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カードローンなぜ審査通らない?審査基準が甘いと聞いたのに通らないときの対処法

カードローンなぜ審査通らない?審査基準が甘いと聞いたのに通らないときの対処法

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カードローンの審査に落ちる人ってどんな人なんだろう…」

「審査落ちの理由を知って、次こそはお金を借りたい」

と考えていませんか?

カードローンの審査に通らない理由は、以下のようなものがあります。

  • 延滞、滞納履歴が信用情報に記録されている
  • 他社の借入金額が多く総量規制枠を超えている、または、すでにギリギリ
  • 勤続年数が短く、今後の収入安定度に不安がある
  • 年収と支出状況のバランスが明らかに取れていない
  • 短期間で多数の信用情報照会履歴が残っている

上記の項目に当てはまっていない方、つまり信用情報に問題がなく、安定した収入があれば審査に通過できる可能性は十分あります。

一方で、上記の項目に当てはまっている人は、「お金を貸しても返ってこないだろう」と判断され、審査に通過する可能性が極めて低いです。

この記事では、実際にカードローンの審査に落ちてしまった人の事例を紹介し、審査の対策を項目別に解説しています。

飯田道子さん

飯田 道子 / ファイナンシャルプランナー

【専門家の解説】

カードローンの審査に通らないとショックですし、絶望的な気持ちになってしまいますよね。ただ、審査に通らない場合にはそれなりに理由があるのです。具体的には延滞履歴があったり、すでにたくさんの金額を借りている、収入が安定しておらず返済に不安があるなどさまざまです。もし、審査に通らなかったときには、ほかの会社への申し込みを検討しても良いでしょう。ただ、まずは、その理由を知ることが大切です。

塚越さん

塚越 一央 / 塚越FP社労士事務所 代表

【専門家の解説】

カードローンは、安定した収入があり信用情報に傷がなければ、通常は審査に通ります。しかし、収入の3分の1以上の借入があったり、4社以上の金融機関から借入があるとか、1度に複数の申し込みをしたりすると、審査に落ちることになります。今の状況で借りられるのか、しっかり調べてから申し込みをするようにしてください。

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実際にカードローン審査に落ちた事例

実際に審査に落ちた事例をもとに、審査落ちの原因を解説します。

Aさんのプロフィール
職業派遣社員
勤続3カ月
年収200万円
家族構成4人(子供が2人)
住宅ローンの有無
他社の借入件数2件(合計55万円)

Aさんは、子供の教育費用を捻出することができず、非常に困っていました。

そんなとき、カードローンのインターネット広告を見かけ、申し込んでみることにしました。

「何とかして借りたい...」と、審査回答まで2時間程度待っていましたが、結果として審査に通りませんでした。

Aさんは、なぜ審査に落ちてしまったのでしょうか?

Aさんのプロフィールを見ると分かりやすいのですが、明らかに収支バランスが取れていません。

勤続年数も短く、年収から見ても、収入の安定度に大きな不安があるため、カードローン会社もリスク回避として融資を否決したと考えられます。

カードローン審査に重要なのは「返済能力」です。まずは、支出状況と借り入れ希望額を見直すことをおすすめします。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
金融機関にとって、貸したお金が返ってこないことが一番困ります。そのために、借入希望者の返済能力をしっかり調べます。収入から生活費や返済の支出を差し引いた、返済余力がどの位あるのかが重要です。事例では、年収200万円に対して、生活費の他に住宅ローン、他社借入の返済があり、返済余力がまったくないことが分かります。

塚越さん

塚越さん

カードローンの審査基準と対策

カードローン会社が審査の際に用いる情報は、大きくわけて以下の3種類です。

  • 信用情報
  • 個人情報
  • 勤務先情報

それぞれ、以下の表のように審査でよく見られる項目があります。

カードローンの審査基準の中で、審査結果に影響しやすい項目
情報の種類項目
信用情報他社の借入件数
他社の借入金額
審査履歴
延滞、滞納の有無
個人情報家族構成
住まいの種類
住宅ローンの有無
自宅電話の有無
勤務先情報会社名
社員数
勤務形態
勤続年数
年収

