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JAバンク(農協)でお金を借りる方法!申込み条件や審査についてわかりやすく解説

JAバンク(農協)の審査は厳しい?申し込み条件やお金を借りる方法についてわかりやすく解説!

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JAバンク(農協)では、消費者金融やカードローンよりも、低金利でお金を借りられます。即日での融資には対応していないですが、利息を抑えて利用できるため、お金が必要という場合での検討がおすすめです。

本記事では、JAバンク(農協)でお金を借りる方法やメリット、デメリットを解説します。手続きに必要な書類についても紹介するので、JAバンク(農協)の利用を検討している人はぜひ参考にしてください。

塚越さん

塚越 一央 / 塚越FP社労士事務所 代表

【専門家の解説】

JAバンクでお金を借りことは、消費者金融やカードローンよりも金利が低く、利息を抑えることができるのでおすすめです。農家以外の人でも、JAの準組合員になれば、各種ローンの申し込みができます。申し込み条件は他にもありますが、いろいろなローンがあるので、目的に合ったローンを選んで申し込んではいかがでしょうか。

  • ファイナンシャルプランナー / 塚越FP社労士事務所

    監修者塚越 一央

    東京都立大学法学部を卒業後、大手都市銀行および銀行系のシンクタンクに41年間勤務。
    定年退職を機に1級ファイナンシャル・プランニング技能士および社会保険労務士のダブルライセンスで「塚越FP社労士事務所」を立ち上げ、現在に至る。
    日本FP協会東京支部主催の「神保町FPフォーラム」に参加し、相続のセミナー講師および相談員を務める。
    また、外部メディアへの記事執筆や監修、コンサルティング業務を手掛ける。

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JAバンク(農協)でお金を借りるための申込み条件

JAバンク(農協)とは、農業協同組合と信用農業協同組合連合会、農林中央金庫で構成している金融機関です。以下の条件を満たしている場合、JAバンクに申込めます。

  • 地区内に在住または在勤の人
  • JAの組合員である人
  • 年齢が各種ローンの基準を満たしている人
  • 継続して安定した収入のある人
  • JAが指定する保証期間の保証を受けられる人
  • その他JAが定める条件を満たしている人

JAバンク(農協)の審査は厳しい?審査に通らないときの対策方法

JAバンク(農協)の審査は、他社のローンよりも厳しいと考えられます。なぜなら、一般的に金利が低いほど審査難易度が上がる傾向にあり、JAバンクの金利は消費者金融や銀行よりも低めに設定されているためです。

金利が低く設定されているのは、組合員が優遇される仕組みとなっている点や、一般顧客への貸付に対応していない点が関係しています。組合員でない人でも申し込める店舗もありますが、その場合、さらに審査が厳しくなる可能性が高いでしょう。

とはいえ、審査が厳しくても理不尽な審査がされるわけではないため、基準を満たすことさえできれば低金利での借入が可能です。審査を通過するためには、申し込む前に以下4点の対策を講じられれば通過する確率が高まるでしょう。

  • 収入を増やす
  • 他社での借入を返済する
  • 保証機関のクレジットカードを作成する
  • 申し込み金額を低くする

大体の審査が、収入や借入状況を踏まえて返済能力等を見極める審査であるため、これらの対策を講じれば何もしないよりかは審査通過の期待が持てます。もちろん、何もしなくても収入や借入状況に問題がなければそのまま申し込んで受かるケースもあります。

なお、すぐに借入を希望する人はJAローンよりも消費者金融の利用がおすすめです。審査がJAローンと比べて厳しすぎない点も理由として挙げられますが、仮にJAローンに申し込んで審査に落ちてしまうと、他金融商品の審査に不利になるといったデメリットが生じる点も理由の一つです。

審査に落ちると「審査落ち」の評価が信用情報機関に記録され、他のローンを申し込んだ際に「審査落ち」が原因で審査に落ちることがあります。落ちた際に理由は知れないものの、審査に落ちる要因の一つとしては挙げられるため、審査が厳しいJAローンを申し込むよりかは比較的通過しやすい消費者金融を検討するのもおすすめです。

