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NISA口座の金融機関を変更するには?つみたてNISAへの変更方法や注意点も

最終更新日:

監修者

林 和樹

編集者

小林 梨沙

NISA口座の金融機関を変更するには?つみたてNISAへの変更方法や注意点も
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NISA・つみたてNISA口座は以下の手順で変更できます。

NISA口座の金融機関を変更する手順

金融機関を変更した場合、変更前の金融機関で購入した商品を変更後の金融機関に引き継ぐことはできません。

NISA口座の金融機関を変更する前に、口座変更のデメリットもしっかり理解しておきましょう。

なお、2024年から始まる新NISAが始まりますが、すでにNISA口座を持っている人は、特に切り替え手続きは必要ありません。

新NISAでの金融機関変更について詳しく知りたい人は「つみたてNISAから新NISAへの切り替えは必要?移行手続きやつみたてNISAに関する注意点を解説」の記事をご覧ください

この記事では、NISA口座の金融機関の変更手続きについて詳しく解説します。

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【掲載情報について】
2022年10月18日時点の情報を掲載しています。
  • 株式会社400F 執行役員CGO(Chief Growth Officer) / 株式会社400F

    監修者林 和樹

    京都大学卒業後、2007年トヨタFS証券(現:東海東京証券)入社。2012年エイチームへ入社し、翌年に金融メディア事業を立ち上げ。最盛期には売上高72億円の事業に育てる。2019年エイチームフィナジーを設立し、代表取締役社長に就任。保険代理店業務を開始する。2022年5月より現職。個人理念は『お金の不安が意思決定の制約にならない世界を創る』。趣味はボディメイク。

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  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者小林 梨沙

    1989年生まれ、愛媛県松山市出身。

    大学卒業後、株式会社ブリッジインターナショナルに入社。外資系教育サービス会社にて、薬機法や品質マネジメントシステムのインサイドセールスを担当。その後、スーパーバイザーとして、日系大手企業のインサイドセールスプロジェクトの立ち上げを行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。FX、新規事業開発部を経て、イーデスの編集者に就任。

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    NISA口座の金融機関を変更する手続き方法

    NISA口座の金融機関を変更する手続き方法

    NISA口座の金融機関を変更したい場合、以下の手順で手続きを行います。

    NISA口座の金融機関を変更する手続き方法

    STEP1:変更前の金融機関に「金融商品取引業者等変更届出書」を申請する

    まずは、NISA口座の金融機関を変更したい旨を、現在NISA口座を開設中の金融機関に連絡しましょう。

    連絡をすれば、金融機関から口座変更に必要な「金融商品取引業者等変更届出書」が送られてきます。

    ネット証券であれば公式サイトから印刷することも可能な場合があります。

    なお、楽天証券などの一部の証券会社では、この工程を省いて「勘定廃止通知書」を受け取ることができます。

    金融商品取引業者等変更届出書が届くまでには、およそ1週間かかります。

    例えば、SBI証券だと申請から書類到着までかかる日数は5日程度です。

    STEP2:「金融商品取引業者等変更届出書」を記入し変更前の金融機関に提出する

    金融機関から「金融商品取引業者等変更届出書」が送られてきたら、書類の内容を確認し、変更前の金融機関に送り返しましょう。

    記入内容は住所・生年月日や口座情報など簡単なもので、記入量も基本的に多くありません!

    STEP3:変更前の金融機関から「勘定廃止通知書」を受け取る

    「金融商品取引業者等変更届出書」を返送して1週間ほどすると「勘定廃止通知書」が届きます。

    こちらは記入が必要な書類ではありません。

    新たにNISA口座を開設したい金融機関に送る必要があるので、受け取ったら大切に保管しましょう。

    STEP4:変更したい金融機関に「勘定廃止通知書」や必要書類を提出する

    「勘定廃止通知書」が届いたら、変更したい金融機関に必要書類を送付します。

    NISA口座の開設には総合口座が必要ですので、変更したい金融機関の総合口座をまだ開設していない場合は、先に口座開設を済ませましょう!

