダードプラン」は、1回ごとの取引の約定代金に対して手数料がかかります。

「アクティブプラン」は、1日の約定代金合計に対して手数料がかかります。

大きな金額の取引をする方には、スタンダードプランがおすすめです。

少額の取引をする人や何度も取引をする人には、アクティブプランがおすすめです。

SBI証券の取引手数料は、国内最安水準です。

国内株式の取引をSBI証券でやっていないという人は、口座開設をしてみてはいかがでしょうか。

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