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書籍とタイアップ!株を買う理由説明できればそこが買い

株を買うタイミングを見極める方法は?プロが分析方法を解説

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編集部乾

  • 株を始めたいけど、どのタイミングが買い時なのかわからない
  • 初心者でもわかりやすい買いの時期を知りたい

投資を始めたばかりの初心者にはこういった悩みを抱える人も多いです。

そこで今回は、FPとしても活躍しながら、スキラージャパン株式会社の代表取締役を務める伊藤亮太さんの新著『株取引の要点 買いのタイミングはここだ』から、株の買うタイミングについて抜粋して紹介します。

株を買うにあたって、失敗して後悔しないように正しいタイミングの見極め方を身に付けていきましょう。

伊藤さん

株取引の要点 買いのタイミングはココだ

株取引の要点 買いのタイミングはココだ(技術評論社)
書籍名株取引の要点 買いのタイミングはココだ
著者伊藤亮太
定価

1,650円(本体1,500円+税10%)

ISBN

978-4-297-12761-9

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【掲載情報について】
2022年4月25日時点の情報を掲載しています。

買うタイミングは複数あり、様々なやり方があります。
そこで、今回は王道といえる買うタイミング、買う方法を解説します。

伊藤さん

  • イーデス編集部 / 株式会社エイチームフィナジー

    編集者乾 翔太郎

    1995年生まれ、大阪府大阪市出身。

    大学卒業後、株式会社メンバーズに入社。その後、グループ会社の株式会社MOVAAAへ出向し、大手企業のオウンドメディアを担当。コンテンツディレクターとして、企画からコンテンツ制作、アクセス分析を行う。

    2019年に株式会社エイチームフィナジーに入社。住宅ローン、新規事業開発部を経て、ナビナビ証券の編集者に就任。また、YouTubeチャンネル「ナビナビチャンネル」も運営し、金融情報を分かりやすく配信している。

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株の買い方の王道と考え方

初心者ほど買うのを躊躇する
投資初心者ほど株式購入ができず躊躇する。

これは誰しもが経験することといってもよいかもしれません。

もっと下がってから買おう!

気持ちは大変分かります。
でもその後下がったら果たしてその人は買うでしょうか?

伊藤さん

いや、まだ下がるかもしれない。
だから買うのを辞めよう。

そうした心理へと駆られるのではないでしょうか。

初心者がなかなか購入できないのは「欲張るから」なのです。

株式相場の格言の一つに、「頭と尻尾はくれてやれ」というものがあります。

頭と尻尾とは、底と天井を意味します。

この格言は、一番安いところと一番高いところでの売買は難しいから、底値と天井を確認するためのコストと考えてタイミング良く売買できればそれで良いという考えを示しています。

この発想ができる人は、一番安いところで買おうとはしません。
買うタイミングを捉えてチャンスと思えば買うだけです。

伊藤さん

また、本当に欲しい銘柄であれば、あまり細かいことを考えず中長期的な視点から思い切って購入する人もいます。

そうした大胆さも時には必要となります。

「値上がりしたら買う」が買い方の王道

株式投資の勉強会やFP相談でよく聞かれることは「買うタイミング」です

伊藤さん

果たしていつ買うのが良いのか?

この質問に対して、明確にA社の株価が1,000円になったら買えばよいなど回答できるでしょうか。

答えは「否」です。

伊藤さん

明日のことなど誰もわかりません。

どこまで下がるのか、どこまで上がるのかなど将来のことなど完璧な予知はできません。

編集部乾

それではいつ買えばよいのでしょうか?

一つの考え方として、その株式を買う理由が説明できれば買うタイミングと考えることができます。

欲しいと思ったら買う、安いと思ったら買う。こうした純粋な理由でもよいです。

伊藤さん

また、店頭に並んだ新商品を見て、これは売れると思ったら買うという現場感覚の判断でも構いません。

意外にそうした直感があたることがよくあります。

この他、株価が上がったら買う方法も検討できます。

上がるから買う、これは順張りといいます。

海外では順張り投資家も多く、期待できるから上がる、だから買うという発想になります。

伊藤さん

なお、日本人は下がったから買うという逆張りスタイルが多いものの、海外の株式を買う場合は特に期待感から順張りで考えるのもよいでしょう。

株を買った翌日に値下がりしても問題ない

投資初心者ほど、買ったらプラスにならないと気が済まないもの。

しかし、買ってすぐに上がらなくても良いのです。

編集部乾

上がらなくてもいいんですか??

