DCカードが発行するカードはおすすめ?ポイントやおすすめカードを解説
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過去にカッパとたぬきのTVCMでおなじみだったDCカードですが、DCカードとは具体的にどんなクレジットカードなのかを知りたい、という方も多いのではないでしょうか。
またDCカードを持ったら、どんなメリットや特典があるのかも気になるところです。
今回の記事では、DCカードに関心のある皆さんのために、DCカードのお得なメリットや特典の詳しい内容はもちろん、デメリットや注意点についても徹底解説します。
それをもとに、自分が本当にDCカードを作ってもよいかどうかの判断材料にしてくださいね。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
DCカードにはさまざまな提携カードもあり、特典も複数あります。
是非ご自身にとって使い勝手の良いDCカードを選ばれると良いでしょう。

伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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おすすめのDCカード
まずは、DCカードの中でも特におすすめしたい3種類のカードをご紹介します。
- DCカードJizile(ジザイル)
- DCカード(一般カード)
- DCゴールドカード
これらのカードは総合的に見れば持っているとお得なカードですが、その利用頻度やライフスタイルなどによりおすすめ度がかなり違ってきます。
そこで、この項ではそれぞれのカードの持つ特徴、年会費、ポイント還元率などを中心に解説します。それをお読みの上でよりご自分に合うカードはどちらであるかについて判断してください。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
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【専門家の解説】
DCカードを保有したいとお考えの方は、まずは一般カードを選択しましょう。
もちろん、年会費を払ってでもステータス重視でいきたい方は、最初からゴールドカードを目指すのもありです。
お得度を重視したい方は、年会費と特典、還元率の違いを確認しましょう。
年会費に見合ったポイントを受け取れそうか、特典はご自身にとって魅力かどうかといった点を比較していくことが大切です。
DCカード Jizile(ジザイル)
DCカードJizileはリボ払い専用クレジットカードです。ここではまず、リボ払いとはどのようなものか?というところから説明していきます。
リボ払いとは、利用前にあらかじめ設定した一定の利用金額に年率15%のリボ払い手数料を加えた金額を毎月支払う方法です。
リボ払いでは、事前に決めておいた一定金額を毎月払い続けるのが基本です。ただこの方式だと 高額の買い物をした場合は支払い期間が長くなり、その分手数料も多く払わなければなりません。
そこで、お金に余裕がある月は設定金額を上げておくと支払い完了までの期間が短縮でき、その分手数料を抑えることができます。
DCカードJizileは支払い金額を5,000円から設定できますが、 設定金額は毎月変更することができます。また、 臨時収入など急にお金が入ったときはコンビニや銀行のATMで追加払いをすることも可能です。
そうすれば手数料をできるだけ下げることができますね。
年会費やポイント還元率
DCカードJizileの年会費やポイント還元率などの基本情報は次の通りです。
- 年会費:無料
- ポイント還元率:1.5%
主な付帯サービス
- 海外旅行保険最高1,000万円自動付帯
- 入会特典として7,000円の三菱UFJニコスギフトカード贈呈(条件あり)
- DCハッピープレゼント(ポイントプログラム)
- ハローデスク(海外サポートデスク)
- DCWebサービス
- 不正利用補償
- 「ショッピングセイバー」(ショッピング保険)
このように、DCカードJizileはポイントだけでなく全体的にお得感が高いカードだといえます。
このような人はDCカード Jizile(ジザイル)がおすすめ
DCカードJizileは、毎月の支払のたびに手数料がかかりますが、日常的にカードで支払う習慣がついている方にとっては毎月のカード支払い計画が立てやすいというメリットがあります。また、ポイントをコンスタントに貯めたい方にもおすすめできます。
ただし、無計画で利用すればどんどん支払い期間が延び、その分手数料もかかるということはお忘れなく。
