エディオンで一番お得なクレジットカード解説!最長10年間の長期保証
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大手家電量販店のエディオンではエディオンポイントを貯められる2種類のクレジットカードを発行しています。
競合する量販店と比べるとポイント還元率は低いですが、エディオンカードで購入すると商品に応じて最長10年間の長期修理保証が受けられるというメリットがあります。
また優待加盟店ではポイント還元率がアップし、特にオリコモールは最大10.5倍、セディナポイントUPモールでは最大20倍のポイントを貯めることができます。
ETCカードを年会費無料で持つことができて、オリコなら発行手数料も無料になります。
ここではエディオンカードの特徴について解説します。エディオンのクレジットカードは家電他社が発行しているものと比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
また他社の高還元率なクレジットカードと比較して、エディオンのお得な支払方法についても紹介します。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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エディオンカードの特徴
エディオンカード | IDカード | あんしん保証カード | |
---|---|---|---|
会員サービス利用料 | 1,078円(税込) | 2,200円(税込) | 無料 |
クレジットカード機能 | ○ | × | × |
現在エディオンでは3種類のポイントカードが発行されています。
唯一クレジットカード機能が付いているのがエディオンカードです。IDカードは年会費とクレジットカード機能の有無以外はエディオンカードと同じと考えて差し支えありません。
このエディオンカードを持つ最大のメリットは、業界屈指の長期修理保証サービスを受けられるということでしょう。
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伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー
皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。
【専門家の解説】
エディオンのクレジットカードの最大の特徴は、手厚い長期修理保証にあります。
保証額が購入金額を超えるまで何度も利用できる点は大きな魅力です。
ただし、年間のクレジットカード利用額が165,000円(税込)以上とならないと翌年度のサービス利用料が無料とならない点には要注意です。
また、他の家電量販店の還元率と比較すると、エディオンの還元率は劣ります。また、エディオン以外で利用する場合の魅力も今一つとなります。
そのため、長期保証部分を重視したい方はエディオンを選ぶと良いでしょう。
そして、他で利用する場合は還元率の高いカードを別に持っておくと良いでしょう。
エディオンのクレジットカードはエディオンで利用するためと割り切るべきです。
なお、単純に還元率を重視されるのであれば他の家電量販店のクレジットカードを選択した方がよいかもしれませんね。
その場合は普段の生活費などもすべて1枚のカードで利用すると得になる場合があります。
エディオンのクレジットカードはエディオンで利用し、長期の保証を得るために活用すると割り切って利用すると良いでしょう。
業界屈指の長期修理保証サービス
エディオンカード | IDカード | あんしん保証カード | |
---|---|---|---|
3年間保証 | - | 3万円(税込)以上の指定商品(21品種) | |
5年間保証 | 5,500円(税込)以上の指定商品(100品種以上) | 5万円(税込)以上の指定商品(21品種) | |
10年間保証 | 10万円(税込)以上のエアコン・冷蔵庫 |
エディオンカード会員の長期修理保証は5,500円(税込)以上の指定商品を対象に自動的に適用されます。10万円(税込)以上のエアコン・冷蔵庫は10年間保証、その他指定商品は5年間保証となります。
あんしん保証カードは少しハードルが高く、3万円(税込)以上の商品は3年保証、5万円(税込)以上の商品でようやく5年保証が適用されます。また長期保証対象の品種も少ないです。
いずれも1年以上のメーカー保証が付いているエディオン指定商品が対象です。長期保証の対象外となる商品もありますので、詳しくは店舗でご確認ください。
保証対象の費用と利用上限
