新社会人で必要なものは?必需品、準備するべきことやおすすめのクレジットカード
最終更新日:

『イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
この春から社会人になるにあたり、入社準備はバッチリでしょうか。
「そろそろ準備に取りかかりたいけど、何が必要なのか分からない」
「入社後に足りないものがあったらどうしよう」
と不安になる人は多いと思います。
この記事では、下記カテゴリ別に新社会人として用意したいものをまとめています。
不足がないか一度チェックしてみましょう。
また、当サイトはクレジットカードの専門サイトですので、新社会人のみなさんにおすすめのクレジットカードも紹介します。
お金をかしこく使える社会人になるためにも、あわせてチェックしてみてくださいね。

深野康彦 / ファイナンシャルプランナー
【専門家の解説】
若い人ほどキャッシュレス化が進んでいるものの、基本、給与は銀行振り込みになります。
振込口座は勤務先から指定がない場合、自分自身の生活圏や勤務先の通勤圏にATMがたくさんある銀行を選ぶと便利なはずです。
コンビニで現金を引き出すケースも多いでしょうから、引出手数料がかからないかも給与振込口座を決めるポイントになります。
クレジットカードに関しては、海外でも使える国際ブランドのカードを1枚作っておくとよいでしょう。
新社会人は、信用力が高くはありませんから、審査の観点から若年層向けのクレジットカードを作りましょう。
使用して履歴ができ信用力が高まったらワンランク上のクレジットカードに変えられるとよいはずです。
複数枚保有するより、1枚のカードを使いこなす方が後々のラックアップでも有利になります。
このためクレジットカード選びでは年会費のほか、ポイントの還元率や付帯サービスなどを比較した上で自分にあったものを選ぶようにしましょう。
新社会人には準備するものがたくさんありますが、初めから多額の収入を得られるわけではないので、揃えるものに優先順位をつけて徐々に準備を行っていきましょう。
クレジットカード選びでは、自分のライフスタイルとポイントプログラムや付帯サービスの比較対照を忘れずに行いましょう。
どのクレジットカードを選べば良いか迷っている人へ
専門家監修の評価方法をもとにイーデスクレカ編集部でクレジットカードを徹底的に評価しました!
63枚のクレジットカードのなかで一番おすすめは?上位にランクインしたカードをチェックする
クレジットカード会社やブランドに迷っている人はぜひ参考に!
ファイナンシャルプランナー / 有限会社ファイナンシャルリサーチ
監修者 深野康彦さん
1962年生まれ。大学卒業後、クレジット会社を経て独立系FP会社に入社。FP業界歴33年(2021年4月現在)を誇る。
金融資産運用設計を研鑽して1996年に独立。現在の有限会社ファイナンシャルリサーチは2006年に設立(起業2社目)。
さまざまなメディアやセミナーを通じて、資産運用のほか、住宅ローンや生命保険、あるいは税金や年金などのお金周り全般についての相談業務や啓蒙を幅広く行っている。
日本経済新聞夕刊「投信番付」のほか連載多数。新聞・マネー雑誌、経済誌などへの執筆・取材協力を行いながら、テレビ、ラジオにも多数出演している。また、オールアバウトではマネープランクリニックを担当しているほか、さまざまな分野のガイドを行っている。
■主な書籍
お金がみるみる貯まる「家計そうじ術」入門
気になる内容をタップ
新社会人として必要なもの
学生から社会人になると生活が一変するため、揃えておくべきものがたくさんあります。
入社までに揃えておいたほうがいいもの、入社後で構わないものにわけてチェックしておくと、スムーズに準備をすることができます。
この章では、項目ごとに必要なものをご紹介していきます。
社会人としての身だしなみを整えるもの
社会人になると身だしなみに気を配ることは必要不可欠です。
身だしなみを整えるために必要なアイテムには下記のようなものがあります。
スーツ | 職場の服装規定にもよりますが、少なくとも1着は必要です。制服・作業服などの支給がない場合は、2~3着準備しておくのがいいでしょう |
---|---|
ハンカチ | スーツのポケットに入るハンカチを5枚程度(1週間分)は用意しておきましょう。 |
腕時計 | 華美でない時計を用意しましょう。 |
ビジネス用の靴 | ひとまず1足用意しましょう。就職活動で使用していたものでも問題ありません。配属が決まってから使用状況に合わせてもう何足か用意しましょう。 |
ビジネス用の靴下 | 1週間分を目安に用意しておきましょう。 |
財布 | スーツのポケットに収まるものを用意しましょう。 |