ご利用は計画的に行い、多めに利用金額を支払える時は支払い金額の上限を上げるなどして、手数料を最小限に抑える工夫をしながら上手に利用しましょう。
DCカード(一般カード)
DCカード(一般カード)は、スタンダードクラスのクレジットカードで、主に以下の機能やサービスを備えています。
- DCハッピープレゼント
- ハローデスク
- DCWebサービス
- 不正利用補償
また、申込資格は「18歳以上で安定した収入がある人」であるため、サラリーマンなど毎月一定の収入ある人ならほぼ問題なく作れます。
年会費やポイント還元率
次は、DCカード(一般カード)の年会費やポイント還元率について見ていきましょう。
年会費:1,375円(税込) ※1年目および「楽Pay(リボ払い)」利用で年会費無料
ポイント還元率:0.5%
DCカード(一般カード)の年会費は税込1,375円ですが、それはこのランクのクレジットカードとしては一般的な金額です。
また、ポイント還元率は0.5%とこれもまた一般的なクレジットカードと変わりません。
ですが、DCカードには、「DCハッピープレゼント」というちょっとお得なポイントサービスがあります。それについてはのちほど詳しく説明します。
このような人はDCカード(一般カード)がおすすめ
ここまで、DCカード(一般カード)の概要について説明してきました。では、このカードがおすすめなのはどのような方でしょうか。
結論から言えば、DCカード(一般カード)を一番おすすめしたいのは新社会人です。特に初めてクレジットカードを作るという方にはこのカードが最適です。
理由は以下の3つです。
- 銀行系カードは審査が厳しいがその分社会的信用度が高い
- 18歳以上の安定した収入があれば審査に通りやすい
- クレジットカードとして十分な機能を過不足なく備えている
特に、2の「社会的信用度の高さ」は注目すべき点です。なぜなら、利用実績を増やしながらよいクレヒスを積むことにより、住宅ローンなどの多額の融資を受けやすいという大きなメリットがあるからです。
そのような理由から、DCカード(一般カード)は新社会人に最適なカードといえます。
DCゴールドカード
DCゴールドカードはゴールドカードの中で最も審査基準が厳しいことで知られています。その分付帯されているサービスの充実度が高く、ステータスカードとして十分なクオリティを誇っています。
DCゴールドカードは、前述のDCカード(一般カード)の機能やサービスに加え、主に次のサービスが付帯されています。
- 最高5,000万円補償の海外・国内旅行傷害保険自動付帯(条件あり)
- 日額最高5,000円補償の国内旅行傷害保険(要電話申込)
- 空港ラウンジサービス
特に旅行傷害保険については、国内、海外ともに最高5,000万円の補償があるほか、国内旅行中の入院や通院への補償もプラスされて大変充実したものとなっています。これは他のゴールドカードと比べてもかなり手厚い補償です。
そのことから、DCゴールドカードは総合的に見るとかなり優れたカードだといえます。
年会費やポイント還元率
ステータスカードとして申し分のないDCゴールドカードですが、その年会費やポイント還元率がどのようになっているか気になるところです。ここではそれらの情報やポイントシステムについて簡単に触れておきます。
- 年会費:11,000円 (税込) ※年会費優遇あり
- ポイント還元率:0.5%
DCゴールドカードの年会費は少し高めです。また、ポイント還元率も一般的なクレジットカードと同じレベルです。けれども、そのサービス度の充実度を考えると年会費の金額はリーズナブルなものだといえます。
こんな方はDCゴールドカードがおすすめ
DCゴールドカードはステータスカードという位置付けとなるため、ある程度のキャリアと収入、他のDCカード等の利用実績があり、そろそろステータスカードにランクアップしたいという方に最もおすすめのカードです。その申込資格は次のようになっています。
30歳以上で一定以上の安定した収入があり、勤続年数または営業年数(自営の場合)が5年以上
DCゴールドカードの審査では、その審査基準がこれまでご紹介してきたカードよりさらにハードルが高くなっています。けれども、その分カード所有者の社会的信用度もさらに高くなります。そのことから、DCゴールドカードは、国内外を問わず所有する人の社会的信用を証明する、大変価値の高いカードだといえるでしょう。
同じ三菱UFJニコス発行の三菱UFJカード ゴールドもおすすめ
前述の通り、DCゴールドカードが社会的信用度の高いカードですが、もう少し年会費が安ければ、と思う方も多いでしょう。そんな皆さんには「三菱UFJカード ゴールド」がおすすめです。