収入を増やす

借入をする際に重視される点に「返済能力」があります。返済能力とは、借入金を返済していくうえで、自身が返済に充てる資金をどれだけ生み出せるのかを表す能力です。主に、収入(年収)や勤続年数から返済能力を測るため、借入希望額に対して収入が高ければ返済能力が高いと判断されて審査に通りやすくなるでしょう。

当たり前のことですが、収入の増加は簡単にできることではありません。そのため「収入を増やす」対策は、近い将来、昇格や昇給などによって収入が増える見込みがある場合に講じられる対策といえます。

すぐにでもお金を借入しなければいけない場合には、重要度の低い対策です。

他社での借入を返済する

他社での借入がある場合、その返済額も返済能力を測るうえで重要なポイントになります。他社での返済があるとその分だけ収入に対する返済の割合(返済負担率)が大きくなるため、返済が難しいと判断される可能性が高いでしょう。その結果、審査に通りづらくなります。

JAバンクのローンの場合、総量規制の対象外ではあるため年収に対する3割を借入総額が超えてはいけない、といった制限はありません。しかし、制限はなくても無限に借りられるわけではなく、JAバンクも一定の基準を設けているため、他社の借入がある場合は返済しておいたほうが審査に通る可能性が高まるでしょう。

Q2-1.総量規制とは何ですか?

A2-1.借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。たとえば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。

引用元
貸金業法Q&A|金融庁

保証機関のクレジットカードを作成する

JAバンクが指定保証機関として取引しているカード会社を利用していると、JAバンクの審査でプラスの評価をしてもらえます。たとえば、三菱UFJニコスやジャックスのクレジットカードがそれに該当するため、ローンを申し込む前にクレジットカードを作っておくとよいでしょう。

ただし、JAバンクが保証機関と取引している以上、クレジットカードの支払いで遅延等の事故履歴があれば逆に審査に悪影響を与えます。思い当たる事故がある場合には、他の金融機関を選ぶなど別の選択が必要になります。

申し込み金額を低くする


申し込み金額を低く設定すれば、収入に対する返済負担率は低くなるため審査に通りやすくなります。貸付側も返済が難しくなるような契約はリスクを高めるため、申し込み金額が収入大して高ければ審査に通すことはないでしょう。

また、他社での借入をしている場合はそこでの借入額も審査対象となるため、借入総額が大きすぎると審査に通りにくくなります。申し込み金額を低くすれば借入総額を下げられるため、審査に通る可能性が上がるでしょう。

目的に応じて希望する借入額は異なるものですが、借入額にも上限が存在するため、希望額を決める際はJAバンクの担当者に一度相談してから申し込んでみるのもおすすめです。

JAバンク(農協)でお金を借りる方法

ここでは、JAバンク(農協)でお金を借りる方法を紹介します。

資金用途審査難易度
カードローン生活に必要な資金
多目的ローン車の購入費と教育費の生活に必要な資金
フリーローン生活に必要な資金
住宅ローン住宅や宅地の購入、住宅の増改築、ほかの金融機関からの借り換えに必要な資金
マイカーローン自動車・バイクの購入、修理、車検費用、カー用品の購入費用などに必要な資金
教育ローン就学する子供の入学金や授業料、アパート家賃など
リフォームローン既存住宅の増改築や改装、補修資金など
JAの農業融資農業経営改善や施設の取得、設備購入にかかる費用など。資金の種類によって異なる

カードローンとフリーローンは、生活に必要な資金を借りられる点で共通しています。しかし、カードローンは借入枠であれば何度でも借りられるのに対し、フリーローンは借入できる回数が1回のみである点が異なっています。

カードローン

JAバンク(農協)のカードローンは、あらかじめ設定した借入枠の範囲なら、何度でも借入できる融資サービスです。資金用途に制限はなく、さまざまな場面で利用できます。具体的に、以下のような場面で役立ちます。