なぜなら、誰も買った後いつ株価が上がるかなど予測できないからです。

伊藤さん

もちろん、自信を持って買ったはずがその後下落することも多々あります。

その時は、どれぐらいの期間を目標として運用しようとしていたかを思い出しましょう。

短期売買であれば損切りしてつぎに挑むといったことも考えられますが、中長期投資であれば1日や数日間の下げなどさほど気にする必要はありません。

また、下がった理由があれば検証する必要がありますが、特に大きな理由もない場合には、持ち続ける覚悟も時には必要です。

その後も割安と思えるなら買い増しも検討できます。

そのため、買って次の日に下がろうがあまり気にしないこと。それよりも中長期的なスタンスであればどっしり構えることも必要です。

株の買いのタイミングを分析する3つの手法

次に、株の買いのタイミングを分析する3つの手法を解説します。

株の買いのタイミングを分析する手法

簡単に示すのは難しいため、詳細を知りたい方は是非書籍の方をご覧ください。

書籍の購入はこちら

手法①チャート分析で買いのタイミングを決める

チャート分析でよく利用される考え方に「ダウ理論」があります。

ダウ理論とは、19世紀の終わりにチャールズ・ダウが提唱した相場理論であり、トレンドの有無を確認する際に非常に役に立ちます。

すべてのテクニカル分析の基礎として用いられており、株式だけではなく、為替などの相場でも適用できます。

伊藤さん

特に順張りによる買いのエントリーを行う場合には、トレンドに沿って買う必要があります。

そのため、相場が上場トレンドなのかどうか、それとも停滞(もしくは反転)しそうなのかを判断できるかで勝率が変わるため、ダウ理論をもとにしっかりトレンドを把握する必要があるのです。

手法②テクニカル分析で買いのタイミングを決める

テクニカル分析で利用される指標は数多くあります。

そのため、すべてを理解するというよりかは、まずは使いやすい指標をもとに分析ができるようにしていくべきです。

そこで利用するのが「移動平均線」です

伊藤さん

編集部乾

移動平均線とはなんですか?

移動平均線は、投資初心者でも利用しやすい代表的なトレンド系のテクニカル指標です。

株価チャート上に表示することにより、トレンドを視覚的に理解しやすくなります。

例えば、株価が移動平均線を上抜けた場合には上昇トレンドのサインとして買いと判断できます。

ダウ理論では、あくまでもトレンドの有無をローソク足の組み合わせだけで確認しますが、これに移動平均性を加えることでトレンドの精度を高めることができるのです。

手法③ファンダメンタルズ分析で買いのタイミングを決める

まず、新聞などで経済動向を確認する際に、経済指標にも注目してみましょう。

株式や為替などにも影響を与える経済指標に、内閣府が公表する「景気動向指数」や「GDP統計」などがあります。

これらの統計に関しては、過去と比べて状況が良くなっているのかどうか、先行きの見通しはどうなのかを確認する必要があります。

伊藤さん

例えば、景気動向指数には先行指数という先行きを占う指数があります。

先行指数が上向きであれば、企業や家計において先行きも明るい見通しをたてることができます。株式は買いと判断できます。

こうした統計数値・概要・解説は、株価、為替に反映されるほか、今後どういったリスクが存在するのかといった点も把握可能です。

国や世界の経済情勢がわかると、大きな流れを把握できます。

伊藤さん

そして、どのような国が今注目されているのか、どの業種が今後伸びそうかといった視点から注目したい個別企業を探すことも可能です。

こうした視点をトップダウンアプローチといい、日経平均株価などの株価指標の他、個別企業の投資対象の選定にも利用されています。

まとめ

こうした分析手法は、複数あり、一つ一つは書籍で確認してください。

そして、すべてを網羅しつつも、ご自身にあった分析手法、買いのタイミングを見定めていくことが大切です。

株式投資は一に勉強、二に勉強です。

そして最後はご自身なりの投資法を確立し、利益を稼ぐこと、これに尽きるといえるでしょう。

株取引の要点 買いのタイミングはココだ

株取引の要点 買いのタイミングはココだ(技術評論社)
書籍名株取引の要点 買いのタイミングはココだ
著者伊藤亮太
定価

1,650円(本体1,500円+税10%)

ISBN

978-4-297-12761-9

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