JCBゴールド ザ・プレミアはプラチナクラスの特典が充実の招待制カード
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JCBが発行するプロパーカードのうち、ワンランク上のカードとなるJCBゴールドを、年間100万円以上2年間継続して利用すると招待が届くのが、JCBゴールド ザ・プレミアです。
海外のVIPラウンジが使えるプライオリティ・パスや、対象店舗でディナー料金が30%オフになるサービスなど、充実した特典が実質年会費1万円で所有可能です。
そんなJCBゴールド ザ・プレミアとは何なのか、サービス内容やメリット・デメリットについて知りたくありませんか?
この記事では、JCBゴールド ザ・プレミアの概要やメリット、デメリットとサービスの詳細についてご紹介していきます。
記事を読むことで、自分がJCBゴールド ザ・プレミアを持つべきかどうか判断できるようになります。
ゴールドカードについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
トータルマネーコンサルタント
監修者新井 智美
福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆および監修も行い、現在年間200本以上の執筆および監修をこなしている。これまでの執筆および監修実績 は1,000本以上に及ぶ。
監修実績
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JCBゴールド ザ・プレミアの概要
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドのワンランク上の招待制ゴールドカードです。プラチナクラスのサービスを提供するゴールドカードで、限られた人だけが持つことができるカードです。
そんなJCBゴールド ザ・プレミアの概要をご紹介していきます。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
JCBゴールド・ザ・プレミアは、JCBゴールドカードで一定額以上の利用実績を積んだ人に招待が送られますが、招待状が届くのではなく、該当する人に対して招待Eメールが配信されます。
そのため、JCBゴールド・ザ・プレミアを持ちたいのであれば、利用実績以外に、会員専用WEBサービスにて、受信可能なEメールアドレスを1月31日までに登録しておかなければなりません。
そして、登録したアドレスに毎年2月の下旬~3月の上旬に招待Eメールが届きますので、専用URLからログインして、申し込む仕組みです。
1年間の利用実績集計期間は、前年の12/16~12/15となっており、使用時期によっては翌年の実績になる可能性があります。
申込ではなくて招待制
JCBゴールド ザ・プレミアは、招待制のクレジットカードです。1年に1回、一定の条件にあてはまった人に招待が届きます。
ただし、JCBカードはほとんどが申込制です。申込方法には以下の2パターンがあります。
- 最短5分で専用アプリにカード番号が発行できる「モバイル即時入会サービス(モバ即)(※)」
- カードが手元に届くまで約1週間かかる「通常入会」があります。
※モバ即の入会条件 ①9:00AM~8:00PMでお申し込み ②カード申し込み時に、WEBにてお支払い口座を設定 ③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
JCBゴールド ザ・プレミアの下位互換であるJCBゴールドは、どちらの方法でも申し込めますが、JCB GOLD EXTAGEは通常入会のみになります。
どちらのカードも発行期間を考慮してご自身の好きなタイミングで申込ことができます。
一方、JCBゴールド ザ・プレミアは招待時期(だいたい2月~3月)しか申込で持つことができない分、よりステータスが高いカードに位置付けされています。
招待の条件
JCBゴールド ザ・プレミアへの招待の条件は下記のとおりです。
- JCBゴールドを持っていること(25歳以下が対象のJCB GOLD EXTAGEは招待の対象外)
- JCBゴールドのショッピング利用合計金額(集計期間:12月16日~翌年12月15日)が2年連続で100万円(税込)以上
- 毎年1月末日までに本会員が会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」に受信可能なEメールアドレスを登録していること
