引越し費用を借りる4つの方法！初期費用の支払いにおすすめのローンはどれ？
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引越しでは敷金・礼金のほかに、前家賃や仲介手数料などさまざまな費用の支払いが必要となります。
平均して40～50万円程度かかるため、引越しにかかるお金の借り入れを検討している人も多いでしょう。
本記事では、引越し費用を借りる方法を4つ紹介します。おすすめのサービスや引越し費用を安くする方法も紹介するので、引越しを予定している人はぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 引越し費用を借りる方法
- 引越し費用を借りられるおすすめのサービス
- 引越し費用を安くする方法
金子賢司/CFP（日本FP協会会員）
【専門家の解説】
急ぎで引っ越し費用の準備が必要なときは、消費者金融のカードローンを利用することになります。 しかし消費者金融のカードローンは金利が高いため、総返済額が高くついてしまうかもしれません。 引っ越しスケジュールを早めに決めておけば、比較的金利が低い銀行の多目的ローンや、フリーローンも選択肢に含めることができます。 引っ越し資金が手元にないときは、少しでも自身に有利なローンが利用できるように、計画的に進めていきましょう。
ファイナンシャルプランナー
監修者金子 賢司
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
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引越し費用を借りる4つの方法
引越し費用を借りるためのおすすめの方法は次の4つです。
| 消費者金融のカードローン※1 | 銀行や農協のフリーローン※2 | 銀行の多目的ローン※3 | 公的な支援制度※4 | |
|---|---|---|---|---|
| 金利 | 年4.5％～年17.8％ | 変動金利：年5.975％ | 変動金利：年5.875％ 固定金利：年6.85％ | 保証人あり：無利子 保証人なし：年1.5％ |
| 融資までの期間 | 最短即20分 | 1～2週間程度 | 1～2週間程度 | 1～3カ月程度 |
| 利用上限額 | 最大500万円 | 最大300万円 | 最大300万円 | 最大40万円 |
| 貸付条件 | ・年齢が18～74歳 ・本人に安定した収入がある | ・年齢が20～65歳 ・前年度税込年収が200万円以上で、現在安定した収入がある ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる ・契約時にローン契約機に来店できる ・国内に住んでいる | ・年齢が16～65歳で、最終返済時年齢が71歳未満 ・勤続年数が2年以上前年度税込年収が200万円以上で、安定かつ継続した収入を見込める ・保証会社の保証を受けられる | ・低所得者世帯であって、収入の減少や失業などにより生活に困窮している ・公的な書類などで本人確認できる ・現に住居を有していること、または住宅手当の申請を行い、住居の確保が確実に見込まれる ・実施主体および関係機関から、継続的な支援を受けることに同意している ・実施主体が貸付および支援を行うことにより、自立した生活を営むことが可能となり、償還を見込める ・ほかの公的給付または公的な貸付を受けることができず、生活費を賄えない |
※1.プロミスの場合
※2.三井住友銀行のフリーローンの場合
※3.みずほ銀行の多目的ローンの場合
※4.生活福祉資金貸付制度の住宅入居費の場合
借入方法によって、借りられる金額や使途、融資までの期間は異なります。そのため、引越しに必要な金額や使い道、引越し時期によって借入方法を検討しましょう。
- 急な引越しが決まってしまった場合は「消費者金融のカードローン」がおすすめ
- 引越しまで2週間程度の猶予がある場合は「フリーローン」「多目的ローン」がおすすめ
- 1ヵ月以上融資を待てる場合は「公的貸付制度」がおすすめ
消費者金融のカードローン
消費者金融のカードローンとは、消費者金融会社が提供している個人向け融資サービスです。借りたお金の使い道は自由で、契約時に設定された利用限度額内であれば何度でも借り入れできます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 最短即日で借りられる | 銀行のローンよりも金利が高い |
| Webで借入手続きが完結する | 借り入れが癖になる可能性がある |
| 利用限度額内であれば繰り返し借入できる |
消費者金融のカードローンの中には約20〜30分で審査が完了するものもあり、最短即日で借り入れできるため、「急な引越しが決まり、引越し費用を急いで用意する必要がある」という場合におすすめです。
Webで借入手続きを完結できるサービスを選べば、店頭に足を運ぶ必要はありません。
消費者金融のカードローンは数多くありますが、その中でも特におすすめのサービスを厳選して3つ紹介します。
プロミス
おすすめポイント
