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SE未経験転職するには?勉強法や求人の探し方を徹底解説

最終更新日:

ITエンジニア転職
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「システムエンジニア未経験から転職をするのは可能なのか?」
「システムエンジニアになるために必要なスキルは?」

SEとは”System Engineer”(システムエンジニア)の略称で「エスイー」と読みます。

顧客からの「こんなことがしたい」「こんな問題を解決したい」を実現するコンピューターの開発において、企画段階から納品・保守まで、プロジェクト全般に携わっていく仕事です。

異業種からSEへの転職を考えている方の中には、何から準備を進めればいいのか分からずに躊躇ってしまう方もいるでしょう。

またネットでは「きついからやめとけ」と言われることもあり、なかなかエンジニア転職に踏み切れない人も多いと思います。

そこで今回は、未経験からSEになるための方法と知っておくべきことをまとめました。

この記事でわかること

未経験からSEに転職するなら転職エージェントに相談しよう

「未経験からSEになりたいけど、何から始めればいいかわからない」という場合はまずは転職エージェントに相談するのがおすすめです。

転職エージェントとは、転職したい人と人材を募集している企業をマッチングさせるサービスです。

求職者は無料でキャリア相談ができ、希望やレベルに合った求人を紹介してもらえます。

未経験から転職するなら、以下3つのエージェントがおすすめです。

特にワークポートはエンジニア未経験の転職支援に力を入れているので、優先して登録しておきましょう。

(▶︎右にスクロールできます)

エージェントおすすめ!
ワークポート
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リクルートエージェント

リクルートエージェントロゴ
公開求人数約71,900件約198,000件約400,000件
おすすめな人
  • ITに強いエージェントに相談したい人
  • 転職に強い不安がある人
  • 手厚いサポートを受けたい人
  • 状況に応じてサービスを使い分けたい人
  • たくさんの求人から探したい人
  • 選択肢を広げたい人

(※求人数は2023年6月時点)

登録するのは1社だけでも良いですが、エージェントは保有している求人が異なるため、できれば2〜3社併用した方が希望の求人に出逢いやすくなります。

上記で紹介した3社は全て無料で利用できますし、合わなければすぐに退会できるのでまずは気軽に利用してみましょう。

※転職エージェントについて詳しくは記事後半で解説しています。

気になる内容をタップ

システムエンジニアは未経験でもなれる?必要なスキルは?

未経験からSEに転職することは可能ですが、年齢や経験・スキルによって転職成功率は変わります。

ここでは未経験から転職できる理由や、年齢や経験に関する注意点を解説します。

未経験でも採用してくれる企業が増えている

IT人材の不足の影響を受け、未経験からでもSEを募集している企業が増えています。

例えは以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されている未経験可のシステムエンジニア(SE)の求人です。

理系の高専や大学・大学院を卒業している方であれば、実務経験がなくても応募できます。

IT技術の進歩によりSEの需要は高まっていますが、経験者が不足しているのが現状です。

そのため企業は経験者を募集しつつも、採用コストが低いSE未経験の20代を採用し、現場で教育するという別の方法で人手不足を解消しようとしています。

このことから、未経験からでもSEを募集している企業が増えており、未経験者にとっては転職のチャンスが広がっています。

監修者:守田典男さん

守田さん

未経験からSEを目指すなら、大手企業もしくは自社開発企業がおすすめです。
大手企業や自社開発企業では上流工程を担当する可能性が高く、システム設計などSE業務に携われるためです。
ただし、知識がない未経験の方がいきなりSEを目指すのは簡単ではありません。
知識ゼロの状態からSEを目指す場合は、まずプログラマーとして経験を積み、ステップアップしていくのがよいでしょう。
プログラマーの経験を積みたいのであれば、「未経験可」の求人も多いベンチャーや中小企業への転職がおすすめです。

SE転職で資格は必須?

資格は必須ではありませんが、取得しておくと以下のメリットがあります。

資格取得のメリット

  • 学習の目標として設定することで、モチベーションを維持できる
  • 試験範囲の内容をまんべんなく学習でき、知識の偏りを防げる
  • 転職時のアピールポイントにつながる

たとえば、プログラミング言語でいうとJavaなら「Java技術者認定試験」Rubyなら「Ruby技術者認定試験」と、それぞれ資格があります。

SEの資格としては、最終的に「システムアーキテクト」を取得することがゴールです。

ただし、この資格は非常に難易度が高いので、初めは「基本情報技術者」か「ITパスポート試験」を取得しておくと良いでしょう。

基本情報技術者の勉強ならSTUDYing

STUDYing
(引用元
STUDYing

STUDYing」はスマホ・タブレット・PCなどで隙間時間にサクッと勉強できるオンライン講座です。

専任講師による動画説明後に、一問一答形式の基礎問題集や過去問題集でアウトプットしながら学習を進めるため、効率よく学習を進めることができます。

コースは2種類ありますが、全くの未経験ならITパスポートもまとめて学べる「基本情報技術者 初学者コース」がおすすめです。

SE未経験者が転職しやすいのは20代前半まで

どの職種にも言えることですが、未経験で転職しやすいのは20代前半までです。

20代前半までの場合は、潜在力(ポテンシャル)で採用するかどうか判断する「ポテンシャル採用」の対象になるので、未経験からSEに転職できる確率は高くなります。

30代以上(企業によっては20代後半から)の場合は、即戦力キャリア採用の対象になるため、未経験からSEへ転職するのは難しくなります。

逆に言えば、20代前半までなら高卒でも文系でも、未経験から転職のチャンスはあるということです。

ポテンシャル採用とは、成長性と潜在的な資質を期待して採用する事を言う
採用方法対象年齢採用基準
ポテンシャル
採用
20代前半
(25歳までが多い)
今後成長して貢献してくれそうか
キャリア
採用
30代以上
(早いと20代後半)
これまでの経験・実績

