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未経験からIT業界に転職する方法!おすすめの職種・企業や年代別の難易度を解説

未経験からIT業界に転職する方法!おすすめの職種・企業や年代別の難易度を解説

最終更新日:

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特定社会保険労務士・キャリアコンサルタント 岡 佳伸さん

社労士 岡さん

IT業界は成長産業で求人が数多くでていますので、未経験からでも入りやすい業界だと言えます。
しかし企業によっては、残念ながらいわゆるブラック企業(長時間労働が多かったり)とも言えるところもあるのが現状です。
転職先の企業はしっかりと見極めていきましょう。

未経験からIT業界に転職する方法を解説します。

おすすめの職種、年代別の難易度、未経験でも挑戦しやすい企業の種類などを紹介するので、自分に合う転職先選びの参考にしてください。

本記事で紹介すること

転職活動のやり方がわからないなら転職エージェントに相談しよう

「未経験からIT業界に転職したいけど、どうすればいいかわからない」という場合は、まずは転職エージェントに登録するのがおすすめです。

転職エージェントとは、転職したい人と人材を募集している企業をマッチングさせるサービスです。

求職者は無料で転職の相談ができ、希望やレベルに合った求人を紹介してもらえます。

未経験から転職するのであれば、以下の3つのエージェントがおすすめです。

特に「ワークポート」は業界・職種未経験からの転職に力を入れているので、優先的に登録しておきましょう。

(▶︎右にスクロールできます)

エージェントおすすめ!
ワークポート
dodaリクルートエージェント
公開求人数

約106,000件
(うちIT系求人:約26,000件)

約261,000件
(うちIT系求人:約51,000件)

約476,000件
(うちIT系求人:約96,000件)
取り扱い職種例
  • ゲームプログラマー
  • Webデザイナー
  • コーダー・マークアップエンジニア
  • ITコンサルタント
  • インフラエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • プログラマー
  • Webエンジニア
  • 社内SE
おすすめな人
  • ITに強いエージェントに相談したい人
  • 無料エンジニアスクールを受講したい人
  • 丁寧な面接対策を受けたい人
  • 年収査定・合格診断を利用したい人
  • 業界最大級の非公開求人を見たい人
  • 実績NO.1のサポートを受けたい人

(※求人数は2024年10月時点)

転職エージェントは保有している求人が異なるため、良い求人を見つけたいなら2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。

上記で紹介した3社は全て無料で利用できますし、合わなければすぐに退会できるので、まずは気軽に利用してみましょう。

※転職エージェントについて、詳しくは記事後半で解説しています。

気になる内容をタップ

まったくの未経験でもIT業界に転職できる理由

IT業界は専門知識を必要とする職種が多いため、まったくの未経験から転職するのは難しいと感じる人が多いでしょう。

しかし、IT業界は未経験からでも転職可能です。

特定社会保険労務士・キャリアコンサルタント 岡 佳伸さん

社労士 岡さん

IT業界は人手不足が続いているため、社内で育成システムが整備されている企業もあります。
例えば、外部のIT系スクールと提携して学習できる仕組みを利用できる企業などです。
また、自ら就職前や在職中に技術や技能を身に着けようと思った時に、e-ラーニングや夜間土日専門のスクールなどの選択肢も多くあります。

ここでは、未経験でもIT業界に転職できる理由を2つご紹介します。

未経験でもIT業界に転職できる理由

IT人材の需要が伸びている

さまざまな企業でIT人材の需要が伸びているため、未経験からでも転職のチャンスがあります。

情報化社会でデジタル化が進み、システムを構築できる人材を求めている企業が非常に多いからです。

しかし、IT業界は「労働時間が長く多忙」という激務のイメージがあるため、なかなか人材を確保できていません。

経済産業省が2018年に『みずほ情報総研株式会社(現:みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)』に委託して実施した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査」では、2030年には79万人ものIT人材が不足するというデータが出ています。