歯ブラシ | 相手に不快な思いをさせないためのエチケット品として必要です。 |
エチケットブラシ | スーツを清潔に保つために必要です。 |
身だしなみを整えるためには、最低限このようなアイテムが必要です。
ビジネスのサポートアイテム
ビジネスをスムーズに進めるために、このようなサポートアイテムを用意しておくのがおすすめです。
文房具 | ペン・ノート・メモ帳などが必需品です。ペンは3色ボールペン・蛍光ペンなどがあると便利です。 |
---|---|
ペンケース | 革や布のシンプルなものを用意しましょう。 |
印鑑 | 銀行印として使えるものと、インクがにじみ出るタイプ(シャチハタ)を一つずつ用意しましょう。会社から支給される場合もあります。 |
名刺入れ | 革製のものがおすすめです。 |
パスケース | 通勤の必需品です。 |
クレジットカード | 急いでいるときも支払いの時短につながります。 おすすめのカードはコチラで紹介しています。 |
給与口座 | まとまったお金が入るようになるので、口座は必須です。 おすすめはコチラの口座です。 |
いずれも、ビジネスをスムーズに進めるために必要なものばかりです。
新入社員研修で使用する会社もあるため、入社前に揃えておきましょう。
もしものときのために必要なもの
毎日のように必要なものではありませんが、社会人になると必ず必要な場面があるものがこちらです。
略礼服・数珠 | 略礼服とは、冠婚葬祭で着用できる服装のことです。特に葬式は入社してすぐ、ということも考えられます。 会社で葬式の準備を手伝うこともあるため、略礼服は必要です。 |
---|---|
折りたたみ傘 | 濡れたまま取引先に行くといい印象を与えません。時には大切な書類を運ぶこともあります。急な雨への備えは社会人として必要です。 |
これらのアイテムは、いざという時にすぐに対応できるよう、持っておきたい必須アイテムです。
男性の新社会人が必要なもの
男性の新社会人ならではの必須アイテムはこちらです。
ズボンプレッサー | スーツで座ることが多いと特に膝周りがシワになりやすいです。毎日洗えるものではないため、ズボンプレッサーでのケアは必須です。 |
---|---|
ワイシャツ | 替えのワイシャツが5枚程度(1週間分)あると便利です。 |
ネクタイ | 派手すぎないものをスーツに合わせて3本程度用意しておくと便利です。スーツが同じでもネクタイを変えることで違う印象を与えてくれます。 |
ネクタイハンガー | ネクタイをきれいにしまうために必要です。 |
携帯髭剃り | 清潔な印象を保つために人によっては必須アイテムになります。 |
学生時代は毎日ラフな服装で過ごしていた男性でも、毎日清潔感ある服装で働くために、このようなアイテムが必要になります。
女性の新社会人が必要なもの
女性の新社会人ならではの必須アイテムにはこのようなものがあります。
携帯用ミラー | 外出先で身だしなみを整えるのに必要です。 |
---|---|
ストッキング | 毎日履くものの他に、万が一破れてしまった時の替えとして携帯が必要です。 |
メイクセット | 落ち着いた色の、携帯しやすいパレットがおすすめです。 |
サブバッグ | ランチやお使いなどで財布・スマホ・化粧品などが入る大きさのものがあると便利です。 |
女性社会人の必須アイテムは、男性より身の回りの小さなものが多いのが特徴です。
いずれも必須アイテムなので、入社前に揃えておきましょう。
用意が入社後でかまわないもの
準備するのが入社後でも大丈夫なアイテムもあります。
バッグ | とりあえずは就職活動で使用していたものを使えば問題ありません。職務の内容や配属先に合わせて後から買い替えるのがおすすめです。 |
---|---|
ベルト | ひとまず就職活動で使用していたもので問題ありません。スーツに合わせて少しずつ増やすのがおすすめです。 |
手帳 | 配属先によって、どのような手帳が使いやすいかが異なります。配属先が決まってからでも遅くありません。 |
タンブラー・マグカップ | 毎日ペットボトルや缶コーヒーを購入するとかなりの出費になります。職場の環境に合わせて購入するのがいいでしょう。 |
これらのアイテムは、入社後に用意したほうが、より使い勝手がいいものを選びやすいため、用意は入社後で問題ありません。
こちらでご紹介してきたように、新社会人になるときはたくさんのアイテムを準備する必要があります。
何がどのくらい必要で、いつ購入するべきなのかを見極めた上で準備するとスムーズです。
次の章では、新社会人に必要不可欠な銀行口座について解説していきます。
給与口座の設定に必要なこと