上記の基準をクリアすることでインビテーションが届きます。月額平均9万円程度クレジットカードで支払いする人であれば、集計期間に2年使えば招待をもらうことができます。
JCBゴールドカードについては、以下の記事で詳しく説明しております。
また、こちらの比較記事でもJCBのゴールドカードを紹介しております。
年会費
JCBゴールド ザ・プレミアの年会費は下記のとおりです。
本会員 | 11,000円(税込)+サービス年会費5,500円(税込) 前年度のカード利用額100万円以上でサービス年会費5,000円無料 |
---|---|
家族会員 | 1枚無料 2枚目以降1,100円(税込)/枚 |
JCBゴールドとの違いは、サービス年会費5,500円(税込)が本会員に発生する点です。
ただし、年間利用額が100万円を超えるとサービス年会費は無料になるため、実質年会費はJCBゴールドと同じ11,000円(税込)です。
ポイント制度
JCBゴールド ザ・プレミアではOki Dokiポイントが貯まります。毎月の利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まり、有効期限は獲得月より5年間(60ヵ月)です。
例えば毎月に10万円利用する場合、毎月100ポイント、年間で1,200ポイント貯まります。
貯まったポイントは
- 他のポイントへの交換
- 商品と交換
- 支払いへ充当
などとして利用可能です。 また、集計期間の利用合計金額によってポイントアップします。
利用合計額 | JCBゴールド ザ・プレミア | JCBゴールド |
---|---|---|
300万円以上 | 70% | 60% |
100万円以上 | 60% | 50% |
50万円以上 | 30% | 20% |
30万円以上 | 20% | 10% |
初年度は、前年度に100万円以上利用していることが確定しているので、少なくとも60%アップです。
このように、JCBゴールドと実質同じ年会費なのにポイントアップ率が高いのはJCBゴールド ザ・プレミアのメリットです。
この章では、JCBゴールド ザ・プレミアの概要について解説してきました。
JCBゴールドを使っていた人が持てるカードですが、実質的な年会費はJCBゴールドと同じです。 JCBゴールド ザ・プレミアを持つと実質的な年会費は同じなのにポイントアップ率が上がります。
次の章では、JCBゴールド ザ・プレミアにどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
充実した優待内容!JCBゴールド ザ・プレミアのメリット
JCBゴールドからJCBゴールド ザ・プレミアにランクアップすることで、たくさんの特典が追加されます。
どのようなメリットがあるのか、具体的に解説していきます。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
JCBゴールド・ザ・プレミアはJCBゴールドの年会費に5,500円(税込)追加するだけで、さまざまな特典が追加されるほか、JCBゴールド・ザ・プレミアで利用実績を積むことで最上位ランクである「JCB・ザ・クラス」の招待を受けられる可能性があるため、最終的にJCB・ザ・クラスを保有したいと考えている人で属性による審査に不安を感じているなら、いきなりJCBプラチナを申し込むよりも、JCBゴールドで実績を積んでJCBゴールド・ザ・プレミアにランクアップする方が近道ともいえるかもしれません。
プライオリティ・パスが無料で付与
JCBゴールド ザ・プレミアの本会員は、プライオリティ・パスを無料で申し込むことができます。
家族会員は対象外ですが、本会員はプライオリティ・パスの利用回数に制限のないプレステージ会員に申込可能です。プライオリティ・パスを作ると世界中の約1,000ヵ所の空港ラウンジを利用できます。
それによって、ゴールドカードで利用可能なカードラウンジ(国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港など)だけでなく、海外のほとんどの主要空港でラウンジを利用できるようになるため、待ち時間が多い国際線搭乗時でも、旅を快適に過ごすことができます。
ダイニング30
JCBゴールド ザ・プレミアの付帯サービスのダイニング30を利用することで、対象のレストランを30%OFFで利用できます。
- 事前予約
- クーポン提示
- JCBゴールド ザ・プレミアでの支払い
上記が利用条件です。
