国民年金はクレジットカードで支払うのがおすすめ!メリットとデメリットを解説
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個人事業主や自営業の人が主に加入する国民年金。令和5年度の1カ月あたりの国民年金保険料は16,520円となっており、年間にすると1人につき198,240円を支払っていることになります。
自分だけでなく家族分も含めると、あなたに国民年金の負担が重くのしかかります。せっかく国民年金を支払うなら、クレジットカードで支払えるかどうかを知りたいと思いませんか?
それ以外にも
- 国民年金をクレジットカードで支払うメリットとデメリットは?
- クレジットカードで国民年金を支払う方法や気を付けるポイントは?
- nanacoで国民年金を支払うことはできるのか?
- クレジットカードで国民年金を支払うときに必要な流れは?
といったことも知りたいと思いませんか?今回はあなたが知りたいと思っているポイントを、ぜんぶまとめて解説していきます。
国民年金をクレジットカードで支払う方法を理解することができれば、費用をおさえて正しく国民年金を納めることができます。
それではさっそく、国民年金をクレジットカードで払えばどのようなメリットがあるのかをみていきましょう。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
会社員の方であれば、国民年金保険料は厚生年金保険料と合わせてお給料から差し引かれることから、国民年金保険料の支払いをクレジットカード払いにする対象者は自営業者もしくは個人事業主の方ではないでしょうか。
であれば、国民年金保険料をクレジットカード払いにし、さらに会計ソフトに連携することで会計管理業務が楽になるというメリットに注目しましょう。
ただ、クレジットカード払いにするには事前に申請が必要であること、そしてその申請が完了するまで約1ヵ月程度かかことに注意が必要です。
また、過去の未払い分の保険料や一部免除されている期間の保険料を納める場合には、クレジットカードでの支払いは利用できないことも覚えておきましょう。
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- 国民年金をクレジットカードで払うメリット
- メリット①簡単に自宅でできる
- メリット②ポイントやマイルが貯まる
- メリット③支払猶予を伸ばせる
- メリット④現金前納よりもポイント加算でお得
- メリット⑤家族の分もまとめて1回で支払いできる
- メリット⑥家計や支払いの管理が楽になる
- 国民年金をクレジットカードで支払うデメリット
- デメリット①申請する必要がある
- デメリット②まとめて支払うとキャッシュフローがきつくなる
- デメリット③分割払いやリボ払いができない
- デメリット④ポイント還元の対象にならないカードもある
国民年金の支払いに使えるクレジットカードとは?
国民年金の支払いに利用できるクレジットカードは、Visa、MasterCard、ダイナースクラブ、JCB、American Expressのいずれかの国際ブランドのマークがついているものです。
利用可能なカードは国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書から確認できて、具体的には以下のようなカードを利用できます。
American Express | イオンクレジット | NC日商連 | OC | Orico |
セゾン | JCB | セディナ | Diners Club | ジャックス |
東急 | トヨタファイナンス | 日専連 | 三井住友 | 三菱UFJニコス |
UCS | ライフ | 楽天 | UC | Visa |
Mastercard |
国民年金をクレジットカードで払うメリット
国民年金は、申請することでクレジットカード支払いが可能です。詳しい方法については、記事の後半で紹介しています。
クレジットカードで支払うメリットは、下記の6つがあります。
メリット
- ①簡単に自宅でできる
- ②ポイントやマイルが貯まる
- ③支払猶予を伸ばせる
