JCB CARD W plus Lは常時ポイント2倍!メリット・デメリット・評判・口コミも紹介
最終更新日:

『イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
JCB CARD W plus Lは、JCB一般カードのなかでも入会に向いている人の特徴がはっきりとしているカード。
詳しい内容は本文で説明しますが、JCB CARD W plus Lは次のような人におすすめです。
- 年齢18〜39歳の女性
- 年会費無料でポイントが多く貯まるカードを探している人
- Amazonなどネットショップの利用が多い人
- 初めてクレジットカードを作る人
この記事では、JCB CARD W plus Lの基本スペックのほか、メリットやデメリットなども紹介します。
最後には新規入会キャンペーンも載せていますので、JCB CARD W plus Lを検討している人はぜひ最後までご覧ください。

岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト
女性向けの優待や特典を用意した独自性の高いカードです。
ポイント還元率が通常1%あるほか、パートナー店であるスターバックスで5.5%、セブン‐イレブンで2%、Amazonで2%にアップするのでお得です。(JCBプレモカードに交換時)
申込時に18歳以上39歳の年齢制限があるため対象者は限定されますが、一度カード会員になると40歳以上になっても年会費無料のまま。
これだけのスペックを揃えた大手プロパーカードが年会費無料で持ち続けられるのですから、対象者は検討してみる価値があると思います。
どこをとっても優秀なカードではありますが、しいてマイナス面をあげるとすれば、カードのオプションサービスであった女性向け保険「お守リンダ」が21年7月に新規募集を終了したことです。
「女性特定がん」「犯罪被害(ひったくり・空き巣・ストーカー)」など、プランによっては月々30円からという安価な掛金で補償が受けられる保険サービスでした。
このカードを特徴づけるサービスだっただけに惜しまれます。
▼JCBカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。
主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。
主な著書としては、
「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)
「「信用力」格差社会」(東洋経済新報社)
「信用偏差値」(文春新書)
「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)
「ドコモが銀行になる日」(PHP)
「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)
また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。
2021年からYouTubeチャンネル「岩田昭男のキャッシュレス道場」オープン。
趣味は「猫」と「キートン」
気になる内容をタップ
JCB CARD W plus Lは入会年齢18〜39歳限定のカード
JCB CARD W plus Lにはどのような特徴があるかについて、
などを整理して紹介します。
基本スペック
JCB CARD W plus Lの基本スペックは以下の通りです。
基本項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
追加カード (年会費無料) | 家族カード、ETCカード、QUICPay |
旅行傷害保険 | 海外のみ:最高2,000万円 |
ショッピングガード保険 | 海外のみ : 最高100万円 |
本カード特有の特典 | 「会員限定の豪華プレゼントが当たるチャンス」 「plus L 限定 女性疾病保険」 |
その他 | Apple PayおよびGoogle Pay設定可能 |
本カード・追加カードともに年会費無料で、維持コストをかけずに所持できる点が大きな特徴です。
また、海外に限りますが旅行傷害保険やショッピングガード保険もついているため、海外旅行時の保険を手厚くしたいと考えている人にとって嬉しい内容となっています。
本カード特有の特典は、以下の3点。
- 会員限定の豪華プレゼントが当たるチャンス
- 女性疾病保険(有料)
- plus L 限定 女性疾病保険
女性向けの特典(女性疾病保険以外は性別の制限はない)が多いため、女性にとってよりメリットが多い点も特徴のひとつです。
ポイント還元制度の内容
JCB CARD W plus Lのポイント還元制度はJCB系のクレジットカードで適用されているのと同じ「Oki Dokiポイントプログラム」です。
JCB一般カードの場合は1,000円ごとに1ポイント付与ですが、JCB CARD W plus Lの場合は1,000円ごとに2ポイントと2倍の付与率。
ポイントが貯まりやすい点は本カードの大きなメリットのひとつです。
Oki Dokiポイントプログラムでは、ポイントの交換先によってポイント還元率は大きく異なります。
おすすめは、JCBが提供しているプリペイドカード「JCBプレモカード」へのチャージ。
200ptごとに1,000円に交換できるため、ポイント還元率が1%となります。
申込条件と審査基準
JCB CARD W plus Lの申込条件は以下の通りです。
- 18歳~39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入がある人
- 高校生を除く18歳~39歳以下で学生
40歳以上は申し込みができませんが、39歳までに本カードを作成していれば、40歳以降もそのまま所持はできます。
学生以外の場合は、配偶者に安定継続収入があることが求められます。
