映画を安く見る方法とは?映画が割引になるおすすめクレジットカード5選!
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- 「映画を観に行きたいけど、料金がちょっと高い」
- 「映画を安く見る方法はないのかな?」
このような悩みがある方は、ぜひ本記事をお読みください。
映画を安く観る方法は、前売り券やネット予約だけではなく、実は他にもさまざまな方法があります。
映画を安く見る方法
5つの中でも特におすすめなのは、クレジットカードを使った割引です。
いつでも割引料金で鑑賞できるカードや、特典が豊富なカードもあるため、映画好きなら積極的に利用していきましょう。
そこで今回は、映画を安く観る方法と合わせて、映画ファンなら持っていたいおすすめのクレジットカードをご紹介します。

岩田昭男/ 消費生活ジャーナリスト
日本でのクレジットカードの黎明期から取材を始めてとうとうキャッシュレスの時代までやってきました。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ウエアラブル決済など次々と新しいツールが出てきては消えていきますが、これからもその浮沈を見つめつつ上手な利用方法をアドバイスしていきたいと思います。
映画館に行くと一般鑑賞料金として大人1,900円(税込)を取られます。
これを「高い」という人もいますが、そんな人におすすめなのが映画料金が割引になるクレジットカードです。
例えばイオンシネマズではイオンカードセレクトがお得に使えます。
鑑賞券を買うと一般料金が300円引きになります。
さらに同伴者1名まで割引対象ですから2人で行くと600円引きで見ることができます。
それに毎月20日と30日は「お客様感謝デー」で1,200円で見ることも可能です。
エポスカードは会員専用サイトでチケットを購入すればヒューマックスシネマやユナイテッドシネマで600円引きになります。
セゾンカードインターナショナルでは優待サービスの「トク買」を使えば映画鑑賞料金は300円〜800円の割引になります。
これらのカードは家族や恋人、友人と見に行く時に使えますが、1人でじっくり映画鑑賞したい人には、シネマイレージセゾンが良いでしょう。
これは6本映画を見れば1本分無料になるサービスなので、映画マニアにはぴったり。
このように映画を安く見られるクレジットカードはたくさんあります。
自分の行きつけの映画館で使えるか、クレジットカードの特典が自分の生活とクロスするかを確認して選んでください。
年会費無料カードが多いので、維持費の心配がないのも良いところです。
消費生活ジャーナリスト / 株式会社岩田昭男事務所
監修者岩田昭男さん
1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。
主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。
主な著書としては、
「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)
「「信用力」格差社会」(東洋経済新報社)
「信用偏差値」(文春新書)
「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)
「ドコモが銀行になる日」(PHP)
「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)
また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。
2021年からYouTubeチャンネル「岩田昭男のキャッシュレス道場」オープン。
趣味は「猫」と「キートン」
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映画の通常料金
まずは、映画の通常料金をチェックしてみましょう。
映画館や設備によって差はありますが、下記表の料金が一般的です。
一般 | 1,900円(税込) |
---|---|
大学生 | 1,500円(税込) |
小学生・中学生・高校生 | 1,000円(税込) |
幼児(3歳以上) | 1,000円(税込) |
シニア(60歳以上) | 1,200円(税込) |
また最近では、ワンランク上のスペシャルシートを用意している映画館もありますね。
このような席の利用料金は、映画鑑賞料とは別に支払います。席のランクにもよりますが、1席あたり1,500円以上が相場です。
ポップコーンやドリンクを頼めば、ひとり5,000円近くになってしまいますよね。
そこで次の章では、映画を安く見る方法を詳しく解説していきます。
映画を安く見る方法
この章では、映画を安く見る方法を紹介します。
料金を安くする方法はひとつではありません。それぞれ詳しく見ていきましょう。
特定日を狙う
映画館はそれぞれの系列によって、映画が安く見られる「特定日」を設けています。
主な系列と特定日は下記のとおり。
特定日 | 系列 |
---|---|
1日 (ファーストデイ) | TOHOシネマズ、 |
12月1日 | TOHOシネマズ、 |
※映画の日:全国の映画館で開催。鑑賞料金は1,000円。
特定曜日 | 系列 |
---|---|
月曜 | 109シネマズ |
火曜 | TOHOシネマズ、 |
水曜 | TOHOシネマズ、 |
金曜 | ユナイテッドシネマ |
特定日・特定曜日には、映画鑑賞料金が下記のように安くなります。
