横浜銀行が発行するクレジットカードの種類やメリットをわかりやすく解説!
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千葉銀行、静岡銀行と並び、 「三大地銀」の一角である横浜銀行のクレジットカードは、神奈川県に住んでいる人であれば持っておきたいカードのひとつです。
ただ、横浜銀行が発行しているクレジットカードにも色々種類があるので、どれを選んでよいかわからない人や、それぞれのメリットを知りたい人も多いのではないでしょうか?
そういった、
「横浜銀行のクレジットカードにはどんな種類があるのか知りたい」
「横浜銀行のクレジットカードのメリットを知りたい」
という人向けに、横浜銀行が発行しているクレジットカードの種類とそれぞれの特徴、メリットをまとめてみました。
横浜銀行のクレジットカードの申し込みを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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横浜銀行発行のクレジットカード一覧

横浜銀行が発行しているクレジットカードは、
- 横浜バンクカードVISA
- 横浜バンクカードマスター
- 横浜バンクカードSuica(VISA)
- 横浜バンクカードゴールド(VISA)
- 横浜バンクカードSuicaゴールド(VISA)
これらの 全部で5種類です。次の項目からはそれぞれの特徴を解説していますので、自分に合った横浜銀行のクレジットカードを見つけてみましょう。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
横浜銀行のクレジットカードは、金融機関の中では幅広く対象を募っているクレジットカードといえます。
学生さんでもアルバイトの収入が安定的である場合などに作成できるため、横浜近辺在住者にはメリットがあるといえるかもしれません。
一覧表
以下は横浜銀行で発行されている、クレジットカードとその特徴の一覧です。すべて銀行のキャッシュカードの機能が付与されている、キャッシュカード一帯型のカードです。
カード名 | 国際 ブランド | 年会費 (税込) | ポイント還元 | その他 |
横浜バンクカードVISA | VISA | 無料 | 200円で1P (=1円相当) | 満18歳~申込可 |
横浜バンクカードマスター | マスター | |||
横浜バンクカードSuica | VISA | |||
横浜バンクカードゴールド | VISA | 11,000円 | 1,000円で1P (=5円相当) | 原則満20歳~満65歳以下、 年収300万円以上、 勤続1年以上 で申込可 |
横浜バンクカードSuicaゴールド | VISA |
一般カードは「VISA」か「マスター」か選べたり、ゴールドカードで年収や勤続年数の申し込み資格を明確にしているのは、カードを選ぶ側としては嬉しいポイントですね。
それぞれのカードを簡単に解説
一覧表を見て、それぞれのカードの大体の概要はおわかりいただけたでしょうか?
ここからは、各カードの特徴を簡単に説明していきます。それぞれのカードの特徴を押さえつつ、自分にどのカードが合っているのかを考えながらみていきましょう。
横浜バンクカードVISA
横浜銀行の発行するクレジットカードの中で、もっともスタンダードなカードが「横浜バンクカードVISA」です。
以下は、横浜バンクカードVISAの基本的なスペックや特徴です。
【申込資格】
- 満18歳以上満70歳以下で安定した収入のある方
- 満18歳以上の専門学校・短期大学・大学・大学院等の学生の方
- 満18歳以上満70歳以下の主婦の方
- 満71歳以上で安定した収入等があり、ご利用を希望される方
- 年会費:無料
- 家族カード:2枚まで可能・年会費無料
- ETCカード:家族会員を含め年会費無料
- 生体認証・ICクレジット:利用可能
- 国内キャッシング:5万円または10万円
- 海外キャッシング:30万円相当額
※家族カードではキャッシングはご利用できません - 付帯特典:ショッピング保険
働いている社会人はもちろん、学生や主婦でも持つことのできるカードとなっています。
また、安定した収入等があれば満71歳以上でも申込可能なのは、カードを作りたい高齢の方にとっては嬉しいポイントですね。
横浜カードバンクカードマスター
「横浜バンクカードマスター」は「横浜バンクカードVISA」と同じ、横浜銀行のレギュラーカードです。
国際ブランドはマスターカードで、そのほかのスペックや特徴は横浜バンクカードVISAとほとんど変わりません。
横浜バンクカードSuica
「横浜バンクカードVISA」に、Suica機能が付帯したのが、「横浜バンクカードSuica」です。
横浜バンクカードSuicaには、以下のような特徴があります。
Suica機能
駅でSuicaを利用してワンタッチでスムーズに改札を通過できるようになります。
オートチャージ機能
Suica残高があらかじめ設定しておいた金額以下になると、自動的にその設定金額までチャージしてくれる機能です。
電子マネー機能