- 最短3分※1で借入できる
- 初回借入日の翌日から30日間は無利息※2
- 18歳から申し込める
| 金利 | 年4.5％～17.8％ |
|---|---|
| 審査時間 | 最短3分 |
| 融資スピード | 最短3分※1 |
| web完結 | ◯ |
| 無利息期間 | 初回借入日の翌日から30日間※2 |
| 学生の利用 | ◯（18歳以上の場合） ※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須。 ※高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）は申し込めません。 |
※1.申込みの時間帯や利用する銀行によって、当日中の融資ができない場合があります。
※2.30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
プロミスは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が提供しているカードローンです。三井住友フィナンシャルグループの完全子会社であり、初めての人でも安心して利用できるでしょう。
プロミスでは初めて契約した人を対象に、30日間の無利息期間サービスを提供しています。初回契約日の翌日から30日間は利息が発生せず、30日が経過するまでに返済すれば利息は0円です。
※30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
また、18歳から申し込める点も魅力です。安定した収入があれば学生でも申し込めるため、新生活のために引っ越す場合にも利用できます。
| 利用限度額 | 審査時間 | 融資までの時間 |
|---|---|---|
| 最大500万円※ | 最短3分 | 最短3分※ |
| 借入金利 | 無利息期間サービス | 土日の借入 |
|---|---|---|
| 年4.5％～17.8％ | 30日間 | ○ |
※融資時間：申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間：30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限：本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて：申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）は申込できません。
おすすめポイント
- Web契約で最短3分融資も可能
- 最短10秒で振込可能（24時間振込可能な金融機関の口座を持っていること）
- 申込、借入、返済24時間OK！
アコム
おすすめポイント
- 最短20分※で借入できる
- 提携ATMが多くて借入しやすい
- 初回利用日の翌日から30日間は無利息
| 金利 | 年3.0％～18.0％ |
|---|---|
| 審査時間 | 最短20分 |
| 融資スピード | 最短20分※ |
| web完結 | ◯ |
| 無利息期間 | 融資後30日 |
| 学生の利用 | ◯（20歳以上の場合） |
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アコムは、アコム株式会社が提供しているカードローンです。
2024年1月現在、全国には14種類もの提携ATMがあり、どこにいても借入しやすくなっています。「引越し業者に払うお金を現金ですぐに用意しなければならない」という場合に役立ちます。
また、初めて契約する人であれば、初回契約日の翌日から30日間は無利息で利用できます。無利息期間内であれば、何度借り入れしても利息はかかりません。
アイフル
おすすめポイント
- 最短18分※で借入できる
- 女性専用ダイヤルが用意されている
- 初回利用日の翌日から30日間は無利息
| 金利 | 年3.0％～18.0％ |
|---|---|
| 審査時間 | 最短18分※ |
| 融資スピード | 最短18分※ |
| web完結 | ◯ |
| 無利息期間 | 融資後30日 |
| 学生の利用 | ◯（20歳以上の場合） |
※申込の状況によっては希望に添えない場合があります。
アイフルは、アイフル提供会社が提供しているカードローンです。女性オペレーターが対応してくれる女性専用ダイヤルが用意されており、「初めての利用で不安」「女性相手のほうが相談しやすい」という人の利用に向いています。
また、初めて契約する人を対象にした、30日間の無利息期間が用意されている点も特徴です。初回利用日の翌日から30日間は無利息で利用できて、期間内であれば繰り返し借入しても利息0円です。
引越し業者に払うお金や、引越しに伴う家具の購入費用にも充てられます。
銀行や農協のフリーローン
銀行や農協のフリーローンとは、銀行や農協が提供している個人向け融資サービスです。借入回数は1回のみで、カードローンよりも金利が低めに設定されています。
