転職して何がしたいかわからない20代必見!仕事の探し方や適性診断ツール紹介
最終更新日:
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「転職したいけど、何がしたいかわからない」と悩む20代は少なくありません。
方向性が不明確なまま転職に踏み切ってしまう人は多いですが、何がしたいかわからない状態で転職するのは危険です。
入社後に後悔してしまったり、転職を繰り返すリスクがあるので「やりたい仕事」は明確にしておきましょう。
何がしたいかわからず悩んでいる場合は、まず原因を把握して自分に必要な対策を知ることから始めてみてください。
転職して何がしたいかわからない原因と対策
原因 | 必要な対策 |
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どのような職業があるのかわかっていない |
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自分の適性や志向性を理解していない |
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職業に対するイメージが漠然としている |
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「自分には無理」と思い込んでいる |
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何がしたいかわからないなら「転職エージェント」に相談してみよう
転職して何がしたいかわからないなら、転職エージェントに相談してみることも手段のひとつです。
- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、転職支援実績が豊富なエージェント。
求人紹介や選考対策など幅広いサポートを提供しており、キャリア相談にも対応してくれます。
親身にヒアリングをして転職の方向性をアドバイスしてくれるため、「何がしたいかわからない」という漠然とした悩みを解決する糸口になるかもしれません。
転職するかどうか決まっていない場合も利用できるので、ぜひ気軽に相談してみてください。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約480,000件 |
非公開求人数 | 約230,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年11月時点)
特定社会保険労務士・元 労働局職員 / 社会保険労務士法人岡佳伸事務所
監修者岡 佳伸さん
大手人材派遣会社、自動車部品メーカーなどで人事労務を担当した後に、厚生労働省管轄下 労働局の職員(ハローワーク勤務・厚生労働事務官)としてキャリア支援や雇用保険給付業務、助成金関連業務に携わる。
現在は特定社会保険労務士(社会保険労務士法人岡佳伸事務所 代表)・キャリアコンサルタント・1級ファイナンシャル・プランニング技能士として活躍中。
各種実務講演会講師および社会保険・労務関連記事執筆・監修、TV出演、新聞記事取材などの実績多数。
▼セミナー・講演・研修実績
東京商工会議所主催「トラブルにならない採用・問題社員・雇用調整対策セミナー」
東京商工会議所主催「令和4年度改正点を反映!雇用関係助成金セミナー」
公益社団法人東京ビルメンテナンス協会主催「「副業・兼業の最新ガイドラインとトラブル事例」
▼取材・メディア掲載
日経新聞、読売新聞、女性セブン等に取材記事掲載。
NHK「あさイチ」2020年12月21日、2021年3月10日にTVスタジオ出演。報道内容の監修も実施。
▼労務に関する解説DVD
正社員・無期転換をどうする?キャリアアップ助成金と65歳超雇用推進助成金の申請実務
よくある質問・疑問にお答えします! 雇用調整助成金実務解説Q&A
すぐにわかる 両立支援等助成金の申請の仕方と実務上の留意点
新型コロナウイルス感染症対応 休業支援金・給付金実務解説Q&A
気になる内容をタップ
【注意】何がしたいかわからない状態の転職は危険
「転職して何がしたいかわからない」と悩む人は、20代に限らず少なくありません。
実際に、コーチングサービス「ポジウィルキャリア」が社会人に対して行った調査を見ても、「夢中になれる仕事がわからない」と悩んでいる人が多いことがわかります。
- (引用元
- ポジウィルキャリア)
自分にどのような仕事が合っているのかわからず悩む人は多いので、悲観的になる必要はありません。
しかし、現状に不満があるからといって、何がしたいかわからない状態で転職するのは非常に危険です。
何がしたいかわからない状態で転職するリスク
- 業務内容にミスマッチを感じてしまう
- 転職先でも同じような悩みを抱えてしまう
- 転職したことを後悔してしまう
- 転職を繰り返してしまう
したいことが曖昧なまま転職すると、短期離職を繰り返して職歴が傷ついてしまう可能性もあります。
現状に不満があり、転職を考えているのであれば方向性を明確にしてから行動を起こすことが大切です。