SuicaにはIC乗車券としてはもちろん、ショッピングでも使える電子マネーの機能もあります。電子マネーをチャージ(入金)するには、改札機のオートチャージ、現金でのチャージ、クレジットカードでのチャージの3つのパターンがあります。
ポイント移行機能
クレジットカードで貯まったポイントは、Suicaに移行することもできます。横浜銀行のポイントはVポイントで、1ポイントあたりSuica5円分の換算になります。
また、移行できる単位は200ポイントごとで、1回に移行できる上限額は19,800ポイントです。
また、Suica機能以外は横浜バンクカードVISAとほぼ同じスペックですが、家族カードは発行できません。
横浜バンクカードゴールド
横浜銀行のステータスカードが「横浜バンクカードゴールド」です。以下は、横浜バンクカードゴールドの基本的なスペックです。
- 申込資格:原則として満20歳以上満65歳以下で年収300万円以上、勤続年数1年以上の方
- 年会費:11,000円(税込)
※インターネットからの新規申し込みで初年度年会費が無料。1年間のショッピング利用額が100万円以上で、次年度年会費が無料。 - 家族カード:2枚まで可能(年会費:1人目無料、2人目1,100円(税込))
- ETCカード:家族会員を含め無料
- 生体認証・ICクレジット:利用可能
- 国内キャッシング:20万円
- 海外キャッシング:30万円相当額
- 付帯特典:
ショッピング保険(年間300万円)
国内・海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
国内主要空港ラウンジ利用サービス
24時間医師に相談できる「ドクターコールサービス」
VISAブランド優待サービス(空港宅配サービス、国際線クロークサービス割引など)
海外キャッシュサービス
横浜バンクカードゴールドは、学生や主婦の方、66歳以上の高齢の方は作ることができなくなっています。年収300万円以上、勤続年数1年以上と明確な基準を示しており、この基準を超える方はぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか?
また、インターネットからの申し込みなら初年度年会費無料、さらに年間100万円以上のショッピング利用で次年度年会費無料となるため、まずはサービスを体感したうえで、次年度以降の継続を考えることもできます。
ラウンジサービスやVISAブランド優待サービスなど特典が充実しているステータス性の高いカードです。
特に、海外キャッシュサービスは、海外のATMで自分の預金を現地通貨で出金できるサービスで、空港などの両替所で並ぶ手間がはぶけ、また、高額の現金を現地で持ち歩かなくても良いため、海外旅行で使えるサービスです。
海外キャッシュサービス利用手数料(110円(税込))はかかりますが、為替レートが実勢レートで換算されるのもメリットです。
横浜バンクカードSuicaゴールド
「横浜バンクカードゴールド」にSuica機能が付帯したのが「横浜バンクカードSuicaゴールド」です。
基本的なスペックや特典は横浜バンクカードゴールドと同様で、Suica機能も「横浜バンクカードSuica」と変わりません。また、横浜バンクカードSuicaと同じく、家族カードは発行できません。
日常的にSuicaを利用される人がゴールドカードを申し込むのであれば、カードの枚数を減らすことができる、こちらのカードをおすすめします。
家族カードやETCカードも発行できる
「横浜バンクカードVISA」、「横浜バンクカードマスター」、「横浜バンクカードゴールド」は、家族カードが2枚まで発行できます(※)。
※学生・主婦・未成年の方のカードでは、家族カードの申し込みはできません。
横浜バンクカードVISA、横浜バンクカードマスターは家族カードも年会費無料、横浜バンクカードゴールドの家族カードは、1人目は年会費無料、2人目は年会費1,100円(税込)となっています。
また、横浜銀行のクレジットカードはETCカードも年会費無料で発行できます。
ここまでで、横浜銀行のクレジットカードは、
- 一般カードかゴールドカードか
- 一般カードならVISAかマスターカードか
- Suica機能をつけるかどうか
で種類が分かれることがお分かりいただけたかと思います。
次の項からは、横浜銀行発行のクレジットカードの具体的なメリットについて解説していきます。
横浜銀行発行のクレジットカードの3つのメリット
横浜銀行が発行するクレジットカードには、
といった3つのメリットがあります。それぞれの内容について、少し詳しくみていきましょう。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
大きなメリットとして、ハマトクという独自サービスが挙げられる点があります。
横浜周辺の対象店舗で優待を受けられるなどその地域ならではのメリットと言えます。
また、持つならゴールドカードを目指しましょう。
横浜銀行のゴールドカードは、年会費が他のゴールドカードと比べても高くありません。
しかも、年間100万円以上利用すれば次年度の年会費が無料になりますので、まとまった買い物などを定期的に行う方にはコスパが優れているといえましょう。