IT人材の需要は伸びているのに供給が追い付かず、「未経験でも採用したい」という企業が多いため、転職者にとってはチャンスといえるでしょう。

IT業界は未経験可の求人が多い

IT業界には、「未経験可」の求人が豊富にあります。

実際に国内最大級のIT・Web転職サイト「Green」で「業界未経験可」で求人検索すると、17,000件以上ヒットしました。(※2024年9月時点)

未経験可の企業を選ぶ場合は、育成研修やメンター制度、1on1などの制度が整っている所を選びましょう。

制度が充実している企業を選べば、知識やスキルが少なくても転職できる成功が高くなります。

監修者:丸井沙紀さん

丸井さん

IT業界は需要が拡大していますが、技術者の人数や育成が追いつかず、人手不足の状況です。エンジニアの育成のために給付制度を設けるなど、国も育成・採用の支援に力を入れています。
また、未経験でも採用されやすいエンジニアの働き方として、「SES(クライアント先に常駐し技術提供をする)」の需要が高まっています。しかし、働き方が合わないと感じる方も多いので、働き方が合う方はチャレンジしてみましょう。
SESには幅広い求人があり、経験をつみやすいので、働くメリットは高いです。

未経験向けの求人を探す方法

求人を探す方法としては、おもに以下の3つが挙げられます。

企業の採用サイトを確認する
  • 企業の採用ページを確認し、直接応募する
  • 転職サイトや転職エージェントに掲載されていない企業にも応募できるメリットがある

求人サイト(転職サイト)を利用する

Greenなど

  • 求人サイトで求人を検索し、自分で応募する
  • 自分のペースで転職活動を進められるメリットがある

転職エージェントを利用する

ワークポートなど

  • キャリアアドバイザーに求人を紹介してもらう
  • 転職相談ができるメリットがある

企業の採用サイトは新卒や実務経験のある中途を募集している場合が多いため、未経験者にはあまり適さないでしょう。

そのため、未経験者は求人サイトや転職エージェントを利用するのがおすすめです。

IT業界未経験におすすめの職種6種

IT業界にはさまざまな職種がありますが、未経験可の求人にはどのような職種があるのか気になるでしょう。

以下に、IT業界で「未経験可」の求人が多い職種を一覧にまとめました。

カテゴリ職種仕事内容
技術職プログラマーシステムの製造を行う
SE(システムエンジニア)システムの設計を行う
WebエンジニアWebシステムの設計・製造を行う
営業職IT営業自社製品やサービスの販売を行う
事務職IT事務PCの設定やシステムのマニュアル作成などを行う
ヘルプデスクシステムや製品についての問い合わせ対応を行う

それぞれの職種の特徴や仕事内容について解説していきます。

丸井沙紀さん(監修者)

丸井さん

技術的に未経験でも入りやすいのは「事務職」に分類される2つの職種です。事務職経験が長い方はIT事務、接客やコールセンターなどお話や対応が得意な方はヘルプデスクを選ぶと今までの経験を活かせるでしょう。
今後エンジニアを目指す場合の基礎固めや経験となり、転職でも有利になります。
ただし、今後目指したいキャリアの方向性にもよりますので、エンジニアを目指す方は遠回りせず、未経験歓迎の求人があれば積極的にエンジニアの仕事にトライしていきましょう。

特定社会保険労務士・キャリアコンサルタント 岡 佳伸さん

社労士 岡さん

未経験でも就ける職種の場合、在宅やテレワーク勤務で行える職種が少ないのが実情です。
上司や先輩が仕事を教える場合、仕事を通じて教えるOJTが一般的ですが、未経験の人に遠隔で行うのは難しい面があります。
独り立ちして仕事をこなせるまでは、実際に出社して業務を行うのが一般的です。

