20代未経験から転職を成功させる方法!若手の転職市場を専門家が解説
最終更新日:
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「20代の転職は、他の世代よりも成功しづらい?」
「転職したいけど、20代後半だから難しい?」
20代で転職したいと思っても、本当に転職してもいいのか迷って勇気が出ないという人もいます。
この記事では、20代の転職でよくある悩みと解決策を解説します。
転職で迷ったときに相談できるサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
転職に迷ったらまずは転職エージェントに相談しよう
20代で転職を成功させるためには、自己分析・企業研究・求人探し・面接対策・日程調整など、やるべきことはたくさんあります。
これだけの作業を仕事をしながら一人でこなすのは、なかなかハードです。
忙しい中で転職を成功させるには、転職のプロである転職エージェントに相談するのがよいでしょう。
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キャリアカウンセラー / 株式会社キャリエーラ
監修者藤井佐和子さん
JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、EQGA公認EQトレーナー、大阪商工会議所主催 メンタルヘルス・マネジメント取得などの資格を保有するキャリアアドバイザー・ダイバーシティコンサルタント。
株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)にて8年間勤務。その後独立し、個人向けキャリアカウンセリングやダイバーシティの研修・講演を手掛ける株式会社キャリエーラを立ち上げ、フリーのコンサルタントとして延べ17,000人以上のキャリアカウンセリング。大学の非常勤講師としてキャリア教育や就職指導を行うほか、数多くの企業・幅広い業界で年間200日以上の講演、キャリアセミナーを実施。
▼著書
藤井佐和子さんの著者ページ
受かる人はここが違う!履歴書・職務経歴書 採用される書き方
受かる人はここが違う!転職面接 採用を勝ち取る技術
どんな職場でも求められる人になるためにいますぐはじめる47のこと
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産休・育休中の不安がスーッと解消される がんばりすぎないお仕事復帰BOOK
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日経woman連載
企業・個人を豊かにするキャリアデザインの考え方
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女性管理職のスキルアップ講座(東京都産業労働局)2022年10月18日
女性リーダー育成のステップ(ダイバーシティ研究会)2021年6月18日
リケジョ100人 サンデーモーニング女子会 特別講演「女性がキャリアを築くためにいますぐ絶対にやっておくべき3つのこと」 2018年7月1日
管理職向けセミナー ~女性社員が働き続けやすい職場づくりのカギ~
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20代で転職を検討している人の転職理由とは?
転職を考える理由は人それぞれですが、20代の転職者の多くは、主に「労働条件が悪い」「給与が少ない」「人間関係が悪い」の3つの理由で前職を辞めていることがわかっています。
ここでは、20代前半と20代後半にわけて、それぞれの転職理由を見ていきましょう。
20代前半の転職理由
20代前半の転職理由は、男女ともに同じ傾向にあります。
下記は令和3年の雇用調査動向調査の結果から、20代前半の転職理由をまとめたものです。
性別 | 転職理由 |
---|---|
20代前半・男性 |
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20代前半・女性 |
|
転職を決断している20代前半は「労働条件をよくしたい」「人間関係のよい職場で働きたい」「収入をアップさせたい」という思いが強いことがわかります。
現状を変えたいならば、まず今の会社で解決できる方法を吟味し、難しいと判断する場合は転職活動に踏み出すことをおすすめします。
しかし、職場での不満が今の会社で解消できるかどうかを、自分で判断するのは難しいこともあるでしょう。
このまま転職に踏み切って本当によいのだろうかと悩んでいる人は、「doda」などの転職エージェントなどに相談してみることもおすすめです。
転職のプロの目線から本当に転職すべきか客観的に判断してもらえるため、転職後に「やっぱりやめておけばよかった…」という後悔を防げる可能性も高いです。
20代後半の転職理由
20代後半の転職理由は、男女によって異なります。
下記は令和3年の雇用調査動向調査の結果から、20代後半の転職理由をまとめたものです。
性別 | 転職理由 |
---|---|
20代後半・男性 |
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20代後半・女性 |
|
20代後半の男性は、「収入をアップさせたい」「仕事にやりがいを感じたい」「将来性のある会社で働きたい」という思いが強いことがわかります。
20代後半女性は、「結婚」を理由に前職を辞めている人もいます。
全体的に20代後半は、自身のキャリアプランやライフステージの変化などを理由に転職しているといえるでしょう。
20代の転職は厳しい?