  • 欲しい商品が見つかったとき
  • 急なパーティーに招待されたとき
  • 友人に子供が生まれたとき
  • 急な入院でお金が必要になったとき など

また金利は年4.5%~12.0%で、消費者金融のカードローンと比べると低く抑えられています。ただし、審査が完了するまでは数日を要するケースもあるため、即日融資が受けられる消費者金融のカードローンと比べると劣るでしょう。

申込み条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満20歳以上70歳未満である
・継続して安定した収入がある
・JAとの間でカードローン取引を行っていない
・JAが指定する保証機関の保証が受けられる
・その他JAが定める条件を満たしている
融資限度額最大500万円
融資期間契約日から1年後の応答日の属する月のJAが定める日まで
金利変動金利:年4.5%~年12.0%
担保・保証人不要

※融資限度額や金利などの条件は、営業エリアによって異なります。上記は、JA東京中央を参考にしたものです。

多目的ローン

JAバンク(農協)の多目的ローンは、車の購入費と教育費以外の使い道に充てるお金の融資サービスです。具体的に、以下のような場面で利用できます。

  • 結婚式を開くとき
  • 旅行するとき
  • 欲しいものを見つけたとき
  • 事業資金が必要なとき

JAバンクの多目的ローンもカードローンと同様に金利が低いです。ただし利用目的が明確になっていないと利用ができません。具体的には、見積書・注文書・契約書・領収書等によって資金使途が確認できないと融資を受けられません。

利用条件を満たしていれば、年2.65%~3.65%の金利で借入ができるためおすすめです。

申込み条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満18歳以上75歳未満である
・最終償還時の年齢が満80歳未満である
・継続して安定した収入がある
・JAが指定する保証機関の保証を受けられる
・その他JAが定める条件を満たしている
融資限度額最大1,000万円
融資期間6カ月以上10年以内
金利変動金利:年2.65%~年3.65%
担保・保証人不要

※融資限度額や金利などの条件は、営業エリアによって異なります。上記は、JA東京スマイルを参考にしたものです。

フリーローン

JAバンク(農協)のフリーローンは、事業資金や他社ローンの借り換えなど、幅広い目的で使用できるお金の融資サービスです。具体的に、以下のような場面で利用できます。

  • 家具や家電を購入するとき
  • 新しい趣味を始めるとき
  • 旅行するとき
  • 結婚式の費用が必要なとき

フリーローンは使用用途がカードローンと同様に自由でありつつも、金利は年4.3%~6.7%とかなり抑えられています。少しでも金利負担を抑えたい人にはおすすめのローンです。

ただし、フリーローンはカードローンと違って上限額の範囲内で自由に借入・返済ができません。契約時にまとめて借入額が振り込まれるため、「必要に応じて細かい金額を借入したい」という人には適していないでしょう。

申込み条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満20歳以上75歳未満である
・最終償還時の年齢が満80歳未満である
・継続して安定した収入がある(また、新卒内定者で入社月の3カ月前以降に借入申込みを行う)
・JAが指定する保証機関の保証を受けられる
・その他JAが定める条件を満たしている
融資限度額最大500万円
融資期間6カ月以上10年以内
金利固定金利:年4.3%~年6.7%
担保・保証人不要

※融資限度額や金利などの条件は、営業エリアによって異なります。上記は、JA西東京を参考にしたものです。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
JAバンクのカードローンは、借入枠の範囲内であれば、何度でも借りることができるので便利です。多目的ローンは、車の購入と教育費以外の目的で利用でき、金利が低いのでおすすめです。フリーローンは、事業資金や他社のローンの借り換えでも利用でき、固定金利なので、金利の上昇局面で借りるのがお得です。