技術職/プログラマー

技術職/プログラマー

プログラマーに向いている人

  • プログラミング言語を使って開発をしたい人
  • 地道な作業が苦にならない人

ITエンジニア職種の中で、未経験可の求人が多いのはプログラマーです。

プログラマーとは、プログラミング言語を使ってシステムの構築を行う職種のことです。

おもに、SE(システムエンジニア)が作成した設計書をもとに、プログラミング作業やテスト作業を行います。

Python・JavaScriptなどの言語を用いて仕事を行うため、プログラマーを目指すなら転職前にプログラミング言語を勉強しておきましょう。

また、プログラマーとして経験を積めば、SEへキャリアアップすることも可能です。

※2023年8月時点の「求人ボックス 給料ナビ」の情報によると、プログラマーの平均年収は422万円です。

また派遣社員は、平均時給2,192円となっています。

技術職/SE(システムエンジニア)

技術職/SE(システムエンジニア)

プログラマーに向いている人

  • 開発だけでなく、マネジメント業務にも興味がある人
  • スケジュール管理、タスク管理が得意な人

SE(システムエンジニア)は、システム開発業務に幅広く関わる職種です。

以下に、具体的な仕事内容をご紹介します。

SE(システムエンジニア)の仕事内容

  • 要件定義(どのようなシステムを作るのかを決める)
  • システムの設計(システムのデザインや機能、処理の流れを決める)
  • 開発(プログラミングはあまり行わず、作業指示や進捗管理を行う)
  • テスト(システムが設計通りに動くかを確認する)

プログラミング作業はほとんど行いませんが、システムの完成形を考慮した設計をするため、プログラミングの知識は身につけておきましょう。

また、顧客との打ち合わせやプロジェクトメンバーの管理を行うため、コミュニケーション力やマネジメントスキルも求められます。

※2023年9月時点の「求人ボックス 給料ナビ」の情報によると、システムエンジニアの平均年収は509万円です。

また派遣社員は、平均時給2,288円となっています。

技術職/Webエンジニア

技術職/Webエンジニア

Webエンジニアに向いている人

  • 最新の技術に興味があり、自分から勉強できる人
  • コミュニケーションが苦にならない人

WebエンジニアはWeb上で動くシステムを開発する職種で、おおまかには以下の2つに分かれます。

Web制作系エンジニア設計書やデザインをもとにコーディングを行う
Webアプリ系エンジニアWebアプリの設計・開発・テスト・運用などに幅広く関わる

上記のうち、未経験からでも従事しやすいのが「Web制作系エンジニア」です。

Web制作系エンジニアは、それほど高いレベルのプログラミングスキルは求められないので、未経験でも挑戦しやすい職種でしょう。

今後は、オンライン申請システムやインターネットショッピングサイトの普及により、Webエンジニアの需要はさらに伸びていく可能性があります。

※2023年9月時点の「求人ボックス 給料ナビ」の情報によると、Webエンジニアの平均年収は548万円です。

また派遣社員は、平均時給2,238円となっています。

営業職/IT営業

営業職/IT営業

IT営業に向いている人

  • コミュニケーション能力に自信のある人
  • 調整能力、交渉力が高い人

IT営業は、主に自社のIT製品やサービスの販売を行う職種です。

IT製品やシステムを扱うので、一般営業よりもITに関する知識が必要になります。

また、IT人材を派遣する営業職もあり、派遣先の企業に自社エンジニアを紹介したり、条件を調整したりするのが主な仕事です。

営業職はコミュニケーション力や交渉力などのスキルが必要のため、「開発よりも人と話す仕事をしたい」という人に向いているでしょう。

※2023年9月時点の「マイナビエージェント」の情報によると、IT営業の平均年収は472万円です。また、20代は平均年収410万円、30代は平均年収585万円となっています。

事務職/IT事務

事務職/IT事務

IT事務に向いている人

  • コツコツとした作業が得意な人
  • Excel・Wordでの作業に抵抗がない人

IT事務は、主にITエンジニアのサポート業務を行う職種です。

具体的には、以下のような仕事をします。

IT事務の仕事内容

  • PCの初期設定
  • 開発されたシステムのマニュアル作成
  • データ入力
  • Excel・Wordソフトを使った書類作成
  • 来客・電話対応など