20代で転職する場合、「スキルがないから内定をもらえないかもしれない」「20代後半だと20代前半よりも不利?」と悩む人はいます。
そこでこの章では、20代の転職は不利なのかどうか解説していきます。
20代前半の転職はスキルがないから厳しい?
20代前半の場合、スキルがなくても転職することは可能です。
なぜなら、20代前半の場合、ポテンシャル採用を行っている会社が多いためです。
ポテンシャル採用とは、即戦力となる人材を採用するのではなく、将来性や伸びしろを重視して採用するやり方です。
即戦力採用となるキャリア採用とポテンシャル採用には、以下のような違いがあります。
採用の種類 | 特徴 |
---|---|
キャリア採用 |
|
ポテンシャル採用 |
|
キャリア採用の場合、スキルや経験値を求められますが、ポテンシャル採用は、新卒採用とほとんど変わりありません。
そのため、20代前半の転職はスキルがなくても成功しやすいでしょう。
藤井さん
まだスキル不足が否めない20代前半ですが、転職を考えるタイミングの方もいらっしゃることと思います。
面接官は、どの年代に対しても必ず何か理由がある、と思っています。
その理由は、良い理由よりも悪い理由のことをイメージしています。
ですから、ある程度正直にお伝えすることも悪くありません。
気を付けたいのが、現職(前職)の悪口にならないようにすることです。
例えば、「自身の努力も足りなかったのかもしれませんが、数字目標が高すぎたり、残業が多くて、遅くまで帰れない日が続き、同僚も退職していく環境だった」と長々と語らず、完結に伝えた上で、自分が将来どんなことを実現させたいのか、転職先でどう貢献したいのか、未来の話に重きを置いたアピールを心がけましょう。
やっぱり20代後半の転職は厳しい?
20代後半になると、20代前半~半ばに比べて、ポテンシャルで採用してもらえる確率は低くなります。
しかし、全体の割合で見ると20代後半は企業からの需要も高い傾向にあり、一定の戦力になる年代として、採用価値も認められやすいです。
30代になると役職者や管理職経験者向けの求人も増えてくるため、より転職難易度も高くなります。
20代後半は30代ほどの経験や実績は求められないため、「これまでの経験を活かしてステップアップしていきたい」という場合は、むしろベストなタイミングだと言えます。
さらに給料の面から見ても、大手転職サイト「doda」の調査によると20代後半の転職は年収アップが叶いやすい傾向にあります。
【年収アップ成功者の年齢】
「20代前半に転職しておけばよかった」と考える人は、むしろ20代後半の今こそが希望の転職を叶えるチャンスと捉えたほうがよいでしょう。
20代後半で転職する際のポイント
20代後半の転職に臨む際は、以下のポイントを意識して、対策を練りましょう。
20代後半の戦略
- 前職で残した実績をアピールする
⇒ 〇%の売上UPに貢献した・〇件の新規顧客を獲得した等、具体的に伝える - 即戦力となるスキルをアピールする
⇒ 企業が求める人物像を理解し、自分の能力をどう活かせるのかを伝える
20代後半の転職では、仕事に対する熱意だけでなく「自分がどのように企業に貢献できるのか」を伝えることが重要です。
転職をゴールとせず、転職後に活躍できるビジョンを持って転職活動を進めましょう。
スカウトによって自身の市場価値を知ろう
自分がどのような企業に転職できるのか知りたい方は、企業からのスカウトを受け取ってみましょう。
「ビズリーチ」は、国内最大級のヘッドハンティング型転職サイトです。
- (引用元
- ビズリーチ)
ビズリーチを利用すると、利用者の経歴に興味を持った企業やヘッドハンターからスカウトが届くため、自身の市場価値を測りたい方にもおすすめです。
ヘッドハンターが利用者の現状や今後のキャリアプランなどについても客観的に評価してくれるので、転職活動を本格的に始めるならぜひ活用してください。
特に、「実績やスキルを活かしてキャリアアップしたい」「キャリアチェンジの可能性を知りたい」と考える方は、自己分析の一環として利用すると良いでしょう。
ビズリーチの料金プラン
無料プラン |
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有料プラン (プレミアムステージ) |
|
(参照:ご利用ガイド|ビズリーチ)
20代女性の転職事情は?
