1年目の転職でも大丈夫!転職がうまくいくコツや成功者の特徴を解説
2022-04-27
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「入社してまだ1年目だけど辛い…転職したい…」と考えていませんか。
一方で、「まだ1年しか経っていないから転職は厳しい?」「とりあえず3年は働いた方がいい?」など悩んでしまうこともあるでしょう。
結論からお伝えすると、転職の理由が明確であり、それが妥当なものであれば入社1年目に転職しても問題ありません。
ただし、転職理由によっては、次の転職先がなかなか決まらないケースもあります。
そこで本記事では、社会人1年目で転職する時に、企業に採用されやすい転職理由や転職を成功させるポイントを徹底的に解説します。
【結論】入社1年目の転職には転職エージェントのサポートを!
入社1年目で転職をする人に多いのが、どうやって転職を進めたらよいのか分からずに立ち止まってしまうケースです。
初めての転職を成功させるためには、転職のプロである「転職エージェント」の活用がおすすめです。

転職エージェントは、提出書類の添削や面接対策、さらには企業との面接日調整の代理など、転職に関する様々なサポートをしてくれます。
1年目で転職する場合におすすめなのが、手厚いサポートに定評のある「doda」「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」の3社です。
全て無料で登録・利用できますので、ぜひ活用してみてください。
目次
社会人1年目でも転職できる!その理由とは?
社会人1年目で退職しても、長期的に考えれば問題ないと言えるでしょう。
この章では、「社会人1年目でも転職できる」と言える理由を解説します。
新卒者の10人に1人は1年目で転職している
厚生労働省発表の「新規学卒者の離職状況(平成30年度)」によると、大学卒業者の1年目の離職率は11.6%です。
つまり、およそ10人に1人は新卒1年目で離職しています。
また、入社から1年~3年での離職率が高いデータもあります。
学歴 | 1年目離職率 | 2年目離職率 | 3年目離職率 | 3年以内の離職率 |
---|---|---|---|---|
中学卒業 | 42.6% | 13.0% | 8.5% | 64.1% |
高校卒業 | 18.2% | 11.6% | 9.6% | 39.3% |
大学卒業 | 11.9% | 10.4% | 9.5% | 31.8% |
- (引用元
- 新規学卒者の離職状況|厚生労働省)
大卒で新卒入社した人のうち、3年以内での離職率は31.8%で、10人中3人以上の人が入社3年以内に退職しています。
「入社したら3年は働かなければいけない」という話はよく聞きますが、実は入社してすぐに退職・転職している人の割合は高いのです。
第二新卒を歓迎している企業は多い
「短期退職したら、次に転職しにくいのでは?」と気になったとしても、再就職は可能です。
その理由として、新卒で入社して3年未満に転職する「第二新卒」を歓迎している企業が多いからです。
マイナビ転職が企業向けに調査した「第二新卒の採用予定」を見てみましょう。
【第二新卒の採用予定】
本年よりも積極的 | 18.1% |
本年も変わらず積極的 | 44.1% |
本年と変わらず消極的 | 12.8% |
本年よりも消極的 | 6.4% |
今後1年間に第二新卒の採用はしない | 18.6% |
上記の調査によれば、約6割の企業が「第二新卒を積極的に採用したい」と考えています。
新卒採用に苦戦をしている多くの企業では、新卒に代わる人材として「第二新卒」を採用したいと考えています。
そのため、入社1年目の人でも転職しやすい状況にあると言えます。
ただし、実際の採用面接においては、「1年目で辞めた人は、またすぐに辞めてしまうのでは…」と思われて、なかなか採用されないケースも考えられます。
1年目の転職を有利に進めるためには、次の章で紹介する「転職理由」をしっかりと伝えることが重要です。
社会人1年目の転職で重視されるのは「転職理由」

