JALカードおすすめ比較14選!還元率や年会費から最強のカードを紹介
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JALカードへの入会を検討しているけれど、どのJALカードが自分に合っているのか分からずに迷っている方はがいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では各JALカードを年会費と還元率で比較した上で、その違いをご説明します。
各JALカードのおすすめポイントが分かるように解説しますので、JALカードを検討する際にぜひ参考にしてみてください。
また、ANAカードとの比較も行いますので、そちらもぜひ最後までお読みください。

田中裕晃 / 大峰FP事務所
本記事でご紹介されているとおり、一口にJALカードと言ってもかなりの数のカードがあります。比較表で分かりやすくまとめられているとはいえ、全てを網羅的に把握するのは困難かもしれません。
選択基準として重要なのはまずコストとその見返り(還元率)です。年会費は安いに越したことありませんが、年会費が高いカードになればなるほどボーナスマイルやマイル付与率が高くなるのも事実です。フライト利用の頻度が高いほど、マイル付与率の高いカードが有利になるのです。
国内線の利用が多いのか、国際線の利用が多いのか、そもそも年間にどれくらい飛行機を利用するのか、まずはご自身の利用傾向を整理してみましょう。さらに、SuicaやWAONなどほかで利用しているサービスがあれば、連携させることでポイントが二重取りできるものもあります。普段のショッピングで利用する場面が多いのであれば、ぜひ取り逃しのないようにしたいところです。
全ての人にとってこれが一番有利、というカードはありません。それぞれ生活スタイルが違うからです。是非この記事を参考にして、あなたに最適なカードを選択してください。
マイルの貯まりやすいカードの選び方を紹介した、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナー / 株式会社大峰
監修者田中裕晃さん
京都市出身。
京都府立大学・文学部史学科卒業、京都府立大学大学院・文学研究科史学専攻・博士前期課程修了(文学修士(歴史学))。
大手賃貸仲介業者に就職し、新人賞を獲得。店長職を経験した後、売買仲介業者として独立。その後、株式会社大峰の代表取締役に就任。大峰FP事務所を開設し、現在に至る。
▼保有資格
ファイナンシャルプランナー(CFP®)
公認不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
マンション管理士
住宅ローンアドバイザー
賃貸不動産経営管理士
不動産キャリアパーソン
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- JALカードのおすすめ比較14選!気になる年会費・還元率などを確認
- 割安な年会費でマイルが貯まる:JAL普通カード
- 在学中はお得に利用ができる:学生専用 JALカード navi
- JAL普通カードよりもお得なカード:JAL CLUB-Aカード
- ラウンジサービスがプラスで旅行傷害保険も手厚い:JAL CLUB-Aゴールドカード
- プライオリティ・パスやアドオンマイルがつく:JALカード プラチナ
- 20代限定でマイルを貯めやすい:JAL CLUB EST
- JCBサービスを活用したい方に最適:JAL・JCBカード
- WAONチャージと支払いでマイル二重取りできる:JAL・Mastercard
- 世界最大級の加盟店を持つコードで海外でも自由なショッピング:JAL・Visaカード
- ビジネス・アカウントカードを経費の決済カードとして利用:JALダイナースカード
- 年会費無料でモバイルSuicaが使える:JALカードSuica
- TOKYU POINT加盟店のカード利用でマイルとTOKYU POINTの二重取り:JALカード TOKYU POINT ClubQ
- 小田急グループの店舗でのカード利用でマイルと小田急ポイントの二重取り:JAL普通カード OPクレジット
- 旅行関連の特典が豊富な:JAL アメリカン・エキスプレスカード
- 【目的別】最強のおすすめJALカードはどれ?
