ANAカード21種類を徹底比較!陸マイラーにおすすめのカードも紹介
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ANAマイルを効率よく貯めるなら、ANAカードを比較して自分に合ったANAカードを持ちたいとお考えではありませんか?
飛行機に多く乗る機会があるのか、それとも陸マイラーになりたいのか、によっておすすめのカードは異なります。
この記事は、
- ANAカードの年会費やマイル還元率、特典を比較して、どのカードが自分に合っているのか知りたい
- 陸マイラーにおすすめのANAカードが何かを知りたい
という方にぜひ読んでいただきたい記事です。
ANAカードをグレード別に比較しながら、それぞれの特徴について表でわかりやすくまとめています。
様々な角度からANAカードを比較し、自分に合ったANAカードとの出会いの場として利用してみてください。
マイルの貯まりやすいカードの選び方を紹介した、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
トータルマネーコンサルタント
監修者新井 智美
福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆および監修も行い、現在年間200本以上の執筆および監修をこなしている。これまでの執筆および監修実績 は1,000本以上に及ぶ。
監修実績
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- ANAカード(一般カード)の比較一覧表
- 社会人限定のANA JCB カード ZEROは5年間年会費無料
- 還元率の高さで選ぶならVisa・Mastercard®系カード
- 10マイルコース加入料の安さではJCBまたはソラチカがおすすめ
- アメリカン・エキスプレスならポイントの有効期限を無期限にできる
- 陸マイラーならポイントを貯めやすいソラチカを選ぼう
- Suica利用者は必見! ANA VISA Suicaカード
- nimocaユーザーは持っておきたい1枚!ANA VISA nimocaカード
- ANAワイドカードの比較一覧表
- 飛行機に多く搭乗する人にはワイドカードがおすすめ
- 移行手数料の安さではANA JCBワイドカードがおすすめ
- 年会費を抑えてスーパーフライヤーズカードを持ちたいならワイドカードがおすすめ
ANAカード(一般カード)の比較一覧表
まず初めにANAカード(一般カード)の年会費とマイル還元率を比較してみましょう。
カード名 | 年会費 (税込) | 家族会員 年会費 (税込) | マイル還元率 |
---|---|---|---|
ANAカード(一般カード) | 2,200円 | 1,100円 | 0.5%/1.0% |
ANA JCB一般カード | 2,200円 | 1,100円 | 0.5%/1.0%(※1) |
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード | 7,700円 | 2,750円 | 1.0%/1.5% |
ANA JCB カード ZERO | 無料 | 無料 | 0.5%(※2) |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 2,200円 | 1,100円 | 0.5%/1.0% |
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカ一般カード) | 2,200円 | 1,100円 | 0.5%/1.0% |
ANA VISA Suicaカード | 2,200円 | なし | 0.5%/1.0%(※1) |
ANA VISA nimoca カード | 2,200円 | 1,100円 | 0.5%/1.0% |
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※1 0.5%はマイル交換(5マイルコース)、1.0%はマイル交換(10マイルコース)した場合の還元率。
※2 0.5%はマイル交換(5マイルコース)した場合の還元率。
還元率について少し補足すると、ANAアメリカン・エキスプレス®・カード以外のANAカード(一般カード)は10マイルコース加入料(マイル移行手数料)を支払えば1,000円=1ポイント=10マイルの1.0%になりますが、10マイルコース加入料を支払わない場合は1,000円=1ポイント=5マイルの0.5%になります。
それぞれのカードの特徴について詳しく解説していきます。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