年齢別の転職難易度や対策に興味がある方は、下記記事を参考にしてください。

業務知識があると即戦力として期待される可能性も

未経験でSEに転職する場合、業務知識があると有利です。

SEは様々な業界のシステム開発を担当するため、前の職場が同じジャンルの業務をしていたなら、業務知識が活かせる可能性があります。

例えば金融業界で働いていて、業務知識が身についていれば、未経験からSEになった時に0から金融業界について勉強する必要はありません。

面接の際に、即戦力となれる要素を1つでもアピールすることができれば、有利になります。

コンサル・チームリーダーの経験も武器になる

未経験の場合、特にコンサルティングを経験した人や、チームリーダー経験がある人は、有利です。

SEはプログラミングの知識を求められますが、それと同じくらい論理的思考力、コミュニケーション能力を求められます。

また、プログラミングは学習して知識を深めることができますが、論理的思考力やコミュニケーション能力はすぐに身につけることはできません。

そのため、コンサルティングやチームリーダーの経験がある人は、未経験からのSE転職に有利といえます。

論理的思考力・コミュニケーション能力が備わっていれば強い

コンサルやチームリーダーの経験がなかったとしても、もともと論理的思考力やコミュニケーション能力が備わっている方は、転職を有利に進められます。

例えば、顧客は「社員の出退勤時間の管理を楽にしたい」と思っていたとします。

しかし、裏に隠された本当に解決したい課題点は「出退勤時間から割り出す給料計算が手間だ」ということが分かれば、設計内容も変わってくるでしょう。

ロジカルに物事を考え、きちんと顧客やプロジェクトメンバーとコミュニケーションが取れる人は、転職でも有利になりやすいです。

初心者がプログラミング言語を学ぶなら何がおすすめ?

プログラミングの作業はプログラマーの仕事ですが、職場によってはSEがプログラミングを行うこともあります。

また、コンピューターシステム開発の工程では、プログラマーとの連携やソースコードの確認作業もあるので、できればよく使う言語は身につけておきたいところです。

ここでは、どの言語を優先して勉強するかを解説します。

業務によって必要な言語は異なる

プログラミング言語を学習する前に、業務によって必要な言語が異なることを知っておきましょう。

自分の転職したい企業や業種が明確である場合、その開発現場で使用されている言語を習得するのがおすすめです。

下記は代表的なプログラミング言語と業務、難易度をまとめた表になります。

プログラミング言語業務 習熟難易度
HTML/CSSWebサイト制作やさしい
PHPWebシステム(バックエンド)普通
JavaScriptWebシステム(フロントエンド)、ゲーム開発普通
RubyWebシステム(バックエンド)普通
PythonAI開発、ディープラーニング普通
SwiftiOSアプリ開発普通
Javaシステム開発、組込み開発、Androidアプリ開発高い
COS、システム開発、組込み開発高い
C**システム開発高い
C#システム開発、Unityゲーム開発高い

※習熟難易度は、一般的な傾向をまとめています。

例えば、iOSアプリ開発を手掛ける業務の場合、学ぶべき言語は「Swift」になります。

自分の転職したい企業や業種が、どの言語を必要としているかを把握してから学習することで、無駄な学習をすることなく転職することができます。

とりあえず勉強するならJavaやPythonがおすすめ

転職したい企業や業種が明確でない場合、多くの現場で使われる王道の「Java」から勉強するのがおすすめです。

Javaは汎用性があるのでOSに依存せず、WindowsでもLinuxでもAndroidでも動作が可能なため、多くの現場で使われています。

またJavaを勉強するのが難しいと感じるのであれば、「Python」から学習を始めてみるのもおすすめです。

Pythonは文法がシンプルなため、初めてプログラミング言語を学ぶ場合にも適しています。

監修者:守田典男さん

守田さん

Pythonも汎用性が高く、将来性にも期待できるため、おすすめです。
また、JavaもPythonも基本情報技術者試験に出るので、どちらも「学んで損はない言語」といえるでしょう。

HTMLやCSS、JavaScriptから始めることも手段のひとつ

Javaはプログラミング言語の中でも習得しづらい言語です。

もしJavaに手をつけてみて全くわからないなら、HTMLやCSS、JavaScriptなどから初めてみるという選択肢もあります。

これらは初心者でも習得しやすいだけでなく、需要の高いWeb系言語ですので、こちらもおすすめです。

どれくらい勉強すればいい?

SEへの転職に必要なスキルを絞った上で勉強すると、無駄な勉強をせずに学習できます。

「SEへの転職に必要なスキル」がわからないという方は、転職エージェントに相談してみると、最新のSEの募集要項から転職に必要なスキルを絞ってくれるので、ぜひ活用しましょう。

とりあえず勉強してみたいという方は、20代前半であれば次の章で紹介する「Progate」や「Udemy」などの学習コンテンツを一通り完了するレベルを目指すのがおすすめです。

Progate無料で学習できるレッスンが多い
Udemyサブスクではなく動画買い切りで勉強できる

20代後半以降はある程度の知識とスキルが求められるようになるので、「TechAcademy」などのエンジニアに指導してもらえるプログラミングスクールで実践力を身につけておくことをおすすめします。