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    口座開設が完了したら必要書類を提出しましょう。

    必要書類は金融機関によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

    SBI証券の必要書類

    • 「勘定廃止通知書」or「非課税口座廃止通知書」
    • NISA口座開設届出書
    • 本人確認書類およびマイナンバーを確認できる個人番号記載書類

    ※参照元:NISA口座の金融機関変更|SBI証券

    楽天証券の必要書類

    • 「勘定廃止通知書」or「非課税口座廃止通知書」
    • NISA口座開設届出書
    • マイナンバー通知届出書

    ※参照元:金融機関登録変更の方法 | NISA(ニーサ):少額投資非課税制度 | 楽天証券

    金融機関の変更に合わせてNISA/つみたてNISA口座の種類も変更する場合は、希望する口座の種類も選択・記入しましょう。

    書類を提出後、1週間~2週間ほどで新しい金融機関でNISA口座が開設完了します。

    NISA口座の金融機関を変更するメリット

    自分に合った金融機関にNISA口座を変更すれば、次のようなメリットを感じることができるでしょう。

    NISA口座の金融機関を変更するメリット

    • 運用商品の選択肢が広がる
    • 手数料が安くなる
    • 買い物などに使える「ポイント」が貯まりやすくなる
    • 運用レポートが見やすくなる、アプリで売買注文の操作ができるようになるなど、使い勝手が良くなる

    金融機関によって、取り扱っている商品には大きな違いがあります。

    銀行とネット証券のNISA口座の違い

    そもそも銀行では、株式やETF、REITの取り扱いをしておらず、株式投資信託がメイン商品です。

    長期的に、投資信託以外のさまざまな商品に投資をしたいと考えている場合は、銀行から証券会社にNISA口座を変更する必要があります。

    また、金融機関の営業マンと直接会って、資産運用の相談をするような対面式の投資スタイルは、人件費がかかることもあり、手数料が高くなる傾向があります。

    実際、金融機関の営業マンは、手数料が高い商品を勧めてくる可能性もあるため、本当に投資家に合った商品を紹介してくれるとは限りません。

    自分で投資判断を行うことができる場合は、ネット証券など、手数料が安い金融機関への変更を検討しましょう。

    さらに、普段買い物に使うポイントが貯まりやすい金融機関や、アプリが使いやすい金融機関など、金融機関によって、特徴やメリットがあります。

    自分にあった金融機関を見つけることで、ストレスなく、より長期的に資産運用を続けられる可能性が高くなります。

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    NISA口座の金融機関を変更するデメリット

    NISA口座の金融機関を変更するデメリット

    一方で、NISA口座を開設する金融機関を変更する場合、次のようなデメリットや、注意点を確認しておく必要があります。

    NISA口座の金融機関を変更するデメリット

    • 変更前の金融機関のNISA口座にある商品を変更後の金融機関のNISA口座に移せない
    • 変更前の金融機関で保有している商品のロールオーバーができない
      ※2023年以降はロールオーバー不可
    • 全ての変更手続きが完了するまでに1ヶ月近くかかることがある