やりたいことがないなら現職を続けることも選択肢のひとつ
転職して何がしたいかわからないのであれば、やりたい仕事が定まるまで現職に留まることも選択肢のひとつです。
ポテンシャルのある20代は比較的転職しやすく、30代までは異業種・異職種の転職にも挑戦しやすいです。
そのため、現在の年齢が20代前半~半ばであれば焦る必要はないでしょう。
「転職すべきかどうか迷ってしまう……」という場合は、以下の記事を参考にしてください。
社労士 岡さん
厚生労働省は「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」を開設しています。
これは、労働市場の「見える化」を目指していて、動画コンテンツを含む約500の職業の解説、求められる知識やスキルなどの「数値データ」を盛り込んだ、総合的な職業情報を提供しています。
利用者は、適職診断や職業情報などで自分に最適な職業の選択ができ、さらに、その職に就くために必要な「学び」は何かを知ることもできます。
何が自分のしたい仕事か分からなくなった時に是非活用してください。
転職して何がしたいかわからない20代の特徴と必要な対策
転職して何がしたいかわからない20代には共通する特徴が見受けられます。
ここでは、よくある4つの特徴を解説するので「自分に当てはまるかも……」と感じる項目をチェックしてみてください。
転職して何がしたいかわからない20代の特徴
社労士 岡さん
職業経験が少ない20代は、自身の経験だけでは適職がわからずに多くの方が悩んでいます。
そこで、厚生労働省やハローワーク、転職エージェントや転職サイトなどが提供している「自己診断ツール」を活用したり、「キャリアコンサルティング」を受けたりすることで自己を見つめ直してみましょう。
特徴1.どのような職業があるのかわかっていない
世の中にどのような職業があるのか知らなければ、必然的に興味・関心の幅が狭くなってしまいます。
「業界研究・職種研究は学生時代に行った」という人も多いと思いますが、就職活動の際はどうしても出身学部に関する仕事ばかりに注目してしまいがちです。
20代は異業種・異職種にも転職しやすい年代なので、出身学部に関わらずいろいろな職業の情報に触れてみましょう。
時代の変化に伴い新しい職業もどんどん増えているので、挑戦したいと思えることが見つかるかもしれません。
職業を知るための具体的な方法については記事中盤で解説しているので、「詳しい対策を確認する」からジャンプしてご確認ください。
特徴2.自分の適性や志向性を理解していない
自分の適性や志向性を理解していないと、何にやりがいを見出し何をおもしろいと感じるのか見当をつけることができません。
世の中には数多の職業があるため、転職の際にはある程度ジャンルを絞って求人を探す必要があります。
しかし「自分にどんな仕事が合っているのか」「どういった価値観で働きたいのか」を把握していなければ、求人をざっくり絞り込むことも難しいです。
大量の求人をチェックしても自分に向いているかどうか判断できず、何がしたいかわからない状態に陥ってしまうでしょう。
そのため、自分の適性や志向性を理解していない方は「自己分析」を行うことから始めましょう。
自己分析のやり方については記事中盤で解説しているので、「詳しい対策を確認する」からジャンプしてご確認ください。
特徴3.職業に対するイメージが漠然としている
いろいろな職業を知っていたとしても、イメージが漠然としていると「やりたい」とは思えないものです。
たとえば、営業職に対するイメージが「ものを売る仕事」だけでは、面白みを感じにくいと思います。
また、具体的な業務を知らなければ自分に向いているかどうか判断しづらいため、挑戦しようという気持ちもわきにくいでしょう。
職業に対するイメージが漠然としている場合は、実際に募集されている求人をチェックしてみるのがおすすめです。
求人によっては社員の声が掲載されていることもあり、仕事のやりがいや面白みを知れる場合もあります。
求人チェックにおすすめのサービスは、記事中盤で解説しているので「詳しい対策を確認する」からジャンプしてご確認ください。
特徴4.「自分には無理」と思い込んでいる
「自分には無理」「自分にはできない」と思い込んでいると、仕事への興味・関心が薄れてしまいがちです。
自己否定感が強いと物事に対する意欲が低くなりやすく、仕事や転職に関しての挑戦心も低下してしまうためです。
ポテンシャルがある20代は新しい仕事にも挑戦しやすい年代なので、「自分には無理」と思い込んで転職の選択肢を狭めてしまうのは非常にもったいないです。
自己否定感が強い人は自分を実際より低く評価していることが多いため、まずは一度第三者の客観的な意見を聞いてみることをおすすめします。
「リクルートエージェント」などの転職エージェントでは丁寧なヒアリングを行い、求職者の長所や強みを活かせる仕事を提案してくれるので、ぜひ一度相談してみるとよいでしょう。
ヒアリングの具体的な内容などは記事中盤で解説しているので、「詳しい対策を確認する」からジャンプしてご確認ください。
「転職してしたいこと」を明確にする4つの方法
