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NISAの利益はどれぐらい?利確タイミングや引き出しの流れまで解説

最終更新日:

監修者

石原玄紀

NISAの利益はどれぐらい?利確タイミングや引き出しの流れまで解説
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  • NISAで資産運用するとどれぐらいの利益が見込めるの?
  • NISAで利益がでたら確定申告など必要な手続きはあるの?

NISAは、購入する金融商品によって運用益が異なるため、「必ず〇〇円の利益がでる」といった断言ができません。

しかし、NISA口座では、非課税期間内であれば税金がかからず、確定申告も必要ないので、通常の証券口座よりも利益が出しやすいといえます。

emaxis slim 米国株式(s&p500)の過去5年間の平均的な利回りでシミュレーションしてみましょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の積立シミュレーション

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毎月3万円20年間積み立てた場合(年利 20.06%)の運用結果

最終運用結果
9,414万円
運用コスト
46万円
手元に残る金額
9,368万円(+ 8,648万円)

この記事では、NISA口座で運用した利益のシミュレーションや、利益確定タイミング、利益を引き出すまでのフローを解説します。

最後まで読めば、NISA口座での運用イメージと、利益がでた後の対処法まで理解できるようになります。

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2024年1月22日時点の情報を掲載しています。
  • ファイナンシャルプランナー

    監修者石原玄紀

    中京大学経済学部卒業後、FP事務所に入社。2005年にはCFPを取得。
    その後、トヨタファイナンシャルサービス証券(現:東海東京証券)、東海東京ウェルス・コンサルティングにて、経営企画や営業、大手税理士法人への出向、富裕層部署の相続コンサルタントとして従事。
    2020年にIFA(独立系金融アドバイザー)「きわみアセットマネジメント」へ初期メンバーとして入社後、2023年に独立。
    中京大学付属中京高校で資産形成に関する授業の実施経験もあり。

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NISAで得られる利益はいくら?

NISAで得られる利益は、商品の種類や積立方法によって得られる利益の種類や利率が異なりますので、具体的にいくらとは断言できません。

しかし、NISAを利用することで、一般の投資よりも多く利益を得ることはできます。

100万円の売却益が生じた場合の例

課税口座:
100万円 -(100万円 ✕ 20.135%)
798,650円受け取れる

NISA口座:
100万円をそのまま受け取れる

当然ながら、NISAを利用した場合でも、損をしてしまうリスクはあります。

どのような商品にいくら投資をして、どのくらいの利益を得られる可能性があるのかなど、事前に確認してから、NISAでの資産運用を始めるようにしましょう。

NISAで株式を5年間運用した時の利益イメージ

マクドナルドの株を約100万円分買っていたと仮定して、過去の実績からどのくらい売却利益が得られたのか見てみましょう。

なお、手数料は考慮しません。

NISAで株式を5年間運用した時のシミュレーション

  • 購入時期:2016年8月1日
  • 購入価格:1株3,085円
  • 購入株数:300株
  • 購入総額:925,500円
  • 売却時期:2021年7月2日
  • 売却価格:1株4,900円
  • 売却株数:300株
  • 売却総額:1,470,000円
  • 売却利益:544,500円

※配当金は含まない

2016年に、マクドナルドの個別株を300株購入していた場合、5年後の2021年には、売却益として約54万円の利益を得ることができました。

課税口座であれば利益に対して約11万円の税金が差し引かれますが、NISA口座なので利益のすべてが受け取れます。

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NISAで投資信託を20年間運用した時の利益イメージ

金融庁の「つみたてNISA早わかりガイドブック」には、20年間運用すると年率2%~8%の水準に収まるという過去実績でのデータがあります。

データを基に、毎月1万円を年率2%~8%で運用した場合のシミュレーションを行ってみます。

なお、手数料は考慮しません。

NISAで投資信託を20年間運用した時のシミュレーション

  • 積立金額:毎月1万円
  • 積立期間:20年間
  • 利回り:2%~8%
  • 元本:240万円
  • 運用収益:547,968円~3,490,204円
  • 最終積立金額:2,947,968円~5,890,204円

この場合、20年間で54~349万円の利益を出すことができます。

もちろん、今から20年間後も過去と同様の利益が出るとは限らない点は留意しておく必要があります。

昨今の貯金で得られる金利状況や、元本割れのリスクも考慮したうえで、無理のない範囲で投資するようにしましょう。

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NISAの利益は確定申告が不要

NISAで得た利益は、すべて非課税となります。

確定申告など、特別な手続きは必要ありません。

ただし、以下のようなケースにおいては、証券会社などで手続きが必要となることがあります。

証券会社などで手続きが必要となるケース

  • NISA口座から課税口座に移管したい場合
  • NISA口座の金融機関を変更したい場合

    何らかの事情により、NISAの保有商品を特定口座や一般口座などの課税口座に移したい場合、証券会社での手続きが必要になります。

    新NISAになり非課税期間が無期限になったので、課税口座に移す必要はほぼなくなりました。

    なお、課税口座に移管した後は、確定申告をすることで、他の預かりとの損益通算ができたり、株の譲渡損失を3年間にわたり繰越控除して、翌年以降の利益と相殺することが可能です。