- 還元率にこだわりたい人におすすめのJALカード
- 陸マイラーにおすすめのJALカード
- 年会費を抑えたい人におすすめのJALカード
- 飛行機によく乗る人におすすめのJALカード
- 充実したサービスを受けたい人におすすめのJALカード
- 20代におすすめのJALカード
- 学生におすすめのJALカード
JALカードの選び方
JALカードを選ぶ際のポイントは主に以下の4つがあります。
各ポイントを意識することで、自身に最適なJALカードを選択することができるでしょう。また、マイルを効率よく貯めるうえでも、上記4つのポイントは欠かせません。
年会費で選ぶ
マイルを貯めることのできるクレジットカードは年会費のかかるものがほとんどです。
年会費が高いクレジットカードを選ぶことでマイルの還元率が高くなったり、特典が増えたりして効率よくマイルを貯められる可能性が高くなります。
もちろん、年会費が無料でマイルを貯められるカードもありますが、飛行機を利用することを前提にJALカードを検討しているのであれば、少しでもマイルの還元率や特典・サービスの充実しているカードにした方が、満足感が高まるでしょう。
また、カードによっては年会費が3~5万円とするものもあるため、選ぶ際は年会費に見合ったサービスが付帯されているかをよく吟味することも忘れないようにしてください。
マイルの還元率で選ぶ
JALカードを選ぶ理由の多くが「マイルを貯めたい」といった理由であるかと思います。ですので、マイルを効率よく貯めるためにも、還元率は必ずチェックしましょう。
注意点として、「ポイントの還元率」と「マイルの還元率」は違います。
ポイントの還元率とマイルの還元率を間違えてしまうと、イメージしていた以上にマイルが貯まらないといった事態にもなりかねませんので、注意してください。
ポイントの還元率とマイルの還元率の違いを解説します。ポイントの還元率が1.0%の場合、100円の利用で1ポイントを取得可能。この際、1マイルに交換する条件が「2ポイント=1マイル」の場合、マイルの還元率は100円に対して0.5%となります。
つまり、マイルの還元率を意識しないとマイルを貯める効率が悪くなってしまうのです。
国際ブランドで選ぶ
国際ブランドとは、VisaやJCBなどのカード発行会社に決済システムを提供している会社のことです。
日本では有名な国際ブランドが5つあり、それら5つは5大国際ブランドと呼ばれています。
- Visa(ビザ)
- Mastercard®(マスターカード)
- JCB(ジェーシービー)
- American Express(アメリカン・エキスプレス=通称アメックス)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
国際ブランドによって、加盟店の数や海外での利用のしやすさなどが異なります。つまり、JALカードを利用して国内に行くのか、それとも海外に行くのかによって国際ブランドの利便性が変わってくるでしょう。
また、Visaが世界トップシェアとして有名ですが、クレジットカード自体のサービスを踏まえると他のブランドの方が良いというケースもあるかもしれません。
国際ブランドには種類があるということを押さえ、それぞれの違いを知り、それを踏まえて選ぶことが大切です。国際ブランドの違いについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
特典で選ぶ
クレジットカードの種類によって、付帯するサービスや特典が異なります。カードによっては旅行保険が充実していたり、マイルの還元率が優れていたりするでしょう。
また、他のカードでは入会時にまとめたマイルを獲得できるといったものもあります。
飛行機を利用するのであれば、空港ラウンジの無料利用や機内でのサービス充実度なども大きなポイントとなるでしょう。
これらの特典やサービスには様々な種類があるため、おすすめのJALカードごとに付帯する特典を確認して魅力的な一枚を探してみてください。
JALカードのおすすめ比較14選!気になる年会費・還元率などを確認
以下では、JALカードを選ぶポイントを踏まえたおすすめのカード14種類の詳細を表でまとめたものです。
JAL CLUB-Aゴールドカード | JALカード TOKYU POINT ClubQ | JALカード OPクレジット | JAL アメリカン・エキスプレス・カード | |||||||
