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新NISA(つみたて投資枠)と定期預金はどっちがいい?違いやメリット・デメリットを比較

最終更新日:

つみたてNISAと定期預金どっちがいい?つみたてNISAがお得な理由
おすすめNISA
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バブル崩壊後、日本は長期にわたりデフレに悩み、今に至るまで本格的な景気回復には至っていません。

景気対策の一環として、日本銀行がマイナス金利導入などの金融緩和策を行った結果、民間銀行の定期預金金利は極めて低い状態が続いています。

このような状況下、銀行に預金しても、金利の獲得で資産を増やせる可能性は極めて低いでしょう。

そのため、「将来に向けてお金を増やすには、投資をする必要がある」という考えが広がりました。

そんな中、資産形成の方法の一つとして注目されているのが新NISA(つみたて投資枠)です。

本記事では、長期の資産形成の方法として、新NISA(つみたて投資枠)と定期預金を比較し、どちらを選ぶべきか説明します。

それぞれの概要やメリット・デメリットなどを解説しますので、資産形成の方法を検討する際に参考にしてください。

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新NISA(つみたて投資枠)とは?

新NISA(つみたて投資枠)とは、長期・積立・分散投資を通じた資産形成を促進するために創設された少額投資非課税制度であるつみたてNISAから、投資枠・非課税期間が拡充されたNISA制度です。

2023年(令和5年度)の税制改正大綱により、2024年(令和6年)の1月から正式に始まりました。

年間120万円の非課税投資枠が設けられ、投資期間に制限はありません。

運用できるのは、金融庁が厳選した長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託やETFに限定されています。

いずれも価格が変動する商品であるため、元本割れのリスクがあります。

新NISA(つみたて投資枠)の概要は下の表のとおりです。

新NISA(つみたて投資枠)の概要
年間投資上限額120万円
投資対象運用益が非課税
投資方法金融庁が定めた基準を満たす投資信託およびETF
運用期間積立
引き出し無制限
利用できる人18歳以上
口座開設手数料無料
口座管理手数料無料

新NISAは旧NISAとは別物の制度として扱われることから、新NISAがスタートした2024年1月1日に非課税枠がリセットされた状態になりました。

新NISAでは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つの投資枠が設けられ、2つの投資枠の併用が可能です。

これまでのつみたてNISAは、新NISAでは「つみたて投資枠」に該当し、年間投資枠が120万円、最大投資枠が1,800万円にそれぞれ拡大します。

また、非課税期間が無期限になり、売却した分の投資枠の再利用が可能になります。

運用可能な商品はこれまでのつみたてNISAと変わりません。

しかし、投資枠の拡大・再利用や非課税期間の撤廃によって、これまでのつみたてNISAよりも柔軟性の高い運用ができるようになるでしょう。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金について、おすすめの人にそれぞれ違いがあるのは、この2つが性質の異なる金融商品であることが理由です。

性質の違いとして、新NISA(つみたて投資枠)は元本割れの可能性がある金融商品である一方、定期預金は元本割れの心配がない金融商品であることが挙げられます。

元本割れのリスクがある新NISA(つみたて投資枠)と元本割れのリスクがない定期預金について、向いている人の詳細とその理由を説明します。

定期預金とは?

定期預金とは、預け入れ期間をあらかじめ決めて利用する預金であり、元本割れのリスクはありません。

預入期間は1ヶ月や3ヶ月といったごく短期間のものや、1年、3年など年単位で利用できるものもあり、長くても10年が一般的です。

定期預金には、普通預金よりも金利が高いという特徴があります。

たとえば大手都市銀行の場合、普通預金の金利は0.001%ですが、定期預金の金利は年0.002%です。

よって、普通預金と比較すると、収益性の高い預金であるといえます。

また、定期預金には金利が固定された「固定金利型」と金利が変動する「変動金利型」の2種類があります。

「固定金利型」の場合は、預け入れた日から満期を迎えるまで金利は変わりません。

一方、「変動金利型」の場合は、市場金利に連動して一定期間ごとに金利が変わります。

なお、定期預金は基本的に満期を迎えないと引き出せません。

どうしても引き出したい場合には、途中解約や一部解約をすれば可能です。

ただし、その場合は、満期まで預け入れたときよりも金利が低くなるので注意が必要です。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金はどっちを選ぶべきか?