監修者:守田典男さん

守田さん

未経験からSEを目指すのであれば、OS・ネットワーク・データベースの基本知識は最低限身につけておきたいところです。
システム開発では、OS・ネットワーク・データベースを必ずと言っていいほど使うため、システム全体の設計を行う際には必須の知識です。

初心者におすすめの学習サイト&プログラミングスクール

ここでは、未経験者がSE転職を目指す場合におすすめの学習サイトと、プログラミングスクールを紹介します。

学習サイト2選

学習サイトは無料で利用できるものが多いので、全くプログラミングに触ったことがないというレベルからでも気軽に利用できるのがメリットです。

初心者が学習サイトを選ぶポイントは、「わかりやすさ」「続けやすさ」「コスパ」の3つです。

ここでは、超初心者向けと、中級以上のレベルを目指したい方におすすめの学習サイトを紹介します。

プログラミング経験0なら|Progate

プログラミング経験0ならプロゲート
(引用元
Progate

Progateの特徴

  • プログラミング経験0の方でも挫折せずに学習することができる
  • 無料で18レッスン、月1,078円(税込み)で公開中のレッスンすべて学べる
  • スマホアプリで隙間時間でも気軽に学べる

Progate(プロゲート)は、スライド形式でプログラミングを学べる学習サイトです。

プログラミング経験0の方向けに作られているので、全くの初心者でも挫折せずに学習することができます。

ポップなイラストや分かりやすい図解で直感的に学ぶことができ、コースも基礎から応用まで幅広く用意されています。

例えばJavaのコースなら、目安17時間35分で基本的なコードの書き方から、重要概念であるオブジェクト指向まで学べます。

基礎だけなら無料で学べるので、まずは気軽に試してみてください。

プロゲート|基本情報

運営会社株式会社Progate
対象地域全国
受講形態オンラインのみ
料金基本0円(プラス会員は月額990円~)

(最終更新:23年8月時点)

サブスクではなく買い切りで勉強したいなら|Udemy

Udemy
(引用元
Udemy

Udemyの特徴

  • 月額課金ではなく動画買い切りなので、週末にまとめて勉強できる。
  • 100,000を超える豊富なレッスン。プログラミングからインフラまで多数
  • 無料のものもあり。有料はセールで大幅割引される場合も

Udemyは、ベネッセが運営するオンライン動画学習サイトです。

先ほどご紹介したprogateと違い、サブスクではなく買い切りで勉強できるので、週末にまとめて勉強したい方におすすめです。

Udemyは初学者向けの講座が豊富で、様々なプログラミング言語について講座があります。

例えば、Javaの人気講座なら以下のようなものがあります。

Javaの人気講座

  • 【 5日でできる】はじめての Java プログラミング入門:10,800円
  • Java超初心者でも大丈夫!挫折させないJavaプログラミング講座~基礎固め編~:3,600円

他にも、HTML、CSS、JavaScriptなどその他のプログラミング言語の講座もあります。

無料の講座も100以上提供されていますが、英語のコンテンツが多いので、本格的に勉強するなら有料講座をおすすめします。

基礎から実践向けなものまで多数講座があるため、SEに転職してからのキャリアアップにも役立つでしょう。

Udemy|基本情報

運営会社株式会社ベネッセコーポレーション
対象地域全国どこでも
年齢制限なし
対受講形態オンラインのみ
勉強時間の目安1コース1時間〜
料金(税別)2,000円~

(最終更新:23年8月時点)

プログラミングスクール2選

独学でプログラミング学習を始めると、「何がわからないかわからない」「エラーばっかり」など効率が悪いこともあります。

もし独学に限界を感じたら、プログラミングスクールで講師から指導を受けながら進めてみてはいかがでしょうか?

ここでは、いつでもどこでも学べるオンラインスクールを2つ紹介します。

現役エンジニアにマンツーマンで教えてもらいたいなら「TechAcademy」

  • オンラインスクール受講者数No.1
  • 講師は選考率10%の選考に通過した現役エンジニア
  • 20種類以上の豊富なコースから選べる(2023年4月時点)
  • 転職支援も受けられる

TechAcademy(テックアカデミー)は、オンラインプログラミングスクール受講者数No.1のスクールです。

TechAcademyの最大の強みは、選考率10%の選考に通過した現役エンジニアの講師に指導してもらえるところ。

コース数も豊富で、20種類以上の豊富なコースから学習内容を選ぶことができます。

講師には15〜23時までの間ならいつでも質問や相談ができますし毎週2回・各30分のビデオチャットで個別カウンセリングが受けられるため、未経験でも学習が進めやすいです。

もし未経験でJavaを学ぶのであれば、「Javaコース」か「エンジニア転職保証コース」がおすすめです。

「Javaコース」は短期間でJava Servlet/JSPを学び、Webアプリケーションを開発までを学びます。

「エンジニア転職保証コース(TechAcademy pro)」は、Javaを学んで開発するだけではなく、転職専門のキャリアアドバイザーがついて転職先の紹介までしてくれるコースです。

「エンジニア転職保証コース」は32歳以下限定で、東京以外の求人は紹介してもらえません。

32歳より上の方や東京以外で転職したい方は「Javaコース」を選んで転職エージェントで転職活動するのがおすすめです。

どんな感じで勉強するのか知りたいという方は、TechAcademyの無料体験を試してみることをおすすめします。

テックアカデミー|基本情報

運営会社キラメックス株式会社
受講形態オンラインのみ
対象地域全国どこでも
年齢制限

なし

※エンジニア転職保証コースは32歳以下に限り転職を保証

受講料(税込)