転職を成功させるためには、「転職理由をどう伝えるのか」が重要です。
この章では、社会人1年目の人によくある退職理由と、どう変換したら「採用確率を高めることができるのか」をご紹介します。
人間関係が悪い
上司や同僚との「人間関係」に関する問題は、1年目の転職理由の中でも上位にランクインする問題です。
少しミスしただけで怒鳴られたり、同僚に目をつけられていじめられたりと、そのケースはさまざまあります。
また人間関係の問題は、自分の力のみで解決することは難しいです。
メンタルを病んでしまいそうなほど深刻な場合には、なるべく早めに転職に向けて動き出しましょう。
採用率を高めるための伝え方とは?
人間関係が原因で退社したことを伝えた場合、「うちの会社でもうまくいかないのでは?」と思われる可能性が高いです。
ストレートに「人間関係が上手くいかなかった」と伝えるのではなく、『どういったスタイルで働きたいのか』を強調して話すと良いでしょう。
人間関係・転職理由の伝え方(例)
- 前職は個人の成果を重視する社風だった
- 自分は周りと連携して大きな成果を出すことを得意としており、御社のほうが自分の能力を活かせると考えた
仕事内容が合わない
どれだけ頑張っても結果が出なかったり、思っていた仕事ではなかったなど、「仕事が合わない」という理由で転職を考える人もいます。
「仕事が合わない」という状況の中で、会社に居続けるのは辛いでしょう。
しかし、やりたい仕事がすぐにできないことはよくあるため、「新人のわがまま」と思われてしまうリスクがあります。
次のように伝えることで、企業側に与える印象はガラッと変わります。
採用率を高めるための伝え方とは?
「仕事が合わなかった」とネガティブに伝えるのではなく、『やりたい仕事への熱意』や『転職後のやる気』を強調しましょう。
また、前職での経験が自分の糧になっている旨を伝えることで「吸収力」をアピールできるでしょう。
仕事内容・転職理由の伝え方(例)
- 希望する配属先と違う部署に配属されたが、さまざまな事を学ぶことができた
- しかし、もともと志望していた「営業職」への思いが捨てられずに応募した
- 前職で学んだ知識や経験を活かして、御社で働きたい
労働条件が悪い
時間外労働や休日出勤が続くなど、労働条件が悪すぎることを理由に入社1年目で転職を考える人もいます。
長時間労働が続くことで、「仕事のやる気」を失う人もいるでしょう。
労働基準に関して、労働基準法では以下のように定められています。
賃金の支払の原則・・・直接払、通貨払、全額払、毎月払、一定期日払
労働時間の原則・・・1週40時間、1日8時間
時間外・休日労働・・・労使協定の締結
割増賃金・・・時間外・深夜2割5分以上、休日3割5分以上
解雇予告・・・労働者を解雇しようとするときは30日以上前の予告または30日分以上の平均賃金の支払
有期労働契約・・・原則3年、専門的労働者は5年
残念ながら雇用契約や労働時間、賃金や解雇についてのルールを守らない企業があるのも事実です。
しかし、長時間労働を転職理由にすると、「残業を全くする気がないのでは?」と思われてしまいます。
採用率を高めるための伝え方とは?
労働環境が劣悪だった場合は、ストレートに伝えても悪い印象を与える可能性は少ないですが、極端に環境が悪いわけではなかった場合、誤解が生じないよう注意が必要です。
たとえば「残業が嫌だったこと」をそのまま伝えると、「採用しても残業はしてくれないのかな…」と思われてしまう恐れがあります。
理由を伝える際は労働環境への不満を述べるのではなく、『自分にとって理想の働き方』や『目指している働き方』について強調すると良いでしょう。
労働環境・転職理由の伝え方(例)
- 前職は長時間残業が評価される環境だった
- 必要な残業は厭わないが、仕事の効率を意識して、生産性の高い仕事をしたい
社会人1年目の転職で成功しやすい人の5つの特徴