    損益通算とは

    一定期間内の利益と損失を相殺すること。

    利益(譲渡益や配当など)が出た場合は税金がかかるが、一方で損失が出た場合には利益から差し引いて、その分だけ税金を減らすことができる。

    また、NISA口座を他の金融機関に変更したい場合も手続きが必要です。

    金融機関を変更する際は、変更したい年分の前年の10月1日から1年間(2025年から変更したい場合は2024年10月1日から2025年9月30日)に変更手続きを完了させましょう。

    NISAの利益確定タイミング

    NISAで購入した商品の価格は、毎日刻一刻と変化しています。

    購入した時の価格よりも値上がりしていれば、「利益が出た」と利益確定の判断をして、いつでも売却することが可能です。

    2024年の新NISA制度からは、購入した商品を売却することで使用した非課税枠が翌年以降復活するようになったため、以前よりも利益確定がしやすくなりました!

    ただし、投資初心者であれば(または投資信託に投資する場合は)常に売買を繰り返すよりも長期的に資産運用を行うことが推奨されます。

    「購入価格から値上がりしたから」とすぐに利益確定を目指して売却してしまうのではなく、長期的に資産運用して非課税メリットを活用しながら、お金を増やしていくことの検討も必要です。

    投資信託においてどれぐらいの利益が狙えるかは、各証券会社や金融庁などのシミュレーションを使って概算できますので、商品選びの際は活用していくとよいでしょう。

    なお、利益が出ているか出ていないかに関わらず、急にお金が必要になったときは、NISAの預かりを売却して、いつでも銀行口座に出金することが可能です。

    NISAの人気商品をシミュレーション

    NISAで利益を引き出すまでの流れ

    NISAの預かりを売却して、お金を引き出すまでのフローについて、確認していきます。

    NISAで利益を引き出すフロー

    1. 売却注文を出す
    2. 売却注文が確定(約定日)
    3. 出金指示を出す
    4. 銀行口座への入金を確認
    5. お金を引き出す

    所要期間としては、約定日から1週間~10日ほどを見込んでおきましょう。

    • 商品を売却してからお金を実際に引き出すまでにかかる期間は最短3日~4日程度
    • 投資信託のうち一部の商品によっては6営業日後など

    まずは、NISA口座で、保有している商品の売却注文を出します。

    売却額や売却口数を指定して一部売却か、全部売却を選択することが可能です。

    売却注文が確定したら、自分の銀行口座への出金指示を出します。

    原則では、約定から2営業日後の受渡日に、自分の銀行口座への出金をすることが可能です。

    受取後は、営業日の15:30までに出金指示を出すと、翌営業日に銀行口座に振り込まれます。

    15:30以降の場合は、銀行への振り込みが翌々営業日となります。

    自分の銀行にお金が振り込まれたら、自由に引き出すことが可能です。

    NISAで利益が出なかった時の対処法

    NISAで利益が出なかった場合は、翌年のNISAの非課税枠に預かりを移す「ロールオーバー」という手法がありました。

    しかし、2024年の制度変更に伴い、ロールオーバーは廃止されました。

    そのため、NISAで利益が出ていない場合でも「保有し続ける」か「売却する(損切り)」の選択をするしかありません。

    または保有し続けて、さらに「買い増しする」という選択もとることができます。

    買い増しを行うと、損失が少なくなったり、より大きな利益が狙えるというメリットもあります。

    買い増しで得をする例

    ①1株100円で購入した商品が50円になったタイミングで買い増しして、1株70円に回復した場合

    買値:100円+50円=150円

    売値:70円×2株=140円

    合計:10円の損失(損失が抑えられる)

    ②①で購入した商品が120円まで回復した場合

    買値:100円+50円=150円

    売値:120円×2株=240円

    合計:90円の利益(利益が大きくなる)

      ただし、上記は価格が回復することが前提になります。

      価格がその後も下がり続ける場合は、損失が増えることになるため、無理な買い増しには気をつけましょう。

      今後の株価の見通しも考えながら、損切りラインを設けておくようにしましょう。

      よくある質問

      NISAで得られる利益に上限はありますか?

      NISAで得られる利益には上限がありません。

      NISA口座で得た配当金や売却益は、全て非課税で受け取ることが可能です。

      課税口座とNISA口座の両方で資産運用を行っている場合、課税口座で比較的リスクが少ない商品を保有し、NISA口座で利益が大きくでる可能性がある商品(ハイリスクハイリターン)や高配当の商品を保有すると、非課税メリットを最大限に活用することができるでしょう。

      まとめ

      NISAで実際どのくらい利益が得られるのかを理解することで、資産運用へのモチベーションが上がることでしょう。

      また、課税口座で運用した場合と比較することで、よりNISAの非課税メリットを実感することができます。

      ただし、NISA口座を利用しても、投資商品で利益が出なければメリットを受けることはできず、むしろ課税口座よりもデメリットが増える点には注意が必要です。

      今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分の元手資金から、NISAで投資をすると得られる利益について、シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

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