174,900円(税込)〜

※12週間Liteプラン139,700円(税込)~もご用意

学べる言語

PHP・Java・Ruby・HTML5/CSS3・SQL・JavaScript・Python・Swift・Kotlin・Unity・C#・Scala

勉強時間の目安週20~25時間(8週間コースの場合)

(最終更新:23年9月時点)

忍者CODE|業界最安値の9,800円で独学できる

忍者CODE
(引用元
忍者CODE

忍者CODEの特徴

  • 業界最安クラスの98,000円(税込)で独学できる(分割9,800円/月の支払いも可能)
  • 原則無期限でチャットサポートが受けられる
  • 24時間slackで相談可能
  • 講師はメンター経験豊富な現役クリエイター

忍者CODE」は独学したいけど、学習サイトや書籍を使った独学だと不安という方におすすめのプログラミングスクールです。

プログラミングスクールの中では珍しい「独学プラン」が用意されており、業界最安値の98,000円で受講できます。

「独学プラン」は買い切り型なので、一度申し込んでしまえば無期限でチャットサポートや学習コンテンツが利用可能です。

わかりやすいと定評がある動画教材を使って、体系的に勉強を進めることができます。

また、24時間いつでも質問できるチャットサポートがあるため、学習中の疑問をすぐに解消できます。

その他にも、忍者CODEでは転職や副業のサポートを受けられるプランもあるので、興味のある方はそちらも検討してみてください。

忍者CODE|基本情報

運営会社株式会社ラグザス・クリエイト
受講形態オンライン
対象地域全国
年齢制限

なし

受講料(税込)

・挫折させない独学プラン:98,000円(税込)

 ┗追加費用なしの買い切り型

※その他、転職・副業サポートありのプランもあり

学べる言語・技術

bootstrap・JavaScript・Git HTML/CSS3・ RubyRuby・Figma・MariaDB・Flask・Spring・Java・PHP・MySQ・jQuery・Python

受講期間無期限

(最終更新:24年1月時点)

未経験からSEに転職するのはきつい?失敗から学ぶ転職のコツ

未経験からSEへの転職について調べると「きつい」「後悔した」など、ネガティブな内容が多いです。

ここでは、イーデスが独自に調査した、SEに転職した人の口コミや失敗談をご紹介します。

失敗談をもとに、「どうすべきだったのか」という結論についても確認していきましょう。

失敗談1.面接でうまく答えられなかった

20代 男性

飲食業→SE

面接でうまく答えられなかった

失敗談としては、面接のときに使用したことのある言語や、ツールなどを聞かれたときに、今までなにも勉強してこなかったので、答えることができず落とされたこともありました。転職前にいろいろと知識を付けたうえで、転職すればよかったと思います。

イーデス独自調査

プログラミング言語やツールの勉強不足により、「何を勉強しているか」という質問にうまく答えられなかった失敗談です。

勉強不足という点も問題としてあげられますが、面接でよく聞かれることの対策ができていなかった点が失敗の原因と言えます。

面接でうまく答えるためにも、よくある質問へは事前に回答を用意して、しっかりと答えられるように準備しておきましょう。

未経験の面接でよく聞かれる質問

  • なぜ未経験からSEを目指そうと思ったのか
  • 自主的に学習していることはあるか
  • なぜ前職を辞めようと思ったのか

中途採用の面接は、新卒の面接と比較して聞かれる質問がだいたい決まっているので、自分の回答を用意して面接を受けましょう。

失敗談2.無計画だった

20代 女性

営業→SE

無計画だった

技術を身に付けるのは転職後からでもいいから、と言われて新しい会社に入社しましたが、結局基礎がないまま、仕事を行き当たりばったりこなす日々が続きました。最終的には無理をしてサービス残業ばかりするようになり、体を壊して退職しました。後悔ばかり残る転職となり、無計画だったと反省しています。

イーデス独自調査

無計画で未経験からSEに転職してしまうと、転職後に仕事についていけず、すぐに退職してしまうことがあります。

志望動機がしっかりと固まっておらず、なんとなくでSEを目指してしまうと、転職した後に後悔するケースは少なくありません。

面接を通過するために志望動機を固めるのはもちろんですが、「本当に自分のやりたいことか」「今後のキャリアの展望があるか」を考えて転職する必要があります。

無計画で転職しないためには、これまでのキャリアの棚卸しや自己分析ツールを活用するなど、自己分析をしっかりとおこなうのが有効です。

自己分析で迷ったら「診断ツール」で簡単チェック!

「自己分析の方法がわからない」という場合は、リクナビNEXTが提供している「グッドポイント診断」という自己分析ツールを使うのがおすすめです。

グッドポイント診断は、質問に答えるだけで18種類の性質の中からあなたの強みを教えてくれます。

質問が300問あり、診断には30分程度かかるので少し大変ですが、一度受ければ強みを客観的に判断し、応募書類の見直しなどにも使えます。

また、診断結果は転職の際に応募企業に添付して送ることも可能です。

診断は無料で受けられますし、質問に答えるだけであなたの強みがわかるので、時間のある時にぜひ挑戦してみてください。

失敗談3.十分な下調べができていなかった

20代 女性

中学校教員→SE

十分な下調べができていなかった

公務員から民間企業、かつ異業種への転職であったことから、キャリアが全く無く、内定が決まるまで3ヶ月近くかかってしまいました。本格的な転職活動を行う前に、自身のやりたいことや、そのために必要なことをあらかじめ整理し軸を作っておけば、もう少しスムーズに転職活動を進められたのではないかと思います。