「転職してしたいこと」を明確にするためには、自分自身や世の中の仕事について深く知ることが大切です。
ここではすぐに試せる4つの方法を解説するので、ぜひ実践してみてください。
「転職してしたいこと」を明確にする4つの方法
方法1.さまざまな職業の情報に触れる
世の中にどのような仕事があるのか知らない場合は、まずいろいろな職業の情報に触れてみましょう。
仕事内容・年収・やりがいなどを知れば、自然と興味が持てる職業が見つかる可能性があります。
以下にさまざまな職業のことを知れるサイト・書籍をまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
職業を知るために役立つサイト・書籍
サイト・書籍名 | 説明 |
---|---|
【Webサイト】 職種図鑑|マイナビエージェント |
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【Webサイト】 job tag(職業情報提供サイト)|厚生労働省 |
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【書籍】 決定版 日本の給料&職業図鑑|給料BANK (著) |
|
また、気になる職業が見つかった場合は「doda」などの転職サービスで求人を確認してみましょう。
実際に募集されている求人の情報をみると、より働き方のイメージがわきやすくなります。
転職サービスの適職診断を受けてみよう
「気になる職業はあるけど、自分に合うのかわからない」という場合は、適職診断を受けてみるのがおすすめです。
「doda」や「マイナビ転職」では、簡単な質問に答えるだけで適職を診断してくれるツールを提供しているので、ぜひ登録して試してみてください。
方法2.自己分析を行う
したい仕事や実現したいことを見つけるためには、自己分析が欠かせません。
自己分析とは「自分のことを掘り下げて長所や短所、物事への価値観を整理すること」です。
自己分析を行って自分の強みや仕事に求める価値観を把握できれば、挑戦したいと思える仕事が見つかる可能性があります。
なお、代表的な自己分析の方法としてはおもに以下が挙げられます。
自己分析の方法
方法 | 詳細 |
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過去の経験から分析する |
|
モチベーショングラフを作成する |
|
マインドマップを作成する |
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自己分析の詳しいやり方については「自己分析の簡単なやり方|転職を成功に導くおすすめの方法を紹介|リクルートエージェント」など、さまざまな転職サービスで公開されているのでぜひ確認してみてください。
手軽に自己分析したいなら「グッドポイント診断」がおすすめ
自己分析するのが大変に感じる場合は、リクナビNEXTが提供している「グッドポイント診断」を受けてみるのがおすすめです。
- (引用元
- グッドポイント診断)
「グッドポイント診断」は、約30分間で行える自己分析ツール。
簡単な質問に答えていくことで、18種類のなかからあなたの強みを5つ診断してくれます。
- (引用元
- リクナビNEXT)
1から自分で行うよりも手軽に自己分析できるので、ぜひ試してみてください。
より深くまで分析したい場合は……
より深くまで自己分析したい場合は、コーチングを受けてみることも手段のひとつです。
コーチングについて詳しくは、記事後半をご覧ください。
方法3.実際の求人を確認する
仕事に対するイメージが曖昧ならば、実際の求人を確認してみましょう。
求人票には具体的な業務内容・労働条件・やりがいなどが記載されているので、働くイメージがわき「挑戦してみたい」と思える仕事が見つかる可能性があります。
実際に、求人サイト「エン転職」の会員に対して行われたアンケート調査をみても「転職サイトでやりたい仕事を見つけた」と回答している人は多いです。
- (引用元
- エン人事のミカタ)
なお、求人をチェックする際には「doda」の利用がおすすめです。
dodaの一部求人には社員レポートや取材レポートが記載されており、仕事のやりがいや厳しさを知ることができます。
- (引用元
- doda|2024年2月時点)
転職フェアに参加してみよう
大手人材紹介会社「マイナビ」は、全国各地で転職フェアを開催しています。
転職フェアでは企業で働く社員から直接話を聞くことができるので、ぜひ参加してみてください。
方法4.転職エージェントに相談してみる
方法1~3を試してもしたいことが見つからなかったり、自分にできることがわからない場合は転職エージェントに相談してみましょう。
「転職エージェント=求人を紹介してもらうところ」というイメージがあるかもしれませんが、エージェントは相談だけの利用も可能です。
登録後はアドバイザーとの面談が行われ、今の悩みや問題をヒアリングしてくれます。
「転職してしたいことがない」「自分に合う仕事がわからない」といった漠然とした悩みにもプロの視点からアドバイスをくれるので、ぜひ気軽に相談してみてください。