また、使い道は制限されておらず、借入金は自由に利用できます。他社からすでに借入している場合には、フリーローンをおまとめローンとして使用し、借入を1本にまとめることも可能です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| カードローンよりも金利が低い | 追加で借入できない |
| 借入金の管理がしやすい | 融資までに1～2週間かかる |
銀行や農協のフリーローンは、消費者金融カードローンよりも金利が低く、利息を抑えて利用できます。
また、借入回数は1回であることから、借り入れた後は返済に集中できるため、借入金の管理がしやすい点も魅力です。
そのため、「引越しの日まで余裕があるため、少しでも金利の低い借入方法を選びたい」という場合におすすめです。
ここでは、農協のフリーローンと、おすすめの銀行フリーローンを紹介します。
JAバンク
JAバンクのフリーローンは、銀行のフリーローンよりも金利が低めに設定されている点が特徴です。お住まいの地域のJAバンクによって金利は異なるため、公式サイトで確認しましょう。
たとえば、JA東京スマイルの変動金利は年2.65％～年3.65％であるのに対し、JAバンク大阪の変動金利は年4.3％となっています。
金利が低い点は魅力ですが、融資までに2週間程度かかるというデメリットがあります。
そのため、「引越しまでに2週間以上余裕がある」という場合におすすめです。
三井住友銀行
三井住友銀行のフリーローンでは変動金利を採用しており、金利は年5.975％です。10万円～300万円の融資を受けられます。
先ほど紹介したJAバンクのフリーローンよりも金利が高めに設定されていますが、融資までの期間は1～2週間程度であり、フリーローンよりも短い期間で借りられる点がメリットです。
そのため、「引越しまでに1～2週間の余裕があるが、2週間以上は待てない」という場合におすすめです。
銀行の多目的ローン
銀行の多目的ローンとは、銀行が提供している個人向け融資サービスのひとつです。銀行のフリーローンと同様に、借入回数は1回のみで、カードローンよりも金利が低めに設定されています。
ただし、フリーローンとは使用用途が異なっており、多目的ローンでは資金の1本化を目的として使用できません。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| フリーローンよりも金利が低い傾向にある | 追加で借入できない |
| 借入金の管理がしやすい | 融資までに1～2週間かかる |
| 資金の1本化には利用できない |
銀行の多目的ローンは、消費者金融カードローンや銀行のフリーローンよりも金利が低い傾向にあります。また、こちらも借入回数は1回です。
一方、融資までに1〜2週間程度かかることから、緊急時の借入には対応できないことに注意しましょう。
引越しの日までに1〜2週間以上の余裕がある場合に検討してみてください。
ただし、資金の1本化には利用できないことから、「引越しのお金を借りるついでに、借入金をまとめたい」という場合には向いていません。
ここでは、銀行の多目的ローンのおすすめを2つ紹介します。
みずほ銀行
みずほ銀行の多目的ローンでは、無担保で300万円まで借りられます。変動金利と固定金利が用意されており、変動金利は年5.85％で、固定金利は年6.85％です。
借入期間は6カ月以上7年以内で、最長6カ月の元金返済据え置き期間が用意されています。元金返済据え置き期間とは一定期間利息のみを支払う期間のことであり、就職前などによってお金をすぐに用意できない場合に役立ちます。
そのため、「就職を機に引越しをするが、すぐに返済する余裕がない」という場合におすすめです。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行の多目的ローンは、最長の返済期間は10年で、最大1,000万円まで借りられます。金利は変動金利を採用しており、年2.975％～年4.975％です。
ほかの商品と合わせて利用すると、最大年1.0％の金利の引き下げを受けられます。
- 住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある場合には、年0％の引き下げ
- 住信SBIネット銀行のカードローンを契約している場合には、年5％の引き下げ
- SBI証券口座を保有している場合には、年5％の引き下げ
そのため、「住信SBIネット銀行の住宅ローンやカードローンを契約している」「SBI証券口座を保有している」という場合におすすめです。
公的融資制度
公的融資制度とは、国や地方自治体からお金を借りられる制度です。自治体が独自で制度を設けていることもあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| カードローンやフリーローンよりも金利が低い | 融資までに1～3カ月程度かかる |
| 保証人がいると無利子になる場合がある | 窓口に足を運ぶ必要があり、手間がかかる |
カードローンやフリーローンよりも金利が低く、さらに保証人がいると無利子になるものもあります。しかし、融資までにさまざまな手続きが必要であり、融資までに1〜3カ月程度かかります。そのため、「引越しの日まで1カ月以上余裕がある」場合に利用を検討しましょう。
