【大学生必見】学生の株の始め方は4つの手順!誰でもできる簡単な投資のやり方
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大学生や高校生でも、社会人と同じように株式投資を始められます。
買い方によっては数千円程度あれば取引できますが、5万円ほど用意すると、リスクをおさえて幅広く投資が可能です。
学生の株の始め方
株取引を行うためには、「証券口座」を開設する必要があります。
ネット証券(インターネット上でサービスを提供する証券会社)を使えば手軽に口座開設が可能です。
損失リスクも考慮したうえで、この記事を参考に少額からチャレンジしてみましょう。
スマホで完結!迷ったらまずはコレ
学生におすすめのネット証券
※ SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
※ 楽天証券:手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料が無料(RクロスとSORを利用する)。
2024年10月10日時点の情報を掲載しています。
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学生の株の始め方・手順
学生が株を始めるための手順は以下のとおりです。
学生の株の始め方
18歳以上の場合、株取引の始め方は学生も社会人も同じです。
STEP①:株式投資用の資金を用意する
まずは株式投資用の資金を用意しましょう。
予算の目安はケースバイケースですが、単元未満株取引の場合は5万円もあればさまざまな銘柄に分散投資ができます。
単元未満株
単元未満株とは、通常は1単元(100株)単位でしか買えない株を最低1株単位から購入できるサービス。リスクをおさえて取引ができるため初心者にもおすすめ。
投資用の資金は、生活に必要なお金や奨学金などを差し引いた余剰資金で用意しましょう。
配当金や株主優待を得たい場合は100株単位での購入が条件となるため、買う銘柄の株価に応じて数万円~数十万円の資金が必要です。
投資資金の準備は、日頃の出費を見直す良い機会になりそうですね!
STEP②:証券会社を選んで口座開設する
投資資金が準備できたら、さっそく証券口座を開設しましょう。対応の流れは下記のとおりです。
- 公式サイトから口座開設を申し込む
- WEBまたは郵送で本人確認書類を提出する
- 口座開設完了通知を受け取る
- 初期設定(暗証番号や銀行口座の登録など)を行う
本人確認については、マイナンバーカードがあれば最もスムーズに手続きが進められます。
2大ネット証券と言われるSBI証券と楽天証券の場合、最短翌営業日に完了通知を受け取れます。
投資する株の銘柄をまだ決めていない方は、まずは口座開設を進め、完了通知を待つ間に投資先を考えておくとよいでしょう。
迷ったらコレで間違いなし!
株取引初心者におすすめのネット証券
18歳未満の学生は未成年口座を開設する
未成年口座は、どの証券会社でも取り扱っているわけではありません。
未成年口座を取り扱っているおすすめの証券会社は以下の4社です。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | 岡三オンライン |
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おすすめポイント |
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口座開設 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
※SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
※楽天証券:日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社)」および各社公表資料より算出(2023年9月末時点)
満18歳未満の学生が証券口座を開設する際は、次の2点が必要です。
18歳未満の学生が用意すべきもの
- 親権者の同意書類
- 親権者との続柄がわかる書類(住民票など)
また、未成年の場合、親権者と同じ証券会社でないと未成年口座は開設できません。
親権者が口座開設していないなら、先に親権者が口座を開設する必要があります。
STEP③:開設した証券口座に入金する
証券口座を開設したら「銀行振込」または「即時入金サービス」で、口座に入金します。
即時入金サービスは、ほとんどの証券会社で利用できるので、急いで入金する場合や手間を考えても、こちらの方が便利でしょう。
銀行振込 | ATMや窓口で振込ができる。 口座に反映されるのに時間がかかる点に注意。 |
---|---|
即時入金サービス | インターネットバンキングを利用し、入金後すぐに証券口座へ反映されるサービス。 振込手数料は無料。 提携金融機関のインターネットバンキングの契約が必要。 |
STEP④:取引をスタートする
証券口座に資金を入金したら、いよいよ取引スタートです。下記のような流れで注文を進めましょう。
- 買いたい株を選択する
- 銘柄情報画面から注文画面を開く
- 購入数や注文方法などを指定する
- 取引パスワードを入力して株を購入する
購入する銘柄を選ぶ際は、現在の株価や今後の値上がり予想を考慮するのが一般的です。
応援したい会社や株主優待がもらえる会社を選ぶのもよいでしょう。
次に、投資で思わぬ失敗をしないためにも、学生が株を始める前に知るべきことを紹介します。
学生が株を始める前に知るべき7つのこと
学生が株取引を始めるなら、以下のポイントをおさえておきましょう。
