To Me CARD PASMOゴールドは東京メトロユーザーにお得なゴールドカード
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東京メトロから発行している「To Me CARD」は、一般カードとPrimeカードとゴールドカード、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の4つに分けられています。
PrimeカードとゴールドカードはPASMOの搭載有無を選ぶことができるため、合計6種類のカードが発行されています。
PASMO搭載なし | PASMO搭載あり |
---|---|
To Me CARD(一般) | - |
To Me CARD Prime | 東京メトロ「To Me CARD Prime PASMO」 |
To Me CARD(ゴールド) | To Me CARD PASMO(ゴールド) |
- | ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) |
今回ご紹介する「To Me CARD PASMO(ゴールド)」は、To Me CARDのゴールドカードにPASMO機能が搭載されたカードです。
そんなTo Me CARD PASMO(ゴールド)のメリットやデメリット、ポイント還元率などを知り、自分がこのカードを作るべきか興味はありませんか?
To Me CARD PASMO(ゴールド)のメリットやデメリットをはじめ、どのような方にTo Me CARD PASMO(ゴールド)がおすすめなのかを解説します。
この記事を最後まで読めば、To Me CARD PASMO(ゴールド)のメリットとデメリットを知ることができ、自分がTo Me CARD PASMO(ゴールド)を作るべきかを判断できるようになります。
ゴールドカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
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To Me CARD PASMO(ゴールド)の概要をカンタンに解説
それではさっそく、To Me CARD PASMO(ゴールド)の概要として、
- 年会費
- ポイント還元率
- 国際ブランド
3つをお伝えします。
To Me CARD PASMO(ゴールド) の年会費
To Me CARD PASMO(ゴールド)の年会費は11,000円(税込)です。
家族カードは無料で発行することができ、カード会社によって申込める家族カードの枚数が異なります。
- JCBカードとUCカード:8名まで無料発行
- NICOSカード:3名まで無料発行
To Me CARD PASMO(ゴールド)のポイント還元率
To Me CARD PASMO(ゴールド)ポイント還元率は、カード会社によって異なります。
- JCB:0.5%
- NICOS:0.6%
- UC:0.5%
カード会社によってポイント還元率が異なるのは、ポイント付与率が異なるのが理由です。
- JCB:1,000円※につきOki Dokiポイントが1ポイント
- NICOS:1,000円※につきゴールドポイントプログラムが1.2ポイント
- UC:1,000円※につき永久不滅ポイントが1ポイント
※1回の利用金額ではなく1ヶ月の合計利用金額
カード会社ポイント1ポイントはメトロポイント5ポイントに移行することができ、メトロポイント10ポイント=PASMO10円チャージ分として使うことができます。
ポイントの有効期限は以下のようになっています。
- メトロポイントの有効期限:4月~3月付与分は翌年3月末日まで
- JCB:ポイント獲得月から3年間
- NICOS:4月~3月付与分は翌々年の3月末日まで
- UC:有効期限なし
国際ブランドは3つから選べる
To Me CARD PASMO(ゴールド)の国際ブランドは、
- JCB
- VISA
- Mastercard
上記の3つから選ぶことができます。
JCBを選んだ場合、カード会社は自動でJCBとなります。
VISAかMastercardを選ぶ場合はUC(クレディセゾン)かNICOS(三菱UFJニコス)のどちらかを選択する必要があります。
たとえばポイント還元率がもっとも高いNICOS(三菱UFJニコス)を選んだ場合は、さらにVISAかMastercardのどちらかを選ぶことになります。
カード会社 | 国際ブランド |
---|---|
JCB | JCB |
NICOS(三菱UFJニコス) | VISA |
Mastercard | |
UC(クレディセゾン) | VISA |
Mastercard |
このように、To Me CARD PASMO(ゴールド)はカード会社によって、
- 家族カード(年会費無料)の発行枚数
- ポイント還元率
- 国際ブランド
上記の条件が異なることが分かりました。それでは次に、To Me CARD PASMO(ゴールド)のメリットについて解説していきます。
To Me CARD PASMO(ゴールド) のメリット
To Me CARD PASMO(ゴールド)には、
- PASMOが一体型(オートチャージでポイントが貯まる/定期券搭載可能)
- 乗車ポイントが貯まる
- 年間の利用額によってボーナスポイントがもらえる
- 旅行保険が付帯されている
という上記の4つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて具体的に解説していきます。