生活福祉資金貸付制度:住宅入居費
生活福祉資金貸付制度とは、低所得者や高齢者、障害者が安定した生活を送るために、都道府県の社会福祉協議会から融資を受けられる制度です。
その中でも、総合支援資金の住宅入居費では、引越しにかかる敷金や礼金などに充てるお金を借り入れできます。
貸付条件は以下のとおりです。
| 貸付の対象者 | ・低所得者世帯であって、収入の減少や失業などにより生活に困窮している ・公的な書類などで本人確認できる ・現に住居を有していること、または住宅手当の申請を行い、住居の確保が確実に見込まれる ・実施主体および関係機関から、継続的な支援を受けることに同意している ・実施主体が貸付および支援を行うことにより、自立した生活を営むことが可能となり、償還を見込める ・ほかの公的給付または公的な貸付を受けることができず、生活費を賄えない |
|---|---|
| 貸付限度額 | 40万円以内 |
| 据え置き期間 | 貸付の日から6カ月以内 |
| 償還期間 | 据え置き期間経過後から20年以内 |
| 貸付利子 | 保証人あり:無利子 保証人なし:年1.5％ |
※参照元:新しいセーフティネット 総合支援資金貸付
住宅入居費の使途は、敷金や礼金など住宅の賃貸契約を結ぶために必要な経費であり、引越しに伴う日用品の購入代には充てられません。また、融資までに1〜3カ月以上の期間がかかることから急なお金の準備には対応できません。
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度:転宅資金
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度とは、20歳未満の児童を扶養している配偶者のいない女子または男子、寡婦などが利用できる貸付制度のことです。その中でも、転宅資金であれば、引越しする際の賃貸に必要な資金を借入できます。
貸付条件は以下のとおりです。
| 貸付の対象者 | 20歳未満の児童を扶養している配偶者のいない女子または男子、寡婦など |
|---|---|
| 貸付限度額 | 260,000円 |
| 据え置き期間 | 6カ月 |
| 償還期間 | 3年以内 |
| 貸付利子 | 保証人あり:無利子 保証人なし:年1.0％ |
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度の転宅資金は、保証人がいれば無利子で借りられます。
貸付限度額は26万円です。融資を受けられるまで3カ月以上かかるため、こちらの制度を利用する場合は計画的に引越しの予定を立てておく必要があります。
引越しにかかる費用の目安
引越しには、賃貸契約の費用と引越し代金が必要です。「引越ししたいのにお金が足りない」という事態を防ぐために、いくら必要なのか知っておきましょう。
以下は、単身・家族別で必要な費用の相場です。
| 費用 | 単身 | 家族 |
|---|---|---|
| 敷金・礼金 | 14万円 | 20万円 |
| 仲介手数料 | 3.5万円 | 5万円 |
| 前家賃 | 7万円 | 10万円 |
| 火災保険料 | 2万円 | 2万円 |
| 鍵交換・消毒料 | 5万円 | 6万円 |
| 引越し業者への支払い料金 | 3.5万円 | 7万円 |
| 家具・家電や日用品の購入費 | 5万円 | 7万円 |
| 総額費用 | 40万円 | 57万円 |
※参照元:引っ越し費用の相場料金はどれくらい？ - 時期・人数別の平均見積もり金額と総額資金の概算｜引越し侍
敷金や礼金は、入居する前に仲介手数料や前家賃と一緒に支払います。
引越し業者への支払い料金は、新居への荷物の積み込み作業が完了した時点で現金で支払うため、引越し日までに用意しておきましょう。
なお、賃貸物件を退去する際、退去費用が発生することがあります。部屋を原状回復するために支払う費用であり、故意・過失がある汚れや傷がある場合に請求されます。
引越しにかかる費用は人によって異なりますが、費用ごとの相場を知っておくことで安く抑えられる可能性があります。
初期費用は分割払いに変更できる場合もある
引越しの初期費用は家賃の4〜5倍程度と言われており、一括での支払いが難しい場合があるでしょう。そのような場合には、支払い方法を分割払いに変更することがおすすめです。
支払い方法を分割払いに変更する方法は次の2つです。
- 不動産会社と相談して分割にしてもらう
- クレジットカードで支払う
不動産会社によっては分割払いに応じてもらえることがあります。物件を探すタイミングで分割払いに応じてもらえないか相談してみましょう。
また、クレジットカードの支払い方法に対応している場合には、クレジットカードの分割払いを利用することで毎月の支払いを軽減できます。
CFP（日本FP協会会員）
監修者 金子 賢司の一言コメント！