- ④3種類の前納方法を選べば国民年金が割引される
- ⑤家族の分もまとめて1回で支払いできる
- ⑥家計や支払いの管理が楽になる
この6つのメリットを順番に解説していきます。
メリット①簡単に自宅でできる
クレジットカードを利用すれば、待ち時間不要でいつでも好きな時間に国民年金を支払うことができます。
もしクレジットカードを利用しなければ、ATMやコンビニエンスストア、金融機関の窓口で支払うことになります。
金融機関の窓口でなかなか呼ばれずに、イライラした経験はありませんか?タイミングが悪ければ給料日のATMや混雑ピーク時のコンビニの行列に並ぶこともあるため、あなたの貴重な時間がどんどんなくなってしまいます。
おまけに、納付額が30万円以上の場合は、コンビニエンスストアで支払うことができず、わざわざATMや金融機関の窓口の営業時間内に行かなければなりません。
しかしクレジットカードで国民年金を払えば、並んだり待ったりする無駄な時間をなくすことができるのです。
メリット②ポイントやマイルが貯まる
クレジットカードで国民年金を支払えば、クレジットカードのポイントやマイルがどんどん貯まります。
国民年金は老後に備えた保険料であるため、支払っている期間はメリットをあまり感じられないかもしれません。
しかしクレジットカードで国民年金を支払えば、まだ年金をもらえないうちから、ポイントやマイルでお得感を楽しむことができます。
ただし、クレジットカードによっては国民年金の支払いがポイント還元の対象になっていない場合があります。ポイント還元の対象であるかどうかは各カード会社の公式サイトに記載されているため、申し込み前に確認しておくことがおすすめです。
以下のカードは、日常使いでもポイント還元率が高い筆者おすすめのクレジットカードです。
JCB CARD Wについて下記の記事でより詳しく説明しています。興味がある方はぜひ併せてご覧ください。
オリコカード THE POINTの種類やお得な活用方法について、下記の記事で詳しく解説しています。興味がある方はぜひ併せてご覧ください。
CB CARD Wとオリコカード THE POINTは、国民年金の支払いでもポイント還元率が1.0%です。普段使いでもポイントがたまりやすいため、これからカードを作成する場合は検討してみることがおすすめです。
また、こちらの記事でもポイント還元率の高いクレジットカードやおすすめのクレジットカードを紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
メリット③支払猶予を伸ばせる
支払日が自動で延長されるのも、国民年金をクレジットカードで支払うメリットの1つです。
クレジットカードで国民年金を支払う場合、納付期限日までにクレジットカード会社があなたの代わりに立て替え払いをすることになります。
そして引き落とし日にクレジットカード会社へ立替金を返済するという仕組みになっているため、利息がつくことなく支払猶予を正当な方法で伸ばすことができるのです。
メリット④現金前納よりもポイント加算でお得
国民年金には前納制度があり、以下の方法で支払うことができます。
- 口座振替
- 現金
- クレジットカード
もっとも割引額の大きい支払方法は口座振替ですが、ポイント加算のメリットがありません。現金とクレジットカードは同じ割引額となっているため、クレジットカードを選択したほうがお得であるといえます。
口座振替での支払い(令和5年度)
振替方法 | 1回あたり 納付額 | 割引額 | 2年分に換算 した割引額 | 振替日 |
---|---|---|---|---|
2年前納 | 385,900円 | 16,100円 | - | 4月末日 |
1年前納 | 194,090円 | 4,150円 | 8,300円 | 4月末日 |
6カ月前納 | 97,990円 | 1,130円 | 4,520円 | 4月末日および 10月末日 |
当月末振替 (早割) | 16,470円 | 50円 | 1,200円 | 毎月月末 |
翌月末振替 (割引はありません) | 16,520円 | なし | なし | 翌月末日 |
現金およびクレジットカードでの支払い(令和5年度)