一般事務よりも、ITに関連する仕事が多い事務職です。

転職時にIT関連の専門的なスキルを求められることは少ないので、基本的なタイピングスキルやExcel・Wordの知識を身につけておきましょう。

※2023年9月時点の「求人ボックス 給料ナビ」の情報によると、IT事務の平均年収は390万円です。

また派遣社員は、平均時給1,424円となっています。

事務職/ヘルプデスク

事務職/ヘルプデスク

ヘルプデスクに向いている人

  • 困っている人を助けるのが得意な人
  • クレームに対しても冷静に対処できる人

ヘルプデスクは、システムやパソコンに関する問い合わせに対応する職種です。

ヘルプデスクは大きく分けて2種類あり、「社内ヘルプデスク」と「社外ヘルプデスク」に分類されます。

社内ヘルプデスク社内ユーザーからの問い合わせに対応する
社外ヘルプデスク社外の顧客からの問い合わせに対応する

対応する主な内容は、システムやパソコンの使い方、トラブル発生時の問い合わせなどです。

ヘルプデスクで解決できない問題は、専門のエンジニアに確認しなければいけないため、臨機応変に対応する能力やコミュニケーション力が求められます。

※2023年9月時点の「求人ボックス 給料ナビ」の情報によると、ヘルプデスクの平均年収は414万円です。

また派遣社員の平均時給は1,704円です。

【補足】未経験からの転職が難しい職種

ここまでIT業界未経験の人におすすめの職種をご紹介しましたが、一方で未経験だとハードルの高い職種も存在します。

下記のような職種は専門性が求められるため、未経験からの転職は難易度が高いと考えられます。

IT未経験からの転職は難しい職種

  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • 組み込みエンジニア
  • 金融系システムエンジニア
  • ITコンサルタント

ハードルの高い職種を避けることも、転職を成功させるポイントです。

    未経験におすすめの企業の種類

    IT系の業務は、企業の種類によって転職のしやすさ、仕事内容が異なります。

    SES系企業は比較的未経験向けの求人が多い傾向があります。

    自社開発系やSIer系に挑戦したい場合は、大手は難しいのでベンチャーか中小規模の企業が狙い目です。

    IT企業の種類

    SES系(客先常駐)企業→未経験向け求人が多い

    SES系(客先常駐)企業とは、自社のエンジニアをほかの企業に常駐させる企業のことです。

    エンジニアとして働く場合は、常駐する企業によって仕事内容が変動します。

    また、営業として働く場合は、自社エンジニアをほかの企業に紹介したり、エンジニアの就業サポートなどを行うのが主な仕事です。

    SES系企業は未経験歓迎の求人が多いので、IT未経験者でも転職しやすいでしょう。

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    SES企業例

    自社開発企業→ベンチャーが狙い目

    自社開発系企業とは、自社で開発した製品やシステムを販売する企業のことです。

    自分たちでどんなシステムを作るのかを考え、開発・販売まで行うので幅広い業務を担います。

    未経験の場合、大手の自社開発系企業に転職するのは難しいため、ベンチャー企業を狙うと良いでしょう。

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    自社開発企業の例

    SIer系(受託開発)企業→中小規模が狙い目

    SIer系(受託開発)企業とは、ほかの企業からシステム開発依頼を受け、受注開発を行う企業のことです。

    システムの設計・開発・運用など幅広い業務を行いますが、開発は下請け企業に依頼することもあります。

    大手のSIer企業は下請け企業に依頼することが多いため、マネジメント業務が主な仕事となるでしょう。

    未経験から転職するなら、中小規模のSIer企業が狙い目です。

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    SIer企業例

    20代・30代・40代でIT業界未経験の転職難易度はどう変わる?