それぞれの項目について、審査通過のポイントを詳しく見ていきましょう。

信用情報

信用情報とは、クレジットカードの利用履歴やキャッシング残債などの「個人の信用に関わる情報」のことです。

たとえば、日本信用情報機構(JICC)という信用情報機関で管理されており、クレジットカードやカードローンに申し込む際に照会されます。

信用情報に問題があると、審査に通過することができませんので、該当する項目があれば対策が必要です。

他社からの借入件数

カードローンやキャッシングには、「約定返済額」というものがあり、毎月最低限返済する必要のある金額がそれぞれ規定されています。
「この月は返さない」といったことはできません。

つまり他社の借入件数が多いほど、約定返済の合計額が大きくなるため、カードローン会社側は貸付のリスクが高くなってしまいます。

他社の借入件数が4件以上の方は、審査に落ちてしまう可能性が非常に高いためまずは今借りているお金を返すことに専念しましょう。

金利を抑えて返済を1本化できる「低金利のおまとめローン」を検討してみてください。

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
新たにカードローンに申し込む際に、重要になるのが他社からの借入件数です。消費者金融からの借入で総量規制を超えている場合は問題外ですが、総量規制以内であっても、借入件数が4社以上あるときには、審査に通る可能性は低くなります。もちろん、3社以下でも必ずしも審査に通るわけではありませんが、すでに複数から借り入れているときには、おまとめローンを検討しても良いでしょう。

飯田さん

飯田さん

他社からの借入金額

貸金業法で、「貸金業者が貸付できるのは利用者年収の3分の1まで」と定められています。

すでに他社でギリギリまで借りている場合は、「資金に困っているのではないか」と思われてしまいます。

借入金額を最小限にするか、複数の会社から借りている場合は前述したおまとめローンを活用しましょう。

審査履歴

資金繰りに困った利用者は、短期間で多数の業者へ審査を申し込む傾向があります。

短期間の審査履歴がある利用者は、「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、審査にほぼ通らなくなってしまいます。

審査に落ちたばかりの方は、最低でも1カ月はあけて次のカードローンに申し込みましょう。

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
延滞や滞納歴があるなら審査に通らないことに納得ができるかもしれませんが、申し込みが多いのも審査に通りにくくなる要因となります。これは申し込みブラックと言われているもので、短期間での審査履歴が多いとそれだけお金に困っていると判断され、審査に通らなくなってしまうためです。もし、審査に通らなかったときには、最低でも1カ月以上は間をあけてから、申し込むようにしてください。

飯田さん

飯田さん

延滞、滞納の有無

過去に延滞や滞納履歴のある利用者は、信用に問題があると判断されるため、審査を通過できない要因となります。時間経過で削除されますが、5~10年ほどかかってしまいます。