20代女性の場合、若い人ほど未経験採用の求人に出会えるチャンスがあります。
女性向けの転職サービスである「type女性の転職エージェント」においては、以下のように、20代後半よりも前半のほうが「未経験者可」の求人が多い傾向にあります。
23歳では32%、29歳では21%のため、10%もの違いがあります。
ただし、再び「type女性の転職エージェント」を参考にすると、20代後半のほうが求人数は多い傾向にあります。
20代後半から一気に求人数が増えているため、20代後半であれば、仕事を見つけやすい可能性が高まります。
20代女性でも、未経験の仕事が多数あり、さまざまな求人から選べるため、転職することは難しくありません。
スムーズに転職するためには、「type女性の転職エージェント」などの転職サービスを活用するとよいでしょう。
20代フリーターだけど就職できる?
社会人経験のない20代のフリーターとなると、そもそも就職先が見つかるのか不安になるでしょう。
しかし、現在フリーター向けの求人紹介サービスは増加傾向にあります。
以下のようなサービスを利用することで、就業先も見つかりやすくなります。
【フリーターの転職に強いサービス】
サービス名 | 特徴 |
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ハタラクティブ |
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ウズキャリ(UZUZ) |
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第二新卒エージェントneo |
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就職カレッジ(株式会社ジェイック) |
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フリーターの場合、求人を選べない立場であることも多く、「とにかく入れるところに就職しよう」と就職を焦ってしまうこともあります。
企業研究などを十分にせず就職した結果、「ブラック企業だった」と後悔してしまう可能性もあるでしょう。
フリーター向けの転職エージェントでは、たとえば「ウズキャリ(UZUZ)」などは掲載する段階でブラック企業の排除に努めています。
上記で紹介したエージェントはすべて無料で使えるので、登録してどんな求人があるかだけでも確認してみましょう。
20代で異業種への転職は難しい?
20代の転職の場合、未経験業種に転職することは可能です。
大手転職サイト「doda」によると、20代の異業種転職の割合がもっとも高くなっています。
30代は65%程度ですが、20代の場合、おおよそ70%になっているため、他の世代よりも異業種への転職は難しくありません。
ただし、これまでの経験を活かした転職ではないため、通常よりも転職のハードルは高くなります。
未経験業種や経験不足の業種へ転職する場合は、以下のような対策をすることがおすすめです。
未経験業種へ転職する場合の対処法
- 給料や労働条件をこだわりすぎない
- 資格やポートフォリオを作成して事前にアピールポイントを作る
未経験業種へ転職する場合、経験の面で他者よりもマイナスのスタートとなるので、給料や休みなどにこだわりすぎると応募できる求人数が減少します。
そのため、こだわりを強く持ちすぎず、優先順位を決めて活動することがおすすめです。
情報が不足していると感じている場合は、早めに転職エージェントに相談して、求人動向や自身に不足しているスキルなどを確認しておきましょう。
「WorX」なら異業種への転職成功率100%
- (引用元
- WorX)
WorXは、WorX株式会社が運営する未経験からの転職・異業種転職に強みを持つ転職エージェントです。
WorXでは一般的な転職エージェントで受けられるような経歴書添削・面接練習などの転職サポートの他に、200時間のスキルアッププログラムを受講できます。
スキルアッププログラムではITスキルや業界知識、対人関係スキル、論理思考力といった転職市場で高く評価される力を身につけることが可能です。
「未経験転職・異業種転職を目指している」「スキルを身につけて、年収アップで転職したい」という方は、相談だけでもしてみることをおすすめします。
※スキルアッププログラムは無料で受講できますが、転職成功時に、月給の10%を24ヶ月間お支払いいただく必要があります。
WorX|基本情報
運営会社 | WorX株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約3,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 転職成功時の後払い(月給の10%を24ヶ月) ※転職が成功するまで費用発生なし |
(最終更新:23年9月時点 ※公式サイト掲載内容より)
転職した人の体験談が聞きたい!