    一般NISA口座では、商品を購入した年の1月1日から、最長で5年間、配当金や売却益が非課税となります。

    そして、5年間の非課税期間が終了すると、「ロールオーバー」といって、翌年のNISAの非課税枠に繰り越し、さらに5年間、非課税措置を受けることが可能です。

    ロールオーバーとは

    つまり、ロールオーバーを活用すれば、同じ金融商品を10年間非課税とすることもできます。

    NISAのロールオーバーについて詳しく知りたい場合はNISAのロールオーバーとは?メリット・デメリットなどわかりやすく解説の記事をご覧ください。

    しかし、金融機関を変更する場合、すでに買付した上場株式や株式投資信託等などの商品を、変更後の金融機関に移すことはできません。

    非課税期間が終了するまで、変更前の金融機関で、運用することになります。

    また、金融機関を変更すると、ロールオーバーもできなくなってしまいます。

    つまり、金融機関を変更することによって、非課税の恩恵をフルに活かせなくなる可能性があります。

    ただし、2024年からの新NISAの開始に伴い、2023年からはロールオーバー不可となりました。

    NISA口座の変更タイミングは1回/年

    金融機関の変更を希望する場合は、変更したい年分の前年の10月1日から、変更したい年分の属する年の9月30日までに手続きする必要があります。

    NISA口座の変更タイミング

    例えば、2021年分の口座に対して金融機関を変更したい場合、2021年9月30日までに、手続きをしなければなりません。

    また、2021年分の口座は今のままで、2022年分から金融機関を変更したい方は、2021年10月から2022年9月までの間に手続きが必要です。

    ただし、いくら変更可能なタイミングの場合でも、変更したい年分の属する年の1月1日以降、すでに変更前の金融機関のNISA口座で買付けをしていると、最短で、次の年分からの変更となります。

    つまり、NISA口座で買付けした場合、その年分について金融機関を変更することはできず、翌年分の変更のタイミングまで待たないといけないということです。

    この場合、最短で、次の年の分から変更することになります。

    金融機関の変更を考えている場合は、NISA口座で買付けをいつ行ったか、チェックしてみましょう。

    NISA口座の変更先におすすめのネット証券

    NISA口座の変更先におすすめネット証券

    【おすすめ証券会社の選定基準】以下条件を選定基準としています。
    ①手数料が安い
    ②商品の種類が多い
    ③買い物などに使える「ポイント」が貯まる
    ④注文画面などアプリが使いやすい
    ⑤運用レポートやコラムなどが充実している

    一般NISAであっても、つみたてNISAであっても、ネット証券を利用するのがおすすめです。

    なぜなら、ネット証券には、大きく以下のようなメリットがあるからです。

    ネット証券がおすすめな理由

    • 口座開設、買付け注文などの手続きが、すべてインターネットで可能
    • 手数料が安い
    • 商品の種類が多い
    • 注文画面などアプリの使い勝手が良いことが多い

    仕事の合間や、家事の間で、手軽に手続きを行うことができるネット証券は、忙しい若者世代にもぴったりです。

    ここでは、上に挙げたおすすめネット証券3社の特徴を紹介しますが、その他にも、さまざまなネット証券があります。

    証券会社選びに迷う場合は、まず「手数料」と「商品の種類」だけは必ず確認してください。

    そして、外国株式の本数や、ポイント制度など、自分のこだわりがある場合は、証券会社の詳しい特徴をチェックしましょう。

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    SBI証券のNISA口座

    ※引用元:【SBI証券】NISA口座開設|ネット証券のリーディングカンパニー

    SBI証券のNISA口座がおすすめな人

    • 手数料を抑えたい人
    • たくさんの商品の中から選びたい人
    • Tポイントを貯めている人

    SBI証券は、業界最安値水準の手数料を誇っています。

    一般NISAは、手数料がかからないノーロードという投資信託の取り扱いが2567本と豊富です(2020年7月6日現在)。

    また、外国株式は、米国、香港、韓国、ロシア、ベトナムなど、全部で9カ国の株式を取り扱っているという特徴があります。

    なお、NISA口座で扱っている海外ETFは、米国、中国、韓国となっています。

    さらに、お買い物に使えるTポイントも貯まるので、賢く投資を行いたい人にはおすすめです。

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    楽天証券

    楽天証券のNISA口座

    ※引用元:NISAで資産形成を始めるなら |楽天証券

    楽天証券のNISA口座がおすすめな人

    • 手数料を抑えたい人
    • たくさんの商品の中から選びたい
    • 楽天ポイントを貯めている人
    • コラムなどを読んで資産運用について勉強したい人

    楽天証券も、SBI証券と同様に商品種類が多く、手数料も業界最安値水準で設定されています。

    NISA口座で扱っている海外株式は、米国、中国、アセアン株式の3つ、海外ETFは、米国、中国、シンガポールの3カ国となっており、SBI証券との違いが見られます。

    また、楽天証券のつみたてNISAは、投資信託の買付けを楽天カードのクレジットカードで支払うと、楽天ポイントが貯まる点がメリットです。

    普段、楽天市場などでネットショッピングをする方は、証券会社も揃えるとお得になります。

    さらに、楽天証券には、NISAで初めて運用する人向けに「初めてガイド」が用意されていたり、投資情報メディア「トウシル」などのコラムの内容が充実しています。

    ※参照元:第1回 20~30代の資産形成のお悩み解決シリーズ テーマ:自分に合ったファンドの選び方が分からない!!