ANAカードは種類が多すぎて、どれを選んだらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
年会費で選ぶなら、社会人限定のANA JCB カード ZEROでしょう。
5年間年会費無料でANAカードを持てるため、保有コストをかけたくない人におすすめです。
ANA JCB一般カードは、初めてANAカードを持つという人におすすめのカードです。
年会費も2,200円と気にならない額に収っているほか、10マイルコース加入料が1,100円お得になっています。
加入料が1,100円お得になるのは、ANA JCB一般カードとANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)のみですので、メトロポイントも貯めたいならソラチカ一般カードを選ぶようにしましょう。
逆にSuicaの利用が多いなら、ANA VISA Suicaカードでしょう。
空と陸で高還元でマイルを貯められるほか、Suicaのチャージでもポイントが貯められます。
社会人限定のANA JCB カード ZEROは5年間年会費無料
ANAカードの中でも唯一年会費無料で持てるANA JCB カード ZEROは、18~29歳の社会人限定カードとなっています。
入会後5年間は年会費無料で、初回カード更新時にANAカード(一般カード)へ切り替わるので、貯めたマイルをそのまま引き継ぐことができて安心です。
注意点としては、マイル移行手数料を支払って還元率の上がる仕組みがないため5マイルコースしか選択することができない点です。
マイルを効率よく貯めるにはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、維持費0円でマイルを貯めることができるので、ANAマイレージクラブよりお得にマイルを貯めることができます。
還元率の高さで選ぶならVisa・Mastercard®系カード
還元率の高さで選ぶならVisaとMastercard®系のANAカードがおすすめです。
発行会社である三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」と「ボーナスポイントサービス」でマイル還元率を上げることができるからです。
「マイ・ペイすリボ」によるリボ払い手数料が発生するともらえるポイントが2倍になるので、結果としてマイル還元率を高くすることができます。
さらに前年度の利用実績に応じてもらえる「ボーナスポイントサービス」でマイル還元率を0.53~1.09%に引き上げることができます。
前年度利用実績 | もらえるボーナスポイント (ボーナスポイントは1ポイント=3マイル) | マイル還元率 |
---|---|---|
50万円以上 | 50万円のカード利用で50ポイント(150マイル) | 0.03% |
100万円以上 | 50万円のカード利用で75ポイント(225マイル) | 0.05% |
300万円以上 | 50万円のカード利用で150ポイント(450マイル) | 0.09% |
10マイルコースなら1.03~1.09%、5マイルコースなら0.53~0.59%の還元率にすることができるのは、VisaとMastercard®系のANAカードならではのメリットです。
10マイルコース加入料の安さではJCBまたはソラチカがおすすめ
ANA JCB一般カードとANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)なら、10マイルコース加入料が5,500円(税込)と、通常の6,600円(税込)よりも安くなっているメリットがあります。
JCB系のANAカードには還元率を高くする仕組みが用意されていない分、10マイルコース加入料が安くなっているので、徹底的にコストを抑えたいという方におすすめのカードです。
アメリカン・エキスプレスならポイントの有効期限を無期限にできる
アメリカン・エキスプレスのANAカードは、ポイントの有効期限が無期限になるメリットがあります。
ただし年会費7,700円(税込)に加えて「ポイント移行コース」の年間参加費6,600円(税込)が必須となっているため、他のANAカード(一般カード)よりも維持費かかります。
しかしANAグループのフライト代や機内販売でANAアメリカン・エキスプレスカードを使うことでマイル還元率が1.5%になるので、有効期限を気にすることなくたっぷりマイルを貯めたい方におすすめのカードです。
陸マイラーならポイントを貯めやすいソラチカを選ぼう
陸マイラーを目指すならポイントを貯めやすい「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)」を選びましょう。