イーデス独自調査

十分な下調べができていないと、転職活動に時間がかかってしまうことがあります。

転職活動前にやっておきたい下調べは、以下のような項目があります。

転職活動前にやっておきたい下調べ

  • 自己分析
  • 業界研究
  • 情報収集
  • プログラミング学習

特に、自己分析や業界研究をしっかりとしておかないと、転職活動の軸がブレてしまい、なかなか内定をもらうことができません。

また、下調べが十分ではないと転職活動に時間がかかるだけではなく、転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性が高いのです。

転職活動の下調べは、自己分析や業界研究に加え「転職会議」などの口コミサイトを利用するのもおすすめです。

転職活動の下調べをしたいなら「転職会議」が便利

転職会議
(引用元
転職会議

転職活動の下調べをしたいなら、日本最大級の社員口コミサイト「転職会議」がおすすめです。

転職会議は、社員や元社員が会社の口コミを投稿しているサイトです。

その業界に勤めている方のリアルな話や、働き方、転職活動の志望動機など、求人票だけではわからない情報を入手することができます。

登録しなくても閲覧できる口コミもあるので、まずは気軽に確認してみてください。

転職会議|基本情報

運営会社株式会社リブセンス
口コミ登録企業数約204,000社
口コミ数375万件以上
求人数約390,000件
料金

・口コミ1件以上投稿で30日間無料

・口コミパス980円(税別)で30日間無料

(最終更新:23年9月時点)

【結論】一人で転職活動はきつい!対策と下調べのコツは?

以上の失敗談を踏まえると、「一人で転職活動をすることは難しい」という結論になります。

一人で転職活動をすることが難しい理由

  • 企業の十分な情報が集まらない
  • 自分の適性や適職がわからない
  • 自分に合った求人を探す時間がない
  • 書類添削、面接対策ができない
  • スケジュール管理、企業への応募をすべて一人でやらなくてはいけない
  • 相談できる相手がいない

特に、働きながら転職活動をしようと思っている方は、転職活動に十分な時間をあてることができない方が大半でしょう。

情報不足のまま、過密なスケジュールで転職活動をし、転職した後に後悔するという例は少なくありません。

これらの問題を一挙に解決してくれるのが転職エージェントです。

転職エージェントとは、無料で転職の相談ができたり、転職者の希望にあった求人を紹介してくれるサービスです。

転職エージェントの仕組み

転職エージェントを利用することで、下記のサービスが無料で受けられます。

転職エージェントを利用するメリット

一人で転職活動をすると、どうしても時間が足りなくなってしまったり、情報不足になってしまいます。

転職エージェントを利用すると、プロのキャリアアドバイザーが専任で転職活動をサポートしてくれるので、「時間が足りない」「情報不足で後悔した」ということを減らせます。

転職エージェントは転職を成功させた時に企業から報酬を受け取る仕組みのため、求職者からはお金を取らず、無料で利用できます。

「一人で転職活動をするのが不安」という方は、転職エージェントを利用し、プロのアドバイザーのサポートを受けましょう。

次の章では、未経験からSEへの転職におすすめな転職エージェントをご紹介します。

未経験からSEへの転職におすすめな転職エージェント

ここでは、未経験からSEに転職する上でおすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

ワークポート
  • IT系のサポートが得意
  • 業界・職種未経験のサポートに力を入れている
doda
  • 転職サイト・エージェントどちらも使える
  • 書類添削・面接対策サポートに定評あり
リクルートエージェント
  • 業界トップクラスの求人数
  • 非公開求人も豊富
セルプロモート
  • 20代未経験からエンジニアを目指す方のサポートに特化
  • 年収アップ率90%

転職エージェントは2〜3社登録しよう!

転職エージェントは求人数、得意分野、サービス内容が異なるので、2〜3社登録しておくのがおすすめです。

多くの求人を見た方が希望に合った転職先が見つかりやすいですし、気の合うアドバイザーに出会える確率も高くなります。

ここで紹介する3社は全て無料で利用可能なので、気になるエージェントは全て登録しておきましょう。

IT業界未経験からの転職なら「ワークポート」

ワークポート
(引用元
ワークポート

ワークポートは、IT転職に強みがある転職エージェントです。

業界・職種未経験への転職支援にも力を入れているため、未経験からSEへの転職に強い不安がある方は優先して登録することをおすすめします。

自己アピールの仕方や話し方なども指導してもらえますし、実践に近い形式の模擬面接も受けることが可能です。

細かい部分までサポートして欲しいという方は、ぜひ相談してみてください。

ワークポート|基本情報

運営会社株式会社ワークポート
公開求人数約94,000件
非公開求人数非公開
対応地域全国
料金無料

(最終更新:24年4月時点)

手厚いサポートを受けたいなら「doda」

doda
(引用元
doda

dodaは、国内最大級の求人数&転職支援実績がある転職サービスです。

書類添削や面接対策のサポートに定評があるため、手厚いサポートを受けたい人におすすめできます。

求人チェックのみで利用することも可能ですが、必要に応じてコンサルタントの転職サポートを受けられる「転職エージェント」の機能も兼ね備えています。

状況に応じて必要なサービスを受けられるため、効率良く転職活動を進められます。

保有求人数は20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)とトップクラスで、内80%~90%がサイトに掲載されていない「非公開求人」なので、無料登録して求人チェックするだけでも価値があります。

doda|基本情報

運営会社パーソルキャリア株式会社
求人数

200,000件以上(非公開求人を含む)

対応地域全国+海外
料金無料

(最終更新:24年4月時点)