学生が株を始めるうえで知るべきこと
株取引では不労所得が得られる
株式投資の利益には次の2つがあり、どちらも株を保有・取引することで得られる不労所得です。
株価の値動きなどから利益を得ることは、言い換えるなら「株にお金を稼いでもらう」ということになります。
場合によっては、アルバイトよりも儲かることもあるかもしれません。
イーデス
編集部
アルバイトのように時給ではなく、1時間で数万円の利益を得られる可能性もありますが、逆に損失が発生するリスクがあることも認識しておきましょう。
スマホで完結!迷ったらまずはコレ
学生におすすめのネット証券
※ SBI証券:2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の委託個人売買代金シェア。SBIの数値は、SBIネオトレード証券の数値を含む。(出所:東証統計資料、各社WEBサイトの公表資料より当社集計、各社委託個人(信用)売買代金÷{株式委託個人(信用)売買代金(二市場1,2部等)+ETF/REIT売買代金}にて算出)。
※ 楽天証券:手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料が無料(RクロスとSORを利用する)。
少額からでも取引できる
株式投資は少額から始めることができ、銘柄によっては1万円以下で取引できるものもあります。
「何十万円、何百万円もの資金がないと株の取引はできない」と思っている人もいるかもしれませんが、そうとは限りません。
イーデス
編集部
ただし、株価が低すぎる株はリスクが高い場合もあるので注意しましょう。
少額から株を始めたい場合は、単元未満株である「ミニ株」での取引がおすすめです。
通常の株は100株単位で取引しますが、ミニ株は1株単位から取引できます。
※リアルタイム取引について:楽天証券が提供する「かぶミニ(単元未満株取引)」は業界初のリアルタイム取引にて成行注文と指値注文が可能(2024年10月10日時点)。
参照元:かぶミニ®(単元未満株取引)|楽天証券
1株単位ならアルバイトで稼いだお金でも買えそう!
イーデス
編集部
そうなんです!ミニ株は資産が多くない学生にもおすすめです。
公式サイトはこちら
空いた時間を有効活用できる
毎日隙間なく授業が入っている場合は、時間を確保するのが厳しいかもしれません。
しかし時間に余裕がある学生は、社会人よりも株式投資の時間を捻出しやすい点が強みだといえます。
株価の変動や企業の情報などを調べたり、株式市場が開いている平日9時~15時(※)にリアルタイムで売買したり、空いた時間を有効活用できるでしょう。
大学の空きコマの時間って株式市場が開いている時間なんですね!
イーデス
編集部
リアルタイム売買は社会人になると難しいケースが多いので、学生のうちにやってみるとよいでしょう。
学生が株を始めた場合のモデルケースも記事の後半で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
※昼休みの間は取引が中断。
※PTSであれば時間外取引も可能だが、東証と比べて市場参加者が少ないというデメリットもある。
政治・経済関連の知識が得られる
政治・経済の動きは、株価に大きな影響を与えることがあります。
そのため、「株価の下落で損失を被りたくない」と思って最新情報をチェックしていれば、政治・経済関連の知識を得ることにもつながります。
情報収集が習慣化すれば、他の学生よりも政治・経済について詳しくなれるでしょう。
イーデス
編集部
政治・経済の知識は、就職活動などでも役に立つかもしれません。
損失が発生することもある
株式投資では損失が発生する可能性があることも、常に念頭に置かなくてはいけません。
用途が決まっている以下のようなお金を投資で使うのは避けましょう。
- 日常生活で支払いが必要なお金(生活費や学費など)
- 今後使い道が決まっているお金(貯金や旅費など)
例えば、旅先でちょっと贅沢をしたいからと、旅費を元手に株取引をして負けてしまい、旅行に行けなくなってしまったら本末転倒です。
「投資は余剰資金で行うべき」という言葉のとおり、投資では用途が決まっていないお金を使うのが鉄則です。もし失っても諦めがつくお金だけを元手にしましょう。
イーデス
編集部
日常生活に必要なお金を手元に残し、まずは少額から取引を始めるのがおすすめです。
のめりこみすぎて本業が疎かにならないよう注意
株式投資は「空いた時間が有効活用できる」と紹介しましたが、取引にのめり込み、学生の本分である勉強が疎かになる人もいます。
利益を出せるようになると取引が面白くなり「授業よりも株のほうが大事だ」と考えてしまうケースもあり得るでしょう。
株式投資に夢中になりすぎた結果、単位が足らずに留年、場合によっては退学…とならないよう、学業優先ということを忘れないようにしましょう。
利益を得た時に所得控除の対象外になるケースもある
株式投資で利益が出ると、所得控除が受けられなくなることもあります。
学生は親の扶養に入っているケースが多いのではないでしょうか。
その場合、親は扶養控除を受けることになり、自分の所得から一定の金額を引くことができます。
しかし、子どもが株式投資によって48万円を超える利益を得ていると、扶養控除の対象外になってしまいます。
※参照元:国税庁|No.1180 扶養控除
これを防ぐため「源泉徴収ありの特定口座」を開設するのがおすすめです。
この口座なら、利益にかかる税金を自動で差し引いてくれるため、親が子どもの収入を申告する必要がなくなり、扶養から外れずに済みます。
イーデス
編集部
利益が非課税になるNISA口座を利用する場合は、上記を気にする必要はありません!
