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クレジットカードの払い方、レジでの商品購入~口座引落しまで流れを解説

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クレジットカードの払い方、レジでの商品購入~口座引落しまで流れを解説
クレジットカードの使い方
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クレジットカードを初めて利用する方が最も気になることは、クレジットカード払いの方法ではないでしょうか。また、クレジットカードで支払いを行う際の流れや支払い時に必要なことについても知りたいところですね。

今回の記事では、

  • クレジットカードの支払い方法は?
  • カード利用後にどのような形で引き落としが行われるの?

など、人には聞けないごく基本的な知識を紹介します。

また一括払い、分割払い、リボ払いの各支払い方法の違いや注意点、海外と日本のクレジットカードの払い方の違いなど、さまざまな角度からクレジットカードの支払い方法について解説します。

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クレジットカードの払い方と基本の流れ

まず最初に、クレジットカードの払い方とその基本の流れについて、次のポイントをもとに解説します。

  • 実店舗におけるカード利用の流れと注意点
  • ネット通販におけるカード利用の流れと注意点

この項では、上記の各場面でクレジットカード決済を行う方法の違いなどにも触れつつ、どのような点に注意すればよいかについても説明していきます。

伊藤亮太

伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー

皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。

【専門家の解説】

クレジットカードで初めて支払いを行う時、本当に物やサービスが購入できるのか、後から請求がくるのかどうか不安に思う方もいらっしゃることでしょう。
現在では、かなり多くのお店で利用することができますので、最初は心配になるかもしれませんが、一回、二回と利用すると慣れてきます。

一つ注意点では、お店によって利用できるカードが異なること。
VisaやMastercardであれば多くのお店で利用できると思いますが、アメックスなどは場合によっては利用できないお店もあります。
利用できるカードかどうかは確認しておいた方が良いでしょう。

また、便利だとわかり、ポイントも貯まるとなると使いたくなりますよね。
ついつい使うといくら使ったかわからなくなり、その結果、請求額が大変なことになる可能性があります。
使いすぎも要注意です。
計画的にコツコツ利用していくことを忘れないでください。

また、一度限度額いっぱい利用すると、支払いが完了するまで利用できなくなります
翌月利用できないなんてこともありえますので、使い方を間違えないようにしてください。

この他、基本的には1回もしくは2回払いで利用すべきです。
1回または2回払いであれば特段手数料はかかりませんが、分割払いにするとカード会社への手数料がかかります。
どうしてもの場合はやむを得ないですが、基本的には手数料がかからないように利用した方がよいでしょう。

レジでカード決済後、後払いで口座から引き落とし

クレジットカードで買い物をする場合、カード所有者がレジでカードを提示して決済を行います。レジで決済された買い物代金は後払いという形となります。

実店舗におけるカード利用の流れ

  1. 購入する商品を決めて販売店にカードを提示する
  2. 販売店はカードが支払い可能なものかどうかを確認する
  3. 支払い可能だと判断された場合のみ支払い回数を選択する
  4. カード所有者がサインまたは暗証番号入力を行い決済する
  5. 購入商品とともに伝票控えを受け取り保管する
  6. カード利用請求書が来たら伝票控え記載金額と合致しているか確認する
  7. 翌月の支払期日にカード利用代金が指定口座より引き落とされる

以上のような流れで、その月のカード利用代金の合計金額は翌月の口座振替日にまとめて引き落としが行われます。

次からは、クレジットカード決済の方法について、上記の項目をさらに詳しく説明します。

1.カード払いできるか確認

店舗での商品購入をクレジットカード払いで行う際、その店舗でお手持ちのクレジットカードが使えるかどうかの確認をする必要があります。

多くの場合、店頭やレジに国際ブランド(Visa、Mastercard、JCBなど)をはじめとする各クレジットカードのマークが記載されたステッカーが表示されています。それを見ればお手持ちのクレジットカードを利用できるかどうかが一目でわかります。