たくさんの求人から探したいなら「リクルートエージェント」

リクルートエージェント」は業界トップクラスの求人数を保有している大手転職エージェントです。

SE・ITエンジニアの求人だけでも8万件以上と豊富なので、未経験の求人が見つかる可能性も高くなります。(2023年4月時点)

また、一般には公開されていない非公開求人も豊富なので、さらにチャンスが広がります。

とにかく選択肢を広げたい方は、ぜひ利用してみてください。

リクルートエージェント|基本情報

運営会社株式会社リクルート
公開求人数

約383,000件

非公開求人数約213,000件
対応地域全国+海外
料金すべて無料
公式サイトhttps://www.r-agent.com/

(最終更新:24年4月時点)

20代未経験からエンジニアを目指せる「セルプロモート」

セルプロモート
(引用元
セルプロモート

セルプロモート」は未経験からITエンジニアになりたい方におすすめのエージェントです。

ITエンジニアになるためのスクール事業を行っているため、エンジニアになるためのサポート体制が整っており、就職・転職活動をしながらエンジニアに必要なスキルを2ヵ月で身に着けることができます

履歴書・職務経歴書の作成から、面接を合格するための自己分析や企業分析、内定獲得後の条件交渉までトータルでサポートしてもらえます。

あなたのご希望やスキルに合わせて、ベンチャー企業~大手企業まで様々な企業を紹介してもらえるでしょう。

セルプロモート|基本情報

運営会社セルプロモート株式会社
公開求人数
非公開求人数非公開
対応地域全国
料金無料

(最終更新:24年3月時点)

SE転職に失敗しないために注意すべき3つのポイント

ここまで、SEの転職難易度、仕事内容、学習・転職方法について見てきました。

ここでは、勉強と転職先選びの際に失敗しないための3つのポイントを紹介します。

監修者:守田典男さん

守田さん

上記のなかでもっとも大切なのが、企業としっかりすり合わせを行うことです。
自分のやりたいことや目指す道をきちんと定めたにもかかわらず、入社後に「希望と実態が異なる」と後悔してしまう失敗は少なくありません。
転職のミスマッチを防ぐためには、給与・労働時間・休日日数といった労働条件のすり合わせをしっかりと行いましょう。

ポイント1.勉強に時間をかけすぎない

「SEを目指して勉強しよう!」とあれこれ内容を決めて進めたのはいいものの、あれもやろう、これもやろうと思って時間がかかってしまう方がいます。

勉強に時間をかけすぎてしまうと、せっかくの転職のチャンスを逃すことにもなりかねません。

プログラミングの学習や論理的思考力を学ぶことは大切ですが、SEへの転職を最終ゴールとした場合、勉強が目的になってはいけません。

ある程度時間をかけて勉強することは大切ですが、きちんとゴールを決めて勉強することが重要です。

たとえば、資格を取りながら転職を目指した場合、「4月から勉強し、10月に試験を受験して資格をとり、来年3月までに転職する」といったようにゴールから逆算して学習すると、効率よく学習できます。

ポイント2.研修制度がある企業を選択する

「転職したのはいいけれど、何もわからないまま配属が決まり、残業の毎日」

このようなブラックな会社に入ってしまう可能性も、ゼロではありません。

未経験の方にとっては「そもそもSEってどんな仕事をするのか」というのを実際に体験したいと考えるでしょう。

また、会社の雰囲気になれるためにも、「いきなり現場で仕事…」は避けたいところです。

そのため、研修制度がある企業を選択することをおすすめします。

28歳男性

小売業→PG

新人教育の教材で基礎を身につけられた

社内で新人教育用の教材が揃っており、基本的なタイピングからプログラムの基礎、どのような言語があるとかあとは配属先に合わせて言語の基礎を学習する感じでした。
学習期間は半年ほどであとは現場で叩き上げられていく感じです。 なので、何も知らない新人は炎上案件ではなく、比較的余裕のある案件に配属されてしっかり教えてもらえることでレベルが上がっていくことでした。
数年すれば何もかもひとりでできるようになりました。

イーデス独自調査

どのような研修制度があるかは、転職サイトなどの求人票に記載されていることが多いです。

研修のやり方は会社によって異なりますが、例えば以下のように記載されています。

・充実の研修制度や手当あり
⇒同社が運営しているスクールに無料で通えます!
全国にあるため仕事の後でも通いやすいです。

(引用元
ワークポート

ただし、研修でどれくらい丁寧に教えてもらえるかは実際に入社してみないとわからないことが多いです。

詳しい話を聞きたいなら、実際に入社した人の経験談を聞くか、もしくは会社の内部事情に詳しい「ワークポート」などの転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

ポイント3.転職時は企業としっかりすり合わせを行うこと

未経験からSEへの転職で多いのが、希望と実態とのミスマッチです。

具体的には「Web開発のSEとして転職したかったのに、実際は業務システムだった」「会社の雰囲気についていけない」というようなケースです。

原因は、採用面談時のコミュニケーション不足や、転職先企業を事前に深く調べられていなかったことがあげられます。

このようなことを防ぐためにも、できる限り転職先企業について調べておくとともに、会話をして認識の擦り合わせを行うことが大切です。

SEの仕事内容・平均年収・残業時間をわかりやすく解説

SEになるからには、仕事内容を深く理解することが大切です。

まだ仕事内容が曖昧という方は、この機会にしっかり把握しておきましょう。

ここでは、わかりやすいようにSEの仕事内容を建築に例えながら、具体例も入れて解説します。

SEの仕事内容をわかりやすく教えて!

SEの仕事を建築に例えると?