塚越さん

塚越さん

住宅ローン

JAバンク(農協)の住宅ローンは、住宅の購入などに充てるお金の融資サービスです。具体的に、以下のような場面で利用できます。

  • 住宅を新築するとき
  • 住宅を購入するとき
  • 宅地を購入するとき
  • 住宅を増改築するとき
  • ほかの金融機関から借り換えするとき

金利は年0.675%~2.475%になります。条件を満たした人には金利軽減の優遇があり、最大で年0.05%の引き下げが行われます。JA東京中央の場合の金利優遇条件は以下の通りです。

  • 給与振込または年金受給
  • JA カード
  • JA ネットバンク
  • 総合口座定期貯金残高 50 万円以上
  • 公共料金・公金決済口座

これらの条件1つを満たす毎に年0.01%の優遇が実施されます。すべての条件を満たした場合に限り、年0.05%の引き下げです。

申込み条件・借入時の年齢が満18歳以上66歳未満である
・終償還時の年齢が満80歳未満である
・原則、勤続年数が3年以上である
・前年度税込年収150万円以上(農業者/一般型)
・前年度税込年収200万円以上(農業者以外/一般型)
・前年度税込年収350万円以上(100%応援型、借換応援型)
融資限度額最大1億円
融資期間3年以上35年以内
金利固定金利:年1.0%~年1.50%
変動金利:年0.675%~年2.475%
担保・保証人融資物件に対して、第1順位の抵当権を設定登記

※融資限度額や金利などの条件は、営業エリアによって異なります。上記は、JA東京中央(保証機関が東京都農業信用基金協会の場合)を参考にしたものです。

マイカーローン

JAバンク(農協)のマイカーローンは、車の購入費などに充てるお金の融資サービスです。具体的には、以下のよう場面で利用できます。

  • 自動車・バイクを購入するとき
  • 自動車・バイク購入時の付帯費用を支払うとき
  • 自動車・バイクを修理するとき
  • 自動車・バイクの車検費用を支払うとき
  • カー用品を購入するとき
  • 運転免許を取得するとき
  • 車庫を建設するとき

自動車やバイクを購入する際に利用できるJAのローンです。免許を取る際にも利用できるため、トラクターで公道を走るために免許が必要な場合にも使えるでしょう。

 ただし、申し込み条件は18歳以上であるため、18歳未満の人は利用できません。バイクの免許を高校生のうちに取得したいケースにおいては、親から借りるなどの方法を検討しましょう。仮に親が貸せるほどのお金がない場合には、比較的幅広い用途で利用できるJAの教育ローンもおすすめです。

申込み条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満18歳以上75歳未満である
・最終償還時の年齢が満80歳未満である
・継続して安定した収入がある(また、新卒内定者で入社月の3カ月前以降に借入申込みを行う)
・JAが指定する保証機関の保証を受けられる
・その他JAが定める条件を満たしている
融資限度額最大1億円
融資期間6カ月以上10年以内
金利固定金利:2.8%~4.0% 変動金利:年1.85%~年3.05%
担保・保証人不要

※融資限度額や金利などの条件は、営業エリアによって異なります。上記は、JA東京中央を参考にしたものです。

教育ローン

JAバンク(農協)の教育ローンは、教育資金に充てるお金の融資サービスです。具体的には、以下のよう場面で利用できます。

  • 就学する子供の入学金を支払うとき
  • 就学する子供の授業料を支払うとき
  • 就学する子供のアパート家賃を支払うとき

最大1,000万円の高額融資に対応、金利は変動金利で年1.8%~2.8%(JA東京中央の場合)のローンです。前項で触れたようにお子様の免許取得費用を工面できないケースなど、就学中のお子様がいらっしゃるケースで利用できます。

基本的に使途は決められており、「就学する子弟または本人の教育に関するすべての資金、および他金融機関等からの教育ローンの借換資金」としての使途とされています。そのため、自身で自由に使うお金を借りたい場合にはカードローンやフリーローンが最適です。