MUJGカードの申込資格は18歳以上で本人または配偶者に安定した収入がある方となっており、年会費は2,095円(税込)とかなりお手頃です。
各種サービスやポイントプログラムはDCカードとは別になっていますが、最高2,000万円の国内外旅行傷害保険が付帯されるなど、コストの割にクオリティの高いカードだといえます。
この項では、DCカードの中でも最もポピュラーな3つのカードの概要やサービス内容、おすすめしたい方などについて説明してきました。次は、DCカードのポイントプログラムである「DCハッピープレゼント」について説明します。
DCカードのポイントプログラム
DCカードには「DCハッピープレゼント」という、ポイントプログラムがあります。
- DCハッピープレゼントの概要
- 交換できる商品によるお得度の違い
- キャッシュバックにおすすめの三菱UFJカード VIASOカード
ここでは以上の3点をもとに詳しく説明していきます。
DCハッピープレゼント
DCハッピープレゼントは、DCカード独自のポイントプログラムです。貯まったポイントを次の4つの商品に交換できます。
- キャッシュバック(ポイント還元率0.4%)
- DCカードのポイントを、Ponta、nanaco、Tポイントなど、各種提携先のポイントに移行
- アマゾンギフト券、日用品、各種チケット等の商品と交換
- 47都道府県名産品のクーポンと交換
次では、どの商品を交換するとよりお得であるかについて説明します。
交換商品によってお得度が変わる
DCハッピープレゼントは、その交換商品(移行ポイント)によりお得度が変わってきます。
たとえば、キャッシュバックでのポイント還元率は0.4%です。基本のポイント還元率より0.1%下がるため、あまりお得なポイント交換方法とはいえません。
また、電化製品などの商品と交換する場合、ものによってはディスカウントストアなどに行ったほうが安い場合もあります。そのことも頭に入れた上で商品を選ぶ必要があります。その点、最もお得にポイントを活用できるのは、各種提携先のポイントに移行する方法でしょう。
ポイントプレゼントでは提携先ポイントをいくつかピックアップし、期間限定でポイント増量キャンペーンを行っています。
もし、お手持ちのポイントカードがキャンペーン期間中なら、その時にDCカードのポイントをそちらのポイントに交換すれば大変お得です。
キャッシュバックなら三菱UFJカード VIASOカードがおすすめ
DCポイントプレゼントには、ポイントを翌月の支払いに使えるキャッシュバックがあると説明しました。
けれども、ポイントをキャッシュバックに利用したい方にもっとおすすめしたいカードがあります。それは、同じ三菱UFJニコスが発行する「三菱UFJカード VIASOカード」です。
三菱UFJカード VIASOカードは、キャッシュバック時のポイント還元率が0.5%で、DCカードと違いポイント還元率が下がりません。もし貯まったポイントは全てキャッシュバックに使いたいという考えがある場合は、最初からDCカードではなくこの三菱UFJカード VIASOカードを選ぶことをおすすめします。
この項では、DCカードの「ポイントプレゼント」にある4種類のポイント活用法の概要や最もお得な活用法に加え、三菱UFJカード VIASOカードについてもご紹介しました。次項では、DCカードと提携しているカードの種類とその概要について説明します。
DCカードの提携カード
前項ではプロパーのDCカードをご紹介しましたが、ここではDCカードの主な提携カードをご紹介します。
- TEPCOカード(一般/ゴールド)
- DC Honda Cカード(一般/ゴールド)
- JRADCカード(一般)
ここからは、各カードの概要について簡単に説明します。
TEPCOカード(一般)
TEPCOカード(一般)は東京電力との提携カードです。カードの年間利用金額、TEPCO年間取引額、電気料金プランに応じた5つの会員ランク(ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド)があり、電気料金のカード払いのポイントが最大基本ポイントの5倍(ポイント還元率2.5%)になります。
また、貯まったポイントはnanacoなどの提携ポイントやデパート商品券などと交換することもできます。
東京電力を利用している方ならこのTEPCOカード(一般)を最大限に利用し、お得にポイントを貯めていくことをおすすめします。
TEPCOカード(ゴールド)
TEPCOカード(ゴールド)はTEPCOカード(一般)と同じく東京電力との提携カードですが、大きく違うのは、利用金額等にかかわらず電気料金支払い分のポイントが5倍となるだけでなく、通常の利用でつくポイントも2倍となる点です。