    特定社会保険労務士・キャリアコンサルタント 岡 佳伸さん

    社労士 岡さん

    未経験からの転職となると、若い20代の方がこれからの技術・技能の取得するのは企業にとってメリットも大きいでしょう。
    しかし、少子高齢化の影響もあり、20代だけで企業の採用数を満たすのは困難になってきています。
    国から就職氷河期世代の支援策(国からの企業に対する助成金等)も実施されていることから、30代、40代でも転職がしやすくなってきています。

    未経験からIT業界に転職することは可能ですが、年代によって難易度が異なります。

    それぞれの年代別に、採用試験で注力すべきポイントを押さえておきましょう

    20代・30代・40代に分けてご紹介します。

    20代はポテンシャル採用を目指す【難易度低】

    20代の場合は、IT未経験からの転職でもポテンシャル採用が狙えるため難易度は低めです。

    とくに20代前半であれば、第二新卒枠を狙うことができます

    ただし、大手企業は新卒採用がメインとなるため、中小企業を狙うと良いでしょう。

    また、20代後半で未経験から転職する場合は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に対応できる人材を目指すことがおすすめです。

    DXとは、デジタル技術を用いて生活・ビジネスが変容していくことで、DXに対応できる人材になることが未経験転職のアピールポイントになります。

    日頃から、さまざまなシステムのIT化やテクノロジーの発達に関する情報収集をしておきましょう。

    30代はマネジメント経験が求められる【難易度中】

    IT未経験の30代が転職する場合は、、マネジメント経験をアピールしましょう。

    20代に比べると、未経験からの転職難易度が高くなりますが、管理者としてのスキルがあれば30代でも採用される可能性があります。

    また、IT業界が未経験であっても、企画や折衝などの経験や、金融や物流などの専門的な業務知識があると有利です。

    より採用されやすい人材になるためには、エンジニアスクールでインフラエンジニアやテクニカルサポートのスキルを身につけておくと良いでしょう。

    40代は高いスキル・マネジメント能力が求められる【難易度高】

    40代で未経験からIT業界に転職するのは、非常に難易度が高いです。

    IT業界の経験者であっても、40代の人材には高いスキルと専門性が求められるからです。

    さらに、管理者としての実績が求められるため、実践的なマネジメント能力も求められるでしょう。

    40代で未経験からIT業界への転職を目指すなら、スクールでの学習はもちろん、マネジメント経験の実績を作っておくことおすすめします。

    IT業界未経験の女性は転職難易度が高い?

    IT業界はスキルがあれば男女問わず活躍できる業界なので、女性だからという理由で難易度が上がることはないでしょう。

    実際にITエンジニアとして活躍している女性もたくさんいます。

    ただし、先述したとおり30代・40代と年齢が上がるにつれて転職難易度が高まるため、転職を検討しているなら早めに行動しましょう。

    未経験の求人を探すなら転職エージェントに相談しよう

    業界未経験からIT業界に転職するのは、簡単ではありません。

    特に30代以上になると求人も少なくなってくるため、苦労するケースが多いでしょう。

    自力で見つける自信がない、時間がないという場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。

    転職エージェントとは、無料で転職の相談ができ、希望に合った求人を紹介してくれる転職支援サービスです。

    転職エージェントの仕組み

    独自の求人も扱っているため、一般には公開されてない未経験向けの求人が見つかる可能性もあります。

    また、面接対策や書類添削も無料で行ってくれるので、転職対策したい人にもおすすめです。

    ここでは、IT業界への転職におすすめの転職エージェントを3つご紹介します。

    IT業界への転職におすすめの転職エージェント

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    (最終更新:24年10月時点)

    IT業界へ転職するなら知っておくべきこと

    IT業界への転職は未経験からでも可能ですが、業界に関する知識が不足していると転職後に後悔してしまう恐れがあります。

    後悔のない転職を成功させるために、以下の内容をあらかじめ把握しておきましょう。

    IT業界へ転職する前に知っておくべきこと

    業界知識

    IT業界へ転職するなら、業界の知識はある程度身につけておきましょう。

    業界知識がないと話についていけなかったり、IT業界に対しての意欲が低いと思われてしまう可能性があるからです。

    最低限、以下の知識は身につけておくことをおすすめします。

    身につけておくべき業界知識

    • IT業界の分類(インターネット・通信・ハードウェア・ソフトウェア)
    • 専門用語(IoT・AI・アウトソーシングなど)

    なお、業界知識について深く学びたい場合は、「ITパスポート」に関する書籍で学習すると良いでしょう。

    おすすめ書籍

    キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和04年

    きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT 塾」のITパスポート試験本。すべての解説をイラストベースで行っているため、とてもわかりやすい。