逆に、過去の返済を順調に行っている方は、信用があると判断されやすくなります。

信用情報に不安のある方は、「日本信用情報機構(JICC)」に開示請求をすることができます。

個人情報

家族構成

年収に対して家族構成の人数が多過ぎると、返済能力が低いと判断されやすくなります。

住まいの種類

住宅ローン保有や賃貸住宅住居の場合、毎月固定費の負担が大きいため、返済能力に影響します。

住宅ローンの有無

毎月の固定費として住宅ローンは非常に大きな負担となります。

年収に対してあまりに住宅ローンの負担が大きいと、返済能力に問題ありと判断されやすくなるため、借入希望額は最小に抑えましょう。

自宅電話の有無

自宅の固定電話を契約する際には、契約手続きがあるため社会的信用があると判断されやすくなります。

ただし、近年、携帯電話だけの家庭が増加傾向にあるため、審査結果に著しく影響することはないでしょう。

勤務先情報

勤務先の情報は審査で在籍確認が行われ、返済能力に大きく関係してきますので重要です。

とはいえ、「お金を借りるために今すぐ転職」というわけにはいかないで、参考程度にしてください。

また、最近では電話による在籍確認なしのカードローンもありますので、心配な方はそちらを利用しましょう。

会社名

勤務先事業の安定度は利用者の返済能力を判断するうえでも非常に重要になります。

あまりに零細企業である場合、審査結果に影響する可能性があります。

社員数

事業規模を判断するうえで重要な項目です。利用者の収入安定度を判断する要因となります。

勤務形態

公務員、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト・パートの順に審査に有利となります。

個人事業主の場合は事業内容を見て判断されるケースが多いです。

勤続年数

勤続年数は、長いほど退職リスクが低いと判断されるため、同一勤務先に長期にわたり勤めている方は審査に通りやすいです。

年収

年収は返済能力に直結するため、非常に重要な項目です。

こちらもすぐに対策できることではないので、必ず正直に申告しましょう。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
カードローンの審査で特に重視されるのが、信用情報です。信用情報の中でも延滞履歴は、審査担当者の評価が極端に悪くなるので、決して延滞をしないと心に銘じてください。また、短期間に複数の申し込みをする「申し込みブラック」は、審査担当者にお金に困っていると思われるので、極力避けてください。

塚越さん

塚越さん

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
監修者 飯田道子の一言コメント!
審査をするときには、氏名や生年月日の他、勤務先や年収、家族構成や住まいについてなど、パーソナルな情報を総合して審査していきます。ここで注目すべきなのが、自宅の電話の有無です。特にフリーランスや自営業者で連絡先と在籍確認の電話番号が同じ場合には、あまり意味がありません。その場合は、本来の必要書類の他に、追加の書類が必要になることが考えられますので注意してください。

飯田さん

飯田さん

審査に落ちたばかりですぐカードローンに申し込めない時の対処法

カードローンの申込を短期間で繰り返すと、信用情報に記録されてしまい、かえって審査に通らなくなります(申し込みブラック)。

たとえば、つい最近アコムで審査落ちしたなら、その原因や対策を調べている方はすぐにほかのカードローンに申し込んではいけません。

もしあなたがすでに借入しているカードローンの返済に困っている場合は、「消費者金融で一度でも借りるとどうなる?やばい可能性と対策を解説」を参考に今後の動きを考えてみてください。

どうしてもすぐにお金を借りたい方は、信用情報を利用しない以下のような借入方法を検討しましょう。

  • すでに所持しているクレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • ブランド品などを担保にお金を借りる質屋を利用する

いずれにせよ高い金利がつきまとうため、計画的に利用しましょう。

時間がかかるというデメリットはありますが、公的制度の利用も検討してください。

市役所・区役所が相談窓口となっており、生活福祉資金や緊急援護資金といった貸付が利用できるかもしれません。

詳しくは国からお金を借りる公的融資制度│市役所・区役所で申し込む個人貸付を解説で解説しています。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修者 塚越 一央の一言コメント!
カードローンの審査に落ちると信用情報に履歴が残るので、他社に申し込みをし直しても信用が乏しいと判断され、また審査に落ちることになります。少なくとも6カ月間は、空けてください。その間は、かなり苦労することになりますので、審査に落ちないように周到な準備をしたうえで、カードローンの申し込みをするようにしてください。

塚越さん

塚越さん

カードローンになぜ審査に通らないかのよくある質問と回答

総量規制対象外のカードローンで審査が甘いのはあるか

総量規制対象外の銀行カードローンであっても審査甘いところはありません。

消費者金融同様に審査を甘くしたところで、貸したお金が返ってこないなら貸し倒れになるからです。

住宅ローンの審査は、カードローンを借りていると影響するのか

結論からいうと、影響する可能性があります。

なぜかというと、カードローンの借入額があまりに多かったり、過剰な限度額が設定されていたりする場合は、住宅ローンの返済能力に影響する可能性があるからです。

住宅ローン審査を受ける場合は、あらかじめ不要なカードローンを解約しておくことをおすすめします。

まとめ

カードローンの審査基準は会社によって大きく異なりますが、安定した収入と収入に見合った借り入れ希望額であれば審査に通過することが可能です。

一方、信用情報や収入に不安があるにもかかわらず、安易に申し込むとますます審査通過が難しくなってしまうので注意しましょう。

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