ただ、ステッカーの表示がないお店もありますので、その場合はレジでクレジットカードを提示し、カード払いが可能かどうか確かめましょう。

また、お店によっては「カード払いは〇円から」という方針を取っているところもあります。その理由は、お店が商品代金の3%の手数料をクレジットカード会社に支払わなければならない仕組みとなっており、低額の買い物だと結果的に利益が減ってしまうという点にあります。

ただ、各カード会社は加盟店にそのような支払い金額の制限を禁じているケースがほとんどですので、現在はそのような金額制限を行うお店は少なくなっています。

2.支払い回数を言ってレジで支払う

お手持ちのクレジットカードでカード払いができるとわかったら、今度はレジで支払い回数を告げて支払いを行います。支払い回数には翌月一括払いや年2回のボーナス一括払いのほか、購入代金を分割して複数回で支払う分割払い、毎月決まった利用代金が請求されるリボ払いなどの支払い方法もあります。

ちなみに、これらの支払い方法の詳細についてはのちほど詳しく解説します。

3.サインや暗証番号で決済

支払い方法を決めたら伝票へのサインまたは暗証番号の入力を行い、決済を完了させます。その時注意してほしいのが、以下の2点です。

  1. カードの裏面に署名が記載されているか
  2. 記憶している暗証番号に間違いはないか

サインや暗証番号の入力を行う理由は、第一に真のカード所有者であることを示す必要があるからです。次に、伝票の内容に間違いがないかどうかを確認する必要もあります。

サインでの決済を行う場合、カード裏面のサインと伝票のサインの字体が一致していることを確認しますので、カード裏面に署名がないと決済できません。

また、暗証番号を忘れた場合はサインを求められますので、署名の有無は必ず利用前に確認しておきましょう。また、不正利用防止のため、暗証番号の管理をしっかりと行う必要があります。

なお、利用するお店がカード会社とサインレス決済の契約を結んでいる場合、ICチップ搭載のカードに限り一定金額以下はサインレス決済ができます。

4.後日明細と確認

クレジットカード決済が終わると、後日カード利用代金の明細(郵送、Web)が送られてきます。その際に行うべきことは次の2点です。

1.買い物の際に受け取った伝票の内容と明細表の内容が一致しているかの確認

万が一身に覚えのない金額が記載されている場合は、すぐにカード会社に連絡し、カード会社の指示に従って対処しましょう。

2.口座振替日の確認とカード利用代金引き落とし口座への入金

平日仕事をしている場合は、銀行の営業時間中に口座への入金を行うのは困難です。

そこで、給与振込口座など常に一定額のお金が入ってくる口座を引き落とし口座に指定しておくことがおすすめです。

あるいはネットバンキングを利用して、銀行の営業時間外でも引き落とし口座に振替や振込ができるようにしておくことをおすすめします。

5.支払い日に口座から自動で引き落とされる

支払い明細の金額を確認して引き落とし口座への入金が終われば、あとはもう口座から利用代金が引き落とされるのを待つだけです。

ただ、口座支払いが行われた際に注意していただきたいのが、口座のある金融機関(銀行等)でも事務手続きの際に引き落とし金額を間違える可能性がゼロではないということです。

そこで、遅くとも支払期日の翌日までには引き落とし口座を確認し、正しい金額で引き落としが行われているかを確認しましょう。

口座の残高が1円でも足りないと引き落としされない

支払期日に口座残高がカード会社より請求されたカード利用代金より1円でも足りない場合、カード利用代金は引き落とされません

期日までに支払いに必要な金額を入れるのを忘れた、あるいは別の口座引き落としがあることを忘れていたなどの理由から、口座残高不足になる可能性があります。

カード会社もそれを考慮した上で再引き落としを行っていますが、1度でも残高不足で引き落とせなかった記録は悪いクレヒス(信用情報)として残ってしまいます。

そのようなことから、口座に必要分のお金を入金した場合でも、支払い期日の直前にもう一度口座残高を確認しましょう。残高不足が見込まれる場合は、他の口座から引き落とし口座に入金し、口座残高を増やしておきましょう。