TOHOシネマズ
1日:ファーストデイ 1,200円
毎週月曜日:auマンデイ(auスマートパスプレミアム会員・auスマートパス会員) 1,100円
毎週火曜日:シネマイレージデイ(会員限定) 1,200円
毎週水曜日:TOHOウェンズデイ 1,200円
イオンシネマ
1日:ファーストデイ 1,200円
毎週水曜日:サンクスデー 1,100円
※ 「サンクスデー」は、新潟西・常滑・津・大日・高松東・宇多津のみでの実施
MOVIX
1日:ファーストデイ 1,200円
毎週水曜日:水曜サービスデイ 1,200円
109シネマズ
1日:ファーストデイ 1,200円
毎週月曜日:ペアマンデイ(お二人様) 2,800円
毎週火曜日:メンバーズデイ(会員限定) 1,200円
毎週水曜日:109シネマズデイ 1,200円
ユナイテッドシネマ
1日:ファーストデイ 1,200円
毎週水曜日:水曜サービスデイ 1,200円
毎週金曜日:会員デー(メンバーズカード CLUB-SPICE会員) 1,100円
先ほどお伝えした一般料金の目安が1,900円であることを考えると、どの特定日もかなりお得な料金になっていることが分かります。
各系列の特定日を覚えておけば、効率的に安く映画を鑑賞することができます。
ただし、映画館が遠方にある場合などは交通費がかかってしまうので、自宅や職場近くの映画館などに絞って特定日をメモしておくといいでしょう。
割引制度を利用する
映画館の多くは、下記のような割引制度を設けています。
- 夫婦50割引
夫婦のどちらかが50歳以上だと受けられる割引です。
割引率は映画館によって異なりますが、ふたりで2,000円から2,800円ほどで鑑賞することができます。 - レイトショー
主に20時過ぎの上映作品が対象になります。
1,300円から1,400円で観られる映画館がほとんどです。 - 障がい者割引
障がい者手帳など持参で、付き添いの介助者も対象になります。
お一人1,000円で鑑賞可能。
このほか、一部の映画館では「サンクスデー」や「スーパーレイトショー」など、曜日や時間帯で割引になるサービスを実施しています。
ムビチケ前売券を使う
「ムビチケ」というデジタル映画鑑賞券の前売券を使えば、いつでも一般鑑賞料金が最大500円引きになります。
もちろん、事前の座席指定も可能です。
ただし、すべての映画館がムビチケに対応しているわけではないので、事前に対応可否を確認しておきましょう。
ムビチケの購入方法は、次の3通りです。
オンライン
まずは、オンラインでのチケット購入方法です。
STEP.1
ムビチケのトップページからログイン
STEP.2
作品を選択
STEP.3
券種と枚数を選択して購入者情報を入力
STEP.4
支払い方法を選択
STEP.5
支払いが完了すると購入番号が表示、登録したメールアドレスにも購入したチケットの情報が届く。
パソコンやスマートフォンからでも手軽に購入できるので大変便利です。
ただし前売券の購入は、映画公開前日の23時59分までなので、早めに手続きをしておきましょう。
コンビニ
コンビニに設置されている端末でも、ムビチケの購入ができます。
2022年6月時点では、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの端末がムビチケの購入に対応しています。
各コンビニの端末からムビチケを選択し、画面の指示に沿って進めると、端末から受付票が発券されます。
あとは端末から発券された受付票を、レジへ渡して料金を支払えばOKです。
なお、コンビニでは当日券の購入はできません。
カード型鑑賞券
各映画館やプレイガイドでも、ムビチケの購入が可能です。
カード型の鑑賞券には下記の2種類があります。
券種 | 使用できる映画館 |
---|---|
全国券 | ムビチケ対応映画館すべて |
劇場券 | カード裏面記載の映画館のみ |
どの方法でも手軽に安く映画を見られるのが、ムビチケのメリットです。
シネマイレージカードを使う
初年度500円、翌年以降は300円の年会費がかかりますが、ヘビーユーザーなら作っておきたい特典が充実しているのが「シネマイレージカード」です。
シネマイレージカードの特典内容を詳しく見ていきましょう。
- スタンプラリー
映画を6本観ると、1本無料で鑑賞できる - シネマイレージ
「本編上映時間1分=1マイル」でマイルが貯まる
貯めたマイルは、オリジナルグッズや劇場での飲食に使える - シネマイレージデイ
毎週火曜日は、シネマイレージカードを提示するだけで一般鑑賞料金が1,200円になる - インターネットチケット早期購入
通常より3時間早く(3日前の21時~)購入可能になる
スタンプラリーやマイルとムビチケを組み合わせれば、よりおトクに映画を見ることができますね。
クレジットカードの割引を使う
クレジットカードによって特典内容や割引率は異なりますが、一般鑑賞料金が1,000円から1,400円ほどになるカードもあります。
クレジットカードで受けられる映画料金の割引は、以下のような内容が一般的です。
- カードを使って鑑賞料金を支払うと割引になる
- カードを提示すると割引になる
- カード会員限定のおトクなチケットがある
また、クレジットカードを使えば、利用金額に応じて各カード会社のポイントが貯まることも、メリットのひとつです。
貯めたポイントはさまざまな商品と交換できるので、これも実質的には割引と言えるでしょう。
一部の古い映画館ではカード払い対応してないこともありますが、複数のスクリーンを備えているシネコンなどでは、クレジットカード払いに対応していることが一般的です。