保証対象となる費用は修理工賃と修理部品代に加え、出張修理の対象商品であれば出張費も対象となります。工事費や取付部材の費用は対象外です。
保証金額が購入金額に達するまで、何度でも保証してもらうことができます。
他社クレジットカードや電子マネー決済でも保証対象
指定商品の購入であれば、エディオンカード以外の決済でも長期保証は適用されます。
後述するように、エディオンカードのポイント還元率はあまり高くありません。特にパソコンを含む家電製品は1.0%還元となっており、ヨドバシカメラやビックカメラなど他の家電量販店と比べると、かなり低いです。
しかしエディオン会員、あるいはその家族会員なら他社クレジットカードや電子マネーで支払っても長期保証は適用されます。ポイント還元率が低い家電を購入する場合はエディオンカード以外で決済するのがお得です。
ポイント還元率は1.0%、エディオン指定商品は最大5.0%
エディオンカードのポイント還元率は1.0%、支払額100円(税別)ごとに1ポイントが還元されます。
またエディオンの指定商品なら100円(税別)ごとに最大5ポイントが貯まります。
- 家電・パソコン:100円(税別)ごとに1ポイント
- 消耗品・パソコンサプライ・各種アクセサリー:100円(税別)ごとに3ポイント
- 新品ゲームソフト・映像・音楽ソフト:100円(税別)ごとに5ポイント
上記のポイントはエディオンカードでクレジット決済した場合に限らず、電子マネーの決済でも同率で付与されます。
なのでエディオンカードで直接支払うよりも、楽天Edyにチャージして支払うほうがよりたくさんのポイントを貯められます。
ちなみに楽天Edyなど電子マネーのチャージでも、1.0%のポイントを貯められる珍しいクレジットカードです。
年間165,000円(税込)以上の利用で次年度の年会費1,078円(税込)が無料
エディオンカードは会員サービス利用料という名目で、年間1,078円(税込)の費用がかかります。これは初年度から支払う必要があります。
ただしクレジットカードの利用額がエディオン店舗及びエディオンネットショップでの購入で165,000円(税込)以上であれば、次年度は無料になります。
※修理代金、エディオンギフトカード購入代金、会員サービス利用料は含まれません。
優待加盟店で決済するとお得
エディオンカードのポイント還元率はあまり高いとは言えませんが、優待加盟店においては最大20倍のポイントが還元されて非常にお得に利用することができます。
エディオンカードは2種類

エディオンはオリコとSMBCファイナンスサービス、異なるクレジットカード会社と提携して2種類のエディオンカードを発行しています。
どちらもエディオンカードには違いなく、年会費やエディオンでのポイント還元率など、基本的なサービス内容は全く同じです。
発行会社によって特典が異なる
優待加盟店 | オリコ発行 | SMBCファイナンスサービス発行 |
---|---|---|
オリコモール | ポイント最大10.5倍 | - |
セディナポイントUPモール | - | ポイント最大20倍 |
宇佐美GS直営店 | - | ポイント1.5倍 |
タイヤ館 | ポイント2倍 | - |
銀座山形屋 | - | ポイント2倍 |
アート引越センター | ポイント3倍 | ポイント3倍 |
サカイ引越センター | ポイント3倍 | - |
あずみエステール | ポイント2倍 | - |
ヤマノホールディングス | ポイント3倍 | - |
ジョイフル恵利 | ポイント2倍 | - |
タカキュー | 請求時に8%OFF | - |
※情報元:優待加盟店(エディオン公式サイト)
2種類のエディオンカードで異なるのは、主に優待加盟店です。
どちらでも同じ特典を受けられる優待加盟店もありますが、大半はオリコ発行のエディオンカードに限られています。
オリコならETCカードの発行手数料が無料
またオリコが発行するエディオンカードなら発行手数料無料、年会費も無料でETCカードを発行することが可能です。
SMBCファイナンスサービスでも年会費は無料ですが、発行手数料が1,100円(税込)かかります。
ETCカードを無料で作りたいのであれば、オリコがおすすめです。
エディオンの支払方法とポイントシステムについて

エディオンはクレジット機能が付いているエディオンカードの他に、年会費2,200円(税込)のIDカードと、年会費が無料の代わりに特典がグレードダウンしたあんしん保証カードも発行しています。
IDカードはクレジット機能を持たない点以外はエディオンカードとほぼ同じです。年会費がエディオンカードよりも高いので、クレジットカードに抵抗がなければエディオンカードや、あるいは無料で持てるあんしん保証カードの検討をおすすめします。
