ソラコム (147A) 【IPO初値予想・上場情報】
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ソラコム(147A)
予想レンジ：1.0倍〜1.5倍
メリット
- 事業内容が人気
- 上位株主にVC比率が少ない
デメリット
- 調達金額が多い
- 割高株
| 上場日 | 2024/3/26 |
|---|---|
| 申込期間 | 2024/3/7~2024/3/13 |
| 当落発表日 | 2024/3/14 |
| 上場市場 | グロース |
| 当選口数 | 71,286口 |
| 主幹事企業 | みずほ証券 |
A2.0倍～
B1.5倍〜2.0倍
C1.0倍〜1.5倍
D～1.0倍
- ※専門家の初値予想の平均値で評価A〜Dを算出しています
ソラコム(147A)の抽選に参加できる
おすすめ証券会社
【専門家評価】ソラコムの初値予想
個人投資家
黒澤さんの評価
「96ut.com」などの投資情報サイトを運営する個人投資家
初値予想：1,000円～1,300円
予想レンジ：1.0倍～1.5倍
専門家の解説
KDDIの子会社として上場で親子上場となる。スタートアップ企業がKDDIのような大企業の支援を受けて成長して上場することを「スイングバイIPO」と呼んでおり、無事にこの形で上場を迎えることになる。業種はIoTプラットフォームの開発・提供となり日本でも様々なサービスに活用されている。自動検針のスマートメーター、翻訳機、子供の見守り、シェアリングモビリティなど先端技術サービスに多数導入。収益構造もリカーリング収益と呼ぶ継続的にサービスを続けることで積み重なる収益があるため成長は見込みやすい。価格設定は織り込み済みに見えるが満を持しての上場とも取れることから注目は集まりそうで、この企業が100億レベルの吸収金額であれば十分買い手は付きそうなイメージ。既存株主のロックアップは固いものの、ストック・オプションの大量発行分は売り圧としては気になるところ。いずれにしても注目IPOで、初値公募割れという失敗にはならなさそうな雰囲気は持っている。
個人投資家
SHOさんの評価
IPO投資を中心とした個人投資家・ブロガー
初値予想：930円～1,000円
予想レンジ：1.0倍～1.5倍
専門家の解説
ソラコム（147A）は誰もが簡単に活用できるIoTプラットフォームサービス「SORACOM」を提供している企業です。以前からIPO候補としてピックアップされていたので注目度は高いと思います。また、KDDIの連結子会社からのスイングバイIPO（スタートアップが大企業のサポートを得て成長し上場を目指すこと）ということでも話題になっています。ただ、上場日の3月26日は4社同時上場で、海外への販売や37.5億円の親引けが予定されているものの規模（吸収金額105億円）も大きいため、需給面にやや不安があります。さらに、IPOで敬遠されやすい親子上場というのも少し気になります。しかし、IoTやクラウド関連はIPOで人気化しやすいため、事業面で関心を集めそうです。よって、ソラコムは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
金融ライター
佐藤真奈美さんの評価
投資会社でファンド運用を行う金融ライター
初値予想：1,268円～1,690円
予想レンジ：1.5倍～2.0倍
専門家の解説
株式会社ソラコムは、KDDI（9433）の連結子会社であり、IoTプラットフォームの「SORACOM」を提供する企業です。「SORACOM」は、IoTデバイスと通信環境、アプリケーションを一気通貫で提供することが特徴で、エネルギー、製造、金融などさまざまな業界で利用されています。事業内容に将来性がある点や、セコムやソニーグループなど複数の大企業が出資している点を考慮すると、注目を集めやすいIPOといえるでしょう。想定価格も845円と1,000円未満であることも評価できます。上位株主全員に期間のロックアップがかかっている点も安心材料です。一方、売上比率が高い点や想定価格が割高な点はマイナスポイントです。グロース市場上場銘柄としては調達金額がかなり大きい点も気になります。同日にほかのIPOが予定されているため、人気が分散しやすいことも懸念材料です。ただ、注目度の高いIPOであるため、初値はそれなりに上昇するかもしれません。
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おすすめ証券会社
ソラコムの公開価格・初値
| 想定価格 | 845円 |
|---|---|
| 初値予想 | 930円～1,690円 |
| 仮条件 | 820円～870円 |
| 公開価格 | 870円 |
| 初値 | 1,563円 |
- ※初値予想は専門家予想の下限～上限を記載しています
- ※本記事の初値予想はあくまで予想であり、結果を確約するものではありません。
想定価格の845円を基準とすると、初値売りの予想利益は8,500円～84,500円です。
ソラコムのIPOスケジュール
| 申込期間（ブックビルディング期間） | 2024/3/7~2024/3/13 |
|---|---|
| 当落発表日 | 2024/3/14 |
| 購入期間 | 2024/3/15~2024/3/21 |
| 上場日 | 2024/3/26 |
- ※証券会社によりスケジュールが異なる場合があります
ブックビルディング期間中に取り扱いのある証券会社から申込を行いましょう。
なお、当選しても購入期間中に購入申込を行わなかった場合は購入できなくなってしまうため注意しましょう。
当選しても購入申込しなかった場合、ペナルティが課される証券会社もあります。
SBI証券（※）、野村証券、岡三オンライン、マネックス証券、などは購入辞退してもペナルティがかかりません。
- ※IPOチャレンジポイントを使用した場合はポイントが消滅します
ソラコムの当選本数
| 公募株数 | 4,733,800株 |
|---|---|
| 売出株数（OA含む） | 2,394,800株 |
| 当選株数合計 | 7,128,600株 |
ソラコムの単元株は100株なので、当選本数は71,286本です。
ソラコムの主幹事・幹事会社
| 証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
|---|---|---|
| （主）みずほ証券 | 80.1％ | 8,655,400株 |
| 大和証券 | 10％ | 1,080,500株 |
| 野村證券 | 5％ | 540,200株 |
| ＳＭＢＣ日興証券 | 1.5％ | 162,000株 |
| 岡三オンライン | 0.8％ | 86,400株 |
| 東海東京証券 | 0.8％ | 86,400株 |
| 松井証券 | 0.8％ | 86,400株 |
| マネックス証券 | 0.5％ | 54,000株 |
| 楽天証券 | 0.5％ | 54,000株 |
主幹事の証券会社は、幹事の証券会社よりも割り当てられるIPO株数が多くなっています。
そのため、主幹事会社で応募したほうが比較的当選する確率は高いといえます。
ただし、人気の証券会社では応募者数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
ソラコムの基本情報
| 会社名 | ソラコム |
|---|---|
| 銘柄コード | 147A |
| 上場市場 | グロース |
| 設立 | 2014/11/10 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 資本金 | 100,000,000円 |