ここまでの内容を通して「実際に転職した人の失敗談や成功談が気になる」という人も多いでしょう。
ここでは、実際に転職した20代の失敗談と成功談を紹介します。
20代の転職体験談
20代の転職失敗談
20代で転職した人の失敗談は、以下の3つです。
未経験でも即戦力が求められた
26歳/女性
中途採用にはスキルが必要と感じた…
今の会社でのスキルアップに疲れてしまい、一度ガラッと職種を変えたいという気持ちになりました。
また人間関係にも疲れてしまったのでリセットして新たな気持ちで頑張ろうと思い、環境を変えてプライベートの充実も目指しました。
転職にあたって何をしてよいか分からなかったのでエージェントと面談をしましたが、希望していない企業を案内される事も多く求めているものが違いました。
また、業種をガラッと変えようとしたのですが、中途採用は即戦力を求めているという事に途中から気がつき、中々思うように面接を乗り越えることが出来ませんでした。
(イーデス調査)
「未経験業種へ挑戦したが、スキル不足を感じ断念した」という体験談です。
未経験業種に挑戦する場合、スキルがない状態での挑戦になるため難易度が高くなります。
業種によっては未経験では採用してもらえないこともあるため、通常の転職活動よりも希望する企業の条件を広げて求人を探す必要もでてくるでしょう。
リサーチ不足で入社後に後悔した
21歳/男性
企業研究もせず入社して失敗
新卒での採用試験と同様に先のことをあまり考えておらず、転職先企業についても調べたりすることもほとんどなく見切り発車で応募をし、採用試験に臨みました。
しかし、職場の雰囲気はとても悪く、誰しもがイライラして罵詈雑言が飛び交っており、入社1日目から私も罵詈雑言を浴びて心が折れかけました。
なんとか8ヶ月ほど耐えてはみたものの、常に心はネガティブになり退職の旨を伝えました。
その際に強く、転職前の会社に残っていればよかったと後悔しました。
(イーデス調査)
「企業の情報不足のまま転職し、早期退職になった」という体験談です。
転職活動では、雇用条件・会社の社風などの情報収集は何よりも大切なポイントとなります。
せっかく時間をかけて転職をした数ヶ月後に、また転職活動をおこなうことには労力が必要です。
履歴書にも短期間の離職歴が増えるため、マイナスポイントとなってしまう可能性もあるでしょう。
多くの情報を集めて転職の失敗を少なくするためにも、事前の情報収集を徹底することが大事です。
企業のリサーチなら口コミサイト「転職会議」がおすすめ!