あんしん保証カードは会員サービス利用料が無料なのは大きなメリットです。しかし他の2枚と比べると保証などのサービス内容面で劣るのがデメリットです。
ところで、実はエディオンはTポイントの加盟店でもあります。エディオンカードの代わりにTカードを提示することで、支払額200円(税抜)につき1ポイントのTポイントを貯めることも選べるのです。
提示するポイントカードによってポイント還元率が変わる
他の家電量販店では支払方法によってポイント付与率が変動することが多いですが、エディオンでは主に購入する商品と提示するポイントカードの種類によって還元率が決まります。
ただしエディオンカードを提示して他社クレジットカードで決済するなど、利用できない組み合わせがある点には注意が必要です。組み合わせられないポイントカードがあるという意味では、支払方法によってもポイント還元率は変わります。
またエディオンギフトカードでの支払いはポイントが付与されますが、その他のギフトカードや商品券については付与対象外となります。
エディオンのポイントカードと還元率
エディオンカード | IDカード | あんしん保証カード | Tカード | |
---|---|---|---|---|
年会費(会員サービス利用料) | 1,078円(税込) | 2,200円(税込) | 無料 | カードにより異なる |
家電・パソコンの購入 | 100円(税別)ごとに1ポイント | × | 200円(税別)ごとに1ポイント | |
消耗品・パソコンサプライ・各種アクセサリーの購入 | 100円(税別)ごとに3ポイント | |||
新品ゲームソフト・映像・音楽ソフトの購入 | 100円(税別)ごとに5ポイント | |||
他社クレジットカード決済でのポイント付与 | × |
Tカードを提示すると一律で0.5%のTポイントが還元されますが、エディオンが発行するポイントカードは購入する商品によって還元率が決まっています。
また他社のクレジットカードで決済する場合、エディオンカードやあんしん保証カードを提示してもエディオンポイントは付与されません。エディオン発行のポイントカードは現金か電子マネーの支払いでのみエディオンポイントを貯めることが可能です。
しかし5.0%のエディオンポイントが付与されるのはゲームソフトやCD、DVDなどに限られています。消耗品やサプライ品は3.0%還元ですが、パソコンを含む家電製品は1.0%しか還元されません。
さらにエディオンカードは年会費1,078円(税込)が必要です。年間利用額が165,000円(税込)以上であれば次年度は無料になりますが、家電のポイント還元率が1.0%と低いので、年間利用額が多ければお得かと言えば必ずしもそうでもありません。
年会費を無料にするためには高額な商品を購入するのが近道ですが、家電のポイント還元率が低いことがあだとなりエディオンカードで決済すればするほど貯まるポイントの差は開いていきます。
最大で5.0%のポイントが還元される商品もあるので一概には言えませんが、保証面を考慮しなければ他社のクレジットカードで決済するほうがお得になるケースが多いでしょう。
他社の高還元率クレジットカードのほうがお得?

エディオンカードを選ぶ決め手はやはり業界屈指の長期保証です。ポイント還元率が低くても保証サービスを重視するのであれば、エディオンカードを持つことをおすすめします。
逆にポイントをたくさん貯めたい方に、エディオンカードはあまり向いていません。優待加盟店では最大20倍のポイントを貯めることができますが、エディオンにおいては特に長期保証が必要となる家電製品のポイント還元率が低いからです。
ポイント還元率を重視するのであれば、エディオンカード以外の高還元率クレジットカードで支払うのがおすすめです。還元率は一律固定になってしまいますが、少し工夫すれば常時3.5%のポイントを貯めることができます。
高還元率のクレジットカードを紹介
他の家電量販店とは異なり、エディオンでは自社カードのポイント還元率がそれほど高くはありません。しかし逆に言えば、一般に高還元率とされているクレジットカードでも十分お得に買い物することができます。
代表的な高還元率のクレジットカードと、その活用方法を紹介します。
Visa LINE Payクレジットカード(P+)
Visa LINE Payクレジットカード(P+)で決済する方法では0.5%のポイント還元率でLINEポイントを貯めることができます。
また、貯まったLINEポイントは、PayPayボーナスとの交換も可能になったことで、使い道に困ることはありません。
国際ブランド「VISA」が付いているので、全世界200以上の国と地域にある加盟店での決済が可能です。