銀行のキャッシュカードと一体型で、1枚でさまざまな機能を持っている
横浜銀行のクレジットカードは、
- クレジットカード
- キャッシュカード
- ローンカード
- デビットカード
という4つの機能が合わさった「一体型カード」です。
他銀行やその他の金融機関では、それぞれの機能をわけている場合もあり、カードがかさばってしまいがちですが、一体型の横浜銀行のクレジットカードだとその心配はありません。
さらに、Suica機能も付帯することができるため、1枚で5つの機能を使いこなせるとても便利なカードなのです。
なお、カードローン機能をつけるかは選択でき、20歳以上65歳以下で主婦・学生ではない方、かつ横浜銀行で他の無担保カードローンをお持ちでない方がお申し込みできます。なお、家族カードではカードローン機能は利用できません。
インターネットバンキングとあわせて契約すると、さまざまな手数料がおトクに
横浜銀行は、インターネットバンキング「〈はまぎん〉マイダイレクト」も提供していますが、横浜銀行発行のクレジットカードの契約に加え、〈はまぎん〉マイダイレクトの初回利用登録をすると、横浜銀行ATM時間外利用手数料など、3つの手数料がゼロになる「ゼロ手数料」が適用され、とてもおトクです。
- 横浜銀行ATM時間外利用手数料:無料
- コンビニ等のATM(※)利用手数料:月2回まで無料
- 〈はまぎん〉マイダイレクト他行あて振込手数料:月2回まで無料
※セブン銀行、イーネット、ローソン銀行、イオン銀行、VIEW ALTTE(ビューアルッテ)のATMが対象です。
学生や主婦、高齢者でもカードが作れる
審査の厳しい銀行や金融機関では、学生や主婦、そして高齢者の新規申込を受け付けていないところもあります。
しかし、横浜銀行の場合、一般カードは満18歳以上満70歳以下の主婦の方や専門学校・短期大学・大学・大学院等の学生の方、および満71歳以上でも安定した収入等がある方なら申し込みができます。
一般的にクレジットカードを作りにくいとされている層に対しても、幅広く門戸が開かれているのが、横浜銀行発行カードのメリットと言えるでしょう。
独自の優待サービス「ハマトク」
横浜銀行のクレジットカードには、横浜・神奈川の飲食店、商業施設でつかえる優待サービス「ハマトク」があります。
対象店舗でカードを提示、またはショッピング利用すると、おトクな優待を受けることができるので、神奈川県にお住まいの方なら必携です。
対象店舗や優待内容は、ハマトク公式サイトで確認ができます。
ゴールドカードのコスパがよく申し込み資格が明確
横浜銀行のゴールドカードは、年会費11,000円(税込)ですが、インターネットからの新規入会なら初年度年会費無料、さらに年間100万円利用で次年度の年会費無料と、コスパが抜群です。
また、横浜銀行のゴールドカードは、申し込み資格を「原則満20歳以上満65歳以下で年収300万円以上、勤続1年以上の方」としており、分かりやすい点もメリットです。
ゴールドカードについては基準を公開していないカード会社も多いので、こうした基準があると申し込むかどうかの判断もしやすいですね。
次は、使い勝手のよいデビットカード機能についても簡単に説明していきます。
横浜銀行発行カードのデビットカード機能
横浜銀行のクレジットカードやキャッシュカードにはデビットカード機能があり、「J-Debit(ジェイデビット)」加盟店であれば現金を使わなくてもスムーズにショッピングができます。
そんなJデビットの特徴やメリットについて、解説しておきます。J-Debit(ジェイデビット)
デビットカード機能とは、横浜銀行から発行されているクレジットカードやキャッシュカードに付帯している機能で、「J-Debit(ジェイデビット)加盟店」であればカード一枚でお会計ができるサービスです。
現金を持ち歩く必要がないのでお金を無くす心配もなく、口座の残高からすぐに引き落とされるので、クレジットカード機能とは違って「使いすぎて支払日に残高が足りなくなる」という心配も無用です。
「クレジットカードは使いすぎてしまう」という方は、デビットカード機能を利用してみるのもいかがでしょうか?
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
なお、デビットカード機能が付いているため、J-Debit加盟店では現金を持っていなくてもカードから支払いも可能です、
デビットカードは口座から即引き落としになりますので、使いすぎて残高不足と言うことにもなりませんので、計画的に利用されると良いでしょう。
横浜銀行をご利用の方はメリットが大きいです。
また、横浜在住者・通勤者もハマトクをうまく利用してメリットを享受しましょう。
まとめ
横浜銀行のクレジットカードは分類がシンプルで、基本的には「一般カードかゴールドカード」か、「Suicaは付帯しているかどうか」といった違いがあるぐらいです。
レギュラーカードはさまざまな層に対して幅広く門戸が開かれており、ゴールドカードは年会費に対して特典のコスパがよいカードとなっています。
また、1枚で複数の機能を使い分けることができるため、カードを多く持ちたくない人にとっても最適です。