SBIラップはウェルスナビより良い?評判・口コミからメリット・デメリットを徹底調査!
2022-07-25
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- SBI証券で始まったSBIラップの評判は良い?
- SBIラップを始めたいけど、悪い評判はある?
SBIラップは、Twitterを中心に、次のような評判・口コミがあります。
悪い評判・口コミ
良い評判・口コミ
SBIラップが良いと思って口座開設したのに「考えていた運用と違った…」とならないように、どのように運用されるのかを理解しておきましょう。
この記事では、SBIラップの良い評判・口コミや悪い評判・口コミ、SBIラップの開始の仕方などを解説します。
最後まで読めば、SBIラップの良い点、悪い点が理解でき、AIによる運用を使って、簡単に資産運用ができるようになります。

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【掲載情報について】
2022年4月18日時点の情報を掲載しています。
中京大学経済学部卒業後、FP事務所に入社。
その後、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、東海東京ウェルス・コンサルティングにて、経営企画や営業、大手税理士法人への出向、富裕層部署の相続コンサルタントとして従事。
2020年、IFA(独立系金融アドバイザー)「きわみアセットマネジメント」へ初期メンバーとして入社。
目次
- SBIラップの悪い評判・口コミ
- 悪い評判①専用ファンドを新たに作っているので、コストがかかる
- 悪い評判②ラップ口座なので、NISAが使えない
- 悪い評判③毎日の積立購入の設定はできない
- 悪い評判④購入後、ポートフォリオ反映まで時間がかかる
- 悪い評判⑤投資信託を経由するので時価評価が遅れる
- SBIラップの良い評判・口コミ
- 良い評判①AIにすべておまかせで運用ができる
- 良い評判②8種類の資産へ自動で分散投資ができる
- 良い評判③ポイントプログラムがあってお得
- 良い評判④最低1万円からラップ口座が開設できる
SBIラップとは何?
動画出典:#24 最先端の運用体験を業界最低水準のコストで提供!SBIラップ! |SBI証券公式チャンネル
SBIラップとは、投資信託を利用したラップアカウントのサービスです。
SBIラップの特徴
- AIが全自動で資産運用を行ってくれる
- 運用コースや許容リスクの選択は不要で、AIが自動でリスクを判断して運用する
- 8種類の資産へグローバル分散投資をしてくれる
- AIが市場を分析して、毎月自動で投資配分を変更してくれる
- 最低投資額が1万円と少額で始められる
- 運用実績を毎月公開している
AIを活用した運用商品の開発実績がある「FOLIO」と「SBI証券」の共同開発で、AIによる投資比率の変更が一番の特徴です。
FOLIOが投資判断を行い、顧客とFOLIOの投資一任契約の代理や、顧客のSBIラップ専用口座における投資信託の売買注文などの管理をSBI証券が行います。
SBIラップの公式サイトはこちら
SBIラップの仕組み
SBIラップは、8種類の専用の投資信託を通じて、海外のETFに投資します。
8つの投資信託の配分は、相場の先読みに役立つマーケットデータをAIが分析して行います。
分析結果からAIが行うこと
- 危機察知
- 景気変動に合わせた投資配分変更
- 金融市場の状況に合わせた資産配分
危険を察知したら低リスクの配分にしたり、好景気を見越したら積極的な投資配分にしたりなどを毎月自動で行います。

SBIラップの投資対象ファンド
SBIラップの投資対象ファンドは8種類のみです。
分類・地域 | ファンド名 | 主な投資先 | 目指す成果 |
---|---|---|---|
米国株式 | (ラップ専用)SBI・米国株式 | ETF | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す |
先進国株式 | (ラップ専用)SBI・先進国株式 | ETF | 先進国(米国を除く)株式市場の値動きと同等の投資成果を目指す |
新興国株式 | (ラップ専用)SBI・新興国株式 | ETF | 新興国株式市場の値動きと同等の投資成果を目指す |
米国債券 | (ラップ専用)SBI・米国債券 | ETF | 米国債券市場の値動きと同等の投資成果を目指す |
米国ハイイールド債券 | (ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券 | ETF | 米国ハイイールド債券市場の値動きと同等の投資成果を目指す |
新興国債券 | (ラップ専用)SBI・新興国債券 | ETF | 新興国債券市場の値動きと同等の投資成果を目指す |
米国不動産 | (ラップ専用)SBI・米国不動産 | ETF | 米国不動産市場の値動きと同等の投資成果を目指す |
金 | (ラップ専用)SBI・ゴールド | ETF | 金地金価格の値動きと同等の投資成果を目指す |
上表のように、国内外株式、国外債券、米国不動産、金への分散投資を行います。
SBI証券の提唱するコア資産の運用(将来の生活資金、毎月の余裕資金、運用待機資金の運用)は、比較的リスクを抑えた「守り」の姿勢が求められる一方で、同時に「着実に資産を増やしていくこと」が目標となります。
SBIラップはコア運用に活用できる