次の章では、映画が安く見られる特典が魅力のクレジットカードを5枚紹介します。
映画を安く見ることができるおすすめのクレジットカード5選
この章では、映画を安く見たい方におすすめのクレジットカードを5枚ご紹介します。
カードによって特典内容が異なりますので、各カードの付帯を比較しながら、お気に入りの1枚を見つけてくださいね。
映画を安く見られるおすすめクレジットカード
イオンカードセレクト
年会費無料でありながら、鑑賞料金の支払いにイオンカードセレクトを使うだけで、いつでも一般鑑賞料金が300円引きになります。
同伴者1名まで割引の対象になるので、ふたりで観に行く場合は600円引きで映画を観ることができます。
さらに、毎月20日と30日の「お客様感謝デー」は、700円引きで一般鑑賞料金が1,200円になります。
ポイント還元率は0.5%と低めですが、イオンやマックスバリュ、ピーコックストアなど、イオングループの対象店舗で利用すればポイントが2倍に。
なお、電子マネーWAONが搭載されているので、日常的なキャッシュレス決済にも使えます。
イオングループの利用頻度が高い方は、ぜひ持っていたい1枚です。
ミニオンズとTGC CARDならさらにおトク
イオンカードのなかでも下記3カードなら、専用Webサイトのチケット購入でいつでも一般鑑賞料金が1,000円になります。
- イオンカードセレクト(ミニオンズ)
- イオンカード(ミニオンズ)
- TGC CARD
映画好きのためのクレジットカードといえるでしょう。
ただし、これらのミニオンズとTGC CARDに申し込む場合は、下記の点に注意してください。
- チケットの年間購入可能枚数は、ひとり30枚まで
- TGC CARDは国際ブランドのJCBのみ
30枚の上限があるとはいえ年会費は無料ですから、映画ファンなら注目しておきたいクレジットカードです。
エポスカード
年会費永年無料のクレジットカードです。
会員専用サイトの「エポトクプラザ」からチケットを購入すれば、HUMAXシネマやユナイテッドシネマの一般鑑賞料金が600円引きになります。
※映画館により割引金額が異なる
映画のほかにも、割引価格で利用できるテーマパークや飲食店が全国に10,000店舗以上あるので、エンターテイメントやレジャーが好きな方におすすめのカードです。
Apple Payに対応しているので、日常のショッピングもキャッシュレスで手軽に支払うことができます。
セゾンカードインターナショナル
セゾンカードの優待サービス「トク買」を使えば、一般観賞料金が300円から800円引きになります。
利用できる映画館の系列や割引額はチケットによって異なりますが、基本的には、いつでも割引料金で鑑賞できると思っていいでしょう。
「トク買」は月額330円(税込)の利用料金がかかりますが、映画を1度観れば元がとれてしまう金額です。
さらに、140万件以上の飲食店や宿泊施設、レジャー施設などを優待価格で利用できます。
また、毎日のショッピングでもお得に使えるので、映画以外の活用幅が広いクレジットカードを探している方にもおすすめです。
電子マネーはiDに対応しています。
dカード
dカードのポイントクラブクーポンを使えば、イオンシネマの一般鑑賞料金がいつでも300円引きになります。
さらに、dポイントクラブのプラチナステージになれば、毎週火曜日に「ドコモチューズデイ」の割引が適用され、1,100円で映画を鑑賞できます。
通常還元率が1.0%という高い還元率も魅力です。
しかも、マクドナルドでの利用で還元率2%にアップします。
年会費は永年無料。ドコモユーザー以外でも作れるので、映画ファンの方は、ぜひ作成を検討してみてください。
dカード GOLDはさらにおトク
ドコモユーザーがdカードを作るなら、dカード GOLDがおすすめです。
11,000円(税込)の年会費はかかりますが、ドコモ料金が10%還元(1,000円(税抜)につき100ポイント)されるので、すぐに元が取れてしまいます。
国内外の旅行傷害保険や空港ラウンジの無料利用優待など、ゴールドスペックならではの特典も豊富です。
シネマイレージカードセゾン
シネマイレージカードにクレジット機能が付いたタイプです。6本映画を見れば1本無料になる「スタンプラリー」や、毎週火曜日は鑑賞料金が1,200円になる「シネマイレージデイ」などの特典はそのままに、クレジットカードとしても活用できます。
年会費は、Mastercardブランドだと初年度無料で2年目以降は330円(税込)、アメックスブランドは3,300円(税込)です。
アメックスブランドには最高3,000万円の国内外旅行傷害保険が付帯しているので、補償が手厚いクレジットカードが欲しい方は、アメックスを選択しましょう。
通常のポイント還元率は0.5%と高くありませんが、TOHOシネマズでのご利用は永久不滅ポイントが2倍に。
アマゾンや楽天市場など、利用頻度が高い店舗も対象なので、ネットショッピングでおトクにポイントを貯めたい方にもおすすめです。
まとめ
今回の記事では、映画を安く観る方法をご紹介しました。
鑑賞料金が安くなる方法はさまざまですが、クレジットカードは映画の割引以外にも活用できるので、ぜひ申し込みたいところです。
各カードの特徴を比較しながら選べば、日常生活でもフル活用できるクレジットカードが見つかるでしょう。
年会費無料のクレジットカードも多いので、維持費の心配もいりません。
お気に入りのクレジットカードを見つけて、映画をおトクに観賞してくださいね。