新NISA(つみたて投資枠)がおすすめの人

・生活費など直近で使う予定の現金を確保したうえで、余剰資金がある人

・現役で働いている人

定期預金がおすすめの人

・直近から数年後までのまとまった資金の使い道が決まっている人

・一定額の予備の現金を確保しておきたい人

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金について、おすすめの人にそれぞれ違いがあるのは、この2つが性質の異なる金融商品であることが理由です。

性質の違いとして、新NISA(つみたて投資枠)は元本割れの可能性がある金融商品である一方、定期預金は元本割れの心配がない金融商品であることが挙げられます。

元本割れのリスクがある新NISA(つみたて投資枠)と元本割れのリスクがない定期預金について、向いている人の詳細とその理由を説明します。

新NISA(つみたて投資枠)がおすすめの人

新NISA(つみたて投資枠)がおすすめの人として、生活費など直近で使う予定の現金を確保したうえで、余剰資金のある人が挙げられます。

なぜなら、新NISA(つみたて投資枠)の投資対象である投資信託やETFは、元本割れする可能性があるからです。

投資信託や上場投資信託(ETF)は毎日価格が変動するため、相場の状況によっては投資元本を割り込む可能性もあります。

世界的な不況が続いた場合には、投資元本を割り込んだ状態が長期化するかもしれません。

運用中の金融商品の価格変動が生活に影響しないようにするためにも、生活費や貯金などの必要な資金を差し引き、残った余剰資金で行いましょう。

また、新NISA(つみたて投資枠)は現役で働いている人におすすめです。

働いている人は定期収入が得られるため、リスクを取りやすいというメリットがあります。

収入が安定しているため、毎月の支出を差し引いた後の余剰資金がどれくらいになるのか把握しやすい点もメリットです。

さらに、昇進や転職などによって収入が増える可能性もあり、収入が増えた場合には余剰資金を増やせる可能性があります。

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定期預金がおすすめの人

定期預金がおすすめの人として、直近から数年先までのまとまった資金の使い道が決まっている人が挙げられます。

使い道の決まった資金は減らせないため、守りの運用をしなければなりません。

ゆえに、価格変動のある金融商品を運用する新NISA(つみたて投資枠)は不向きです。

結婚、出産、進学などまとまった資金が必要になる時期が明確な場合には、その時に向けて資金を確実にキープしておける定期預金がおすすめです。

また、万が一の出費のために一定額の現金を確保しておきたい人にも向いています。

定期預金の場合、基本的に途中で引き出せません。

そのため、いつの間にか資金を使ってしまうリスクを回避できるメリットがあります。

さまざまな目的のため、まとまった現金を確実にとっておきたいという人に定期預金はおすすめです。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金の違い【5つの視点で比較】

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金はどちらも金融商品ですが、違いがあります。

たとえば、新NISA(つみたて投資枠)は将来の利益獲得を見込んで行う投資です。

一方、定期預金は将来のために現金を蓄える貯蓄であるという点に違いがあります。

また、新NISA(つみたて投資枠)は投資であるため、現金を価格変動のある投資信託やETFに換えて運用します。

定期預金はまとまった金額を確保するため、現金で運用し価格変動はありません。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金にはほかの面でも違いがあります。

具体的には以下の5つです。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金の違い
新NISA(つみたて投資枠)定期預金
0.7%〜7.2%0.002%
値動きがあり元本割れのリスクがある値動きはなくリスクが低い
年間120万円までの運用から得られる利益までが非課税利益にはすべて20.315%の税金がかかる
好きなタイミングで換金できる現金をほかの資産に交換することはない
さまざまな手数料がかかる手数料はかからない