焦って転職先を決めてしまい早期退職に
25歳/女性
早く転職先を見つけて焦り、結局失敗してしまった…
結婚して地方に引っ越すことになり、退職してから転職活動を始めました。
マイナビ転職を使って前職と同じ不妊治療系の仕事を探しましたが、募集が少なく他の仕事も探しました結果、前職と同じ仕事へ転職。転職活動には半年ほどかかりました。
しかし、転職先での人間関係や職務内容に悩み、二ヶ月ほどで退職しました。
その後、再び転職活動を行い、半年後に派遣の食品分析職に就職しました。現在も働いていて、一年以上経ちます。
1回目の転職活動の失敗点は、早く働かないとと思い、焦ってしまったため、とくに職場の雰囲気も確認せず決めてしまったことだと思います。
(イーデス調査)
「転職を焦ってしまって後悔した」という体験談です。
転職活動ではたくさんの時間と労力を使うため、できれば妥協せず満足できる転職先と出会えることがベストです。
しかし時間が経つごとに、転職できるか不安が大きくなり焦ってしまう場合もあります。
就業していない焦りから、本来の希望とはかけ離れた企業に転職してしまうこともあるでしょう。
せっかく転職しても後悔してしまう可能性もあるため、転職活動のスケジュールはしっかりと決めておきましょう。
転職活動ではスケジュール管理をしっかり行おう
転職活動では、どの作業にどれだけの時間がかかるかしっかり把握しておきましょう。
通常転職活動をはじめて転職が決まるまでは3ヶ月〜6ヶ月程度かかるといわれており、主な作業にかかる時間は以下のようになります。
STEP | やるべきこと | 期間の目安 |
---|---|---|
1 | 自己分析・スキルの棚卸し・業界研究 | 2週間~1ヶ月 |
2 | 求人探し・企業研究 | |
3 | 履歴書・職務経歴書の作成 | |
4 | 求人に応募 | 1~2ヶ月 |
5 | 面接対策・面接 | |
6 | 内定・退職手続き | 1~3ヶ月 |
引き継ぎの状況や有休消化なども発生するため、自分の状況を加味した上でスケジュールを組みましょう。
どれだけの時間がかかるか判断ができない場合は、転職エージェントでアドバイザーと相談しながら決めていくのもおすすめです。
20代の転職成功談
20代で転職を成功させた人の口コミは、以下の3つです。
転職エージェントを使って収入アップを叶えた
26歳/男性
【成功談】年収が100万円アップ。残業代も貰えるように!
毎月60時間程度残業していたのに対し、残業代が出ない会社で働いていました。
上司の言うことに基本的に逆えず、間違っていると思ってても言えない環境だったので転職を決意し、転職活動には、リクナビNEXTやその他の転職エージェントを利用しました。
無事に転職して、年収が100万円程上がりました。
前職は残業代が出ないのに対し、転職先の会社は残業代が1分単位で出るため、ここが大きいと感じた
(イーデス調査)
「転職エージェントの利用で満足のいく転職ができた」という体験談です。
転職の目的が年収アップの場合、転職のプロである転職エージェントを頼るのがおすすめです。
企業を相手に自分自身で年収交渉をおこなうのは、ハードルが高いでしょう。
転職エージェントを利用することで、その会社の平均年収やあなたの経歴をもとに年収を交渉してもらえ、希望の年収も叶えやすいです。
転職エージェントでは、給料以外にも入職日や配属部署の相談をしてもらうことも可能なため、自分ではいいづらい内容もエージェントを介して伝えられる安心感があります。
転職して労働環境を改善させることができた
27歳/男性
給料は下がったものの労働環境が改善!
自分のやりたいことが何かと改めて考えた時に今の会社ではできないと判断し、リクルートエージェントを利用して転職活動を行いました。
全職では時間外労働が多くつらかったですが、転職先では残業は格段に減りました。
その分満足な給料はもらえていませんが、以前のように残業をたくさんしても、それに見合ったお給料がもらえず休日も疲労で家で休むことしかできなかった生活からは一転して、休日は友人と時間を過ごしたりすることができるようになったので転職をしてよかったと思います。
(イーデス調査)
「転職でライフワークバランスをよくすることができた」という体験談です。
転職では、優先順位をしっかりと決めることで方向性が決まり、転職後の満足度も高くなります。
そのため、自分自身の振り返りで状況を整理して、譲れない条件と妥協できる条件を定めてから転職活動に臨みましょう。
振り返りでは自分の実績の棚卸しも一緒におこなっておくと、職務経歴書の作成がスムーズになります。
転職で正社員雇用の夢を叶えた
29歳/女性
20代最後に正社員就職できた!