年会費 (初年度) | 11,000円(税込) | 34,100円(税込) | 無料 | 6,600円(税込) | ||||||
年会費 (次年度以降) | 11,000円(税込) | 34,100円(税込) | 2,200円(税込) | |||||||
マイル還元率 | ||||||||||
国際ブランド | ||||||||||
発行スピード | ||||||||||
利用限度額 | ||||||||||
ETC年会費 | ||||||||||
電子マネー | - | |||||||||
連携可能な経費システム | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge | JAL PassAge |
それでは各JALカードの内容をおすすめポイントと合わせて詳しくご紹介していきます。
割安な年会費でマイルが貯まる:JAL普通カード
JAL普通カードがおすすめの人
- 通常のショッピングでポイント制度を経由せずにマイルを直接貯めたい人
- JALをメインで利用している人
- 家族でクレジットカードを利用する人
JAL普通カードのデメリット
- JALを利用しない人にとってはメリットが少ない
- 2年目以降は年会費がかかる
- 家族会員も年会費がかかる
JAL普通カードはJALカードの中でもスタンダードなランクになり、割安な年会費で持てるところがおすすめです。
特に入会初年度は年会費無料となるため、JALカードの使い勝手を確認してみたい人に最適です。
旅行時には最高1,000万円の国内・海外旅行傷害保険の自動付帯や、JALのフライトで基本のマイルにボーナスマイルが加算されます。
また、ショッピング利用でも200円(税込)で1マイルが付与されるだけでなく、以下のようにお得にマイルを貯めることもできます。
- JALの特約店では200円(税込)に2マイル
- JALショッピングマイル・プレミアム入会(年会費:税込4,950円)により、100円(税込)で1マイル
- 家族カードを発行することで、家族カードの分もマイルを合算できる
在学中はお得に利用ができる:学生専用 JALカード navi
JALカードnaviがおすすめの人
- 高校生を除いた在学中の人
- JALカードツアープレミアムを利用したい人
- 有効期限なしでマイルを貯めたい人(在学中に限る
JALカードnaviのデメリット
- JALに搭乗しない人にはほぼメリットがない
- 卒業後は年会費がかかるカードに自動で切り替わってしまう
- 限度額が少ない
学生専用 JALカード naviをおすすめする理由は下記の5つがあります。
- 在学中は年会費無料
- JALショッピングマイル・プレミアムに自動入会
- ツアーマイルプレミアムの無料利用
- 減額マイルキャンペーン
- マイルの有効期限が在学中は無期限
家族カードが作れない点に注意さえすれば、18歳以上30歳未満の学生の方ならJALカード naviへの入会がおすすめです。
ちなみに、卒業後は自動で年会費のかかるJALカードに切り替わるので、特別な手続きもいりません。
JAL普通カードよりもお得なカード:JAL CLUB-Aカード
JAL CLUB-Aカードがおすすめの人
- JAL普通カードよりも充実したサービスを味わいたい人
- 年に一度はJALで海外に行く人
- CLUB-Aゴールドカードほどの年会費は払いたくないがマイルを効率よく貯めたい人
JAL CLUB-Aカードのデメリット
- JALに搭乗しない人にはメリットがほぼない
- ショッピングマイル・プレミアムは付与されない
JAL CLUB-AカードはJAL普通カードよりお得にマイルが貯められるカードです。
以下の表は、もらえるボーナスマイルの違いをまとめたものです。
JAL普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールドカード | JAL プラチナ | |
---|---|---|---|---|
入会搭乗ボーナス | 1,000マイル | 5,000マイル | ||
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | ||
搭乗ごとのボーナスマイル | フライトマイルに10%上乗せ | フライトマイルに25%上乗せ |