わかりやすいように、SEの仕事を建築に例えてみましょう。

  • 建築士(SE)は、お客さんから「こういう家を建ててほしい」と注文を受ける
  • 建築物の外観、間取り、材質などお客さんと打ち合わせ(要件分析・定義)を行う
  • 要件をもとに設計書を作成し、建築担当の大工さん(プログラマー)に設計書を確認してもらいながら、建築(開発)する
  • 最後に耐震強度や電気・水道などの確認(テスト)をする
  • お客さんのもとに家を提供(納品・稼働)

この流れを見ると、SEの仕事はお客さんや他のエンジニアを仲介する仕事が多いことがわかります。

システム開発の中でのSEの仕事

SEが携わるコンピューターシステムの開発は、具体的には次のような工程で仕事を行なっていきます。

システムエンジニアとプログラマーの違い

SEは、プログラミングを使った開発部分以外のすべての工程を行います。

それぞれの工程で、具体的にどんな仕事をするのかを見ていきましょう。

ここでは分かりやすいように、『家計簿アプリを作る場合ならどうするのか?』の例を入れながら説明します。

①要求分析、要件定義

要求分析・要件定義は、いわゆる企画の工程です。

この工程は、これから開発するコンピューターシステムで実現したい機能や働きの基本を決める、大事な工程となります。

要求分析の工程では、SEは顧客にヒアリングを行い、システムに求めている要求を明確にします。

要件定義の工程では、要求分析で明らかにした顧客の要求を「要件定義書」としてまとめていきます。

例えば家計簿アプリ開発なら、お客さんから「家庭のお金の流れを管理したい」といった要望や目的、解決したい問題を明らかにしていきます。

さらに、収入と支出を入力すると残ったお金を自動的に計算してくれる、というような、開発するコンピューターシステムが持っておくべき機能・働きを誤解のない形で明確に定義し、要件定義書としてまとめます。

②基本設計

基本設計では、コンピューターシステムの「顧客に見える部分」の仕様を決めます。

料理で例えると、基本設計はレシピを作成する部分です。

例えば家計簿アプリ開発なら、基本画面のデザインや、収入や支出を入力するボタンの位置などを設計し、顧客と完成イメージのすり合わせを行なって、基本設計書を作成します。

③結合(システムテスト)

結合(システムソフト)では、ソフトウェアのパーツを組み合わせて、システム全体がちゃんと動くか確かめるテストを行います。

プログラマーが単体テストを行い、パーツがそれぞれ動くことが確認された後に行われます。

結合テストでは、パーツどうしのやり取りやデータの流れをチェックして、システムが予定通りに動くか確かめます。

もし問題が見つかったら、修正されます。

④稼働

コンピューターシステムの動作が問題ないと確認されれば、いよいよ顧客の元へコンピューターシステムが納品され、稼働となります。

SEは、顧客先への納品作業や導入指導、さらには保守対応も行います。

SEの平均年収は約540万円

大手転職サイト「マイナビ」によると、2022年時点のSEの職種別の平均年収は以下の通りです。

アプリ設計/汎用機系589万円
アプリ設計/WEB・オープン・モバイル系559万円
DB・ミドルウェア設計/WEB・オープン・モバイル系554万円
パッケージソフト・ミドルウェア546万円
通信制御ソフト開発/制御系527万円
マイコン・計測・画像等/制御系503万円

(引用:2022年版 職種別 モデル年収平均ランキング|マイナビ転職

(※調査対象:2021年4月1日〜2022年3月31日の期間中にマイナビ転職に掲載された求人の「モデル年収例」から平均値を算出)

職種によって年収は異なりますが、SEの平均年収は541万円です。

国税庁の「民間給与実態統計調査結果」(令和3年度)によると、日本全体の平均年収が「443万円」のため、SEは高年収だと言えるでしょう。

ただし、これは経験のあるSEも含めての年収であり、未経験で最初から高い年収が狙えるわけではありません。

転職エージェント「Geekly」の調査によると、未経験エンジニアの平均年収は402万円ほどです。(参考元:GeeklyMedia

経験を積めば年収アップしていくことも可能ですが、最初から「541万円もらえる」と期待しすぎないようにしましょう。

SEの年収についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

プログラマーとの年収の差はほとんどない

SEはプログラマーから始める場合もあるので、ついでにプログラマー(PG)の年収も確認しておきましょう。

SEPG
1位アプリ設計/汎用機系
589万円
パッケージソフト・ミドルウェア
587万円
2位アプリ設計/WEB・オープン・モバイル系
559万円
ゲーム・アミューズメント系
575万円
3位DB・ミドルウェア設計/WEB・オープン・モバイル系
554万円
WEB・オープン・モバイル系
560万円
4位パッケージソフト・ミドルウェア
546万円
WEBサイト・インターネットサービス系
493万円
5位通信制御ソフト開発/制御系
527万円
制御系
492万円
6位マイコン・計測・画像等/制御系
503万円

(引用:2022年版 職種別 モデル年収平均ランキング|マイナビ転職

(※調査対象:2021年4月1日〜2022年3月31日の期間中にマイナビ転職に掲載された求人の「モデル年収例」から平均値を算出)

職種別のSE平均年収は545万円、プログラマーの平均年収は545.8万円で、ほとんど差はありません。

ただし、この調査の年収は若手の利用者が多いマイナビ転職データを元にしているため、政府の調査データとかなり乖離があります。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(平成29年)」によるSE・PGの平均年収

  • SEの平均年収は約550万円なのに対し、プログラマーは約420万円
  • 厚生労働省の調査ではSEのほうがプログラマーより平均年齢が高い
  • 年齢が上がれば上がるほど年収も上がる傾向がある