学生におすすめの証券会社
証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | 松井証券 | auカブコム証券 |
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手数料(税込) 【単元未満株】 | 0円~(※) 【かぶミニ®】 売却:無料 | 0円~(※) 【S株】 売却:無料 | 55円~ 【ワン株】 | 0円~ 【単元未満株】 | 0円~
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おすすめ ポイント |
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口座開設 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
※楽天I証券:日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社)」および各社公表資料より算出(2023年9月末時点)※SBI証券:①手数料:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
②国内株式個人取引シェア:2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の委託個人売買代金シェアです。SBIの数値は、SBIネオトレード証券の数値を含みます。(出所:東証統計資料、各社WEBサイトの公表資料より当社集計、各社委託個人(信用)売買代金÷{株式委託個人(信用)売買代金(二市場1,2部等)+ETF/REIT売買代金}にて算出)
学生におすすめの証券会社の選定基準
①ミニ株(単元未満株)投資ができる
②ネット証券(対面の証券会社に比べて手数料が安いため)
③未成年者でも口座開設ができる
楽天証券
楽天証券は、投資初心者から熟練投資家まで幅広い層に人気の証券会社で、NISA口座数と顧客満足度(2024年 オリコン顧客満足度調査で顧客満足度)で第1位を獲得しています。
※NISA口座数:日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社)」および各社公表資料より算出(2023年9月末時点)
手数料も業界最安水準で、1日の取引金額合計が100万円までなら無料。また、手数料コースを「ゼロコース」に設定することでも約定代金に関係なく国内株式取引(現物・信用)の手数料が0円になります(RクロスとSORの利用が必須)。
また、単元未満株サービス「かぶミニ®」はリアルタイム取引に対応しており、2024年8月26日からは、成行注文に加えて業界初の指値注文も可能になるため、取引の幅がさらに広がります。
※成行注文と指値注文については、「株の指値注文・成行注文とは?使い方やメリット・デメリットも解説」の記事で確認できます。
イーデス
編集部
楽天ポイントを利用している人は、投資信託サービスで残高に応じて楽天ポイントも貯まりますので、ぜひチェックしておきたい証券会社です!
投資信託は2,500以上の銘柄から選べる(※)
※2024年10月10日現在
公式サイトはこちら
SBI証券
国内株式の個人取引シェアNo.1のSBI証券は(※)、初心者に特におすすめできる証券会社です。
※ 国内株式個人取引シェア:2023年3月期 通期(2022年4月~2023年3月)の委託個人売買代金シェアです。SBIの数値は、SBIネオトレード証券の数値を含みます。(出所:東証統計資料、各社WEBサイトの公表資料より当社集計、各社委託個人(信用)売買代金÷{株式委託個人(信用)売買代金(二市場1,2部等)+ETF/REIT売買代金}にて算出)
取引報告書などの各種報告書を郵送から電子交付に切り替えるだけで、約定代金にかかわらず売買手数料0円で株が買えます。
※ SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
また、通常の単元株以外に、S株という単元未満株のサービスもあり、こちらも売買手数料が無料になります。
その他にも、投資テーマを選び、そのテーマに沿った10銘柄に1株単位で分散投資できる「テーマキラー!」というサービスがあり、5万円あれば気軽に分散投資を始められるのもメリットです。
取扱銘柄も豊富なため、幅広い選択肢の中から投資先を選べます。
イーデス
編集部
どこで口座開設するか決め手に欠ける方は、総合的なスペックに優れるSBI証券を選んでおけば間違いありません。
25歳以下は手数料0円で国内株取引が可能!