JAL便でのフライト回数が多い方ならCLUB-Aカードがおすすめです。
ラウンジサービスがプラスで旅行傷害保険も手厚い:JAL CLUB-Aゴールドカード
JAL CLUB-Aゴールドカードがおすすめの人
- JAL CLUB-Aカードでは物足りない人
- 空港ラウンジを使いたい人
- フライトだけでなく普段の生活でもお得にマイルを貯めたい人
JAL CLUB-Aゴールドカードのデメリット
- サクララウンジには入れない
- 年会費が割高
JAL CLUB-Aゴールドカードは空港ラウンジサービスや自動付帯となる旅行傷害保険の補償額が手厚くなるといったゴールドカードの特典が加わったカードです。
CLUB-Aカードともらえるボーナスマイルは変わりませんが、空港ラウンジサービスを無料で何度も利用できるようになるので、フライトまでのちょっとした空き時間を有意義に過ごしたい方ならCLUB-Aゴールドカードをおすすめします。
さらにCLUB-AゴールドカードはJALショッピングマイル・プレミアムに自動入会となるため、フライトだけでなく普段の生活でも効率よくマイルを貯められるようになるのが特長です。
プライオリティ・パスやアドオンマイルがつく:JALカード プラチナ
JALカード プラチナがおすすめの人
- ステータス性を意識したJALカードを持ちたい人
- プライオリティ・パスを利用したい人
- 付帯サービスを充実させたい人
JALカード プラチナのデメリット
- 飛行機利用が少ない場合、メリットを得にくい
- 人によっては年会費と特典やサービスが釣り合わない可能性がある
JALカード プラチナはJAL国際線をよく利用する人におすすめのカードです。
おすすめする理由は2つあります。
1つめは「プライオリティ・パス」を無料で利用できるようになることです。
2つめはJAL航空券や対象商品を購入すると100円につき2マイルのマイルが付与される「アドオンマイル」がつくことです。そしてJALショッピングマイル・プレミアムへも自動入会となるため、ショッピングマイルも1.0%の還元率で貯まります。
さらに新規入会キャンペーンを利用すればマイルを多く獲得することも可能なので、JAL国際線をよく利用する方なら年会費以上のお得感を楽しむことができるでしょう。
20代限定でマイルを貯めやすい:JAL CLUB EST
JAL CLUB ESTがおすすめの人
- 20代の人
- 国内線のサクララウンジを利用したい人
- 飛行機に乗る機会は少ないがマイルを貯めたい人
JAL CLUB ESTのデメリット
- 20代でなければ申し込めない
- 海外ラウンジの特典がない
- 二重の年会費が必要になる
20代限定のJAL CLUB ESTに入会すれば、マイルの特別加算や会員限定サービスが受けられるようになります。
JAL CLUB ESTだけを単体で申し込むことはできないため、JALカードへの入会が必須です。
そして入会するJALカードによって、JAL CLUB ESTの年会費が下記のように変わります。
- JAL普通カード/CLUB-Aカード:5,500円(税込)
- CLUB-Aゴールドカード/JAL プラチナ:2,200円(税込)
JAL CLUB EST会員になれば、JALショッピングマイル・プレミアムへ自動入会することになるだけでなく、サクララウンジの年5回利用やビジネスチェックイン・カウンターの利用が可能。
20代の方ならJALカードの年会費にJAL CLUB ESTの年会費を追加払いすることで、充実した特典が受けられるようになるのでおすすめです。
JCBサービスを活用したい方に最適:JAL・JCBカード
JAL・JCBカードでは、JCBならではの特典を利用することができます。
JCBがオフィシャルスポンサーとなっている東京ディズニーランド®と東京ディズニーシー®でのサービスが受けられたり、世界60ヵ所に設置されたJCB会員の方専用の海外サービス窓口「JCBプラザ」を利用できたりするでしょう。
WAONチャージと支払いでマイル二重取りできる:JAL・Mastercard
JAL・Mastercardは全世界2,400万以上の場所で利用できるグローバルなカードです。
Mastercardならではのサービスを利用できる点や、WAONとのセットにすればお得にマイルを獲得できる点はMastercardだからこそ受けられるメリットと言えるでしょう。