PASMOが一体型
To Me CARD PASMO(ゴールド)は、デポジット不要でPASMOが搭載されているというメリットがあります。
もしTo Me CARD(ゴールド)と別々にPASMOを持つ場合はデポジット500円が必要になりますが、To Me CARD PASMO(ゴールド)ならデポジット0円でPASMOが発行されます。
オートチャージでポイントが貯まる
To Me CARD PASMO(ゴールド)は、オートチャージでカード会社ポイント※を貯めることができます。(※UCの場合はカード会社ポイントではなくメトロポイント)
PASMOのオートチャージとは、PASMOの残高が設定金額以下になった場合、改札機で自動的にチャージが行われるサービスです。
オートチャージ機能があれば、
- チャージする現金を用意しなくてもいい
- 券売機に並ばずに済む
- 残高不足で改札機に止められることがなくなる
という上記のメリットがあります。
一体型でなくてもTo Me CARD(ゴールド)に紐付けしたPASMOにオートチャージ機能を付けることはできますが、一体型のTo Me CARD PASMO(ゴールド)なら手続きがカンタンになるメリットがあります。
定期券搭載可能
To Me CARD PASMO(ゴールド)はPASMO一体型のカードなので、カードの裏面に定期券を搭載できます。
搭載できる定期券は、
- 東京メトロ
- 東急電鉄
- 東武鉄道
- 京急電鉄
- 相模鉄道
- 京王電鉄
これらの鉄道会社から発売されている定期券となります。
ただし、東京メトロで発売している「西武鉄道・東武鉄道との特殊連絡定期券(2区間定期券)」については、To Me CARD PASMO(ゴールド)に搭載することができません。
特殊連絡定期券を利用している人は一体型ではない「To Me CARD (ゴールド)」を選び、定期券と別々に持つ必要がある点で注意が必要です。
乗車ポイントが貯まる
To Me CARD PASMO(ゴールド)は、他のカードよりも2~10倍多く乗車ポイントが貯まります。
一般カード | Primeカード | ゴールドカード | |
---|---|---|---|
平日乗車ポイント | 2ポイント | 10ポイント | 20ポイント |
土休日乗車ポイント | 6ポイント | 20ポイント | 40ポイント |
※土休日・・・土・日・祝日・休日・年末年始(12/30・31・1/1・2・3)
乗車ポイントとは、メトロポイントPlusに事前登録しておくと乗車するだけで貯まるポイントのことで、改札機から入出場したときに東京メトロの路線が含まれている場合に乗車ポイントが貯まる仕組みになっています。
1乗車ごとに乗車ポイントが貯まりますから、To Me CARD PASMO(ゴールド)で土休日にどこかに行って帰ってくるだけで80ポイント(2乗車分)のメトロポイントを貯めることができます。
定期券の区間はカウントされないという注意点があるため、営業や就職活動などでさまざまな場所へ行く人は乗車ポイントが貯まりやすくなるでしょう。
年間の利用額によってボーナスポイントがもらえる
年間の利用額100万円ごとにメトロポイント5,000ポイントをボーナスポイントとしてもらうことができます。ただし、このボーナスポイントはカード会社に「UC」を選んだ場合のみのメリットとなる点で注意が必要です。
JCBやNICOSを選んでしまうと、メトロポイントのボーナスポイント付与特典はありません。
たとえばJCBを選んだ場合は、利用金額ごとにメンバーランクが決まる「JCBスターメンバーズ」というメンバーシッププログラムは適用されます。
しかしJCBだとメトロポイントのボーナスポイントは付与されない、ということになります。
旅行保険が付帯されている
To Me CARD PASMO(ゴールド)には、カード会社ごとに内容の異なる旅行保険が付帯されています。
カード会社 | 海外旅行保険 | 国外旅行保険 |
---|---|---|
JCB | 最高1億円(利用付帯) | 最高5,000万円(利用付帯) |
NICOS | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高5,000万円(利用付帯) |
UC | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高5,000万円(自動付帯) |
JCBとNICOSの場合は国内旅行保険に自動付帯が付いていません。国内旅行の頻度が多い人はUCを選んでおくと安心です。
To Me CARD PASMO(ゴールド)のメリットには、カード会社によって異なる内容と共通している内容の2つがあることが分かりました。
カード会社によって異なる内容
- NICOS:ポイント還元率がもっとも高いが国内旅行保険が利用付帯分のみ
- UC:オートチャージで貯まるポイントがカード会社ポイントではなくメトロポイント/年間合計利用金額が100万円以上で5,000メトロポイントのプレゼント
共通している内容
- PASMO一体型による定期券搭載
- 乗車ポイントが貯まる
それでは次に、To Me CARD PASMO(ゴールド)のデメリットを確認しましょう。これで後悔することなくカードを申し込めるようになります。
先に知っておこう!To Me CARD PASMO(ゴールド)のデメリット
To Me CARD PASMO(ゴールド)には、