申込み条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満18歳以上65歳未満である
・最終償還時の年齢が満72歳未満である
・継続して安定した収入がある
・教育施設に就学予定または就学中の子供がいる
・申込者本人が就学予定または就学中である
・JAが指定する保証機関の保証を受けられる
・その他JAが定める条件を満たしている
融資限度額最大1,000万円
融資期間据置期間を含めて、6カ月以上15年以内(在学期間を含む)
金利固定金利:年2.675%~年3.675%
変動金利:年1.8%~年2.8%
担保・保証人不要

※融資限度額や金利などの条件は、営業エリアによって異なります。上記は、JA東京中央を参考にしたものです。

リフォームローン

JAバンク(農協)のリフォームローンは、既存住宅の増改築や改装などにかかるお金の融資サービスです。具体的には、以下のよう場面で利用できます。

  • 既存住宅を増改築したいとき
  • 既存住宅を改装したいとき
  • 既存住宅の補修資金を支払うとき

住宅の増改築や改装などの際に利用できるローンです。空き家解体の費用にも利用できるため、畑など広大な土地の中にある使用しなくなった倉庫を解体する際にも役立ちます。また、店舗によってはJAネットバンクを利用していれば繰り上げ返済の手数料が0円になるケースもあります。借金を抱えすぎずにリフォーム費用を工面したい人にもおすすめです。

ただし、1年以上は借入期間を設定しなければいけないため、1年未満での返済を希望する場合には適していないため注意してください。

申込み条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満18歳以上75歳未満である
・最終償還時の年齢が満80歳未満である
・継続して安定した収入がある
・JAが指定する保証機関の保証を受けられる
・その他JAが定める条件を満たしている
融資限度額最大1,500万円
融資期間1年以上15年以内
金利固定金利:年3.08%~年4.08%
変動金利:年1.475%~年2.475%
担保・保証人不要

※融資限度額や金利などの条件は、営業エリアによって異なります。上記は、JA東京中央を参考にしたものです。

JAの農業融資

JAバンク(農協)のJAの農業融資は、農業者向けの融資サービスです。農業経営の改善に向けた設備投資や施設の拡張などに利用できます。農業関係以外の用途では利用できないため注意してください。

利用できる資金の種類は以下の通りです。

対象者利用できる資金
認定農業者
  • 農業近代化資金
  • アグリマイティー資金
  • JA農機ハウスローン
認定新規就農者
  • 農業近代化資金
  • アグリマイティー資金
  • JA農機ハウスローン
認定農業者、認定新規就農者以外で
一定の条件を満たす人
  • 農業近代化資金
  • アグリマイティー資金
  • JA農機ハウスローン
どの融資対象にも該当しない人
  • アグリマイティー資金JA農機ハウスローン

認定農業者、認定新規就農者以外で一定の条件を満たす人の「一定の条件」は、以下の通りです。

  • 農業所得が総所得の過半を占めている、または農業粗収益が200万円以上あることなどの条件を満たしている
  • これらの経営の経営者以外の農業者(配偶者、後継者など)
  • 一定の基準を満たす任意団体など

また、認定農業者と認定新規就農者の場合、無利息、低金利で融資を受けられるほか、税制の優遇、経営相談の支援など多くのメリットがあります。

イーデス

JAバンクでお金を借りられる商品は大きく分けると、8種類です。資金用途がそれぞれ異なるため、お金の使い道に合ったローンを選びましょう。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
JAバンクの住宅ローンは金利が低いので、住宅の購入や増改築、他社からの借り換えを考えている人にはおすすめです。マイカーローンは自動車やバイクの購入だけでなく、車の修理や運転免許証の取得費用でも借りることができます。教育ローンは据置期間もあり、借入期間が長いので、無理のない返済計画を立ててください。

塚越さん

塚越さん

JAバンク(農協)でお金を借りるために必要な書類

JAバンク(農協)でお金を借りるためには、本人確認資料は必ず提出しなければなりません。申込金額が50万円未満の場合、原則収入証明書は不要です。ただし、JAによって提出を求められる場合があるため、申込店舗にお問い合わせください。