JAL・Mastercardなら「WAONチャージ」と「WAONでの支払い」でマイルが二重取り可能。別途JMB WAONカードを用意してJALカードと紐づけを行う必要はありますが、それさえやってしまえば効率よくマイルをめられるでしょう。
普段イオングループの店舗を利用する方におすすめのクレジットカードです。
世界最大級の加盟店を持つコードで海外でも自由なショッピング:JAL・Visaカード
JAL・Visaカードは普通カードでも、空港宅配や海外Wi-Fiレンタル、国際クロークといったVisaゴールドの特典が受けられるようになります。
国際ブランドVISAは世界シェアNo.1となっているため、海外利用が多い方におすすめです。
ビジネス・アカウントカードを経費の決済カードとして利用:JALダイナースカード
JALダイナースカード

年会費 | 30,800円 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
発行スピード | 2週間~ |
限度額 | 公式サイト参照 |
ETC年会費 | 公式サイト参照 |
追加カード | ETCカード |
マイレージ還元率(最大) | 公式サイト参照 |
旅行保険 | 有り(公式サイト参照) |
ポイント名 | - |
注目ポイント
※画像引用元:JALダイナースカード公式サイト
JALダイナースカードなら、ビジネス・アカウントカード(年間手数料2,200円(税込))を追加できるので、ビジネス経費の決済カードとして使いたい方におすすめです。
もちろん経費決済でJALマイルを貯めることができ、個人用カードのマイルと合算することも可能です。
年会費無料でモバイルSuicaが使える:JALカードSuica
JALカードSuicaがおすすめの人
- 普段からよくJR東日本を利用する人
- 電子マネーと一体型のクレジットカードが欲しい人
- JREポイントをすでに貯めたり利用したりしている人
JALカードSuicaのデメリット
- Suica定期券としての機能は付かない
- 家族カードが無い
- JREポイントをマイルに交換する単位が大きい
JALカードSuicaは貯めたマイルをSuicaにチャージすることもできるので、Suicaユーザーにおすすめです。
JALカードSuicaは、JALカードとしてだけでなくSuicaとしての性質も持っているため、JALマイルとJREポイントのどちらもが貯めやすい1枚です。
搭乗ごとのボーナスマイル以外にも、以下の2つのマイルが付与されます。
- 入会搭乗ボーナス:最大5,000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナス:最大2,000マイル
JREポイントが付くクレジットカードとして利用メリットが高いJALカードsuicaですが、JREポイントをマイルに交換するには1,500ポイント単位じゃないと交換できない点に注意が必要です。
TOKYU POINT加盟店のカード利用でマイルとTOKYU POINTの二重取り:JALカード TOKYU POINT ClubQ
JALカード TOKYU POINT ClubQがおすすめの人
- TOKYU POINT加盟店を利用する人
- PASMOを利用している人
- WAONを利用している人
JALカード TOKYU POINT ClubQのデメリット
- 東急沿線に住んでいない人にはメリットが低い
- イオンユーザーでない方にとってはメリットが減少してしまう
また、交通系ICカード・PASMOと連携することもでき、電車やバスに乗ることでTOKYU POINTを貯めることもできます。ショッピングだけでなく、様々なところでマイルに交換できるポイントを獲得できる点は、JALカード TOKYU POINT ClubQの強みと言えるでしょう。
さらにJALカード TOKYU POINT ClubQはWAONへのチャージに利用することでポイントを貯めることも可能です。チャージでポイントが貯まり、さらに利用することでもポイントを貯められるため、WAONを利用すればお得に2回ポイントを獲得できます。
小田急グループの店舗でのカード利用でマイルと小田急ポイントの二重取り:JAL普通カード OPクレジット
JAL普通カード OPクレジットがおすすめの人