逆に言えば、安定継続収入がある配偶者がいれば、収入のない専業主婦や専業主夫でも本カードの所持が可能です。
また、学生の場合は安定継続収入がなくても申し込みができます。
その代わり、利用限度額が10万円と低めに設定されます。
家族会員の申込条件は、生計を一にする家族(配偶者・親・子ども)で、子どもは高校生を除く18歳以上のみ申込可能です。
JCB CARD W plus Lの審査条件は公開されていません。
ただ、一般的なクレジットカードの審査基準としてよく言われている、安定継続収入で年収200万円以上、個人信用情報に問題がないことは確実にチェックされていると考えてください。
以上、JCB CARD W plus Lの基本スペックを紹介しました。
JCB CARD W plus Lのデメリット3つ
JCB CARD W plus Lのデメリットは以下の3点です。
デメリット
それぞれのデメリットについてもう少し詳しく見ていきましょう。
入会年齢に制限がある
入会年齢に制限がある点は大きなデメリットです。
40歳以上の人は、特典内容に魅力を感じても申し込めません。
40歳以上で本カードと同じような女性特有の特典を受けたい場合は「JCB LINDA」への加入がおすすめです。
国内旅行用の損害保険は付与されない
JCB CARD W plus Lの旅行損害保険とショッピングガード保険は、どちらも海外旅行限定です。
JCB一般カードは、海外だけでなく国内でも補償(利用付帯)されるので、海外旅行には行かないという人にとっては、本カードの旅行損害保険はメリットのないサービスと言えます。
男性の場合は利用できない特典がある
女性特有の疾病に対する保険は、男性では利用できません。この点は、男性にとってデメリットとなります。
ただし、会員専用の優待やプレゼントは、性別関係なく利用可能です。
ここまで、JCB CARD W plus Lのデメリットについて見てきました。
次に、JCB CARD W plus Lを選ぶメリットについて紹介します。
JCB CARD W plus Lのメリット4つ
JCB CARD W plus Lのメリットは以下の4点です。
メリット
これらのメリットについて、以降で解説します。
常時ポイント2倍、加盟店によっては10倍に
JCB CARD W plus Lを選ぶ最大のメリットは、JCB一般カードに比べてポイントが常時2倍付与される点です。
年間50万円利用した場合、本カードなら1,000ポイント、一般カードなら500ポイントと大きな差があります。
JCBプレモカードへのチャージを選択するとポイント還元率は1.0%と、他社のクレジットカードと比べても高還元率に。
JCBプレモカードへのチャージは、オンライン・オフラインの加盟店約30万店で利用でき、ポイントを無駄なく使える点が魅力です。
また、JCBオリジナルシリーズパートナーの加盟店だと、さらにポイントアップが期待できます。
スターバックスなら10倍、セブンイレブンやAmazonなら3倍のポイントが付与されますので、これらの加盟店を多く利用するならさらにお得です。
最短5分でカード番号等の発行が可能
JCB CARD W plus Lは、通常発行までは3営業日~1週間程度かかるところを、オンライン入会であれば、モバイル即時入会サービス(モバ即)(※)により、最短5分で専用アプリにカード番号等が発行されます。
※モバ即の入会条件 ① 9:00AM~8:00PMでお申し込み ②カード申し込み時に、WEBにてお支払い口座を設定 ③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
カード番号発行後は、すぐにオンラインショッピングをはじめ、Apple PayやGoogle Payに登録することで実店舗でのスマホ決済ができるので、急ぎ利用したい方にもおすすめです。
後日、1~2週間程度でプラスチックカードが郵送で届きます。
年会費・発行手数料・ETCカードも無料
JCB CARD W plus Lは、維持コストがかからない点も、選択する大きなメリットのひとつです。
本会員・家族会員ともに年会費無料、ETCカードも無料。
追加カードの発行手数料もかかりません。
クレジットカードの維持コストにもこだわりたいなら、本カードはおすすめの選択肢です。
本カード会員限定の優待やプレゼントがある
本カードを選択する大きな理由のひとつが、カード会員限定の優待やプレゼントがある点です。
優待やプレゼント内容は毎月変わります。
プレゼントは抽選ですが、旅行券や映画券などの商品券が賞品に。
優待内容は、コスメの優待など女性向けの優待もありますが、男女の別なく利用できる優待内容も多く見られます。
以上で、JCB CARD W plus Lのメリットについて解説しました。
次に、JCB CARD W plus Lのデメリットについても説明します。
女性に手厚い保険サポート(有料)
通常の疾病だけでなく、女性特有の疾病による入院や手術費用を手ごろな保険料で手厚く補償する女性疾病保険に入ることができます。
WEBだけで申し込みが完結するので多くの女性がお得感を感じている保険サポートとなっています。
次に、JCB CARD W plus LとJCB一般カード・JCB カード Wの違いについて解説します。
JCB CARD W plus LとJCB一般カード・JCB カード Wの違い
JCB CARD W plus Lと同じ一般ランクのカードにはJCB一般カードとJCB CARD Wがあります。
本カードとその他のカードにはどのような違いがあるのかを解説します。
JCB一般カードとの大きな違いはポイント還元率と入会年齢
JCB CARD W plus LとJCB一般カードとの大きな違いを簡単な表にまとめました。
JCB CARD W plus Lの優れている点 | JCB一般カードの優れている点 |
---|---|
・ポイント還元率2倍 ・年会費無料 | ・旅行傷害保険の最高額と補償範囲の広さ ・JCBスマートフォン保険付帯 |