このように、データによって年収に差がある点は注意しましょう。

プログラマーの年収についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

SEの残業時間は245時間/年|減少傾向にあり

JISAの「産業基本統計調査」によるITエンジニアの平均年間残業

  • 2019年に行った調査ではITエンジニアの年間残業時間は245時間
  • 月の平均時間は20時間前後
  • 2013年時点では298時間もあったため、約50時間も減少している

SEといえば、「残業が多い」「仕事がめちゃくちゃきつい」といった昔のイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、近ごろは労働環境は大きく変わってきており、昔のような高負荷・長時間残業もかなり改善されています。

納期直前の時期等を除けば、比較的に残業時間は少なくなってきているようです。

ただし、残業時間は職場の方針や人手が足りているかによっても大きく変わります。

実際に転職する際は、ブラック企業を選んでしまわないためにも、残業時間が社員目線で書かれている「転職会議」や、職場事情に詳しい「ワークポート」などのエージェントで確認しておきましょう。

エンジニア以外の残業時間について知りたい方は、下記記事をご覧ください。

未経験SEの転職でよくある質問

最後に、未経験からSEに転職するなら知っておきたいことをまとめました。

小さな疑問はここで解消して、迷いなく転職活動を始めましょう。

Q1.女性でもSEになれる?

回答

A.SEは仕事内容に男女差がないので、女性でもSEになれます。

肉体労働はないので、同じように仕事をして男女で差が開くことはありません。

ただし、逆にいえば納期が迫って忙しい時期も、男性と同じく残業が発生するのでその点は理解しておきましょう

Q2.文系だけどSEになれる?

回答

A.文系でもSEになったという人はたくさんいます。

理系のイメージが強いSEですが、顧客やその他のエンジニアとのやり取りなど、コミュニケーションが重視される仕事は多いものです。

もちろん、学生時代にITについて学んできた理系学生に比べると勉強する内容は多くなりますが、やる気さえあれば文系だからSEになれないということはありません。

Q3.高卒だけど正社員SEになれる?

回答

A.SEは学歴よりも実力を重視する職場が多いので、高卒でも正社員SEになることは可能です。

大企業の場合は「大卒・院卒」を条件としているところが多いですが、中小やベンチャー企業であれば高卒でも転職できる可能性は十分にあります

高卒だからといってSEになることを諦める必要はありません。

Q4.SEの一般的なキャリアパスは?

回答

PG(プログラマー)1〜3年目

SE(システムエンジニア):3〜8年目

→PL(プロジェクトリーダー):8〜10年目

→PM(プロジェクトマネージャ):10年目〜

最初はプログラマーから初めて、仕事を覚えながらSEにキャリアアップし、最終的には管理職として落ち着くケースが多いです。

上流工程を担当できる一人前SEになるには、だいたい3年くらいかかります。

プロジェクトメンバーが増えていくとリーダーとして管理側に立つようになり、最終的にPM(プロジェクトマネージャへ)と上がっていきます。

最近ではIT技術の発展や人材不足により、複数の知識を組み合わせて活躍するエンジニアが求められるようになり、以下のような新しいキャリアパスが登場しています。

SEの新しいキャリアパス

  • IT技術+業務知識→ITコンサルタント、ITアーキテクト
  • 特定の分野に特化したITスペシャリスト
  • プログラマー+インフラエンジニア→フルスタックエンジニア

これまでは最終的にはPMを目指すのがゴールのように思われてきましたが、今後はさまざまな選択肢が出てくるでしょう。

Q5.SEと社内SEって何が違うの?

回答

A.組織の中にいるか外にいるかで分類されます。

  • 社内SE:発注側のユーザー企業(開発・運用・保守など)に所属
  • 社外SE(通常のSE):受注側のベンダー企業(システム会社、SIer、コンサルファームなど)で働く

同じSEであっても仕事内容や求められるスキルはそれぞれ異なります。

社内SESE
仕事内容社内システム開発・運用・管理
ベンダーマネジメント
IT予算・資産管理
クライアントから受注したシステムの開発(要件定義・設計・開発・テスト)
運用・保守
必要スキルシステム開発スキル
システム運用・保守スキル
ベンダーマネジメントスキル
管理スキル
システム開発スキル
システム運用・保守スキル

SEに比べると、社内SEはシステム開発や運用・保守スキルだけではなくベンダーマネジメントや予算管理など幅広いスキルが求められます。

社内SEは自社で開発を行うため、通常のSEに比べると納期に融通がきき、残業なども少なく働きやすい傾向があります。

社内SEはSEの転職先として人気があり、求められるスキルの幅が広いため、未経験から社内SEに転職するのは難しいす。

社内SEに興味がある方は、下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

まとめ

この記事では、未経験からのSE転職に興味がある方に向けて、未経験からの転職難易度、仕事内容や年収、必要なスキルや実際に転職するための方法を紹介しました。

  • 転職する際、業務知識が活かせると有利
  • 学習言語は多くの現場で使われるJavaがおすすめ。難しいと思ったらHTML、CSS、JavaScripなどが良い
  • 勉強は学習サイトやプログラミングスクールを活用するのがおすすめ
  • 転職活動はエージェントを使うと負担を減らせる

IT人材の需要はこれからも確実に高くなっていきますので、転職を考えた今こそ、行動していきましょう。

今回紹介した学習サービスやエージェントを活用すると、さらに未経験からの転職を成功させやすくなるので、勉強や転職活動に役立ててください。

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