SBIラップの公式サイトでは、SBIラップを活用したコア資産運用に活用することをおすすめしています。
コア資産運用とは、コア・サテライト戦略に基づく考え方です。
コア・サテライト戦略とは
ポートフォリオを「攻め」と「守り」に明確に分割し、効率的に運用する投資戦略。
コアの部分ではリスクを減らした「守り」が求められるのに対して、サテライトの部分では積極的にリスクを取りながら、高いリターンを得る「攻め」が求められる。
SBIラップのサイトでは、「SBIラップを利用することで、効率的なコア資産運用に使える」と説明しています。
ただし、新興国の株式や債券は、「サテライト」になるため、全てがコア運用というわけではありません。
つまり、SBIラップ自体が、コア・サテライト戦略を取っているといえるでしょう。
SBIラップの手数料
手数料名 | 手数料率 (税込) | 内容 |
---|---|---|
申込手数料 | 無料 | 申し込み時に支払う手数料 |
手数料 | 年率 0.660% | 日次報酬額: 日々の運用資産額×0.660%(年率・税込)÷365 毎月の手数料: 毎月1日から月末日までの日次報酬額を合計 |
解約手数料 | 無料 | SBIラップの一部もしくは全部の解約時の手数料 |
実質的な信託報酬 (平均額) | 年率 0.295% | 投資対象ファンドを保有することで発生する費用。 信託財産から差し引かれるため、別途の支払いは不要 |
SBIラップは、申し込み時・解約時の手数料がそれぞれ無料です。
ただし、資産残高がある間は、運用手数料がかかります。
原則として、毎月1日から月末日までの日次報酬額を合計した月次報酬額が、その月の最終営業日の前営業日に、SBIラップ口座の現金部分から自動的に差し引かれます。
投資信託部分には信託報酬がかかりますが、こちらは日々信託財産から差し引かれるため、別途支払う必要はありません。
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SBIラップの手数料は他のロボアドバイザーより安い?
SBIラップの手数料は、楽ラップの手数料0.715%よりは安くなっています。
ただし、他のロボアドバイザーと比べると高い場合もあります。
他のロボアドバイザーとの手数料比較を知りたい人は「ロボアドバイザーおすすめ人気ランキング【最強比較】口コミ・評判も紹介」の手数料比較ランキングで詳しく紹介しているので、チェックしてくださいね。
SBIラップの悪い評判・口コミ
SBIラップの悪い評判・口コミには「手数料が高い」「積立頻度や反映タイミングが不便」といったものがありました。
悪い評判・口コミ
悪い評判①専用ファンドを新たに作っているので、コストがかかる
SBIラップへの出資を取りやめた理由は費用が高すぎる点と,インデックス投資を超えそうにない点。ガチャガチャ入れ替えするのはアクティブ投信に他ならなず,また既存のETFを利用しているにもかかわらず,それを一旦SBIの投信にしてSBI自身が信託報酬を中抜きしている点も気に食わない。#SBIラップ
— Ness (@HfDhor) April 9, 2022
SBIラップは対象のETFに投資するための専用のファンドを新たに作っています。
したがって、ETFに直接投資するよりも、ファンドの信託報酬の分だけ割高になります。
『(ラップ専用)SBI・米国株式』と同じ指標に連動する『VTI』を直接投資した場合のコストを比較してみましょう。
ファンド名 | 手数料(税込) | 信託報酬(税込) | 合計 |
---|---|---|---|
(ラップ専用)SBI・米国株式 | 0.660% | 0.295% | 0.955% |
VTI | 0ドル | 0.03% | 0.03% |
SBI証券ではVTIの買い付け手数料は無料となっているため、年率での差は「0.952%」となります。
他のラップ口座と比べると手数料は安い
信託報酬とは別に管理手数料がかかるのは、ラップ口座やロボアドバイザーの特徴です。
ネット証券では、大和証券と楽天証券がラップ口座を提供していますが、その2つと比べるとSBIラップの手数料は安くなっています。
SBIラップではAIを活用した自動運用を行ってくれます。
そのため、商品選定から運用まで、手間も知識も必要ありません。
メリットを考えるとコストが通常よりかかるのも納得できるでしょう。