これら5つに焦点をあてて、新NISA(つみたて投資枠)と定期預金の違いについて解説します。

1.利回り

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金の違いとして、利回りが挙げられます。

新NISA(つみたて投資枠)が運用する投資信託やETFは、国内外の株式や債券へ投資します。

一方、定期預金はまとまった現金を運用するのが特徴です。

以下は、投資信託やETFの投資対象である国内株式、外国株式、国内債券、外国債券の利回りと、定期預金の金利とを比較した表です。

資産種別期待利回り
国内債券0.7%
外国債券2.6%
国内株式5.6%
外国株式7.2%
定期預金

0.002%(※)

※三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行の金利
※参考:GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)|基本ポートフォリオの変更について 9ページ目

利回りが最も低いのは定期預金です。

上の表に記載された定期預金の金利はメガバンクとゆうちょ銀行の定期預金の金利ですが、どこも横並びで期間に関わらず一律となっています。

なお、地方銀行やネット銀行などの場合は定期預金の金利が上がり、高いものであれば0.3%程度というケースもあります。

それでも、新NISA(つみたて投資枠)で運用する金融商品の利回りには及びません。

新NISA(つみたて投資枠)で運用する金融商品の中で最も利回りが低いのは国内債券ですが、定期預金の金利と比較するとはるかに高いといえます。

定期預金には元本割れのリスクはありませんが、新NISA(つみたて投資枠)で運用する金融商品の利回りと比較すると金利は著しく低く、資産を増やすには不向きです。

一方、新NISA(つみたて投資枠)は元本割れのリスクがあるものの、いずれの金融商品も定期預金金利よりも高利回りで、資産の増加に期待できます。

2.安全性

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金は安全性にも違いがあります。

安全性とは、具体的には値動きの有無のことです。

値動きがあると、元本を上回る可能性がある一方で下回る可能性もあるため、安全性は低くなります。

反対に、値動きがなければ元本を下回ることはないため、安全性は高くなります。

すでに書いたとおり、新NISA(つみたて投資枠)で運用する投資信託やETFは、価格変動が発生する金融商品です。

運用する投資信託やETFの価格は上下するため、下落の度合いによっては購入時の価格を下回ることもあるでしょう。

一方、定期預金には新NISA(つみたて投資枠)のような値動きはありません。

満期が到来するまでの間、預け入れた金額を下回ることはなく、満期を迎えたときには金利がプラスされて戻ってきます。

以上のとおり、新NISA(つみたて投資枠)には値動きがあり、値動き次第では元本を割り込むリスクをはらんだ商品であるため、安全性は低いといえます。

定期預金は新NISA(つみたて投資枠)とは異なり値動きがないため、元本割れのリスクはなく、安全性が高い金融商品です。

値動きがある場合には元本を下回るリスクがデメリットとなる一方で、リスクをとることによって元本を上回る可能性が生じます。

値動き次第では資産を大幅に増やせる可能性がある点がメリットです。

値動きがない場合は、元本を下回るリスクがないことがメリットといえますが、リスクをとらないため、元本を上回る可能性はありません。

なお、定期預金には金利がつくため、金利が上乗せされる分、元本を若干上回ります。

しかし、新NISA(つみたて投資枠)の利回りを上回る金利は期待できず、資産を大幅に増やすことは極めて難しいといえるでしょう。

3.税の優遇

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金では、税の優遇についても違いがあります。

新NISA(つみたて投資枠)は少額投資非課税制度の一つです。

ゆえに、新NISA(つみたて投資枠)口座で購入した毎年120円までの投資信託およびETFから得られる売却益や分配益に対する20.315%の税金がかかりません。

よって、得た利益のすべてを獲得可能です。

元本割れのリスクはありますが、利益を得た時には最大限に享受できる点がメリットといえるでしょう。

