東京地下鉄 (9023) 【IPO初値予想・上場情報】
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東京地下鉄(9023)
予想レンジ:1.0倍〜1.5倍
メリット
- 事業内容が人気
- 上位株主にVC比率が少ない
- 割安株
デメリット
- オファリングレシオが高い
- 公募比率が低い
- 調達金額が多い
上場日 | 2024/10/23 |
---|---|
申込期間 | 2024/10/8~2024/10/11 |
当落発表日 | 2024/10/15 |
上場市場 | プライム |
当選口数 | 2,324,000口 |
主幹事企業 | 野村證券 |
A2.0倍~
B1.5倍〜2.0倍
C1.0倍〜1.5倍
D~1.0倍
- ※専門家の初値予想の平均値で評価A〜Dを算出しています
東京地下鉄(9023)の抽選に参加できる
おすすめ証券会社
【専門家評価】東京地下鉄の初値予想
個人投資家
黒澤さんの評価
「96ut.com」などの投資情報サイトを運営する個人投資家
初値予想:1,300円~1,500円
予想レンジ:1.0倍~1.5倍
専門家の解説
かねてから上場観測のあった東京地下鉄(東京メトロ)が満を持して登場。政府系の売出しIPOは2015年の郵政IPO以来で、「10年に1度レベルのお祭りIPO」となりそう。今回は財務大臣と東京都が持ち株の半数を放出する。国の売出し収入は東日本大震災の復興債償還費用に用いられる。なかなか失敗できない要素が大きい。業績はコロナ禍の打撃を受けたものの、コロナ前の水準へ持ち直して来ており、今後はインバウンド期待・さらに都市部の人口推移は問題なく地方の鉄道業よりは見込みが良い。今後は上場することで多角経営にも乗り出しやすい(現状は9割が鉄道収入)。売出し時の目論見書に高い配当政策・株主優待を発表するなど株主還元策も抜かりなく人気が出そう。安定して長期保有したくなる状況にもなっており、ある程度の争奪戦模様となれば初値も大型ながら勢いよく上る可能性が見えてくる。
個人投資家
SHOさんの評価
IPO投資を中心とした個人投資家・ブロガー
初値予想:1,200円~1,400円
予想レンジ:1.0倍~1.5倍
専門家の解説
東京地下鉄(東京メトロ)は首都圏で9路線を運営しており、駅直結や駅構内で様々な商業施設も展開しています。吸収金額は想定価格ベースで3,196億円になります、ただ、約20%が海外へ販売される予定なので、国内の吸収金額は2,556億円になります。全て売出し株ですが、売出し元は東京都と財務大臣なので、いわゆる政府放出株のIPOです。JR九州や郵政グループなど、政府放出株のIPOは良いスタートを切るケースが多いため、東京地下鉄への注目度も高まると思います。また、連結配当性向40%以上の分配を目指しており、すでに株主優待制度が導入されているのもプラス要素です。現時点では、良い意味でお祭りになりそうな気配を感じます。よって、東京地下鉄は公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
金融ライター
佐藤真奈美さんの評価
投資会社でファンド運用を行う金融ライター
初値予想:1,100円~1,650円
予想レンジ:1.0倍~1.5倍
専門家の解説
東京地下鉄株式会社は、日本の大手私鉄の一つであり、首都圏を中心に地下鉄を運営する企業です。ほかに、オフィスビルの賃貸や駅構内の店舗、商業施設の運営なども手掛けています。業績はコロナ禍の影響から回復しつつあり、安定的に配当を出していることも評価できます。上位株主にベンチャーキャピタルがおらず、全員に期間のロックアップのみがかかっている点も安心できるでしょう。想定価格が割安な点もプラス材料です。他方、売出比率やオファリングレシオが高いことはマイナスポイントといえます。また、上場市場が東証プライム市場であり、吸収金額が非常に大きいため、需給面で不安があります。ただ、知名度が高く注目度の高いIPOであるため、初値は小幅ながらも上昇するかもしれません。
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おすすめ証券会社
東京地下鉄の公開価格・初値
想定価格 | 1,100円 |
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初値予想 | 1,100円~1,650円 |
仮条件 | 1,100円~1,200円 |
公開価格 | 1,200円 |
初値 | 1,630円 |
- ※初値予想は専門家予想の下限~上限を記載しています
- ※本記事の初値予想はあくまで予想であり、結果を確約するものではありません。
想定価格の1,100円を基準とすると、初値売りの予想利益は0円~55,000円です。
東京地下鉄のIPOスケジュール
申込期間(ブックビルディング期間) | 2024/10/8~2024/10/11 |
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当落発表日 | 2024/10/15 |
購入期間 | 2024/10/16~2024/10/21 |
上場日 | 2024/10/23 |
- ※証券会社によりスケジュールが異なる場合があります
ブックビルディング期間中に取り扱いのある証券会社から申込を行いましょう。
なお、当選しても購入期間中に購入申込を行わなかった場合は購入できなくなってしまうため注意しましょう。
当選しても購入申込しなかった場合、ペナルティが課される証券会社もあります。
SBI証券(※)、野村証券、岡三オンライン、マネックス証券、などは購入辞退してもペナルティがかかりません。
- ※IPOチャレンジポイントを使用した場合はポイントが消滅します
東京地下鉄の当選本数
公募株数 | - |
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売出株数(OA含む) | 232,400,000株 |
当選株数合計 | 232,400,000株 |
東京地下鉄の単元株は100株なので、当選本数は2,324,000本です。
東京地下鉄の主幹事・幹事会社
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
---|---|---|
(主)野村證券 | 25.8% | 75,008,200株 |
みずほ証券 | 25.8% | 75,008,200株 |
ゴールドマン・サックス証券 | 5.6% | 16,330,300株 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 7.1% | 20,608,100株 |
SMBC日興証券 | 5.2% | 14,966,700株 |
大和証券 | 5.2% | 14,966,700株 |
SBI証券 | 1.1% | 3,174,300株 |
岡三オンライン | 0.6% | 1,840,100株 |
東海東京証券 | 0.6% | 1,840,100株 |
楽天証券 | 0.6% | 1,840,100株 |
岩井コスモ証券 | 0.3% | 805,000株 |
松井証券 | 0.3% | 805,000株 |
マネックス証券(NTTドコモグループ) | 0.3% | 805,000株 |
アイザワ証券 | 0.1% | 345,000株 |
あかつき証券 | 0.1% | 345,000株 |
極東証券 | 0.1% | 345,000株 |
東洋証券 | 0.1% | 345,000株 |
丸三証券 | 0.1% | 345,000株 |
水戸証券 | 0.1% | 345,000株 |
主幹事の証券会社は、幹事の証券会社よりも割り当てられるIPO株数が多くなっています。
そのため、主幹事会社で応募したほうが比較的当選する確率は高いといえます。
ただし、人気の証券会社では応募者数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
東京地下鉄の基本情報
会社名 | 東京地下鉄 |
---|---|
銘柄コード | 9023 |
上場市場 | プライム |
設立 | 2004/4/1 |
業種 | 陸運業 |
資本金 | 58,100,000,000円 |