エディオン以外でもたくさんのポイントを貯めてお得に利用したい方におすすめです。
リクルートカード+楽天Edy
リクルートカードは年会費永年無料で1.2%の高還元率クレジットカード。主要な電子マネーのチャージに対応していて、チャージ分もしっかり1.2%のポイントを貯められるのが大きな特徴です。
Tポイントカードを提示して普通にクレジット決済すると、0.5%のTポイントと1.2%のリクルートポイントが付与されて合計1.7%還元となります。しかしリクルートカードは電子マネーの楽天Edyと組み合わせることで、もっとたくさんのポイントを貯める方法があります。
リクルートカードからチャージした楽天Edyで決済すると、先ほどの1.7%のポイントに加えて楽天ポイントも獲得可能です。楽天Edyは支払額200円につき1ポイント還元されるので、0.5%上乗せして合計2.2%還元となります。
これだけでも普通にクレジット決済するよりはお得ですが、さらにお得な方法があります。
電子マネーで決済する場合はクレジットカードと異なり、エディオンカードやあんしん保証カードの提示でエディオンポイントを貯めることが可能です。あんしん保証カードは「家電の購入に対してポイントが付与されない」のがデメリットですが、消耗品やゲームソフトなどの購入についてはエディオンカードと同率のポイントが付与されます。しかも年会費無料で持つことが可能です。
リクルートカードと、リクルートカードからチャージした楽天Edyの決済において、各ポイントカードを提示して付与されるポイントの還元率をまとめてみました。
エディオンカード | あんしん保証カード | Tポイントカード | |
---|---|---|---|
リクルートカード | - | - | 一律1.7% |
リクルートカード+楽天Edy | 2.7%(家電) 4.7%(消耗品) 6.7%(ゲームソフト) | 1.7%(家電) 4.7%(消耗品) 6.7%(ゲームソフト) | 一律2.2% |
あんしん保証カードで貯められるエディオンポイントはエディオンでしか使えないので、Tポイントよりも汎用性が低いです。しかしどちらも1ポイント=1円から使えるので大したデメリットにはならないでしょう。
エディオンにおいては家電を除けば、リクルートカードからチャージした楽天Edyのほうがたくさんのポイントを貯められてお得です。エディオンでお得に買い物することを重視するなら、リクルートカード+楽天Edyがおすすめです。
P-one Wiz
P-one Wizも年会費永年無料のクレジットカード。請求額1.0%割引の特典と、0.5%のポイント還元を合わせると実質1.5%還元となります。
クレジットカード自体の還元率はリクルートカードを上回っており、年会費無料のカードでは最高クラスです。
先ほど紹介したVisa LINE Payクレジットカード(P+)の国際ブランドはVISAのみですが、P-one WizはVISAをはじめMasterCardやJCBを選ぶこともできます。日本唯一の国際ブランドのJCB、また世界でも有数のシェアを誇るVISAやMasterCardといった複数の国際ブランドから、自身にあったものを選択してみましょう。
注意点としてはP-one Wizはリボ払い専用のクレジットカードであることが挙げられます。「ずっと全額コース」に変更することで実質1回払いのカードとして使うことが可能ですので、カードが届いたらすぐに変更手続きを行うことをおすすめします。
TカードPrime
TカードPrimeは、初年度年会費が無料で、2年目以降も年に1回以上カードを利用すると、年会費1,375円(税込)が翌年無料になります。
公式サイトで「Tポイント史上最高峰のクレジットカード」と掲載されているだけあって、通常のポイント還元率は1.0%ですが、毎週日曜日には還元率が1.5%にもなるお得なクレジットカードです。
日頃から欲しいものをリストアップしておいて、日曜日にまとめ買いすると効率的にポイントを貯めることができます。
TカードPrimeはTポイントカードと一体型になったカードのため、Tポイントの加盟店であるエディオンで利用すると、カード払いのポイントに加えてカード提示のポイントも付与されるので、ポイントの二重取りが可能になります。
国際ブランドは世界各国で普及率の高いマスターカードのため、海外旅行の多い方にも使い勝手がいいでしょう。
エディオンのクレジットカードのデメリット

ここまでの内容を振り返りつつ、他の家電量販店と比較してエディオンやエディオンカードのデメリットについて考えてみます。
ポイント還元率が低い
エディオン | ビックカメラ | ヤマダ電機 | ヨドバシカメラ | |
---|---|---|---|---|