一方、定期預金は新NISA(つみたて投資枠)のような税の優遇はなく、得た利子は所得の一種とみなされるため、20.315%の税金がかかります。

たとえば、1万円の利子がついた場合には2,031円の税金が引かれ、7,969円の利子が元本にプラスされます。

せっかく利子を得ても、税金分が引かれてしまう点はデメリットです。

定期預金は得られる利子が新NISA(つみたて投資枠)の利回りと比べて非常に低いため、税金がかかると、ただでさえ低い利子の受け取り額が目減りしてしまいます。

税の優遇という面においても、定期預金は利益の獲得には不向きな金融商品であるといえるでしょう。

4.換金のしやすさ

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金は、交換のしやすさにおいても違いがあります。

交換のしやすさとは流動性を指します。

流動性が高いとほかの資産に交換しやすく、流動性が低いとほかの資産に交換しにくいことが特徴です。

新NISA(つみたて投資枠)は、現金を投資信託やETFといった金融商品に交換して運用します。

運用中の投資信託やETFを現金化する場合は売却によって行い、好きなタイミングで売却可能です。

売却した場合は、売却が成立した日の2~5営業日後に現金化され、証券口座などから銀行口座に送金します。

売却にあたって特別な手続きは必要なく、証券会社などの金融機関に注文を出し、現金化されたら送金手続きを行うだけなので、さほど手間はかかりません。

よって、新NISA(つみたて投資枠)の流動性は比較的高いといえるでしょう。

定期預金の場合、新NISA(つみたて投資枠)とは違い、現金をほかの資産に交換することはありません。

普通預金口座に預け入れている現金を、定期預金口座に入金するだけです。

ただし、定期預金の場合は、基本的に満期を迎えるまで預け入れた現金を引き出せません。

途中解約や一部解約により現金を引き出せますが、その際には本人確認書類や銀行印、キャッシュカード、通帳などを用意する必要があります。

また、メガバンクや地方銀行など実店舗のある金融機関の場合、窓口に行き解約手続きを行わなければならないケースもあります。

さらに、金融機関によっては途中解約できる預金額に制限があったり、一部解約を実施していないケースもあったりするなど、現金化しづらいです。

以上のことから、定期預金の流動性は低いといえるでしょう。

5.手数料

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金は、手数料についても違いがあります。

新NISA(つみたて投資枠)は、投資信託やETFを運用するため、さまざまな手数料がかかります。

下の表は投資信託やETFにかかる主な手数料です。

投資信託やETFの銘柄によっては、手数料の一部がかからないものもあります。

販売手数料販売会社に支払う手数料(ETFの場合は株の取引手数料)
信託報酬投資信託の保有額に応じて支払う手数料
監査報酬投資信託の会計監査等にかかる費用
売買委託報酬資産の組み換え時などに発生する手数料
信託財産留保額投資信託を信託期間の途中で売却する際に発生する手数料(ETFの場合は株の取引手数料)

投資信託やETFの説明書である「目論見書」をよく読んで、かかる手数料を確認しましょう。

一方、定期預金は利用にあたって特に手数料はかかりません。

ただし、途中解約する場合に中途解約利率が適用され、満期を迎えた場合よりも低い利率で利息が計算される点に注意が必要です。

以上のように、新NISA(つみたて投資枠)にはさまざまな手数料がかかります。

定期預金は特に手数料がかからない分、新NISA(つみたて投資枠)よりもかかるコストが低いといえるでしょう。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金のメリット・デメリットを比較

ここからは、新NISA(つみたて投資枠)と定期預金のメリット・デメリットを比較していきます。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金のメリット・デメリットは以下の通りです。

新NISA(つみたて投資枠)定期預金
メリット・売却した時に税金がかからない
・長期投資向けの商品のみで構成されている
・少額投資ができる
・一定額まで元本保証される
(預金保険制度)
・手数料がかからない
デメリット・投資資金が減る可能性がある
・短期間で何倍にもなる投資ではない
・投資と比べると元本が増えにくい
・解約しないとお金を引き出せない