(前略)資格もないため、20代最後に頑張ってみようと一念発起し、indeedで求人を探し、インターネット配信関係の会社に転職しました。
フリーター期間が長く、30社ほど受けて唯一受かった会社に就職をきめました。
まだ働いて短いですが、残業がないことだけが希望だったので、今のところ無駄な残業はなく定時で帰れています。
ただ、3交代なので体力は少しきついなと思っていますが、人間関係の面でもめることのなさそうな人達ばかりなので、自分の中では転職は成功だったなと思っています。
(イーデス調査)
「転職して正社員になることができた」という体験談です。
これまでフリーターだったとしても、正社員雇用を目指すことは可能です。
ただし、フリーターは正社員経験者に比べて職歴もないため、就職が難しくなるのも事実です。
面接対策を念入りにおこなったり、受ける企業を通常よりも増やしたりなど、正社員経験者よりも転職活動の幅を広げる必要があります。
非常に多くの労力がかかるため、自身の力のみでの転職活動に限界を感じる人もいるでしょう。
転職エージェントや転職サイトなども上手に利用して、効率よく転職活動を進めることがおすすめです。
20代の転職を成功させる4つのポイント
20代は企業からの需要も高く、転職者も増加している傾向にあります。
しかし、転職を決意したとしても、転職した結果に満足できなければ意味がありません。
そこで、20代転職者の悩みや体験談を踏まえて成功のポイントをまとめましたので、ぜひ転職活動の参考にしてください。
20代の転職を成功させるためのポイント
ポイント1.新卒気分で挑まない
20代の転職では、新卒と違い経験やスキルを重視した採用となります。
大前提として、今の年齢に相応する社会人マナー・スキルはしっかりと意識して選考を受けることが大切です。
また、自身が転職後に活躍できる人材であることをアピールするためにも、以下の3つのポイントをおさえて自己分析しましょう。
自己アピールに役立つ自己分析のポイント
- 求人情報から企業が求めているスキルを考える
- 自身の経歴をもとに、企業が求めている人物にマッチする理由をまとめる
- それを踏まえて、なぜ今の会社を辞めたいのか、なぜ応募した企業に入りたいのかに一貫性を持たせて伝える
また、入社してすぐに転職活動をしている人の中には、社会に出てから得た経験が見つからないと悩んでしまう人もいるでしょう。
しかし、入社してすぐの転職でも、新卒時の自分とは違いがあるはずです。
例えば、「新しい仕事を覚えるために必ずメモを取った」「仕事を教えてもらえるよう先輩と密にコミュニケーションを取ることを心がけた」など小さい変化でもかまいません。
目標を達成するためにみずから考えてアクションを起こした経験を、丁寧に言語化して伝えるだけでも、20代であれば採用の可能性が高められます。
ポイント2.便利なサービスを使って情報収集
転職活動では、さまざまなツールをうまく利用して情報収集することも大切です。
転職エージェントや転職サイト以外にも、転職に役立つツールはたくさんあります。
数ある転職支援ツールの中でも特におすすめのツールは、以下の2つがあげられます。
おすすめ転職ツール・サービス
自身の強みが見つかる「グッドポイント診断」
- (引用元
- グッドポイント診断)
「グッドポイント診断」は、大手転職サイト「リクナビNEXT」が無料で提供している自己分析ツールです。
約300問の質問に答えていくだけで、「決断力」「社交性」といった18種類の特徴の中から、あなたの強みが明確になります。
長所と短所を言語することで、自己アピールにも役立ちますし、診断結果を踏まえて自分に合った職業を探すことも可能です。
診断は無料ですので、ぜひ自己分析に役立ててください。
適正給料が分かる「ミイダス」
- (引用元
- ミイダス)
ミイダスは、自分の市場価値を測れることで話題の転職サービスです。
あなたの経歴やスキルなど、20以上の質問に答えていくと、あなたの推定年収を「◯◯万円」という形式で表示してくれます。
表示された年収を元に、企業から「面接確約オファー」を受け取れるというシステムです。
- (引用元
- ミイダス)
自分で求人検索をしなくても、待つだけで企業からオファーやメッセージが直接届くため、在職中の転職活動にも便利です。
転職活動の目安となるため、ぜひ自分の市場価値をチェックしておきましょう。
ポイント3.転職理由はポジティブに伝える
転職理由は、相手への伝え方によって採用結果を左右する大切なポイントです。