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マネックス証券
マネックス証券は、「マネックス銘柄スカウター」や「シグナルトレーダー」など投資に役立つツールも豊富で、初心者でも取引がしやすい証券会社です。
「MONEX 投資力診断」という投資診断ツールもあるので、しばらく投資をした後で利用すると、問題点や改善点に気づきやすくなるでしょう。
マネックス証券の単元未満株サービス「ワン株」は、東京証券取引所の銘柄だけでなく、名古屋証券取引所の銘柄も取引できます。
そのぶん取扱銘柄数が他の証券会社よりも多いことが、ワン株の強みと言えるでしょう。
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松井証券
松井証券は、手数料の安さが特徴の老舗ネット証券です。
1日の取引の合計額が50万円未満なら手数料無料なので、少額投資にはぜひ利用したい証券会社です。
単元未満株は売却のみ受付しており、購入することはできません。
売却の際は、1約定ごとに通常0.55%(税込)の手数料がかかりますが、インターネット経由やNISA口座の場合は、手数料無料で取引できるので、利益も出しやすくなるでしょう。
さらに25歳以下であれば、現物取引・信用取引にかかるボックスレート手数料が約定代金にかかわらず全て無料になります。
ただし、単元未満株の売却立会外分売での買付や、電話による取引は対象外です。
豊富な機能が揃っているツールも人気で、多くの投資家に選ばれています。
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auカブコム証券
auカブコム証券は、自動売買機能に力を入れています。
逆指値やトレーリングストップなどの機能があるので、目を離さなくてはいけないタイミングでも安心できます。
授業中に相場を見られない学生にも、このような機能は便利でしょう。
トレードツールにはその日の株価予測ができる機能もついているので、銘柄選びの参考になります。
単元未満株サービスのプチ株は、月500円からの積み立て投資も可能です。
また、デイトレードでの取引にも対応しています。
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学生が株を始めた場合のモデルケース・取引スタイルなど
学生が株取引を始めた場合の1日のタイムスケジュールを、次の2つのモデルケースで考えてみます。
なお、以下で紹介するモデルケースは、株取引に大きく力を注ぐ場合を想定したものです。
まずは自分が興味のある会社の株を買い、日々の変動はあまり気にせず長期で保有するなどの選択肢もあるでしょう。
イーデス
編集部
モデルケースと同じように時間を割かなければいけないというわけではありません。
モデルケース①大学に通いながらアルバイトをしている大学生の場合
7:30 | 起床 |
---|---|
7:30 ~8:30 | 【当日の情報収集】ニュースチェック |
8:30 ~9:00 | 通学 |
9:00 ~12:00 | 授業 |
12:00 ~13:00 | 【注文のタイミング①】昼休みに株価とニュースをチェック |
13:00 ~14:30 | 授業 |
14:30 ~15:30 | 【注文のタイミング②】1日の株価変動と翌日の株銘柄選び |
15:30 ~17:00 | 授業 |
17:00 ~22:00 | アルバイトや勉強 |
22:00 ~0:00 | 【翌日の準備】1日のニュースのチェック |
0:00 | 就寝 |
朝はニュースチェックをして、気になる話題があったら覚えておきます。
そして、昼休みにそのニュースに関連した銘柄の株価を見て、どのくらいの影響があったかを調べてみましょう。
関連銘柄の株価が大きく上げているようなら、後場がスタートする前に、関連銘柄に買い注文を入れておきます。
午後の最初の授業が終わったはときは、まだ株式市場が開いているので、最後の株価の変動に注目します。
保有している銘柄の株価が値上がりしていれば、売ることも視野に入れてください。
その後、本日の株価の動きを見て、翌日に投資する銘柄を選びましょう。
ポイント解説
上のような投資スタンスを「順張り」と言い、株価が大きく下がっている時に買い注文を入れておき、その後、反発して株価が上がった時に売る「逆張り」という戦略もあります。
ただし、逆張りでは、トレンドを読み間違え、損失が大きく拡大するリスクも備えているので、初心者の場合は順張りで利益を狙うことをおすすめします。
アルバイトや勉強などが終わったら、その日のニュースをチェックして気になる話題を確認しましょう。