また、常に一定額のお金が口座に入金される給与口座などを引き落とし口座にしておくと、残高不足のリスクを減らすことができます。

ネット通販の場合も基本は同じ

次は、ネット通販での支払い方法の流れです。大筋の流れは実店舗での支払いとほぼ同じです。

ネット通販におけるカード利用の流れ

  1. 購入手続き画面に入る
  2. カード名義、クレジットカード番号、カード有効期限、セキュリティコードを入力する
  3. 2の入力事項をもとにカードが利用可能かどうかの確認が行われる
  4. 支払い回数を選択する
  5. 画面で購入金額等を確認後承認する
  6. 承認後の画面(利用内容)を保存または記録する
  7. 後日、カード利用明細書と6の内容に相違がないかを確認する
  8. 利用料金引き落とし

支払いの流れは以上の通りですが、上の項目を実店舗での支払い方法と比べるといくつか違っている点があります。それについては以下で詳しく説明します。

実店舗との違いは自分で入力すること

ネット通販では、購入画面で「カード名義」「クレジットカード番号」「カード有効期限」「セキュリティコード」を自分で入力するのが実店舗と違うところです。

クレジットカード番号はカード表面に記載されている16桁の数字で、カード有効期限はクレジットカード番号の下に、「月/年」という形で記載されているものです。

また、セキュリティコードはカード裏面に記載されている3桁の番号です。これはカードのセキュリティーを高めるための重要なコードであり、ネット通販などのオンライン決済で求められることが増えています。

レシートがないので購入情報メールなどは保存しておこう

ネット通販では、カード決済の際にレシートが発行されません。決済終了後に出る利用内容について記載された画面や購入情報メールなどがレシートの代わりとなるので、それらのデータは必ず保存しておきましょう。

また、データの消滅が心配な場合は念のためプリントアウトしておき、後日届く利用明細との照合のためにとっておくとよいでしょう。

この項では、クレジットカード支払いの流れや決済する際の注意点などについて解説しました。次の項ではこの項でも簡単に説明したクレジットカードの支払い回数について、もう少し掘り下げて説明します。

クレジットカードの支払い回数について

次は、クレジットカードの支払い回数について説明します。クレジットカードの支払い回数は大きく分けて1回または複数回のどちらかで行うことになります。さらにそれを細かく分けると次の4つの支払い方式となります。

  • 翌月一括払い
  • ボーナス一括払い
  • 分割払い
  • リボルビング払い(リボ払い)

ここでは上の4つの支払い方式も含めて詳しく解説します。

基本は一括払い

クレジットカードの支払い方法の基本は「一括払い」です。一括払いには次の2種類がありますが、いずれも手数料はかかりません。

1. 翌月一括払い

1ヶ月分のカード利用代金を翌月一括で支払う方式で、最も一般的な支払い方法です。

2. ボーナス一括払い

夏(7~8月)、冬(12~1月)のボーナス時に利用代金を引き落とす方式です。

比較的高額の買い物でよく利用される支払い方法です。

なお、ボーナス払いは店舗により利用できない場合もありますので、支払い前に問い合わせてみることをお勧めします。

ボーナス一括払いについては、下記の記事も参考にしてみてくださいね。

手数料は2回払いまで無料

一つ前で説明した通り、一括払いは手数料が無料です。そして2回払いも手数料が無料です。

分割払いとは高額な買い物などをした場合など利用金額に応じて支払代金を分割し、支払いを複数回に分ける方法です。

もし1回払いできない金額のものを買ったとしても、2回払いならなんとか支払えそうだという場合は支払い方法を2回と指定し、手数料なしでカードの支払いを行えるようにしたほうがお得です。