なお、面談では以下のようなことをヒアリングされるのであらかじめまとめておくとスムーズです。
面談時のおもなヒアリング内容
- 転職意思(迷っている・前向きに考えているなど)
- 職務経歴
- 転職を考えた理由やきっかけ
- 現在抱えている悩みや問題
- 働き方などの希望条件
社労士 岡さん
自分自身を見つめなおして、能力・職歴・経験などから、強み・弱みを把握すことは重要ですが、誰の助けも借りずに行うのは難しいものです。
そこで、転職エージェントやハローワークなどに所属しているキャリアコンサルタントからキャリアカウンセリングを受けることが重要になってきます。
次の章では、数あるエージェントのなかでも20代におすすめのサービスを厳選して紹介します。
転職を考えている20代におすすめのエージェント
「転職したいけど何がしたいかわからない」なら、一度転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
転職エージェントではキャリア相談にのってもらえることはもちろん、転職すると決まった場合は選考対策などもフォローしてもらえます。
転職を迷っている段階でも利用できるので、気軽に相談して転職市場を深く知るアドバイザーの意見を聞くことから始めてみてください。
ここからは、数あるエージェントのなかでも20代におすすめの転職サービスを紹介します。
20代におすすめの転職エージェント
サービス名 | 特徴 |
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リクルートエージェント |
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マイナビエージェント |
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doda |
|
ブックマーク機能を活用しよう
気になる求人があった場合はすべてブックマークしておき、後から見直してみましょう。
ブックマークした求人に共通するポイントがあれば、おのずと転職に求めるものや方向性が見えてきます。
リクルートエージェント|業界トップクラスの求人数
- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、業界トップクラスの求人数を保有する転職エージェント。
業種・職種問わず幅広い案件を保有しているので、転職の選択肢を広げることができます。
また、豊富な転職支援実績があり、これまでの支援で培ってきたノウハウを活かしてサポートしてくれることも特徴です。
面談ではアドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、アドバイスをしてくれるので転職初心者の方も安心です。
知名度も高く信頼感のあるエージェントなので、エージェントを選びに迷った場合は優先的に登録することをおすすめします。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約480,000件 |
非公開求人数 | 約230,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業: 13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:24年11月時点)
マイナビエージェント|20代の転職に強い
- (引用元
- マイナビエージェント)
「マイナビエージェント」は、若手の転職に強みを持つエージェント。
第二新卒歓迎の求人も充実しており、アドバイザーが個々の希望と経験にマッチする案件を提案してくれます。
また、マイナビエージェントは職種・業種に特化した転職支援も得意としており、以下のような専用ページも設けられています。
職種・業種別の専用ページ
アドバイザーは各職種・業種に精通しているので、興味のある分野がある方はぜひ利用してみてください。
マイナビエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年11月時点)
doda|転職サイトとしても使える
- (引用元
- doda)
「doda」は転職エージェントと転職サイト、両方の機能を兼ね備えているサービス。
アドバイザーから手厚いサポートを受けられるのはもちろん、エージェントサービスを付けずに自分で求人を探して直接応募することも可能です。
臨機応変に使い分けられるので「ひとまず求人だけチェックしたい」「必要なときだけサポートしてほしい」という方におすすめです。
また、dodaでは第二新卒向けの求人も豊富に扱っており、公式サイトには「第二新卒歓迎の求人特集ページ」が設けられています。
未経験から挑戦できる20代向け求人も充実しているので、ぜひ確認してみてください。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年11月時点)
エージェントサービスに登録で非公開求人を確認!