ソラチカ一般カードがあれば、ANAマイル、Oki Dokiポイント、メトロポイントの3つを1枚のカードで貯めることができるからです。
特に東京メトロの定期券をソラチカ一般カードで購入するとメトロポイントとOki Dokiポイントを2重取りすることができるので、通勤や通学で東京メトロを利用する方におすすめのANAカードです。
そしてメトロポイントはANAマイルへ交換することができるので、ANAマイルを効率よく貯めて特典航空券の短期間で獲得できる可能性が高まります。
さらに陸マイラーならポイントサイトを活用してANAマイルを貯める方法も知っておきたいところです。
なぜなら、ポイントサイトで貯めたポイントをLINEポイント経由でメトロポイントへ交換することによってANAマイルにすることができるからです。
▼ ポイントサイトからANAマイルへ交換する流れ
STEP.1
ポイントサイト(ポイントタウンやモッピー、Gポイントなど)
STEP.2
LINEポイント(交換レート:1,000LINEポイント→900メトロポイント)
STEP.3
メトロポイント(交換レート:100メトロポイント→90マイル)
STEP.3
ANAマイル
上記方法でANAマイルを獲得すると、例えばLINEポイント10,000ポイントはメトロポイント9,000ポイントになり、最終的に8,100マイルになってしまうので損をしているのではないかとお思いになるかもしれません。
しかしANAマイルを特典航空券に交換した場合は1マイル=2円前後の価値になるため、10,000LINEポイントは16,200円相当分のANAマイルとして活用できることになります。
ソラチカ一般カードがあればこのようにANAマイルを貯めることができるので、陸マイラーなら持っておきたいカードです。
Suica利用者は必見! ANA VISA Suicaカード
通勤などでSuicaを利用している方は、ANAのマイレージクラブ機能にSuicaの機能が合わさったANA VISA Suicaカードをおすすめします。
このカードは、モバイルSuicaや一体型Suicaへのチャージオートをはじめ、オートチャージやSuica機能の利用でもポイントが貯まります。
基本はカード決済200円(税込)ごとに1ポイントが付与され、マイル移行時には通常コースで1ポイント=1マイルでマイル還元率は0.5%になります。
さらに、年間6,600円(税込)の移行手数料を支払う2倍コースの場合、1ポイント=2マイルになるのでマイル還元率は1.0%にあがります。
搭乗時には区間基本マイル+10%のボーナスマイル、さらに新規入会時と継続時にボーナスマイル1,000マイルも獲得することができ、まさに空と陸でマイルを貯めることができます。
ANA VISA Suicaカードについては、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
nimocaユーザーは持っておきたい1枚!ANA VISA nimocaカード
交通系ICカード「nimoca」を使っている方は、ANA VISA nimocaカードをぜひチェックしてみてください。
このカードは、ANAマイレージクラブをはじめ、nimoca、nimocaポイント、定期券、クレジットの機能を集約していますので、普段使いから飛行機、電車に至るまで便利かつお得です。
買い物でのカード決済は、三井住友カードのVポイントが基本200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。
マイル移行も可能で、1ポイント=1マイルになる通常コースと、1ポイント=2マイルになる2倍コース(移行手数料:税込6,600円/年)から選ぶことができます。
また、西鉄グループの電車・西鉄バスなどの乗車(※)や、nimoca加盟店で利用すると、nimocaポイントが貯まり、nimocaポイントもマイルと相互交換することができます。
※2021年3月31日をもって乗車ポイントサービス終了になっています。詳しくは、こちら(西鉄グループ公式サイト)でご確認ください。
- マイルからnimocaポイントへ交換:10,000マイル → 10,000ポイント
- nimocaポイントからマイルへ交換:10nimocaポイント → 7マイル
nimocaを頻繁に利用している方は、オートチャージ機能付きのカードを選ぶとさらに使い勝手がよいでしょう。
このカードも搭乗時には区間基本マイルに10%が割増され、新規入会時と継続時に1,000マイルのボーナスマイルがもらえます。
年会費は初年度無料(2年目以降は税込2,200円)ですが、海外旅行傷害保険・国内航空傷害保険が自動付帯といった点もこのカードの魅力です。
ここまでANAカード(一般カード)を比較しそれぞれのカードの特徴をまとめました。
