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ロボアドバイザー運用は失敗が多い?AI投資のリスクや対策法を解説

最終更新日:

監修者

青野泰弘

編集者

乾 翔太郎

ロボアドバイザー運用は失敗が多い?AI投資のリスクや対策法を解説
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ロボアドバイザーはAIや専門家がアドバイスをくれたり、運用を代行してくれる便利なサービスです。

しかし、市場の状況や手数料によっては元本割れや損をすることはあります。

せっかくロボアドを使うなら失敗したくない…

自分に合っているロボアドバイザーを選ぶことで失敗を防ぎましょう!

ロボアドバイザーを始める前には次の点をしっかり確認しましょう。

この4つを意識してロボアドバイザーを選ぶことで失敗を防ぐことができます。

失敗しないための確認ポイント

この記事では、ロボアドバイザー運用の失敗も紹介しリスクを極力減らして資産を安全に増やす方法を解説します。

最後まで読めば、自分が納得して資金を投じる資産運用が何なのか判断できるようになります。

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【掲載情報について】
2021年10月23日時点の情報を掲載しています。
  • 行政書士/ファイナンシャルプランナー / 青野行政書士事務所

    監修者青野泰弘

    同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。
    その後、UFJキャピタルマーケッツ証券、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、オリックスフィナンシャルプロダクツ、コスモ証券にて、債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事。
    2012年に、FPおよび行政書士として独立。2017年日本FP協会相談員、2018年日本FP協会広報スタッフを担当。

    ▼保有資格
    日本証券アナリスト協会検定アナリスト(CMA)
    プライマリープライベートバンカー
    行政書士
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)

    • SNS
  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者乾 翔太郎

    1995年生まれ、大阪府大阪市出身。

    大学卒業後、株式会社メンバーズに入社。その後、グループ会社の株式会社MOVAAAへ出向し、大手企業のオウンドメディアを担当。コンテンツディレクターとして、企画からコンテンツ制作、アクセス分析を行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。住宅ローン、新規事業開発部を経て、ナビナビ証券の編集者に就任。また、YouTubeチャンネル「ナビナビチャンネル」も運営し、金融情報を分かりやすく配信している。

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    ロボアドバイザー活用に失敗する人って?

    初心者でも簡単に利用できるロボアドバイザーですが、次の内容に当てはまる人にはおすすめしません

    当てはまる人はロボアドバイザーはおすすめしません!

    • 短期での利益を求めている
    • 少しでも損失が出たら売却する
    • 欲張って自分のリスク許容度を大き目にしてしまう
    • 自分で投資商品を運用できる

    本格的に投資を始めたいが知識があまりないという人にとってロボアドバイザーは最適です。

    しかし、短期で運用成果を求めたり、少し値下がりするだけで夜も眠れなくなるタイプにはおすすめしません。

    また、積極的に運用したいがために、自分の気持ちと異なる回答をすると、思いがけない価格下落に耐えられず解約してしまう結果になりかねません。

    例えば、ウェルスナビの場合、以下のような質問があります。

    ウェルスナビの質問事項

    • 年代(20代、30代、40代、50代、60代以上)
    • 年収(300万円未満、300万円~500万円未満、500万円~1,000万円未満、など)
    • 金融資産残高(500万円未満、500万円~1,000万円未満、1,000万円~3,000万円未満など)
    • 毎月の積立額(なし、1万円、3万円、5万円、10万円)
    • 資産運用の目的(余裕資金を着実に運用、住宅購入のため短期的に運用、退職金をしっかり運用、子供のための長期的な資金づくり)
    • 株価が1ヶ月で20%下落したら?(投資資産をすべて売却する、投資資産を一部売却する、何もしない、追加投資を行う)

    1~3の質問は自身の情報を入れるだけですが、4つ目以降は資産運用に対する考えを記載する項目になります。

    資産を増やすなら積極的な内容で回答した方がいいんじゃないの…?

    そういった考えで事実と異なる内容を入力すると、失敗に繋がる可能性がありますよ!

    リスク許容度は高ければ高いほど価格変動が大きくなる可能性があります。

    そのため、リスク許容度は欲張らず自分の状況や考え方に基づいて回答する必要があります。

    また、ロボアドバイザーは手数料も高いため、自分で投資商品を運用出来る人の場合、手数料分損をしてしまう可能性もあります。

    投資スタイルや特徴から、自分にロボアドバイザーが合っているのかは事前に理解しておきましょう。

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    ロボアドバイザーのリスクと対策

    ロボアドバイザーには以下のようなリスクがあります。

    ロボアドバイザーのリスク

    これらのリスクには失敗に繋がるものもあります。

    リスクを理解しながら対策についても知っていきましょう。

    手数料が高くて損をする場合がある

    ロボアドバイザーの手数料はおおよそ1%で、保有している間ずっとかかります。

    よく比較して検討される投資信託でも保有時の手数料として『信託報酬』があります。

    投資信託の場合、金融庁が発表するインデックスファンドの信託報酬平均は0.55%となっており、ロボアドバイザーより安くなっています。

    人気の『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』の信託報酬は0.0968%と格安です!