20代におすすめの転職エージェントをさらにチェックしたい方は、以下の記事をご覧ください。
参考にしたい!20代の仕事・転職事情
「自分以外の20代はどのような仕事に就いているのか」「どのような理由で転職しているのか」気になる方も多いと思います。
ここでは20代の仕事・転職事情をまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
20代の仕事・転職事情
社労士 岡さん
厚生労働省では、正社員就職を目指すおおむね35歳未満が無料で活用できる「わかものハローワーク 」を全国に設けています。
就職支援ナビゲーター(キャリアコンサルタント有資格者や企業の人事経験者)が、マンツーマンで就職活動をサポートしてくれます。
また、職業相談やキャリアコンサルティングだけではなく、職業紹介や企業への紹介状の発行、キャリアシートなど応募書類の作成支援、さらに就活全般に役立つ無料セミナーなど、多彩なサービスを無料で受けられます。
ぜひ、上手に活用しましょう。
20代の就業職種で多いのは「事務」「技術職」
転職エージェント「ハタラクティブ」が行った調査によると、20代の正社員が就業している職種で多いのは事務職・技術職となっています。
- (引用元
- ハタラクティブ)
土日休みかつ残業が少ない傾向にある「事務」は、結婚や出産を考えている女性に人気の職種です。
また、ITエンジニアなどの「技術職」は手に職がつく仕事であり、スキルアップによる昇給が狙いやすい職種といえます。
そのほか、コミュニケーション能力を活かせる「営業」や、人手不足で需要が高い「医療・介護・福祉」の仕事に就いている人も多いようです。
エンジニアの仕事に興味がある方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
20代後半は仕事に興味を持てず転職する人も多い
転職理由は人によってさまざまですが、20代後半では仕事に興味を持てず離職する人も多く見受けられます。
実際に、厚生労働省が行った雇用動向調査の結果を見ても「仕事の内容に興味を持てなかった」という理由で離職した人は多いです。
転職入職者が前職を辞めた理由別割合(個人理由)
理由 | 割合 |
---|---|
その他の個人的理由 | 20.7% |
給料等収入が少なかった | 14.8% |
仕事の内容に興味を持てなかった | 10.1% |
会社の将来が不安だった | 9.5% |
労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 7.2% |
職場の人間関係が好ましくなかった | 6.3% |
能力・個性・資格を生かせなかった | 4.7% |
結婚 | 3.3% |
介護・看護 | 0.7% |
出産・育児 | 0.2% |
(参考元:令和3年雇用動向調査結果の概況 P17)
また、年代別にみると「仕事の内容に興味を持てなかった」という理由で転職する人は、20代後半と30代前半に多い傾向にあります。
20代後半~30代前半は徐々に業務に慣れ、仕事と自分について深く考えることが多くなる時期です。
そのため、仕事がつまらなく感じたり、自分に合っていないと感じて転職を決意する人も少なくありません。
「今の仕事がつまらなくて辞めたいけど、転職して何をしたいかわからない」と悩んでいる場合は、自分の興味・関心から知ることから始めましょう。
20代は異業種・異職種にも転職しやすい
ポテンシャルがある20代は、30~40代と比べると異業種・異職種に転職しやすい年代です。
実際に株式会社リクルートが行った調査をみると、20代は「異業種×異職種」に転職している人も多いことがわかります。
- (引用元
- 株式会社リクルート)
30代になると異業種・異職種への転職難易度は高まるため、未経験の仕事に挑戦したい場合は20代のうちに行動を起こすことをおすすめします。
より深く自己分析したいなら「キャリアコーチング」を受けるのもおすすめ
自己分析は自分でも行えますが、質を高めたいならば「キャリアコーチング」を受けてみるのがおすすめです。
キャリアコーチングは、相談者が自分の理想とするキャリアに向かって自発的に行動できるようサポートしてくれるサービスです。
キャリアコーチングのおもなサポート
- 悩みや問題のヒアリング
- 自己分析のサポート
- キャリア設計・問題解決へのサポート
相談者の悩み解決や自己実現を目的としているキャリアコーチングでは、自己分析を深くまで行ったうえでキャリア設計をサポートしてくれます。
コーチとマンツーマンのセッションを経て、自分の「答え」や「気づき」を得られることがキャリアコーチングを受ける大きなメリットといえるでしょう。
以下の2社は数あるキャリアコーチングのなかでも20代におすすめのサービスなので、ぜひ利用を検討してみてください。
20代におすすめのコーチングサービス
サービス名 | 特徴 |
---|---|
キャリドラ |
|
ポジウィルキャリア |
|
転職エージェントとキャリアコーチングの違い
転職エージェントとキャリアコーチングには以下のような違いがあります。
キャリアコーチング | 転職エージェント | |
---|---|---|
目的 | 相談者の自己実現 | 転職 |
料金 | 有料 | 無料 |
求人紹介 | 基本的になし | あり |
相談内容 | キャリアや働き方についてなど 幅広く対応 | おもに転職・キャリアに関する内容 |
キャリアコーチングでは基本的に求人紹介を受けられません。
そのため、転職を検討しているのであれば「リクルートエージェント」などのエージェントも併用することをおすすめします。
20代の転職に関するQ&A
最後に、20代の転職に関するQ&Aをまとめました。
20代の転職に関するQ&A
20代後半から別の仕事を始めることは可能?