続いてANAワイドカードの年会費と還元率を比較してみましょう。
ANAワイドカードの比較一覧表
ANAワイドカードを比較した一覧表は下記のようになります。
カード名 | 年会費 (税込) | 家族会員 年会費(税込) | マイル還元率 ※10マイルコース加入による |
---|---|---|---|
ANA VISAワイドカード | 7,975円 | 1,650円 | 1.0% |
ANA マスターワイドカード | 7,975円 | 1,650円 | 1.0% |
ANA JCBワイドカード | 7,975円 | 1,650円 | 1.0% |
ANAカード(一般カード)と比較してANAワイドカードを持つメリットや、どのカードがおすすめなのかについて詳しく解説していきます。
飛行機に多く搭乗する人にはワイドカードがおすすめ
飛行機に多く搭乗する機会があるなら、年会費を払ってでもワイドカードを持つのがおすすめです。
なぜなら、一般カードよりも搭乗ボーナスマイル積算率が高くなっているからです。
- 一般カード:10%
- ワイドカード:25%
例えば東京-札幌間の区間基本マイルは510マイルとなっており、一般カードは561マイルしか貯められませんがワイドカードなら637マイルを貯められるようになります。
ANA便に搭乗する機会が多いなら一般カードよりもワイドカードをおすすめします。
移行手数料の安さではANA JCBワイドカードがおすすめ
ANA JCBワイドカードなら、ANA VISAワイドカードとANA マスターワイドカードよりも移行手数料が安くておすすめです。
ANA JCBワイドカードの10マイルコース移行手数料は5,500円(税込)となっており、ANA VISAワイドカードとANA マスターワイドカードの6,600円(税込)に比べると1,100円もお得だからです。
こちらの詳しい内容はANAカード(一般カード)でお伝えした内容と同じになるので、先に述べた「10マイルコース加入料の安さではJCBまたはソラチカがおすすめ」でご確認ください。
年会費を抑えてスーパーフライヤーズカードを持ちたいならワイドカードがおすすめ
スーパーフライヤーズカード(SFC)を狙うのであれば、ANAワイドカードがおすすめです。
もちろんANAカード(一般カード)もSFCの対象カードとなっていますが、搭乗ボーナスマイルの貯まりやすさを考慮すると総合的にワイドカードのほうがコスパに優れていると言えます。
また、次にご紹介するANAカード(ワイドゴールドカード)を検討する余地もありますが、年会費を抑えてSFCを狙うならワイドカードが最適な1枚となるでしょう。
以上がANAワイドカードを持つメリットとなります。
続いてANAカード(ワイドゴールドカード)を詳しくご紹介します。
ANAカード(ワイドゴールドカード)の比較一覧表
ANAカード(ワイドゴールドカード)を一覧表にして比較してみましょう。
カード名 | 年会費 (税込) | 家族会員 年会費 (税込) | マイル還元率 |
---|---|---|---|
ANAカード(ワイドゴールドカード) | 15,400円 | 4,400円 | 1.0% |
ANA JCBワイドゴールドカード | 15,400円 | 4,400円 | 1.0% |
ANAダイナースカード | 29,700円 | 6,600円 | 1.0% |
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード | 34,100円 | 17,050円 | ANAグループ:2.0% その他:1.0% |
ワイドゴールドカードがここまでご紹介した一般カードとワイドカードと決定的に異なる点は「カード年会費の中に10マイルコース加入料が含まれている」という点です。そのため還元率が1.0%を下回ることはありません。
ANAカード(ワイドゴールドカード)を持つメリットやカードの特徴についてさらに深く掘り下げていきます。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
【専門家の解説】
ゴールドカードになると、国際ブランドによって年会費が大きく異なりますので、付帯サービスの内容を比較し、自分にとってメリットのあるカードを選ぶことが大切です。
ただ、ゴールドカードになると還元率が1%になる点は大きな魅力ではないでしょうか。
年会費はかかるがサービスが手厚くなる点が魅力のゴールドカード
ANAカード(ワイドゴールドカード)は、一般カードとワイドカードにはない「ゴールドカードならではの特典」を利用できるのが最大の魅力です。
ゴールドカードならではの特典として下記のサービスを受けることができます。
- カードラウンジの無料利用