本人確認資料の例

  • 運転免許証
  • パスポート など
収入証明書の例
必要書類取得場所取得方法
源泉徴収票勤務先12月~1月に勤務先から交付される
住民税決定通知書勤務先6月ごろに勤務先から交付される
納税証明書自宅4月~7月ごろに市区町村役場から交付される
確定申告書税務署確定申告時に控えが税務署から交付される

また、ローンの種類によっては、上記の書類に加えて書類が必要な場合があります。

追加でローン別に必要な書類
ローン名必要な書類
カードローン資金使途を確認できる書類
多目的ローン資金使途を確認できる書類
フリーローン資金使途を確認できる書類
住宅ローン不動産に関する書類
マイカーローン見積書または注文書
教育ローン合格通知書または在学証明書
リフォームローン建築工事請負契約書または見積書、建築図面など
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JAバンクでお金を借りるためには、本人確認資料の提出が必要です。また、申込金額が50万円以上の場合には、追加で収入証明書の提出が求められます。

JAバンク(農協)の申込み方法

JAバンクのローンに申込む流れは、以下の通りです。

  1. STEP.1

    公式サイトから希望のローンを選択する

  2. STEP.2

    JAを選択し、金利を確認する

  3. STEP.3

    申込みに必要な情報を入力する

  4. STEP.4

    申込内容の連絡を受ける

  5. STEP.5

    事前申込み結果の連絡を受ける

  6. STEP.6

    正式に手続きを行う

即日での審査結果の通知は行っておらず、原則10営業日以内で審査が完了します。また、借入までの流れは利用するJAによって異なるため、詳細は利用するJAの公式サイトで確認してください。

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JAバンクの審査にかかる期間は、原則10営業日以内です。即日での審査結果の通知には対応しておらず、即日で融資を受けたい場合には、消費者金融を利用するなどほかの方法を検討する必要があります。

JAバンク(農協)に関するよくある質問

Q.JAバンク(農協)は農家でなくても借りられる?

A.農家でなくても、准組合員になれば借入できます。

准組合員になるためには、以下の条件を満たし、所定の手続きを行う必要があります。

  • JAの事業を利用する意思があること: JAの金融サービスや共済、購買事業などを利用する意思が必要です。
  • JAの定める地区内に居住または勤務していること: 一部のJAでは、地区外在住の人でも一定の条件を満たせば准組合員になれる場合があります。
  • JAの定める出資金を払い込むこと: 出資金はJAによって異なりますが、一般的には1口1,000円程度です。

Q.JAバンク(農協)でお金を借りる際の審査日数は?

A.原則10営業日以内となっています。

Q.JAフリーローンは何歳まで借りられる?

A.JA西東京のフリーローンでは、満20歳以上75歳未満であれば申込みが可能です。最終償還時の年齢が満80歳未満である必要があります。

Q.JAフリーローンはいくらまで借りられる?

A.JA西東京のフリーローンでは、最大500万円まで借入が可能です。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
JAバンクの審査は金利が低い分、厳しいと考えられます。しかし、JAバンクの金利は消費者金融や銀行と比べて低いので、利用する価値はあると考えます。但し、JAバンクは窓口まで行かなければならないことと、窓口が平日の昼間しか開いていないので、平日働いている人には利用しにくいことがデメリットになります。

塚越さん

塚越さん

まとめ

JAバンク(農協)は、銀行や消費者金融よりも低金利であり、利息を抑えながら利用できる点がメリットです。しかし、平日の昼間に窓口で手続きを行わなければならないというデメリットがあります。平日に働いている人にとっては、なかなか来店は難しいでしょう。

JAバンク(農協)では以下の方法でお金を借りられます。

  • カードローン
  • 多目的ローン
  • フリーローン
  • 住宅ローン
  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • リフォームローン
  • JAの農業融資

それぞれ資金用途とは異なるため、必ず確認したうえで申込みを行ってください。

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