振替方法 | 1回あたり 納付額 | 割引額 | 2年分に換算 した割引額 | 振替日 |
---|---|---|---|---|
2年前納 | 387,170円 | 14,830円 | - | 4月末日 |
1年前納 | 194,720円 | 3,520円 | 7,040円 | 4月末日 |
6カ月前納 | 98,310円 | 810円 | 3,240円 | 4月末日および 10月末日 |
毎月納付 | 16,520円 | - | - | 毎月月末 |
クレジットカードで国民年金を支払う場合は、口座振替の2年前納よりも割引額は少なくなってしまいますが、現金と同じ割引額でポイントがつくというメリットがあります。
各支払いにおけるシミュレーション
支払方法・ 振替方法 | 1回あたり 納付額 | 割引額 | クレジットカードの ポイント還元 (1%の場合) | トータルでの 割引額※ |
---|---|---|---|---|
口座振替・ 2年前納 | 385,900円 | 16,100円 | - | 16,100円 |
クレジットカード・ 2年前納 | 387,170円 | 14,830円 | 3,871ポイント | 14,830円プラス 3,871ポイント= 18,701円相当 |
現金・ 2年前納 | 387,170円 | 14,830円 | - | 14,830円 |
※1ポイント=1円換算の場合
メリット⑤家族の分もまとめて1回で支払いできる
クレジットカードで家族の国民年金をまとめて支払うと、個々に支払う面倒がなくなり、払い忘れを防止できます。さらに、所得が多い人のカードで納付すると、社会保険料の控除額が増えて節税につながります。
ただし、社会保険料の控除を受けられるのは、クレジットカードの名義人です。例えば、子供名義のカードで支払った場合、親は控除を受けられません。そのため、家族の分もまとめて国民年金を支払う際は、必ず所得の高い人の名義のカードを使用しましょう。
メリット⑥家計や支払いの管理が楽になる
クレジットカードで国民年金を支払うと、お金の出入りが一目でわかり、家計の管理がしやすくなります。カードの利用明細を見るだけで、何にどれだけお金を使ったのか、また国民年金がきちんと支払われているのかがすぐにわかるのです。これにより、支払いを忘れる心配も減ります。毎日の生活が忙しい人でも、手軽にお金の管理が可能になるのがクレジットカードで国民年金を支払うメリットのひとつです。

新井智美 / トータルマネーコンサルタント
国民年金保険料は前納するほどお得になります。
例えば1年分を前納する場合の割引額は3,540円(2021年度)となり、一括での支払額は約20万円です。
ポイント還元率が1%であれば、2,000ポイント獲得することとなり、割引額と合わせれば5,000円以上お得になるということです。
せっかくクレジットカード払いで支払うのであれば、このように上手にポイントを貯めていきましょう。
ただし、前納の際の支払い時期は他の税金の支払い時期との重複、さらにはクレジットカードの利用限度額にも注意し、キャッシュフローを悪化させないための対応を怠らないようにしてください。
国民年金をクレジットカードで支払えば、これだけの嬉しいメリットを受けることができるのです。しかし、デメリットがあることも忘れてはなりません。
続いて国民年金をクレジットカードで支払うデメリットを解説していきます。
国民年金をクレジットカードで支払うデメリット
国民年金をクレジットカードで支払うと、下記4つのデメリットが発生します。
デメリット
- ①申請する必要がある
- ②まとめて支払うとキャッシュフローがきつくなる
- ③分割払いやリボ払いができない
- ④ポイント還元の対象にならないカードもある
それぞれの内容を具体的に解説します。
デメリット①申請する必要がある
国民年金をクレジットカードで支払うためには、申請する手間がかかります。
クレジットカードと納付書があっても、すぐにクレジットカードで国民年金を支払うことができないのがデメリットです。
さらに
- 名義人の署名が申請書類に必要
- 名義人が配偶者以外の続柄の場合は年金事務所からの同意確認に応じなければならない
- 申請してから日本年金機構による審査がある