他のハイクラスなクレジットカードに付帯している同じようなサービスに、2人目が無料になるサービスがあります。
レストランを2人で利用する場合は、50%OFFになるので1人が無料の方がリーズナブルですが、4人以上になると1人が無料になっても25%OFFなので、ダイニング30を利用したほうが割安です。
人数が多くても一定の割引額でレストランを利用できるので、ビジネスでの大人数の会食や家族でのディナーに利用する機会がある人におすすめのサービスです。
JCBLounge京都が利用可能
JCBゴールド ザ・プレミアを持つと、JR京都駅ビル内にあるJCB Lounge 京都を利用可能になります。
空港ラウンジと同じようにドリンクの提供や雑誌を置いていたりする他に、手荷物を預かってもらうことができます。
チェックインの前後に大きな荷物を預けて観光することも可能なので、とても便利です。
充実した海外旅行保険
JCBゴールド ザ・プレミアは海外旅行傷害保険が特に充実しています。付帯している保険の概要は下記のとおりです。
海外旅行傷害保険 | 最高1億円保障利用付帯 |
---|---|
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円補償利用付帯 |
国内・海外航空機遅延保険 | 利用付帯 |
ショッピングガード保険 | 最高500万円補償 免責3,000円 |
上記のように利用付帯で手厚い保険が付与されています。
海外旅行代金をカード決済できなかった場合でも最高5,000万円まで補償されるので、海外に行く機会がある人でも安心です。
利用付帯とは、旅行代金(パッケージツアー、ホテル、交通機関などの費用)をカードで支払った場合のみ対象となる条件をさします。
JCBプレミアムステイプラン
JCBゴールド ザ・プレミアの付帯サービスであるJCBプレミアムステイプランのスペシャルプライスプランを利用できるので、国内の高級ホテルに会員価格で宿泊できます。
予約をゴールドザ・プレミアデスクリザベーションダイヤルで行うことで利用できます。対象は日本国内の厳選されたホテルや旅館で、下記のような宿泊施設があります。
ホテル・部屋タイプ | 通常料金 | スペシャルプライス | 最大割引率 |
---|---|---|---|
JRタワーホテル日航札幌 モデレートシングル(1名利用) | 26,000円 | 10,500~26,000円 | 59.6% |
アマン東京 プレミアルーム(2名利用) | 233,096円 | 135,464~233,096円 | 41.9% |
ウェスティン都ホテル京都 | 58,320円 | 27,540~57,780円 | 52.8% |
※消費税・サービス料込、東京都・大阪府など地域ごとの宿泊税は含まない
除外日や他の対象施設など、詳しくは、公式サイトをご確認ください。対象期間によっては一般の予約サイトで予約する方が安い場合もあるため、あらかじめ比較しておくと少ない負担で利用できます。
対象の施設の中には、予約サイトではあまり割引を行っていないような施設もあります。このような高級ホテルにも割引価格で宿泊できる点はJCBゴールド ザ・プレミアのメリットです。
この章では、JCBゴールド ザ・プレミアのメリットを解説してきました。JCBゴールドと実質同じ年会費で、様々な優待サービスが付くのが大きなメリットです。
次の章では、JCBゴールド ザ・プレミアのデメリットを解説します。メリットと併せてチェックしていきましょう。
先に知っておこう!JCBゴールド ザ・プレミアのデメリット
JCBゴールド ザ・プレミアは付帯サービスが充実していますが、ポイント還元率や海外での使い勝手などにおいて、デメリットがあります。
具体的にどのようなデメリットがあるのかをご紹介していきます。
基本のポイント還元率が低い
JCBゴールド ザ・プレミアは、基本のポイント還元率が0.5%と高くありません。他のゴールドカードでは1.0%のものも珍しくないため、ポイント還元率が少し物足りません。
ただし、年間100万円以上利用する人であれば、
- 60%ポイントアップ
- サービス年会費5,000円無料
これらのメリットがあります。
レストランや宿泊施設の割引を利用すると、ポイント還元分以上の割引も受けられるため、積極的にカード利用やサービス利用をすることで、メリットが大きくなります。
JCBブランドのみなのでサブカードが必要になる
JCBゴールド ザ・プレミアの国際ブランドはJCBのみなので、海外に行く機会がある人はサブカードが必要になります。