    (参考元:Amazon

    また、ITエンジニアを目指している場合は、上記以外にプログラミング言語の知識も必要です。

    IT業界についてより詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    取得したい資格

    IT転職では資格は必須ではありませんが、資格を取得することで勉強している姿勢や意欲をアピールできます。

    未経験の人におすすめの資格は、以下の2つです。

    IT未経験者におすすめの資格

    • ITパスポート:ITについての基礎的な知識があることを証明できる資格
    • 基本情報技術者:実際に働くために必要な技術・実践力などが身についているか問われる資格

    それぞれの資格について、詳しく見ていきましょう。

    ITパスポート

    ITパスポート」とは、ITについて基礎的な知識があることを証明できる国家資格です。

    「初級システムアドミニストレータ」という資格は廃止されましたが、同等の知識を証明できるのがITパスポートです。

    ITパスポートの試験は、「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3分野に分かれています。

    それぞれの分類は、以下の通りです(参考:ユーキャン)。

    ITパスポートの3分野

    • ストラテジ系……経営戦略・システム戦略・マーケティング・法務関連
    • マネジメント系……システム開発・プロジェクト管理・サービス管理
    • テクノロジ系……二進法などの「数学的基礎理論」・PCの仕組み・アルゴリズム

    ITパスポートの資格を取得するなら、生涯学習の「ユーキャン」がおすすめです。

    基本情報技術者

    基本情報技術者」とは、高度なIT人材としての知識や技能を持ち、それを活用できる能力があると証明できる資格です。

    具体的には、企業経営や社会システムの課題を情報技術によって分析し、戦略立案に参加できる技術を身につけます。

    また、システムの設計・開発・運用にあたって、ソフトウェアの設計や開発ができる技術も習得します。

    基本情報技術者の試験は、午前と午後で150分ずつ約90問出題され、多肢選択式で回答します(参考:IPA 情報処理推進機構)。

    ITエンジニアの登竜門と呼ばれる資格のため、最初に取得しておきましょう。

    基本情報技術者の資格を取得するなら、「STUDing」の通信講座がおすすめです。

    基本情報技術者の勉強ならSTUDing

    STUDing」はスマホ・タブレット・PCなどで隙間時間にサクッと勉強できるオンライン講座です。

    専任講師による動画説明後に、一問一答形式の基礎問題集や過去問題集でアウトプットしながら学習を進めるため、効率よく勉強できます。

    コースは2種類あり、まったくの未経験ならITパスポートもまとめて学べる「基本情報技術者 初学者コース」がおすすめです。

    IT業界の忙しさ

    案件やプロジェクトにもよりますが、IT業界は開発したシステムの納期が近づくと忙しくなる傾向にあります。

    納期前に「予期せぬトラブル」や「クライアントからの急な仕様変更」があると、それらの対応に追われるからです。

    トラブルや仕様変更が発生しても納期に間に合わせる必要があるため、納期の直前は非常に忙しくなります。

    しかし、年中忙しいというわけではありません。

    スケジュール通りにプロジェクトが進んでいる場合や、プロジェクトが終了した後は定時退社できることが多いでしょう。

    未経験からIT業界への転職を成功させるコツ

    未経験からIT業界に転職するなら、コツを押さえて対策を立てることが大切です。

    IT業界への転職を成功させるには、以下の3つのコツを押さえておきましょう。

    転職エージェントやエンジニアスクールなども活用すると、さらに成功率がアップします。

    IT業界の転職成功のコツ

    転職フェアに参加する

    転職フェアにはさまざまな企業が参加しているため、今までは知らなかった魅力的な企業に出会えるかもしれません。

    各ブースでは採用担当者と直接話すことができるため、質問することはもちろん、アピールするチャンスもあります。

    そのまま個人面談をして、好感を持ってもらえれば書類選考なしで面接試験を受けられる可能性もあるでしょう。

    転職フェアは採用のチャンスをつかめる貴重な機会なので、ぜひ参加してみてください。

    面接で聞かれることを準備しておく

    面接で聞かれることは企業によってさまざまですが、多くの企業で共通して聞かれる質問があります。

    以下はよく聞かれる質問なので、あらかじめ回答を準備しておきましょう。

    IT業界の面接でよく聞かれる質問

    • IT業界に転職する理由
    • 企業への志望動機
    • 自主的に勉強をしているか
    • どんな仕事をしたいと思っているか
    • 今後のキャリアプランについて