- 飛行機の利用で割引特典を受けたい人
- 小田急グループの店舗を利用している人
- PASMOを利用している人
JAL普通カード OPクレジットのデメリット
- リーズナブルなカードだが他のカードと比べると特典などは見劣りする
- 支払い口座の設定がオンラインではできない
JALカード OPクレジットは、小田急ポイントサービス加盟店のカード利用でマイルと小田急ポイントの二重取りが可能になります。
マイルと小田急ポイントの相互交換もできるので、小田急グループの店舗をよく利用する方におすすめします。
旅行関連の特典が豊富な:JAL アメリカン・エキスプレスカード
JAL アメリカン・エキスプレスカードがおすすめの人
- JALマイルを効率よく貯めたい人
- 充実した優待やサポートを求める人
- JAL CLUB ESTに同時入会できる20代の人
JAL アメリカン・エキスプレスカードのデメリット
- 他のブランドと比べると年会費が割高
- JALの利用機会が少ない人にとっては充実したサービスも無駄になってしまう
JAL アメリカン・エキスプレスカードは空港ラウンジや宿泊施設の優待特典が利用できるので、旅行や出張を充実させたい方におすすめです。
通常ゴールドカードでしか利用できないカードラウンジが無料で何度も利用できたり、アメックスならではの充実したサポートが受けられたりと、飛行機の利用時間をより質の高いものへとしてくれるでしょう。
「JALのマイルを効率よく貯めたい」「旅先で充実したサポートが受けたい」という方には必見のお得なクレジットカードです。
【目的別】最強のおすすめJALカードはどれ?
ここまで14種類の様々なカードをご紹介してきましたが、この中から魅力的なものを一つ選ぶのは難しいと思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで以下では、目的別におすすめのクレジットカードを14種類の中から再度ご紹介していきます。自身にマッチした一枚を見つけ出すためにも、参考にしてみてください。
7つの目的ごとにおすすめのクレジットカードをご紹介します。
還元率にこだわりたい人におすすめのJALカード
還元率にこだわりたいなら「JALカード プラチナ」がおすすめ。
JALカードの最上位カードで年会費は少し高いものの、JAL航空券などの購入では、アドオンマイルが加算され、最大4%の還元率まで高まります。
ただし、航空券を年に数回は購入する方でないと、お得感を感じにくいだけでなく、年会費に対するサービスの恩恵を受けることができないでしょう。
陸マイラーにおすすめのJALカード
陸マイラーの方には「JALカードSuica」がおすすめ。
JALカードSuicaならSuicaにオートチャージをするだけでJREポイントが貯まるため、これによってマイルと交換ができます。
普段から電車移動などをする方にとってSuicaは必須のカードなので、日常的に利用する中でマイルを貯められればお得と言えるでしょう。10万円分のチャージで最高で1,000マイルを貯めることが可能です。
年会費を抑えたい人におすすめのJALカード
年会費を抑えたい人にとっては「JAL普通カード」がおすすめ。
JAL普通カードはJALカードの中で最もスタンダードなカードです。年会費もリーズナブルで、サービスや旅行保険も必要なものはある程度付帯しています。
贅沢なサービスや高い還元率があるわけではありませんが、普段から利用できる一般的なクレジットカードを探している方なら検討する価値があると言えるでしょう。
飛行機によく乗る人におすすめのJALカード
飛行機によく乗るなら「JAL CLUB-Aカード」がおすすめ。
JAL CLUB-Aカードなら、JAL普通カードよりも搭乗ボーナスのマイルが多く獲得できます。
獲得マイルの量はJAL CLUB-Aゴールドカードと変わらないため、飛行機に乗ることでマイルを獲得していきたい方にとっては、お得に利用できるカードの一つと言えるでしょう。
充実したサービスを受けたい人におすすめのJALカード
充実したサービスを受けたいならダントツで「JAL アメリカン・エキスプレスカード」がおすすめ。
JAL アメリカン・エキスプレスカードなら、空港ラウンジや宿泊施設の優待特典が利用できるので、旅行や出張をもっと充実させることができるでしょう。