また、最高5,000万円補償の旅行傷害保険や最高300万円のショッピング保険など、前述のDCゴールドカードと同ランクの手厚い補償があるほか、空港ラウンジサービスも付帯されています。
DC Honda Cカード
DC Honda Cカードは、Hondaとの提携カードで、プリペイド型電子マネーEdy(エディ)が搭載されています。カード利用で貯まったポイントは5年間有効の「Hondaキャッシュポイント」となります。ポイントはEdyまたは現金振込という形で還元され、Honda販売会社やEdy加盟店などで使えます。
また、カード会員はHondaグループ会社の優待や割引が受けられるほか、Honda Cカード クラブオフの利用で、全国の提携宿泊施設などが優遇価格で利用できます。
DC Honda Cカード(ゴールド)
DC Honda Cカード(ゴールド)は、DC Honda Cカードと基本的な付帯サービスはほぼ同じですが、最高5,000万円の海外、国内旅行傷害保険がプラスアルファで付帯されます。Hondaカーユーザー必携のゴールドカードです。
JRA DC CARD(一般カード)
JRA DC CARD(一般カード)はJRA(日本中央競馬会)との提携カードです。実に11種類ものカードデザインの中からお好きな1枚を選べます。
このカードを持っていると、競馬場の指定席をインターネットで簡単に予約できます。また、カード利用でポイント還元率1%(10ポイント1円)となるほか、カード会員が競馬場の指定席をインターネットで購入すると、来場時に最大4%(40ポイント)のポイントがつきます。まさに競馬ファンのためのクレジットカードだといえるでしょう。
この項ではDCカードの提携カードのサービス内容などについてお話ししました。東京電力、Honda、JRAなどの各提携先を利用する方にはとてもお得なカードとなっていますので、是非検討してみてください。
最後に、DCカードの解約方法について説明します。
DCカードの解約方法

最後に、DCカードの解約方法についての説明を行います。
- 退会申請方法と流れ
- 公共料金などの支払い変更手続きも同時に行う
上記の2つのポイントをもとに解説方法を解説していきます。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
なお、もし退会したいといった場合には、コールセンターに連絡することで簡単に退会できます。
その際に、公共料金など毎月の支払いに充てている場合には、支払い変更の手続きを行っておく必要がある点を忘れないでください。
退会の申請方法と流れ
DCカードを解約したい場合、コールセンターに電話して退会の手続きを取る事ができます。自動音声での退会手続きとなりますので、音声ガイダンスに従って操作を行いましょう。
電話をかける際は手元に解約予定のカードを用意し、音声ガイドの指示に従って必要な番号等を入力していきます。電話番号はしっかりと確認し、掛けまちがいのないようにしましょう。
公共料金などの支払い変更手続きも同時に行う
DCカードの解約方法については説明した通りですが、一つ注意すべき点があります。公共料金などの月々の支払い変更手続きについては、電力会社など全ての関係企業等に連絡を入れ、別途で支払い方法変更の手続きをとらなければなりません。
それを忘れると請求書が郵送され、手数料も加算した金額を支払うことになるので注意しましょう。
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【専門家の解説】
DCカードは他のカードと比較しても、銀行系カードであるゆえ、ステータスのあるカードといって過言ではありません。
流通系カードなどと比較すると、やや審査は厳しくなる可能性があるものの、特段問題なければ一般カードは作成できると思います。
是非チャレンジしてみてください。
まとめ
今回の記事では、DCカードについて以下のポイントから解説しました。
- DCカードJizileはポイント還元率がよいがリボ払い手数料がかかる
- DCカード(一般カード)とDCゴールドカードは審査基準が厳しいが信用度は高い
- DCカードの「ポイントプレゼント」には4種類のポイント交換方法がある
- DCカードには東京電力、Honda、JRAなどとの提携カードがある
- DCカードの解約は電話1本でできるが、公共料金の支払い変更手続きは別途で行う必要がある
銀行系カードであるDCカードは社会的信用を証明するという点では申し分のないカードです。あとは今回の記事を参考に、DCカードを作るメリットなどを考えながら検討してみてください。