新NISA(つみたて投資枠)のメリット・デメリット

新NISA(つみたて投資枠)のメリットとデメリットは以下の通り

メリット

  • 売却した時に税金がかからない
  • 長期投資向けの商品のみで構成されている
  • 少額投資ができる

デメリット

  • 投資資金が減る可能性がある
  • 短期間で何倍にもなる投資ではない

新NISA(つみたて投資枠)の大きなメリットとして非課税である点が挙げられます。

年間120万円の投資枠内で行った積立投資で得た収益に対する税金が、永久的にかかりません。

したがって、売却して元本と利益を現金化した時には税金がかからず、利益を丸ごと得られる点がメリットです。

以前のつみたてNISAは非課税期間が20年間のみでしたが、新NISAになり無制限になったため、急いで年間投資枠を埋める必要は無くなりました。

また、新NISA(つみたて投資枠)は、金融庁が定めた基準を満たした長期の積立・分散に適した投資信託やETFに長期投資します。

長期的な資産形成に向いている金融商品のみに投資するため、大きな失敗のリスクが低い点もメリットの一つに挙げられます。

さらに、新NISA(つみたて投資枠)は投信積立を行うため、少額投資ができることもメリットです。

証券会社によっては100円から投資が可能であるため、資金が少ない人でも資産形成に取り組めます。

反対に、新NISA(つみたて投資枠)のデメリットとして、資金が減る可能性がある点が挙げられます。

新NISA(つみたて投資枠)は価格変動する投資信託やETFに投資するからです。

相場の状況によっては購入時の価格よりも下がる可能性があり、その場合には投資した資金が減少してしまいます。

また、新NISA(つみたて投資枠)のデメリットとして、短期間での大幅な値上がりには期待できない点が挙げられます。

なぜなら、新NISA(つみたて投資枠)で運用する金融商品は、金融庁が定めた長期の積立・分散投資に適した投資信託、ETFに限られているからです。

長期運用を前提に設計された金融商品に投資するため、株やFXとは違い、短期間で何倍にもなるような大幅な値上がりは期待できません。

定期預金のメリット・デメリット

定期預金のメリットとデメリットは下のとおりです。

メリット

  • 一定額まで元本保証される(預金保険制度)
  • 手数料がかからない

デメリット

  • 投資と比べると元本が増えにくい
  • 解約しないとお金を引き出せない

定期預金のメリットとして、預金保険制度の対象であるため、一定額まで元本が保証される点が挙げられます。

金融機関が破綻しても、預けている1,000万円までの預金元本と、破綻日までの利息を預金保険機構が保証してくれます。

なお、保証の対象となる預金元本は、普通預金なども合わせた預金額である点に注意が必要です。

定期預金は基本的に満期が到来するまでは引き出せません。

しかし、途中解約や一部解約という形であれば、銀行が破綻しない限りは任意のタイミングで引き出せることも、メリットといえるでしょう。

また、定期預金は利用にあたって、手数料がかからない点もメリットに挙げられます。

一方、定期預金は投資と比較すると元本が増えにくい点がデメリットと言えます。

定期預金の金利は極めて低いため、わずかな利益しか得られず、株や投資信託などへの投資と比較すると投資元本を増やすことは困難です。

また、普通預金のように好きなタイミングで資金を引き出せません。

満期到来前に定期預金から資金を引き出すためには、途中解約や部分解約をする必要があり、手続きを行うのに手間がかかることがデメリットといえます。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金のシミュレーション

同じ金額の資金で、新NISA(つみたて投資枠)と定期預金でそれぞれ運用した場合には、どのくらい利益に違いが出るのでしょうか。

下記の条件でシミュレーションを行いました。

新NISA(つみたて投資枠)定期預金
積立額/預金額月1万円240万円
期間20年間20年間

20年後の結果は下記のとおりです。

新NISA(つみたて投資枠)定期預金
元本240万円240万円
収益/利子88万3,000円48,000円
合計(元本+収益/利息)328万3,020円244万8,000円