という多少手ごわいハードルが待ち構えています。家族名義のクレジットカードを利用する人や、名義人と離れて暮らしている場合は、申請書類を作成するのに時間と労力を要することになります。
そしてせっかく書類を作成したにもかかわらず、審査によってはクレジットカードで国民年金を支払うことができないことも考えられます。
クレジットカードで支払うための手続きには、2か月程度かかる場合があります。手続きが完了するまでは、今まで通りの方法で年金を支払う必要があります、手続きを始めても完了するまでは、年金の支払いを忘れないように注意しなければなりません。
申請する必要があるというデメリットがあることをあらかじめ理解し、余裕をもって申請するようにしましょう。
デメリット②まとめて支払うとキャッシュフローがきつくなる
お得な前納制度を選択して国民年金をまとめて支払うと、キャッシュフローがきつくなるデメリットがあります。
国民年金をクレジットカードで支払う場合は、割引されているお得な前納方法を選択することができます。
しかしいくら割引されているからといって、まとめて支払えば一時的に大きな出費になることに違いありません。
もちろん大きな金額を支払うことでポイントやマイルも貯まりますが、実際に使えるお金が足りなくなる可能性もでてきます。
車検、自動車税、自動車保険、冠婚葬祭 といった大きな出費を控えたイベントがないか、前もって確認しておくようにしましょう。
デメリット③分割払いやリボ払いができない
国民年金をクレジットカードで払う場合は、分割払いやリボ払いができません。
前納方法でまとめて支払ったとしても、「分割払いやリボ払いで月々の支払額を安くすればいいのでは?」と思った人がいらっしゃるかもしれません。
しかし、国民年金のクレジットカード払いは一括払いしか対応していないため、前納方法の負担額を軽くすることができないというデメリットがあります。
たとえば、1年分の国民年金を前納すると4,150円の割引が適用されるため、1年間毎月納付した場合の金額197,880円ではなく193,730円となります。
この193,730円は分割払いやリボ払いではなく、一括払いでしか納付することができないのです。
どうしても毎月の負担を軽くしたい人は、前納方法ではなく毎月納付を選択しましょう。その代わり割引が適用されないことも理解しておく必要があります。
またリボ払い専用のクレジットカードしか持っていない人は、残念ながら他の支払い方法を検討するか一括払いに対応したクレジットカードを作成するしか方法がありません。
そもそもリボ払いが何か分からない!という方は以下の記事を読んでみて下さい。
デメリット④ポイント還元の対象にならないカードもある
国民年金の納付額は少なくないため、カード払いにすることで多くのポイントを獲得したいと考えている方も多いでしょう。しかし、クレジットカードの中には、国民年金の支払いがポイント還元の対象にならないカードがあり、カード払いにしてもポイントが付与されない場合があります。また、ポイント還元の対象でも、還元率が通常時より下がることも。
国民年金の支払いでポイントを貯めたい場合には、カードに申し込む前に、そのカードが国民年金の支払い対してポイントを付与するかどうか確認しておきましょう。ポイント還元の対象となっているかどうかは、カード会社の公式サイで確認できます。
公的年金の支払いでポイントの還元率が低くなる場合、他の支払いに対するポイント還元率も併せて確認して、総合的に多くのポイントを獲得できるカードを検討してください。
国民年金をクレジットカードで支払うメリットとデメリットを理解したうえで、次にクレジットカードで国民年金を支払う流れを確認していきましょう。
国民年金をクレジットカードで支払う流れ
国民年金をクレジットカードで支払うデメリットのなかで解説したように、国民年金をクレジットカードで支払うためには申請書類を作成し提出する必要があります。
具体的に、
- どのような書類を用意すればいいのか?
- 書類はどこで入手できるのか?
- 書類に記載する項目は何があるのか?
- 家族名義のクレジットカードは使えるのか?
- 書類はどこに提出すればいいのか?
- 審査の結果はどのようにしてわかるのか?