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悪い評判②ラップ口座なので、NISAが使えない
SBIラップはNISA枠使えないのか。残念......
— あちちのちょろろ (@dndnlnd) July 14, 2022
SBIラップではNISAが使えません。
NISAは、年間120万円という投資の上限があり、ラップ口座で使うと課税残高と非課税残高が混在することもでてくるためです。
そのため、他社のラップ口座でもNISA対応はしていません。

なお、ラップ口座での運用益に対しては所得税15%+復興特別所得税および地方税5%がかかります。
ただし、ラップ口座での取引を特定口座として行うことはできるので、収益が出たとしても20%(+復興特別所得税)の源泉分離課税として、確定申告不要を選択することができます。
ロボアドでNISAを使いたいならWealthNavi for SBI証券を利用する
SBIラップの自動運用に魅力を感じているなら、WealthNavi for SBI証券の「おまかせNISA」の利用をおすすめします。
WealthNavi for SBI証券はウェルスナビとSBI証券との提携サービスです。
SBIラップと同様に商品の購入から運用まで全てを任すことができます。
WealthNavi for SBI証券では一般NISA口座の利用ができるため、運用益にかかる税金を非課税とすることができます。
利用にはSBIラップと同様にSBI証券の口座開催が必要になります。
とりあえずSBI証券の口座開催をして、どっちを利用するか比較検討してもいいでしょう!

公式サイトはこちら
悪い評判③毎日の積立購入の設定はできない
SBIラップも投信のように毎日投資はできるとかなり良い気がします。積立系は毎日したい・・・!
— マカロニ (@macaronifamily) April 11, 2022
今のところは出来ないので毎週月曜日に自力でやりたいところですが忘れっぽいので心配です。#SBIラップ
投資信託を積み立てで購入する場合には、購入頻度を毎日で選択できる場合があります。
ドルコスト平均法を最大限生かすのであれば、毎日の購入を選択したいところです。
しかし、SBIラップでは毎月1回の購入でしか積山設定ができません。
毎日購入したい場合は、毎日購入申し込みを行う必要があります。