回答
20代後半はポテンシャル採用を狙える年代であるため、異業種・異職種などまったく別の仕事を始めることも可能です。
ただし、30代になるとポテンシャル採用の可能性は低くなります。
経験やスキルではなく将来を見込んで採用する「ポテンシャル採用」の対象となるのは、多くの場合20代までです。
30代になるとポテンシャル採用を狙うのは難しくなるため、別の仕事を始めるのであれば20代のうちに挑戦することをおすすめします。
20代が転職先を比較検討する際のポイントは?
回答
20代が転職先を比較検討する際は、以下のポイントに着目しましょう。
- 給与・休暇・福利厚生などの労働条件
- 具体的な業務内容
- 社風
- 月の平均残業時間
- 昇給・評価制度
- キャリアアップ・教育体制
- 会社の将来性
転職経験が浅い20代は給与や業務内容ばかりに注目してしまいがちですが、求人票や企業サイトからは見えない部分まで確認することが大切です。
とくに社風は求人票から読み取りにくい部分なので、エージェントから情報提供してもらったり、企業の口コミサイトを活用して情報収集しましょう。
企業研究には「転職会議」の利用がおすすめ
20代でふらふらしているのはやばい?
回答
20代でふらふらしていることに危機感を持っているのであれば、早めに行動を起こすのがおすすめです。
仕事やライフスタイルの価値観は人それぞれなので、一概に「20代でふらふらしているのはやばい」とはいえません。
しかし、自分自身が「やばい」と感じているのであれば、現状を変えるための行動を起こしたほうがよいでしょう。
仕事が続かず悩んでいたり、正社員の仕事が見つからない場合は転職エージェントに相談してみることも手段のひとつです。
「ハタラクティブ」は正社員経験がない人の就職支援にも対応しているので、ぜひ相談してみてください。
何がしたいかわからなくて疲れてしまった時の対処法は?
回答
何がしたいかわからなくて疲れてしまった時は、以下のような対処をしてみてください。
- 期間を決めて考えるのを中断する
- 友人や転職エージェントに話を聞いてもらう
一人で悶々と考え込むと余計に疲れてしまうので、いったん考えるのをやめて気持ちをリセットしてみましょう。
黙っていると悩んでしまう場合は、友人と出かけたり趣味に没頭するのがおすすめです。
気持ちがクリアになると、自然と悩みの糸口が見えてくることも多いです。
また、自分ひとりで対処するのが難しい場合は、信頼のおける友人や転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。
「リクルートエージェント」などのエージェントでは、転職を迷っている段階でも相談にのってもらえるので、ぜひ利用してみてください。
まとめ
転職して何がしたいかわからないと悩んでいる場合は、まず原因を把握して自分に必要な対策を知ることから始めましょう。
転職して何がしたいかわからない原因と対策
原因 | 必要な対策 |
---|---|
どのような職業があるのかわかっていない |
|
自分の適性や志向性を理解していない |
|
職業に対するイメージが漠然としている |
|
「自分には無理」と思い込んでいる |
|
また、悩みが漠然としていたり、第三者のサポートが必要な場合は「転職エージェント」に相談してみることをおすすめします。
エージェントは転職を迷っている状態でも利用することができ、アドバイザーから客観的なアドバイスをもらえます。
以下のエージェントは20代の転職を手厚く支援しているので、転職して何がしたいかわからないと悩んでいる方はぜひ相談してみてください。
20代におすすめの転職エージェント
サービス名 | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント |
|
マイナビエージェント |
|
doda |
|
社労士 岡さん
現在、20代の早期離職が話題になっています。採用コストをかけている企業にとっては、早期離職は確かに痛手です。
しかし、個人にとって今後長い職業生活を送る中で、適職ではなく働くことに悩みや苦痛を感じる職場に居続けることは大きな損失になります。
キャリアコンサルタントなど第三者に相談しながら上手く適職を探っていきましょう。
社労士 岡さん
厚生労働省では、さまざまな職業を検索して仕事の内容を多角的に把握できる職業情報提供サイト を提供しています。以下はサイト紹介文の引用です。
「職業情報提供サイト(日本版O-NET)(愛称:job tag(じょぶたぐ))(※)は、「ジョブ」(職業、仕事)、「タスク」(仕事の内容を細かく分解したもの、作業)、「スキル」(仕事をするのに必要な技術・技能)等の観点から職業情報を「見える化」し、求職者等の就職活動や企業の採用活動等を支援するWebサイトです。」
自己診断ツールやキャリアシート作成支援ツールも掲載されていますので、適職や仕事探しに迷った時に活用しましょう。