入社して1年目の転職は「根性がない」「非常識」などと心配になりますが、転職に成功した人は多くいます。
この章では、不利に思われがちな「入社1年目での転職」に成功した人の特徴についてご紹介します。
特徴1.熱意・やる気をうまくアピールできる
採用する企業側が、20代前半の転職者に求めるのは、「熱意・やる気」です。
1年未満で転職する場合、社会人経験が少ないため、仕事上のスキルをアピールできません。
その代わり、「熱意・やる気」をアピールすることが大切です。
ただし、やる気をアピールするのに「頑張ります!」と言うだけではもの足りません。
志望動機や面接の際には、以下のような方法で「やる気」を伝えるのがおすすめです。
やる気を伝えるアピール方法
- 具体的にどんな仕事がしたいのかを伝える
- どんな実績を残したいのかを伝える
- 転職のために今どんなことを頑張っているのかを伝える
また、書類作成や面接対策に不安を感じる場合は、転職エージェントを活用してサポートしてもらうのがおすすめです。
この記事の後半では、「社会人1年目の転職を有利に進めてくれる転職エージェント」を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
特徴2.キャリアプランがはっきりしている
将来のキャリアプランがはっきりしている求職者は、採用側から好印象を持たれやすいです。
なぜなら、具体的なキャリアプランがあることで「自社の業務とマッチしているか」「入社後にどの部署で活躍できそうか」が思い描きやすいからです。
しかし、キャリアプランをどうやって具体化すればよいのかが分からないと困るのではないでしょうか。
以下に、キャリアプランを明確化する3ステップをご紹介します。
キャリアプランを明確化するための3ステップ
- 仕事面で、今後叶えたい「目標」を考える
- 「目標」に対し、自分が持つスキルを洗い出し、現時点での達成度を考える
- 「目標」を達成するために、何をすべきかを具体的に挙げる
将来だけでなく、過去に経験した「具体的なエピソード」を思い出しながら考えることがポイントです。
「○○という経験があったから、○○を目指したいと思った」という考えがあれば、より説得力のあるキャリアプランを描けるでしょう。
特徴3.情報収集を念入りに行っている
転職活動をするにあたって、情報収集を念入りに行う求職者は、採用側に好印象を与えられます。
なぜなら、情報収集をすることで、面接官からの質問に対して深い回答ができたり、逆質問に対して踏み込んだ質問ができるからです。
また、企業研究だけにとどまらず、その会社が属する業界や、職種についての知識を深めておきましょう。
「意欲があり勉強熱心な人物」という評価をもらうことができ、採用される確率がグッと上がります。
企業研究をしっかりしておく
志望企業について詳しく調べるために活用できる情報源には、以下があります。
企業研究で使える情報源
- 企業のホームページや四季報:企業理念や事業内容、提供している商品やサービスなどが分かる
- 企業が運営しているサービス:サービスの強みや弱みを事前に把握できる
- 転職フェア:志望する企業の社風、社員の雰囲気が分かる
- 業界地図:志望する企業の業界での位置付けや、競合他社の情報が分かる
- 口コミサイト:社員の生の声を確認できる
口コミサイト「転職会議」では、信憑性が高い口コミが見られるのでおすすめです。
これらの情報源を活用して、志望する企業の情報を集め、転職を有利に進めましょう。
特徴4.仕事を辞めずに転職活動を行う
転職する際は、会社を辞めずに転職活動をした方が、成功率が高くなります。
会社を辞めてからの転職活動は、体力・時間面で余裕ができますが、それ以上にデメリットが大きいのです。
退職後に転職活動をするデメリットは、以下の通りです。
転職活動前に会社を辞めるデメリット
- 収入源がなくなり、金銭的に苦しくなる
- 無職の期間が長引いた場合、心理的ストレスになる
- 転職活動期間が伸びるほど、採用されにくくなる
転職がいつ決まるのかは、誰にも分からないことです。
無職の期間が長引いた場合には、「1年目での退職」に加え「長期の空白期間」という不利な条件が重なり、採用されにくくなるケースも考えられます。
また、金銭的・心理的な理由から、焦って本来の希望ではない企業に転職してしまう方も少なくありません。
そのため、入社1年目に転職するなら、仕事を続けながら転職活動を進めるのがおすすめです。
ただ、精神的に追い詰められて身体や精神を病んでしまいそうな場合は、早めに「退職」の決断をしてください。
特徴5.転職エージェントを使う
新卒1年目で転職を考える人に多いのが、どうやって転職活動をしたらうまくいくのかが分からないというケースです。
初めての転職なら、転職のプロである「転職エージェント」にサポートしてもらいながら転職活動をするのがおすすめです。
転職エージェントとは、求人を紹介したり、書類添削や面接対策などのサポートを行ったりして、求職者の転職活動を無料で支援する人材紹介サービスです。