そのため、「労働条件が悪かった」「人間関係が悪かった」などのマイナスな転職理由を、そのまま採用担当者に伝えることだけは避けましょう。
マイナスな転職理由でも、以下のような前向きな理由に言い換え、印象をよくすることがおすすめです。
【転職理由のポジティブな言い換え例】
退職理由 | ポジティブな言い換え |
---|---|
サービス残業が多い | 効率的に仕事をし、成果をあげたい |
人間関係が悪い | 周りと協力し、チームで成果をあげたい |
ノルマがつらい | 数字ばかりにとらわれず、顧客の満足度を重視して仕事がしたい |
ここで注意が必要なのは、ポジティブに言い換えるだけであり、嘘をつかないことです。
言葉遣いひとつで採用担当者の印象は大きく変わるので、面接前にしっかりと確認しておきましょう。
藤井さん
アピールになるかどうかは、言い方ひとつです。
「商品に興味が持てない⇒御社の商品をお客様にお薦めしたい」「上司が厳しい⇒フラットな職場環境の中で主体的に活躍したい」などもよいでしょう。
これらはすべて、退職理由、辞めたい動機ではなく、前向きに御社に入って活躍したい、というアピールになります。
採用担当者は、前向きすぎるアピールに対して、不信感を抱くことがあります。
面接の際は、本音も知りたいと思っているのです。
しかし一方で、現職(前職)の悪口のようになっては、マイナス印象です。
そうならないために、本音をいかに前向きな表現にして、アピールできるかは大事なスキルです。
自分で言い換えがわからない場合は、エージェントに相談してみるとよいでしょう。
ポイント4.転職エージェントを使う
20代の転職では、転職エージェントを活用することをおすすめします。
なぜなら自力で転職をしようすると、希望通りの求人が見つからなかったり、企業研究不足でブラック企業に転職してしまったり、思うように転職活動を進められない可能性があるからです。
転職といえば自分で求人を探して応募する「転職サイト」が一般的ですが、「転職エージェント」を利用すればプロのアドバイザーに無料で相談できます。
転職相談をはじめ、求人を紹介や、書類添削・面接対策など転職でつまづきやすいことをサポートしてくれます。
転職エージェントは無料で利用できるため、相談だけでもおすすめです。
幅広く求人情報を探したい方は、おすすめの転職サイト比較ランキングも併せてご覧ください。
20代におすすめの転職エージェントは?
転職エージェントに登録しようと思っても、たくさんの会社があるので迷ってしまう人は多いでしょう。
もしどのエージェントを使うか迷ってしまったら、国内トップクラスの求人数&実績がある「doda」に登録しておくのがおすすめです。
さらに必要に応じて20代向けの求人が多い「マイナビエージェント」や第二新卒に適した「ハタラクティブ」なども利用すると、希望に合った企業と出会える確率が高まります。
3社とも大手で、サポート経験が豊富なので安心して利用できます。
エージェント名 | 特徴 |
---|---|
doda |
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マイナビエージェント |
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WorX |
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ハタラクティブ |
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転職サイト・エージェント両方使うなら「doda」
- (引用元
- doda)
dodaは、国内トップクラスの求人数&実績がある転職サービスです。
求人チェックのみで利用することも可能ですが、必要に応じてコンサルタントの転職サポートを受けられる「転職エージェント」の機能も兼ね備えています。
状況に応じて必要なサービスを受けられるため、効率よく転職活動を進めることが可能です。
保有している求人数は約26万件(非公開求人含む)とトップクラスで(2024年9月時点)、内80~90%がサイトに掲載されていない「非公開求人」なので、無料登録して求人チェックするだけでも価値があります。
書類添削・面接対策などのサポートも優れているので、登録してみましょう。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年9月時点)
エージェントサービスに登録で非公開求人を確認!