さらに、通常ゴールドカードでしか利用できないカードラウンジが無料で何度も利用できたり、アメックスならではの充実したサポートを受けられたりもします。
20代におすすめのJALカード
20代の方には「JAL CLUB EST」がおすすめ。
JAL CLUB EST 普通カードは、日本航空が提供する20代の方限定のクレジットカードです。JAL CLUB ESTサービスに対応しており、他のJALカードにはない各種特典や優遇を受けられます。
JAL CLUB ESTの年会費5,500円はかかってしまいますが、ショッピングマイル・プレミアムが無料付帯されるほか、一般カードにはない充実した特典や毎年2,500マイルの付与がある点はお得なポイントと言えるでしょう。
学生におすすめのJALカード
学生の方には「学生専用 JALカード navi」がおすすめ。
JALカード naviは学生向けに発行しているクレジットカードで、在学中であれば年会費が無料になるなどお得に利用することができます。
利用可能枠自体はそこまで多くありませんが、ショッピングマイル・プレミアムが無料で付いているなどしてマイルを貯めやすいでしょう。
JALカードとANAカードはどちらがいい?徹底比較

JALカードとANAカードを各項目で比較した結果を一覧でまとめました。
名前 | JALカード | ANAカード |
---|---|---|
年会費 (税込) | 2,200円~34,100円 ※初年度無料や学生専用在学中無料特典もあり | 2,200円~170,500円 ※初年度無料や29歳以下限定の5年間無料カードもあり |
還元率 | 0.5%/1.0% ※ショッピングマイル・プレミアム(4,950円(税込))への入会で還元率アップ | 0.5%/1.0% ※移行手数料(5,500円(税込)/6,600円(税込))の追加払いで還元率アップ |
マイルの貯め方 | ショッピング利用で直接マイルが貯まる | カード会社のポイントをマイルに移行する |
ボーナスで得られるマイル | 入会・継続で最大5000マイル付与 ボーナスフライトで最大25%上乗せ | 入会・継続で最大10000マイル付与 ボーナスフライトで最大50%上乗せ |
ショッピングボーナス | 特約店の利用で通常の2倍 | 特約店の利用でカード会社のポイントに加えて100円または200円で1マイルが貯まる |
海外提携航空会社の数 | 18社 | 38社 |
比較的リーズナブルに利用しつつマイルを貯めていきたいのであればJALカードがおすすめです。
ANAカードは種類によっては割高な年会費を支払うものもあるため、自身の環境にマッチしていなければお得に利用することができないでしょう。
海外提携航空会社の数はANAの方が多いため、海外旅行・出張が多い方はANAカードを検討するのもひとつかもしれません。還元率自体には大きな差が無いため、自身が飛行機を利用する用途や求めるサービスなどに合わせて最適な方を選びましょう。
JALカードがおすすめの人
JALカードがおすすめの人は以下の通りです。
JALカードがおすすめの人
- マイルを貯めることにフォーカスしたい人
- 毎月のカード利用料がそこまで多くない人
純粋にマイルを貯めたいならJALカードがおすすめです。
なぜなら、マイル還元率を上げるオプション年会費(ショッピングマイル・プレミアム)がJALカードのほうが安くなっているからです。
ANAカードの「移行手数料」は6,600円(税込)(国際ブランドをJCBにすれば5,500円(税込))となっていますが、JALカードの「ショッピングマイル・プレミアム」は4,950円(税込)でマイル換算率を上げることが可能となります。
しかもANAカードは合計利用金額1,000円ごとにマイルが貯まりますが、JALカードの場合は200円もしくは100円でマイルが貯まるので、少ない金額でも確実にマイルが貯まるのが嬉しいポイントです。
さらに、ANAカードはカード会社のポイントをマイルに移行する仕組みになっていますが、JALカードは直接マイルが貯まる魅力があります。
ANAカードがおすすめの人
ANAカードがおすすめの人は以下の通りです。
ANAカードがおすすめの人
- 海外フライトが多い人
- セブン-イレブンを普段から利用する人
海外フライトが多い方なら提携航空会社の多いANAカードがおすすめです。