    そのため、ロボアドバイザーを利用する場合は、投資信託を運用するより高い手数料を支払う必要があります。

    手数料の高さは、手数料を差し引くと利益が生まれず損をしてしまうという失敗に繋がるリスクと言えます。

    対策は手数料が安いロボアドバイザーを利用することです。

    ロボアドバイザーの中には、1%を切る手数料のロボアドバイザーもあります。

    手数料負けしないロボアドバイザーを見つけましょう!

    元本割れのリスクがある

    ロボアドバイザーも他の投資商品と同じく、元本保証はありません。

    そのため、市場や為替の状況によっては元本割れを起こし、損をしてしまうリスクがあります。

    ロボアドバイザーもリスクのある投資であるということは意識しておきましょう。

    自分の総資産に対して、過度にロボアドバイザーで投資しすぎると資産全体に大きな影響を及ぼしてしまいます。

    そのため対策としては、他の投資商品と同じく余剰資金で行いましょう。

    元本割れしても平常を保っていられる額までしか投資しないという上限設定がおすすめです。

    投資を初めて行う場合は少額から運用できるロボアドバイザーがおすすめです!

    短期的な利益は見込めない

    ロボアドバイザーはユーザーのライフプランに合わせて、長期投資を前提に資産運用をします。

    そのため、短期的に売買を繰り返してしまうと損をしてしまうリスクがあります。

    ロボアドバイザーは「長期・積立・分散」を目的に利用しましょう

    短期トレードをロボアドバイザーで行うと、せっかくのメリットを活用することができません。

    対策としてはロボアドバイザーを利用する際には、長期投資を前提として入金・設定を行いましょう。

    自動積立機能やNISA口座の利用など、長期投資に最適なロボアドバイザーを利用することもおすすめします。

    利用する前にNISAに対応しているか把握しておきましょう!

    失敗しないロボアドバイザーの選び方

    ロボアドバイザーにもたくさん種類があり、どの会社を選ぶか迷ってしまいます。

    失敗しないために自分に合ったロボアドバイザーの選び方のポイントを抑えておきましょう。

    ロボアドバイザー選びのポイント

    選ぶポイント①最低投資額

    ロボアドバイザーを利用する場合、最低いくらから投資できるかその会社によって設定が異なります。

    失敗しないためには、自分に合った最低投資額のロボアドバイザーを選びましょう。

    最低投資額が低いロボアドバイザーをランキング形式で紹介します!

    ロボアド名最低投資額
    第1位SUSTEN1円
    第2位らくらく投資100円
    第2位投信工房100円
    第3位ウェルスナビ1万円
    第3位SBIラップ1万円
    第3位楽ラップ1万円
    第3位SMBCロボアドバイザー

    1万円

    ※一括投資の場合

    第3位THEO+docomo1万円

    最低投資額が最も低いロボアドバイザーは、SUSTENです。

    1円から投資することができるため、初心者でとりあえずロボアドバイザーを使ってみたいという人におすすめです。

    また、らくらく投資投信工房も100円という少額から投資を始めることができます。

    資金に余裕がある人は、口座開設数が多く実績も豊富な『ウェルスナビ』を選ぶのもよいでしょう。

    選ぶポイント②運用タイプ

    ロボアドバイザーには、最適な商品や運用の提案だけを貰う『助言型(アドバイス型)』と、提案から運用まで全てを任せる『運用型(投資一任型)』の2種類があります。

    自分に合った運用タイプを選ぶことで失敗を防ぐことができるでしょう。

    主なロボアドバイザーと運用タイプは以下の通りです。

    ロボアド名運用タイプ
    SUSTEN運用
    ROBOPRO運用
    ウェルスナビ運用
    SBIラップ運用
    THEO運用
    Wealth Wing運用
    楽ラップ運用
    らくらく投資助言
    投信工房助言
    Monex Adviser助言
    SMBCロボアドバイザー助言

    どちらの運用タイプもAIを使ったアルゴリズムに基づくという点は同じですが、対応する範囲が異なります。

    「商品の提案だけ欲しい」という人は『助言型(アドバイス型)』のロボアドバイザーがおすすめです。

    「忙しいので商品の購入から運用まで任したい」という人は『運用型(投資一任型)』が向いているでしょう。

    運用タイプはロボアドバイザーを選ぶにあたって重要なポイントになるため慎重に検討しましょう。

    選ぶポイント③手数料

    ロボアドバイザーは平均1%の手数料となっていますが、運用タイプによっては手数料が安いものもあります。

    手数料が安いロボアドバイザーを選べば、手数料負けでの活用失敗を防ぐことができます。

    手数料が安いロボアドバイザーの上位3社を紹介しましょう!