年会費無料の条件 | 年165,000円(税込) 以上利用 | 年1回以上利用 | 無条件 | |
提携クレジットカードのポイント還元率 | 5.0% | 10% | 10.5% | 11% |
電子マネー等を併用した最大還元率 | 6.7% | 11.5% | 11% | 13% |
ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラでは現金で支払うと基本10%のポイントが還元されます。この時点でもエディオンは負けていますが、ヤマダ電機やヨドバシカメラでは提携クレジットカードで支払うとさらに還元率がアップします。
さらに4社とも年会費無料で持てるクレジットカードを発行していますが、ヨドバシカメラのゴールドポイントカードプラスは無条件で無料、またビックカメラSuicaカードやヤマダLABI ANAカードが年1回の利用で無料になるのに対し、エディオンカードは利用額が165,000円(税込)以上の利用で無料と最も厳しいです。
同じ価格の商品を購入するのであれば、他の量販店で購入するほうがお得です。
エディオンカード会員でなくなると長期保証が無効になる
エディオンカード最大のメリットは対象商品に無条件で適用される長期保証ですが、保証期間中に退会してしまうと無効になってしまう点に要注意です。
年間クレジット利用額が165,000円(税込)以上を超えれば翌年度のサービス利用料が無料になりますが、超えなければ1,078円(税込)がかかります。
例えばヨドバシカメラなら付与されるゴールドポイントから5.0%分を支払うだけで最大5年間保証してくれます。ヨドバシカメラの延長保証サービスは購入から年数が経過すると保証金額が下がるので、保証の内容自体はエディオンのほうが手厚く優れていますが、年会費やポイント還元率などの面では劣ります。
保証内容が手厚いので仕方ないことではありますが、長期保証を適用・維持するためにかかるコストが他社よりも高いのがデメリットですね。
エディオン以外で利用するメリットが少ない
エディオンカードはエディオンや加盟店以外で利用するメリットがほとんどありません。長期保証はエディオンで購入した指定商品のみが対象ですし、通常のショッピングにおけるポイント還元率は1.0%で標準的です。
他の量販店を見てみると、ビックカメラSuicaカードには電子マネーのSuicaが付帯されています。このカードからSuicaにチャージすると1.5%相当のポイントが還元されるので、コンビニなどの支払いに利用すれば常時1.5%の還元を受けられます。他にもモバイルSuicaの年会費が当面無料で利用できるメリットなどがあります。
またゴールドポイントカードプラスのショッピング保険はヨドバシカメラ以外で購入した商品も補償対象になります。このように他社のクレジットカードそれぞれ自社の店舗以外で利用しても大きなメリットがありますが、エディオンカードは優待加盟店以外で決済するメリットがほとんどありません。
強いて言えば、電子マネーの楽天Edyにチャージできるという点ではやや珍しいです。しかし電子マネーのチャージだけが目的なら、年会費無料で還元率が1.2%のリクルートカードのほうがお得です。
エディオンを利用する機会が少ないのであればエディオンカードを持つメリットは少なく、他のクレジットカードで代替することが可能です。
まとめ
クレジット機能が付いているエディオンカードは、年会費やポイント還元率などの面では他の家電量販店に劣っています。同価格の商品を購入するのであれば他社のほうがお得です。
エディオンカード最大のメリットは手厚い長期修理保証サービスです。対象商品なら単価5,000円から適用され、保証額が購入金額を超えるまで何度でも利用できます。
ただし保証が不要なら、特に家電を購入する場合はポイント還元率が低いのでTポイントカードを提示してVisa LINE Payクレジットカード(P+)で支払うほうが最大1.5%(LINEポイント:1.0%、Tポイント:0.5%)のポイントを貯めることができてお得です。
またエディオンはクレジット機能を持たず年会費無料のあんしん保証カードも発行しています。保証面ではエディオンカードに劣りますがポイント還元率は大差ないので、年会費が気になる方におすすめです。
保証よりもお得に買い物することを重視するのであれば、Visa LINE Payクレジットカード(P+)か、リクルートカード+楽天Edyがおすすめです。前者は家電、後者は消耗品やゲームソフトを購入する場合に1番お得な支払方法です。
購入する物や、貯めたいポイントに合わせてカードを作ることをおすすめします。
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。