クレジットカード機能としてのJCBは、国内での利用に問題はありませんが、海外ではVISAやMastercardのほうが使えるお店が多いからです。
日本人がよく行くような観光地では使えるところも増えてきていますが、途上国や海外の小さな店などまだまだ使えないところも多く、JCBゴールド ザ・プレミア1枚だけでは使えないリスクがある点はJCBゴールド ザ・プレミアのデメリットです。
ディズニーデザインがない
JCBゴールド ザ・プレミアには、JCBゴールドにはあったディズニーデザインのカードがありません。JCBゴールド ザ・プレミアにするとディズニーデザインのカードを持てなくなるため、ディズニーデザインのゴールドカードを持ちたくてJCBゴールドを持っていた人にとってはデメリットになります。
ただし、JCBカードの中で最高峰の招待制カードであるJCBザ・クラスになると、ディズニーリゾートでラウンジが利用できるなどの優待があります。
ディズニーが好きでディズニーリゾートを利用する人であれば、JCBザ・クラスを目指すためにJCBゴールド ザ・プレミアにランクアップしておくのもおすすめです。
この章では、JCBゴールド ザ・プレミアのデメリットについて解説してきました。ポイント還元は高くはないものの、付帯サービスを積極的に利用することでポイント還元分以上のサービスを受けられます。
サブカードが必要な場合は、無料のカードと併用するのもおすすめです。 次の章では、JCBゴールド ザ・プレミアがどのような人におすすめなのかを解説していきます。
JCBゴールド ザ・プレミア はこのような人におすすめ
ご紹介してきた特徴やメリット・デメリットを踏まえると、JCBゴールド ザ・プレミアはこのような人におすすめです。
クレジットカードを年間100万円以上利用する人
JCBゴールド ザ・プレミアは、クレジットカードを年間100万円以上利用する人におすすめです。
年間100万円以上利用するとサービス年会費5,000円無料なので、JCBゴールドと実質同じ年会費でJCBゴールドにはない
- プライオリティ・パス無料で作成可能
- JCBLounge京都利用可能
- レストラン30%OFF
- 高級ホテルの割引
などの付帯サービスが充実しているからです。 どうしてもディズニーデザインのJCBゴールドにこだわる、という人でなければJCBゴールド ザ・プレミアにランクアップするのがおすすめです。
ザ・クラス保有を狙っている人
JCBカードの最高峰であるJCBザ・クラスを将来的に持ちたい人にもJCBゴールド ザ・プレミアはおすすめです。 JCBザ・クラスは、JCBゴールド以上の人対象の招待制クレジットカードです。
招待条件の詳細は明らかにされていませんが、JCBゴールドからJCBゴールド ザ・プレミアにランクアップしておくことで、JCBゴールドよりランクの高いカードでのクレヒスを積むことができ、JCBザ・クラスに近付くと考えられるからです。
このように、JCBゴールド ザ・プレミアは、クレジットカードの年間利用額が100万円を超える人や、JCB最高峰のJCBザ・クラスを将来的に持ちたい人に特におすすめです。
特に、インビテーションが届いて迷っている場合、JCBゴールドでの利用額と同じペースで利用していくだけで、実質同じ年会費で持つことができるので、ランクアップしておくのがおすすめです。
まとめ
今回の記事では、JCBゴールド ザ・プレミアについて解説してきました。ポイントをおさらいします。
- JCBゴールド ザ・プレミアは招待制のクレジットカード
- 招待条件はJCBゴールドで2年連続100万円以上の利用があり、本会員がMyJCBに登録していること
- 年会費は11,000円(税込)+サービス年会費5,500円(税込)だが、年間100万円以上の利用でサービス年会費無料
- 家族会員1枚目無料、2枚目以降1,100円(税込) /枚
- 基本のポイント還元率は0.5%
- 本会員のみプライオリティ・パスに無料で申込可能
- ダイニング30対象のレストランが30%OFF
- JCBLounge京都が利用できる
- JCBプレミアムステイプランで国内の高級ホテルが割引になる
- 海外旅行傷害保険最高1億円利用付帯
- 国内旅行傷害保険最高5,000万円利用付帯
このように、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと実質同じ年会費でサービスが充実しているクレジットカードです。
ランクアップを迷っている人や将来的に持ちたい人は、今回の記事を参考にJCBゴールド ザ・プレミアを持つべきかどうか判断してみてください。