    ロボアド名手数料
    第1位らくらく投資無料
    第2位SUSTEN0.08~0.3%
    第3位投信工房0.16%

    らくらく投資は利用に対する手数料が無料で、商品の運用にかかる信託報酬(税込0.4915%/年程度)のみかかります。

    SUSTENは運用型のロボアドバイザーですが、基本的には助言型のほうが手数料は安めになっています。

    助言型なら無料で診断できるケースもあるため、まずは無料診断から試してみるのもよいでしょう。

    選ぶポイント④NISA対応の有無

    ロボアドバイザーがNISAに対応しているかも選ぶ際に重要なポイントです。

    NISAに対応していれば、運用益を非課税で受け取ることができお得です。

    主なロボアドバイザーでNISA(成長投資枠/つみたて投資枠)に対応しているのは次の通りです!

    ロボアド名NISA
    SUSTEN成長投資枠/つみたて投資枠ともに対応
    ウェルスナビ成長投資枠/つみたて投資枠ともに対応※
    投信工房成長投資枠/つみたて投資枠ともに対応
    らくらく投資成長投資枠/つみたて投資枠ともに対応
    SMBCロボアドバイザー成長投資枠/つみたて投資枠ともに対応

    ※自動積立の設定で利用可能。米国株のみ対応。

    成長投資枠・つみたて投資枠ともに対応しており、長期的な積立投資を行うのに向いていると言えます。

    ただし、NISA口座は1人1口座しか作ることができないため、証券会社でNISA口座を検討している人は注意してください。

    ロボアドバイザーをおすすめしない人

    ロボアドバイザーは手数料を負担して投資を一任したり、アドバイスを受ける仕組みです。

    様々なデータをもとにAIや専門家が自分に合ったものを提供してくれるので金融知識や時間がない人にピッタリの運用方法といえます。

    しかし、誰にでも向いているわけではなく、特に以下のような人は本当にロボアド運用をすべきか検討しましょう。

    ロボアドバイザーが向いていない人

    おすすめしない人①
    投資の勉強もしていきたい人

    基本的にロボアドバイザーは運用を任せて、タイプに合わせたポートフォリオを提案してくれるので自分で考える必要がありません。

    投資についての知識を身につけなくてもよいため勉強せずおまかせになりがちです。

    自分で勉強しながら投資していきたい人は、自分で証券会社に口座を作って投資信託を少額から始めてみるとよいでしょう。

    おすすめしない人②
    短期で利益を得たい人

    ロボアドバイザーは長期投資を前提に運用ポートフォリオを組むため、5年未満の短期で運用成果を期待する人には向いていません。

    多少値下がりしても長いスタンスでみるからと放置しておける人に向いています。

    短期で利益を得たい場合は、リスクが高く投機的になってしまいますが株式投資で差益を狙う方法があります。  

    おすすめしない人③
    元本割れが怖い人

    リスクを軽減するためにロボアドバイザーにまかせるという人もいるかもしれませんが、あくまでも投資であるため元本割れすることもあります。

    どうしても元本割れが怖い場合は、比較的リスクが少ないと言われている個人向け国債や社債(こちらは倒産リスクなどはあります)を検討しましょう。

    このようなタイプの人はロボアドバイザーをおすすめできません。

    自分に合っていると思えたら利用しましょう。

    よくある質問

    ウェルスナビでも損することはあるの?

    SNSを見ると「ウェルスナビで大損した、損失が出た」と言っている人がいて不安です…

    人気のロボアドバイザー『ウェルスナビ』でも元本割れのリスクはゼロではありません。

    市場の状況によっては「現在は損をしている」という場合もあるでしょう。

    そんな時に焦ってロボアドバイザーを辞めて売却してしまうと大きな損になる可能性もあります。

    ロボアドバイザーやウェルスナビを利用する時は、短期的なマイナスは気にせず冷静に運用を任せましょう。

    長期投資をしているユーザーの中には利益が出たという声もありますよ!

    まとめ

    ロボアドバイザーは、1%ほどの手数料を払うことでAIやプロに自分の年齢や収入、資産残高、リスク許容度に応じた運用を任せることができて便利です。

    投資を管理する時間がなかったり、投資の知識がない方に向いているといえます。

    ただし、プロに任せるとはいえ元本保証はなくリスクもあります。

    また、ロボアドバイザーでの運用の基本は5年以上の長期運用です。

    短期間で考えるとマイナスで終わってしまうかもしれません。

    様々なロボアドバイザーを比較して予算や自分の考え方にあったものを選んでいきましょう。

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