マテリアルグループ (156A) 【IPO初値予想・上場情報】
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マテリアルグループ(156A)
予想レンジ：1.0倍〜1.5倍
メリット
- 業績が好調
デメリット
- オファリングレシオが高い
- 公募比率が低い
- 調達金額が多い
| 上場日 | 2024/3/29 |
|---|---|
| 申込期間 | 2024/3/13~2024/3/18 |
| 当落発表日 | 2024/3/19 |
| 上場市場 | グロース |
| 当選口数 | 46,010口 |
| 主幹事企業 | 野村證券 |
A2.0倍～
B1.5倍〜2.0倍
C1.0倍〜1.5倍
D～1.0倍
- ※専門家の初値予想の平均値で評価A〜Dを算出しています
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【専門家評価】マテリアルグループの初値予想
個人投資家
黒澤さんの評価
「96ut.com」などの投資情報サイトを運営する個人投資家
初値予想：1,000円~1,300円
予想レンジ：1.0倍~1.5倍
専門家の解説
企業のブランド価値向上、PRコンサルティングなどを総合的に行うPR企業。この業界も構造変化が激しく常に進化して対応するような会社の需要が高い。初値視点でみると、ほぼ全数売出のファンドのイグジットIPOで分が悪い。2023年はこの形のIPOが公募割れすることでIPOの地合いが悪くなったため、ここは試金石になりそう。吸収金額も60億程度で3月の上場ラッシュ終盤に入ったことで初値予想としては厳しい判断をせざるを得ない。グロースの新規上場にしては配当性向33％を打ち出してきており珍しい。主幹事野村證券でこういった対策を打つことで需要を喚起し、初値や上場後の株価維持に役立つのか見ものとも言える。業績は悪くなく想定価格も適正範囲で、ブックビルは十分こなしそう。
個人投資家
SHOさんの評価
IPO投資を中心とした個人投資家・ブロガー
初値予想：940円~1,100円
予想レンジ：1.0倍~1.5倍
専門家の解説
マテリアルグループ（156A）は様々なビジネスのマーケティングコミュニケーションを総合的に支援している企業です。吸収金額は想定価格ベースで58.4億円と大きく、そのほとんどが投資ファンドの売出し株なので、人気化しにくい投資ファンドのイグジットIPOということで警戒される可能性があります。ただ、VCの保有株に価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのは好材料です。さらに、欧州及びアジアを中心とする海外市場（米国及びカナダを除く）への販売も予定されているので、海外への配分次第で状況も変化しそうです。また、連結配当性向33%を目途に安定的かつ継続的な配当を目指していることや、業績の良さで関心を集めるかもしれません。よって、マテリアルグループは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。ただ、大型なイグジットIPOだけに公開価格を割れる可能性も無きにしもあらずだと思います。
金融ライター
佐藤真奈美さんの評価
投資会社でファンド運用を行う金融ライター
初値予想：936円~1,040円
予想レンジ：~1.0倍
専門家の解説
マテリアルグループ株式会社は、ブランディングやプロモーションなどのマーケティングコミュニケーション支援を手掛ける企業です。2022年8月期に企業買収を行ったことで売上高や利益面で急成長している点は評価できます。また、上位株主のほとんどに期間のロックアップがかかっていることに加え、かかっていない上位株主も継続保有する方針であることは安心できるでしょう。一方、売出比率やオファリングレシオが高く、グロース市場上場銘柄の割に調達金額が大きいことは懸念材料です。想定価格がやや割高なこともマイナスポイントといえます。同日に他のIPOが予定されているため、人気が分散しやすい点も不安な点です。IPOで注目を集めやすい業種でもないため、初値の値上がりにはあまり期待できないかもしれません。
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マテリアルグループの公開価格・初値
| 想定価格 | 1,040円 |
|---|---|
| 初値予想 | 936円~1,300円 |
| 仮条件 | 1,100円~1,180円 |
| 公開価格 | 1,180円 |
| 初値 | 1,085円 |
- ※初値予想は専門家予想の下限～上限を記載しています
- ※本記事の初値予想はあくまで予想であり、結果を確約するものではありません。
想定価格の1,040円を基準とすると、初値売りの予想利益は-10,400円~26,000円です。
マテリアルグループのIPOスケジュール
| 申込期間（ブックビルディング期間） | 2024/3/13~2024/3/18 |
|---|---|
| 当落発表日 | 2024/3/19 |
| 購入期間 | 2024/3/21~2024/3/26 |
| 上場日 | 2024/3/29 |
- ※証券会社によりスケジュールが異なる場合があります
ブックビルディング期間中に取り扱いのある証券会社から申込を行いましょう。
なお、当選しても購入期間中に購入申込を行わなかった場合は購入できなくなってしまうため注意しましょう。
当選しても購入申込しなかった場合、ペナルティが課される証券会社もあります。
SBI証券（※）、野村證券、岡三オンライン、マネックス証券などは購入辞退してもペナルティがかかりません。
- ※IPOチャレンジポイントを使用した場合はポイントが消滅します
マテリアルグループの当選本数
| 公募株数 | 50,000株 |
|---|---|
| 売出株数（OA含む） | 4,551,000株 |
| 当選株数合計 | 4,601,000株 |
マテリアルグループの単元株は100株なので、当選本数は46,010本です。
マテリアルグループの主幹事・幹事会社
| 証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
|---|---|---|
| （主）野村證券 | 94.6% | 4,623,400株 |
| ＳＭＢＣ日興証券 | 1.5% | 73,300株 |
| みずほ証券 | 1.5% | 73,300株 |
| SBI証券 | 1.5% | 73,300株 |
| 楽天証券 | 0.3% | 14,600株 |
| あかつき証券 | 0.3% | 14,600株 |
| 岩井コスモ証券 | 0.3% | 14,600株 |
主幹事の証券会社は、幹事の証券会社よりも割り当てられるIPO株数が多くなっています。
そのため、主幹事会社で応募したほうが比較的当選する確率は高いといえます。
ただし、人気の証券会社では応募者数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
マテリアルグループの基本情報
| 会社名 | マテリアルグループ |
|---|---|
| 銘柄コード | 156A |
| 上場市場 | グロース |
| 設立 | 2014/8/18 |
| 業種 | サービス業 |
| 資本金 | 90,000,000円 |