    経済の動向や、投資商品など、資産運用の勉強もしながら、NISAで投資を始めることができるでしょう。

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    マネックス証券

    マネックス証券の公式サイト

    ※引用元:始めるなら、マネックス。

    マネックス証券のNISA口座がおすすめな人

    • 米国株や中国株に投資したい人
    • Amazonでお買い物をする人

    マネックス証券は、SBI証券や楽天証券など、そのほかのネット証券と比べて、外国株式に強い点が特徴です。

    米国株は、3600銘柄以上で、中国株は、香港市場のほぼ全ての銘柄をNISA口座で取り扱っています。

    また、マネックス証券で対象の投資信託に投資を行うと、商品を保有しているだけで、マネックスポイントが貯まります。

    貯まったマネックスポイントは、Amazonギフト券などに交換が可能です。

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    NISAの口座変更に関するよくある質問

    NISA口座を変えたらどうなる?

    NISA口座を変更すると、これまで購入した商品は変更前の金融機関で管理されます。

    変更後の金融機関に商品を引き継ぐことはできません。

    既に購入済みの商品は変更前の金融機関で売却するか、非課税期間が終了するまで保有し続けるかのどちらかになります。

    そのため、NISA口座の変更後も変更前に購入した商品の売却タイミングや非課税期間の終了タイミングは確認しておきましょう。

    つみたてNISAと一般NISAは併用できる?

    つみたてNISAと一般NISAは併用することができません。

    NISA口座は1人につき1金融機関・1口座と決められています。

    ただし、2024年から始まる新NISAは現行のつみたてNISAと一般NISAを一本化したような制度のため、実質併用することができるようになります。

    NISA口座の変更のタイミングはいつがいい?

    NISA口座の変更タイミングは10月~12月がおすすめです。

    10月~12月に手続きを行うと、翌年の1月からNISA口座を変更することができるため、変更先で非課税枠を最大限活かしてNISAが利用できます。

    9月までであれば当年のNISA口座を変更することもできますが、当年中に1度でも取引をしてしまうと翌年以降の変更となってしまいます。

    非課税期間を無駄にしてしまうことを考えても、10月~12月に変更手続きを行い、翌年1月からの変更とするのが良いでしょう。

    NISA口座を変更する期間はどのくらいかかる?

    NISA口座の変更にかかる期間はおよそ2週間~3週間です。

    NISA口座の変更には、まず変更前の金融機関に変更届を提出し必要書類を受け取る必要がありますが、そこで約1週間かかります。

    次に、変更したい金融機関に口座変更に必要な書類を提出し確認が完了するまでに約1週間~2週間かかります。

    とはいえ、金融機関によって口座変更にかかる期間は異なります。

    NISA口座を変更する際は、なるべく期間に余裕を持って行うようにしましょう。

    まとめ

    一昨年は「老後2000万円問題」が注目を集め、自分の老後資金を貯めるために、資産運用を始めた方は多いのではないでしょうか。

    また、「貯蓄から投資へ」の流れに乗り、これから資産運用にチャレンジする場合、税制面で優遇措置を受けられる一般NISAやつみたてNISAは賢く利用していきたいものです。

    金融機関の変更方法や、一般NISAやつみたてNISAには、いくつかのルールや特徴があります。

    思わぬところで損をしないように、今回紹介した内容を参考にしながら、自分にぴったりな金融機関を選び、変更手続きを進めましょう。

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