- ビジネスクラス専用チェックインカウンターの利用
- 空港免税店10%割引
- 提携ホテルでの朝食やウェルカムドリンクのサービス
年会費を抑えたいならVisa・Mastercard®系のワイドゴールドカードがおすすめ
年会費を抑えたいならVisa・Mastercard®系のワイドゴールドカードがおすすめです。
発行会社である三井住友カードの年会費割引特典を利用できるので、年会費の割引となる条件を満たせばお得にANAカードを持てるようになります。
- WEB明細サービスの利用の場合:翌年度以降の年会費が最大1,100円(税込)割引
- マイ・ペイすリボを利用した場合:翌年度以降の年会費が半額(※)
※WEB明細サービスの割引と重複して割引対象になる。
ワイドカードの年会費7,975円(税込)と10マイルコース加入料6,600円(税込)の合計額は14,575円(税込)なので、Visa・Mastercard®系ならゴールドカード特典も利用できるワイドゴールドカードのほうがお得です。
ダイナースクラブやアメリカン・エキスプレスはポイント有効期限が無期限でおすすめ
ダイナースクラブやアメリカン・エキスプレスのゴールドカードは、ポイント有効期限が無期限になる点でおすすめです。
さらに海外・国内旅行傷害保険の補償額が最高1億円となっているため、付帯保険が充実している点も見逃せません。
以上がANAカード(ワイドゴールドカード)の特徴となります。最後にANAプレミアムカードの特徴を比較してみましょう。
ANAプレミアムカードの比較一覧表
ANAプレミアムカードは、プラチナクラスのカードです。
他のANAカードに比べると年会費が高額ですが、他のカードにはない特典や還元率も注目です。
4種類を一覧表で比較してみましょう。
カード名 | 年会費 (税込) | 家族会員 年会費 (税込) | マイル還元率 |
---|---|---|---|
ANA VISA プラチナプレミアムカード | 88,000円 | 4,400円 | 1.5% |
ANA JCBカードプレミアム | 77,000円 | 4,400円 | 1.3% |
ANAダイナースプレミアムカード | 170,500円 | 無料 | 2.0% |
ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード | 165,000円 | 4枚まで無料 | 1.0%/2.5% |
ANAプレミアムカードを持つことで、他のANAカードとは何が違うのかについて詳しく解説します。
プレミアムカードになるとANAラウンジが利用可能に
プレミアムカードを持つことでANAラウンジを利用できるようになります。
ANAラウンジが利用できるのはプレミアムクラスの利用者や上位ステータスメンバーSFC会員など限られた人しか利用できません。
しかしプレミアムカードを持っているだけでANAラウンジを利用できるようになるので、メンバーランクが上がるのを待たなくてもよいというメリットがあります。
還元率の高さではANAダイナースクラブプレミアムカードがおすすめ
還元率の高さではANAダイナースクラブプレミアムカードがおすすめです。
還元率が最も高いのはアメックスでANAグループを利用した場合の2.5%ですが、通常利用で比較するとダイナースクラブの2.0%のほうが有利です。
年会費が高額で審査の壁もありますが、プレミアムカードでも普段の生活でお得にANAマイルを貯めたいならダイナースクラブのプレミアムカードを選ぶようにしましょう。
まとめ
ANAカード21種類をグレード別に徹底比較をしましたが、いかがでしたか?
最後に「このような人にはこのANAカードがおすすめ」という内容でまとめます。
このような人にはこのANAカードがおすすめ
- 陸マイラーを目指すなら「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)」がおすすめ
- 年会費無料にこだわるなら「ANA JCB カード ZERO」がおすすめ
- 年会費を抑えてSFCを狙うなら「ANAワイドカード」がおすすめ
- ANAマイルの貯まりやすさに加えてゴールドカード特典を利用したいなら「ANAカード(ワイドゴールドカード)」がおすすめ
- ANAラウンジを今すぐ利用したいなら「ANAプレミアムカード」がおすすめ
これでANAカードを作ろうと思っている人がANAカードの比較一覧を確認し、自分にぴったりのANAカードを探してみてください。
入会キャンペーンでもらえるボーナスマイルで年会費以上のお得感を楽しむこともできるので、10マイルコース加入料や還元率を比較して自分に合ったANAカードを見つけることも可能です。
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。