分割払いに応じてもらえる場合は、分割払いに伴う手数料も確認しておきましょう。 クレジットカードの分割払いも、分割回数によっては手数料がかかることがあり、消費者金融カードローンの金利よりも高くつくことがあります。 ただしカードローンのように、引っ越し以外の目的で、お金を借りてしまうリスクは避けられます。 利用前にカードローンと分割払い、どちらが良いかしっかり比較することが大切です。
金子さん
引越し費用を安くする方法
引越しにかかる費用そのものを安くすることで、補填しなければいけない金額も減らせるため、お金を工面する方法だけではなく次の手段についても知っておきましょう。
- フリーレントの物件を探す
- 不用品をフリマアプリで売却する
- 引越し先に荷物を配送する
引越し費用を安くする方法については、以下の記事でより詳しく解説しています。引越しを安く済ませる方法を8つ紹介しているので、引越し費用を安くしたい人はぜひ参考にしてください。
フリーレントの物件を探す
フリーレントの物件とは、入居してから一定期間、家賃が無料になる物件のことです。フリーレント物件を選ぶことで、初期費用を大幅に抑えられます。
たとえば、家賃が月8万円の物件で2カ月間家賃が無料となる場合、16万円の節約につながります。
不用品をフリマアプリで売却する
引越しの際に不用品をフリマアプリで売れば、売上を引越しの費用に充てられます。
また、荷物の量は引越し料金に影響するため、不用品を売却して荷物を減らせれば、引越し業者に支払う料金を下げることも可能です。
不用品が一定期間売れない場合には、「ジモティー」などの掲示板で、無料で引き取ってもらうとよいでしょう。
引越し先に荷物を配送する
引越し先に、荷物を先に配送しておくと、引越し業者に依頼する荷物量を減らせます。
先述したとおり、荷物の量は引越し料金に影響するので、事前に引越し先に荷物を配送しておくと、引越し料金を下げることが可能です。当サイトが実施した調査によると、宅配便で荷物を送った人は、3,000円〜10,000円前後の費用削減に成功しています。
ただし、先に送る荷物量が多い場合、引越し業者に依頼した場合よりも高額な費用が発生することがあります。
引越し先に荷物を配送する場合には、どの程度の費用が発生するのか計算し、費用を抑えられる程度の荷物を送るようにしましょう。
まとめ
引越しの初期費用は家賃の4〜5倍程度と言われており、一括での支払いが難しいと考える人も多いでしょう。
そのような場合には、以下の方法で引越し費用を借りることがおすすめです。
- 消費者金融のカードローンで借りる
- 銀行や農協のフリーローンで借りる
- 銀行の多目的ローンで借りる
- 公的な支援制度を活用する
借り入れ方法によって。借り入れできる金額や融資までにかかる期間が異なるため、引越しに必要な金額や引越し予定日に応じて、自分に合った方法を選びましょう。
また本記事では、引越し費用を安くする方法も紹介しました。
引越し費用を抑えれば借り入れなければいけない金額も減らせるため、フリーレントの物件を選んだり、不用品をフリマアプリで売却したりなど、引越し費用を抑える工夫もしてみてください。
CFP（日本FP協会会員）
監修者 金子 賢司の一言コメント！
引っ越しをする際は、ある程度まとまった費用がかかります。 どうしても引っ越し費用の準備ができないときは、ローンを利用するのも有効な選択肢の1つです。 ただしローンを利用すれば、利息がかかるため、実際に借りた金額よりも多くのお金を返済しなければなりません。 少しでも総返済額を抑えたいときは、極力、毎月の返済日以外に、前倒しで返済するよう心がけてください。 また無利息期間があるカードローンなら、所定の期間内であれば、利息がかかりません。
金子さん
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- ※プロミス：※融資時間：申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間：30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限：本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて：申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）は申込できません。
- ※アコム：※融資時間：お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- ※アイフル：※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。
CFP（日本FP協会会員）
監修者 金子 賢司の一言コメント！
賃貸用の火災保険は一般的に2年に1度更新があります。引っ越しをして、住み続ける場合、一般的に2年後に再度、火災保険の加入と保険料の支払いが必要になるため注意してください。 更新を怠ると、自身の部屋や家財に損害があった場合の補償が受けられない場合があります。 また更新しないことで大家さんとトラブルになる可能性もあります。 火災保険の加入は、引っ越し時に手続きをするので、初回の加入漏れはありませんが、更新は忘れがちなので注意が必要です。
金子さん