新社会人になって毎月の給与を受け取るために、口座の準備が必要です。
現在持っている銀行口座に振り込んでもらえると便利ですが、会社によって指定されていることもあります。
どの銀行で給与を受け取るか指定されていない場合は、普段利用する頻度の高い銀行や、普段利用する駅前にATMがある銀行で給与を受け取るのが便利です。
特に、
- 大都市:メガバンク、地方銀行
- 地方都市:地方銀行
などが便利です。
新生活が始まってからではなかなか銀行口座を作るのが難しい場合が多いので、事前に準備しておくことが必要です。
会社の指定の口座を確認しておく
会社によっては、給与口座が指定されている場合があるため、事前に確認が必要です。
例えば、勤務先が銀行である場合や、会社が融資を受けている場合などの事情で、給与口座が指定されていることもあるからです。
指定されている場合は、入社後に口座を一斉に作ることもあるため、事前に作る必要があるのかを会社に確認しておくと不要な手間がかからなくなります。
貯蓄用に別口座をつくっておくとおすすめ
貯蓄用の口座を別に作っておくと便利なのでおすすめです。
普段利用するメインバンクにお金を集約してしまうと、なかなか貯金をしづらい場合が多いです。
お金の出入りが少ない口座を作っておくことで貯金しやすくなるため、将来のために貯金を考えている人におすすめの方法です。
給与受け取りでお得になる銀行も
就職先の会社から給与受取口座を指定されていない場合は、給与受取に設定することでサービスを受けられる銀行があります。
優遇内容には、
- ATM利用手数料無料
- 振込手数料優遇
などがあります。
例えば、メガバンクでは、下記のようなサービスを提供している銀行があります。
三井住友銀行 | ATM時間外手数料無料 コンビニATM時間外手数料・ATM利用手数料 月3回まで無料 SMBCダイレクトでの本支店あて振込手数料無料 |
---|---|
みずほ銀行 | みずほ銀行・イオン銀行ATM時間外手数料無料 コンビニATM時間外手数料やATM利用手数料 月4回まで無料 みずほ本支店あて振込手数料無料 |
このように、給与受取口座に設定することで、日々の利用がお得になる銀行もあります。
特にATM利用手数料が無料になるのはメリットが大きいです。
会社から口座を指定されていない限りは、生活圏にATMのある銀行の中で、メリットが大きい銀行を選ぶのがおすすめです。
次の章では、新社会人に必要なものをチェックリストでご紹介します。
必要なものチェックリスト
ここまで紹介してきた、新社会人に必要なアイテムをチェックリストでまとめました。
身だしなみを整えるもの | ビジネスのサポートアイテム | 男性の新社会人が必要なもの | もしものとき | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
スーツ | 文房具 | ズボンプレッサー | 略礼服・数珠 | ||||
ハンカチ | ペンケース | ワイシャツ | 折りたたみ傘 | ||||
腕時計 | 印鑑 | ネクタイ | |||||
ビジネス用の靴 | 名刺入れ | ネクタイハンガー | |||||
ビジネス用の靴下 | パスケース | 携帯髭剃り | |||||
財布 | クレジットカード | ||||||
歯ブラシ | 給与口座 | ||||||
エチケットブラシ | 女性の新社会人が必要なもの | 用意が入社後でかまわないもの | 銀行口座 | ||||
携帯用ミラー | ベルト | 給与振込口座 | |||||
ストッキング | 手帳 | 貯蓄口座 | |||||
メイクセット | タンブラー・マグカップ | ||||||
サブバッグ |
購入した物はチェックをつけて使用すると便利です。
次の章では、新社会人におすすめのクレジットカードをご紹介していきます。
持っていて恥ずかしくない!新社会人におすすめのクレジットカード5選
チェックリストの中で、クレジットカードはぜひ持っておきたいアイテムの1つとしてご紹介しました。
支払いのスマートさだけではなく、貯めたポイントを生活費に充てられるなど、クレジットカードを持つことは節約にもつながります。
ここではその中でも特に「新社会人」の方だからこそおすすめしたい、
の5枚をご紹介します。
39歳以下限定!JCB CARD W
JCB CARD Wは、JCBが発行するオリジナルシリーズの中でも、39歳以下を対象(※)にしたカードです。
※ 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。
このカードの特徴は、年会費永年無料にもかかわらず、とにかく還元率が高くザクザクポイントがたまるコスパの良さ!