- 基本のポイント還元率が低い
- カード会社の違いによって特典に差が出る
これらの2つのデメリットがあります。
それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。
基本のポイント還元率が低い
To Me CARD PASMO(ゴールド)は、基本のポイント還元率が低いデメリットがあります。
カード会社にNICOSを選んだ場合は0.6%ですが、それ以外は0.5%となっているため、ショッピング利用には向かないカードであると言えます。
しかし、
- PASMOオートチャージでカード会社ポイントが貯まる(UCの場合はメトロポイント)
- To Me CARD提携先ショップを利用するとカード会社ポイントとメトロポイントがダブルで貯まる
- 東京メトロの定期券を購入するとカード会社ポイントとメトロポイントがダブルで貯まる
というメリットがあります。
上記のポイントに気をつけてカードが利用できれば、基本のポイント還元率の低さはそれ程問題にはならないでしょう。
カード会社の違いによって特典に差が出る
To Me CARD PASMO(ゴールド)は、カード会社によってカード特典が大きく異なるデメリットがあります。
どのカード会社(国際ブランド)を選んでもカード特典が同じというわけではないため、最初のカード選びを間違えてしまうと後悔する可能性が高くなります。
ここまでご紹介してきたカード会社ごとに異なる内容を、表にして整理してみましょう。他のカードと比べてメリットやデメリットとなる内容はそれぞれ色を変えて強調しています。
JCB | NICOS | UC | |
---|---|---|---|
家族カード作成枚数 | 8枚まで | 3枚まで | 8枚まで |
ポイント還元率 | 0.5%(※) | 0.6% | 0.5% |
ボーナスポイント | なし | なし | カード利用100万円ごとにメトロポイント5,000ポイント |
オートチャージで貯めるポイント | カード会社ポイント | カード会社ポイント | メトロポイント |
海外旅行保険 | 利用付帯(最高1億円) | 自動付帯(最高5,000万円) | 自動付帯(最高5,000万円) |
国内旅行保険 | 利用付帯(最高5,000万円) | 利用付帯(最高5,000万円) | 自動付帯(最高5,000万円) |
※0.5%はマイル交換(5マイルコース)した場合の還元率。
UCを選んだ場合のオートチャージによるメトロポイントは、メトロポイントを貯めている人は移行手続きが不要になるのでメリットとなります。しかし、永久不滅ポイントを貯めている人にとってはデメリットとなる可能性があります。
永久不滅ポイントではなくメトロポイントになってしまうと、ポイントが永久不滅ではなくなってしまうからです(メトロポイントは翌年3月末日までの有効期限となります)。
たしかにカード会社によって特典内容に違いはありますが、入会前にしっかりと確認しておけばデメリットとはならず、自分にとって最高の1枚を手にすることができるでしょう。
ここまでTo Me CARD PASMO(ゴールド)のメリットとデメリットについてご紹介してきました。ご紹介した内容を「このような人におすすめ」という形でまとめましたので、是非ご覧ください。
To Me CARD PASMO(ゴールド)はこのような人におすすめ
To Me CARD PASMO(ゴールド)をおすすめしたい人は、
- 東京メトロ沿線に住んでいる人
- 旅行保険付帯カードを求める人
- 営業仕事などで東京メトロによく乗る人
です。それぞれの人におすすめしたい理由を詳しくご紹介します。
東京メトロ沿線に住んでいる人
東京メトロ沿線に住んでいる人ならTo Me CARD PASMO(ゴールド)でお得にポイントを貯めることができます。
なぜなら、
- 乗車ポイント
- オートチャージポイント
- 定期券購入で2つのポイント
- To Me CARD提携先ショップ利用で2つのポイント
これらのポイントを貯めることができるからです。
旅行保険付帯カードを求める人
旅行保険付帯カードを欲しいと思っている人にもTo Me CARD PASMO(ゴールド)は最適です。
UCを選べば、海外旅行だけでなく国内旅行にも自動付帯の保険が付いてくるからです。国内旅行が多い人は、To Me CARD PASMO(ゴールド)を持っておくと安心して旅行できるようになります。
営業仕事などで東京メトロによく乗る人
営業仕事などで東京メトロによく乗る人は、To Me CARD PASMO(ゴールド)の乗車ポイントがたくさん貯まってお得です。
就職活動や転職活動などで都内の企業へ訪問する機会がある人も、To Me CARD PASMO(ゴールド)でお得にポイントが貯められるようになるのでおすすめです。
まとめ
To Me CARD PASMO(ゴールド)があればポイントがお得に貯まるので、乗車するのが楽しみになるのではないでしょうか?
To Me CARD PASMO(ゴールド)のデメリットでまとめた「カード会社によるカード特典の違い」や「このような人におすすめ」を参考にすれば、後悔のない1枚を選ぶことができるでしょう。
これでTo Me CARD PASMO(ゴールド)に興味のある人がTo Me CARD PASMO(ゴールド)の概要やメリット、デメリットを知り、自分がTo Me CARD PASMO(ゴールド)を作るべきか、持ち続けるべきかどうかの判断がつくようになります。