このようなライフスタイルの場合は、通常の単元株での投資も可能ですが、単元未満株での投資もおすすめです。
1日のうち、取引できるタイミングが限られていることが多く、始値や終値などが重要になるからです。
チェックするニュースは、テレビのニュース番組や投資ニュースを配信しているウェブサイトなどもいいでしょう。
モデルケース②授業が午前中で終わる大学生の場合
6:40 ~7:00 | 起床 |
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7:00 ~9:00 | ニュースチェック |
9:00 ~13:00 | 学校 |
13:00 ~15:00 | 株式投資 |
15:00 ~17:00 | 投資ニュースのチェック |
17:00 ~23:00 | アルバイトや勉強 |
23:00 | 就寝 |
大学3年生などで、授業が少なくなり午前中で終わるようなら、午後からデイトレードにチャレンジするのもおすすめです。
まとまった時間を確保し、集中して取引します。
取引量が増えている銘柄などを中心に取引すると、キャピタルゲインを狙いやすいでしょう。
午前中にニュースを見て、気になるテーマなどがあればチェックします。
日中のニュースで、大きな動きがあった企業の株なども狙い目です。
このようなニュースは、日本経済新聞のサイトなどをチェックするといち早く知ることができます。
イーデス
編集部
楽天証券で口座開設すると、日経テレコン(楽天証券版)の記事を無料で読むことができます。
学生でも始められる株以外の投資
株は学生でも始められる基本的な投資案件ですが、株以外にも投資できるものはあります。
ただし、株に比べて価格の変動が大きい商品もあるため、しっかりとサービス内容・リスクを理解したうえで判断することが重要です。
投資信託
投資信託は、自分で購入株を選ぶのではなく、ファンドにお金を預けて投資のプロに運用を任せる商品です。
多くの資産に分散投資ができるぶん価格変動リスクが低いため、学生を含めた投資初心者向けの商品となっています。
楽天証券などでは100円から積立ができ、少額からも始めやすい点もおすすめポイントです。
イーデス
編集部
投資信託は、貯金感覚で資産運用をしたい人にもおすすめできます。
FX
FXとは外国為替証拠金取引のことで、海外通貨(為替)の売買によって利益を得ることができます。
24時間取引できる点や、少ない資金で大きな金額の取引ができるレバレッジを効かせられる点が魅力です。
ただし為替市場は経済動向などで短時間に大きく変動するため、学生や投資初心者にはリスクが高いと考えられます。
暗号資産(仮想通貨)
暗号資産とは、インターネット上で管理される電子的な資産のことです。
有名なものだと「ビットコイン」があり、FXの為替市場よりも変動幅が大きい特徴があります。
ただし、短期間で上がったり・下がったりするため、リスクの高い投資となります。たびたび暴落のニュースがあるように価格の安定性は高くありません。
暗号資産の歴史は浅いため、今後の価値や使い道なども踏まえたうえで検討が必要です。
投資アプリ(ロボアドバイザー)
投資アプリには、証券会社が提供するものから、テクノロジーを利用して自動で資産運用してくれるサービス(ロボアドバイザー)など様々な種類があります。
ロボアドバイザーでは「ウェルスナビ」が有名で、世界各国の金融商品に自動分散してもらえます。
運用面でお任せできる気軽さがある反面、運用に関する知識や経験は得にくいかもしれません。
イーデス
編集部
運用は任せっきりで良いという人にはおすすめです。
まとめ
学生は会社員よりも日中に投資する時間を作りやすい点がメリットです。
その反面、資金はあまり豊富ではないことが多いので、最初は無理をせずに少額投資から始めていきましょう。
まずは、投資に慣れるためにデモ口座やシミュレーションから始めていくのがおすすめです。
その後、空いている時間によって単元未満株や、デイトレードなど様々な投資スタイルに挑戦し、自分に合ったスタイルで本格的な投資を始めてください。
うまくいけば、アルバイトよりも効率よく稼げるようになるでしょう。
スマホで完結!迷ったらまずはコレ
学生におすすめのネット証券
※ SBI証券:25歳以下は国内株式現物の取引手数料が無料、インターネットコース・電子交付サービスの設定で手数料が無料。
※ 楽天証券:手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料が無料(RクロスとSORを利用する)。
イーデス
編集部
損失リスクを下げるためにも、1点買いではなく投資先を分散させるのがおすすめです!