カード決済時も、券面にカード番号を記載していないナンバーレス仕様により、第三者から盗み見される心配もなく安心です。
年会費 | 年会費 | 無料 |
---|---|---|
2年目以降 | 無料 | |
ポイント | 1.0%~5.5%(※) (JCBカード Sの2倍付与) | |
JCB優待店で さらに高還元 | Amazonやセブンイレブンで利用すると4倍 スターバックスでなんと11倍の還元を受けることが可能 |
※ 最大還元率はJCB PREMOもしくはnanacoポイントに交換した場合。
本カードだけでなく、ETCカードの発行・年会費も無料なので車に乗る機会の多い方は1枚持っておくといいでしょう。
卒業後も年会費がずっと無料!ライフカード「学生専用」
ライフカード「学生専用」は、満18歳以上~満25歳以下の学生を対象にしたカード(※)です。
※2022年4月1日より、成人年齢の引き下げに伴い、18歳・19歳の方は親の同意なしでクレジットカードを申し込めるようになりました。
年会費は在学中だけでなく卒業後もずっと無料なので、社会人になる前に初めて作るカードとしておすすめです。
学生にとって非常に魅力的なライフカードですが、なんと、誕生日月はポイントが3倍になります。
そのため、通常利用での還元率0.5%ですが、誕生日月の還元率は1.5%にまで跳ね上がります。
以下の例を参考にしてみてください。
年間利用額 | 100万円 |
---|---|
通常利用(還元率0.5%) | 5,000円 |
誕生日月利用(還元率1.5%) | 15,000円 |
上記の表より、年間に100万円利用したとすると、通常利用と誕生日月利用との差額は10,000円にもなり大変お得です。
学生である今のうちに、たくさん利用してポイントを貯めておくのも一つの手ですね。
18歳以上は作れる!楽天カード
楽天カードも同じように高校生を除く18歳以上であれば作れるクレジットカードです。
ポイント2倍になるエネオスのような楽天ポイント加盟店や、ポイントが最大3倍になる楽天市場などの利用でポイントが貯まりやすいのが特徴です。
基本のポイント還元率も1%と比較的高く年会費も無料、作りやすい傾向にあると言われているため、ポイントが貯まりやすいクレジットカードを持ってみたい新社会人におすすめのクレジットカードです。
満25歳まで年会費無料!セゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンカードが発行しているアメリカン・エキスプレスブランドのクレジットカードです。
サービスに定評のあるアメリカン・エキスプレスの提供するサービスを一部利用可能になります。
代表的なサービスに下記のようなものがあります。
- 国内主要国際空港からの手荷物宅配無料
- 旅行傷害保険3,000万円
- ショッピング保険
ポイント還元率は0.5%と普通ですが、サービスが充実しています。
例えば今後海外旅行や海外出張にいく場合でも、旅行保険や手荷物宅配無料の特典が重宝します。
クレジットカードの優れたサービスをまずは使ってみたい新社会人におすすめのクレジットカードです。
このように、新社会人の年齢限定でお得な年会費やサービスを提供しているクレジットカードがいくつかあります。
住んでいる地域や生活スタイル、考え方によってどのカードがメリットが大きいかが異なるので、自身に何が合うかを見極めた上でクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回の記事では、新社会人が準備するべき物と、おすすめのクレジットカードについて解説してきました。ポイントをおさらいします。
- 必要なもののチェックリストを作って活用すると準備がスムーズ
- 給与振込口座を用意するときは、会社で指定がないかどうかを確認する
- 貯蓄用の口座があると貯金しやすい
- 銀行によっては給与受取口座にすることでATM利用手数料などの優遇が受けられる
- 新社会人の年齢対象に年会費やポイントなどでお得なサービスを提供しているクレジットカードがいくつかある
新社会人になるまでには、たくさんの準備が必要です。なかには準備を忘れると入社早々恥をかいてしまうようなものもあります。
こちらでご紹介したようなチェックリストを活用するなどして、新生活の準備をスムーズに進めましょう。
クレジットカードも社会人として持っていると便利なアイテムなので、準備の一環として作るといいでしょう。
また、新社会人になるにあたって引っ越しをする!という方は以下の記事もぜひ参考にしてみて下さい。
通勤手段の用意はお済みですか?通勤におすすめの自転車はこちら
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。