といったこれらのことをすべて、わかりやすく解説していきます。
1.国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書の作成
国民年金保険料をクレジットカードで納付するためには、国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書を作成しなければなりません。
国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書の記入例と申出書は、以下ページよりダウンロードすることができます。
申出書に記入する項目
- 基礎年金番号
- 生年月日
- 被保険者氏名
- 電話番号
- クレジットカード番号
- クレジットカード有効期限
- クレジットカード名義人氏名
- クレジットカード名義人署名
- 被保険者との続柄
- 納付方法
- クレジットカード会社の種類
があります。 スムーズに書類を作成するためには、
- 国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書
- 年金手帳
- 利用するクレジットカード
これらの3つを手元に用意してから、作成を始めるようにしましょう。 クレジットカードの名義人は、本人ではなく家族名義でも大丈夫です。
ただし、名義人の署名が必要になる点で注意が必要です。また名義人の続柄が配偶者以外の場合は、年金事務所からの電話や書面による同意確認に対応する必要があります。
同意確認することができなければ、国民年金をクレジットカード払うことができないので気をつけましょう。
2.国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書の提出
国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書を作成したら、近くの年金事務所へ提出します。
忙しく年金事務所へ行く時間がない人は、年金事務所へ郵送しましょう。
3.手続き完了の確認
国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書を提出してから数週間後に、「国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ」という手続き完了のお知らせが届きます。
「国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ」が届いたら、あとは自動的にクレジットカードから国民年金が支払われるのを待つだけです。
4.クレジットカードで支払い開始後の注意点
クレジットカードで国民年金の支払いを開始した後に注意すべき3つのポイントを解説します。
4-1.利用限度額を超えた場合
利用限度額を超えた場合は国民年金を支払うことができないため、送付されてくる納付書で国民年金を支払います。
4-2.有効期限が切れた場合
クレジットカードの有効期限が切れた場合は、何も手続きしなくて大丈夫です。クレジットカード会社が日本年金機構へ新しい有効期限を通知するからです。
4-3.クレジットカード情報が変更した場合
- 結婚して氏名が変わった
- クレジットカードを還元率の高いカードに変えた
これらのようにクレジットカード情報が変更した場合は、国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書を提出します。
手続き完了までに時間がかかるため、事務処理が完了するまでのあいだは納付書を使って現金で国民年金を納付することがあります。
5.手続きが完了しなかった場合
国民年金をクレジットカードで納付する手続きが完了しなかった場合は、クレジットカードで国民年金を支払うことができません。
国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書を提出してから数週間後に、「クレジットカード有効性確認結果のお知らせ」が届きます。
有効性を確認できないクレジットカードでは国民年金を支払うことはできないため、
- クレジットカード会社に問い合わせる
- 別のクレジットカードで再度申込む
といった手続きが必要になります。それでもなお、手続を完了することができない場合は、クレジットカード以外の支払方法で国民年金を納付するしかありません。
国民年金をクレジットカードで支払うまでには、このような申請作業が必要となります。
もっと簡単にクレジットカードのポイントを貯めながら、国民年金を支払う方法はないのでしょうか?そのとっておきの方法を、次の章でご紹介していきます。
電子マネーnanacoで支払うと間接的にポイントが貯まる
電子マネーnanacoで国民年金を支払う方法を、具体的に解説していきます。
クレカからチャージしたnanacoで支払う
クレジットカードからチャージしたnanacoで国民年金を支払えば、クレジットカード納付の申請をすることなく、ポイントやマイルをお得に貯めることができます。
セブンイレブン限定の裏技テクニックですが、nanacoを持っている人は試してみる価値があります。
そしてクレカからチャージしたnanacoで国民年金を支払う方法なら、
- リボ払い専用のクレジットカードしか持っていない人
- 国民年金のクレジットカード利用審査に落ちてしまう人
でも、お得にポイントやマイルを貯めることができるのです。 ただし、納付額が30万円以上の場合はコンビニエンスストアで納付することはできません。
例えば、令和5年度の2年前納387,170円はnanacoで支払うことができませんが、1年前納194,720円ならnanacoで納付することが可能です。
nanacoについてもっと詳しく知りたいという方は、以下の記事を読んでみて下さい。
まとめ
国民年金をクレジットカードで支払う、メリットとデメリットはいかがでしたか?最後にもう一度、メリットとデメリットをおさらいしておきましょう。
国民年金をクレジットカードで支払うメリットは
- 簡単に自宅でできる
- ポイントやマイルが貯まる
- 支払猶予を伸ばせる
- 現金前納よりもポイント加算でお得
の4つがあります。
国民年金をクレジットカードで支払うデメリットには
- 申請する必要がある
- まとめて支払うとキャッシュフローがきつくなる
- 分割払いやリボ払いができない
といった内容があります。
これらのデメリットを解消する裏ワザとして、電子マネーnanacoを活用する方法もあります。
国民年金をクレジットカードで支払う方法をしっかりと理解すれば、国民年金の出費を抑えて正しく支払うことができるようになります。
この記事を参考にして、あなたもお得に国民年金を支払う方法を選んでみてください!
本記事の編集者について

イーデス編集部
専門知識がないと難しい金融商品を、正確で詳しく、わかりやすく伝えるために、記事企画・推敲・構成・編集・情報の更新を行っております。