20代利用者満足度で選ぶなら「マイナビエージェント」
- (引用元
- マイナビエージェント)
「マイナビエージェント」は、新卒でおなじみの「マイナビ」が運営している転職エージェント。
20代の転職エージェント満足度No.1で、20代の利用者が多いのが特徴です。(※アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2021年12月実施))
求人数はdodaやリクルートより少なめですが、20代向けの求人が充実しているため、条件が合えば多くの求人を紹介してもらえます。
担当者のサポートが丁寧なことでも評判が高いので、方向性が固まっていない人なども、ぜひ気軽な相談ベースで登録してみることをおすすめします。
IT業界で転職したいなら「マイナビIT AGENT」がおすすめ
IT業界で転職したい20代の方は、マイナビが運営しているIT専門の転職エージェント「マイナビIT AGENT」がおすすめです。
マイナビエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年9月時点)
スキル支援(200時間)とキャリア支援を両立「WorX」
- (引用元
- WorX)
WorXは、WorX株式会社が運営する未経験からの転職・異業種転職に強みを持つ転職エージェントです。
WorXでは一般的な転職エージェントで受けられるような経歴書添削・面接練習などの転職サポートの他に、200時間のスキルアッププログラムを受講できます。
スキルアッププログラムではITスキルや業界知識、対人関係スキル、論理思考力といった転職市場で高く評価される力を身につけることが可能です。
「未経験転職・異業種転職を目指している」「スキルを身につけて、年収アップで転職したい」という方は、相談だけでもしてみることをおすすめします。
※スキルアッププログラムは無料で受講できますが、転職成功時に、月給の10%を24ヶ月間お支払いいただく必要があります。
WorX|基本情報
運営会社 | WorX株式会社 |
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公開求人数 | 約3,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 転職成功時の後払い(月給の10%を24ヶ月) ※転職が成功するまで費用発生なし |
(最終更新:23年9月時点 ※公式サイト掲載内容より)
第二新卒の求人をチェックするなら「ハタラクティブ」
- (引用元
- ハタラクティブ)
ハタラクティブは、20代の既卒・第二新卒やフリーター向けの転職エージェント。
特に未経験可や職歴が浅い人に向けた求人を多く保有しているため、IT業界の求人も取り揃えています。
未経験は、転職先の業界事情がわからず不安ですが、ハタラクティブは実際に取材した会社の求人のみを紹介してくれるので、優良な求人を期待できます。
また、書類添削や面接対策、企業対策など、欲しいサポートはすべて網羅しています。
ハタラクティブ|基本情報
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
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公開求人数 | 約4,400件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
電話番号(フリーダイヤル) | 0120-979-185 |
(最終更新:24年9月時点)
※その他の転職サービスも検討したい人は、「転職エージェントおすすめ8選!現役キャリアアドバイザーが選び方を徹底解説」をご覧ください。条件を絞って、転職サイト・エージェントを選べます。
まとめ
20代の転職は、他の世代よりも成功しやすい傾向にあります。
納得のいく転職活動にするためには、以下のポイントをおさえておきましょう。
20代の転職を成功させるポイント
- 新卒気分で選考に臨まない
- 便利なサービスを使って情報収集する
- 転職理由はポジティブに伝える
- 転職エージェントを使う
特に転職経験の少ない20代は、転職エージェントなどの転職支援サービスを利用することで、転職の成功率が高まります。
本記事でご紹介した転職支援サービスを上手に活用して、ぜひ情報収集などに役立ててください。
エージェント名 | 特徴 |
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doda |
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マイナビエージェント |
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WorX |
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ハタラクティブ |
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藤井さん
キャリア相談に来られる20代前半の方が「転職したい」とおっしゃる理由は、「人間関係」や「職場環境」が多いことを実感します。
中には、ここでは自分のやりたい経験が積めそうにないからというケースもありますが、その多くは20代後半以降の方からの声が中心です。
20代前半の中には、「どこまで我慢したらいいのか?」「我慢が足りないのか?」といった声も。
転職してもよいのか我慢すべきなのか、判断が難しいですが、転職した方が良い場合の判断は、「労働時間は法律に沿っているか」「パワハラやセクハラで精神的に辛くなっていないか」などです。
「あれ、おかしくないかな?」と思ったら、外部の友人やキャリアカウンセリングで相談してみましょう。