ただ、クレジットカードによっては分割払いに対応していない場合もあるため、分割払いを利用したい場合はその点について確認する必要があります。

3回以上の分割、リボ払いは手数料がかかる

分割払いは3回以上になると手数料がかかります。また、リボ払い(リボルビング払い)の場合は1回目の支払いから手数料がかかります。

リボ払いとは、月々の支払金額を定めた上でカード利用代金を支払う方法です。リボ払いには次の3つの方式があり、いずれの方式でも手数料がかかります。

  • 定額方式:実際に利用した金額にかかわらず、最初から月の支払金額を設定
  • 定率方式:カード利用残高(未払いの利用代金)を一定の金額に分割
  • 残高スライド方式:所定の支払い残高のランクに応じて毎月の支払い金額が変わる

手数料を少しでも節約したいなら、3回以上の分割払いやリボ払いを選ばないのが一番ですが、お金に余裕のある時に繰り上げ返済を行うと支払い期間が短縮され、その分手数料も節約できるのでおすすめです。

分割払いについては、下記の記事も参考にしてみてくださいね。

海外でクレジットカード払いを行う際の注意点

海外でクレジットカードを利用する場合、日本とは違うチップなどの習慣や、お店で支払いを行う手順の違いというものを考慮に入れる必要があります。

ここでは、レストランでの支払いを例にとり、カード払いにおける注意点を説明します。

レストランでの注意点

まず、テーブルで会計をお願いするとお店の人がレシートを持ってきてくれます。最初はその金額が実際に飲食したものの合計金額と一致しているかどうかを確認します。

次に、支払いにカード払いを指定すると、お店の人がカード決済用の端末を持ってきて金額を入力してくれますが、入力された金額に誤りがある可能性もあります。

そこで、暗証番号を入力する前に、必ず伝票に記載された金額と端末に入力された金額が一致しているかどうかの確認を行う必要があります。

クレジットカードによるチップの支払い方法

海外の多くの地域では、ウェイターなどサービスを提供してくれる人へのチップが必要となります。その相場は地域により違いますが、通常は決済時に支払う金額の1割程度を加算した金額または端数を切り上げた金額となります。

支払いの際は代金にチップ分の金額を加算した金額を伝え、お店の人に端末への入力をしてもらいます。その際は、必ず暗証番号の入力前に端末に入力された金額が正確に入力されているかの確認を行いましょう。

このように、海外では習慣の違いも意識しながら用心して支払いを行いましょう。

クレジットカードの利用は計画的に

クレジットカードを利用する場合は、どんな支払い方法でも計画的に利用する必要があります。

クレジットカード利用代金の支払いが滞れば、追徴金が加算されるなどのペナルティが課せられます。

また、その場合支払い遅延の記録は全てCCCなどの信用調査機関に悪いクレヒスとして記録され、それが重なればカード利用停止となります。最悪ブラックリストに掲載されてクレジットカードはもちろん、各種ローンなども一切利用できなくなります。

ただ、手数料がかかる支払い方法であっても、支払い計画をしっかりと立て、支払い期日に遅れることなく毎月の支払いが行われていれば良いクレヒスが残ります。

利用限度枠が増えたり、ゴールドなど付帯サービスが充実したカードを所有できるなどのメリットがあります。

まとめ

今回の記事では、クレジットカードの支払い方法について解説してきました。

  • クレジットカードの支払いは決済後に後払いの口座引き落としとなるが、口座残高が1円でも足りないと引き落としされないので注意する
  • ネット通販の支払いでは自分でクレジットカード番号などを入力して決済を行う
  • クレジットカードには「一括払い」「分割払い」「リボ払い」の3つの支払い方法がある
  • 3回以上の分割払いやリボ払いには手数料がかかる
  • 海外でのクレジットカード支払いは国内とほぼ同じだが、現地通貨やチップの有無に注意する必要がある
  • 支払いの利用計画をしっかりと立てることが重要である

以上のポイントをもとにクレジットカードの支払い方法をしっかりと頭に入れ、失敗なくクレジットカードを利用し続けられるように心がけましょう。

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