※上記はあくまでシミュレーションであり、記載の利益を確約するものではありません。

新NISA(つみたて投資枠)は毎月1万円ずつ20年間積立投資を行い、定期預金は240万円を20年間預け入れたものとしてシミュレーションしています。

最終的な投資元本が同額にも関わらず新NISA(つみたて投資枠)と定期預金とで利益に差が出る理由の一つに、利回りと金利に差があることが挙げられます。

既述したとおり、新NISA(つみたて投資枠)で運用する投資信託などの金融商品の利回りに比べ、定期預金の金利は非常に低いです。

ゆえに、長期間運用した場合には、得られる利益に大きな差が生じます。

また、新NISA(つみたて投資枠)が複利で運用するのに対し、定期預金は単利で運用する点も得られる利益に差が生じる理由の一つです。

複利とは、得た利益を元本に加えてさらに運用することを指し、利益にも利益がつく複利効果に期待できます。

新NISA(つみたて投資枠)の場合、得た利益を元本に加えて運用するため、運用年数が長期化するほど得られる利益が大きくなっていきます。

一方、定期預金は利益を元本に加えず運用するため、投資元本と得られる利益は一定のまま変わりません。

さらに、新NISA(つみたて投資枠)の場合、上記の利益は非課税になるため、利益のすべてを得ることが可能です。

定期預金は利息に対し20.315%の税金がかかるため、実際に得られる利息は、3万8,249円です。

以上のとおり、同じ金額を運用した場合、新NISA(つみたて投資枠)と定期預金とでは、最終的に得られる利益に大きな差が生じることがわかります。

なお、定期預金は、商品によっては複利で運用できるものもあります。

ただし、新NISA(つみたて投資枠)とは違い、3%もの利息がつく商品は、単利・複利の違いや運用期間に関わらずありません。

よって、複利で運用しても、新NISA(つみたて投資枠)ほどの利益は得られない点に留意してください。

【投資家328人が選ぶ】新NISA(つみたて投資枠)のおすすめ証券会社はココ!

新NISA(つみたて投資枠)で資産形成を目指す場合、どの証券会社で新NISA(つみたて投資枠)口座を開設するのがいいのか悩む人もいるでしょう。

投資家に向けて実施したアンケートでは、新NISA(つみたて投資枠)口座におすすめの証券会社として下記の2社が上位を占めました。

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1.楽天証券

楽天証券は、NISA口座開設数No.1のネット証券です。

楽天カードが発行するクレジットカードを利用した投資信託のクレカ積立が利用できます。

新NISA(つみたて投資枠)口座でもクレカ積立は可能で、最大で決済額の1%がポイント還元されます。

貯めたポイントは『楽天市場』など楽天グループのサービスでも使えるので、楽天ユーザーは特にお得に利用できるでしょう。

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2.SBI証券

SBI証券では三井住友カードによるクレカ積立が可能で、Vポイントが貯められます。

また、日本株の取引や投資信託の保有などでもVポイントを貯めることが可能です。

さらに、SBI証券では「Vポイントアッププログラム」を提供しており、Vポイント投資やNISA口座における投資信託の保有資産評価額などの条件をクリアすると、対象のコンビニや飲食店での利用時に最大+2.0%のVポイントを貯めることが可能です。

三井住友カードや三井銀行を使っている人は、特にメリットを享受しやすいでしょう。

2024年からの新NISAについては、米国株式と海外ETF(米国・中国・韓国・シンガポール)の売買手数料が無料になり、初心者の方も始めやすいでしょう。

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【大手よりお得】定期預金の金利が高い銀行5選

銀行名預金額10万円預金額100万円
SBI新生銀行0.430%
あおぞら銀行BANK支店0.210%
オリックス銀行0.200%
auじぶん銀行0.10%0.050%
ソニー銀行0.025%0.025%