転職エージェントを使うメリット
- 希望条件に合う転職先を探してくれるので、仕事をしながらでも転職活動ができる
- 書類添削や面接対策を行ってくれるので、転職成功率が高まる
- 転職活動に関する悩みを「転職のプロ」に相談できる
転職エージェントは、求人を出す企業側からお金を受け取っているので、求職者は費用負担なしで無料で利用できます。
入社1年目だからといって、差別するようなことはないので、安心して利用してください。
社会人1年目の転職を有利に進めてくれる転職エージェント
転職エージェントは様々な会社がサービスを提供しており、それぞれに異なる特徴があります。
ここでは、社会人1年目の転職を有利に進めてくれる、おすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
自分のペースで転職活動を進めたいなら「doda」

- (引用元
- doda)
「doda」は、幅広い業種・職種の求人を保有している転職エージェントです。
首都圏はもちろん、全国の求人を保有しているので、地方で転職したい場合にも活用できます。
2022年4月時点、「第二新卒歓迎」としている求人数は、57,068件でした。
また、dodaは「転職サイト」として利用できることも特徴です。
登録後は、アドバイザーに相談できるほか、サイト上で自分で求人を検索することも可能です。
状況に応じて使い分けることができるので、「マイペースに転職活動を進めたい」「自分でも求人を探したい」という方は、ぜひ利用してみてください。
doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約117,100件 |
非公開求人数 | 約32,700件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:22年1月時点)
多くの求人から選ぶなら「リクルートエージェント」

- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、業界トップクラスの求人を保有している転職エージェントです。
業界・職種を問わず幅広い求人を保有しているため、自分の希望にあった求人が見つけやすいというメリットがあります。
また、初めてだと不安な書類作成や面接対策などのサポートも安心して任せられます。
手厚いサポートを受けながら転職活動をしたい、と考える人におすすめの転職エージェントです。
リクルートエージェント
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約148,400件 |
非公開求人数 | 約203,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
(最終更新:22年1月時点)
20代の転職なら「マイナビエージェント」

- (引用元
- マイナビエージェント)
「マイナビエージェント」は、20代・第二新卒向けの求人を多く扱っている転職エージェントです。
「20代歓迎」「第二新卒OK」「未経験歓迎」など、入社1年目で転職したい人にぴったりの求人を豊富に扱っているので、現在の経験値に近いレベルの仕事を探しやすいです。
また、相談相手のアドバイザーは若い人が多いので、年上のアドバイザーだと緊張して話しづらいという人にも向いています。
1年目の転職で利用するなら、必ず登録しておきたい転職エージェントの一つです。
マイナビエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | - |
非公開求人数 | - |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:22年1月時点)
まとめ
入社1年目で転職するのは、周りからの目が気になるものです。
さらに転職時には、「短期転職したことを面接で突っ込まれるのでは?」と不安になります。
しかし、ブラック企業でパワハラを受け続けてメンタルをやられてしまったり、合わない仕事を続けてキャリアを積めない期間を増やすくらいなら、早めに転職することをおすすめします。
入社1年目で転職する時には、以下の5つのポイントを押さえて転職活動を行ってください。
入社1年目で転職する時のポイント
- 仕事を辞めずに転職活動を行う
- 企業研究などの情報収集をしっかりしておく
- 入社1年で辞める理由を答えられるようにしておく
- 熱意・やる気をうまくアピールする
- 転職エージェントを使う
もし初めての転職で迷ってしまったら、転職エージェントを利用してみてください。
今回紹介した3社の転職エージェントなら、入社1年目のあなたの転職をしっかりサポートしてくれます。
- 自分のペースで転職活動を進めたいなら「doda」
- 多くの求人から選ぶなら「リクルートエージェント」
- 20代の転職なら「マイナビエージェント」
「まだ転職するかどうか決まっていないけど、とりあえず相談だけでもしたい」という段階の人も利用可能なので、ぜひ気軽に登録して、転職を成功させてください。