ANAはスターアライアンスに加入しているため、提携航空会社のフライトでANAマイルを貯めることができ、貯めたマイルを提携航空会社の特典航空券に交換できます。
また、ANAマイレージクラブとコンビニエンスストア大手であるセブンイレブンは提携しています。そのため、セブンイレブンの会計をANAカードで支払うとマイルが貯まるのが特徴です。
nanacoという独自のポイントシステムがセブンイレブンにはありますが、ANAカードを持っている方はそれで支払った方がマイルを獲得することができます。
飛行機利用が多いならJALカード・海外フライトやショッピング利用が多いならANAカード
飛行機利用が多いならJMB FLY ON プログラムのあるJALカード、海外フライトやショッピング利用が多いなら国内外の提携ホテルがANAカードマイルプラス加盟店になっているANAカードがおすすめです。
JGCの入会基準を満たすにはJALグループ便に多く搭乗する必要がある
JGC(JALグローバルクラブ)の入会基準を満たすには、JALグループ便へ多く搭乗する必要があります。
JMB FLY ON プログラムのあるJALカードは飛行機利用の多い方におすすめですが、一番ランクの低いJMBクリスタルでも下記どちらかの条件を満たさなければならない点で注意が必要です。
- 毎年1月~12月の1年間で30,000FLY ONポイント(左記のうちJALグループ便15,000FLY ONポイント)以上
- 搭乗回数が30回以上(30回のうちJALグループ便15回以上)かつ10,000FLY ONポイント以上
JALカードに関するよくある質問
Q.JALカードにメリットはないって本当?
JALを普段から利用する方であればマイルの獲得機会や、JALを利用した際のサービスなど様々な側面でメリットを享受できます。
他の航空会社をメインに利用している方にとってはメリットを感じにくくはなるかもしれません。
Q.JALカードはアップグレード/ダウングレードできる?
アップグレードはオンラインで手続きするか、専用書類を郵送すれば可能です。ダウングレードは専用書類を請求して、記載の上返送すれば可能です。
Q.おすすめのJALカードはどれ?
ご自身の状況によっておすすめのカードは異なりますが、旅行や出張で利用するためにJALカードを取得する方が多いかと思いますので、本記事ではお得にマイルを取得できるJAL CLUB-Aカードをおすすめしています。
Q.JALマイルをたくさん貯めるにはどうしたらいい?
JALマイルをたくさん貯めるには、ご自身が普段から利用する店舗などでマイルを貯められるカードを選んで利用しましょう。
TOKYU POINT加盟店ならJALカード TOKYU POINT ClubQ、小田急グループの店舗を利用しているならJALカード OPクレジット、といったように最適なカードを選ぶことが大切です。
Q.JALカードとJALマイレージバンクカードの違いは何?
クレジット付きが「JALカード」、クレジット無しが「JALマイレージバンクカード」です。
Q.今持っているJALカードをほかの提携ブランドに変更できる?
新規申し込みでないと発行することができません。
変更したいブランドのクレジットカードを新規で発行し、その後既存のカードを退会する流れになります。
Q.JALのマイルは航空券以外にも使える?
貯めたマイルは国内線・国際線特典航空券、提携社特典航空券との交換以外にも使えます。
「年会費の支払い」「JALクーポン特典」などに使えます。
まとめ
JALカードならどれを選べばいいのか迷っている方に向けて、各JALカードを年会費と還元率で比較して、どのような方へおすすめできるのかをご紹介しました。
初年度年会費無料特典のあるカードならJALカードとANAカードのどちらに入会しても損をすることはありませんが、マイルが分散してしまうので筆者としてはどちらかのカードで効率よくマイルを貯めることをおすすめします。
その上でJALカードのほうがお得だと感じられるようであれば、今回の記事を参考にして自分に合ったJALカードを検討してみてください。
これでJALカードに興味のある人がJALカードをいくつか比較検討した上で、自分にぴったりのJALカードが見つけられるようになります。
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。