JCB CARD W plus LとJCB一般カードとの大きな違いは、本カードのポイント還元率が一般カードの2倍であることと、入会年齢の制限のあるなしです。
JCB CARD W plus Lは常にポイントが2倍付与されるので、入会年齢の条件に当てはまるなら、JCB一般カードよりもポイントの貯まり方が早いカードです。
また、JCB CARD W plus Lは年会費無料ですが、JCB一般カードは本会員・家族会員ともに年会費が必要なことも大きな違いとなっています。
JCB一般カードの方が優れている点は旅行傷害保険の最高額が3,000万円と高く、海外・国内両方が補償対象である点です(利用付帯)。
海外旅行にほとんど行かない人にとっては、一般カードの方が付帯サービスは手厚いと言えます。
また、申込年齢に制限がない点や、JCB CARD W plus Lのように申込方法がWeb限定ではない点も、JCB一般カードを選ぶメリットです。
JCB CARD Wとの違いは女性対象の特典の多さ
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lは同じシリーズのクレジットカードで、入会年齢や申込方法などの条件はいずれも同じです。
唯一の違いは、本カード限定の特典があるかどうか。
JCB CARD W plus Lは、カード会員限定の優待や豪華プレゼントが当たる特典と、女性疾病保険(有料)があり、女性により手厚い特典内容となっています。
男性は女性特有の保険については利用できませんが、カード会員限定の優待や豪華プレゼントが当たる特典については利用可能です。
一方、女性の場合はJCB CARD W plus Lの特典すべてを利用できるため、JCB CARD Wよりも本カードの方がおすすめできます。
以上で、JCB CARD W plus LとJCB一般カード・JCB CARD Wの違いについて解説しました。
次に、これまでの内容を総合して、JCB CARD W plus Lの利用に向いている人とはどのような人か、その特徴について解説します。
JCB CARD W plus Lはこのような人におすすめ
JCB CARD W plus Lの利用に向いている人の特徴は以下の通りです。
これらの特徴について順番に説明します。
年齢18〜39歳の女性
JCB CARD W plus Lの特典を最大限活かせる人は、年齢18〜39歳の女性です。
女性特有の保険や毎月更新される特典やプレゼントなどは、どれも女性にとってより魅力のある特典となっています。
年会費無料でポイントが多く貯まるカードを探している人
年会費無料のクレジットカードの多くは、ポイント還元率が0.5%など低めに設定されています。
その中で、年会費無料なのにポイント還元率が1.0%もある本カードは、維持コストをかけずにポイントを多く貯めたい人におすすめです。
AmazonなどJCBオリジナルシリーズパートナーの利用が多い人
スターバックス(10倍)やAmazon(3倍)、セブンイレブン(3倍)など、JCBオリジナルシリーズパートナーの利用が多い人にも本カードはおすすめです。
常時2倍のポイント還元率に加えて、さらにポイントが貯まりやすくなります。
海外旅行用に初めてクレジットカードを作る大学生
本カードは、海外旅行用の旅行傷害保険やショッピングガード保険がついています。
そのため、大学生のうちに海外旅行に行っておきたい、という人にも本カードはおすすめです。
以上で、本カードの所持に向いている人の特徴について解説しました。
最後に、JCB CARD W plus Lの新規入会キャンペーンについて紹介します。
要チェック!JCB CARD W plus Lの新規入会キャンペーン
JCB CARD W plus Lの新規入会キャンペーンは以下の通りです。
これらの新規入会キャンペーンを利用して、もらえるポイントをしっかり確保しましょう。

岩田昭男 / 消費生活ジャーナリスト
すでに「JCBオリジナルシリーズ」のカードを持っている人は、別の「JCBオリジナルシリーズ」のカードを重複して保有できません。
「JCB一般カード」を持っている人が「JCB CARD W」を申し込むと、カードは自動的に切り替えられますが、新規入会キャンペーンの対象にはなりません。
まとめ
JCB CARD W plus Lは、30代までの若い世代、特に女性にとって所持しやすいクレジットカードです。
年会費無料と維持コストがかからず、ポイント還元率は1%あり、海外旅行用の損害保険も充実している点はJCB CARD Wと同じです(※)。
※ 利用付帯。JCB CARD Wで事前に、「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金をお支払いいただいた場合、海外旅行傷害保険が適用されます。
それだけでなく、女性特有の疾病保険や損害保険、毎月変わる特典やプレゼントなど、本カード特有の特典はとても魅力的。
海外旅行に行くためにクレジットカード作成を検討している人や、新社会人になって新しくクレジットカードを作りたい女性は、ぜひ選択肢のひとつとしてご検討ください。
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。
JCB CARD W plus Lの評判
「JCB CARD W plus L」の評判としては、まずは見た目にかわいいデザインが高評価を受けているようです。
さらに、このカードの特長でもある充実した女性向け保険サービスも好評です。
一方で、年齢制限やWEB入会限定といった申込条件をもっと緩めてほしいという意見もあがっています。
ユーザーから好評な点
- カードデザインが可愛い。女性特定がん限定手術保険に加入できる(33歳男性/自営業)
- デザインがかわいい(36歳女性/保育士)
ユーザーが気になっている点
- 39歳以下でWEB入会限定なので、条件をもっと緩めても良いと思う(33歳男性/自営業)