    上記の質問にしっかりと回答するためにも、業界知識や資格の勉強をしておくことをおすすめします。

    また、志望動機やキャリアプランの回答に自信がない場合は「ワークポート」などの転職エージェントで面接対策のサポートを受けると安心です。

    丸井沙紀さん(監修者)

    丸井さん

    IT業界は常に勉強が必要な職種が多いので、「本当にITエンジニアとして長くやっていく覚悟があるか」を知るための質問が多いです。
    たとえば、「なぜIT業界なのか?」「なぜ○○エンジニアなのか?」などに対して、勉強している事やキャリアプランなど、IT業界に関わる事を具体的に述べる必要があります。
    IT業界には沢山の職種や技術、キャリアプランがあります。詳しく説明できない場合は、業界や職種について研究し、基礎的な勉強や資格取得など、具体的に話してPRできる材料を準備しておきましょう。

    履歴書だけでなくポートフォリオも作成する

    未経験からIT業界への転職を成功させるには、ポートフォリオを必ず作成しておきましょう。

    ポートフォリオとは、自分のスキルや技術を証明するための資料のことです。

    履歴書だけではIT業界の経験がわからないため、スキルや実績をアピールするためにもポートフォリオの作成がおすすめです。

    例えば、個人でWebサービスを立ち上げたり、スマホアプリを作ったりした経験があれば、実績としてアピールできます。

    実績がなくても、エンジニアスクールで知識を身につけておけば、自信を持って転職活動ができるでしょう。

    TechAcademy(テックアカデミー)」なら、転職サポートも付いているのでおすすめです。

    知識をつけてから転職したいなら転職サポート付のスクールを受講しよう

    プログラミング知識がなくても転職できるIT企業はありますが、完全未経験からの転職は難易度が高いです。

    また、まったく知識がないと研修で挫折してしまう可能性もあるので、できる限り事前にプログラミングの知識を身につけておきましょう。

    独学で勉強するのも良いですが、最短で実力をつけたいならプログラミングスクールに通うのがおすすめです。

    プログラミングを学べるほか、転職サポートも受けられるスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」をご紹介します。

    転職サポート付きのオンラインスクール「TechAcademy」

    TechAcademy(テックアカデミー)は転職支援サービスを受けられるプログラミングスクールで、プログラミング言語の基礎から応用まで学習できます。

    プログラミング言語を習得した後は、実際にWebサイトの作成・公開まで行うため、実践的な知識を身につけることが可能です。

    また、「現役エンジニアによるマンツーマン指導」や「不明点はチャットですぐ質問できる」など、未経験でも挫折しにくいサポートがあります。

    転職保証がついている「エンジニア転職保証コース」では、転職できなければ受講料を全額返金してもらえるので、安心して転職活動を進められるでしょう。

    テックアカデミー|基本情報

    運営会社キラメックス株式会社
    受講形態オンラインのみ
    対象地域全国どこでも
    年齢制限

    なし

    ※エンジニア転職保証コースは32歳以下に限り転職を保証

    受講料(税込)

    174,900円(税込)〜

    ※12週間Liteプラン139,700円(税込)~もご用意

    学べる言語

    PHP・Java・Ruby・HTML5/CSS3・SQL・JavaScript・Python・Swift・Kotlin・Unity・C#・Scala

    勉強時間の目安週20~25時間(8週間コースの場合)

    (最終更新:23年9月時点)

    まとめ

    IT業界は、まったくの未経験からでも転職できます

    この記事で解説した内容は、以下のとおりです。

    本記事の内容

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