ただし、これは手間がかかるだけでなく、最低投資額が1万円のため、一ヶ月で大きな金額が必要になります。

手動での毎月購入は現実的じゃないですね…!
今後のシステム対応で毎日投資ができるようになることを期待しましょう。
リスク分散は運用面でカバーしている
毎日購入を行う目的は、ドルコスト平均法により購入額を平均化して、変動リスクを抑えることです。
SBIラップでは、相場に合わせて更新されるAIの予測値を基に自動で投資配分を変更します。
これによりリスクを下げた保守的な運用も可能になっています。
毎日購入による変動リスクの軽減とは違った方法ですが、資産を守るという意味ではSBIラップでも十分に対策が取れるでしょう。
SBIラップの公式サイトはこちら
悪い評判④購入後、ポートフォリオ反映まで時間がかかる
購入申し込みから2営業日はポーフォリオ作成までかかるらしい。
— オリオン (@Mio8K0gkmrPFBM4) April 12, 2022
未だに作成されず笑
タイミング的には下げた後で、良いか…#SBIラップ#資産運用#投資#投機
他社のラップ口座やロボアドバイザーでは、事前に資産配分を決定してから投資を開始しますので、投資を開始する際にはポートフォリオが分かっています。
一方のSBIラップは、事前にポートフォリオを決定しません。
そのため、購入の申し込み後、実際に買付が終了しなければポートフォリオがわかりません。
SBIラップのサイトでも、サマリー画面への残高反映は3営業日後となっていますので、購入から3営業日後までは、SBIラップの残高は現金のみの表示となります。
ただし、一度残高が反映されれば、毎日、資産残高や損益を確認することができます。
悪い評判⑤投資信託を経由するので時価評価が遅れる
SBIラップ、一人負け☹️
— ちぃ_ひよっこ投資家🔰 (@toushi7beginner) April 14, 2022
昨日の株価は上がったはず。
ROBO PROとウェルスナビはETF、
SBIラップは専用の投資信託…
だから反映が1日遅いんだろうか🤔?
明日になったら分かるかな~#SBIラップ#ロボプロ#ウェルスナビ#8日目pic.twitter.com/AeHZkBDWVh
SBIラップの評価額はリアルタイムでは更新されません。
SBIラップでは、SBIラップ専用の投資信託に投資して運用されるため、評価は投資対象ファンドの基準価額の算出後(15時頃まで)に更新されることになっています。
ETFであれば、翌営業日には時価評価が出ますが、投資信託は翌営業日の為替を用いて基準価額を決定しますので、時価評価がETFと比較して1日遅くなります。
そのため、ETFで運用する「ROBO PRO」や「ウェルスナビ」より投資信託で運用する「SBIラップ」は評価額の表示が1日遅くなるのです。
SBIラップの良い評判・口コミ
SBIラップの良い評判・口コミには「AIの運用に期待」という声が多くありました。
やはり画期的な運用手法に期待が集まっているようです。
良い評判・口コミ
良い評判①AIにすべておまかせで運用ができる
SBIラップの初回購入が完了しました。米国株式が約50%で、次にゴールドが20%になっています。AIは米国株式が上がると読んでいるですかね🤔しばらく現金で持っていたのは、CPI待ちだったのか、単に遅れていただけなのか謎です😅 pic.twitter.com/SgE8Ktcpa3
— レバナスおやじ🇺🇸 定年まで1年半❣️ (@bc_v2n) July 14, 2022
SBI
SBIラップの大きな特徴はAIに運用を全て任せることができることです。
SBIラップは、AIがマーケットの状況を分析しながら、「危機察知」「景気動向の予測」「金融市場の予測」を行います。
相場を先読みしたリスクコントロール型の自動投資配分によって、高パフォーマンスを目指します。
投資家のTwitterでもこのAIの判断や運用が興味深いとの口コミがありました。
他のファンドラップやロボアドバイザーと違い、運用コース(リスク許容度)を選択する必要がなく、相場に合わせてAIが自動でリスクを調整してくれます。

手間はかからないけれど、全てを任してしまって大丈夫なの?
シミュレーションでは好調な結果を残しているようですね!

SBIラップでは、過去10年間、SBIラップの運用戦略に基づき投資を行っていたと仮定したバックテストを実施しています。
このシミュレーションは好調な結果だったため、今後もこのようなパフォーマンスが発揮できるのかに注目が集まっています。

画像出典:SBIラップ|SBI証券
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良い評判②8種類の資産へ自動で分散投資ができる
米国株続落。今更ながらETFを売却したタイミング、なかなか良かったのでは?
— もも🐣ゆる投資とパン作り。 (@momo_yurutoushi) April 12, 2022
そういえば、やっとSBIラップがサマリーに反映されました🥺
Twitterで見たのと同じPFだけどなかなか興味深い。VTI上がる予想なのかな?ほんとかな?笑笑
自分だとここまで細かく分散購入できないから有難い🙏 pic.twitter.com/SSM3ggorcs
SBIラップは8種類の投資信託を用いて分散投資します。
SBIラップの8種類の投資信託
- 米国株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 米国債券
- 米国ハイイールド債券
- 新興国債券
- 米国不動産
- 金
分散投資は、一つの商品が下がっても、他の商品でカバーできることです。
投資の世界では、すべての商品が一様に上がることは珍しく、商品ごとに上がったり下がったりします。
そのためリスクを低減するためには、分散して投資することは重要になります。
ただ、何にどの割合で投資するのかは、初心者には判断は難しいでしょう。

商品ごとの特徴や状況はわからない…
SBIラップではAIが投資分配を決定してくれるので大丈夫ですよ!

SBIラップでは口コミにあるように、投資家でも自分では難しいと感じるほど分散投資を細かく実施します。
世界中の資産に分散投資できるため、変動リスクも低く抑えられるのはメリットといえるでしょう。
世界中の資産に分散投資!
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良い評判③ポイントプログラムがあってお得
SBIラップ
今月から一番乗りで始めた😤
ROBO PROは8資産の内、2~8