※1年物定期預金金利

定期預金を利用する場合、できるだけ金利の高い銀行の利用をおすすめします。

上の表は、一年物の定期預金の金利が高い銀行です。

定期預金を決める際、知名度や長年の実績を踏まえて、三菱UFJ銀行などのメガバンクやゆうちょ銀行を利用しようと考える人もいるでしょう。

しかし、メガバンクやゆうちょ銀行の定期預金金利は、既述したとおり0.002%と極めて低いため、金利獲得を目的とした運用には不向きです。

一方、ネット銀行や地方銀行などの場合、メガバンクなどの大手よりも定期預金の金利を高く設定しているところもあります。

上の表に記載された銀行も、ネット銀行が中心です。

メガバンクと比較すると知名度が低いため、財務状況などに不安を覚える人もいるかもしれません。

しかし、日本の銀行や信用金庫などの金融機関は、預金保険制度に加入しています。

預金保険制度によって、銀行ごとに1,000万円までの元本と利息等が保護されるため、心配する必要はありません。

預入額が1,000万円未満であれば、知名度や規模よりも金利を重視して銀行を選び、定期預金を利用することをおすすめします。

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金についてよくある質問

新NISA(つみたて投資枠)や定期預金の利用を検討する際に、さまざまな疑問を抱く人もいるでしょう。

ここでは、新NISA(つみたて投資枠)と定期預金に関するよくある質問と、それに対する回答の詳細を解説します。

新NISA(つみたて投資枠)を月5,000円やるのは意味ない?

新NISA(つみたて投資枠)は毎月の積立額が月5,000円であっても十分に意味があります。

なぜなら、少額でもコツコツと積み立てることによって、元本を少しずつ増やしていけるからです。

得た利益を元本に加えるため複利効果に期待でき、運用年数が長くなるほど得られる利益が大きくなる可能性があります。

よって、積立額が少ないからといって、無意味ということはありません。

また、投資初心者の場合、最初のうちは新NISA(つみたて投資枠)の投資額を少額に抑えることをおすすめします。

なぜなら、資金が大きいと、元本割れしたときに損失が大きくなるリスクがあるためです。

投資額が少額であれば、損失を小さくできます。

最初のうちは、利益の追求よりもまずは投資に慣れることに重点を置き、投資信託やETFの価格変動に早く慣れましょう。

慣れてきたら、徐々に投資額を増やすことをおすすめします。

新NISA(つみたて投資枠)は貯金いくらから始めるべき?

新NISA(つみたて投資枠)の毎月の積立額や定期預金に費やす適正金額は、人によって異なります。

なぜなら、ライフイベントや許容リスクなどに違いがあるからです。

もしもまとまった資金が手元にあり、この先予定されている出費をある程度把握しているのであれば、今のうちから定期預金を利用しましょう。

「うっかり使ってしまった」という事態を回避でき、確実に資金をキープできます。

新NISA(つみたて投資枠)の場合は、目標とする資産額と達成時の年齢を決めることが大切です。

もしも毎月貯金ができているのであれば、余剰資金の中から一定割合を新NISA(つみたて投資枠)に回し、積立投資することをおすすめします。

まとめ

新NISA(つみたて投資枠)と定期預金は、どちらも資産形成に適しているように思えるかもしれません。

しかし、利回りを考慮すると、資産形成に適しているのは新NISA(つみたて投資枠)といえます。

目標とする資産額と達成までの年数を決め、地道に続けることが肝要です。

元本割れのリスクがあるものの、長期間運用することによって、リスクを抑えられる可能性があります。

定期預金は低金利であるため、金利獲得を目的にした運用には不向きです。

ただ、資金をしっかりキープできるため、まとまった出費を予定している場合には利用をおすすめします。

その際は、できるだけ金利の高い金融機関を選びましょう。

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